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特開2022-41527画像表示システム、ドライブレコーダ、画像表示用サーバ、及び画像表示用プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022041527
(43)【公開日】2022-03-11
(54)【発明の名称】画像表示システム、ドライブレコーダ、画像表示用サーバ、及び画像表示用プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20220304BHJP
   G07C 5/00 20060101ALI20220304BHJP
【FI】
G06F13/00 520A
G07C5/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020146767
(22)【出願日】2020-09-01
(71)【出願人】
【識別番号】391019681
【氏名又は名称】株式会社コムテック
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】石川 晃平
【テーマコード(参考)】
3E138
5B084
【Fターム(参考)】
3E138AA07
3E138MA01
3E138MB08
3E138MC14
3E138MD05
5B084AA01
5B084AA03
5B084AA11
5B084AB06
5B084AB31
5B084BB11
5B084CA02
5B084CA11
5B084CC08
5B084CD07
5B084CD22
5B084DC02
5B084DC03
(57)【要約】
【課題】通信量の増加を抑制しつつ、ドライブレコーダがアップロードできなかった画像をユーザ端末に再送できる画像表示システムを提供する。
【解決手段】本開示は、ドライブレコーダと、サーバと、ユーザ端末とを備える画像表示システムである。サーバは、ドライブレコーダが撮影した画像をユーザ端末に転送する転送部を有する。ユーザ端末は、転送部が転送した画像を表示する画像表示部と、ドライブレコーダが撮影した画像のうちサーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するリスト表示部と、リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバに送信する画像要求部とを有する。転送部は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダからユーザ端末に転送する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に搭載され、前記車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダと、
無線通信回線を介して前記ドライブレコーダと通信可能なサーバと、
前記サーバと通信可能なユーザ端末と、
を備え、
前記サーバは、前記ドライブレコーダが撮影した前記画像を前記ユーザ端末に転送するように構成された転送部を有し、
前記ユーザ端末は、
前記転送部が転送した前記画像を表示するように構成された画像表示部と、
前記ドライブレコーダが撮影した前記画像のうち、前記サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、
前記リストからユーザにより選択された前記未送信画像の送信要求を前記サーバに送信するように構成された画像要求部と、
を有し、
前記転送部は、前記送信要求を受けた前記未送信画像を前記ドライブレコーダから前記ユーザ端末に転送するように構成される、画像表示システム。
【請求項2】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記ユーザ端末は、前記リストの更新要求を前記サーバに送信するように構成されたリスト要求部を有し、
前記サーバは、前記更新要求を受けて、前記リスト表示部に表示されている前記リストを示す確認用リスト情報を前記ドライブレコーダに送信するように構成されたリスト確認部を有し、
前記ドライブレコーダは、前記リスト確認部から受信した前記確認用リスト情報と、前記ドライブレコーダに記憶された最新リストを示す最新リスト情報とを比較するように構成されたリスト比較部を有し、
前記リスト比較部は、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致する場合は、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致することを示す一致情報を前記リスト確認部に返信し、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致しない場合は、前記最新リストを前記リスト確認部に返信するように構成され、
前記リスト確認部は、前記リスト比較部から前記最新リストが返信された場合に、前記最新リストを前記ユーザ端末に送信するように構成され、
