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特開2022-45261情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022045261
(43)【公開日】2022-03-18
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0488 20220101AFI20220311BHJP
   G06F 3/01 20060101ALI20220311BHJP
   G06F 3/041 20060101ALN20220311BHJP
【FI】
G06F3/0488
G06F3/01 570
G06F3/041 590
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020150852
(22)【出願日】2020-09-08
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り [開催日] 令和1年9月9日 [集会名、開催場所]令和元年度 電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会、大同大学(愛知県名古屋市南区滝春町10-3) [刊行物等] [開催日] 令和1年9月18日 [集会名、開催場所]三重大学 工学研究科 国際シンポジウム(領域C)、三重大学(三重県津市栗真町屋町1577) [刊行物等] [開催日] 令和2年2月14日 [集会名、開催場所]三重大学院 工学研究科 情報工学専攻 修士論文発表、三重大学(三重県津市栗真町屋町1577)
(71)【出願人】
【識別番号】520348093
【氏名又は名称】小下 元路
(74)【代理人】
【識別番号】100218970
【弁理士】
【氏名又は名称】大杉 肇
(72)【発明者】
【氏名】小下 元路
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA12
5E555AA64
5E555BA04
5E555BA38
5E555BB04
5E555BB38
5E555BC07
5E555BE17
5E555CA13
5E555CB10
5E555CB13
5E555CB16
5E555CB66
5E555CC01
5E555DA08
5E555DB53
5E555DC21
5E555EA11
5E555EA22
5E555FA00
(57)【要約】      (修正有)
【課題】簡単な操作で動作モードを切り替える情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置(スマートフォン100)は、検知部と、切替部と、を有する。検知部は、入力箇所の数の変化を検知した場合、第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えを検知する。検知部によって第1の動作モードから第2の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、切替部は、情報処理装置の動作モードを、第1の動作モードから第2の動作モードに切り替える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置であって、
検知部と、切替部と、を有し、
前記検知部は、入力箇所の数の変化を検知した場合、第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えを検知し、
前記検知部によって前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、前記切替部は、前記情報処理装置の動作モードを、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替える、
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
入力受付部を有し、
前記入力受付部は、
前記情報処理装置が前記第1の動作モードで動作している際は、前記第1の動作モードで定められている入力を受け付け、
前記情報処理装置が前記第2の動作モードで動作している際は、前記第1の動作モードの入力とは異なる前記第2の動作モードで定められている入力を受け付ける、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記検知部は、前記第1の動作モードで動作している際に、入力箇所の数の減少を検知した場合、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えを検知する、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所の数の変化を検知した場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知し、
前記検知部によって前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、前記切替部は、前記情報処理装置の動作モードを、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所の数の増加を検知した場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知し、
