(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022042405
(43)【公開日】2022-03-14
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20220307BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20220307BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/0488
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020147822
(22)【出願日】2020-09-02
(71)【出願人】
【識別番号】512033109
【氏名又は名称】株式会社プレイド
(74)【代理人】
【識別番号】100115749
【弁理士】
【氏名又は名称】谷川 英和
(72)【発明者】
【氏名】片居木 誠
(72)【発明者】
【氏名】高橋 和樹
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 健一
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA04
5E555AA25
5E555AA57
5E555BA02
5E555BA05
5E555BA06
5E555BB02
5E555BB05
5E555BB06
5E555BC17
5E555CA12
5E555CB15
5E555CB16
5E555CB34
5E555CB37
5E555DB03
5E555DB18
5E555DC11
5E555DC13
5E555DC14
5E555DD06
5E555DD08
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】従来、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができなかった。
【解決手段】表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付部と、第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断部と、第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部と、第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、第二の条件を満たしている場合に、表示情報を出力する表示情報出力部とを具備する情報処理装置により、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付部と、
第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断部と、
前記第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部と、
第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、
前記第二の条件を満たしている場合に、前記表示情報を出力する表示情報出力部とを具備する情報処理装置。
【請求項2】
前記第一判断部は、
前記表示情報または前記表示情報の属性値が第一の条件を満たしているか否かを判断し、
前記表示情報出力部は、
前記第二の条件を満たしている場合に、前記存在明示情報に対応する表示情報以外の表示情報を出力する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第二の条件は、ポップアップウィンドウが出力されていることである請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
表示対象の情報である表示情報が格納される表示情報格納部と、
前記表示情報を出力する表示情報出力部と
前記表示情報に対する操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が受け付けた操作が予め決められた第一の操作であるか否かを判断する第三判断部と、
前記第三判断部が前記予め決められた第一の操作であると判断した場合に、前記表示情報を未表示とする処理を行う未表示処理部と、
前記第三判断部が前記予め決められた第一の操作であると判断した場合に、前記表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部とを具備する情報処理装置。
【請求項5】
前記予め決められた第一の操作は、
予め決められた方向へのスワイプの操作である請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記操作受付部が受け付けた操作が予め決められた第二の操作であるか否かを判断する第四判断部と、
前記第四判断部が前記予め決められた第二の操作であると判断した場合に、前記表示情報を削除する削除部とをさらに具備する請求項4または請求項5記載の情報処理装置。
【請求項7】
表示情報受付部と、第一判断部と、存在明示情報出力部と、第二判断部と、表示情報出力部とにより実現される情報処理方法であって、
前記表示情報受付部が、表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付ステップと、
