(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022045352
(43)【公開日】2022-03-18
(54)【発明の名称】ゲーム内アイテム強化サービスの提供方法
(51)【国際特許分類】
A63F 13/69 20140101AFI20220311BHJP
A63F 13/533 20140101ALI20220311BHJP
A63F 13/52 20140101ALI20220311BHJP
A63F 13/53 20140101ALI20220311BHJP
【FI】
A63F13/69
A63F13/533
A63F13/52
A63F13/53
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021145290
(22)【出願日】2021-09-07
(31)【優先権主張番号】10-2020-0114642
(32)【優先日】2020-09-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0108376
(32)【優先日】2021-08-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】521395377
【氏名又は名称】エヌシーソフト・コーポレイション
【氏名又は名称原語表記】NCSOFT CORPORATION
【住所又は居所原語表記】12, DAEWANGPANGYO‐RO 644BEON‐GIL, BUNDANG‐GU, SEONGNAM‐SI, GYEONGGI‐DO, REPUBLIC OF KOREA
(74)【代理人】
【識別番号】110001818
【氏名又は名称】特許業務法人R&C
(72)【発明者】
【氏名】パク,ジョン・ミン
(72)【発明者】
【氏名】ソ,ソン・ヒー
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジョオ・ウォン
(72)【発明者】
【氏名】ジョオ,ヨン・キョン
(72)【発明者】
【氏名】キム,ジュン・ジョオン
(72)【発明者】
【氏名】ベ,ダン・ビ
(72)【発明者】
【氏名】ショ,ジン・ソオ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ヨオン・チェ
(57)【要約】
【課題】ゲーム内でアイテム強化サービスを提供する。
【解決手段】一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法は、ユーザから複数個のアイテムを選択される動作と、ユーザから目標強化レベル情報を取得する動作と、強化待機状態で、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を適用する動作と、及び目標強化レベル情報及び強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムを目標強化レベルまで強化する動作とを含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つ以上のプログラムを格納する非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(non-transitory computer readable storage medium)において、
前記一つ以上のプログラムは、ディスプレイを有する電子装置の少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、
ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の(next to)前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信し、
前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含む非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項2】
前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調される(highlighted)請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項3】
前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、
前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、
前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して、表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含む請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項4】
前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含む請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項5】
前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、
前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザのゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含む請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項6】
前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、
前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含む請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項7】
前記アイテムのうち第1強化レベルを有する第1アイテムの強化は、前記アイテムのうち前記第1強化レベルより高い強化レベルを有する第2アイテムの強化の前に実行される請求項1に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項8】
電子装置において、
インストラクションを格納するように構成された少なくとも一つのメモリと;
ディスプレイと;及び
少なくとも一つのプロセッサとを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、
ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の(next to)前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信し、
前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して、表示し、
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成される電子装置。
【請求項9】
前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調される(highlighted)請求項8に記載の電子装置。
【請求項10】
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、
前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、
前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して、表示するように構成される請求項8に記載の電子装置。
【請求項11】
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように構成される請求項8に記載の電子装置。
【請求項12】
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、
前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザのゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示するように構成される請求項8に記載の電子装置。
【請求項13】
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、
前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように構成される請求項8に記載の電子装置。
【請求項14】
前記アイテムのうち第1強化レベルを有する第1アイテムの強化は、前記アイテムのうち前記第1強化レベルより高い強化レベルを有する第2アイテムの強化の前に実行される請求項8に記載の電子装置。
【請求項15】
ディスプレイを有する電子装置を動作するための方法において、
ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示する動作と、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の(next to)前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示する動作と、
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信する動作と、
前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して、表示する動作と、
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作とを含む方法。
【請求項16】
前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、
前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調される(highlighted)請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、さらに表示する動作と、
前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して、表示する動作とをさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザのゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含む請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示する動作と、
前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示する動作とをさらに含む請求項15に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、ゲーム内でアイテム強化サービスを提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
コンピューティング環境とネットワーク環境が発達するにつれ、徐々に多くの人が、コンピューティングデバイスを介して、ゲームを楽しみながら、ゲーム内で多様なコンテンツを生産したり、加工したり、営んでいる。
【0003】