前記検知部によって前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、前記切替部は、前記情報処理装置の動作モードを、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、
情報処理装置。
【請求項6】
請求項4に記載の情報処理装置において、
前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所がゼロになった場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知する、
情報処理装置。
【請求項7】
請求項3又は請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置において、
前記第2の動作モードにおける入力はジェスチャー操作による入力であって、
前記ジェスチャー操作は、入力箇所が減少した後に、入力が継続している入力箇所を起点としたジェスチャー操作である、
情報処理装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記入力箇所は、前記情報処理装置のタッチパネルディスプレイ上の入力箇所である、
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記入力箇所は、バーチャル・リアリティの特定のオブジェクト上の入力箇所である、
情報処理装置。
【請求項10】
情報処理装置であって、
決定部と、切替部と、を有し、
前記決定部は、入力箇所の数の変化の態様に基づき、遷移先の動作モードを決定し、
前記切替部は、前記決定部による決定に基づき、前記情報処理装置の動作モードを切り替える、
情報処理装置。
【請求項11】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
切替工程と、入力受付工程と、を含み、
前記切替工程では、動作モードの切り替えが検知された場合、第1の動作モードから第2の動作モードへ動作モードを切り替え、
前記切替工程によって前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替えられた場合、前記入力受付工程では、前記第1の動作モードにおける入力は受け付けず、前記第2の動作モードにおける入力を受け付ける、
情報処理方法。
【請求項12】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
決定工程と、切替工程と、を含み、
前記決定工程では、入力箇所の数の変化の態様に基づき、遷移先の動作モードを決定し、
前記切替工程では、前記決定工程による決定に基づき、前記情報処理装置の動作モードを切り替える、
情報処理方法。
【請求項13】
コンピュータを、請求項1から請求項10までの何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
アプリケーションの機能の呼び出しとして主流なものの一例として、ボタンやアイコンがある。しかし、画面領域が狭い場合に、画面上に複数のアイコンを配置すると、作業領域を圧迫したり、視認性が悪くなったりする問題がある。またそれらの問題の他にも、ボタンやアイコンを利用する際には、ユーザーはボタンやアイコンに意識を向け、手を移動させ、それらを押下する必要がある。一般的にボタンやアイコンは画面端に設置されることが多く、しばしばユーザーは作業領域から意識をそらすこととなる。このような問題を解決する手法の一つとして、図形を描くことでアプリケーションの機能を呼び出すジェスチャー操作がある。特許文献1には、ユーザーによるジェスチャー操作に従って文字記入枠を表示し、表示した文字記入枠の位置と大きさを変更することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-215661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、入力方式の少ないタッチパネルへの入力においては、ジェスチャー操作は既存の主流な操作であるスワイプ等と操作が競合するため、導入に当たり障壁がある。例えば、スマートフォン等で動作しているソフトウェアがペインティングソフトウェアの場合、ペインティングソフトウェアのキャンパス上で入力が行われた場合、ユーザーがその入力をキャンパスへの描写のために行ったのか、ジェスチャー操作等、他の操作のために行ったのかを、ソフトウェア側で判断する事ができない。そのため既存の実装では、キャンパス上の入力の軌跡はキャンパスへの描写として処理を行うようになっており、ペインティングソフトウェアのキャンパス上でジェスチャー操作を行っても、ジェスチャー操作の軌跡がキャンパスへと描画されるだけで、ユーザーが所望しているソフトウェアの機能を呼び出すことができない問題がある。競合を解決せず、キャンパス上への入力をジェスチャー操作としても認識するよう実装することも考えられるが、単なる描写としての入力をジェスチャー操作として誤認識し、ジェスチャー入力を行った際、ジェスチャー操作としての処理に加え、キャンパスへジェスチャーの軌跡が描かれてしまうため、この実装は現実的ではない。