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<図1>
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022047114
(43)【公開日】2022-03-24
(54)【発明の名称】商品購入・下取り管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/00 20120101AFI20220316BHJP
   B65G 61/00 20060101ALI20220316BHJP
【FI】
G06Q10/00 400
B65G61/00 510
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020152854
(22)【出願日】2020-09-11
(71)【出願人】
【識別番号】503460921
【氏名又は名称】伊藤忠リーテイルリンク株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】520352768
【氏名又は名称】中台 澄之
(74)【代理人】
【識別番号】100108442
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 義孝
(72)【発明者】
【氏名】清水 浩司
(72)【発明者】
【氏名】村橋 亮介
(72)【発明者】
【氏名】中台 澄之
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC15
(57)【要約】      (修正有)
【課題】購入者のリサイクル意識やリユース意識を高めることができる商品購入・下取り管理システムを提供する。
【解決手段】商品購入・下取り管理システムは、管理サーバ12と、購入者端末装置11と、を含む。管理サーバは、購入者によって所定の商品が購入され、商品の購入に伴う下取り品を購入者から下取った場合、下取り品及びその下取り品を提供した購入者の購入者端末装置を識別しつつ下取り品に付帯させる識別子を生成する識別子生成手段と、所定の処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その後処理結果を識別子に関連付けた状態で記憶する後処理結果記憶手段と、後処理結果を購入者端末装置に送信する後処理結果の端末への送信手段とを有する。購入者端末装置は、後処理結果の端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理結果を出力する後処理結果出力手段を有する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の商品の購入情報及び下取り情報を管理する管理サーバと、前記商品を購入する不特定多数の購入者が個別に所持する購入者端末装置とを備え、
前記購入者によって所定の商品が購入され、該商品の購入に伴う下取り品を該購入者から下取った場合、前記管理サーバが、前記下取り品及びその下取り品を提供した購入者の購入者端末装置を識別しつつ該下取り品に付帯させる識別子を生成する識別子生成手段と、所定の処理業者によって前記下取り品の後処理が行われた場合、その後処理結果を前記識別子に関連付けた状態で記憶する後処理結果記憶手段と、前記後処理結果記憶手段によって記憶した後処理結果を前記購入者端末装置に送信する後処理結果の端末への送信手段とを有し、
前記購入者端末装置が、前記後処理結果の端末への送信手段によって前記管理サーバから送信された前記下取り品に対する後処理の後処理結果を出力する後処理結果出力手段を有することを特徴とする商品購入・下取り管理システム。
【請求項2】
前記管理サーバが、前記識別子生成手段によって生成した識別子を前記購入者端末装置に送信する識別子送信手段を含み、前記購入者端末装置が、前記識別子送信手段によって前記管理サーバから送信された識別子を提示して該管理サーバに前記下取り品の後処理結果を要求する後処理結果要求手段を含み、前記後処理結果の端末への送信手段が、前記後処理結果要求手段によって前記購入者端末装置から前記下取り品の後処理結果が要求された場合、該後処理結果を前記購入者端末装置に送信する請求項1に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項3】
前記商品購入・下取り管理システムが、前記下取り品の後処理情報を管理する処理業者端末装置を含み、前記管理サーバが、前記下取り品をその持ち込み場所又はその存在場所まで回収に向かうとともに、前記持ち込み場所又は前記存在場所から回収した該下取り品を前記処理業者に配送する下取り品搬送を所定の回収業者に依頼する下取り品搬送依頼手段を含み、前記処理業者端末装置が、前記下取り品に付帯する識別子を読み取る識別子読取手段と、前記処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理結果と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信する後処理結果のサーバへの送信手段とを有する請求項1又は請求項2に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項4】
前記下取り品の後処理結果が、処理開始から処理終了までの間の複数の後処理結果を含み、前記後処理結果のサーバへの送信手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理結果と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを時系列に前記管理サーバに送信し、前記後処理結果記憶手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理結果を前記識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、前記後処理結果の端末への送信手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理結果を時系列に前記購入者端末装置に送信し、前記後処理結果出力手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理結果を時系列に出力する請求項3に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項5】
前記管理サーバが、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われた場合、その後処理画像を前記識別子に関連付けた状態で記憶する後処理画像記憶手段と、前記後処理画像記憶手段によって記憶した後処理画像を前記購入者端末装置に送信する後処理画像の端末への送信手段とを含み、前記購入者端末装置が、前記後処理画像の端末への送信手段によって前記管理サーバから送信された前記下取り品に対する後処理の後処理画像を出力する後処理画像出力手段を含む請求項1ないし請求項4いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項6】
前記購入者端末装置が、前記識別子を提示して前記管理サーバに前記下取り品の後処理画像を要求する後処理画像要求手段を含み、前記後処理画像の端末への送信手段が、前記後処理画像要求手段によって前記購入者端末装置から前記下取り品の後処理画像が要求された場合、該後処理画像を前記購入者端末装置に送信する請求項5に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項7】
前記処理業者端末装置が、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理画像と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信する後処理画像のサーバへの送信手段を含む請求項5又は請求項6に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項8】
