(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022044531
(43)【公開日】2022-03-17
(54)【発明の名称】各種液体類の液体活性化装置
(51)【国際特許分類】
C02F 1/48 20060101AFI20220310BHJP
【FI】
C02F1/48 B
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020210604
(22)【出願日】2020-12-18
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-07-28
(31)【優先権主張番号】P 2020150137
(32)【優先日】2020-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】304007455
【氏名又は名称】林 精一
(72)【発明者】
【氏名】林 精一
(72)【発明者】
【氏名】林 寿一
【テーマコード(参考)】
4D061
【Fターム(参考)】
4D061DA03
4D061DA10
4D061DB01
4D061DB20
4D061EA01
4D061EB02
4D061EB09
4D061EB14
4D061EB20
4D061EB28
4D061EB30
4D061EB33
4D061EB35
4D061GC14
(57)【要約】
【課題】各種液体を効率良く、エネルギーを与え活性化することができる液体活性化方法、及び液体活性化装置を提供する。
【解決手段】活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化する装置であって、液体用容器10は着脱可能とした液体用容器を使用して、液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った該液体用容器の内部に、効果的に交流電力にて交流電流を流すことを構成した液体用容器を使用して、交流電力を該液体用容器の当該各交流電極へ入力を行い、交流電界を変化させることを可能とし、各種任意の液体類の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた交流電極を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第2の交流電極設置部とを含み、第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項2】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第2の交流電極設置部とを含み、第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項3】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に、
立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた交流電極、又は、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有し、互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項4】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有し、互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項5】
前記交流電極が有する前記立体凸状形状体は、縦板形状体、縦板網形状体、棒形状体、棒網形状体、縦板網形状体、又は縦板穴付き網形状体を含むことを特徴とする請求項1、又は3に記載の液体活性化装置。
【請求項6】
前記交流電極が有する前記略湾曲形状弧は、縦板略湾曲形状弧、縦板略湾曲網形状弧、穴付き縦板略湾曲形状弧、又は穴付き縦板略湾曲網形状弧を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の液体活性化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種任意の液体類食物類の液体活性化方法、及び液体活性化装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の発明は、着脱可能な蓋部を備える各種の液体用容器を使用して、前記液体用容器内に貯えられた各種液体を活性化するための装置であって、前記液体用容器の前記蓋部は、交流電流を流すための電極を備え、前記蓋部に設けられた前記電極は、前記液体に挿入したときに当該液体中に露出する突起形状導電体を有する第1の電極と、前記第1の電極よりも短い長さを有し、前記蓋部の外周部に設けられた第2の電極を含み、前記液体用容器の前記蓋部に設けられた前記突起形状導電体を液体に挿入して、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置を開示する。
【0003】
また、特許文献2に記載の発明は、交流電界を形成する空間電位発生装置として、第1交流電圧が印加される電極部と 前記電極部に前記第1交流電圧を印加することにより、前電極部の周囲に前記交流電界を形成する電圧印加装置を備え、 前記電圧印加装置は、交流電源により第2交流電圧が印加される一次コイルと、二次コイルとを含むトランスと、前記電極部は、前記出力制御部を介して前記二次コイルの他方の端子に接続される構成である。鮮度保持空間内に交流電界を形成し、前記交流電界が形成されている前記鮮度保持空間内に配置されている前記生鮮品の鮮度を保持する装置を開示する。
【0004】
非特許文献1には、水において、交流電界水素水の特性と機能と効果が詳細に示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第6747737号
【特許文献2】特許第6366882号
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】健康と水―交流電界水素水の特性と機能の解明:東京薬科大学名誉教授 巧刀 彰
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1は、各種液体を活性化するための装置であって、各種液体用容器そのままを対象にし、蓋部において電極を設けて交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置である。一方各種液体用容器の本体そのもの中に各電極をつけることに対する具体的構成についての方法、手段の記述がない。