このような問題を解決するため、簡単な操作で動作モードを切り替える技術が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、検知部と、切替部と、を有する。検知部は、入力箇所の数の変化を検知した場合、第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えを検知する。検知部によって第1の動作モードから第2の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、切替部は、情報処理装置の動作モードを、第1の動作モードから第2の動作モードに切り替える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、スマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
図2図2は、スマートフォンの機能構成の一例を示す図である。
図3図3は、入力箇所の数の減少とジェスチャー操作の一例を示す図である。
図4図4は、ジェスチャー操作の例を示す図である。
図5図5は、スマートフォンにおいて、動作モードの切り替えに関する情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
図6図6は、変形例2のスマートフォンの機能構成の一例を示す図である。
図7図7は、変形例3のスマートフォンの機能構成の一例を示す図である。
図8図8は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図9図9は、サーバー装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10図10は、サーバー装置の機能構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0008】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバーからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0009】
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0010】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0011】
<実施形態1>
1.ハードウェア構成
図1は、スマートフォン100のハードウェア構成の一例を示す図である。スマートフォン100は、ハードウェア構成として、制御部101と、記憶部102と、撮像部103と、入出力部104と、通信部105と、を含む。制御部101は、スマートフォン100の全体を制御する。制御部101の一例としてはCPU(Central Processing Unit)等がある。記憶部102は、プログラム及び制御部101がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。記憶部102の例としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、又はこれらの組み合わせ等がある。制御部101が、記憶部102に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する図2に示す機能構成及び後述する図4に示すアクティビティ図の処理が実現される。本実施形態の処理に関するプログラムは、所定のサーバーからスマートフォン100にダウンロードされ、記憶部102に記憶される。撮像部103は、被写体を撮像する。撮像部103の一例としてはカメラがある。入出力部104は、ユーザーの操作情報を入力したり、制御部101による処理の結果等を出力したりする。入出力部104の一例としてはタッチパネルディスプレイ等がある。通信部105は、スマートフォン100をネットワークに接続し、他の装置との通信を司る。スマートフォン100は、情報処理装置の一例である。なお、情報処理装置は、スマートフォンに限られず、PC(Personal Computer)、タブレット型PC、ウェアラブルデバイス等、UI(User interface)を有する装置であったらどのようなものであってもよい。
【0012】
2.機能構成
図2は、スマートフォン100の機能構成の一例を示す図である。スマートフォン100は、機能構成として、検知部201と、切替部202と、入力受付部203と、を含む。