前記下取り品の後処理画像が、処理開始から処理終了までの間の複数の後処理画像を含み、前記後処理画像のサーバへの送信手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理画像と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信し、前記後処理画像記憶手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理画像を前記識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、前記後処理画像の端末への送信手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理画像を時系列に前記購入者端末装置に送信し、前記後処理画像出力手段が、前記下取り品の後処理時間を含む該下取り品の複数の後処理画像を時系列に出力する請求項7に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項9】
前記管理サーバが、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われる場合、その後処理工程を前記識別子に関連付けた状態で記憶する後処理工程記憶手段と、前記後処理工程記憶手段によって記憶した後処理工程を前記購入者端末装置に送信する後処理工程の端末への送信手段とを含み、前記購入者端末装置が、前記後処理工程の端末への送信手段によって前記管理サーバから送信された前記下取り品に対する後処理の後処理工程を出力する後処理工程出力手段を含む請求項1ないし請求項8いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項10】
前記購入者端末装置が、前記識別子を提示して前記管理サーバに前記下取り品の後処理工程を要求する後処理工程要求手段を含み、前記後処理工程の端末への送信手段が、前記後処理工程要求手段によって前記購入者端末装置から前記下取り品の後処理工程が要求された場合、該後処理工程を前記購入者端末装置に送信する請求項9に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項11】
前記処理業者端末装置が、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理工程と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信する後処理工程のサーバへの送信手段を含む請求項9又は請求項10に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項12】
前記管理サーバが、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われる場合、その後処理の開始予定日時及び終了予定日時を前記識別子に関連付けた状態で記憶する後処理予定記憶手段と、前記後処理予定記憶手段によって記憶した開始予定日時及び終了予定日時を前記購入者端末装置に送信する後処理予定の端末への送信手段とを含み、前記購入者端末装置が、前記後処理予定の端末への送信手段によって前記管理サーバから送信された前記下取り品に対する後処理の開始予定日時及び終了予定日時を出力する後処理予定出力手段を含む請求項1ないし請求項11いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項13】
前記購入者端末装置が、前記識別子を提示して前記管理サーバに前記下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を要求する後処理予定要求手段を含み、前記後処理予定の端末への送信手段が、前記後処理予定要求手段によって前記購入者端末装置から前記下取り品の後処理予定が要求された場合、該後処理予定を前記購入者端末装置に送信する請求項12に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項14】
前記処理業者端末装置が、前記処理業者によって前記下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時と前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信する後処理予定のサーバへの送信手段を含む請求項12又は請求項13に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項15】
前記処理業者端末装置が、前記回収業者によって下取り品が前記処理業者に搬送された場合、前記下取り品の搬送画像と該下取り品を運んだ前記回収業者の搬送車両の車両ナンバーと前記識別子読取手段によって読み取った前記識別子とを前記管理サーバに送信する車両ナンバーのサーバへの送信手段を含み、前記管理サーバが、前記車両番号のサーバへの送信手段によって前記処理業者端末装置から送信された前記下取り品の搬送画像と前記搬送車両の車両ナンバーとを前記識別子に関連付けた状態で記憶する車両ナンバー記憶手段と、前記車両ナンバー記憶手段によって記憶した前記下取り品の搬送画像と前記搬送車両の車両ナンバーとを前記購入者端末装置に送信する車両ナンバーの端末への送信手段とを含み、前記購入者端末装置が、前記車両ナンバーの端末への送信手段によって前記管理サーバから送信された前記下取り品の搬送画像と前記搬送車両の車両ナンバーとを出力する車両ナンバー出力手段を含む請求項1ないし請求項11いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項16】
前記購入者端末装置が、前記識別子を提示して前記管理サーバに前記下取り品の搬送画像と前記搬送車両の車両ナンバーとを要求する車両ナンバー要求手段を含み、前記車両ナンバーの端末への送信手段が、前記車両ナンバー要求手段によって前記購入者端末装置から前記下取り品の搬送画像と前記搬送車両の車両ナンバーとが要求された場合、該下取り品の搬送画像と該搬送車両の車両ナンバーとを前記購入者端末装置に送信する請求項15に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項17】
前記識別子生成手段によって生成された前記識別子が、バーコードに表され、又は、ICタグに記憶され、前記下取り品には、前記バーコードが表示され、又は、前記ICタグが取り付けられる請求項1ないし請求項16いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項18】
前記下取り品の後処理が、該下取り品のリサイクル又はリユースである請求項1ないし請求項17いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項19】
前記下取り品の後処理画像には、該下取り品のリサイクル前の画像とリサイクル後の画像とが含まれ、該下取り品のリユース前の画像とリユース後の画像とが含まれる請求項18に記載の商品購入・下取り管理システム。
【請求項20】
前記商品と前記下取り品とが、スーツケースである請求項1ないし請求項19いずれかに記載の商品購入・下取り管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品購入・下取り管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