前記リスト表示部は、前記リスト確認部から前記最新リストが送信された場合に、前記最新リストを前記リストとして表示するように構成される、画像表示システム。
【請求項3】
請求項1に記載の画像表示システムであって、
前記サーバは、前記送信要求を受けて、前記リスト表示部に表示されている前記リストを示す確認用リスト情報を前記ドライブレコーダに送信するように構成されたリスト確認部を有し、
前記ドライブレコーダは、前記リスト確認部から受信した前記確認用リスト情報と、前記ドライブレコーダに記憶された最新リストを示す最新リスト情報とを比較するように構成されたリスト比較部を有し、
前記リスト比較部は、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致する場合は、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致することを示す一致情報を前記リスト確認部に返信し、前記確認用リスト情報と前記最新リスト情報とが一致しない場合は、前記最新リストを前記リスト確認部に返信するように構成され、
前記リスト確認部は、前記リスト比較部から前記一致情報が返信された場合は、前記送信要求を受けた前記未送信画像を前記ドライブレコーダから前記ユーザ端末に前記転送部によって転送し、前記リスト比較部から前記最新リストが返信された場合は、前記最新リストを前記ユーザ端末に送信するように構成され、
前記リスト表示部は、前記リスト確認部から前記最新リストが送信された場合に、前記最新リストを前記リストとして表示するように構成される、画像表示システム。
【請求項4】
車両に搭載され、前記車両の周囲の画像を撮影可能、かつ、ユーザ端末と通信可能なサーバと無線通信回線を介して通信可能なドライブレコーダであって、
前記サーバは、前記ドライブレコーダが撮影した前記画像を前記ユーザ端末に転送するように構成された転送部を有し、
前記ユーザ端末は、
前記転送部が転送した前記画像を表示するように構成された画像表示部と、
前記ドライブレコーダが撮影した前記画像のうち、前記サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、
前記リストからユーザにより選択された前記未送信画像の送信要求を前記サーバに送信するように構成された画像要求部と、
を有し、
前記転送部は、前記送信要求を受けた前記未送信画像を前記ドライブレコーダから前記ユーザ端末に転送するように構成される、ドライブレコーダ。
【請求項5】
ユーザ端末との通信と、車両に搭載され、前記車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダとの無線通信回線を介した通信とが可能な画像表示用サーバであって、
前記ドライブレコーダが撮影した前記画像を前記ユーザ端末に転送するように構成された転送部を備え、
前記ユーザ端末は、
前記転送部が転送した前記画像を表示するように構成された画像表示部と、
前記ドライブレコーダが撮影した前記画像のうち、前記画像表示用サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、
前記リストからユーザにより選択された前記未送信画像の送信要求を前記画像表示用サーバに送信するように構成された画像要求部と、
を有し、
前記転送部は、前記送信要求を受けた前記未送信画像を前記ドライブレコーダから前記ユーザ端末に転送するように構成される、画像表示用サーバ。
【請求項6】
コンピュータを、車両に搭載され、前記車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダとの無線通信回線を介した通信が可能なサーバと通信するユーザ端末として機能させるための画像表示用プログラムであって、
前記サーバによって前記ユーザ端末に転送される、前記ドライブレコーダが撮影した前記画像を表示することと、
前記ドライブレコーダが撮影した前記画像のうち、前記サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示することと、
前記リストからユーザにより選択された前記未送信画像の送信要求を前記サーバに送信することと、
前記サーバによって前記ドライブレコーダから転送される、前記送信要求を受けた前記未送信画像を表示することと、
をコンピュータに実行させる、画像表示用プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像表示システム、ドライブレコーダ、画像表示用サーバ、及び画像表示用プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるドライブレコーダにおいて、サーバを経由して撮影した画像又は映像をユーザ端末に送信するシステムが公知である(特許文献1参照)。このようなサーバを介したシステムを用いて車両周囲の画像を取得する場合、ユーザ端末が発信した撮影要求をサーバ経由でドライブレコーダに通知することで、ドライブレコーダにより任意の時点の画像を撮影できる。
【0003】