これらのゲームのユーザにゲームの楽しさを与えるコンテンツは様々であるが、その中でも、ゲーム内アイテムの強化コンテンツは、強化自体の不確実性、強化成功時のアイテムの性能向上がもたらす満足感などにより、ゲームユーザに非常に人気のあるコンテンツとして挙げられる。
【0004】
しかし、アイテム強化に失敗した場合、アイテムの性能が低下したり、アイテム自体が消失したりするので、ゲームのユーザのプレイ意欲を高めるためには、事前にゲームのユーザに、明らかにアイテム強化の失敗の危険性を認知させる必要がある。
【0005】
また、数々のアイテムを一つずつ選択して各レベルを強化することは、ゲームのユーザに面倒を誘発し、ゲームへの興味を落とす要因になるので、ゲームのユーザが、強化しようとするいくつかのアイテムを、簡単に望んでいるレベルまで強化できるように改善された強化サービスを提供する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1204318号(2012.11.19.登録)公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
開示の実施形態は、ゲーム内でアイテム強化サービスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
開示の一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法は、ユーザから複数個のアイテムを選択される動作と、ユーザから目標強化レベル情報を獲得する動作と、強化待機状態で、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化に関連する設定に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を適用する動作と、目標強化レベル情報及び強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムを目標強化レベルまで強化する動作と、を含む。
【0009】
適用する動作は、目標強化レベル情報及び強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムをそれぞれ、安全状態、危険状態及び強化除外状態のうちいずれかに分類する動作と、分類の結果に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を付加する動作と、を含むことができる。
【0010】
分類する動作は、目標強化レベルまで強化時の安全強化区間内で、強化が行われているアイテムを安全状態に分類し、目標強化レベルまで強化時の安全強化区間を外れ、強化が行われているアイテムを危険状態に分類し、現在の強化レベルが目標強化レベル以上のアイテムを、強化除外状態に分類することができる。
【0011】
付加する動作は、安全状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭に沿って、第1色のグラフィック効果を付加し、危険状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭に沿って、第2色のグラフィック効果を付加することができる。
【0012】
適用する動作は、目標強化レベル情報が変更されるにつれ、安全状態に分類されたアイテムが、再び危険状態に分類される場合には、安全状態に対応する既存のグラフィック効果を除去する動作と、安全状態に分類されたアイテムが、再び危険状態に分類されることを示す一時的な動的グラフィック効果を付加する動作と、危険状態に対応する新たなグラフィック効果を付加する動作と、をさらに含むことができる。
【0013】
強化する動作は、ユーザの強化要請に応じて、既に選択された強化材料アイテムを、複数個のアイテムのうち現在の強化レベルが、目標強化レベル未満の強化対象アイテムに同時に適用することにより、強化対象アイテムを強化するこができる。
【0014】
強化する動作は、ユーザの強化要請に応じて、既に選択された強化材料アイテムを、複数個のアイテムのうち現在の強化レベルが、目標強化レベル未満の強化対象アイテムに、現在の強化レベル別に順次適用することにより、強化対象アイテムを強化することができる。
【0015】
強化する動作は、グラフィックが表示されるユーザインターフェース(UI:User Interface)ウィンドウで、強化による結果を視覚的に表示することができる。
【0016】
強化する動作は、安全強化区間を外れた強化を行う場合には、グラフィック効果が表示されるUIウィンドウとは別途のポップアップ(pop-up)されたUIウィンドウで、強化による結果を視覚的に表示することができる。
【0017】
強化する動作は、安全強化区間内で、強化が行われるか否かに基づいて、強化が進行中であるアイテムのアイコンそれぞれの内部に、強化が進行中であることを示す一時的な動的グラフィック効果を付加する動作を含むことができる。
【0018】
強化する動作は、安全強化区間を外れた強化を行う場合には、強化が行われたアイテムのアイコンそれぞれの内部に、強化が成功するか否かを示す一時的な動的グラフィック効果を付加する動作を含むことができる。
【0019】
追加の実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法は、複数個のアイテムそれぞれの強化成功の可否及び既設定された整列の基準に基づいて、複数個のアイテムのうち消失されたアイテムを除いた残りのアイテムのアイコンを再整列して表示する動作をさらに含むことができる。
【発明の効果】
【0020】
開示の実施形態によると、強化失敗の危険性のあるアイテムと、強化時の安全なアイテムと、を区別するグラフィック効果を付加することにより、ゲームのユーザが、アイテム強化失敗の危険性を、強化の前に明らかに認識するようにすることができる。
【0021】
また、開示の実施形態によると、複数のアイテムを希望の目標強化レベルまで一度に強化することにより、ゲームのユーザがゲームにより興味を感じ、効率的にゲームをプレイするようにすることができる。
【0022】
なお、開示の実施形態によると、複数のアイテムを強化するとき、強化が行われている順序を設定することにより、ゲームのユーザに重要なアイテム強化の結果をさらに強調して提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供システムを説明するためのブロック図である。
【
図2】一実施形態によるコンピューティング装置を含むコンピューティング環境を例示して説明するためのブロック図である。
【
図3】一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法を説明するためのフローチャートである。
【
図4】一実施形態による動作330をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【
図5】一実施形態による動作410をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【
図6】一実施形態による動作420をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【
図7】追加の実施形態による動作330をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【
図8A】一実施形態による動作730~750をより詳細に説明するための例示図である。
【
図8B】一実施形態による動作730~750をより詳細に説明するための例示図である。
【
図9A】一実施形態による動作340の具現のために別途にポップアップされる画面を示す例示図である。
【
図9B】一実施形態による動作340の具現のために別途にポップアップされる画面を示す例示図である。
【
図10】一実施形態による一時的な動的グラフィック効果を説明するための例示図である。
【
図11】追加の実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法を説明するためのフローチャートである。
【
図12】一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスが提供される画面を示す例示図である。
【
図13A】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13B】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13C】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13D】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13E】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13F】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図13G】一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図14A】追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図14B】追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図14C】追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図14D】追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【
図14E】追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図面を参照して、具体的な実施の形態を説明する。以下の詳細な説明は、本明細書に記述された方法、装置及び/又はシステムの包括的な理解を助けるために提供される。しかし、これは例示に過ぎず、開示の実施形態は、これに限定されない。
【0025】
本実施形態を説明するに至って、関連の公知技術についての具体的な説明が、開示の実施形態の要旨を不必要に曖昧にするおそれがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、開示の実施形態における機能を考慮して定義された用語であり、これは、 ユーザ、運用者の意図又は慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は、本明細書の全般に渡った内容に基づいて定められるべきである。詳細な説明で用いられる用語は、単に実施形態を記述するためのものであり、決して限定的であってはならない。特に断りのない限り、単数形の表現は、複数形の意味を含んでいる。本説明においては、「含む」又は「備える」のような表現は、いずれの特性、数字、段階、動作、要素、これらの一部又は組み合わせを指すためのものであり、記述されたものに加えて、一つ又はそれ以上の他の特性、数字、段階、動作、要素、これらの一部又は組み合わせの存在又は可能性を排除するように解釈されてはならない。
【0026】
以下で「ゲーム」とは、一人又はそれ以上のゲーマーが、ゲーミングデバイスに搭載されるか、接続された入力装置を用いて楽しめるソフトウェアを意味する。通常、プレイヤーキャラクタを直接操作するか、ゲーム内オブジェクトの動きを操作するなどの方式で進行され、ジャンルが、ロールプレイング、アドベンチャー、アーケードなどに区分されることもある。
【0027】
