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  • 特開-甘味塩味LEDセンサトング 図1
  • 特開-甘味塩味LEDセンサトング 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022043959
(43)【公開日】2022-03-16
(54)【発明の名称】甘味塩味LEDセンサトング
(51)【国際特許分類】
   A47J 43/28 20060101AFI20220309BHJP
   G01N 27/416 20060101ALI20220309BHJP
【FI】
A47J43/28
G01N27/416 302G
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020160213
(22)【出願日】2020-09-04
(71)【出願人】
【識別番号】593196399
【氏名又は名称】佐藤 正志
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 正志
【テーマコード(参考)】
4B053
【Fターム(参考)】
4B053AA01
4B053BA20
4B053BJ01
4B053BJ07
4B053BJ11
4B053BK60
4B053CA13
(57)【要約】      (修正有)
【課題】料理の塩分や甘味を簡単に知ることができる甘味塩味LEDセンサトングを提供する。
【解決手段】挟み部5の内側にトング部6の左外側に塩分濃度センサ8が右外側に糖度センサ7を設け、支柱部9に挟み部5が接合され、支柱部9の下部分に挟みスイッチ部40が設けてある。支柱部9の上部にLEDリング部2が電気回路部3に挟まれて配置され、電気回路部3の上部に電池ホルダー部10が付属し、頂上部に電源スイッチ11が設けてある。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
支点部の下に挟みスイッチ部を配置し、挟み部の両端の外側に配置した糖度センサと、塩分濃度センサを内側にトング部を設けたトング本体部と、トング本体部の上面に、LEDリング部を配置し、電池ホルダーと、電源スイッチと電池ホルダー内に電気回路を組み込んだことを特徴とする甘味塩味LEDセンサトング。
【請求項2】
糖度センサと塩分濃度センサを切り替える、センサ切り替えスイッチで定量の設定値のエンコード回路と差分数値を比較する打消し回路と、FM変調回路とFM偏移電圧変換回路で同じ数値になることでリレーを切り替え制御する回路と、クロックパルス発振回路と、リレーと、カウンタ、DACからLED点灯回路を介して、センサ切り替えスイッチで赤色LEDと、青色LEDを点灯する電気回路部を含むLEDリング部を備えた特徴とする請求項1記載の甘味塩味LEDセンサトング。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、挟み具の両端にセンサを設け、設定値の濃度になるとLEDの回転が停止する甘味塩味LEDセンサトングに関するものである。
【背景技術】
【0002】
トングは、食材を挟んで取り出し、かき混ぜることに適していることは、知られている。トングに温度センサをつけたものはある。さじ加減は人の勘に頼っていた
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
甘さや塩味は人数が変わることでどのくらい塩などを入れたらよいか分からないことが多い。さじ加減は好みに任せていたことがある。
本発明は、以上の問題点を解決しようと発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
電源スイッチを頂上に置いて、電池ホルダー内に電池を入れた筒の表面に、電源ランプとセンサ切り替えスイッチを設け、LEDリング部内に赤色LEDランプと青色LEDランプをリング状に数個並べて塩分濃度センサと糖度センサを切り替えることにより定量制御回路でLED点灯の表示の仕方を変えることを特徴とする。
以上のような構成の甘味塩味LEDセンサトング。
【発明の効果】
【0005】
食材の量に応じた塩分や糖度の濃度を安定的にLED表示により誰でも簡単に知ることができかき混ぜや食材をつかむことで挟みスイッチでトングを挟む状態でLED表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の全体の外観図