このようにして撮影が行われた後、ドライブレコーダは、撮影した画像をサーバに送信する。サーバは、ドライブレコーダから送信された画像をユーザ端末に転送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016-91267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のシステムにおいて、通信途絶等の通信不具合によって、ドライブレコーダからサーバへ画像がアップロードできない場合が生じ得る。この場合、ドライブレコーダに自動で画像を再アップロードさせると、通信不具合が解消しない状態でのアップロードの繰り返しや不要となった画像の送信による、無用な通信が発生する場合がある。そのため、例えば、パケット通信のデータ量に上限がある場合等に、必要な通信が制限されるおそれがある。
【0006】
本開示の一局面は、通信量の増加を抑制しつつ、ドライブレコーダがアップロードできなかった画像をユーザ端末に再送できる画像表示システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、車両に搭載され、車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダと、無線通信回線を介してドライブレコーダと通信可能なサーバと、サーバと通信可能なユーザ端末と、を備える画像表示システムである。サーバは、ドライブレコーダが撮影した画像をユーザ端末に転送するように構成された転送部を有する。
【0008】
ユーザ端末は、転送部が転送した画像を表示するように構成された画像表示部と、ドライブレコーダが撮影した画像のうち、サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバに送信するように構成された画像要求部と、を有する。転送部は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダからユーザ端末に転送するように構成される。
【0009】
このような構成によれば、ユーザ端末の画像要求部からの送信要求を受けてドライブレコーダからユーザ端末に未送信画像が転送されるため、通信不具合時のアップロードの繰り返しや、不要な画像のアップロードが回避される。その結果、ドライブレコーダとサーバとの間の通信量の増加を抑制しつつ、ドライブレコーダがアップロードできなかった画像をユーザ端末に再送できる。
【0010】
本開示の一態様では、ユーザ端末は、リストの更新要求をサーバに送信するように構成されたリスト要求部を有してもよい。サーバは、更新要求を受けて、リスト表示部に表示されているリストを示す確認用リスト情報をドライブレコーダに送信するように構成されたリスト確認部を有してもよい。ドライブレコーダは、リスト確認部から受信した確認用リスト情報と、ドライブレコーダに記憶された最新リストを示す最新リスト情報とを比較するように構成されたリスト比較部を有してもよい。
【0011】
リスト比較部は、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致する場合は、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致することを示す一致情報をリスト確認部に返信し、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致しない場合は、最新リストをリスト確認部に返信するように構成されてもよい。リスト確認部は、リスト比較部から最新リストが返信された場合に、最新リストをユーザ端末に送信するように構成されてもよい。リスト表示部は、リスト確認部から最新リストが送信された場合に、最新リストをリストとして表示するように構成されてもよい。
【0012】
このような構成によれば、ユーザ端末に表示されるリストと、ドライブレコーダが記憶する最新リストとを一致させることができる。そのため、未送信画像の再送前に新たな画像が撮影された場合でも、ユーザが選択した画像と再送される画像とを一致させることができる。また、リストが一致しなかった場合のみ最新リストを送信することで、サーバとユーザ端末との間の通信量が低減される。
【0013】
本開示の一態様では、サーバは、送信要求を受けて、リスト表示部に表示されているリストを示す確認用リスト情報をドライブレコーダに送信するように構成されたリスト確認部を有してもよい。ドライブレコーダは、リスト確認部から受信した確認用リスト情報と、ドライブレコーダに記憶された最新リストを示す最新リスト情報とを比較するように構成されたリスト比較部を有してもよい。
【0014】
リスト比較部は、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致する場合は、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致することを示す一致情報をリスト確認部に返信し、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致しない場合は、最新リストをリスト確認部に返信するように構成されてもよい。リスト確認部は、リスト比較部から一致情報が返信された場合は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダからユーザ端末に転送部によって転送し、リスト比較部から最新リストが返信された場合は、最新リストをユーザ端末に送信するように構成されてもよい。リスト表示部は、リスト確認部から最新リストが送信された場合に、最新リストをリストとして表示するように構成されてもよい。
