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特開2022-42547ショッピング用カートのハンドル及びカートのハンドルカバー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022042547
(43)【公開日】2022-03-15
(54)【発明の名称】ショッピング用カートのハンドル及びカートのハンドルカバー
(51)【国際特許分類】
   B62B 3/00 20060101AFI20220308BHJP
   B62B 5/06 20060101ALI20220308BHJP
【FI】
B62B3/00 F
B62B5/06 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020147963
(22)【出願日】2020-09-03
(71)【出願人】
【識別番号】502356610
【氏名又は名称】株式会社 サンキョウエポック
(74)【代理人】
【識別番号】100087169
【弁理士】
【氏名又は名称】平崎 彦治
(72)【発明者】
【氏名】加藤 秀史
【テーマコード(参考)】
3D050
【Fターム(参考)】
3D050AA02
3D050BB03
3D050DD03
3D050EE08
3D050EE15
3D050GG06
(57)【要約】
【課題】 スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートのハンドルに取付けるカバーの提供。
【解決手段】 カートのハンドル2には複数のカバーピース4a,4bを取付けて該ハンドルの全周を被覆し、上記カバーピース4a,4bの表面には抗菌・抗ウイルス性フイルム5a,5bを貼り付け、カバーピース4a,4bを既存のハンドル2にワンタッチで取付けている。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートであって、該カートのハンドルには複数のカバーピースを取付けて該ハンドルの全周を被覆し、上記カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス処理を施し、既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドル。
【請求項2】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートであって、該カートのハンドルには複数のカバーピースを取付けて該ハンドルの全周を被覆し、上記カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付け、カバーピースを既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドル。
【請求項3】
上記カバーピースを既存のハンドルにワンタッチで取付け・取り外しする手段として、互いに噛み合う係止ツメと係止溝を形成した請求項1、又は請求項2記載のショッピング用カートのハンドル。
【請求項4】
上記カバーピースには、押出成形した別のカバーピースに抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付けた請求項2、又は請求項3記載のショッピング用カートのハンドル。
【請求項5】
上記ハンドルの表面には、抗菌・抗ウイルス処理が施された奇麗なハンドルである旨の表示をした請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載のショッピング用カートのハンドル。








【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スーパーマーケットなどにおいて、ショッピング用として使用されるカートのハンドルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットなどで買い物をする場合には、購入する商品を入れる為に、手で押して移動することが出来るカートが使われている。商品が少ない場合であれば、籠に商品を入れて持ち歩く場合もあるが、カートに入れた商品をレジまで運んで精算することが出来る。カートには籠が備えられ、購入したい商品を入れて移動することが出来る為に、客は疲れることなく買い物をすることが出来る。
【0003】