以下で「ゲーミングデバイス」とは、ゲームソフトウェアを実行するが、入力装置を介したユーザの入力に応じて、演算を行い、出力装置を介して結果を出力するハードウェアを意味する。例えば、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)、ラップトップ(Laptop Computer)、ゲームコンソール(Game Console)、スマートフォン(Smart Phone)、タブレット(Tablet)、PC、スマートバンド(Smart Band)やスマートウォッチ(Smart Watch)などのウェアラブルデバイス(Wearable Device)の形態であり得る。他にも、上記の定義を満たしているハードウェアであれば、ゲーミングデバイスに属するものと解釈される。
【0028】
以下で「オンラインゲーム」とは、ゲームのプレイのために、ネットワークを経由しなければならないゲームを意味する。通常、遠隔地の2以上であるゲーミングデバイスが、ネットワークを介して互いに接続されるか、サーバを介して同期化されて楽しむゲームを意味する。上記の定義を満たすものであれば、ゲームを実行するゲーミングデバイスの形態に制限を設けない。パーソナルコンピュータやゲームコンソールで実行されるゲームだけではなく、スマートフォンのようなモバイルで実行されるゲーム、又は相互に異なる複数個のゲーミングデバイス(相互に別の種類のゲーミングデバイスをも含む)が連動するか、クラウドで実行されるゲームもまた、上記の定義を満たすものであれば、オンラインゲームに属するものと解釈される。
【0029】
以下で「入力装置(Input Device)」とは、ゲーミングデバイスにデータを入力するための装置を意味する。例えば、ジョイスティック、マウス、キーボード、タッチスクリーン、ハードウェアのボタン又はステアリングホイール、楽器、銃、手袋、足場などの形態で製造されたゲーム操作専用の入力装置を挙げられる。他にも、ゲーミングデバイスに搭載されるか、又は連動される各種のセンサ(温度センサ、赤外線センサ、モーションセンサ、ジャイロセンサ、加速度センサ、重力センサなど)やグローバル・ポジショニング・システム(GPS:Global Positioning System)、屋内測位システム(Indoor Positioning System)などの位置確認手段も入力装置の一例として挙げられる。
【0030】
図1は、一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供システム1を説明するためのブロック図である。
【0031】
図示のように、一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供システム1は、ユーザ端末100、サーバ200及びネットワーク300を含んでいる。
【0032】
ユーザ端末100は、ネットワーク300を介して、サーバ200と連動されて、サーバ200で提供するゲームサービスを提供されるゲーミングデバイスを意味する。
【0033】
具体的には、ユーザ端末100は、ユーザ端末100内に設けられたゲームアプリケーションを利用して、ネットワーク300を介してサーバ200と要請信号及び応答信号をやり取りすることで、ゲームサービスの提供を受けることができる。
【0034】
便宜上、ユーザ端末100は、クライアント(client)と呼ばれることができ、実施形態によっては、ユーザからゲーム内アイテムの強化要請を受け、強化サービスを提供する主体になり得る。
【0035】
サーバ200は、ネットワーク300を介して、ユーザ端末100から要請信号を受信し、これに対する応答信号を送信することにより、ユーザ端末100を操作するユーザに、ゲームサービスを提供する装置を意味する。
【0036】
具体的には、サーバ200の提供するゲームサービスは、オンラインゲームのサービスであってもよく、特に、大規模のマルチユーザオンラインロールプレイングゲーム(MMORPG:Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)のサービスを提供する場合、サーバ200は、複数個のユーザ端末100とそれぞれ信号を送受信する。
【0037】
一実施形態によれば、サーバ200は、ユーザ端末100からゲーム内アイテムの強化要請の信号を受信することで、ユーザ端末100を操作するユーザに、強化サービスを提供する主体になり得る。
【0038】
一方、ネットワーク300は、インターネット、一つ以上のローカルエリアネットワーク(local area networks)、広域ネットワーク(wire area networks)、携帯電話ネットワーク、モバイルネットワーク、その他に別種のネットワーク、又はこれらのネットワークの組み合わせを含むことができる。
【0039】
図2は、一実施形態によるコンピューティング装置を含むコンピューティング環境10を例示して説明するためのブロック図である。図示された実施形態においては、各コンポーネントは、以下に記載されたものに加えて、異なる機能及び能力を有してもよく、以下に記載されたもの以外にも、追加のコンポーネントを含んでもよい。
【0040】
図示のコンピューティング環境10は、コンピューティング装置12を含んでいる。一実施形態において、コンピューティング装置12は、ユーザ端末100であってもよい。また、コンピューティング装置12は、一実施形態によるサーバ200であってもよい。
【0041】
コンピューティング装置12は、少なくとも一つのプロセッサ14、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16及び通信バス18を含んでいる。プロセッサ14は、コンピューティング装置12が先に述べた例示的な実施形態によって動作するようにすることができる。例えば、プロセッサ14は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16に格納された一つ以上のプログラムを実行することができる。前記一つ以上のプログラムは、一つ以上のコンピュータ実行可能な命令を含むことができ、前記コンピュータ実行可能な命令は、プロセッサ14によって実行される場合、コンピューティング装置12が、例示的な実施形態による動作を行うように構成することができる。
【0042】
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16は、コンピュータ実行可能な命令乃至プログラムコード、プログラムデータ及び/又は他の適切な形態の情報を格納するように構成される。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16に格納されたプログラム20は、プロセッサ14によって実行可能な命令のセットを含んでいる。一実施形態において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16は、メモリ(ランダムアクセスメモリのような揮発性メモリ、非揮発性メモリ、又はこれらの適切な組み合わせ)、一つ以上の磁気ディスク記憶装置、光学ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイス、その他にコンピューティング装置12によってアクセスされて希望の情報を格納できる別の形態の記憶媒体、又はそれらの適切な組み合わせであってもよい。
【0043】
通信バス18は、プロセッサ14、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体16を含んで、コンピューティング装置12の他の様々なコンポーネントを相互に接続する。
【0044】
コンピューティング装置12は、また一つ以上の入出力装置24のためのインターフェースを提供する一つ以上の入出力インターフェース22、及び、一つ以上のネットワーク通信インターフェース26を含むことができる。入出力インターフェース22及びネットワーク通信インターフェース26は、通信バス18に接続される。入出力装置24は、入出力インターフェース22を介して、コンピューティング装置12の他のコンポーネントに接続されてもよい。例示的な入出力装置24は、ポインティングデバイス(マウス又はトラックパッドなど)、キーボード、タッチ入力装置(タッチパッド又はタッチスクリーンなど)、音声又は音入力装置、様々な種類のセンサ装置及び/又は撮影装置のような入力装置、及び/又はディスプレイ装置、プリンタ、スピーカー及び/又はネットワークカードのような出力装置を含むことができる。例示的な入出力装置24は、コンピューティング装置12を構成する一コンポーネントとして、コンピューティング装置12の内部に含まれてもよく、コンピューティング装置12と区別される別個の装置として、コンピューティング装置12と接続されてもよい。
【0045】
図3は、一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法を説明するためのフローチャートである。
【0046】
図3に図示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって実行することができる。
【0047】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザから複数個のアイテムを選択される(310)。
【0048】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザがユーザインターフェース(UI:User Interface)ウィンドウにある空のスロットに、ドラッグアンドドロップ(Drag & Drop)したアイテムを選択することができるが、必ずドラッグアンドドロップ方式に限定されるものではなく、例えば、ユーザが、別個のUIウィンドウでクリック(click)又はタッチ(touch)したアイテムも選択することができる。
【0049】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザから目標強化レベル情報を獲得する(320)。
【0050】
以下の実施形態では、「目標強化レベル」は、強化を実行したいレベルを意味する。
【0051】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザがUIウィンドウに位置したインターフェースを介して、目標強化レベル情報を獲得することができ、この際、インターフェースは、バー(bar)、ラジオボタン(radio button)、オプションリスト(option list)、直接入力方式など多様な形態で具現することができる。
【0052】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化待機状態で、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を適用する(330)。
【0053】
具体的には、「強化待機状態」とは、ユーザによって選択されたアイテムに対して、強化が開始されていない状態を意味する。一方、「強化関連の設定」は、アイテムそれぞれの現在の強化レベル、安全強化区間、強化可能回数、強化成功の時に適用される効果などを含むことができ、加えて、追加的な情報をさらに含めることに留意しなければならない。
【0054】
より具体的には、「安全強化区間」とは、アイテムがそれぞれ消失されず、安全に強化できる区間を意味し、例えば、安全強化区間が5レベルのアイテムは、5レベルから6レベルに強化を実行する時点からアイテムが消失する可能性が存在する。
【0055】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムを目標強化レベルまで強化する(340)。
【0056】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザの強化要請に応じて、既に選択された強化材料アイテムを、複数個のアイテムのうち現在の強化レベルが、目標強化レベル未満の強化対象アイテムに、同時に適用することにより、強化対象アイテムを強化することができる。
【0057】