リサイクル商品に設けられてそのリサイクル商品の取引履歴情報を記憶した記憶部と、記憶部の取引履歴情報を読み取る第1の読取装置と、読取装置と通信可能であってリサイクル商品の取引情報を更新可能に格納する情報記録装置とから形成された商品リサイクルシステムが開示されている(特許文献1参照)。この商品リサイクルシステムは、利用者に所持されてその利用者の識別情報を格納可能な携帯型記録装置と、携帯型記録装置から情報を読み取って情報記録装置と通信可能な第2の読取装置とを含み、リサイクル商品の購入時に、第1の読取装置によって記憶部から読み取ったリサイクル商品の取引情報と、第2の読取装置によって携帯型記録装置から読み取った利用者の識別情報とを関連付けて情報記録装置に格納し、リサイクル商品の売却時に、第2の読取装置によって携帯型記録装置から読み取られた利用者の識別情報と情報記録装置に利用者の識別情報と関連付けられて格納されているリサイクル商品の取引情報とを照合することによって売却可能か否かを判定する。
【0003】
又、消費者(クライアントA)と地区加盟店(クライアントB)と本部(サーバ)とからなる通信ネットワークコンピューターで接続される家電製品等の流通システム及びリサイクル・リユース及び下取り即時判断システムが開示されている(特許文献2参照)。この流通システム及びリサイクル・リユース及び下取り即時判断システムは、クライアントAがサーバにアクセスしてリユース可能、不可能、下取り可能の自動判断画面を呼込む手段である第一段階と、表示された選択ボタンから必要項目をチエックし、送信する手段である第二段階と、サーバが判断して可能項目を提供する手段である第三段階と、クライアントAが商品購入画面を呼込む手段である第四段階と、地図画面を呼込む手段である第五段階と、表示された自宅アイコンに商品画像をドラック&ペーストする手段である第6段階と、地区加盟店のアイコンにもドラック&ペーストする手段である第7段階とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006-195814号
【特許文献2】特開2004-240928号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1に開示の商品リサイクルシステムは、利用者の識別情報とリサイクル商品の取引情報とを照合することによってリサイクル商品の売却可不可を判定し、前記特許文献2に開示の流通システム及びリサイクル・リユース及び下取り即時判断システムは、リユースの可不可を判断するが、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の状況を確認することができず、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができない。
【0006】
商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)が低い場合、又は、下取り品を提供した購入者がその下取り品のリサイクル又はリユースを希望したとしても、リサイクル又はリユースに伴う諸費用を購入者(下取り品提供者)が負担する場合、購入者がその費用負担を断ると、下取り品のリサイクル又はリユースが行われず、下取り品のリサイクル率やリユース率を向上させることができないのみならず、下取り品の多くをリサイクル又はリユースすることができず、下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができない。尚、下取り品をリサイクル又はリユースせず、下取り品を破棄物として焼却処理する場合、そのための費用がかかるとともに、多量の二酸化炭素を排出し、環境破壊につながることになる。
【0007】
本発明の目的は、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の状況を確認することができ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる商品購入・下取り管理システムを提供することにある。本発明の他の目的は、下取り品のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の多くをリサイクル又はリユースすることができ、下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる商品購入・下取り管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る商品購入・下取り管理システムは、所定の商品の購入情報及び下取り情報を管理する管理サーバと、商品を購入する不特定多数の購入者が個別に所持する購入者端末装置とを備え、購入者によって所定の商品が購入され、商品の購入に伴う下取り品を購入者から下取った場合、管理サーバが、下取り品及びその下取り品を提供した購入者の購入者端末装置を識別しつつ下取り品に付帯させる識別子を生成する識別子生成手段と、所定の処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その後処理結果を識別子に関連付けた状態で記憶する後処理結果記憶手段と、後処理結果記憶手段によって記憶した後処理結果を購入者端末装置に送信する後処理結果の端末への送信手段とを有し、購入者端末装置が、後処理結果の端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理結果を出力する後処理結果出力手段を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の商品購入・下取り管理システムの一例としては、管理サーバが、識別子生成手段によって生成した識別子を購入者端末装置に送信する識別子送信手段を含み、購入者端末装置が、識別子送信手段によって管理サーバから送信された識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理結果を要求する後処理結果要求手段を含み、後処理結果の端末への送信手段が、後処理結果要求手段によって購入者端末装置から下取り品の後処理結果が要求された場合、後処理結果を購入者端末装置に送信する。
【0010】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、商品購入・下取り管理システムが、下取り品の後処理情報を管理する処理業者端末装置を含み、管理サーバが、下取り品をその持ち込み場所又はその存在場所まで回収に向かうとともに、持ち込み場所又は存在場所から回収した下取り品を処理業者に配送する下取り品搬送を所定の回収業者に依頼する下取り品搬送依頼手段を含み、処理業者端末装置が、下取り品に付帯する識別子を読み取る識別子読取手段と、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理結果と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信する後処理結果のサーバへの送信手段とを有する。
【0011】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、下取り品の後処理結果が、処理開始から処理終了までの間の複数の後処理結果を含み、後処理結果のサーバへの送信手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果と識別子読取手段によって読み取った識別子とを時系列に管理サーバに送信し、後処理結果記憶手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、後処理結果の端末への送信手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を時系列に購入者端末装置に送信し、後処理結果出力手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を時系列に出力する。