検知部201は、通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知する。通常モードは、第1の動作モードの一例である。通常モードは、スマートフォン100にインストールされているソフトウェア等に対する一般的な入力操作を受け付けるモードである。スマートフォン100にインストールされているソフトウェアがペインティングソフトウェアである場合、ソフトウェアに対する一般的な入力操作とは、キャンパス上における描画のための入力操作等、ソフトウェアの機能を使用する操作である。ソフトウェアは入力された操作に応じた処理(上述した例では描画処理等)を行う。ジェスチャーモードは、第2の動作モードの一例である。ジェスチャーモードは、定められているジェスチャー操作による入力を受け付けるモードである。また、ジェスチャーモードは、通常モードにおける入力、すなわち、スマートフォン100にインストールされているソフトウェア等に対する一般的な入力は受け付けず(すなわち、上述した例ではペインティングソフトのキャンパス上における描画のための入力操作は受け付けず)、定められているジェスチャー操作による入力を受け付けるモードである。なお、本明細書では、第2の動作モードの一例としてジェスチャーモードを例に説明を行うが、これに限定されるものではない。
【0013】
検知部201は、入出力部104上の指、又はタッチペンによる入力箇所の数の変化を検知した場合、通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知する。より具体的に説明すると、検知部201は、通常モードで動作している際に、入力箇所の数の減少を検知した場合、通常モードからジェスチャーモードへの切り替えを検知する。入力箇所の数の変化とは、入力箇所の数の増加、又は、入力箇所の数の減少である。説明の簡略化のため、以下では、検知部201は、入力箇所の数の減少を検知した場合、動作モードの切り替えを検知するものとして説明を行う。なお、入力箇所は、例えば、入出力部104上のユーザーの指、又はタッチペン等による入力箇所である。以下では、説明の簡略化のため、特に言及しない限り、ユーザーの指を用いて入出力部104上をタッチする例を用いて説明を行う。また、実施形態1では、説明の簡略化のため、2箇所同時タッチ後、入力箇所が1箇所に変化した場合にジェスチャーモードへとモード切替を行い、入力箇所が0箇所に変化した場合に、通常モードへとモードを戻すものとして説明を行う。
【0014】
図3は、入力箇所の数の減少とジェスチャー操作の一例を示す図である。
図3に示されるように、まず、ユーザーは、2本の指で画面上をタッチする(図3の第1の入力箇所301及び図3の第2の入力箇所302)。次にユーザーは、1本の指だけを画面から離す(図3の第1の入力箇所301だけ残す)。この操作により、検知部201は、動作モードの切り替えを検知する。なお、ここでは、入力箇所の減少を、2から1の例を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、3から2、3から1等、入力箇所が減少するものであればどのようなものであってもよい。
検知部201によって通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えが検知された場合、切替部202は、スマートフォン100の動作モードを、通常モードからジェスチャーモードに切り替える。
入力受付部203は、スマートフォン100が通常モードで動作している際は、通常モードで定められている入力を受け付ける。通常モードで定められている入力とは、後述する図4に示すジェスチャー操作による入力を受け付けない、通常の入力である。通常の入力とは、例えば、Webブラウザ上で指を下に移動させるジェスチャー操作と同様の入力の場合、ページのスクロール操作の入力である。また、グラフィックソフトウェアが起動されている場合は、ユーザーが描く絵の入力等である。また、入力受付部203は、スマートフォン100がジェスチャーモードで動作している際は、通常モードの入力とは異なるジェスチャーモードで定められている入力を受け付ける。ジェスチャーモードで定められている入力とは、例えば、後述する図4に示す、定められているジェスチャー操作による入力である。
切替部202によって通常モードからジェスチャーモードに切り替えられた場合、入力受付部203は、通常モードにおける入力は受け付けず、ジェスチャーモードにおいて定められているジェスチャー操作による入力を受け付ける。ジェスチャー操作による入力を、図3を例に説明する。入力受付部203は、画面をタッチし続けている指による入力を、ジェスチャーとして認識する。図3の例では、ジェスチャー操作は、入力箇所が減少した後に、入力が継続している入力箇所を起点としたジェスチャー操作(ジェスチャー操作303)である。
【0015】
図4は、ジェスチャー操作の例を示す図である。ジェスチャー操作401は、ページを進む操作である。ジェスチャー操作402は、新規タブを生成する操作である。ジェスチャー操作403は、ホームに戻る操作である。ジェスチャー操作404は、ページを戻る操作である。ジェスチャー操作405は、タブを閉じる操作である。ジェスチャー操作406は、ページを更新する操作である。
【0016】
3.情報処理装置
図5は、スマートフォン100において、動作モードの切り替えに関する情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
A501において、入力受付部203は、通常モードで入出力部104を介したユーザーの入力操作等を受け付ける。
A502において、検知部201は、通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知したか否かを判定する。検知部201は、通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知したと判定した場合、処理をA503に進める。検知部201は、通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知していないと判定した場合、処理をA501に戻す。
