IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 寿設計株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-空気浄化装置 図1
  • 特開-空気浄化装置 図2
  • 特開-空気浄化装置 図3
  • 特開-空気浄化装置 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022046871
(43)【公開日】2022-03-24
(54)【発明の名称】空気浄化装置
(51)【国際特許分類】
   A61L 9/20 20060101AFI20220316BHJP
   A61L 9/015 20060101ALI20220316BHJP
   F24F 7/003 20210101ALI20220316BHJP
【FI】
A61L9/20
A61L9/015
F24F7/00 B
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020152480
(22)【出願日】2020-09-11
(71)【出願人】
【識別番号】503465535
【氏名又は名称】寿テクノス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002712
【氏名又は名称】特許業務法人みなみ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】有藤 忠義
【テーマコード(参考)】
4C180
【Fターム(参考)】
4C180AA07
4C180DD03
4C180EA17X
4C180HH05
4C180HH11
4C180HH17
4C180LL04
(57)【要約】
【課題】オゾンと紫外線によって、より効率よく空気中の微生物を殺菌・不活性化できる空気浄化装置を提供する。
【解決手段】複数本の長尺状で左右に延びる紫外線ランプと、これらの紫外線ランプを納める長尺状で左右に延びるケースと、ケースに形成された吸気口および排気口と、吸気口に取り付けられた吸気ファンを備え、紫外線ランプは、互いに平行に延びるものであって、少なくとも1本がオゾンランプであり、それ以外がオゾンレスランプであり、吸気口は、ケースの左右の両側の端部に位置している。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本の長尺状で左右に延びる紫外線ランプと、これらの紫外線ランプを納める長尺状で左右に延びるケースと、ケースに形成された吸気口および排気口と、吸気口に取り付けられた吸気ファンを備え、
紫外線ランプは、互いに平行に延びるものであって、少なくとも1本がオゾンランプであり、それ以外がオゾンレスランプであり、
吸気口は、ケースの左右の両側の端部に位置していることを特徴とする空気浄化装置。
【請求項2】
オゾンランプとオゾンレスランプが異なる高さに配置されていることを特徴とする請求項1記載の空気浄化装置。
【請求項3】
排気口は、ケースの側面に形成されたものであることを特徴とする請求項1または2記載の空気浄化装置。
【請求項4】
ケースの外側面に、ケースを設置面に固定するためのブラケットが設けられており、
ブラケットによりケースと設置面の間に空間が形成されるものであることを特徴とする請求項1、2または3記載の空気浄化装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オゾン(O)と紫外線により、空気中の微生物を殺菌・不活性化する空気浄化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、細菌やウイルスなどの微生物を殺菌・不活性化するための手段として、オゾンによる方法や、紫外線による方法が知られている。何れの方法も、種々の細菌やウイルスに対する効果が確認されており、広く用いられている。これらを用いた既存の装置として、たとえば特許文献1に示すものがある。この装置は、長尺状の直方体形のランプ室内に、長尺状のオゾンランプと紫外線ランプが納められており、ランプ室の一端にガラリが設けられ、他端にファンが設けられたものである。そして、ファンによってランプ室内の一端側から他端側へ流れる空気に対して、オゾンランプおよび紫外線ランプの光が照射される構成となっている。
【0003】
なお、特許文献1においては、オゾンを発生させる短波長(184.9nm)の紫外線(オゾン線ともいう)を放射するランプをオゾンランプと呼び、それよりも長波長(253.7nm)の紫外線(殺菌線ともいう)を放射するランプを紫外線ランプと呼んでいるが、何れも紫外線を放射するランプであるから、以下においては、これらのランプを総称して紫外線ランプと呼ぶ。そして、オゾン線を放射するランプをオゾンランプと呼び、殺菌線を放射するランプ(=オゾン線の放射を抑えたランプ)をオゾンレスランプと呼ぶ。
【0004】