前記第一判断部が、第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断ステップと、
前記存在明示情報出力部が、前記第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力ステップと、
前記第二判断部が、第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断ステップと、
前記表示情報出力部が、前記第二の条件を満たしている場合に、前記表示情報を出力する表示情報出力ステップとを具備する情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータを、
表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付部と、
第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断部と、
前記第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部と、
第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、
前記第二の条件を満たしている場合に、前記表示情報を出力する表示情報出力部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報を適切に出力できる情報処理装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、新着メールを未読のままで残らないようにする電子メール委装置があった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
かかる電子メール委装置では、送信側で電子メールを送信する際に、電子メールが着信したことを通知するメッセージの再報知の時間を指定することで、着信側では、その電子メールが着信された場合、電子メールに含まれる受信報知制御データを読み取り、電子メールが未読のままメッセージのポップアップ表示が閉じられたとしても、受信報知制御データが示す再報知の時間が経過すると、再びメッセージがポップアップ表示されて、未読の電子メールがあることを知らせることができる。すなわち、再報知の時間が経過する毎に、電子メールが読まれるまでポップアップ表示が繰り返されるので、未読のまま受信した電子メールが忘れ去られるのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術においては、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本第一の発明の情報処理装置は、表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付部と、第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断部と、第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部と、第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、第二の条件を満たしている場合に、表示情報を出力する表示情報出力部とを具備する情報処理装置である。
【0007】
かかる構成により、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【0008】
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、第一判断部は、表示情報または表示情報の属性値が第一の条件を満たしているか否かを判断し、表示情報出力部は、第二の条件を満たしている場合に、存在明示情報に対応する表示情報以外の表示情報を出力する、情報処理装置である。
【0009】
かかる構成により、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【0010】
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一または第二の発明に対して、第二の条件は、ポップアップウィンドウが出力されていることである情報処理装置である。
【0011】
かかる構成により、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【0012】
また、本第四の発明の情報処理装置は、表示対象の情報である表示情報が格納される表示情報格納部と、表示情報を出力する表示情報出力部と表示情報に対する操作を受け付ける操作受付部と、操作受付部が受け付けた操作が予め決められた第一の操作であるか否かを判断する第三判断部と、第三判断部が予め決められた第一の操作であると判断した場合に、表示情報を未表示とする処理を行う未表示処理部と、第三判断部が予め決められた第一の操作であると判断した場合に、表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部とを具備する情報処理装置である。
【0013】
かかる構成により、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に切り替えることができる。
【0014】
また、本第五の発明の情報処理装置は、第四の発明に対して、予め決められた第一の操作は、予め決められた方向へのスワイプの操作である情報処理装置である。