【0012】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、管理サーバが、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その後処理画像を識別子に関連付けた状態で記憶する後処理画像記憶手段と、後処理画像記憶手段によって記憶した後処理画像を購入者端末装置に送信する後処理画像の端末への送信手段とを含み、購入者端末装置が、後処理画像の端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理画像を出力する後処理画像出力手段を含む。
【0013】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、購入者端末装置が、識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理画像を要求する後処理画像要求手段を含み、後処理画像の端末への送信手段が、後処理画像要求手段によって購入者端末装置から下取り品の後処理画像が要求された場合、後処理画像を購入者端末装置に送信する。
【0014】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、処理業者端末装置が、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理画像と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信する後処理画像のサーバへの送信手段を含む。
【0015】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、下取り品の後処理画像が、処理開始から処理終了までの間の複数の後処理画像を含み、後処理画像のサーバへの送信手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信し、後処理画像記憶手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、後処理画像の端末への送信手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を時系列に購入者端末装置に送信し、後処理画像出力手段が、下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を時系列に出力する。
【0016】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、管理サーバが、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その後処理工程を識別子に関連付けた状態で記憶する後処理工程記憶手段と、後処理工程記憶手段によって記憶した後処理工程を購入者端末装置に送信する後処理工程の端末への送信手段とを含み、購入者端末装置が、後処理工程の端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理工程を出力する後処理工程出力手段を含む。
【0017】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、購入者端末装置が、識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理工程を要求する後処理工程要求手段を含み、後処理工程の端末への送信手段が、後処理工程要求手段によって購入者端末装置から下取り品の後処理工程が要求された場合、後処理工程を購入者端末装置に送信する。
【0018】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、処理業者端末装置が、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理工程と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信する後処理工程のサーバへの送信手段を含む。
【0019】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、管理サーバが、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その後処理の開始予定日時及び終了予定日時を識別子に関連付けた状態で記憶する後処理予定記憶手段と、後処理予定記憶手段によって記憶した開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置に送信する後処理予定の端末への送信手段とを含み、購入者端末装置が、後処理予定の端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の開始予定日時及び終了予定日時を出力する後処理予定出力手段を含む。
【0020】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、購入者端末装置が、識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を要求する後処理予定要求手段を含み、後処理予定の端末への送信手段が、後処理予定要求手段によって購入者端末装置から下取り品の後処理予定が要求された場合、後処理予定を前記購入者端末装置に送信する。
【0021】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、処理業者端末装置が、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信する後処理予定のサーバへの送信手段を含む。
【0022】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、処理業者端末装置が、回収業者によって下取り品が処理業者に搬送された場合、下取り品の搬送画像と下取り品を運んだ回収業者の搬送車両の車両ナンバーと識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信する車両ナンバーのサーバへの送信手段を含み、管理サーバが、車両番号のサーバへの送信手段によって処理業者端末装置から送信された下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを識別子に関連付けた状態で記憶する車両ナンバー記憶手段と、車両ナンバー記憶手段によって記憶した下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを購入者端末装置に送信する車両ナンバーの端末への送信手段とを含み、購入者端末装置が、車両ナンバーの端末への送信手段によって管理サーバから送信された下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを出力する車両ナンバー出力手段を含む。
【0023】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、購入者端末装置が、識別子を提示して管理サーバに下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを要求する車両ナンバー要求手段を含み、車両ナンバーの端末への送信手段が、車両ナンバー要求手段によって購入者端末装置から下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとが要求された場合、下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを購入者端末装置に送信する。
【0024】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、識別子生成手段によって生成された前記識別子が、バーコードに表され、又は、ICタグに記憶され、下取り品には、バーコードが表示され、又は、ICタグが取り付けられる。