図8は従来の一般的なショッピング用カート(イ)を表している外観図である。カート(イ)はパイプや金属棒を曲げ成形して構成したフレーム構造とし、フレーム(ロ)の下端には4個のキャスター(ハ)、(ハ)・・・を有し、該キャスター(ハ)、(ハ)・・・はその向きを自由に変えて転がることが出来る。
そして、フレーム(ロ)の上部には商品を入れる籠(ニ)が備わり、またフレーム(ロ)の上端後方には対を成す水平なハンドル(ホ)、(ホ)を設けている。買い物客は、該ハンドル(ホ)、(ホ)を握ってカード(イ)を押すことが出来る。
【0004】
ところで、カート(イ)は買い物に訪れた多くの客が使い、その為に衛生面では多少の問題がある。先に使った客の手から細菌やウイルスがハンドル(ホ)、(ホ)に付着する場合、後に使う客は細菌やウイルスが付着したハンドル(ホ)、(ホ)を握ることになる。
細菌やウイルスにも色々あり、最近流行しているコロナウイルスであれば、ハンドル(ホ)、(ホ)を介して他人に感染する大きな原因となる。
【0005】
その為に、客によってはカート(イ)のハンドル(ホ)、(ホ)に直接触れないように使い捨ての手袋を履いて買い物をする人も少なくない。しかし、買い物をした後で手袋を脱ぐ場合、ハンドル(ホ)、(ホ)に触れた表面を触らないように捨てることは面倒であり、また容易でない。勿論、毎日のように買い物をする客にとっては、使い捨て手袋を準備することは経済的な負担となる。
【0006】
今日、色々なショッピング用カートが知られている。例えば、特開2020-45046号に係る「ショッピングカート」は、子供用ステップ板に立ち乗りした子供用ハンドルを握った子供と、乳幼児用座席に腰掛けた乳幼児の二人を運べるショッピングカートである。
すなわち、ショッピングカートは、基枠と、基枠から立設した左右の支柱と、左右の支柱の前に設けられた上部カゴ載せと、上部カゴ載せの後あおり壁に設けられた乳幼児用座席と、基枠の後部の上方に設けられた子供用ステップ板と、左右の支柱の一部に又は該一部から延出して設けられ、相互間に左右方向の5cm以上の隙間をおいて分離した左右の子供用ハンドルと、左右の支柱の一部に又は該一部から延出して設けられ、相互間に左右方向の40cm以上の隙間をおいて分離した左右の客用ハンドルとを備えている。
【0007】
特開2017-124727号に係る「カート」は、前腕支持台に体重を掛けていないときに、前輪が段差に当たって、進行方向前方へ倒れるのを抑制したカートである。
一対の前輪と後輪を左右及び前後に所定距離離間して固定した対向する一対の支持フレームと、各支持フレームに固定されこれらの支持フレームから後輪側へ角度θ1で傾斜させた一対の支柱フレームと、両支柱フレーム間を橋渡しし前腕支持台を設けたハンドルフレームと、前輪側へ突き出したバスケット台を備え、各支柱フレームは、各支持フレームに中間より進行方向の前方から立設し、前腕支持台が各後輪の真上を含む前方進行方向に設けられ、且つ前輪はバスケット台の略中心点を通って垂下する仮想垂下線より進行方向の前方に取付けられている。
【特許文献1】特開2020-45046号に係る「ショッピングカート」
【特許文献2】特開2017-124727号に係る「カート」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
今日、ショッピング用カートには色々な種類がある。これら各ショッピングカートは客が手で押して移動するもので、その為に手で握ることが出来るハンドルを備えている。しかし、多くの人が握るハンドルには細菌やウイルスが付着し、少なくとも衛生的ではない。
本発明が解決しようとする課題はこの問題点で、不特定多数の人が使うショッピング用カートから細菌やウイルスがうつらないようにしたものであり、既存のカート用ハンドルに抗菌・抗ウイルス仕様のカバーを取付けた構造としている。しかも、該カバーはワンタッチで取付け出来、所定の期間が経って汚れた場合には、簡単に交換できる構造と成っている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るショッピング用カートのハンドルは、既存のハンドルにカバーを取付けて構成する。すなわち、カート本体及びハンドル自体はそのままとし、該ハンドルにカバーを取付けてウイルスなどの感染を防止する。
カバーには抗菌・抗ウイルス機能を備えたフイルムが貼着される。そして、カバーは複数のカバーピースを組み合わせた構造とし、その為に既存のハンドル外周にワンタッチで取付けることが出来るように構成している。
【0010】