【0008】
特許文献2に記載の発明は、交流電界を形成する空間電位発生装置であり、対象物の活性化を行なうための装置の場合は、利用場所が限定されていること、各種の食品類を貯蔵する装置の着脱が不可能のこと等の課題がある。
【0009】
非特許文献1に記載の内容は、水に対して交流電界により発生する水素水に関して、学術的に、特性と機能の解明を具体的データのもとに、効果が詳細に紹介されている。例えば、交流電気分解により、生命を維持するための必要な微量元素、マグネシュウム、鉄、白金、亜鉛などミネラルをより多く電解し析出する。また動植物成分の緑茶中のエピガロテキンガレー、シャクヤツ中のぺオニフロリン、カンゾウ中のグリチルリチン、オウゴン中のバイカリンなど、より多く電解し析出する効果がある。また 活性酸素を消去する作用する効果がある。実際に実用化するための方法、手段としての発明は記載されていない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
したがって、本発明に係る液体活性化装置は、活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、前記液体用容器の内部の底部及び周壁側面部に、又は底部に、又は周壁側面部に、各交流電極を設けた前記交流電極設置部と、前記各交流電極の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部と、前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、交流電力を出力する電源入出力制御部と、前記液体用容器の蓋部と、装置本体と、を備え、前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る各種任意の水を含む食物又は水を含む液体の液体活性化方法、及び液体活性化装置は、液体用容器の内部において、交流電力の出力により交流電界が形成され、電界を変化させて、前記液体用容器に貯えられた各種任意の水を含む食物又は水を含む液体の活性化対象物を活性化する。水分を含む食物又は水を含む液体に対して、交流電気分解により、活性酸素消去する作用を可能とし、水より多く含む植物成分を溶解する作用を可能とし、水より多く含むミネラル微量金属元素の析出を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本発明の実施形態に係る液体活性化装置Aの概略構成断面図である。
【
図2】
図2は、本発明の実施形態に係る
図1の概略交流電極設置部の上面図である。
【
図3】
図3は、本発明の実施形態に係る立体凸状形状体の各交流電極における概略実施例図である
【
図4】
図4は、本発明の実施形態に係る電源入出力制御部3の概略構成図である。
【
図5】
図5は、本発明の実施形態に係る液体活性化装置Bの概略構成断面図である。
【
図6】
図6は、本発明の実施形態に係る
図5の概略交流電極設置部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明に係る実施形態を説明する。各種任意の水を含む食物又は水を含む液体の液体活性化方法、及び液体活性化装置として、前記液体用容器内に貯えられた各種任意の水を含む食物又は水を含む液体などを、任意の交流電界を形成し、交流電界を変化させて、活性性化対象物にエネルギーを与えて活性化作用をすることができる液体活性化方法、及び液体活性化装置を提供する。
【0014】
各種任意の液体の対象としては、水、飲料水、お茶類、コーヒー類、飲料用ジュース類、料理用水、牛類、アルコール類、また、野菜ジュウス類、みそ汁、雑炊、ミキサー食物類、その他水分を含む各種任意の水を含む食物又を含む液体などに利用することにある。また応用先としては、消毒用水、治療用水、物理・化学・生物分野など機能性水としての応用、などの多方面に活用することを可能とすることにある。
【0015】
【0016】
本実施形態において、上記目的を達成するために、本発明に係る
図1の液体活性化装置Aは、活性化対象物を取り入れる液体用容器10内に貯えられた水分を含む食物、又は水を含む液体を活性化するための装置であって、活性化対象物を取り入れる前記液体用容器10を配置するための液体用容器設置部11と、前記液体用容器10の内部に
図2に示す交流電極設置部12を備える。前記交流電極設置部12は前記液体用容器10の内部の底部に第1の交流電極設置部12A、及び前記液体用容器10の内部の周壁側面部に第2の交流電極設置部12Bを備え、前記液体用容器10の内部の底部に、各交流電極14Aと15Aは立体凸状形状体とし対極として設けた第1の交流電極設置部12Aと、前記液体用容器10の内部の周壁側面部に、各交流電極16と17は略湾曲形状弧として分割し対極として設けた第2の交流電極設置部12Bと、前記各交流電極14Aと15Aの間、及び又は前記交流電極16と17の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12と、前記液体用容器に前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bの取り付け設置部13と、交流電力を出力する
図4に示した電源入出力制御部3と、前記液体用容器の蓋部18と、装置本体51と、を備える。
前記蓋部18は前記液体用容器10から着脱可能であり、前記液体用容器10は前記液体用容器設置部11から着脱可能であり、前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bは前記液体用容器10から着脱可能であり、交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器10の内部において、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bの前記対極した複数の対極した当該各交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置Aを可能とした構成としている。
【0017】
前記液体用容器10を前記液体用容器設置部11に搭載し、交流電極設置部12を取り付け設置部13に装着し取り付けると、前記対極した複数の当該各交流電極は、前記電源入出力制御部3の各交流電極3A、3Bと接触接続することができる。又は、バネ接触接続、プラグイン接続、プラグ接続等の手段も可能とすることができる。