【0015】
このような構成によれば、未送信画像の送信要求時に自動的にユーザ側リストを更新して、ユーザが選択した画像と再送される画像とを一致させることができる。また、画像の送信要求がリストの更新要求を兼ねることで、サーバとユーザ端末との間の通信量が低減される。
【0016】
本開示の別の態様は、車両に搭載され、車両の周囲の画像を撮影可能、かつ、ユーザ端末と通信可能なサーバと無線通信回線を介して通信可能なドライブレコーダである。サーバは、ドライブレコーダが撮影した画像をユーザ端末に転送するように構成された転送部を有する。
【0017】
ユーザ端末は、転送部が転送した画像を表示するように構成された画像表示部と、ドライブレコーダが撮影した画像のうち、サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバに送信するように構成された画像要求部と、を有する。転送部は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダからユーザ端末に転送するように構成される。
【0018】
本開示の別の態様は、ユーザ端末との通信と、車両に搭載され、車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダとの無線通信回線を介した通信とが可能な画像表示用サーバである。画像表示用サーバは、ドライブレコーダが撮影した画像をユーザ端末に転送するように構成された転送部を備える。
【0019】
ユーザ端末は、転送部が転送した画像を表示するように構成された画像表示部と、ドライブレコーダが撮影した画像のうち、画像表示用サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示するように構成されたリスト表示部と、リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求を画像表示用サーバに送信するように構成された画像要求部と、を有する。転送部は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダからユーザ端末に転送するように構成される。
【0020】
本開示の別の態様は、コンピュータを、車両に搭載され、車両の周囲の画像を撮影可能なドライブレコーダとの無線通信回線を介した通信が可能なサーバと通信するユーザ端末として機能させるための画像表示用プログラムである。
【0021】
画像表示用プログラムは、サーバによってユーザ端末に転送される、ドライブレコーダが撮影した画像を表示することと、ドライブレコーダが撮影した画像のうち、サーバに送信されていない未送信画像のリストを表示することと、リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバに送信することと、サーバによってドライブレコーダから転送される、送信要求を受けた未送信画像を表示することと、をコンピュータに実行させる。
【0022】
これらのような構成によれば、通信量の増加を抑制しつつ、ドライブレコーダがアップロードできなかった画像をユーザ端末に再送できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1図1は、実施形態における画像表示システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図2図2は、図1の画像バッファに記憶される画像の一例である。
図3図3は、図1のリスト表示部に表示されるリストの一例である。
図4図4は、図1の画像表示システムにおける画像撮影時の通信を概略的に示すタイムチャートである。
図5図5は、図1の画像表示システムにおける画像再送時の通信を概略的に示すタイムチャートである。
図6図6は、図1のサーバが実行するリスト更新処理を概略的に示すフロー図である。
図7図7は、図1のサーバが実行する画像再送処理を概略的に示すフロー図である。
図8図8は、図1とは異なる実施形態における画像表示システムの構成を概略的に示すブロック図である。
図9図9は、図8の画像表示システムにおける画像再送時の通信を概略的に示すタイムチャートである。
図10図10は、図8のサーバが実行する画像再送処理を概略的に示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本開示が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す画像表示システム1は、ドライブレコーダ10と、サーバ30と、ユーザ端末50とを備える。
【0025】
<ドライブレコーダ>
ドライブレコーダ10は、車両に搭載され、車両の周囲の画像を撮影可能である。また、ドライブレコーダ10は、サーバ30と無線通信回線を介して通信可能である。ドライブレコーダ10は、カメラ11と、通信モジュール12とを有する。