【0025】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、下取り品の後処理が、下取り品のリサイクル又はリユースである。
【0026】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例として、下取り品の後処理画像には、下取り品のリサイクル前の画像とリサイクル後の画像とが含まれ、下取り品のリユース前の画像とリユース後の画像とが含まれる。
【0027】
本発明の商品購入・下取り管理システムの他の一例としては、商品と下取り品とが、スーツケースである。
【発明の効果】
【0028】
本発明に係る商品購入・下取り管理システムによれば、購入者によって所定の商品が購入され、商品の購入に伴う下取り品を購入者から下取った場合、管理サーバが下取り品(中古品)及びその下取り品を提供した購入者の購入者端末装置を識別しつつ下取り品に付帯させる識別子を生成し、下取り品の後処理結果を識別子に関連付けた状態で記憶するから、管理サーバにおいて下取り品の後処理結果を識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した後処理結果を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、下取り品の後処理結果を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理結果を出力するから、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の後処理結果を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品の後処理結果を知らせ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。商品購入・下取り管理システムは、下取り品を破棄物として焼却処理することなく後処理することで、焼却処理のための費用を削減することができるとともに、二酸化炭素の排出量を減らすことができ、環境負荷を低減することができる。
【0029】
管理サーバが生成した識別子を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理結果を要求した場合、後処理結果の端末への送信手段が後処理結果を購入者端末装置に送信する商品購入・下取り管理システムは、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理結果の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取り品の後処理結果をいつでも確認することができる。
【0030】
下取り品の後処理情報を管理する処理業者端末装置を含み、管理サーバが下取り品をその持ち込み場所又はその存在場所まで回収に向かうとともに、持ち込み場所又は存在場所から回収した下取り品を処理業者に配送する下取り品搬送を所定の回収業者に依頼し、処理業者端末装置が下取り品に付帯する識別子を読み取り、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理結果と読み取った識別子とを管理サーバに送信する商品購入・下取り管理システムは、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理結果と読み取った識別子とが処理業者端末装置から管理サーバに送信され、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理結果を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理結果を購入者端末装置が出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の後処理結果を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理結果を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理結果を購入者端末装置が出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。商品購入・下取り管理システムは、管理サーバが下取り品搬送を所定の回収業者に依頼し、下取り品が回収業者によってその持ち込み場所又はその存在場所から処理業者に運ばれるから、下取り品の回収率を向上させることができるとともに、下取り品が処理業者によって確実に後処理されるから、下取り品のリサイクル率やリユース率を確実に向上させることができる。
【0031】
下取り品の後処理結果が処理開始から処理終了までの間の複数の後処理結果を含み、後処理結果のサーバへの送信手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果と識別子読取手段によって読み取った識別子とを時系列に管理サーバに送信し、後処理結果記憶手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、後処理結果の端末への送信手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を時系列に購入者端末装置に送信し、後処理結果出力手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理結果を時系列に出力する商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の複数の後処理結果を識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した複数の後処理結果を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の複数の後処理結果を管理サーバが購入者端末装置に時系列に送信し、管理サーバから送信された下取り品の複数の後処理結果を購入者端末装置が時系列に出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の複数の後処理結果を購入者端末装置を介して時系列に確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を確実に高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の複数の後処理結果を管理サーバが購入者端末装置に時系列に送信し、管理サーバから送信された下取り品の複数の後処理結果を購入者端末装置が時系列に出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0032】
処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、管理サーバがその後処理画像を識別子に関連付けた状態で記憶しつつ、記憶した後処理画像を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理画像を出力する後処理画像出力手段を含む商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の後処理画像を識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した後処理画像を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の後処理画像を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品の後処理画像を見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0033】