【0018】
活性化対象物の入った前記液体用容器10の内部において、前記液体用容器10に入れられた各種任意の液体類の活性化対象物の扱いに関して、前記各交流電極14Aと15Aの間、及び又は前記交流電極16と17の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12を設け、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を、前記各種の液体用容器10の内部の当該活性化対象物と広く多く作用を可能とした構成した前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力して、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器10の内部において、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0019】
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る前記液体用容器10の内部の底部の前記各交流電極14Aと15Aは立体凸状形状体の概略形状の構成例として、
図3の立体凸状形状体の各交流電極100に示した各交流電極として、縦板形状体の側面
図101S、又は縦板網形状体の側面
図102S、棒形状体の側面
図103S、棒網形状体の側面
図104S、穴付き縦板形状体の側面
図105S、又は穴付き縦板網形状体の側面
図106S、のいずれかに形成し配置をして、面積に応じて必要な前記各交流電極の配置数とすることが可能である。
【0020】
特に、前記液体の活性化対象物とより多く接触し活性化作用をする上で、網形状の前記各交流電極の場合において、網形状は、例えば×形状の縞条、又は縦縞条、又は簾縞条、又は錨縞条、又は横縞条、等の構造として形成し、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化する効果を可能とする。
【0021】
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る前記各前記液体用容器10の内部の周壁側面部の前記各交流電極16と17として、
図1、
図2、
図5、
図6に示す略湾曲形状弧の構成例は、
図3の立体凸状形状体100をもとに略湾曲形状弧とした、縦板略湾曲形状弧、縦板略湾曲網形状弧、穴付き縦板略湾曲形状弧、又は穴付き縦板略湾曲網形状弧、のいずれかに形成して配置をしたことを特徴とすることができる。また数個に分割した前記各交流電極、また、数列に複数を極対配置した前記各交流電極などとして、当該の電極とすることが可能である。
【0022】
前記液体用容器10は蓋部18と、装置本体51と、を備え、前記蓋部18は前液体用容器10から着脱可能であり、前記液体用容器10は前記液体用容器設置部11から着脱可能であり、洗浄と交換が容易である。前記交流電極設部12は前記液体用容器10から着脱可能であり、洗浄と交換が容易である。
【0023】
ここで、前記液体用容器10は代表的な例として略円筒型形状、又は略楕円筒型形状であるが限定するものではない。
【0024】
【0025】
本実施形態において、上記目的を達成するために、本発明に係る
図5の液体活性化装置Bは、活性化対象物を取り入れる液体用容器20内に貯えられた水分を含む食物、又は水を含む液体を活性化するための装置であって、活性化対象物を取り入れる前記液体用容器20を配置するための液体用容器設置部11と、前記液体用容器20の内部に
図6に示す交流電極設置部12を備え、前記交流電極設置部12は前記液体用容器20の内部の底部に第1の交流電極設置部12A、及び前記液体用容器20の内部の周壁側面部に第2の交流電極設置部12Bを備え、前記液体用容器20の内部の底部に各交流電極14Bと15Bは略湾曲形状弧として分割し対極として設けた第1の交流電極設置部12Aと、前記液体用容器の内部の周壁側面部に、各交流電極16と17は略湾曲形状弧として分割し対極として設けた第2の交流電極設置部12Bと、前記各交流電極14Bと15Bの間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、及び又は前記交流電極16と17の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12と、前記液体用容器に前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bの取り付け設置部13と、交流電力を出力する
図4に示した電源入出力制御部3と、前記液体用容器の蓋部18と、装置本体51と、を備え、前記蓋部18は前記液体用容器20から着脱可能であり、前記液体用容器20は前記液体用容器設置部11から着脱可能であり、
前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bは前記液体用容器20から着脱可能であり、交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器20の内部において、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を前記第1及び第2の交流電極設置部12A、及び12Bの前記対極した複数の当該各交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置Bを可能とした構成としている。
【0026】
前記液体用容器20を前記液体用容器設置部11に搭載し、交流電極設置部12を取り付け設置部13に装着し取り付けると、前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極は交流電力を出力した前記電源入出力制御部3の各交流電極3A、3Bと接触接続することができる。又は、バネによる接触接続、プラグイン接続、プラグ接続等の手段も可能とすることができる。
【0027】