以下の実施形態では、「強化材料アイテム」とは、ゲーム内アイテムの強化に使用できる注文書、ジュエリー、その他の雑貨などのアイテムを意味するが、必ずこれに限定されるものではなく、例えば、2レベルの武器アイテムを3レベルに強化するために、1レベルの同一の武器アイテムが2つ必要な場合は、1レベルの該当武器アイテムも、強化材料アイテムとして取り扱うことができる。
【0058】
具体的には、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化を一度実行するたびに、強化待機中の全ての強化対象アイテムに、既に選択された強化材料アイテムを一回ずつ同時に適用することができる。これについての詳細な説明は、
図13A~13Gを参照して後述する。
【0059】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザの強化要請に応じて、既に選択された強化材料アイテムを、複数個のアイテムのうち現在の強化レベルが、目標強化レベル未満の強化対象アイテムに、各強化対象アイテムの現在の強化レベル別に順次に適用することにより、強化対象アイテムを強化することができる。
【0060】
例えば、強化材料アイテムを昇順で適用する場合には、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化を1回目の実行時に、強化待機中の強化対象アイテムのうち現在の強化レベルが1であるアイテムに、強化材料アイテムを一括して適用し、強化を2回目の実行時に、現在の強化レベルが2であるアイテムに強化材料アイテムを一括に適用することができる。
【0061】
一方、例えば、目標強化レベルが5のとき、強化材料アイテムを降順に適用する場合には、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化を1回目の実行時に、強化待機中の強化対象アイテムのうち現在の強化レベルが4であるアイテムに、強化材料アイテムを一括に適用し、強化を2回目の実行時に、現在の強化レベルが3であるアイテムに、強化材料アイテムを一括に適用することができる。
【0062】
これについての詳細な説明は、
図14A~14Eを参照して後述する。
【0063】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、前述の動作330によるグラフィック効果が表示されるUIウィンドウで、動作340による結果を視覚的に表示することができる。
【0064】
一方、一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、安全強化区間を外れた強化を行う場合には、前述の動作330によるグラフィック効果が表示されるUIウィンドウとは別途のポップアップ(pop-up)されたUIウィンドウで、動作340による結果を視覚的に表示することができる。
【0065】
例えば、ユーザ端末100又はサーバ200は、危険状態に分類されたアイテムの強化を行う場合には、前述の動作330によるグラフィック効果が表示されるUIウィンドウの上にポップアップされた全画面を介して、動作340による結果を視覚的に表示することができる。これに関連して、これについての詳細な説明は、
図9を参照して後述する。
【0066】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作340を実行するにあたって、強化の進行中、安全強化区間内で強化が行われるか否かに基づいて、強化が進行中であるアイテムのアイコンそれぞれの内部に、強化が進行中であることを示す一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0067】
これにより、ユーザは、複数個のアイテムのうち強化が進行中であるアイテムを、簡単に区別できるだけではなく、進行中の強化が、安全強化区間内で実行されていることも、直感的に把握することができる。
【0068】
また、一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作340を実行するにあたって、安全強化区間を外れた強化を行う場合には、強化が行われたアイテムのアイコンそれぞれの内部に、強化成功の可否を示す一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0069】
これにより、ユーザは、強化の直後に、安全強化区間を外れた強化が行われたアイテムの強化に成功するか否かを直感的に把握することができる。
【0070】
以上の一時的な動的グラフィック効果の付加に関連する詳細な説明は、
図10を参照して後述する。
【0071】
図4は、一実施形態による動作330をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【0072】
図4に示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって行うことができる。
【0073】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザから獲得した目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムをそれぞれ、安全状態、危険状態及び強化除外状態のうちいずれかに分類する(410)。
【0074】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作410における分類の結果に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を付加する(420)。
【0075】
図5は、一実施形態による動作410をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【0076】
図5に示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって行うことができる。
【0077】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、複数個のアイテムそれぞれの現在の強化レベルが、目標強化レベル以上であるかを判断する(510)。
【0078】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、現在の強化レベルが、目標強化レベル以上であるアイテムを、強化除外状態に分類する(520)。
【0079】
一方、ユーザ端末100又はサーバ200は、現在の強化レベルが、目標強化レベル未満であるアイテムを、目標強化レベルまで強化する場合は、安全強化区間内で強化が行われるか否かを判断する(530)。
【0080】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、目標強化レベルまで強化する際、安全強化区間内で強化が行われているアイテムを、安全状態に分類する(540)。
【0081】
一方、ユーザ端末100又はサーバ200は、目標強化レベルまで強化する際、安全強化区間を外れて、強化が行われているアイテムを、危険状態に分類する(550)。
【0082】
図6は、一実施形態による動作420をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【0083】
図6に示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって実行することができる。
【0084】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、複数個のアイテムがそれぞれ、強化除外状態に分類されたか否かを判断する(610)。
【0085】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化除外状態に分類されたアイテムのアイコンには、別途のグラフィック効果を付加することなく、ユーザの要請に応じて動作340を実行する。
【0086】
一方、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化除外状態に分類されていないアイテムそれぞれに対して、安全状態に分類されたか否かを判断する(620)。
【0087】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、安全状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭に沿って、第1色のグラフィック効果を付加する(630)。
【0088】
一方、ユーザ端末100又はサーバ200は、危険状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭に沿って、第2色のグラフィック効果を付加する(640)。
【0089】
一実施形態によれば、第1色のグラフィック効果及び第2色のグラフィック効果のうち少なくとも一つは、グラフィック効果が適用されたアイテムのアイコンの外郭に沿って、時計回り又は反時計回りに回転することができる。
【0090】
図7は、追加の実施形態による動作330をより詳細に説明するためのフローチャートである。
【0091】
図7に示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって行うことができる。
【0092】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザからの要請によって、目標強化レベル情報が変更されたか否かを判断する(710)。
【0093】
以後、目標強化レベル情報が変更されたと判断される場合には、ユーザ端末100又はサーバ200は、目標強化レベル情報が変更されるにつれ、安全状態に分類されたアイテムが、再び危険状態に分類されたか否かを判断する(720)。
【0094】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、安全状態から再び危険状態に分類されたアイテムにおいて、安全状態に対応する既存のグラフィック効果を除去する(730)。
【0095】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、安全状態から再び危険状態に分類されたアイテムにおいて、安全状態から危険状態に再分類されることを示す一時的な動的グラフィック効果を付加する(740)。
【0096】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、安全状態から再び危険状態に分類されたアイテムにおいて、危険状態に対応する新たなグラフィック効果を付加する(750)。
【0097】
前記
図3~
図7では、前記方法を複数の動作に分けて記載したが、少なくとも一部の動作は、順序を変えて実行されるか、他の動作と結合されて一緒に実行されるか、省略されるか、細部動作に分かれて実行されるか、又は図示されていない一つ以上の動作が付加されて実行することができる。
【0098】
図8は、一実施形態による動作730~750をより詳細に説明するための例示図である。
【0099】
図8の(a)と(b)を参照すると、0レベルから5レベルまでは、安全強化区間に該当し、5レベルから6レベルに強化を行う時から安全強化区間を外れるように設定されたアイテムが示されている。
【0100】
まず、
図8の(a)を参照すると、図示のアイテムが、4レベルから5レベルに強化されるにつれ、ユーザ端末100又はサーバ200は、図示のアイテムに対して、今後の強化の実行時に、安全強化区間を外れて、強化が行われると判断し、図示のアイテムを危険状態に分類する。
【0101】