【0017】
A503において、切替部202は、動作モードを、通常モードからジェスチャーモードへ動作モードを切り替える。
A504において、入力受付部203は、通常モードにおける入力は受け付けず、ジェスチャーモードにおいて定められているジェスチャー操作による入力を受け付ける。そして、入力受付部203は、受け付けたジェスチャー操作に応じた処理、又はソフトウェア等の機能を呼び出す。例えば、図3のジェスチャー操作303による入力を受け付けた場合、入力受付部203は、タブを閉じる処理を行う。
【0018】
A505において、切替部202は、ジェスチャーモードを終了するか否かを判定する。例えば、検知部201は、ジェスチャーモードにおいて入力箇所の数の変化を検知した場合、ジェスチャーモードから通常モードへの切り替えを検知し、ジェスチャーモードを終了すると判定する。より具体的に説明すると、検知部201は、ジェスチャーモードにおいて入力箇所の数がゼロになった場合、すなわち、タッチしている画面から指が離れた場合、ジェスチャーモードから通常モードへの切り替えを検知する。検知部201は、ジェスチャーモードを終了すると判定すると、処理をA506に進める。検知部201は、ジェスチャーモードを終了しないと判定すると、処理をA504に戻す。
検知部201によって、ジェスチャーモードから通常モードへの切り替えが検知された場合、A506において、切替部202は、スマートフォン100の動作モードを、ジェスチャーモードから通常モードに切り替える。なお、モード切り替えの際には、必要であれば遷移前のモードの終了処理を行い、その後モード切り替えを行う。例えば、上述した例では、ジェスチャーモードの終了処理が完了していない場合には、その処理が終わるのを待って、切替部202は、スマートフォン100の動作モードを、ジェスチャーモードから通常モードに切り替える。今回の場合の終了処理とは、指が画面から離れた時点でジェスチャーが確定するため、ジェスチャーの認識及び、対応した機能の実行である。また今回の例では終了処理は時間を要さないものであったが、これに限らず、処理に時間のかかるものや、特定の条件を満たす場合、通常モードでは無く別のモードへ遷移するもの等、必要に応じて、より複雑な終了処理を行ってもよい。例えば、ペインティングソフトにおいて、特定のジェスチャーを認識した場合には、動作モードがペンの太さを変更するモードへと切り替わる、としてもよい。ペンの太さを変更するモードとは、現在利用しているペンの太さを、入力が上へ移動すると太く、下へ移動すると細く、入力の移動量と連動し、連続的に変化させるモードであり、入力箇所が1箇所から0箇所へと変化した場合に、通常モードへとモードが遷移するモードである。
なお、モード切り替えの際に、切替部202は必要に応じて、スマートフォン100の動作モードを、終了処理が完了するまでモード切り替えを待った後に、切り替えてもよいし、終了処理が定められたステップまで到達するのを待った後に、切り替えを行い、残りの処理を通常モードで行ってもよいし、終了処理の開始を待たず切り替えを行い、切り替え後に終了処理を行ってもよい。
【0019】
実施形態1によれば、ボタン等と異なり特定の座標へ依存することなく、既存の操作と競合しない簡単な操作で、動作モードを切り替えることができる。また、動作モードを切り替えることによって、例えば、既存の操作と競合させずに、ジェスチャー操作等により、ユーザーが所望していたアプリケーションの機能を呼び出すことができる。
【0020】
<変形例1>
実施形態1では、入力受付部203は、タッチしている画面から指が離れた場合、ジェスチャーモードを終了すると判定した。しかし、変形例1の入力受付部203は、タッチしている画面から指が離れた場合ではなく、入力箇所の数が増加した場合、ジェスチャーモードを終了すると判定してもよい。
例えば、上述した例では、画面上でユーザーが2本の指でタッチしていたのを1本の指だけ画面から離すと、切替部202は、通常モードからジェスチャーモードへと動作モードを切り替えた。そして、ユーザーが残っていた1本の指を画面から離すと、入力受付部203は、ジェスチャーモードを終了し、通常モードへと動作モードを戻した。しかし、変形例1では、例えば、ユーザーが残っていた1本の指を画面から離しても、入力受付部203は、ジェスチャーモードを終了せず、継続させる。そして、再び画面上の2本の指がタッチされた場合、入力受付部203は、ジェスチャーモードを終了する。
【0021】
すなわち、変形例1の検知部201は、ジェスチャーモードで動作してる際に、入力箇所の数の増加を検知した場合、ジェスチャーモードから通常モードへの切り替えを検知する。検知部201によってジェスチャーモードから通常モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、切替部202は、スマートフォン100の動作モードを、ジェスチャーモードから通常モードに切り替える。
【0022】
変形例1によれば、ジェスチャー操作の始点を自由にすることができる。また、変形例1によれば、ジェスチャーモード中に何度もジェスチャー操作を入力することができる。