活性化対象物の入った前記液体用容器20の内部において、前記液体用容器20に入れられた各種任意の液体類の活性化対象物の扱いに関して、前記各交流電極14Bと15Bの間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、及び又は前記交流電極16と17の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12を設け、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を、前記各種の液体用容器20の内部の当該活性化対象物と広く多く作用を可能とした構成した前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力して、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器20の内部において、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0028】
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、前記各交流電極14Bと15B、及び16と17の略湾曲形状弧の概略形状の構成例として、
図3に示した立体凸状形状体の各交流電極100に示す各交流電極における、立体凸状形状体の概略形状の構成例による、縦板形状体の側面
図101S、縦板網形状体の側面
図102S、棒形状体の側面
図103S、棒網形状体の側面
図104S、縦板網形状体の側面
図105S、又は縦板穴付き網形状体の側面
図106S、のいずれかに対して、
図5、
図6に示すそれぞれの略湾曲形状弧の記各交流電極14B、15B、及び16、17として、縦板略湾曲形状弧、又は縦板略湾曲網形状弧、又は穴付き縦板略湾曲形状弧、又は穴付き縦板略湾曲網形状弧などとして配置をして、面積に応じて必要な前記各交流電極の配置数とすることが可能である。
【0029】
前記液体用容器20の蓋部18と、装置本体51と、を備え、前記蓋部18は前記液体用容器20から着脱可能であり、前記液体用容器20は前記液体用容器設置部11から着脱可能であり、前記交流電極設置部12は前記液体用容器20から着脱可能であり、洗浄と交換が容易である。
【0030】
なお、前記液体用容器20は代表的な例としては略円筒型形状、又は略楕円筒型形状であるが限定するものではない。
【0031】
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、前記液体用容器10
の内部の底部のみとして、各交流電極14Aと15Aは立体凸状形状体として対極として設けた第1の交流電極設置部12Aとする液体活性化装置とする。
活性化対象物の入った液体用容器の内部において、当該前記液体用容器10に入れられた各種任意の液体類の活性化対象物の扱いに関して、前記各交流電極14Aと15Aの間に対極した複数の当該各交流電極を配列した構成として、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12を設け、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を、前記各種の液体用容器10の内部の当該活性化対象物と広く多く作用を可能とした構成した前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力して、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器10の内部において、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、前記液体用容器20の内部の底部のみとして、前記液体用容器20の内部の底部のみとして、の交流電極設置部12Aとする液体活性化装置とする。
又は、活性化対象物の入った液体用容器の内部において、当該前記液体用容器20に入れられた各種任意の液体類の活性化対象物の扱いに関して、前記交流電極14Bと15Bの間に対極した複数の当該各交流電極を配列した構成として、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12を設け、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を、前記各種の液体用容器20の内部の当該活性化対象物と広く多く作用を可能とした構成した前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力して、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器20の内部において、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0032】
なお、本実施形態において、上記目的を達成するために、前記液体用容器20の内部の周壁側面部のみとして、各交流電極16と17は略湾曲形状弧として分割し対極として設けた第2の交流電極設置部12Bとする液体活性化装置、とする。前記各交流電極16と17の間に対極した複数の当該各交流電極を配列し、隣接する各交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された前記交流電極設置部12を設け、前記電源入出力制御部3の電極3A、3Bから出力された交流電力を、前記各種の液体用容器20の内部の当該活性化対象物と広く多く作用を可能とした構成した前記交流電極設置部12の前記対極した複数の当該各交流電極へ入力して、前記液体用容器設置部11に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器20の内部において、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0033】
以上において、本各交流電極の材料は、ステンレス製、チタン製等導電体材料を用いて、交流電流の交流電界を形成し、電界の変化作用効果を上げる。また、本電極の材料は白金メッキ製導電体材料を用いて、交流電流の交流電界を形成し、交流電界の変化作用効果を上げることができる。
【0034】
以上において、上記目的を達成するために、本発明に係る液体類の液体活性化方法、及び液体活性化装置として、液体用容器の各種任意の水を含む食物又は水を含む液体、サイズの種類、大きさ等に応じて、設定された制御の仕様の範囲で選択し、前記電源入出力制御部の電極からの出力により、任意の前記交流電界を形成し、任意の交流電界を変化させる上で、通電時間、適用電圧の強度、波形、周期・周波数、等の制御を設定することが出来る。使用者が各種液体類に対して、設定された制御の仕様の範囲で選択し、任意に設定し、効果的に液体の活性化を可能とする。