これにより、図示のアイテムは、既存の安全状態から再び危険状態に分類されているところ、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作730を実行することにより、図示のアイテムのアイコンの外郭に付加された青色の外郭線を除去する。
【0102】
続いて、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作740を実行することにより、図示のアイテムのアイコンの外郭に、徐々に赤色の外郭線が濃くなる一時的な動的グラフィック効果を付加する。
【0103】
続いて、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作750を実行することにより、図示のアイテムのアイコンの外郭に赤色の外郭線を、内部左下に赤色の感嘆符の表示を付加する。
【0104】
しかし、このような方式でグラフィック効果を付加するだけでは、ユーザの注意を引くのに十分ではないと判断される場合には、追加のグラフィック効果を付加することもできる。
【0105】
これに関連して、
図8の(b)を参照すると、ユーザ端末100又はサーバ200は、動作740を実行するにあたって、図示のアイテムのアイコンの外郭に、徐々に外郭線が濃くなる動的グラフィック効果を付加することに加えて、アイコンの内部左下に感嘆符の表示がポップアップされた後、徐々に縮小されている動的グラフィック効果を付加うる。
【0106】
しかし、ユーザ端末100又はサーバ200が付加するグラフィック効果は、これに限定されることではなく、ゲーム内コンテンツの視認性(visibility)を考慮して、ユーザ注意を喚起するための多様な形態のグラフィック効果が付加され得ることに留意すべきである。
【0107】
図9は、一実施形態による動作340の具現のために別途にポップアップされる画面を示す例示図である。
【0108】
図9を参照すると、危険状態に分類されたアイテムの強化を行う場合には、動作340を実行するために、新たにポップアップされる画面が示される。これは、危険状態に分類されたアイテムを強化する場合には、安全状態に分類されたアイテムを強化するときと比べて、アイテムの消失などの可能性が存在するため、ユーザの注意を喚起させるためである。したがって、新たな画面上で、動作340の具現のために多様な演出が可能であることは自明である。
【0109】
このうち、一例の
図9の(a)を参照すると、画面の中央に位置した強化材料アイテムのアイコンから出発したグラフィックのオブジェクトが、特定のアイテムのアイコンに達することを起点に、グラフィックのオブジェクトが達したアイコンが光り、強化が開始される。以後、図示された矢印の方向に順次、各アイテムの強化が行われる。
【0110】
一方、また別の例示の
図9の(b)を参照すると、ユーザが、画面の中央に位置した強化材料アイテムのアイコンをタッチする場合には、既に設定された位置のアイテムを起点に図示の矢印の方向に順次、各アイテムの強化が行われる。
【0111】
前述の二つの例示の場合、各アイテムの強化が、時間差をおいて行われるので、ユーザにとって、まず、強化が行われたアイテムから強化の結果を確認するようにして、ユーザを強化関連のコンテンツにより没入させることができる。
【0112】
しかし、ユーザ端末100又はサーバ200が付加するグラフィック効果は、これに限定されることではなく、ゲーム内コンテンツの視認性を考慮して、ユーザの注意を喚起するための様々な形態のグラフィック効果が付加され得ることに留意すべきである。
【0113】
図10は、一実施形態による一時的な動的グラフィック効果を説明するための例示図である。
【0114】
図10を参照すると、前述のユーザ端末100又はサーバ200は、例えば、ユーザが強化を要請することにより、強化が行われている場合には、安全強化区間内で強化(以下、「安全強化」と称する)が実行されるアイテムのアイコンの中心部から、青色光源が明るくなり、広がっていく一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0115】
一方、前述のユーザ端末100又はサーバ200は、例えば、ユーザが強化を要請することにより、強化が行われている場合には、安全強化区間を外れた強化(以下、「危険強化」と称する)が実行されるアイテムのアイコンの中心部から、黄色光源が明るくなり、広がっていく一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0116】
続いて、前述のユーザ端末100又はサーバ200は、例えば、アイテムの危険強化に成功した場合には、強化成功の結果が表示される直前に、アイテムのアイコンの中心部から広がってきた黄色光源が、より明るくなり、揺れる一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0117】
一方、前述のユーザ端末100又はサーバ200は、例えば、アイテムの危険強化に失敗した場合には、強化失敗の結果として、アイテムが消失する直前に、アイテムのアイコンが徐々に消え、煙(smoke)が放出される一時的な動的グラフィック効果を付加することができる。
【0118】
しかし、ユーザ端末100又はサーバ200が付加するグラフィック効果は、これに限定されるものではなく、ゲーム内コンテンツの視認性を考慮して、ユーザの注意を喚起するための様々な形態のグラフィック効果が付加され得ることに留意すべきである。
【0119】
図11は、追加の実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスの提供方法を説明するためのフローチャートである。
【0120】
図11に示された方法は、例えば、前述のユーザ端末100又はサーバ200によって実行することができる。
【0121】
まず、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザから複数個のアイテムを選択される(1110)。
【0122】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、ユーザから目標強化レベル情報を獲得する(1120)。
【0123】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化待機状態で、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムのアイコンそれぞれにグラフィック効果を適用する(1130)。
【0124】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、目標強化レベル情報及び複数個のアイテムそれぞれの強化関連の設定に基づいて、複数個のアイテムを目標強化レベルまで強化する(1140)。
【0125】
以後、ユーザ端末100又はサーバ200は、複数個のアイテムそれぞれの強化成功の可否及び既に設定された整列の基準に基づいて、複数個のアイテムのうち消失されたアイテムを除いた残りのアイテムのアイコンを再整列して表示する(1150)。
【0126】
一実施例によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化に成功したアイテムのうち危険状態に分類されるアイテムが、安全状態に分類されるアイテムよりUIウィンドウで先立っての順序に表示されるように再整列することができる。
【0127】
一実施形態によれば、ユーザ端末100又はサーバ200は、強化に成功したアイテムのうち目標強化レベル以上の現在の強化レベルを有するアイテムを対象にして、現在の強化レベルが、高い順にUIウィンドウで先立っての順序に表示されるように再整列することができる。
【0128】
前記
図11では、前記方法を複数の動作に分けて記載しているが、少なくとも一部の動作は、順序を変えて実行されるか、他の動作と結合されて一緒に実行されるか、省略されるか、細部動作に分かれて実行されるか、又は示されていない一つ以上の動作が付加されて実行することができる。
【0129】
図12は、一実施形態によるゲーム内のアイテム強化サービスが提供される画面を示す例示図である。
【0130】
図示されたように、例示の画面には、強化材料アイテムスロット1210、強化対象となる複数個のアイテムスロット1220、目標強化レベル設定インターフェース1230及び強化ボタン1240が示されている。
【0131】
図12を参照すると、強化材料アイテムスロット1210には、数量99個の注文書が挿入され、複数個のアイテムスロット1220の1番~4番スロット1221には、順番に危険状態に分類された2レベル、2レベル、3レベル、3レベルのヘアアクセサリーアイテムが挿入されている。
【0132】
また、複数個のアイテムスロット1220の5番~10番スロット1222には、順番に安全状態に分類された2レベル、2レベル、3レベル、3レベル、3レベル、3レベルの盾アイテムが挿入されており、11番~13番スロット1223には、順番に強化除外状態に分類された7レベルの盾アイテム、8レベル、8レベルの武器アイテムが挿入されている。
【0133】
具体的には、1番~4番スロット1221に挿入された危険状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭には、赤色の外郭線が、内部左下には、赤色の感嘆符の表示が付加されている。併せて、5番~10番スロット1222に挿入された安全状態に分類されたアイテムのアイコンの外郭には、青色の外郭線が付加されている。
【0134】
ユーザが目標強化レベル設定インターフェース1230を用いて、目標強化レベルを設定し、強化ボタン1240を押すと、前述のユーザ端末100又はサーバ200は、設定された目標強化レベルに応じて、1番~13番スロット1221、1222、1223に挿入されたアイテムの強化サービスを提供する。
【0135】
【0136】
図13A~13Gは、一実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【0137】
図13Aに図示の通りに、ユーザは目標強化レベル設定インターフェース1230を用いて、目標強化レベルを5に設定する。
【0138】
続いて、
図13Bに図示の通りにユーザが強化ボタン1240を押すと、1番~4番スロット1221に挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化が進行中であることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、5番~10番スロット1222に挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化の進行中であることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。一方、11番~13番スロット1223に挿入されたアイテムは、強化除外状態に分類されたところ、強化が進んでいない。
【0139】
この際、1回目の強化で合計10個のアイテムに対して強化が行われるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、10個差し引かれる。
【0140】
続いで、
図13Cに図示の通りに強化が1回目実行された結果、2番スロットと4番スロットとに挿入されていたアイテムが、強化に失敗して消失され、1番スロット、3番スロット、5番~10番スロット1222に挿入されたアイテムは、強化レベルが1ずつ増加したことが分かる。
【0141】
続いて、
図13Dに図示の通りに強化が2回目実行されると、現在の強化レベルが、5未満である1番スロット、3番スロット、5番~10番スロット1222に挿入されたアイテムそれぞれに対して強化が進行する。
【0142】