【0015】
かかる構成により、簡易な操作で、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に切り替えることができる。
【0016】
また、本第六の発明の情報処理装置は、第四または第五の発明に対して、操作受付部が受け付けた操作が予め決められた第二の操作であるか否かを判断する第四判断部と、第四判断部が予め決められた第二の操作であると判断した場合に、表示情報を削除する削除部とをさらに具備する情報処理装置である。
【0017】
かかる構成により、予め決められた操作により、表示されている情報を削除できる。
【発明の効果】
【0018】
本発明による情報処理装置によれば、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】実施の形態1における情報処理装置Aを含む情報システムの概念図
【
図2】同情報処理装置Aを含む情報システムのブロック図
【
図3】同情報処理装置Aの動作例について説明するフローチャート
【
図4】同操作対象処理の例について説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
【0021】
(実施の形態1)
本実施の形態において、第一の条件を満たす場合はポップアップされる情報が存在することを明示し、第二の条件を満たす場合は情報をポップアップ出力する情報処理装置について説明する。なお、第二の条件は、例えば、ポップアップウィンドウが表示されていることである。なお、ポップアップ出力とは、画面の最前面への出力である。ポップアップウィンドウは、画面の最前面に表示されるウィンドウである。なお、ここでのポップアップウィンドウは、ユーザの操作により、最前面のウィンドウでない状態となっても良い。
【0022】
また、本実施の形態において、ポップアップ表示されている情報またはウィンドウに対して予め決められた条件に合致する第一の操作を行った場合に、ポップアップ表示されるべき情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する情報処理装置について説明する。なお、第一の操作は、例えば、予め決められた方向へのスワイプの操作である。
【0023】
さらに、本実施の形態において、予め決められた第二の操作が受け付けられた場合に、ポップアップされている情報を削除する情報処理装置について説明する。なお、第二の操作は、例えば、予め決められた方向へのスワイプの操作であり、第一の操作とは異なる操作である。
【0024】
図1は、本実施の形態における情報処理装置Aを含む情報システムの概念図である。情報システムは、1または2以上の情報処理装置Aと1または2以上のサーバ装置Bとを有する。
【0025】
情報処理装置Aは、情報を表示する端末である。情報処理装置Aは、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等であり、その種類は問わない。情報処理装置Aは、スマートフォン等の画面が閾値より小さな端末であることは好適である。
【0026】
サーバ装置Bは、例えば、後述する表示情報を送信するサーバである。サーバ装置Bは、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であり、その種類は問わない。サーバ装置Bが送信する情報の種類、内容は問わない。サーバ装置Bは、例えば、広告情報は配信するサーバ、メールサーバ、ウェブサーバである。
【0027】
図2は、本実施の形態における情報処理装置Aを有する情報システムのブロック図である。情報処理装置Aは、格納部1、受付部2、受信部3、処理部4、および出力部5を備える。格納部1は、表示情報格納部11を備える。受付部2は、操作受付部21を備える。受信部3は、表示情報受付部31を備える。処理部4は、第一判断部41、第二判断部42、第三判断部43、第四判断部44、未表示処理部45、および削除部46を備える。出力部5は、ポップアップウィンドウ出力部51、存在明示情報出力部52、および表示情報出力部53を備える。
【0028】
格納部1には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、後述する表示情報、ポップアップウィンドウを表示するためのウィンドウ情報、後述する存在明示情報、後述する存在明示情報図柄、後述する第一の条件、後述する第二の条件である。ウィンドウ情報は、例えば、ポップアップウィンドウのサイズを特定するサイズ情報、ポップアップウィンドウの位置を特定する位置情報を有する。サイズ情報は、例えば、幅と高さの情報(例えば、(w,h))を有する。位置情報は、通常、情報処理装置Aの画面内での相対的な位置を示す座標情報である。位置情報は、例えば、ポップアップウィンドウの左上座標(x,y)である。ウィンドウ情報は、例えば、ポップアップウィンドウの左上座標(x1,y1)とポップアップウィンドウの右下座標(x2,y2)でも良い。
【0029】
表示情報格納部11は、1または2以上の表示情報が格納される。表示情報は、表示対象の情報である。表示情報は、ポップアップ表示される対象の情報である。表示情報は、ポップアップウィンドウに表示される情報である。表示情報は、例えば、広告情報、メール、スケジュールを特定する情報等である。表示情報は、通常、テキストであるが、静止画、動画、またはテキストと静止画と動画のうちの2種類以上の情報でも良く、そのデータタイプは問わない。また、表示情報の内容も問わない。表示情報は、通常、1以上の属性値を有する。1以上の属性値は、例えば、表示情報のサイズ、表示情報のデータタイプ、背景色等である。