【0026】
(カメラ)
カメラ11は、例えば車両の前方を少なくとも含む車両の周囲の画像を撮影するように構成されている。カメラ11が撮影した画像は、画像データとして通信モジュール12の画像バッファ12Aに記憶される。
【0027】
(通信モジュール)
通信モジュール12は、カメラ11が撮影した画像をサーバ30へ送信するように構成されている。通信モジュール12は、画像バッファ12Aと、通信インタフェース12Bと、リスト記憶部12Cと、リスト比較部12Dとを有する。
【0028】
画像バッファ12Aは、カメラ11が撮影した画像のうち、サーバ30に送信できなかった画像を画像データとして記憶する。画像バッファ12Aは、例えばフラッシュメモリ等の記憶媒体によって構成される。画像バッファ12Aは、図2に示すように、複数の画像を記憶可能である。
【0029】
画像バッファ12Aは、記憶可能な画像数の上限を有する。そのため、画像バッファ12Aに新たな画像が追加されると、日時の最も古い画像が消去される。また、通信モジュール12は、サーバ30にアップロードが完了した画像を画像バッファ12Aから削除する。
【0030】
通信インタフェース12Bは、インターネット等の広域ネットワークを介して、サーバ30と無線通信するための機器である。通信インタフェース12Bは、サーバ30との間でデータ及び信号を送受信するように構成されている。
【0031】
リスト記憶部12Cは、画像バッファ12Aに現在記憶されている画像のうち、サーバ30にアップロードされていない未送信画像を列記した最新リストを記憶する。リスト記憶部12Cは、例えばフラッシュメモリ等の記憶媒体によって構成される。
【0032】
リスト記憶部12Cに記憶される最新リストは、画像バッファ12Aに新たな画像が追加される(つまり古い画像と置き換えられる)度に、例えばリスト比較部12Dによって更新される。
【0033】
リスト比較部12Dは、リスト記憶部12Cに記憶されている最新リストを示す最新リスト情報と、後述するサーバ30のリスト確認部33から受信した確認用リスト情報とを比較するように構成されている。リスト比較部12Dは、プログラムを記憶した記憶媒体と、プログラムを実行するプロセッサとによって構成される。
【0034】
リスト比較部12Dは、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致する場合は、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致することを示す一致情報をリスト確認部33に返信する。一方、リスト比較部12Dは、確認用リスト情報と最新リスト情報とが一致しない場合は、最新リストをリスト確認部33に返信する。
【0035】
<サーバ>
サーバ30は、複数のユーザ端末50との通信と、車両に搭載されたドライブレコーダ10との無線通信回線を介した通信とが可能である。
【0036】
サーバ30は、例えば、プロセッサと、記憶媒体と、通信インタフェースとを備えるコンピュータにより構成される。サーバ30は、指示部31と、転送部32と、リスト確認部33とを有する。
【0037】
(指示部)
指示部31は、ユーザ端末50からの撮影要求を受けて、ドライブレコーダ10に対し、カメラ11によって車両の周囲画像を撮影する(つまりスナップショット画像を取得する)ように指示する。
【0038】
指示部31は、ユーザ端末50から受信した撮影要求の有無(つまりフラグ)を記録するためのメモリを有する。指示部31に記録された撮影要求を示すフラグは、ドライブレコーダ10からの撮影応答を受けて消去される。
【0039】
(転送部)
転送部32は、ドライブレコーダ10が撮影した画像をユーザ端末50に転送するように構成されている。具体的には、転送部32は、ドライブレコーダ10の画像バッファ12Aに記憶された画像を受信し、受信した画像をさらにユーザ端末50の画像表示部51Aに送信する。
【0040】
また、転送部32は、後述するユーザ端末50から送信要求を受けた未送信画像を、ドライブレコーダ10の画像バッファ12Aからユーザ端末50に転送する機能も有している。
【0041】
(リスト確認部)
リスト確認部33は、後述するユーザ端末50からの更新要求を受けて、リスト表示部51Bに表示されているリストを示す確認用リスト情報をドライブレコーダ10のリスト比較部12Dに送信するように構成されている。
【0042】
また、リスト確認部33は、確認用リスト情報の送信後、リスト比較部12Dから最新リストが返信された場合に、返信された最新リストをユーザ端末50に送信するように構成されている。
【0043】
<ユーザ端末>
ユーザ端末50は、インターネット等の広域ネットワークを介して、サーバ30と通信可能である。ユーザ端末50は、例えば、プロセッサと、記憶媒体と、入出力部と、通信インタフェースとを備えるコンピュータにより構成される。
【0044】
ユーザ端末50としては、例えば、スマートフォン、タブレット等の汎用型の携帯端末が使用できる。また、ユーザ端末50として、施設に設置されたパーソナルコンピュータも使用できる。ユーザ端末50は、表示装置51と、入力装置52と、処理装置53とを有する。
