(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022043358
(43)【公開日】2022-03-16
(54)【発明の名称】ブロックチェーン及び鑑定結果によって価値を定義したラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 20/06 20120101AFI20220309BHJP
【FI】
G06Q20/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2018129884
(22)【出願日】2018-07-09
(71)【出願人】
【識別番号】518244323
【氏名又は名称】日本ラボグロウンダイヤモンド株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】518244655
【氏名又は名称】安部 秀之
(74)【代理人】
【識別番号】100190621
【弁理士】
【氏名又は名称】崎間 伸洋
(74)【代理人】
【識別番号】100207619
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 知晴
(72)【発明者】
【氏名】安部 秀之
【テーマコード(参考)】
5L055
【Fターム(参考)】
5L055AA12
5L055AA13
(57)【要約】
【課題】トークン自体が実物(ダイヤモンド)として存在する事になり、紙幣のような役割をダイヤモンドが担うことで、信頼度をより向上させたラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システムを提供すること。
【解決手段】PURE DIAMOND Network上に形成させる暗号トークン、PURE DIAMOND COINによって、PURE DIAMOND Token Economyが構築される。PURE DIAMOND Token Economyでは、PURE DIAMOND≒PURE DIAMOND COIN≒法定通貨の図式が成立し、PURE DIAMONDという現物が紐づいたリアルとデジタルが融合する現実的な経済として展開される。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
図1乃至
図35に記載の機能を有する、
ラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックチェーン及び鑑定結果によって価値を定義したラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、仮想通貨には、ブロックチェーンの技術が利用されている。そして、既存のブロックチェーン技術を使って作られたトークンと呼ばれる仮想通貨が存在する(例えば特許文献1参照)。なお、トークンを利用する目的は、トークンの特性(例えば、株式やポイントカードとしての役割)を活かして資金調達をすることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、先行文献1に記載の技術を含む従来技術のみでは、資金調達を目的としてもトークン自体の価値は、簡単に上がらない、という問題がある。
そこで、実物のダイヤモンドをブロックチェーン技術でトークンと結びつけて、その流通を仮想通貨として取り扱う。実物が存在することによりトークンの信憑性の保持にも直接つながるため、ユーザにとっては、従来のダイヤモンド及びトークンより、より良いものとなる。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、トークン自体が実物(ダイヤモンド)として存在する事になり、紙幣のような役割をダイヤモンドが担うことで、信頼度をより向上させたラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、
図1乃至
図35に記載の機能を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、トークン自体が実物(ダイヤモンド)として存在する事になり、紙幣のような役割をダイヤモンドが担うことで、信頼度をより向上させたラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一実施形態に係る決済システムのマイニングに関する図である。
【
図3】ラボグロウンダイヤモンドに関する図である。
【
図4】ラボグロウンダイヤモンドに関する図であって、
図3とは異なる図である。
【
図5】ラボグロウンダイヤモンドに関する図であって、
図3及び
図4とは異なる図である。
【
図7】ラボグロウンダイヤモンドがクリアする課題に関する図である。
【
図11】天然ダイヤモンドメーカの高い利益率を示す図である。
【
図12】宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性に関する図である。
【
図13】宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性に関するであって、
図12とは異なる図である。
【
図15】ダイヤモンドとピュアダイヤモンドとの円との交換に関する図である。
【
図16】ピュアダイヤモンド デジタルアセットのイメージに関する図である。
【
図17】ピュアダイヤモンドチェーン決済事業に関する図である。
【
図18】ダイヤモンドとピュアダイヤモンドコインのマーケットバランスに関する図である。
【
図20】コインの価値のシュミレーションに関する図である。
【
図23】マイニングの新しい価値ラボグロウンダイヤモンドの新しい価値に関する図である。
【
図24】ピュアダイヤモンドのStep by Stepに関する図である。
【
図26】コンテンツに関する図であって、
図25とは異なる図である。
【
図27】本発明の一実施形態に係る決済システムの概要に関する図である。
【
図28】本発明の一実施形態に係る決済システムの概要に関する図であって、
図27とは異なる図である。
【
図29】ダイヤモンド市場の変遷と将来に関する図である。
【
図30】ピュアダイヤモンドコインがもたらす未来に関する図である。
【
図31】ピュアダイヤモンド ネットワークに関する図である。
【
図32】ピュアダイヤモンド ネットワークに関する図であって、
図31とは異なる図である。
【
図33】ICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図である。
【
図34】ICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図であって、
図33とは異なる図である。
【
図35】ICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図であって、
図33及び
図34とは異なる図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る決済システムのマイニングに関する図である。
本発明の一実施形態に係る決済システムのマイニングは、
図1に示す通りである。
【0011】
図2は、事業目的に関する図である。
事業目的は、
図2に示す通りである。
【0012】
図3は、ラボグロウンダイヤモンドに関する図である。
ラボグロウンダイヤモンドは、