【0035】
また、上記目的を達成するために、前記電源入出力制御部3の制御部106は、交流電源の場合においては、インバータ制御としては、AC-DC-AC制御、又はAC-AC制御などを設けることができる。また、直流電源の場合は、コンバーター制御としては、DC-AC制御などとして設けることができる。なお、前記制御部106は、時間制御、出力電圧・電流の制御、周波数変換制御、電圧波形変換制御などを可能とし、電圧の波形は正弦波、鋸歯状波、方形波、パルス波などいずれかとし、変換制御などを可能とする。これらの設定することに基づき前記電源入出力制御部3の実施を可能とすることもできる。
【0036】
上記目的を達成するために、各種任意の水を含む食物又は水を含む液体において、交流電界を形成し、交流電解を発生する手段として、前記電源入出力制御部3の電極からの出力において、適用周期は商用電源周波数、又は商用電源周波数以上のいずれかとして、設定することを、実施可能とすることもできる。
【0037】
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた交流電極を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第2の交流電極設置部とを含み、第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【0038】
(付記2)
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有する第2の交流電極設置部とを含み、第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【0039】
(付記3)
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に、立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた交流電極、又は、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有し、互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【0040】
(付記4)
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の周壁側面部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた交流電極を有し、互いに隣接する前記交流電極に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
交流電力の周波数は、商用電源周波数、又は商用電源周波数以上であり、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【0041】
(付記5)
付記1、又は付記3に記載の前記交流電極が有する前記立体凸状形状体は、縦板形状体、縦板網形状体、棒形状体、棒網形状体、縦板網形状体、又は縦板穴付き網形状体を含むことを特徴とする液体活性化装置。
【0042】
(付記6)
付記1~付記4のいずれかに記載の前記交流電極が有する前記略湾曲形状弧は、縦板略湾曲形状弧、縦板略湾曲網形状弧、穴付き縦板略湾曲形状弧、又は穴付き縦板略湾曲網形状弧を含むことを特徴とする液体活性化装置。
【0043】
また、本発明に係る液体活性化装置において、前記電極に、ステンレス製、チタン製等導電体材料、白金メッキ製導電体材料、チタンに白金メッキを施した材料を用いることができる。
【0044】
前記液体の活性化対象物とより多く接触し活性化作用をする為の網形状の前記各交流電極の場合において、網形状は、例えば×形状の縞条、又は縦縞条、又は簾縞条、又は錨縞条、又は横縞条、等として、交流電流を流して交流電界を形成し、当該交流電界を変化することを特徴とする液体活性化装置。
【0045】
また、本発明に係る液体活性化装置において、交流出力は、時間の制御、周波数、適用電圧、適用電圧の波形は正弦波、鋸歯状波、方形波、パルス波のいずれかとして設定することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0046】
また、本発明に係る液体活性化装置において、活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水分を含む食物又は水を含む液体を活性化するための装置であって、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、水分を含む食物又は水を含む液体に対して、活性酸素消去する作用を可能とし、水より多く含む植物成分を溶解する作用を可能とし、水より多く含むミネラル微量金属元素の析出を可能とし、滅菌作用を可能とし、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とすることができる。
【0047】
また、本発明に係る液体活性化装置では、前記電源入出力制御部からの交流出力は、時間の制御、交流電圧、交流電流、周波数、適用電圧の波形は正弦波、鋸歯状波、方形波、パルス波のいずれかとして設定することにより、前記各種任意の液体類の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴としてもよい。
【0048】
上述により、本発明は、各種任意の液体類の活性化対象物の扱いに関して、ウオタ-サーバ等に付設を可能とした液体用容器設置部と、交流電力を出力する電源入出力制御部と、装置ケース部とを備え、電流を流すことを可能とした各種の液体用容器を使用して、前記電源入出力制御部の電極からの出力にもとづいて、ウオタ-サーバ等内に、活性化対象物の入った該液体用容器の内部において、交流電界を形成させ、電界を変化することにより、前記液体用容器に貯えられた前記各種任意の液体類の活性化対象物を、活性化作用を可能とすることを、特徴とする液体活性化装置としてもよい。
【0049】
本発明において、当業者であれば、各種任意の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
【0050】
例えば、前述の各実施の形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0051】
A、B、は、液体活性化装置。
10、20、は、液体用容器。
3は、電源入出力制御部。