【0045】
(表示装置)
表示装置51は、ドライブレコーダ10が撮影した画像、未送信画像のリスト等を表示するディスプレイである。表示装置51は、画像表示部51Aと、リスト表示部51Bとを有する。
【0046】
画像表示部51Aは、サーバ30の転送部32が転送した画像を表示するように構成されている。つまり、画像表示部51Aは、ドライブレコーダ10が撮影した画像を表示する。
【0047】
リスト表示部51Bは、ドライブレコーダ10が撮影した画像のうち、サーバ30に送信されていない未送信画像のリスト(以下、「ユーザ側リスト」ともいう。)を表示するように構成されている。
【0048】
図3に示すように、ユーザ側リストには、例えば、未送信画像の撮影日時が表示される。ユーザ側リストは、未送信画像が発生した(つまり、画像のアップロードができなかった)後に、ドライブレコーダ10によってサーバ30に送信され、さらに、サーバ30からユーザ端末50に送信される。
【0049】
また、リスト表示部51Bは、サーバ30のリスト確認部33から最新リストが送信された場合に、最新リストをユーザ側リストとして表示する。つまり、リスト表示部51Bは、リスト確認部33から送信される最新リストによってユーザ側リストを更新する。
【0050】
画像表示部51Aによって表示される画像と、リスト表示部51Bによって表示されるユーザ側リストとは、表示装置51の画面において異なる領域に同時に表示されてもよい。また、画像とユーザ側リストとは、入力装置52を介したユーザの操作によって個別に表示の有無が切り替えられてもよい。
【0051】
(入力装置)
入力装置52は、ユーザの操作によって処理装置53への指示を入力する機器である。入力装置52としては、例えば、タッチパネル、キーボード、ポインティングディバイス等が使用できる。
【0052】
(処理装置)
処理装置53は、表示装置51に画像を表示するための処理を実行するプロセッサである。処理装置53は、撮影要求部53Aと、画像要求部53Bと、リスト要求部53Cとを有する。
【0053】
撮影要求部53Aは、ドライブレコーダ10にスナップショット画像の撮影を要求するように構成されている。具体的には、撮影要求部53Aは、入力装置52を介した撮影指令の入力を受けて、サーバ30の指示部31に撮影要求を送信する。
【0054】
画像要求部53Bは、ユーザ側リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバ30の転送部32に送信するように構成されている。送信要求の対象となる未送信画像は、リスト表示部51Bに表示されたユーザ側リストにおいて、入力装置52によって選択及び決定される。
【0055】
リスト要求部53Cは、ユーザ側リストの更新要求をサーバ30に送信するように構成されている。具体的には、リスト要求部53Cは、入力装置52を介したリスト更新指令の入力を受けて、サーバ30のリスト確認部33に更新要求を送信する。
【0056】
(プログラム)
ユーザ端末50には、コンピュータをユーザ端末50として機能させるための画像表示用プログラムがインストールされている。
【0057】
ユーザ端末50は、画像表示用プログラムによって、サーバ30によってユーザ端末50に転送される、ドライブレコーダ10が撮影した画像を表示することと、ドライブレコーダ10が撮影した画像のうち、サーバ30に送信されていない未送信画像のユーザ側リストを表示することと、ユーザ側リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバ30に送信することと、サーバ30によってドライブレコーダ10から転送される、送信要求を受けた未送信画像を表示することと、を実行する。
【0058】
また、ユーザ端末50は、画像表示用プログラムによって、ユーザ側リストの更新要求をサーバ30に送信することと、リスト確認部33によってドライブレコーダ10から転送された最新リストをユーザ側リストとして表示することと、を実行する。
【0059】
<通信>
以下、ドライブレコーダ10と、サーバ30と、ユーザ端末50との通信について説明する。
【0060】
図4は、画像を撮影する際の通信の一例である。この例では、ユーザ端末50において、ユーザの操作によって撮影要求部53Aから撮影要求がサーバ30に送信される。一方、ドライブレコーダ10は、定期的にサーバ30に要求確認を行う。
【0061】
サーバ30は、撮影要求を受信しているとき(つまり撮影要求が有ることを示すフラグが存在するとき)にドライブレコーダ10から要求確認があると、ドライブレコーダ10に撮影を指示する。撮影指示を受けたドライブレコーダ10は、カメラ11によって撮影を行う。
【0062】
ドライブレコーダ10は、撮影完了後、撮影応答を送信する。撮影応答を受信したサーバ30は、撮影要求をクリアする(つまりフラグを消去する)と共に、ドライブレコーダ10に撮影完了通知を送信する。
【0063】
撮影完了通知を受信したドライブレコーダ10は、撮影した画像をサーバ30に送信する。サーバ30は、画像の受信完了後、送信完了通知をドライブレコーダ10に送信する。また、受信した画像をユーザ端末50に転送する。ユーザ端末50は、転送された画像を表示する。