ここで、カバーの具体的な分割構造は限定しないことにするが、カバーピースは円弧状に湾曲した断面で、ハンドルの持ち手部分を被覆することが出来る長さとしている。
このカバーピースの表面に抗菌・抗ウイルス機能を備えたフイルムが貼着されるが、フイルムを貼り付けることなく、カバーピースの表面を抗菌・抗ウイルス処理することもある。
そして、カバーピースに貼り付ける抗菌・抗ウイルスフイルム処理の具体的な方法は限定しないことにする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るショッピング用カートは、ハンドルが抗菌・抗ウイルス処理されていることで、カートを使用した際に他人の細菌並びにウイルスに感染することはない。したがって、スーパーマーケットに置かれている全てのカートのハンドルをカバーすることで、客は安心して使うことが出来る。
カート本体、並びにカートのハンドルはそのままで、既存のハンドル表面に抗菌・抗ウイルス処理を施したカバーを取付けるものであり、手軽に安く準備することが可能である。また、カバーは複数のカバーピースを組み合わせてハンドル表面を被覆することが出来、カバーの取付け・取外しはワンタッチで行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】既存のハンドルにカバーを取り付けた場合で、本発明に係るハンドルの実施例。
図2】複数のカバーピースを組み合わせて構成されるカバーを既存のハンドルに取付ける場合の工程。
図3】複数のカバーピースを組み合わせて構成されるカバーを既存のハンドルに取付ける場合の工程。
図4】射出成形したカバーピースと押出成形したカバーピース、及び抗菌・抗ウイルスフイルムが組み合わされる前の展開図。
図5】底板にヒンジを設けて開閉可能としたカバーピースを既存のハンドルに取付ける工程。
図6】2つ割りしたカバーピースが組み合わされる為に、突き合わせ面に係止ツメと係止溝を設けている実施例。
図7】カバーを取り付けた本発明のハンドル表面に、抗ウイルス・抗菌処理が施されて、ハンドルが奇麗である旨を表示した具体例。
図8】従来の一般的なショッピング用カードの外観図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
ショッピング用カートは色々あるが、具体例として前記図8に示しているように、所定の形状に曲げ成形した複数本の細い金属パイプ及び金属バーを組み合わせてフレーム(ロ)を構成し、該フレーム(ロ)の上部には商品を入れる籠(ニ)を備え、そして、フレーム(ロ)の後方上端にはハンドル(ホ)、(ホ)を有している。客はハンドル(ホ)、(ホ)を握ってカート(イ)を手押しして移動しながら買い物を行うことが出来る。
【0014】
フレーム下端にはキャスター(ハ)、(ハ)・・・が設けられ、ハンドル(ホ)、(ホ)を握って押すならば、該キャスター(ハ)、(ハ)・・・は転がってカート(イ)は向きを変えて自由に移動することが出来る。
カート(イ)の構造は色々あるが、本発明ではカート(イ)の外観及び構造は限定しない。本発明はカート本体を改造することなく、既存のハンドル(ホ)にカバーを取付けて構成し、抗菌・抗ウイルス機能を備えたハンドルとなる。
【0015】
図1は本発明に係るハンドル1の実施例を示す外観図である。同図の2はショッピング用カートに設けている既存のハンドルを表し、3は該ハンドル2の外周に取付けたカバーである。
カバー3は複数のピースで構成されていて、各ピースはカバー3を分割した構造を成し、上記ハンドル2の外周に取付けられ、ハンドル2の全周を被覆することが出来る。
【0016】
図2は本発明のハンドル1を製作する工程を示す概略図である。既存のハンドル2にはカバー3が取付けられ、このカバー3の表面には抗菌・抗ウイルス性のフイルムが貼着される。
図2(a)はこの状態を表している。カバー3は2つ割りしたカバーピース4a,4bであって、これらカバーピース4a,4bの表面には抗菌・抗ウイルス性フイルム5a,5bが貼着される。
【0017】
図2(b)は抗菌・抗ウイルス性のフイルム5a,5bが貼着されたカバーピース4a,4bを表している。
図2(c)は既存のハンドル2と分割された2つのカバーピース4a,4bを表し、既存のハンドル2に取付ける前の状態である。既存のハンドル2の外周にはスポンジ又はゴム製の圧縮層6を有しており、カバー3を取付けるならば上記圧縮層6は僅かに圧縮された状態となり、その為にカバー3は既存のハンドル2から外れることはない。勿論、2つのカバーピース4a,4bは分離しないように係合している。
【0018】