また、細菌を死滅させることを「殺菌」といい、ウイルスの毒性や感染性をなくすことを「不活性化」といい、これらを総称して、「微生物を殺菌・不活性化する」という。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開昭61-244367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このように、オゾンランプとオゾンレスランプによって空気中の微生物を殺菌・不活性化することは従来周知であるが、より効率を高めることが求められていた。
【0007】
本発明は、このような事情を鑑みたものであり、オゾンと紫外線によって、より効率よく空気中の微生物を殺菌・不活性化できる空気浄化装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、複数本の長尺状で左右に延びる紫外線ランプと、これらの紫外線ランプを納める長尺状で左右に延びるケースと、ケースに形成された吸気口および排気口と、吸気口に取り付けられた吸気ファンを備え、紫外線ランプは、互いに平行に延びるものであって、少なくとも1本がオゾンランプであり、それ以外がオゾンレスランプであり、吸気口は、ケースの左右の両側の端部に位置していることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、オゾンランプとオゾンレスランプが異なる高さに配置されているものであってもよい。
【0010】
また、本発明は、排気口は、ケースの側面に形成されたものであってもよい。なお、ケースの側面とは、左右に延びるケースにおいて前後に位置する面のことである。
【0011】
また、本発明は、ケースの外側面に、ケースを設置面に固定するためのブラケットが設けられており、ブラケットによりケースと設置面の間に空間が形成されるものであってもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、長尺状のケースの両側の端部の吸気口から空気を吸入するので、オゾンランプとオゾンレスランプによってより効率よく空気中の微生物を殺菌・不活性化できる。
【0013】
また、オゾンはオゾンレスランプから放射される殺菌線によって分解される性質があるが、オゾンランプとオゾンレスランプが異なる高さに配置されているものであれば、オゾンランプによって生成されたオゾンがオゾンレスランプから放射される殺菌線によって分解されることを抑えることができる。
【0014】
また、排気口がケースの側面に形成されたものであれば、ケースの両端から吸入された空気に紫外線ランプの光が照射された後すぐに排気されるので、より効率よく空気中の微生物を殺菌・不活性化できる。
【0015】
また、ブラケットによりケースと設置面の間に空間が形成されるものであれば、この空間により放熱の効率が高くなるので、紫外線ランプの不具合の発生を抑え、寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の空気浄化装置を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図2図1(a)のA-A線断面図である。
図3図1(a)のB-B線断面図である。
図4】ケース内の空気の流れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の空気浄化装置の具体的な内容について説明する。なお、以下において、左右は図1(a)における左右を示し、前側は図1(a)の手前側、後側は図1(a)の奥側を示す。また、部材同士を固定するネジやボルトなどは、適宜図示省略してある。図1図3に示すように、この空気浄化装置は、建築物の屋内の天井面を設置面Pとして取り付けられるものである。そして、空気浄化装置は、3本の長尺状の紫外線ランプ1,2と、これらの紫外線ランプ1,2を納める長尺状の直方体形のケース3を備える。
【0018】
3本の紫外線ランプ1,2のうち、1本はオゾン線を放射するオゾンランプ1であり、それ以外の2本は殺菌線を放射するオゾンレスランプ2である。オゾンランプ1とオゾンレスランプ2は、外観は全く同じものであって、左右(水平向き)に延びる長尺の発光部11,21と、発光部11,21の両端に設けられた口金部12,22を備える。発光部11,21は、断面円形のガラス管からなり、内部に発光機構(図示省略)が納められている。口金部12,22は、金属製の有底円筒状のもので、発光部11,21の端部を塞いでいる。そして、両口金部12,22からはケーブル13,23が延びており、ケーブル13,23の先端にコネクタ14,24が設けられている。このコネクタ14,24に、対となるコネクタ15,25を介してさらにケーブル16,26が接続されており、このケーブル16,26は、ケース3の外に設置された安定器およびコントローラ(図示省略)に接続されている。コネクタ14,15,24,25により、紫外線ランプ1,2側のケーブル13,23と安定器およびコントローラ側のケーブル16,26が着脱自在となっている。そして、安定器およびコントローラは、さらに電源(図示省略)に接続される。
【0019】