具体的には、1番スロットと3番スロットに挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化が進行中であることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、5番~10番スロット1222に挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化が進行中であることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。
【0143】
この際、2回目の強化で、合計8個のアイテムに対して強化が実行されるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、もう8個差し引かれる。
【0144】
続いて、
図13Eに図示の通りに強化が2回目実行された結果、1番スロットと3番スロット、5番~10番スロット1222に挿入されたアイテムが、強化に成功することで、強化レベルが1ずつ増加したことが分かる。
【0145】
続いて、
図13Fに図示の通りに、強化が3回目実行されると、現在の強化レベルが、5未満である1番スロット、5番スロット、6番スロットに挿入されたアイテムそれぞれに対して、強化が進行する。
【0146】
具体的には、1番スロットに挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化が進行中であることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、5番スロット、6番スロットに挿入されたアイテムのアイコン内部には、強化が進行中であることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。
【0147】
この際、3回目の強化で、合計3個のアイテムに対して強化が実行されるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、もう3個差し引かれる。
【0148】
続いて、
図13Gに図示の通りに強化が3回目実行された結果、消失されたアイテムを除いたすべてのアイテムの強化レベルが5以上となり、強化が終了され、アイテムが消失することにより、空のスロットとして残っていた2番スロットには、3番スロットに挿入されたアイテムが再整列されて挿入され、既存に5番~13番スロットに挿入されたアイテムもまた3番~11番スロットに再整列されて挿入される。
【0149】
図14A~14Eは、追加の実施形態によるゲーム内アイテムの強化が行われている画面を示す例示図である。
【0150】
図14Aに図示の通りに、ユーザは、目標強化レベル設定インターフェース1230を用いて、目標強化レベルを5に設定する。
【0151】
続いて、
図14Bに図示の通りにユーザが強化ボタン1240を押すと、現在の強化レベルが、2であるアイテムのうち危険状態に分類されたアイテム(1番スロット、2番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中であることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、現在の強化レベルが、2であるアイテムのうち安全状態に分類されたアイテム(5番スロット、6番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中であることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。一方、11番~13番スロット1223に挿入されたアイテムは、強化除外状態に分類されたところ、強化が進まれない。
【0152】
この際、1回目の強化で、合計4個のアイテムに対して強化が実行されるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、4個差し引かれる。
【0153】
続いて、
図14Cを参照すると、強化が1回目実行された結果、2番スロットに挿入されていたアイテムが強化に失敗して消失され、1番スロット、3番~10番スロットに挿入されたアイテムは、強化レベルが1ずつ増加したことが分かる。
【0154】
この際、強化が2回目行われると、現在の強化レベルが、3であるアイテムのうち危険状態に分類されたアイテム(1番スロット、3番スロット、4番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中でることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、現在の強化レベルが、3であるアイテムのうち安全状態に分類されたアイテム(5番~8番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中でることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。
【0155】
この際、2回目の強化で、合計7個のアイテムに対して強化が実行されるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、もう7個差し引かれる。
【0156】
続いて
図14Dを参照すると、強化が2回目行われた結果、4番スロットに挿入されていたアイテムが、強化に失敗されて消失され、1番スロット、3番スロット、5番~8番スロットに挿入されたアイテムは、強化レベルが1ずつ増加したことが分かる。
【0157】
この際、強化が3回目行われると、現在の強化レベルが、4であるアイテムのうち危険状態に分類されたアイテム(1番スロット、3番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中であることを示す黄色光源のグラフィック効果が付加され、現在の強化レベルが、4であるアイテムのうち安全状態に分類されたアイテム(5番~10番スロットに挿入されたアイテム)のアイコン内部には、強化が進行中であることを示す青色光源のグラフィック効果が付加される。
【0158】
この際、3回目の強化で、合計8個のアイテムに対して強化が実行されるため、強化材料アイテムスロット1210に挿入された注文書の数量は、もう8個差し引かれる。
【0159】
続いて
図14Eに図示の通りに強化が3回目行われた結果、消失されたアイテムを除いたすべてのアイテムの強化レベルが5以上となって強化が終了され、アイテムが消失されることにより、空のスロットとして残っていた2番スロットには、3番スロットに挿入されたアイテムが再整列されて挿入され、既存に5番~13番スロットに挿入されたアイテムもまた、3番~11番スロットに再整列されて挿入される。
【0160】
前述のような、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(non-transitory computer readable storage medium)は、一つ以上のプログラムを格納し、前記一つ以上のプログラムは、ディスプレイを有する電子装置の少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示し、前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示し、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信し、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して表示し、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0161】
一実施形態においては、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調(highlighted)することができる。
【0162】
一実施形態においては、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記視覚的オブジェクトそれぞれの端(periphery)に沿って(along)表示される視覚的要素により、前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して、強調することができる。
【0163】
一実施形態においては、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0164】
一実施形態においては、前記バー形態の視覚的オブジェクトは、複数の候補強化レベルのそれぞれを指示する複数の視覚的要素を含み、前記第3ユーザ入力は、前記複数の視覚的要素のうち一つの視覚的要素を選択することにより、前記選択された視覚的要素によって指示される候補強化レベルを、前記目標強化レベルに設定するユーザ入力であり得る。
【0165】
一実施形態において、前記第3ユーザ入力によって選択された前記視覚的要素は、前記複数の視覚的要素のうち残りの視覚的要素のうち少なくとも一つに対して、強調することができる。
【0166】
一実施形態では、前記第2領域内で表示される前記バー形態の視覚的オブジェクトは、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトが挿入される前記第2領域内の複数のスロットの下に表示され、前記第2領域内の第1位置から前記第2領域内の第2位置に延長され(extended)、前記複数の視覚的要素は、前記第1位置から前記第2位置への方向に沿って(along)表示され、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から第1距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルは、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から前記第1距離より長い第2距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルより低いこともある。
【0167】
一実施形態では、前記ユーザインターフェースは、前記複数のアイテムのうち一つ(one)のアイテムの強化のための第1タップ、及び、前記複数のアイテムのうち2以上のアイテムの強化のための第2タップを含み、前記第2領域内の前記複数のスロットは、前記第1タップ及び前記第2タップのうち前記第2タップを選択するためのユーザ入力に基づいて、前記ユーザインターフェース内で定義することができる。
【0168】
一実施形態においては、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第2領域内で、前記第3ユーザ入力によって設定される前記目標強化レベルが、安全強化レベルであるか否かを、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置をさらに動作させるインストラクションを含むことができる。
【0169】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記安全強化レベルでない前記目標強化レベルを設定するための前記第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムのうち少なくとも一つのアイテムが、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行する間、消える(disappear)ことを指示する視覚的効果を含む前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0170】
一実施形態においては、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つのアイテムを指示する少なくとも一つの視覚的オブジェクトを、前記第2領域から除去することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0171】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトを除いた残りの視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0172】
