(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022040981
(43)【公開日】2022-03-11
(54)【発明の名称】安全管理システム
(51)【国際特許分類】
H04N 7/18 20060101AFI20220304BHJP
G08B 25/00 20060101ALI20220304BHJP
H04Q 9/00 20060101ALI20220304BHJP
【FI】
H04N7/18 D
G08B25/00 510M
H04Q9/00 311J
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020145964
(22)【出願日】2020-08-31
(71)【出願人】
【識別番号】399040405
【氏名又は名称】東日本電信電話株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】縄田 将允
(72)【発明者】
【氏名】林崎 基之
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 徹
(72)【発明者】
【氏名】奥山 俊行
(72)【発明者】
【氏名】川▲崎▼ 敏行
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 宗徳
(72)【発明者】
【氏名】村田 高彦
【テーマコード(参考)】
5C054
5C087
5K048
【Fターム(参考)】
5C054CF01
5C054FC00
5C054FE09
5C054FE17
5C054FE28
5C087AA02
5C087AA09
5C087AA19
5C087AA37
5C087DD03
5C087FF01
5C087FF02
5C087FF23
5C087GG02
5C087GG06
5C087GG22
5C087GG83
5K048BA34
5K048BA41
5K048EB14
5K048EB15
5K048HA04
5K048HA06
5K048HA21
(57)【要約】
【課題】リアルタイムで的確な安全指導を実施可能にする。
【解決手段】安全管理システムは、工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置3と、映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する安全管理サーバ1と、映像を表示するとともに、安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末2を備える。また、撮影装置3は、三角コーン51に取り付け可能な支持台53に取り付けられて、三角コーン51の上に配置される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置と、
前記映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する映像解析装置と、
前記映像を表示するとともに、前記安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末を備える
安全管理システム。
【請求項2】
前記撮影装置は、三角コーンに取り付け可能な支持台に取り付けられて、三角コーンの上に配置される
請求項1に記載の安全管理システム。
【請求項3】
前記作業者が装着し、前記確認者端末との間で通話が可能なヘッドセットを備え、
前記ヘッドセットは、前記確認者端末から呼び出しがあったときに、前記作業者が所定コール内で応答しない場合は、自動的に応答する
請求項1または2に記載の安全管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、安全管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
日々、多数の工事現場において通信設備工事および設備保全工事が実施されている。少人数の工事現場も多く、全ての工事現場に安全確認者が常駐することは困難である。そのため、安全確認者は、各工事現場を巡回して安全管理を行っている。
【0003】
非特許文献1には、リモートで作業者の安全管理をするための安全管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】“作業員の安全管理サービス”、エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社、インターネット〈URL:https://www.ntt-at.co.jp/product/datasol_024/〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
安全確認者が各工事現場を巡回する場合、リアルタイムかつ真に実施が必要な安全指導が困難であるという問題があった。
【0006】