オゾンランプ1は、オゾン線(波長が184.9nmの紫外線)を放射するものであり、オゾン線が空気中の酸素と反応してオゾンが生成される。オゾンレスランプ2は、殺菌線(波長が253.7nmの紫外線)を放射するものである。なお、オゾンランプ1からは、オゾン線に加えて殺菌線も放射される。また、オゾンレスランプ2は、オゾンランプ1と比較して発光部21の素材が異なるものであり、発光部21の素材にオゾン線を含む短波長の紫外線をカットする性質のものを用いることで、オゾン線の放射を抑え殺菌線のみが放射されるようにしたものである。
【0020】
ケース3は、金属製のものであって、左右に長い長尺状で下面が開口した箱形のケース本体31と、ケース本体31の下面を塞ぐ蓋体32を備える。ケース本体31は、内部に3本の紫外線ランプ1,2が納まる大きさであり、水平向きの矩形板状の上面部31aと、上面部31aの前後辺から下向きに延びる矩形板状の側面部31bと、上面部31aの左右辺から下向きに延びる矩形板状の端面部31cと、側面部31bおよび端面部31cの下端から内周側に向けて延出する延出部31dからなる。蓋体32は、ケース本体31よりも高さが低い箱形のものであって、ケース本体31の下面を丁度塞ぐ大きさであり、水平向きの矩形板状の下面部32aと、下面部32aの前後辺から上向きに延びる矩形板状の側面部32bと、下面部32aの左右辺から上向きに延びる矩形板状の端面部32cと、側面部32bおよび端面部32cの上端から内周側に向けて延出する延出部32dからなる。そして、ケース本体31の後側の側面部31bと蓋体32の後側の側面部32bが、左右2箇所において丁番33で接続されており、蓋体32がケース本体31の下面の開口部を開閉自在となっている。また、ケース本体31の前側の側面部31bと蓋体32の前側の側面部32bの左右2箇所にスナップ錠34が設けられており、蓋体32を閉じた状態で固定できるようになっている。なお、蓋体32を閉じた状態では、ケース本体31の延出部31dと蓋体32の延出部32dが当接している。
【0021】
ケース本体31の上面部31aの下側面(ケース本体31の内側面)の左右の端部近傍には、左右方向視して凸字形(上下逆向き)の取付台座35が設けられている。取付台座35は、帯状の金属板を屈曲させて形成されたもので、前後方向中央部に位置する水平向きの下側取付面35aと、下側取付面35aの前後に位置しかつ下側取付面35aよりも上側に位置する上側取付面35bと、前側の上側取付面35bの前側と後側の上側取付面35bの後側に位置しかつ上側取付面35bよりも上側に位置する固定面35cを有している。下側取付面35aと上側取付面35bおよび上側取付面35bと固定面35cは、それぞれ垂直面を介して連続している。そして、取付台座35は、固定面35cがケース本体31の上面部31aにネジ止めされて固定されている。これにより、ケース本体31の上面部31aに対して1段低い前後の上側取付面35bと、2段低い中央の下側取付面35aという構成となる。
【0022】
そして、左右2つの取付台座35において、下側取付面35aと2つの上側取付面35bに、それぞれ紫外線ランプ1,2を取り付けるための取付具36が設けられている。取付具36は、左右方向視して下側に開口する略コ字形で、下側取付面35aまたは上側取付面35bにネジ止め固定される水平片36aと、水平片36aの前後両端から下向きに延びる垂下片36bを有し、前後の垂下片36bに、外側に向けて凸となる円弧状の湾曲部36cが形成されている。前後の垂下片36bの間の幅は、紫外線ランプ1,2の口金部12,22の直径よりも狭くなっており、これを押し広げて前後の湾曲部36cの間に口金部12,22を納めることで、垂下片36bの弾性力により、口金部12,22が前後の垂下片36bに挟み込まれて固定される。
【0023】
そして、取付台座35の下側取付面35aの取付具36に、オゾンランプ1が取り付けられ、前後の上側取付面35bの取付具36に、それぞれオゾンレスランプ2が取り付けられる。これにより、紫外線ランプ(オゾンランプ1およびオゾンレスランプ2)は、互いに平行かつ左右方向(水平向き)に延びるものとなる。また、前後方向の中央にオゾンランプ1が配置され、オゾンランプ1の前後両側かつオゾンランプ1よりも高い位置にオゾンレスランプ2が配置される。すなわち、オゾンランプ1とオゾンレスランプ2は上面視して交互に並んでおり、かつオゾンランプ1とオゾンレスランプ2が異なる高さに配置されている。
【0024】
また、ケース本体31の左右の端面部31cの中央部に、円形の吸気口4が形成されている。すなわち、吸気口4は、ケース3の長手方向の両側の端部に位置している。そして、左右それぞれの吸気口4の内側(ケース本体31の内部側)に、吸気ファン5が取り付けられている。吸気ファン5は、枠体の内部にファンが納められたものであり、ケース本体31の外側から内側に向けて空気が流れる向きに取り付けられる。また、吸気ファン5は、ケーブル(図示省略)によってコントローラ(図示省略)と接続されている。なお、左右それぞれの吸気口4の外側(ケース本体31の外部側)には、指などが回転するファンに触れることを防ぐための網状のガード部材41が取り付けられている。
【0025】