表示情報格納部11の表示情報は、1以上のサーバ装置Bから送信された情報であることは好適であるが、ユーザが入力した情報、記録媒体に格納されていた情報等でも良い。
【0030】
受付部2は、各種の指示や命令を受け付ける。受付部2は、各種の操作を受け付ける。各種の操作は、例えば、後述する第一の操作、後述する第二の操作、ポップアップウィンドウの表示指示である。各種の操作等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
【0031】
また、受け付けとは、通常、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付けである。
【0032】
操作受付部21は、表示情報に対する操作を受け付ける。表示情報に対する操作は、例えば、第一の操作、または第二の操作である。
【0033】
第一の操作は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報を未表示とするための操作である。第一の操作は、例えば、存在明示情報を出力するための操作である。第一の操作は、例えば、表示情報またはポップアップウィンドウに対する、予め決められた方向へのスワイプの操作である。第一の操作は、例えば、表示情報またはポップアップウィンドウに対する、左方向へのスワイプの操作である。第一の操作は、例えば、表示情報またはポップアップウィンドウに対する、右方向へのスワイプの操作である。
【0034】
第二の操作は、表示情報を削除するための操作である。第二の操作は、例えば、表示情報またはポップアップウィンドウに対する、予め決められた方向へのスワイプの操作である。予め決められた方向は、例えば、上または下の方向である。第二の操作は第一の操作とは異なる操作である。第二の操作は第一の操作とは異なる方向の操作でも良い。異なる方向の操作(例えば、異なる方向へのスワイプ操作)は、異なる操作である。
【0035】
受信部3は、各種の情報を受信する。各種の情報は、例えば、1または2以上の表示情報である。
【0036】
表示情報受付部31は、1以上の表示情報を受け付ける。なお、ここでの受け付けとは、通常、1以上のサーバ装置Bからの受信である。ただし、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
【0037】
処理部4は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、第一判断部41、第二判断部42、第三判断部43、第四判断部44、未表示処理部45、削除部46が行う処理である。
【0038】
第一判断部41は、第一の条件を満たしているか否かを判断する。第一の条件は、例えば、ポップアップウィンドウが出力されていないことである。
【0039】
第一の条件は、例えば、表示情報または表示情報の属性値に関する条件である。つまり、第一判断部41は、例えば、表示情報または表示情報の属性値が第一の条件を満たしているか否かを判断する。表示情報または表示情報の属性値に関する条件は、例えば、表示情報の種類(属性値の一例)が特定のデータ(例えば、「広告」または「メール」)であること、表示情報の中に特定の文字列を含むこと、表示情報のデータタイプが特定のデータタイプ(例えば、テキスト、画像など)であること等である。
【0040】
第一の条件は、後述する第二の条件と無関係な条件であることは好適である。第一の条件に含まれる情報であり、第一の条件を満たすか否かを判断する際に使用される情報は、後述する第二の条件に含まれる情報であり、第二の条件を満たすか否かを判断する際に使用される情報とは異なる情報であることは好適である。ただし、第一の条件を満たす場合は第二の条件を満たさず、第二の条件を満たす場合は第一の条件を満たさない、といった関係を有しても良い。
【0041】
第二判断部42は、第二の条件を満たしているか否かを判断する。第二の条件は、例えば、ポップアップウィンドウが出力されていることである。第二の条件は、例えば、第一の条件を満たさないことである。なお、ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示であるが、プロジェクターを用いた投影でも良い。
【0042】
第三判断部43は、操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第一の操作であるか否かを判断する。予め決められた第一の操作は、例えば、予め決められた方向へのスワイプの操作である。予め決められた第一の操作は、通常、表示情報またはポップアップウィンドウに対する操作である。
【0043】
第四判断部44は、操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第二の操作であるか否かを判断する。予め決められた第二の操作は、例えば、予め決められた方向へのスワイプの操作であり、第一の操作とは異なる方向へのスワイプの操作である。予め決められた第二の操作は、通常、表示情報またはポップアップウィンドウに対する操作である。
【0044】
未表示処理部45は、第三判断部43が予め決められた第一の操作であると判断した場合に、表示情報を未表示とする処理を行う。表示情報を未表示とする処理は、例えば、表示情報が表示されているポップアップウィンドウを閉じる処理である。
【0045】
削除部46は、第四判断部44が予め決められた第二の操作であると判断した場合に、表示情報を削除する。
