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▶ 兼子 政博の特許一覧

特開2022-43955ウェイトトレーニングウェイトプレート
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  • 特開-ウェイトトレーニングウェイトプレート 図1
  • 特開-ウェイトトレーニングウェイトプレート 図2
  • 特開-ウェイトトレーニングウェイトプレート 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022043955
(43)【公開日】2022-03-16
(54)【発明の名称】ウェイトトレーニングウェイトプレート
(51)【国際特許分類】
   A63B 21/075 20060101AFI20220309BHJP
【FI】
A63B21/075
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020160209
(22)【出願日】2020-09-04
(71)【出願人】
【識別番号】520369641
【氏名又は名称】兼子 政博
(72)【発明者】
【氏名】兼子 政博
(72)【発明者】
【氏名】兼子 悠大
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ウェイトトレーニングを行う際にトレーニング効率を良くするウェイトプレートを提供する。
【解決手段】ウェイトプレート1の中心に、上心半円アーチ型の切れ込みを持たせることにより、バーベルシャフトに対して水平方向以外にも、垂直方向からの脱着を可能とする。金属シャフト3によるロック構造と、ウェイトプレートの重心を中心より下部に設定することにより、ウェイトプレート使用中の脱落を防ぐ構造とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の(1)~(2)の特徴を有すウェイトトレーニング用ウェイトプレート
(1)中心より下部に向け、上心半円型のアーチを持った形状を特徴とするウェイトトレーニング用のウェイトプレート
(2)側面から中心に向かって空いた横穴にロックピンを挿入する構造
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はウェイトプレートを用いて行うウェイトトレーニングにおいて、ウェイトプレートの交換を容易に行うためのウェイトトレーニング用のウェイトプレートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ウェイトトレーニングにおいて、現在使用されているウェイトプレートは中心に空いた穴をバーベルシャフトなどに水平方向から抜き差しして使うものが一般的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
解決しようとする課題問題点は、従来のウェイトプレートでは脱着の際に、バーベルシャフトからウェイトプレートを水平方向に抜き差ししなければならないため、バーベルシャフトの外側に、人が立てるだけの大きなスペースが必要だった。
【0004】
バーベルシャフトなどにウェイトプレートを複数枚使う場合、最も外側にあるウェイトプレート以外を外す際、外したいウェイトプレートより外のウェイトプレートを全て外さなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はウェイトプレート中心に上心半円アーチ型の切れ込みを持たせることにより、バーベルシャフトに対して水平方向以外にも、垂直方向からの脱着を可能とすることを最も主要な特徴とする。
【0006】
また金属シャフトによるロック構造とウェイトプレートの重心を中心より下部に設定することにより、使用中の脱落を防ぐ構造も特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明はバーベルシャフトに対して垂直方向の脱着を可能にすることによって、バーベルシャフト両端のスペースが十分に確保できていない場合でも、容易にウェイトプレートの脱着が可能である。
【0008】
また、バーベルシャフトを用いたウェイトトレーニングにおいて、トレーニング種目を変更する際にも、取り外したい重量のウェイトプレートをバーベルシャフトに装着されている順番に関わらず容易に脱着が可能であることにより、トレーニングをより効率的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】ウェイトプレートにロックピンありの外観図である。
図2】ウェイトプレートにロックピンなしの側面図である。
図3】ロックピンの外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示すように、従来であればバーベルシャフトなどに取り付けるための中心穴のみが空いているものに対し、ウェイトプレートの中心より下部に向け、上心半円アーチ型に切れ込みを持たせている。
さらに、バーベルシャフトなどに取り付けた際に、自重で回転して落下しないようウェイトプレートの重心を下部に設定している。
また、バーベルシャフトなどへの取り付け時に落下を防止するものとして、ウェイトプレートの側面から中心に向かって横穴を設け、そこにロックピン本体を挿入し90度回転することでロックピン固定用穴に固定用突起を引っかけトレーニング時にバーベルシャフトなどからの脱落を防止する構造を要する。
【0011】
ウェイトプレートが中心より下部に向け、上心半円アーチを有しているのは、以下の理由からである。
トレーニング種目や、個人の力量によってはウエイトプレートの大幅な重量変更を行う場合がある。
その場合、本発明のように上心半円アーチを有していることで、バーベルシャフトなどに対し垂直方向の脱着を可能とする。この時、中心穴のみを有する形状ではバーベルシャフトなどに装着されているウェイトプレートを外側から順に外す必要があり非効率的なため、垂直方向にウェイトプレートの脱着を可能にすることで、目的の重量のプレートのみを任意に装着することが可能である。
【符号の説明】
【0012】
1 プレート本体
2 ロックピン固定用穴
3 ロックピン本体
4 プレート持ち手
5 ロックピン挿入穴
6 ロックピン固定用突起
図1
図2
図3