3A、3Bは、電源入出力制御部3の出力電極。
101は、入切スイッチ。
102は、フューズ。
103は、トランス。
104は、電源入力側1次コイル。
105は、出力側2次コイル。
106は、制御部。
11は、液体用容器設置部。
12、12A、12Bは、交流電極設置部。
13は、取り付け設置部。
14A、15A、14B、15B、16、17、は 各交流電極。
18は、 蓋部。
100は、 立体凸状形状体の各交流電極。
101Sは、縦板形状体の側面図。
102Sは、縦板網形状体の側面図。
103Sは、棒形状体の側面図。
104Sは、棒網形状体の側面図。
105Sは、縦板網形状体の側面図。
106Sは、縦板穴付き網形状体の側面図。
51は、 装置本体。
【手続補正書】
【提出日】2021-04-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水を含む食物又は飲料水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に配置され、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有する第2の交流電極設置部とを含み、第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する 前記交流電極間に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記交流電力は、商用電源周波数を有する正弦波交流電流を含み、
前記第1の交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記第2の交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記第1の交流電極設置部の一方の交流電極と、当該一方の交流電極に隣接する前記第2の交流電極設置部の他方の交流電極として機能するように第1の交流電極設置部と第2の交流電極設置部配置されており、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項2】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水を含む食物又は飲料水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有する第1の交流電極設置部と、前記液体用容器の内部の周壁側面部に配置され、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有する第2の交流電極設置部とを含み、前記第1及び第2の交流電極設置部の互いに隣接する前記交流電極間に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記交流電力は、商用電源周波数を有する正弦波交流電流を含み、
前記第1の交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記第2の交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記第1の交流電極設置部の一方の交流電極と、当該一方の交流電極に隣接する前記第2の交流電極設置部の他方の交流電極として機能するように第1の交流電極設置部と第2の交流電極設置部配置されており、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記第1及び第2の前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項3】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水を含む食物又は飲料水を含む
液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の底部に、立体凸状形状体を有し互いに対極として設けた複数の交流電極の極対、又は、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有し、互いに隣接する前記交流電極間に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記交流電力は、商用電源周波数を有する正弦波交流電流を含み、
前記交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項4】
活性化対象物を取り入れる液体用容器内に貯えられた水を含む食物又は飲料水を含む液体を活性化するための装置であって、
活性化対象物を取り入れる前記液体用容器を配置するための液体用容器設置部と、
前記液体用容器の内部の周壁側面部に配置され、略湾曲形状弧を有し分割されて互いに対極として設けた複数の交流電極の極対を有し、互いに隣接する前記交流電極間に交流電源から交流電流を印加可能に構成された交流電極設置部と、
前記液体用容器に前記交流電極設置部の取り付け設置部と、
交流電力を出力する電源入出力制御部と、
前記液体用容器の蓋部と、
装置本体と、を備え、
前記蓋部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記液体用容器は前記液体用容器設置部から着脱可能であり、
前記交流電極設置部は前記液体用容器から着脱可能であり、
前記交流電力は、商用電源周波数を有する正弦波交流電流を含み、
前記交流電極設置部の交流電極の極対を構成する一方の交流電極と他方の交流電極は、所定の方向に交互に配置されており、
前記液体用容器設置部に配置した活性化対象物の入った前記液体用容器の内部において、前記電源入出力制御部の電極から出力された交流電力を前記交流電極設置部の前記交流電極へ入力し、交流電流を流して交流電界を形成し当該交流電界を変化することにより、前記液体の活性化対象物の活性化作用をすることを特徴とする液体活性化装置。
【請求項5】
前記交流電極が有する前記立体凸状形状体は、縦板形状体、縦板網形状体、棒形状体、棒網形状体、縦板網形状体、又は縦板穴付き網形状体を含むことを特徴とする請求項1、又は3に記載の液体活性化装置。
【請求項6】
前記交流電極が有する前記略湾曲形状弧は、縦板略湾曲形状弧、縦板略湾曲網形状弧、穴付き縦板略湾曲形状弧、又は穴付き縦板略湾曲網形状弧を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の液体活性化装置