【0046】
出力部5は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、ポップアップウィンドウ、存在明示情報、表示情報である。ここで、出力とは、通常、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影であるが、外部の装置への送信、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念であると考えても良い。
【0047】
ポップアップウィンドウ出力部51は、ポップアップウィンドウを出力する。ポップアップウィンドウ出力部51は、例えば、ポップアップウィンドウの表示指示の受け付けに応じて、ポップアップウィンドウを表示する。ポップアップウィンドウ出力部51は、例えば、格納部1のウィンドウ情報に従った位置とサイズのポップアップウィンドウを表示する。
【0048】
存在明示情報出力部52は、存在明示情報を出力する。存在明示情報出力部52は、通常、一つの存在明示情報を出力する。ただし、存在明示情報出力部52は、以上の存在明示情報を出力しても良い。存在明示情報は、表示情報が存在することを明示する情報である。存在明示情報は、例えば、表示情報が存在していることを示す図柄、表示情報の数、表示情報のサイズ等である。
【0049】
存在明示情報出力部52は、例えば、第一の条件を満たすことに対応する存在明示情報を出力する。
【0050】
存在明示情報出力部52は、第三判断部43が予め決められた第一の操作であると判断した場合に、存在明示情報を出力する。
【0051】
表示情報出力部53は、1または2以上の表示情報を出力する。表示情報出力部53は、通常、ポップアップウィンドウに1または2以上の表示情報を出力する。
【0052】
表示情報出力部53は、例えば、第二の条件を満たしている場合に、表示情報を出力する。表示情報出力部53は、例えば、第二の条件を満たしている場合に、存在明示情報に対応する表示情報以外の表示情報を出力することは好適である。
【0053】
格納部1、および表示情報格納部11は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
【0054】
格納部1等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部1等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部1等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部1等で記憶されるようになってもよい。
【0055】
受付部2、および操作受付部21は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
【0056】
受信部3、および表示情報受付部31は、例えば、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
【0057】
処理部4、第一判断部41、第二判断部42、第三判断部43、第四判断部44、未表示処理部45、および削除部46は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部4等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
【0058】
出力部5、ポップアップウィンドウ出力部51、存在明示情報出力部52、および表示情報出力部53は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部5等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
【0059】
次に、情報処理装置Aの動作例について、
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0060】
(ステップS301)表示情報受付部31は、表示情報を受け付けたか否かを判断する。表示情報を受け付けた場合はステップS302に行き、表示情報を受け付けなかった場合はステップS309に行く。
【0061】
(ステップS302)第一判断部41は、格納部1に格納されている第一の条件を取得する。
【0062】
(ステップS303)第一判断部41は、ステップS302で取得した第一の条件に合致するか否かを判断する。第一の条件に合致する場合はステップS304に行き、第一の条件に合致しない場合はステップS306に行く。
【0063】
(ステップS304)処理部4は、存在明示情報を取得する。処理部4は、例えば、格納部1の存在明示情報図柄を読み出し、受け付けた表示情報の数を取得し、当該数を存在明示情報図柄に付加して、表示情報の数を明示した存在明示情報を構成する。なお、存在明示情報図柄は、例えば、存在明示情報を構成するための画像、存在明示情報を構成するための画像を構成する情報である。
【0064】
(ステップS305)存在明示情報出力部52は、ステップS304で取得された存在明示情報を表示する。ステップS301に戻る。なお、ステップS304の処理は、存在明示情報出力部52が行っても良い。
【0065】
(ステップS306)第二判断部42は、格納部1に格納されている第二の条件を取得する。
【0066】
(ステップS307)第二判断部42は、ステップS306で取得した第二の条件に合致するか否かを判断する。第二の条件に合致する場合はステップS308に行き、第二の条件に合致しない場合はステップS301に戻る。