一実施形態では、前記残りの視覚的オブジェクトのうち少なくとも一つは、前記第2領域から除去された前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトが表示されていた位置に移動することができる。
【0173】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0174】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記強化の実行を完了した後、前記少なくとも一つのリソースの残量に関する情報を、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクト内で表示することにより、前記第2領域内で、前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0175】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザの前記ゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0176】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0177】
一実施形態では、前記一つ以上のプログラムは、前記電子装置の前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される際、前記実行可能なオブジェクト内で、前記強化のために消費される、仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を、前記実行可能なオブジェクト内で表示し、前記仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を含む前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、前記電子装置を動作させるインストラクションを含むことができる。
【0178】
一実施形態では、前記第2領域内で表示された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記強化を実行する前の前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を含むことができる。
【0179】
一実施形態では、前記アイテムのうち第1強化レベルを有する第1アイテムの強化は、前記アイテムのうち前記第1強化レベルより高い強化レベルを有する第2アイテムの強化の前に実行することができる。
【0180】
前述のような、電子装置は、インストラクションを格納するように構成された少なくとも一つのメモリと;ディスプレイと;少なくとも一つのプロセッサとを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示し、前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示し、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信し、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して表示し、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0181】
一実施形態では、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調することができる。
【0182】
一実施形態においては、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記視覚的オブジェクトそれぞれの端(periphery)に沿って(along)表示される視覚的要素により、前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して、強調することができる。
【0183】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介してさらに表示し、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0184】
一実施形態では、前記バー形態の視覚的オブジェクトは、複数の候補強化レベルのそれぞれを指示する複数の視覚的要素を含み、前記第3ユーザ入力は、前記複数の視覚的要素のうち一つの視覚的要素を選択することにより、前記選択された視覚的要素によって指示される候補強化レベルを、前記目標強化レベルに設定するユーザ入力であり得る。
【0185】
一実施形態では、前記第3ユーザ入力により選択された前記視覚的要素は、前記複数の視覚的要素のうち残りの視覚的要素のうち少なくとも一つに対して、強調することができる。
【0186】
一実施形態では、前記第2領域内で表示される前記バー形態の視覚的オブジェクトは、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトが挿入される前記第2領域内の複数のスロットの下に表示され、前記第2領域内の第1位置から前記第2領域内の第2位置に延長され(extended)、前記複数の視覚的要素は、前記第1位置から前記第2位置への方向に沿って(along)表示され、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から第1距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルは、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から前記第1距離より長い第2距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルより低いこともある。
【0187】
一実施形態において、前記ユーザインターフェースは、前記複数のアイテムのうち一つ(one)のアイテムの強化のための第1タップ、及び、前記複数のアイテムのうち2以上のアイテムの強化のための第2タップを含み、前記第2領域内の前記複数のスロットは、前記第1タップ及び前記第2タップのうち前記第2タップを選択するためのユーザ入力に基づいて、前記ユーザインターフェース内で定義することができる。
【0188】
一実施形態においては、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第2領域内で、前記第3ユーザ入力によって設定される前記目標強化レベルが、安全強化レベルであるか否かを、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0189】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記安全強化レベルでない前記目標強化レベルを設定するための前記第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムのうち少なくとも一つのアイテムが、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行する間、消える(disappear)ことを指示する視覚的効果を含む前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0190】
一実施形態においては、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つのアイテムを指示する少なくとも一つの視覚的オブジェクトを、前記第2領域から除去することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0191】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトを除いた残りの視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0192】
一実施形態では、前記残りの視覚的オブジェクトのうち少なくとも一つは、前記第2領域から除去された前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトが表示されていた位置に移動することができる。
【0193】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0194】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記強化の実行を完了した後、前記少なくとも一つのリソースの残量に関する情報を、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクト内で表示することにより、前記第2領域内で、前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0195】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザの前記ゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0196】
一実施形態では、前記少なくとも一つのプロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示し、前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0197】
一実施形態では、前記プロセッサは、前記インストラクションを実行する際、前記実行可能なオブジェクト内で、前記強化のために消費される、仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を、前記実行可能なオブジェクト内で表示し、前記仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を含む前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示するように、構成することができる。
【0198】
一実施形態では、前記第2領域内で表示された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記強化を実行する前の前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を含むことができる。
【0199】
一実施形態では、前記アイテムのうち第1強化レベルを有する第1アイテムの強化は、前記アイテムのうち前記第1強化レベルより高い強化レベルを有する第2アイテムの強化の前に実行することができる。
【0200】