【0023】
<変形例2>
入力において複数箇所の同時タッチは必ずしも必要ではないが、実施形態1に示したように入力において複数箇所の同時タッチを利用した実装も可能である。このような実装を行うことにより、より強固に既存の操作との切り分けが可能となるが、このような場合に、ユーザーによっては複数箇所の同時タッチに時間差が生じ、スマートフォン100に同時タッチと認識されない可能性がある。
図6は、変形例2のスマートフォン100の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、変形例2のスマートフォン100は、実施形態1のスマートフォン100の機能構成に比べて、設定部601を更に含む。設定部601は、所定の操作によって呼び出されると、許容誤差時間設定画面を入出力部104上に表示する。例えば、許容誤差時間設定画面上においてユーザーが2点をタッチすると、設定部601は、2点のタッチの時間の差をタッチ時間の許容誤差時間として記憶部102等に設定する。変形例2の検知部201は、記憶部102等に記憶されている許容誤差時間内に2点がタッチされた場合は、2点が同時にタッチされたと判定する。なお、ここでは2点を例に説明を行っているが、2点以上の複数の点であってもよい。
【0024】
変形例2によれば、ユーザーによる複数箇所の同時タップの個人間の誤差に対応させることができる。
なお、既存の操作と競合しない場合や、競合を許容できる場合、設定部601は、ユーザーによる所定の操作によって、許容誤差時間を例えば、1時間等、ユーザー操作において十分な長さに設定するようにしてもよい。
このようにすることによって、2箇所同時タッチを必須とするかをユーザーが任意に決定することが可能となる。
実施形態1では、
(画面スクロール中)→画面からすべての指を離す→2箇所同時タッチ→1箇所指を離す
の処理によりジェスチャーモードに切り替わるところ、2箇所同時タッチを必須にしないことにより、
(画面スクロール中)→1箇所追加でタップする
の処理によりジェスチャーモードに切り替わり、ユーザーは画面をタッチし続けている指で、そのままジェスチャーを入力することができる。そのため、ユーザーは好みに応じ、より強固に既存の操作と切り分けられ、誤入力の少ない2箇所同時タッチを必須とする設定と、より素早くシームレスにジェスチャー入力モードに遷移できる設定を利用することができる。
【0025】
<変形例3>
上述した実施形態等では、通常モードからジェスチャーモードへモードを切り替える例を用いて説明を行った。しかし、入力箇所の数の変化の態様に応じて、通常モードから第1のジェスチャーモードへ切り替えたり、通常モードから第2のジェスチャーモードへ切り替えたりしてもよい。通常モードは、第1の動作モードの一例である。第1のジェスチャーモードは、第2の動作モードの一例である。第2のジェスチャーモードは、第3の動作モードの一例である。なお、第1のジェスチャーモードは一例であり、通常モードとは異なる処理を行う動作モードであればどのような動作モードであってもよい。また、第2のジェスチャーモードも一例であり、通常モードとは異なる処理を行う動作モードであり、かつ、第2の動作モードと異なる処理を行う動作モードであればどのような動作モードであってもよい。また、ここでは通常モードに加え、第1のジェスチャーモードと、第2のジェスチャーモードとの2つのモードを扱う例を説明しているが、2つ以上の複数のモードを扱ってもよい。
【0026】
図7は、変形例3のスマートフォン100の機能構成の一例を示す図である。変形例3のスマートフォン100は、機能構成として、決定部701と、切替部702と、入力受付部703と、を含む。
決定部701は、入力箇所の数の変化の態様に基づき、遷移先の動作モードを決定する。例えば、決定部701は、入力箇所が3つから2つに減少した場合は、通常モードから第1のジェスチャーモードへ切り替えるよう決定し、入力箇所が3つから1つに減少した場合は、通常モードから第2のジェスチャーモードへ切り替えるよう決定する。
切替部702は、決定部701による決定に基づき、スマートフォン100の動作モードを、通常モードから第1のジェスチャーモード及び第2のジェスチャーモードの何れかに切り替える。
【0027】
入力受付部703は、通常モードの場合は、通常モードの入力を受け付け、第1のジェスチャーモードの場合は、第1のジェスチャーモードの入力を受け付け、第2のジェスチャーモードの場合は、第2のジェスチャーモードの入力を受け付ける。
【0028】
変形例3によれば、入力箇所の変化の態様に応じて、様々なモードに切り替えることができる。なお、変形例3では、通常モードから第1のジェスチャーモード、通常モードから第2のジェスチャーモードの切り替えを例に説明を行った。しかし、スマートフォン100は、入力箇所の変化の態様に応じて、第1のジェスチャーモードから第2のジェスチャーモード、第2のジェスチャーモードから第1のジェスチャーモード、第1のジェスチャーモードから通常モード、第2のジェスチャーモードから通常モードに切り替えるようにしてもよい。
【0029】
<変形例4>