非特許文献1の安全管理システムは、作業者に装着したセンサから収集したデータを解析し、作業者の状態を管理するものである。非特許文献1の安全管理システムでは、個々の作業者が危険な状態になりそうなことを事前に察知できるが、安全管理者は、工事現場全体の安全性を確認して、工事現場の安全指導を行うことはできない。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、リアルタイムで的確な安全指導を実施可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様の安全管理システムは、工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置と、前記映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する映像解析装置と、前記映像を表示するとともに、前記安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、リアルタイムで的確な安全指導が実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本実施形態の安全管理システムの構成の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、確認者端末の表示画面の一例を示す図である。
【
図3】
図3は、確認者端末が工事現場の映像を表示した一例を示す図である。
【
図4】
図4は、撮影装置の配置の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、安全管理システムの処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0012】
図1は、本実施形態の安全管理システムの構成の一例を示す図である。同図に示す安全管理システムは、安全管理サーバ1、確認者端末2、各工事現場に配置される撮影装置3、および作業者が装着するヘッドセット4を備える。
【0013】
安全管理サーバ1は、各工事現場の撮影装置3から工事現場を撮影した映像を受信し、リアルタイムで映像を解析する。安全管理サーバ1は、確認者端末2へ映像を送信するとともに解析結果を通知する。解析結果は、安全確認者による安全確認が必要な映像であるか否かを示す情報を含む。安全管理サーバ1は、所定の通知判断ロジックで工事現場の映像が安全確認者による安全確認が必要な映像であるか否かを判断する。安全確認者は、確認者端末2で映像を確認し、必要であれば確認者端末2を操作して作業者の装着するヘッドセット4に発信し、作業者とリアルタイムにコミュニケーションをとる。以下、安全管理サーバ1について説明する。
【0014】
図1に示す安全管理サーバ1は、受信部11、解析部12、通知部13、学習部14、および蓄積部15を備える。安全管理サーバ1が備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは安全管理サーバ1が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。安全管理サーバ1の各部の処理を複数台のコンピュータに分散してもよいし、安全管理サーバ1をクラウド上の仮想マシンで実現してもよい。
【0015】
受信部11は、各工事現場の撮影装置3から工事現場を撮影した映像を受信し、受信した映像を解析部12へ送信するとともに、蓄積部15に蓄積する。受信部11は、受信した映像とその映像を撮影した撮影装置3との対応関係を把握しており、映像に撮影装置3の名前(撮影装置3の識別子でもよい)を関連付ける。
【0016】
解析部12は、AIによる物体検出技術を活用して映像を解析し、各工事現場の映像の中から安全確認が必要な映像を検出する。例えば、安全確認が必要な映像として、作業者の位置を検出して作業者が高所で作業する高所作業中である工事現場の映像を検出したり、三角コーンや工事車両の位置を検出して三角コーンの配置が不適切な工事現場の映像を検出したりする。
【0017】
通知部13は、各工事現場の映像を確認者端末2へ配信するとともに、解析部12の検出した安全確認が必要な映像を確認者端末2へ通知する。通知部13は、解析部12の検出した映像だけでなく、受信した全ての映像を確認者端末2へ配信する。通知部13は、解像度を低くしたり、フレームレートを落としたりした映像を確認者端末2へ配信してもよい。通知部13は、確認者端末2からの要求により、高解像度の映像を配信してもよい。
【0018】
学習部14は、蓄積部15に蓄積された映像にタグを付与したものを教師データとして学習し、解析部12の検出精度向上を図る。
【0019】
蓄積部15は、各工事現場の撮影装置3からの映像を蓄積する。蓄積された映像は、学習部14による解析部12の学習に用いられる。
【0020】
確認者端末2は、安全管理サーバ1から工事現場の映像を受信して表示する。確認者端末2は、安全確認が必要な映像の通知を受信したときに、安全確認者に知らせる。確認者端末2は、音により通知を受信したことを知らせてもよいし、確認者端末2の画面上で通知を受信したことを知らせてもよい。