すなわち、2分割されているカバーピース4a,4bの突き合わせ面7a,7b・・・には互いに係合するツメが設けられ、カバーピース4a,4bはワンタッチで既存のハンドル2に取付けることが出来、外れないように安定する。
図2(d)は図1と同じく本発明のハンドル1を表している。
ところで、カバーピース4a,4bの表面に貼着する抗菌・抗ウイルス性フイルムは従来から色々知られており、本発明は具体的な抗菌・抗ウイルス性フイルムの構成に関しては限定しない。
【0019】
ショッピングカートを使用した場合に、本発明のハンドル1に客の手から細菌やウイルスがうつって付着した場合、細菌やウイルスは死滅するように機能する。従って、該ショッピングカートを後で他の客が使っても、細菌やウイルスに感染しないように成っている。
図3は本発明のハンドル1の製作工程を表している他の実施例である。該実施例では抗菌・抗ウイルスフイルム5a,5bをカバーピース4a,4bに直接貼着することなく、間に別のピースを介在した構造と成っている。
【0020】
図3(a)は2つ割りしたカバーピース4a,4b、抗菌・抗ウイルス性フイルム5a,5b、及びカバーピース8a,8bを表した展開図である。ここで、上記カバーピース4a,4bは射出成形品であり、カバーピース8a,8bは押出成形品である。この実施例では抗菌・抗ウイルスフイルム5a,5bを押出成形したカバーピース8a,8bに貼り付け、該カバーピース8a,8bをカバーピース4a,4bに取付ける構造とすることで、抗菌・抗ウイルスフイルム5a,5bの表面が汚れた際には簡単に交換することが出来る。
すなわち、射出成形したカバーピース4a,4bを新たなものに交換する場合に比較して手軽であり、費用的にも安くなる。
【0021】
図4はカバーピース4、カバーピース8、及び抗菌・抗ウイルスフイルム5の展開図であり、カバーケース4は半円弧型断面を有し、両突き合わせ面7,7には長手方向に延びた細い突条片10,10を形成し、一方の先端には底板11を設けている。そして、押出成形したカバーケース8の両側には長手方向に延びる概略V型断面のカギ9,9を設けている。
抗菌・抗ウイルスフイルム5はカバーピース8に貼着され、該カバーピース8は両側のカギ9,9が突き合わせ面7,7に設けた突条片10,10に係止することで取付けられる。
【0022】
図5はカバーピース4a,4bを既存のハンドル2に取付けて本発明のハンドル1を構成する別の実施例である。同図では、カバーピース4a,4bは分離しておらず、先端において繋がった構造と成っている。すなわち、カバーピース4a,4bの先端に設けている底板11a,11bは樹脂ヒンジ12を介して互いに繋がっている。したがって、両カバーピース4a,4bは分離することなく開閉可能とし、同図(a)に示すように開くならば、既存のハンドル2から取り外される。そして、閉じることで既存のハンドル2に取付けられ外周を被覆することが出来る。
【0023】
本発明のハンドル1は既存のハンドル2の外周に複数のカバーピース4a,4bを取付けて構成するもので、既存のハンドル2にはワンタッチで取付けられ、また、取外すことが出来る構造としている。その為に、複数のカバーピース4a,4bが互いに突き合わされる一方の面には係止ツメを有し、対向する他方の面には係止溝を設けている。係止ツメが係止溝に係止することでカバーピース4a,4bは組み合わされて既存のハンドル2に取付けられ、全周を被覆することが出来る。
【0024】
図6はカバーピース4a、4bの突き合わせ面7,7に設けている係止ツメと係止溝を示す具体例である。
(a)に示すカバーピース4a,4bの場合、一方の突き合わせ面7に係止ツメ13が突出して設けられ、他方の突き合わせ面7には係止溝14を有している。そこで、係止ツメ13が係止溝14に係止することで、カバーピース4a、4bは組み合わされる。
【0025】
(b)に示すカバーピース4a,4bの場合、一方のカバーケース突き合わせ面7に係止溝16,16・・・を設け、他方のカバーピース突き合わせ面7には係止ツメ15,15・・・設けている。
(c)に示すカバーピース4a,4bの場合、一方のカバーピース4aの突き合わせ面には長手方向に係止突条17を有し、他方のカバーピース4bの突き合わせ面には長手方向に連続した係止溝条18を有している。
したがって、カバーピース4a,4bが組み合わされるならば、係止ツメは係止溝に係止することで既存のハンドル2を被覆するカバー3となる。
【0026】