上述した実施形態等では、上述した機能をWebブラウザの拡張機能としてスマートフォン100に実装した場合を例に説明を行った。しかし、サーバー装置が、ネットワークを介して接続された複数のスマートフォン100等の動作モードを制御するものであってもよい。
図8は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。情報処理システムは、システム構成として、サーバー装置800と、複数のスマートフォン100と、を含む。サーバー装置800と、複数のスマートフォン100と、はネットワーク810を介して通信可能に接続されている。
【0030】
図9は、サーバー装置800のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー装置800は、ハードウェア構成として、制御部801と、記憶部802と、通信部803と、を含む。制御部801は、サーバー装置800の全体を制御する。制御部801の一例としては、CPU等がある。記憶部802は、プログラム及び制御部801がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。通信部803は、サーバー装置800をネットワーク810に接続し、複数のスマートフォン100との通信を司る。制御部801が、記憶部802に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、サーバー装置800の機能が実現される。
【0031】
図10は、サーバー装置800の機能構成の一例を示す図である。サーバー装置800は、機能構成として、検知部901と、切替部902と、入力受付部903と、を含む。
検知部901は、各スマートフォン100における通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えを検知する。
検知部901によって通常モードからジェスチャーモードへの動作モードへの切り替えが検知されたスマートフォン100に対しては、切替部902は、通常モードからジェスチャーモードへ動作モードを切り替える。
ジェスチャーモードで動作するスマートフォン100に対しては、入力受付部903は、通常モードにおける入力は受け付けず、ジェスチャーモードにおいて定められているジェスチャー操作による入力を受け付ける。そして、ジェスチャーモードで動作するスマートフォン100に対しては、入力受付部903は、受け付けたジェスチャー操作に応じた処理、又はソフトウェア等の機能を呼び出す。
【0032】
変形例4で示した、サーバー装置が統合的に管理する情報処理システムにおいても、スマートフォン等において、既存の操作と競合させずに、ユーザーが所望していたアプリケーションの機能を呼び出すことができる。
【0033】
<変形例5>
上述した実施形態等では、タッチパネルディスプレイ等に対する操作を例に説明を行った。しかし、変形例5の検知部201は、バーチャル・リアリティの特定のオブジェクト上のユーザーの入力箇所の数の変化を検知した場合、動作モードの切り替えを検知してもよい。例えば、検知部201は、ユーザーの手の動き等を撮像するカメラからの撮像画像に基づき、バーチャル・リアリティの仮想タッチパネルディスプレイ上のユーザーの入力箇所の数の変化を検知する。検知部201によって通常モードからジェスチャーモードへの動作モードの切り替えが検知された場合、変形例5の切替部202は、通常モードからジェスチャーモードへ動作モードを切り替える。切替部202によって通常モードからジェスチャーモードに切り替えられた場合、変形例5の入力受付部203は、仮想タッチパネルディスプレイ上の、通常モードにおける入力は受け付けず、ジェスチャーモードにおいて定められているジェスチャー操作による入力を受け付ける。
【0034】
変形例5によれば、仮想タッチパネルディスプレイ上においても、既存の操作と競合させずに、ユーザーが所望していたアプリケーションの機能を呼び出すことができる。
なお、他の例として、検知部201は、スマートフォン100の入出力部104に表示されている複数の画面内の特定領域(例えば、複数アプリ表示時の、特定のアプリケーションの領域)のユーザーの入力箇所の変化を検知した場合、動作モードの切り替えを検知してもよい。
【0035】
<付記>
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、入力受付部を有し、前記入力受付部は、前記情報処理装置が前記第1の動作モードで動作している際は、前記第1の動作モードで定められている入力を受け付け、前記情報処理装置が前記第2の動作モードで動作している際は、前記第1の動作モードの入力とは異なる前記第2の動作モードで定められている入力を受け付ける、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記検知部は、前記第1の動作モードで動作している際に、入力箇所の数の減少を検知した場合、前記第1の動作モードから前記第2の動作モードへの切り替えを検知する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所の数の変化を検知した場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知し、前記検知部によって前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