【0067】
(ステップS308)表示情報出力部53は、ステップS301で受け付けられた表示情報をポップアップウィンドウに表示する。ステップS301に戻る。
【0068】
(ステップS309)操作受付部21は、ユーザから操作を受け付けたか否かを判断する。操作を受け付けた場合はステップS310に行き、操作を受け付けなかった場合はステップS301に戻る。
【0069】
(ステップS310)操作受付部21は、ステップS309で受け付けられた操作がポップアップウィンドウ表示指示であるか否かを判断する。ポップアップウィンドウ表示指示である場合はステップS311に行き、ポップアップウィンドウ表示指示でない場合はステップS312に行く。なお、ポップアップウィンドウ表示指示は、例えば、「ポップアップウィンドウ表示」のメニュー項目の選択、「ポップアップウィンドウのアイコン」に対する指示等である。但し、ポップアップウィンドウ表示指示の入力方法は問わない。
【0070】
(ステップS311)ポップアップウィンドウ出力部51は、ポップアップウィンドウを表示する。ステップS301に戻る。なお、ここでのポップアップウィンドウは、表示情報を有しても良いし、表示情報を有さなくても良い。
【0071】
(ステップS312)処理部4等は、ステップS309で受け付けられた操作に応じた処理である操作対象処理を行う。ステップS301に戻る。なお、操作対象処理の例について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0072】
なお、
図3のフローチャートにおいて、処理の順序、判断の順序等は問わない。
【0073】
また、
図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0074】
次に、ステップS312の操作対象処理の例について、
図4のフローチャートを用いて説明する。
【0075】
(ステップS401)処理部4は、表示情報を表示中であるか否かを判断する。表示情報を表示中である場合はステップS402に行き、表示情報を表示中でない場合はステップS408に行く。なお、表示情報の表示中は、常に、ポップアップウィンドウの表示中であっても良い。ただし、ポップアップウィンドウは表示されているが、そのポップアップウィンドウの中に表示情報が存在しなくても良い。
【0076】
(ステップS402)第三判断部43は、ステップS309で操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第一の操作であるか否かを判断する。第一の操作である場合はステップS403に行き、第一の操作でない場合はステップS406に行く。
【0077】
(ステップS403)処理部4は、存在明示情報を取得する。処理部4は、例えば、格納部1の存在明示情報図柄を読み出し、ポップアップウィンドウの中の表示情報の数を取得し、当該数を存在明示情報図柄に付加して、表示情報の数を明示した存在明示情報を構成する。
【0078】
(ステップS404)存在明示情報出力部52は、ステップS403で取得された存在明示情報を表示する。
【0079】
(ステップS405)未表示処理部45は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報を未表示の状態にする。上位処理にリターンする。なお、未表示処理部45は、ここで、通常、表示中のポップアップウィンドウを閉じる処理を行う。
【0080】
(ステップS406)第四判断部44は、ステップS309で操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第二の操作であるか否かを判断する。第二の操作である場合はステップS407に行き、第二の操作でない場合は上位処理にリターンする。
【0081】
(ステップS407)削除部46は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報を削除する。上位処理にリターンする。なお、ここで、削除部46は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報を格納部1からも削除し、二度とポップアップウィンドウに表示されないようにしても良い。また、削除部46は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報に削除フラグを付し、予め決められた操作により削除フラグを除外し、回復できるようにしても良い。また、削除部46は、ポップアップウィンドウを閉じる処理を行い、表示情報を未表示としても良い。
【0082】
(ステップS408)処理部4は、存在明示情報が表示されているか否かを判断する。存在明示情報が表示されている場合はステップS409に行き、存在明示情報が表示されていない場合は上位処理にリターンする。
【0083】
(ステップS409)処理部4は、ステップS309で操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第三の操作であるか否かを判断する。第三の操作であればステップS410に行き、第三の操作でなければ上位処理にリターンする。なお、予め決められた第三の操作は、例えば、存在明示情報への指示である。存在明示情報への指示は、例えば、存在明示情報に対するダブルクリック、または存在明示情報に対するクリック、または存在明示情報のポップアップウィンドウへのドラッグ等である。
【0084】