【0064】
図5は、ドライブレコーダ10からサーバ30にアップロードできなかった画像を再送する際の通信の一例である。この例では、まず、ユーザ端末50において、ユーザの操作によってリスト要求部53Cからユーザ側リストの更新要求がサーバ30に送信される。
【0065】
更新要求を受信したサーバ30は、確認用リスト情報をドライブレコーダ10に送信する。確認用リスト情報を受信したドライブレコーダ10は、確認用リスト情報と最新リスト情報とを比較し、一致情報又は最新リストをサーバ30に送信する。
【0066】
ここで、確認用リスト情報及び最新リスト情報としては、例えば、各リストに付されたID、チェックサム、ハッシュ値等が使用できる。
【0067】
サーバ30は、ドライブレコーダ10から最新リストが送られた場合は、この最新リストをユーザ端末50に送信する。ユーザ端末50は、受信した最新リストを表示する。一方、サーバ30は、ドライブレコーダ10から一致情報が送られた場合は、ユーザ端末50にリストを送信しない。
【0068】
リストの更新又は確認の後、ユーザ端末50において、ユーザの操作によって画像要求部53Bから未送信画像の送信要求がサーバ30に送信される。サーバ30は、ユーザ端末50からの送信要求を受信するとドライブレコーダ10に送信要求をさらに送信する。送信要求を受信したドライブレコーダ10は、選択された未送信画像を画像バッファ12Aからサーバ30に送信する。
【0069】
サーバ30は、未送信画像の受信完了後、送信完了通知をドライブレコーダ10に送信する。送信完了通知を受信したドライブレコーダ10は、送信した画像を画像バッファ12Aから削除する。また、サーバ30は、受信した画像をユーザ端末50に転送する。ユーザ端末50は、転送された画像を表示する。
【0070】
<処理>
以下、図6のフロー図を参照しつつ、サーバ30が実行するリスト更新処理の一例について説明する。
【0071】
サーバ30は、ユーザ端末50からの更新要求を受けて本処理を開始する。本処理では、サーバ30は、まず、確認用リスト情報をドライブレコーダ10に送信する(ステップS110)。
【0072】
次に、サーバ30は、確認用リスト情報を受信したドライブレコーダ10から返信されるデータが一致情報か否か判定する(ステップS120)。ドライブレコーダ10から一致情報が返信された場合(S120:YES)、サーバ30は、処理を終了する。
【0073】
一方、ドライブレコーダ10から最新リストが返信された場合(S120:NO)、サーバ30は、最新リストをユーザ端末50に送信し(ステップS130)、処理を終了する。
【0074】
次いで、図7のフロー図を参照しつつ、サーバ30が実行する画像再送処理の一例について説明する。
【0075】
サーバ30は、ユーザ端末50からの送信要求を受けて本処理を開始する。本処理では、サーバ30は、まず、送信要求をドライブレコーダ10に送信する(ステップS210)。
【0076】
次に、サーバ30は、送信要求を受信したドライブレコーダ10から返信される画像を受信する(ステップS220)。画像の受信後、サーバ30は、受信した画像をユーザ端末50に送信し(ステップS230)、処理を終了する。
【0077】
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)ユーザ端末50の画像要求部53Bからの送信要求を受けてドライブレコーダ10からユーザ端末50に未送信画像が転送されるため、通信不具合時のアップロードの繰り返しや、不要な画像のアップロードが回避される。その結果、ドライブレコーダ10とサーバ30との間の通信量の増加を抑制しつつ、ドライブレコーダ10がアップロードできなかった画像をユーザ端末50に再送できる。
【0078】
(1b)サーバ30のリスト確認部33とドライブレコーダ10のリスト比較部12Dとによって、ユーザ端末50に表示されるユーザ側リストと、ドライブレコーダ10が記憶する最新リストとを一致させることができる。そのため、未送信画像の再送前に新たな画像が撮影された場合でも、ユーザが選択した画像と再送される画像とを一致させることができる。また、リストが一致しなかった場合のみ最新リストを送信することで、サーバ30とユーザ端末50との間の通信量が低減される。
【0079】
[2.第2実施形態]
[2-1.構成]
図8に示す画像表示システム101は、ドライブレコーダ10と、サーバ130と、ユーザ端末150とを備える。
【0080】
画像表示システム101のドライブレコーダ10の構成は、図1の画像表示システム1と同様である。サーバ130は、以下に説明するリスト確認部133の機能を除いて、図1のサーバ30と同様の構成を有する。
【0081】
また、ユーザ端末150は、リスト要求部53Cを有しない点と、以下に説明する画像要求部153Bの機能とを除いて、図1のユーザ端末50と同様の構成を有する。サーバ130及びユーザ端末150のうち、図1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0082】