購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理画像を要求した場合、後処理画像の端末への送信手段が後処理画像を購入者端末装置に送信する商品購入・下取り管理システムは、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理画像の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取り品の後処理画像をいつでも確認することができる。
【0034】
処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、処理業者端末装置がその下取り品の後処理画像と読み取った識別子とを管理サーバに送信する商品購入・下取り管理システムは、処理業者によって下取り品の後処理が行われた場合、その下取り品の後処理画像と読み取った識別子とが処理業者端末装置から管理サーバに送信され、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理画像を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理画像を購入者端末装置が出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の後処理画像を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理画像を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理画像を購入者端末装置が出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0035】
下取り品の後処理画像が処理開始から処理終了までの間の複数の後処理画像を含み、後処理画像のサーバへの送信手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像と識別子読取手段によって読み取った識別子とを管理サーバに送信し、後処理画像記憶手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を識別子に関連付けた状態で時系列に記憶し、後処理画像の端末への送信手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を時系列に購入者端末装置に送信し、後処理画像出力手段が下取り品の後処理時間を含む下取り品の複数の後処理画像を時系列に出力する商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の複数の後処理画像を識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した複数の後処理画像を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の複数の後処理画像を管理サーバが購入者端末装置に時系列に送信し、管理サーバから送信された下取り品の複数の後処理画像を購入者端末装置が時系列に出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の複数の後処理画像を購入者端末装置を介して時系列に確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を確実に高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の複数の後処理画像を管理サーバが購入者端末装置に時系列に送信し、管理サーバから送信された下取り品の複数の後処理画像を購入者端末装置が時系列に出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0036】
処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、管理サーバがその後処理工程を識別子に関連付けた状態で記憶しつつ、記憶した後処理工程を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の後処理工程を出力する商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の後処理工程を識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した後処理工程を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われた後処理の後処理工程を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品の後処理工程を知らせ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0037】
購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理工程を要求した場合、後処理工程の端末への送信手段が後処理工程を購入者端末装置に送信する商品購入・下取り管理システムは、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理工程の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取り品の後処理工程をいつでも確認することができる。
【0038】
処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、処理業者端末装置がその下取り品の後処理工程と読み取った識別子とを管理サーバに送信する商品購入・下取り管理システムは、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理工程と識別子とが処理業者端末装置から管理サーバに送信され、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理工程を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理工程を購入者端末装置が出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われる後処理の後処理工程を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理工程を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理工程を購入者端末装置が出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0039】
処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、管理サーバがその後処理の開始予定日時及び終了予定日時を識別子に関連付けた状態で記憶しつつ、記憶した開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品に対する後処理の開始予定日時及び終了予定日時を出力する商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取り品が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶した開始予定日時及び終了予定日時を管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われる後処理の開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を知らせ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0040】