(ステップS410)表示情報出力部53は、存在明示情報に対応する表示情報をポップアップウィンドウに表示する。上位処理にリターンする。
【0085】
以下、本実施の形態における情報処理装置Aを含む情報システムの具体的な動作について説明する。なお、情報システムの概念図は
図1である。
【0086】
今、以下の4つの具体例について説明する。具体的1は、ポップアップウィンドウを表示中に受信した表示情報をポップアップウィンドウに表示する場合である。具体的2は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報に対して、予め決められた第一の操作(ここでは、予め決められた方向へのスワイプの操作)を行った場合に、表示情報を未表示にし、存在明示情報を表示する処理である。具体的3は、受信された表示情報の属性値である種類が「広告情報」であればポップアップウィンドウに表示し、受信された表示情報の属性値である種類が「メール」であれば存在明示情報を表示し、存在明示情報をダブルクリックすれば、当該表示情報をポップアップウィンドウに表示する場合である。具体的4は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報に対して、予め決められた第二の操作(ここでは、下側にスワイプする操作)を行った場合に、当該表示情報を削除する場合である。なお、ここでの各具体例において、情報処理装置Aは、スマートフォンである、とする。
【0087】
(具体例1)
今、情報処理装置Aに対して、ユーザがポップアップウィンドウ表示指示を入力した、とする。すると、操作受付部21は、ポップアップウィンドウ表示指示を受け付ける。次に、ポップアップウィンドウ出力部51は、ポップアップウィンドウのウィンドウ情報を格納部1から読み出し、当該ウィンドウ情報に従ってポップアップウィンドウを構成し、当該ポップアップウィンドウを情報処理装置Aの画面に表示する。かかる表示例は、
図5(a)である。
図5(a)において、501がポップアップウィンドウである。なお、502に対応する多数のアイコンは、情報処理装置Aの画面に表示されているアプリのアイコンである。
【0088】
次に、情報処理装置Aの表示情報受付部31は、サーバ装置Bから表示情報「美味しい〇〇 レストランXX」を受信した、とする。ここで、表示情報は、広告情報であるが、情報の種類は問わない。
【0089】
次に、第一判断部41は、格納部1に格納されている第一の条件「ポップアップウィンドウが未表示」を取得する。次に、第一判断部41は、取得した第一の条件「ポップアップウィンドウが未表示」を満たさない、と判断する。
【0090】
次に、第二判断部42は、格納部1に格納されている第二の条件「ポップアップウィンドウが表示」を取得する。そして、第二判断部42は、第二の条件を満たす、と判断する。
【0091】
次に、表示情報出力部53は、受信された表示情報を表示中のポップアップウィンドウの中に表示する。かかる表示例は、
図5(b)の503である。
【0092】
(具体例2)
次に、ユーザが、
図5(b)のポップアップウィンドウに対して、予め決められた第一の操作(ここでは、予め決められた横方向へのスワイプの操作)を行った、とする。
【0093】
すると、操作受付部21は、横方向へのスワイプの操作を受け付ける。次に、処理部4は、表示情報を表示中である、と判断する。また、第三判断部43は、操作受付部21が受け付けた横方向へのスワイプの操作が予め決められた第一の操作である、と判断する。
【0094】
次に、処理部4は、存在明示情報を取得する。つまり、処理部4は、例えば、格納部1の存在明示情報図柄(「広告」の文字を含む図柄)を読み出し、表示中であったポップアップウィンドウの中の表示情報の数「1」を取得し、当該数を存在明示情報図柄に付加して、表示情報の数を明示した存在明示情報を構成する。
【0095】
次に、存在明示情報出力部52は、構成された存在明示情報を表示する。次に、未表示処理部45は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報503を未表示の状態にする。なお、表示された存在明示情報の例は、
図6の601である。
【0096】
図6の601に対して、予め決められた第三の操作(例えば、ダブルクリック)が行われた場合、操作受付部21は、第三の操作を受け付け、表示情報出力部53は、存在明示情報に対応する表示情報「美味しい〇〇 レストランXX」をポップアップウィンドウに表示する。かかる表示例は、
図5(b)の503である。
【0097】
(具体例3)
情報処理装置Aの表示情報受付部31は、属性値「種類:広告情報」を有する表示情報「美味しい〇〇 レストランXX」を受信した、とする。
【0098】
次に、第一判断部41は、格納部1に格納されている第一の条件「種類=メール」を取得する。次に、第一判断部41は、受信された表示情報の属性値「種類:広告情報」が、第一の条件「種類=メール」に合致しない、と判断する。
【0099】
次に、第二判断部42は、格納部1に格納されている第二の条件「種類=広告情報」を取得する。次に、第二判断部42は、受信された表示情報の属性値「種類:広告情報」が、第二の条件「種類=広告情報」に合致する、と判断する。
【0100】
次に、表示情報出力部53は、受信された表示情報「美味しい〇〇 レストランXX」をポップアップウィンドウに表示する。かかる表示例は、
図5(b)の503である。
【0101】
また、次に、情報処理装置Aの表示情報受付部31は、属性値「種類:メール」を有する表示情報「〇〇様 ご無沙汰しています。・・・・」を受信した、とする。