さらに、ケース本体31の前後の側面部31bには、排気口6が形成されている。排気口6は、側面部31bの当該部分を内側からプレスで押し出して形成された(いわゆるルーバー加工)、左右(ケース3の長手方向)に長い上下逆向きの庇状のもので、上側に向けて開口している。この排気口6が、上下に3つ並んでおり、さらに左右に8つ並んでいる。上下に並ぶ3つの排気口6のうち、下側の排気口6は、オゾンランプ1と略同じ高さ位置であり、中央の排気口6は、オゾンレスランプ2と略同じ高さ位置である。すなわち、排気口6は、紫外線ランプ1,2と略同じ高さ位置でかつ紫外線ランプ1,2の長手方向に沿って複数個並んでいる。ここで、略同じ高さ位置であるとは、排気口6と紫外線ランプ(オゾンランプ1またはオゾンレスランプ2)の少なくとも一部が高さ方向において重なり合っていることをいう。
【0026】
また、ケース本体31の上面部31aの角部には、上下に貫通する配線孔37が形成されており、紫外線ランプ1,2のケーブル13,23にコネクタ14,15,24,25を介して接続されたケーブル16,26や吸気ファン5のケーブルが、配線孔37を通って、ケース3の外に配置された安定器やコントローラへと延びている。なお、紫外線ランプ1,2のケーブル13,23の先端に設けられたコネクタ14,24およびこれと対になるコネクタ15,25は、ケース本体31内に位置している。
【0027】
そして、ケース本体31の上面部31aの上側面(ケース本体31の外側面)の左右2箇所には、ケース本体31(ケース3)を設置面Pに固定するためのブラケット7が設けられている。ブラケット7は、帯状の金属板を屈曲させて形成されたもので、前後方向にケース本体31の幅と略同じだけ延びる取付片71と、取付片71の前後端から上向きに延びる立設片72と、前側の立設片72から前側に延び後側の立設片72から後側に延びる固定片73からなる。取付片71がケース本体31の上面部31aの上側面に当接していてネジ止めして固定されており、固定片73が設置面Pに当接していてネジ止めして固定されている。これにより、ケース本体31(ケース3)が設置面Pに取り付けられるとともに、ケース本体31と設置面Pの間に立設片72の高さ分の空間Sが形成される。
【0028】
この空気浄化装置においては、コントローラにより、オゾンランプ1とオゾンレスランプ2の点灯や消灯を自在に制御できる。たとえば、オゾンランプ1とオゾンレスランプ2のそれぞれに対応するスイッチを設けて、オンオフ操作によりそれぞれを任意のタイミングで点灯・消灯するようにしてもよいし、オゾンランプ1とオゾンレスランプ2に共通して対応する1つのスイッチを設けて、オンオフ操作により同時に点灯・消灯するようにしてもよい。また、オゾンランプ1およびオゾンレスランプ2の点灯時刻と消灯時刻をタイマーで設定できるようにしてもよいし、その際にオゾンランプ1とオゾンレスランプ2が交代で交互に点灯・消灯するようにしてもよい。さらに、吸気ファン5は、オゾンランプ1およびオゾンレスランプ2の点灯・消灯と連動して起動・停止するようにしてもよい。
【0029】
このように構成された本発明の空気浄化装置によれば、図4に示すように(矢印が空気の流れを示す)、長尺状のケース3の両側の端部の吸気口4から空気が吸入され、この空気に対してオゾンランプ1およびオゾンレスランプ2の光が照射される。そして、その空気はすぐにケース3の側面の紫外線ランプ1,2と略同じ高さ位置でかつ紫外線ランプ1,2の長手方向に沿って並んで形成された排気口6から効率よく排気されるので、より効率よく空気中の微生物を殺菌・不活性化できる。なお、排気口6は上側に向けて開口しているので、紫外線ランプ1,2の光が下側(人がいる可能性がある場所)に向けて照射されることはない。また、オゾンはオゾンレスランプ2から放射される殺菌線によって分解される性質があるが、オゾンランプ1とオゾンレスランプ2が異なる高さに配置されているので、オゾンランプ1によって生成されたオゾンがオゾンレスランプ2から放射される殺菌線によって分解されることを抑えることができる。さらに、ブラケット7によりケース3と設置面Pの間に空間Sが形成されており、この空間Sにより放熱の効率が高くなるので、紫外線ランプ1,2の不具合の発生を抑え、寿命を延ばすことができる。
【0030】
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、オゾンランプやオゾンレスランプの本数は、この空気浄化装置が設置される部屋の大きさなどの事情に応じて、適宜変更できる。また、吸気口は、ケースの長手方向の端部に位置するものであればよく、必ずしも端面に位置していなくてもよい。さらに、排気口の位置、数や形状は、一例を示したものであり、上記の要件を満たす限り適宜変更できる。また、取付台座を用いることなく、同じ高さの面に高さの異なる取付具を設けることで、オゾンランプとオゾンレスランプが異なる高さに配置されるようにしてもよい。さらに、安定器およびコントローラ側のケーブルに接続されたコネクタが、ケース本体に固定されていてもよい。
【符号の説明】
【0031】
1 オゾンランプ(紫外線ランプ)
2 オゾンレスランプ(紫外線ランプ)
3 ケース
4 吸気口
5 吸気ファン
6 排気口
7 ブラケット

図1
図2
図3
図4