購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を要求した場合、後処理予定の端末への送信手段が後処理予定を購入者端末装置に送信する記載の商品購入・下取り管理システムは、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時をいつでも確認することができる。
【0041】
処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、処理業者端末装置がその下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時と読み取った識別子とを管理サーバに送信する品購入・下取り管理システムは、処理業者によって下取り品の後処理が行われる場合、その下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時と読み取った識別子とが処理業者端末装置から管理サーバに送信され、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置が出力するから、下取り品を提供した購入者がその下取り品に対して行われる後処理の開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、処理業者端末装置から受信した下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を管理サーバが購入者端末装置に送信し、管理サーバから送信された下取り品の後処理の開始予定日時及び終了予定日時を購入者端末装置が出力することで、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0042】
回収業者によって下取り品が処理業者に搬送された場合、処理業者端末装置が下取り品の搬送画像と下取り品を運んだ回収業者の搬送車両の車両ナンバーと読み取った識別子とを管理サーバに送信し、管理サーバが処理業者端末装置から送信された下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを識別子に関連付けた状態で記憶しつつ、記憶した下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを出力する商品購入・下取り管理システムは、管理サーバにおいて下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、下取り品が処理業者に運ばれた証拠を残すことができるとともに、記憶した下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを管理サーバから何時でも出力することができる。商品購入・下取り管理システムは、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者が下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを見ることで、回収業者によってその下取り品が処理業者に確実に運ばれたことを購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0043】
購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを要求した場合、車両ナンバーの端末への送信手段が下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとを購入者端末装置に送信する商品購入・下取り管理システムは、購入者端末装置が識別子を提示して管理サーバに下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとの送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取り品の搬送画像と搬送車両の車両ナンバーとをいつでも確認することができる。
【0044】
識別子生成手段によって生成された識別子がバーコードに表され、又は、識別子がICタグに記憶され、そのバーコードが下取り品に表示され、又は、そのICタグが下取り品に取り付けられる商品購入・下取り管理システムは、バーコードやICタグを利用することで、下取り品を識別(特定)する識別子をバーコードやICタグから読み取ることができ、管理サーバにおいて下取り品の後処理結果、後処理画像、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、搬送画像及び搬送車両の車両ナンバーをバーコード表された識別子やICタグに書き込まれた識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取り品の後処理結果、後処理画像、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、搬送画像及び搬送車両の車両ナンバーを管理サーバから何時でも出力することができる。
【0045】
下取り品の後処理が下取り品のリサイクル又はリユースである商品購入・下取り管理システムは、管理サーバが下取り品のリサイクル結果やリユース結果、リサイクル画像やリユース画像、リサイクル工程やリユース工程、リサイクルの開始予定日時及びリサイクルの終了予定日時やリユースの開始予定日時及びリユースの終了予定日時を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品のリサイクル結果やリユース結果、リサイクル画像やリユース画像、リサイクル工程やリユース工程、リサイクルの開始予定日時及びリサイクルの終了予定日時やリユースの開始予定日時及びリユースの終了予定日時を出力するから、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品のリサイクル結果やリユース結果、リサイクル画像やリユース画像、リサイクル工程やリユース工程、リサイクルの開始予定日時及びリサイクルの終了予定日時やリユースの開始予定日時及びリユースの終了予定日時を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品のリサイクル結果やリユース結果、リサイクル画像やリユース画像、リサイクル工程やリユース工程、リサイクルの開始予定日時及びリサイクルの終了予定日時やリユースの開始予定日時及びリユースの終了予定日時を知らせるとともに、下取り品のリサイクル画像やリユース画像を見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。商品購入・下取り管理システムは、下取り品を破棄物として焼却処理することなくリサイクル又はリユースすることで、焼却処理のための費用を削減することができるとともに、二酸化炭素の排出量を減らすことができ、環境負荷を低減することができる。
【0046】
下取り品の後処理画像に下取り品のリサイクル前の画像とリサイクル後の画像とが含まれ、下取り品の後処理画像に下取り品のリユース前の画像とリユース後の画像とが含まれる商品購入・下取り管理システムは、管理サーバが下取り品のリサイクル前の画像及びリサイクル後の画像、下取り品のリユース前の画像及びリユース後の画像を購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信された下取り品のリサイクル前の画像及びリサイクル後の画像、下取り品のリユース前の画像及びリユース後の画像を出力するから、商品の購入に伴って下取り品を提供した購入者がその下取り品のリサイクル前の画像及びリサイクル後の画像、下取り品のリユース前の画像及びリユース後の画像を購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(下取り品提供者)に下取り品のリサイクル前の画像及びリサイクル後の画像、下取り品のリユース前の画像及びリユース後の画像を見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、下取り品(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、下取り品の後処理を促進することができるとともに、多数の下取り品を再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0047】