ユーザ端末150の画像要求部153Bは、ユーザ側リストからユーザにより選択された未送信画像の送信要求をサーバ130のリスト確認部133に送信するように構成されている。
【0083】
サーバ130のリスト確認部133は、画像要求部153Bから送信要求を受けて、ユーザ側リストを示す確認用リスト情報をドライブレコーダ10に送信するように構成されている。
【0084】
また、リスト確認部133は、ドライブレコーダ10のリスト比較部12Dから一致情報が返信された場合は、送信要求を受けた未送信画像をドライブレコーダ10からユーザ端末150に転送部32によって転送する。また、リスト比較部12Dから最新リストが返信された場合は、最新リストをユーザ端末150に送信するように構成されている。
【0085】
図9は、ドライブレコーダ10からサーバ130にアップロードできなかった画像を再送する際の通信の一例である。この例では、ユーザ端末150において、ユーザの操作によって画像要求部153Bから未送信画像の送信要求がサーバ130に送信される。
【0086】
サーバ130は、送信要求を受信すると確認用リスト情報をドライブレコーダ10に送信する。確認用リスト情報を受信したドライブレコーダ10は、確認用リスト情報と最新リスト情報とを比較し、一致情報又は最新リストをサーバ130に送信する。
【0087】
サーバ130は、ドライブレコーダ10から最新リストが送られた場合は、この最新リストをユーザ端末150に送信する。ユーザ端末150は、受信した最新リストを表示する。
【0088】
一方、サーバ130は、ドライブレコーダ10から一致情報が送られた場合は、ドライブレコーダ10に送信要求を送信する。送信要求を受信したドライブレコーダ10は、選択された未送信画像をサーバ130に送信する。
【0089】
サーバ130は、未送信画像の受信完了後、送信完了通知をドライブレコーダ10に送信する。また、受信した画像をユーザ端末150に転送する。ユーザ端末150は、転送された画像を表示する。
【0090】
以下、図10のフロー図を参照しつつ、サーバ130が実行する画像再送処理の一例について説明する。
【0091】
サーバ130は、ユーザ端末150からの送信要求を受けて本処理を開始する。本処理では、サーバ130は、まず、確認用リスト情報をドライブレコーダ10に送信する(ステップS310)。
【0092】
次に、サーバ130は、確認用リスト情報を受信したドライブレコーダ10から返信されるデータが一致情報か否か判定する(ステップS320)。ドライブレコーダ10から一致情報が返信された場合(S320:YES)、サーバ130は、送信要求をドライブレコーダ10に送信する(ステップS330)。
【0093】
次に、サーバ130は、送信要求を受信したドライブレコーダ10から返信される画像を受信する(ステップS340)。画像の受信後、サーバ130は、受信した画像をユーザ端末150に送信し(ステップS350)、処理を終了する。
【0094】
一方、ドライブレコーダ10から最新リストが返信された場合(S320:NO)、サーバ130は、最新リストをユーザ端末150に送信し(ステップS360)、処理を終了する。
【0095】
[2-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)未送信画像の送信要求時に自動的にユーザ側リストを更新して、ユーザが選択した画像と再送される画像とを一致させることができる。また、画像の送信要求がリストの更新要求を兼ねることで、サーバ130とユーザ端末150との間の通信量が低減される。
【0096】
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0097】
(3a)上記実施形態の画像表示システムにおいて、サーバは、必ずしもリスト確認部を有しなくてもよい。つまり、ユーザ側リストと、ドライブレコーダの最新リストとの差異が生じる可能性が低い環境では、ユーザ端末におけるリストの更新機能は省略されてもよい。
【0098】
(3b)上記実施形態の画像表示システムにおいて、サーバは、定期的にドライブレコーダの最新リストを取得し、適宜ユーザ端末に送信してもよい。ただし、サーバとドライブレコーダとの間の通信量の低減を促進する観点からは、上記実施形態のようにユーザ端末からの要求によってリストを更新することが好ましい。
【0099】
(3c)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
【符号の説明】
【0100】
1…画像表示システム、10…ドライブレコーダ、11…カメラ、
12…通信モジュール、12A…画像バッファ、12B…通信インタフェース、
12C…リスト記憶部、12D…リスト比較部、30…サーバ、31…指示部、
32…転送部、33…リスト確認部、50…ユーザ端末、51…表示装置、
51A…画像表示部、51B…リスト表示部、52…入力装置、53…処理装置、
53A…撮影要求部、53B…画像要求部、53C…リスト要求部、
101…画像表示システム、130…サーバ、133…リスト確認部、
150…ユーザ端末、153B…画像要求部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10