前述のような、ディスプレイを有する電子装置を動作するための方法は、ゲームのためのユーザーインターフェースの第1領域内で、前記ゲーム内で強化できる複数のアイテムをそれぞれ(respectively)指示する複数の視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示する動作と、前記複数の視覚的オブジェクトのうち第1視覚的オブジェクトをそれぞれ選択するための第1ユーザ入力を受信することに応答して、前記第1領域の隣の前記ユーザーインターフェースの第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示する動作と、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクトと共に、前記第1視覚的オブジェクトによって指示されるアイテムの強化のための少なくとも一つのリソースを指示する少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための第2ユーザ入力を受信する動作と、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための少なくとも一つの視覚的効果(visual effect)を、前記ディスプレイを介して表示する動作と、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作と、を含むことができる。
【0201】
一実施形態においては、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された、前記第1領域内の前記第1視覚的オブジェクトは、前記複数の視覚的オブジェクトのうち前記第1視覚的オブジェクトを除いた少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して(relative to)、強調(highlighted)することができる。
【0202】
一実施形態においては、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記視覚的オブジェクトそれぞれの端(periphery)に沿って(along)表示される視覚的要素により、前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトに対して、強調することができる。
【0203】
一実施形態においては、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示する間、前記第2領域内でバー形態の(bar-shaped)視覚的オブジェクトを、前記ディスプレイを介して、さらに表示する動作と、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記アイテムの目標強化レベルを設定するための第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行中であることを示すための前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して、表示する動作をさらに含むことができる。
【0204】
一実施形態においては、前記バー形態の視覚的オブジェクトは、複数の候補強化レベルのそれぞれを指示する複数の視覚的要素を含み、前記第3ユーザ入力は、前記複数の視覚的要素のうち一つの視覚的要素を選択することにより、前記選択された視覚的要素によって指示される候補強化レベルを、前記目標強化レベルに設定するユーザ入力であり得る。
【0205】
一実施形態においては、前記第3ユーザ入力により選択された前記視覚的要素は、前記複数の視覚的要素のうち残りの視覚的要素のうち少なくとも一つに対して、強調することができる。
【0206】
一実施形態においては、前記第2領域内で表示される前記バー形態の視覚的オブジェクトは、前記第1ユーザ入力によってそれぞれ選択された前記第1視覚的オブジェクトが挿入される前記第2領域内の複数のスロットの下に表示され、前記第2領域内の第1位置から前記第2領域内の第2位置に延長され(extended)、前記複数の視覚的要素は、前記第1位置から前記第2位置への方向に沿って(along)表示され、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から第1距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルは、前記複数の視覚的要素のうち前記第1位置から前記第1距離より長い第2距離だけ離隔された視覚的要素によって指示される候補強化レベルより低いこともある。
【0207】
一実施形態においては、前記ユーザインターフェースは、前記複数のアイテムのうち一つ(one)のアイテムの強化のための第1タップ、及び、前記複数のアイテムのうち2以上のアイテムの強化のための第2タップを含み、前記第2領域内の前記複数のスロットは、前記第1タップ及び前記第2タップのうち前記第2タップを選択するためのユーザ入力に基づいて、前記ユーザインターフェース内で定義することができる。
【0208】
一実施形態においては、前記第2領域内で、前記第3ユーザ入力によって設定される前記目標強化レベルが、安全強化レベルであるか否かを、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0209】
一実施形態では、前記バー形態の視覚的オブジェクトを介して、前記安全強化レベルでない前記目標強化レベルを設定するための前記第3ユーザ入力を受信した後、前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記アイテムのうち少なくとも一つのアイテムが、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化を実行する間、消える(disappear)ことを指示する視覚的効果を含む前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0210】
一実施形態においては、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つのアイテムを指示する少なくとも一つの視覚的オブジェクトを、前記第2領域から除去することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0211】
一実施形態では、前記第1視覚的オブジェクトのうち前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトを除いた残りの視覚的オブジェクトを、前記第2領域内で表示することにより、前記第2領域内で、前記目標強化レベルへの前記アイテムの前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0212】
一実施形態では、前記残りの視覚的オブジェクトのうち少なくとも一つは、前記第2領域から除去された前記少なくとも一つの視覚的オブジェクトが表示されていた位置に移動することができる。
【0213】
一実施形態では、前記強化の実行の完了に少なくとも一部基づいて、前記少なくとも一つの視覚的効果を表示した後、前記第2領域内の前記各々の第1視覚的オブジェクト内で、前記強化により(according to)変更された前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を表示することにより、前記第2領域内で前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0214】
一実施形態では、前記強化の実行を完了した後、前記少なくとも一つのリソースの残量に関する情報を、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクト内で表示することにより、前記第2領域内で、前記強化の結果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0215】
一実施形態では、前記第1ユーザ入力を受信した後、前記第1領域内で、前記第1視覚的オブジェクトを表示し、前記第2領域内で、前記第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記電子装置のユーザの前記ゲーム内キャラクタの仮想貨幣(virtual currency)の残高に関する情報を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0216】
一実施形態では、前記第2領域内で、前記第1視覚的オブジェクト、及び、前記少なくとも一つの第2視覚的オブジェクトを表示する間、前記アイテムの前記強化を実行するための実行可能なオブジェクトを前記第2領域内で、前記ディスプレイを介して、さらに表示する動作と、前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示する動作と、をさらに含むことができる。
【0217】
一実施形態では、前記実行可能なオブジェクト内で、前記強化のために消費される、仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を、前記実行可能なオブジェクト内で表示する動作と、前記仮想貨幣(virtual currency)の量に関する情報を含む前記実行可能なオブジェクトの前記第2ユーザ入力を受信することに応答して、前記少なくとも一つの視覚的効果を、前記ディスプレイを介して表示する動作をさらに含むことができる。
【0218】
一実施形態では、前記第2領域内で表示された前記第1視覚的オブジェクトはそれぞれ、前記強化を実行する前の前記アイテムそれぞれの強化レベルに関する情報を含むことができる。
【0219】
一実施形態では、前記アイテムのうち第1強化レベルを有する第1アイテムの強化は、前記アイテムのうち前記第1強化レベルより高い強化レベルを有する第2アイテムの強化の前に実行されることができる。
【0220】
一方、本発明の実施形態は、本明細書で記述された方法を、コンピュータ上で行うためのプログラム、及び前記プログラムを含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むことができる。前記コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、ローカルデータファイル、ローカルデータ構造などを単独又は組み合わせて含むことができる。前記媒体は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、又はコンピュータソフトウェアの分野で通常的に使用可能なものであり得る。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD‐ROM、DVDのような光記録媒体、及びロム、ラム、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。前記プログラムの例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用して、コンピュータによって実行できる高級言語コードを含むことができる。
【0221】
以上で、本発明の代表的な実施形態を詳細に説明したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者は、前述の実施形態に対して、本発明の範囲から逸脱しない限度内で様々な変形が可能であることを理解すべきである。したがって、本発明の権利範囲は、説明された実施形態に限定されてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって定めなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0222】
本発明は、ゲーム内でアイテム強化サービスを提供する技術に利用できる。
【符号の説明】
【0223】
1 ゲーム内のアイテム強化サービスの提供システム
10 コンピューティング環境
12 コンピューティング装置
14 プロセッサ
16 コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
18 通信バス
20 プログラム
22 入出力インターフェース
24 入出力装置
26 ネットワーク通信インターフェース
100 ユーザ端末
200 サーバ
300 ネットワーク