図3に示す通りである。
【0013】
図4は、ラボグロウンダイヤモンドに関する図であって、
図3とは異なる図である。
ラボグロウンダイヤモンドは、
図4に示す通りである。
【0014】
図5は、ラボグロウンダイヤモンドに関する図であって、
図3及び
図4とは異なる図である。
ラボグロウンダイヤモンドは、
図5に示す通りである。
【0015】
図6は、鑑定書に関する図である。
鑑定書は、
図6に示す通りである。
【0016】
図7は、ラボグロウンダイヤモンドがクリアする課題に関する図である。
ラボグロウンダイヤモンドがクリアする課題は、
図7に示す通りである。
【0017】
図8は、当プロジェクトの強みに関する図である。
当プロジェクトの強みは、
図8に示す通りである。
【0018】
図9は、事業モデル(相関図)に関する図である。
事業モデル(相関図)は、
図9に示す通りである。
【0019】
図10は、ビジネスモデルの強化策を示す図である。
ビジネスモデルの強化策は、
図10に示す通りである。
【0020】
図11は、天然ダイヤモンドメーカの高い利益率を示す図である。
天然ダイヤモンドメーカの高い利益率は、
図11に示す通りである。
【0021】
図12は、宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性に関する図である。
宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性は、
図12に示す通りである。
【0022】
図13は、宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性に関するであって、
図12とは異なる図である。
宝飾ダイヤモンドの市場規模と成長性は、
図13に示す通りである。
【0023】
図14は、事業相関図に関する図である。
事業相関図は、
図14に示す通りである。
【0024】
図15は、ダイヤモンドとピュアダイヤモンドとの円との交換に関する図である。
ダイヤモンドとピュアダイヤモンドとの円との交換は、
図15に示す通りである。
【0025】
図16は、ピュアダイヤモンド デジタルアセットのイメージに関する図である。
ピュアダイヤモンド デジタルアセットのイメージは、
図16に示す通りである。
【0026】
図17は、ピュアダイヤモンドチェーン決済事業に関する図である。
ピュアダイヤモンドチェーン決済事業は、
図17に示す通りである。
【0027】
図18は、ダイヤモンドとピュアダイヤモンドコインのマーケットバランスに関する図である。
ダイヤモンドとピュアダイヤモンドコインのマーケットバランスは、
図18に示す通りである。
【0028】
図19は、スケジュールに関する図である。
スケジュールは、
図19に示す通りである。
【0029】
図20は、コインの価値のシュミレーションに関する図である。
コインの価値のシュミレーションは、
図20に示す通りである。
【0030】
図21は、価値向上に関する図である。
価値向上は、
図21に示す通りである。
【0031】
図22は、事業参照イメージに関する図である。
事業参照イメージは、
図22に示す通りである。
【0032】
図23は、マイニングの新しい価値ラボグロウンダイヤモンドの新しい価値に関する図である。
マイニングの新しい価値ラボグロウンダイヤモンドの新しい価値は、
図23に示す通りである。
【0033】
図24は、ピュアダイヤモンドのStep by Stepに関する図である。
ピュアダイヤモンドのStep by Stepは、
図24に示す通りである。
【0034】
図25は、コンテンツに関する図である。
コンテンツは、
図25に示す通りである。
【0035】
図26は、コンテンツに関する図であって、
図25とは異なる図である。
コンテンツは、
図26に示す通りである。
【0036】
図27は、本発明の一実施形態に係る決済システムの概要に関する図である。
本発明の一実施形態に係る決済システムの概要は、
図27に示す通りである。
【0037】
図28は、本発明の一実施形態に係る決済システムの概要に関する図であって、
図27とは異なる図である。
本発明の一実施形態に係る決済システムの概要は、
図28に示す通りである。
【0038】
図29は、ダイヤモンド市場の変遷と将来に関する図である。
ダイヤモンド市場の変遷と将来は、
図29に示す通りである。
【0039】
図30は、ピュアダイヤモンドコインがもたらす未来に関する図である。
ピュアダイヤモンドコインがもたらす未来は、
図30に示す通りである。
【0040】
図31は、ピュアダイヤモンド ネットワークに関する図である。
ピュアダイヤモンド ネットワークは、
図31に示す通りである。
【0041】
図32は、ピュアダイヤモンド ネットワークに関する図であって、
図31とは異なる図である。
ピュアダイヤモンド ネットワークは、
図32に示す通りである。
【0042】
図33は、ICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図である。
ICOピュアダイヤモンドコイン セールは、
図33に示す通りである。
【0043】
図34はICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図であって、
図33とは異なる図である。
ICOピュアダイヤモンドコイン セールは、
図34に示す通りである。
【0044】
図35は、ICOピュアダイヤモンドコイン セールに関する図であって、
図33及び
図34とは異なる図である。
ICOピュアダイヤモンドコイン セールは、
図35に示す通りである。
【0045】
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
【0046】
また例えば、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、
図24の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に
図2の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、
図24に特に限定されず、任意でよい。例えば、デバイスの機能ブロックをコンピュータ等に移譲させてもよい。逆にコンピュータの機能ブロックをデバイス等に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
【0047】
また例えば、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
【0048】
また例えば、このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
【0049】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
【0050】
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用されるデバイスは、
図1乃至
図35に記載の機能を有する。
【0051】
これにより、トークン自体が実物(ダイヤモンド)として存在する事になり、紙幣のような役割をダイヤモンドが担うことで、信頼度をより向上させたラボグロウンダイヤモンドの流通、交換取引市場及び決済システムを提供することができる。
【符号の説明】
【0052】
1・・・サーバ