図2】本発明の電気配線図
図3】本発明のセンサ部の電気配線図
図4】本発明の光リング部の設明図
【発明を実施する形態】
【0007】
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
図1は、本発明の全体の構成の図である。挟み部(5)の内側にトング部(6)が2箇所 左外側に塩分濃度センサ(8)が右外側に糖度センサ(7)を設け、支柱部(9)に挟み部(5)が接合され、支柱部(9)の下部分に挟みスイッチ部(40)が設けてある。
支柱部(9)の上部にLEDリング部(2)が電気回路部(3)に挟まれて配置している。電気回路部(3)の上部に電池ホルダー部(10)が付属している。頂上部に電源スイッチ(11)が設けてある。
【0008】
図2は、電気配線図の例である。
電池(電源)は、プッシュスイッチ(4)に接続してクロックパルス発振回路(31)に電源を供給する。クロックパルス発振回路(31)から連続するパルスがリレー3(36)に入力、リレー3(36)は、プッシュスイッチ(4)でオン、リレー3(36)から、リレー2(34)とリレー1(32)にパルス信号が入力される。
センサ切り替えスイッチ(39)でリレー1(32)とリレー2(34)を切り替える。リレー1(32)はカウンタ1(33)に接続され、リレー2(34)はカウンタ2(35)に接続する。カウンタ1(33)はDAC1(37)へ接続しLEDリング部(2)の赤色LED(20)に接続し、LED点灯回路(22)に接続し、カウンタ2(35)はDAC2(38)に接続してLED点灯回路(22)を介してLEDリング部(2)の青色LED(21)に接続している。
【0009】
図3に示すDAC1(37)はLEDリング部(2)の赤色LED(20)の複数の赤色LEDランプ(200)にDAC2(38)は青色LED(21)の複数の青色LEDランプ(210)に接続している。これで赤色LED(20)は右回り光回転を青色LED(21)は左廻りの光回転をする。
【0010】
次に糖度センサ(7)の第1制御回路(70)は、ある定量数値を第1エンコード回路(71)に設定して、FM変調回路(72)の入力側に糖度センサ(7)にアンプ(73)を介して、打消し回路(74)にA入力,第1エンコード回路(71)にアンプ(73)を介して打消し回路(74)にB入力、この出力をFM変調回路(72)に入力、これをFM偏移電圧変換回路(75)に入力する。同様に塩分濃度センサ(8)は第2制御回路(80)に接続してある
第2エンコード回路(81)に塩分の適量の定量数値が設定した。
打消し回路(74)の出力が「0」に近くなると第1制御回路(70)の出力は、「0」になる。
第1制御回路(70)の出力は、リレー1(32)に接続し、「1」でリレー1(32)は信号が通過する。
すると赤色LED(20)が点灯して回転する。「0」で回転を停止する。
第2制御回路(80)の出力はリレー2(34)に接続する。「1」でリレー2(34)は信号が通過する。
【0011】
次は本発明の使い方について説明する。
台座(90)からトング本体部(1)の取手部(30)をつかんで取り外し、電源スイッチ(11)を押す。すると電源ランプ(12)が点灯する。センサ切り替えスイッチ(39)を切り替え、糖度か塩分を測るのか決め、センサ切り替えスイッチ(39)を切り替える。挟み部(5)を閉じるように押さえると挟みスイッチ部(40)がオン、するとLEDリング部(2)の赤色か青色のどちらかLEDが光回転する。
適当なさじ加減でLEDランプの回転が止まる。
【符号の説明】
【0012】
1 トング本体部
10 電池ホルダー部
11 電源スイッチ
12 電源ランプ
2 LEDリング部
20 赤色LED
21 青色LED
200 赤色LEDランプ
210 青色LEDランプ
22 LED点灯回路
3 電気回路部
30 取手部
31 クロックパルス発振回路
32 リレー1
33 カウンタ1
34 リレー2
35 カウンタ2
36 リレー3
37 DAC1
38 DAC2
39 センサ切り替えスイッチ
4 プッシュスイッチ
40 挟みスイッチ部
5 挟み部
6 トング部
7 糖度センサ
70 第1制御回路
71 第1エンコード回路
72 FM変調回路
73 アンプ
74 打消し回路
75 FM偏移電圧変換回路
8 塩分濃度センサ
80 第2制御回路
81 第2エンコード回路
9 支柱部
90 台座
図1
図2
図3
図4