【0021】
図2に、確認者端末2の表示画面100の一例を示す。同図に示す表示画面100では、複数の工事現場の映像110が並べて表示されている。映像110の上にはその映像110を撮影した撮影装置3の名称120が表示されている。安全確認が必要な映像110は、枠130などが付けられて強調表示される。なお、
図2の表示画面100は一例であり、これに限るものではない。
【0022】
図2の表示画面100の映像110の一覧から映像110が選択されると、
図3に示すように、確認者端末2の表示画面200には、選択された映像が拡大表示される。ある映像を拡大表示するとき、確認者端末2は、高解像度の映像を安全管理サーバ1に要求してもよい。安全確認者は、拡大表示された映像を見ながら安全指導すべき点を確認する。
【0023】
映像内の工事現場の作業者とコミュニケーションを取りたいとき、安全確認者は、表示画面200内の電話アイコン210を選択する。これにより、映像の工事現場の作業者の装着するヘッドセット4を呼び出すことができる。撮影装置3とヘッドセット4とは組になっており、工事現場の映像を撮影した撮影装置3が分かれば、撮影装置3と組になるヘッドセット4が分かる。例えば、安全管理サーバ1または確認者端末2が撮影装置3とヘッドセット4(作業者の連絡先でもよい)とを関連付けたテーブルを保持し、電話アイコン210が選択されたときに、表示中の映像を撮影した撮影装置3を特定し、作業者の連絡先を取得して、作業者を呼び出す。
【0024】
ヘッドセット4は、確認者端末2から呼び出しがあったときに、作業者が所定コール内(例えば3コール内)で応答しない場合は、ヘッドセット4が自動的に応答(オフフック)し、安全確認者と作業者との間で通話をできるようにしてもよい。作業者が作業中であり、手が離せない場合であっても、ヘッドセット4が自動で応答するので、安全確認者と作業者との間で通話が可能になる。
【0025】
撮影装置3は、工事現場において、作業者が作業する場所を撮影するカメラである。撮影装置3は、工事現場の映像を撮影する機能および撮影した映像を安全管理サーバ1へ送信する機能を有する。撮影装置3は、撮影範囲が分かるように、撮影した映像を表示する機能を備えてもよい。工事現場では電源を確保できないこともありうるので、撮影装置3はバッテリーを内蔵するとよい。また、雨、風、あるいは雪の中で作業することもあるので、撮影装置3は、雨、風、および雪に耐えうるボディであるとよい。
【0026】
図4に示すように、撮影装置3は、三角コーン51の上部に配置される。
図4の例では、三角コーン51の上部に、三角コーン用のアダプター52を取り付けて、アダプター52に撮影装置3の支持台53を載せている。
【0027】
アダプター52には、三角コーン51に反射板や警告灯を取り付けるためのものを利用できる。上部がカットされた三角コーン51を用いれば、アダプター52は不要である。
【0028】
支持台53は、撮影装置3を取り付け可能で、撮影装置3の仰角を自由に変更できるものがよい。水平方向については、支持台53を三角コーン51に載せるときに調整できる。支持台53の下面に凸部を備えて、凸部をアダプター52に挿入できると、撮影装置3をより安定的に三角コーン51に配置できる。
【0029】
工事現場には、三角コーン51を必ず持っていくので、三角コーン51に取り付け可能な支持台53に撮影装置3を取り付けて、撮影装置3を三角コーン51の上に配置できるようにすることで、撮影装置3を配置するための三脚などが不要であって、さらに、撮影装置3の工事現場への配置も容易である。
【0030】
次に、
図5のフローチャートを参照し、本実施形態の安全管理システムの処理の流れについて説明する。
【0031】
まず、作業者は、工事現場に到着すると、作業車両から三角コーンとコーンバーを取り出し、三角コーンとコーンバーを工事現場に配置して保安柵を設置する。そして、作業者は、撮影装置3を支持台53に取り付けて、三角コーン51上に配置する。撮影装置3を配置する三角コーン51は、保安柵に用いた三角コーン51でもよいし、保安柵とは別に配置した三角コーン51でもよい。作業者は、撮影装置3の電源をオンにして、撮影装置3の撮影範囲を確認する。撮影範囲は、例えば、作業者が作業する場所の全体が撮影されていればよい。撮影装置3の配置が終わると、撮影装置3は工事現場の撮影および撮影した映像の送信を開始する。
【0032】
ステップS11にて、安全管理サーバ1は、撮影装置3の撮影した映像を受信する。
【0033】
ステップS12にて、安全管理サーバ1は、受信した映像を解析する。複数の撮影装置3から映像を受信した場合、安全管理サーバ1は各映像を解析する。
【0034】
ステップS13にて、安全管理サーバ1は、映像の解析結果から、安全確認が必要な工事現場が存在するか否か判定する。
【0035】
安全確認が必要な工事現場が存在しない場合、安全管理サーバ1は、次の映像の受信を待つ。
【0036】
安全確認が必要な工事現場が存在する場合、ステップS14にて、安全管理サーバ1は、確認者端末2へ安全確認が必要な工事現場を検出したことを通知する。
