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▶ 周田 智の特許一覧

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  • 特開-乳幼児用後頭部保護具 図1
  • 特開-乳幼児用後頭部保護具 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022045299
(43)【公開日】2022-03-18
(54)【発明の名称】乳幼児用後頭部保護具
(51)【国際特許分類】
   A42B 1/08 20060101AFI20220311BHJP
   A42B 1/019 20210101ALI20220311BHJP
   A42B 1/00 20210101ALI20220311BHJP
【FI】
A42B1/08 B
A42B1/00 A
A42B1/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020162712
(22)【出願日】2020-09-08
(71)【出願人】
【識別番号】513175066
【氏名又は名称】周田 智
(72)【発明者】
【氏名】周田 智
(57)【要約】
【課題】乳幼児が、いつ転倒するかは予測不可能な為、いくら両親が付き添っていても完全に転倒を防ぐことはできない。また頭部に保護具を装着しても乳幼児は保護具が気になり、すぐ取ろうとしてしまう。また、ヘルメットのような重い保護具では乳幼児には負担が重い。本発明は乳幼児への負担が少なく、後頭部を守るための乳幼児用後頭部保護具を提供する。
【解決手段】スポンジ製で軽い後頭部保護具本体を磁石によりスタイと着脱自在に取り付ける事により、乳幼児の後頭部に直接触れる事もなく、後頭部付近に保護具を簡便に固定する事ができる乳幼児用後頭部保護具。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保護具本体部分とスタイを磁石により取り付ける事により、着脱を簡便にするこができ、乳幼児の頭部に保護具本体が直接触れる事もなく、乳幼児の後頭部付近に保護具本体を固定する事ができる乳幼児用後頭部保護具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は乳幼児が転倒した際に後頭部を守るための乳幼児用後頭部保護具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、お座りが出来るようになった頃の乳幼児は腹筋が弱く、後方へ無防備に転倒し後頭部を激しくぶつける事が度々ある。後頭部への衝撃を防ぐには、頭部を守るための保護具を頭部に装着する頭部保護具(特許文献1)を用いるか保護マットを床に敷きつめていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011-196005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乳幼児が、いつ転倒するかは予測不可能である為、保護具は常時装着しなければならないが、ヘルメットのような重い保護具では乳幼児には負担が重く、保護マットを床一面に敷きつめるには経済的負担も大きく、動き回る乳幼児に対しては対応に限界がある。本発明は以上の問題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
後頭部を守る為のスポンジで作られたクッション部分とスタイ部分を磁石を用いて着脱し、乳幼児に装着する。以上の構成よりなる乳幼児用後頭部保護具。
【発明の効果】
【0006】
後頭部保護具を磁石でスタイに取り付ける事により、保護具が乳幼児の頭に触れること無く、乳幼児の後頭部付近に簡便に保護具を固定する事が出来、スポンジ製で非常に軽いため乳幼児には負担が少ない。装着している間は後方へ転倒した時、常に保護具が後頭部を守ってくれる。スタイと保護具は磁石により脱着が簡単にできる為、スタイのみの使用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図
図2】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
乳幼児用後頭部保護具は後頭部を衝撃から守るため、やわらかいスポンジで作られた保護具本体部分(1)と乳幼児の後頭部に保護具本体部分(1)が接触しない様に角度を調整した角度調整部分(2)で構成され、角度調整部分(2)に取り付けられた本体磁石部分(3)とスタイ側に取り付けられたスタイ磁石部分(4)により結合する。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは保護具本体(1)を、角度調整部分(2)に取り付けられている本体磁石部分(3)とスタイ(5)に取り付けられているスタイ磁石部分(4)を磁石で結合する事により乳幼児に装着する。
【符号の説明】
【0009】
1本体部分、2角度調整部分、3本体磁石部分、4スタイ磁石部分、5スタイ
図1
図2