、前記切替部は、前記情報処理装置の動作モードを、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所の数の増加を検知した場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知し、前記検知部によって前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの動作モードの切り替えが検知された場合、前記切替部は、前記情報処理装置の動作モードを、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードに切り替える、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記検知部は、前記第2の動作モードで動作している際に、前記入力箇所がゼロになった場合、前記第2の動作モードから前記第1の動作モードへの切り替えを検知する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記第2の動作モードにおける入力はジェスチャー操作による入力であって、前記ジェスチャー操作は、入力箇所が減少した後に、入力が継続している入力箇所を起点としたジェスチャー操作である、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記入力箇所は、前記情報処理装置のタッチパネルディスプレイ上の入力箇所である、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記入力箇所は、バーチャル・リアリティの特定のオブジェクト上の入力箇所である、情報処理装置。
情報処理装置であって、決定部と、切替部と、を有し、前記決定部は、入力箇所の数の変化の態様に基づき、遷移先の動作モードを決定し、前記切替部は、前記決定部による決定に基づき、前記情報処理装置の動作モードを切り替える、情報処理装置。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、切替工程と、入力受付工程と、を含み、前記切替工程では、動作モードの切り替えが検知された場合、第1の動作モードから第2の動作モードへ動作モードを切り替え、前記切替工程によって前記第1の動作モードから前記第2の動作モードに切り替えられた場合、前記入力受付工程では、前記第1の動作モードにおける入力は受け付けず、前記第2の動作モードにおける入力を受け付ける、情報処理方法。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、決定工程と、切替工程と、を含み、前記決定工程では、入力箇所の数の変化の態様に基づき、遷移先の動作モードを決定し、前記切替工程では、前記決定工程による決定に基づき、前記情報処理装置の動作モードを切り替える、情報処理方法。
コンピュータを、前記情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
もちろん、この限りではない。
【0036】
例えば、上述のプログラムを記憶する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体として提供してもよい。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
上述した実施形態等では、例えば、ジェスチャーモードの場合は、通常モードの入力を受け付けないよう説明を行った。しかし、スマートフォン100は、ジェスチャーモードの場合は、ジェスチャーモードの処理を行うと共に、通常モードの処理を行うようにしてもよい。すなわち、スマートフォン100は、通常モードの場合は、通常モードの処理を行い、ジェスチャーモードの場合は、ジェスチャーモードの処理と通常モードの処理とを行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態等では、スマートフォン100は、タッチペンによる入力と、指による入力とを別々の入力の種類としてカウントした。しかし、スマートフォン100は、タッチペンによる入力と、指による入力とを同じ入力の種類としてカウントするようにしてもよい。
【0037】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0038】
100 :スマートフォン
101 :制御部
102 :記憶部
103 :撮像部
104 :入出力部
105 :通信部
201 :検知部
202 :切替部
203 :入力受付部
301 :第1の入力箇所
302 :第2の入力箇所
303 :ジェスチャー操作
401 :ジェスチャー操作
402 :ジェスチャー操作
403 :ジェスチャー操作
404 :ジェスチャー操作
405 :ジェスチャー操作
406 :ジェスチャー操作
601 :設定部
701 :決定部
702 :切替部
703 :入力受付部
800 :サーバー装置
810 :ネットワーク
801 :制御部
802 :記憶部
803 :通信部
901 :検知部
902 :切替部
903 :入力受付部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10