【0037】
安全確認者は、通知された工事現場の映像を確認する。安全確認者は、作業者に安全指導を行った方がよいと考えた場合、ステップS15にて、確認者端末2から作業者のヘッドセット4を呼び出して作業者との間で通話する。
【0038】
以上の処理により、安全管理サーバ1によって安全確認が必要な工事現場の映像が絞り込まれて、安全確認者は、その映像を確認し、その映像の工事現場の作業者と通話できるので、安全確認者は、リモートでリアルタイムに的確な安全指導を実施できる。
【0039】
次に、学習部14による学習について説明する。
【0040】
学習部14は、解析部12の検出精度向上を図るために、蓄積部15に蓄積された映像にタグを付与したものを教師データとして学習する。例えば、映像内の作業者、電柱、三角コーン、バケット、および梯子などの物体が存在する領域に、その物体を表すタグを付与して教師データを生成し、学習部14に教師データを学習させて、映像内から物体を検出する精度の向上を図る。学習部14は、映像から検出された物体の位置関係に応じて、高所作業の工事現場や飛び込み事故が発生しそうな工事現場を検出する通知判断ロジックを構築する。例えば、学習部14は、電柱と作業者の位置関係から高所作業の工事現場の映像であるか否か判断し、三角コーンとバケットの位置関係から飛び込み事故が発生しそうな工事現場の映像であるか否かを判断するような通知判断ロジックを構築する。飛び込み事故とは、車高の高いトラックなどがバケットに接触する事故である。保安柵からはみ出た位置にバケットが存在する場合は、飛び込み事故が発生する可能性がある。
【0041】
以上説明したように、本実施形態の安全管理システムは、工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置3と、映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する安全管理サーバ1と、映像を表示するとともに、安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末2を備える。これにより、多くの映像の中から真に確認が必要な工事現場の映像を特定し、その工事現場の作業者とのコミュニケーションが可能になるので、多数の工事現場に対して限られた人員でも、リアルタイムで的確な安全指導が実施できる。
【0042】
本実施形態では、撮影装置3を支持台53に取り付けて三角コーン51の上に配置するので、撮影装置3を設置するための三脚などを工事現場に持っていく必要がなくなる。
【0043】
本実施形態では、ヘッドセット4は、確認者端末2から呼び出しがあったときに、作業者が所定コール内で応答しない場合は、自動的に応答することにより、作業者が作業中で手が離せない場合であっても、安全確認者は作業者との間でコミュニケーションを取ることが可能になる。
【符号の説明】
【0044】
1…安全管理サーバ
11…受信部
12…解析部
13…通知部
14…学習部
15…蓄積部
2…確認者端末
3…撮影装置
4…ヘッドセット
【手続補正書】
【提出日】2021-12-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置と、
前記映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する映像解析装置と、
前記映像を表示するとともに、前記安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末を備え、
前記映像解析装置は、映像内の物体が存在する領域に当該物体を表すタグを付与した教師データを学習した学習モデルに前記工事現場を撮影した映像を入力して当該映像内から物体を検出し、検出した物体の位置関係に基づき、当該工事現場の安全確認が必要であるか否かを判定する
安全管理システム。
【請求項2】
前記撮影装置は、三角コーンに取り付け可能な支持台に取り付けられて、三角コーンの上に配置される
請求項1に記載の安全管理システム。
【請求項3】
前記作業者が装着し、前記確認者端末との間で通話が可能なヘッドセットを備え、
前記ヘッドセットは、前記確認者端末から呼び出しがあったときに、前記作業者が所定コール内で応答しない場合は、自動的に応答する
請求項1または2に記載の安全管理システム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本発明の一態様の安全管理システムは、工事現場を撮影して映像を送信する1台以上の撮影装置と、前記映像を解析し、安全確認が必要な映像を特定して通知する映像解析装置と、前記映像を表示するとともに、前記安全確認が必要な映像の工事現場の作業者との通話を可能にする確認者端末を備え、前記映像解析装置は、映像内の物体が存在する領域に当該物体を表すタグを付与した教師データを学習した学習モデルに前記工事現場を撮影した映像を入力して当該映像内から物体を検出し、検出した物体の位置関係に基づき、当該工事現場の安全確認が必要であるか否かを判定する。