(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022044522
(43)【公開日】2022-03-17
(54)【発明の名称】非接触型受付システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20220310BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020161458
(22)【出願日】2020-09-07
(71)【出願人】
【識別番号】520374014
【氏名又は名称】株式会社モピルン
(72)【発明者】
【氏名】堤 弘之
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】受け付けシステムを利用するとき、接触感染をしないように利用者が所持している携帯端末を利用して受付が可能になる非接触型受付システムを提供する。
【解決手段】サーバーシステム(10)に情報入力システム(4)、マトリックス型二次元コード生成・送信システム(5)、本人識別マトリックス型二次元コード情報(6)、情報出力システム(9)、情報格納データベース(8)を設け、受け付けシステム端末(2)にサーバーシステム(10)へアクセスするためのサーバーアクセスマトリックス型二次元コード情報(3)、カメラ(7)を設け、利用者の携帯端末(1)から構成された非接触型受付システムを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバーシステム(10)に情報入力システム(4)、マトリックス型二次元コード生成・送信システム(5)、本人識別マトリックス型二次元コード情報(6)、情報出力システム(9)、情報格納データベース(8)を設け、受け付けシステム端末(2)にサーバーシステム(10)へアクセスするためのサーバーアクセスマトリックス型二次元コード情報(3)、カメラ(7)を設け、利用者の携帯端末(1)から構成された非接触型受付システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用者の携帯端末を利用し受付システムに触れることなく受け付けに必要な情報を入力し、受付情報を保存・出力する非接触型受付システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の受け付けシステムは、用意されたペンを使い用意された紙に触れて記入、または用意されたシステムに触れて入力することが通常で、衛生面に問題があった。
【0003】
大抵の場合、記入または入力は1つしかなく、利用者が複数人いる場合は順番を持つ必要があった。
【0004】
また、用意されたシステムの入力インターフェースは使い慣れた物ではなく利用者にストレスを与えていた。
【0005】
入力された連絡先(メールアドレスや電話番号など)は、記録された情報を信用するほかなく必ずしも連絡が取れる情報とは限らなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【非特許文献】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
従来の受付システムでは、次のような欠点があった。
【0006】
不特定多数の利用者がシステムに接することで衛生面に問題があり、接触感染を防ぐことはできなかった。
【0007】
受付システムの入力システムは、利用者が使い慣れたものではないので入力時間がかかっていた。
【0008】
入力時はシステムを利用者が占有してしまい、そのシステムを必要としている他の利用者は、先の利用者が終わるまで待たなければならなかった。
【0009】
利用者が入力された連絡先の情報に偽りがあっても確認ができなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
利用者の携帯端末(1)、受け付けシステム端末(2)が表示するサーバーアクセスマトリックス型二次元コード情報(3)、情報入力システム(4)、マトリックス型二次元コード生成・送信システム(5)、本人識別マトリックス型二次元コード情報(6)、受け付けシステム端末(2)のカメラ(7)、情報格納データベース(8)、情報出力システム(9)からなる構成を設ける。
本発明は以上の構成よりなる非接触型受付システムである。
【発明の効果】
【0011】
利用者が所持している携帯端末を使用するので接触型ウイルスの感染を防ぐことができる。
【0012】
システムに接触することは無い。これにより衛生面の問題はない。
利用者が所持する携帯端末を使用することで、入力時間の短縮が期待できる。
【0013】
使い慣れた自身の携帯端末を利用することで、入力時間の短縮が期待できる。
【0014】
入力は利用者の携帯端末を利用することで、受付システムを占有することが無くなり、受付対応時間の短縮ができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
サーバーシステム(10)に情報入力システム(4)、マトリックス型二次元コード生成・送信システム(5)、本人識別マトリックス型二次元コード情報(6)、情報出力システム(9)、情報格納データベース(8)を設ける。
受け付けシステム端末(2)にサーバーシステム(10)へアクセスするためのサーバーアクセスマトリックス型二次元コード情報(3)、カメラ(7)を設ける。
サーバーシステム(10)、受け付けシステム端末(2)、利用者の携帯端末(1)から構成される。
本発明は、以上のような構成である。
これを使用するときは、利用者の携帯端末を受付システム画面に表示されているマトリックス型二次元コード情報を読み取る。利用者の携帯端末に入力画面が表示され必要事項を入力完了するとマトリックス型二次元コード情報が携帯端末に送られてくる。送られてきたマトリックス型二次元コード情報を受付システムのカメラにかざす。受付システムはマトリックス型二次元コード情報を読み込み記録が完了する。
【符号の説明】
【0017】
1 携帯端末
2 受け付けシステム端末
3 サーバーアクセスマトリックス型二次元コード情報
4 情報入力システム
5 マトリックス型二次元コード生成・送信システム
6 本人識別マトリックス型二次元コード情報
7 カメラ
8 情報格納データベース
9 情報出力システム
10 サーバーシステム