【0102】
次に、第一判断部41は、格納部1に格納されている第一の条件「種類=メール」を取得する。次に、第一判断部41は、受信された表示情報の属性値「種類:メール」が、第一の条件「種類=メール」に合致する、と判断する。
【0103】
次に、処理部4は、存在明示情報を格納部1から取得する。なお、ここでは、存在明示情報はメールの図柄である、とする。次に、存在明示情報出力部52は、当該存在明示情報を表示する。かかる存在明示情報の表示例は、
図7の701である。
【0104】
なお、存在明示情報は、表示情報の属性値(例えば、種類)に対応付いていても良い。そして、処理部4は、表示情報の属性値に対応する存在明示情報を格納部1から取得しても良い。また、当存在明示情報出力部52は、該存在明示情報を出力しても良い。
【0105】
また、
図7の701に対して、例えば、ダブルクリックすると、ポップアップウィンドウがオープンされ、当該ポップアップウィンドウにメール「〇〇様 ご無沙汰しています。・・・・」が出力される。
【0106】
(具体例4)
ポップアップウィンドウに表示されている表示情報(例えば、
図5(b))に対して、ユーザは、情報処理装置Aの画面の下側にスワイプする操作を行った、とする。
【0107】
すると、操作受付部21は、ユーザから当該操作を受け付ける。また、処理部4は、表示情報を表示中である、と判断する。
【0108】
次に、第四判断部44は、操作受付部21が受け付けた操作が予め決められた第二の操作(下側にスワイプする操作)である、と判断する。
【0109】
次に、削除部46は、ポップアップウィンドウに表示されている表示情報を削除する。また、削除部46は、ポップアップウィンドウを閉じる処理を行う。かかる処理の結果、
図5(b)の画面の503のウィンドウ全体が非表示となる。
【0110】
以上、本実施の形態の情報処理装置Aのインターフェイスによれば、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができる。
【0111】
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置Aを実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、表示対象の情報である1以上の表示情報を受け付ける表示情報受付部と、第一の条件を満たしているか否かを判断する第一判断部と、前記第一の条件を満たすことに対応する表示情報が存在することを明示する存在明示情報を出力する存在明示情報出力部と、第二の条件を満たしているか否かを判断する第二判断部と、前記第二の条件を満たしている場合に、前記表示情報を出力する表示情報出力部として機能させるためのプログラムである。
【0112】
また、
図8は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置A等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。
図8は、このコンピュータシステム300の概観図であり、
図9は、システム300のブロック図である。なお、
図8において、情報処理装置Aは、いわゆるパソコンであるが、上述した通り、スマートフォンやタブレット端末等でも良い。
【0113】
図8において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブ3012を含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304と、マイク305と、スピーカー306とを含む。
【0114】
図9において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
【0115】
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置A等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
【0116】
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置A等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
【0117】
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0118】
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
【0119】
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0120】
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、情報自体の表示と情報の存在の報知とを適切に使い分けることができるという効果を有し、アプリがインストールされたスマートフォン等として有用である。
【符号の説明】
【0121】
A 情報処理装置
B サーバ装置
1 格納部
2 受付部
3 受信部
4 処理部
5 出力部
11 表示情報格納部
21 操作受付部
31 表示情報受付部
41 第一判断部
42 第二判断部
43 第三判断部
44 第四判断部
45 未表示処理部
46 削除部
51 ポップアップウィンドウ出力部
52 当存在明示情報出力部
52 存在明示情報出力部
53 表示情報出力部