図7は2つのカバーピース4a,4bが組み合わされて筒状を構成している場合の実施例を表している。該カバーピース4a,4bはショッピングカートの既存のハンドル2に取付けられ、所定の期日が経過したならば、新しい抗菌・抗ウイルスフイルムを貼着しているカバーピース4a,4bと交換する。
そこで、ハンドルには「抗菌・抗ウイルス」、「きれいハンドル」と表示した紙片19が貼着され、スーパーマーケットを訪れた客が安心してカートを使うことが出来るように表示をしている。「抗菌・抗ウイルス」、「きれいハンドル」はあくまでも一具体例であり、この表示形態に限定はしない。
【符号の説明】
【0027】
1 ハンドル
2 既存のハンドル
3 カバー
4 カバーピース
5 抗菌・抗ウイルスフイルム
6 圧縮層
7 突き合わせ面
8 カバーピース
9 カギ
10 突条片
11 底板
12 樹脂ヒンジ
13 係止ツメ
14 係止溝
15 係止ツメ
16 係止溝
17 係止突条
18 係止溝条
19 紙片


図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2020-09-30
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートであって、該カートのハンドルには複数のカバーピースを取付けて該ハンドルの全周を被覆し、上記カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス処理を施し、既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドル。
【請求項2】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートであって、該カートのハンドルには複数のカバーピースを取付けて該ハンドルの全周を被覆し、上記カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付け、カバーピースを既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドル。
【請求項3】
上記カバーピースを既存のハンドルにワンタッチで取付け・取り外しする手段として、互いに噛み合う係止ツメと係止溝を形成した請求項1、又は請求項2記載のショッピング用カートのハンドル。
【請求項4】
上記カバーピースには、押出成形した別のカバーピースに抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付けた請求項2、又は請求項3記載のショッピング用カートのハンドル。
【請求項5】
上記ハンドルの表面には、抗菌・抗ウイルス処理が施された奇麗なハンドルである旨の表示をした請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4記載のショッピング用カートのハンドル。
【請求項6】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートのハンドルカバーであって、該ハンドルカバーはハンドルの全周を被覆することが出来るように複数のカバーピースからなり、上記カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス処理を施し、既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドルカバー。
【請求項7】
スーパーマーケットなどにおいて、客が買い物をする際に使うショッピング用カートのハンドルカバーであって、該ハンドルカバーはハンドルの全周を被覆することが出来るように複数のカバーピースからなり、カバーピースの表面には抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付け、既存のハンドルにワンタッチで取付け、取り外し可能としたことを特徴とするショッピング用カートのハンドルカバー。
【請求項8】
上記カバーピースを既存のハンドルにワンタッチで取付け・取り外しする手段として、互いに噛み合う係止ツメと係止溝を形成した請求項6、又は請求項7記載のショッピング用カートのハンドルカバー。
【請求項9】
上記カバーピースには、押出成形した別のカバーピースに抗菌・抗ウイルス性フイルムを貼り付けた請求項6、又は請求項7記載のショッピング用カートのハンドルカバー。
【請求項10】
上記ハンドルカバーの表面には、抗菌・抗ウイルス処理が施された奇麗なハンドルである旨の表示をした請求項6、請求項7、請求項8、又は請求項9記載のショッピング用カートのハンドルカバー。