商品と下取り品とがスーツケースである商品購入・下取り管理システムは、管理サーバがスーツケースの後処理結果、後処理画像、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、スーツケースの搬送画像とスーツケースの搬送車両の車両ナンバーを購入者端末装置に送信し、購入者端末装置が管理サーバから送信されたスーツケースの後処理結果、後処理画像、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、スーツケースの搬送画像とスーツケースの搬送車両の車両ナンバーを出力するから、スーツケースの購入に伴って下取り品としてスーツケースを提供した購入者がそのスーツケース(下取り品)の後処理結果、後処理画像、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、スーツケースの搬送画像とスーツケースの搬送車両の車両ナンバーを購入者端末装置を介して確認することができ、購入者(スーツケース(下取り品)提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることができる。商品購入・下取り管理システムは、購入者(スーツケース(下取り品)提供者)にスーツケースの後処理結果、後処理工程、後処理の開始予定日時及び後処理の終了予定日時、スーツケースの搬送車両の車両ナンバーを知らせるとともに、スーツケースの後処理画像、スーツケースの搬送画像を見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)やリユース意識(再利用意識)を高めることで、スーツケース(中古品)のリサイクル率やリユース率を向上させることができ、スーツケースの後処理を促進することができるとともに、多数のスーツケースを再生資源や再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
図1】一例として示す商品購入・下取り管理システムの構成図。
図2】商品購入・下取り管理システムにおいて行われる各手段を説明する図。
図3】商品購入データ出力画面の一例を示す図。
図4】商品購入・下取り管理システムのメニュー画面の一例を示す図。
図5】商品購入情報画面の一例を示す図。
図6】下取り情報選択画面の一例を示す図。
図7】リサイクル予定・リサイクル工程出力画面の一例を示す図。
図8】車両ナンバー出力画面の一例を示す図。
図9】リサイクル結果・リサイクル画像出力画面の一例を示す図。
図10】下取り情報選択画面の他の一例を示す図。
図11】リユース予定・リユース工程出力画面の一例を示す図。
図12】車両ナンバー出力画面の他の一例を示す図。
図13】リユース結果・リユース画像出力画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0049】
一例として示す商品購入・下取り管理システム10の構成図である図1等の添付の図面を参照し、本発明に係る商品購入・下取り管理システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。図1では、2台のスマートフォン11(購入者端末装置)、2台の処理業者サーバ13(処理業者端末装置)を図示しているが、実際にはインターネット14を介して管理サーバ12へアクセス可能な3台以上の各種複数のスマートフォン11が存在し、インターネット14を介して管理サーバ12へアクセス可能な3台以上の複数の処理業者サーバ13が存在する。
【0050】
購入者端末装置としては、スマートフォン11(多機能携帯端末)の他に、各種複数のタブレットや携帯情報端末(PDA)が含まれ、更に、今後開発されるインターネット14に接続可能な全ての購入者端末装置が含まれる。又、インターネット14の他に、スマートフォン11(購入者端末装置)と管理サーバ12とがLANやWAN等の他のネットワークによって接続される場合があり、処理業者サーバ13(処理業者端末装置)と管理サーバ12とがLANやWAN等の他のネットワークによって接続される場合がある。
【0051】
商品購入・下取り管理システム10は、商品の購入情報と、商品の購入に伴う下取り品の各種のリサイクル情報(下取り情報)及び下取り品の各種のリユース情報(下取り情報)とを管理し、購入者に各種のリサイクル情報(下取り情報)及び各種のリユース情報(下取り情報)を提供する。尚、商品としてスーツケース15を例に説明するが、商品をスーツケース15に限定するものではなく、商品にはリサイクル可能又はリユース可能なあらゆる商品が含まれる。
【0052】
商品購入・下取り管理システム10は、各種複数のスマートフォン11(各種複数の購入者端末装置)と管理サーバ12と複数の処理業者サーバ13(複数の処理業者端末装置)とから形成されている。尚、管理サーバ12が処理業者サーバ13を兼務する場合がある。この場合、商品購入・下取り管理システム10は、各種複数のスマートフォン11(各種複数の購入者端末装置)と管理サーバ12とから形成される。
【0053】
スマートフォン11(購入者端末装置)は、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)を購入する不特定多数の購入者が個別に所持する。スマートフォン11は、それぞれ機種が異なるとともにそれを提供するキャリア(メーカー)が異なる。スマートフォン11は、中央処理部(CPU又はMPU)とメモリ(メインメモリおよびキャッシュメモリ)とを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作する物理的なコンピュータを内蔵し、大容量記憶領域を実装している。
【0054】
スマートフォン11のメインメモリには、商品購入・下取り管理システム10の各手段を実行するアプリケーションが格納されている。アプリケーションは、管理サーバ12に直接アクセスし、又は、リンクを介して他のサーバから管理サーバ12にアクセスした後、管理サーバ12からダウンロード(インストール)する。アプリケーションをダウンロードした後、スマートフォン11においてユーザ名及びパスワードの設定が行われる。スマートフォン11のメインメモリには、ウェブブラウザ及び電子メールの送受信や電子メールの管理を行う電子メールクライアントが記憶(格納)されている。
【0055】
スマートフォン11は、ウェブブラウザを利用してインターネット14に接続可能であり、インターネット14を利用して不特定多数の他のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができるとともに、インターネット14において各種検索エンジンを利用することができる。スマートフォン11は、管理サーバ12のURLを使用して管理サーバ12にアクセスかつログインすることができるとともに、インターネット14を利用して各種情報(文字データや画像データ)を管理サーバ12を含む他の複数の外部サーバに提供する(送信する)ことができ、インターネット14を利用して各種情報を管理サーバ12を含む他の複数の外部サーバから受け取る(受信する)ことができる。
【0056】
スマートフォン11のハードディスクには、それらを特定する携帯端末特定情報が格納されている。携帯端末特定情報としては、スマートフォン11のIPアドレスやMACアドレス、URL、メールアドレス、Cookie情報、固体識別番号等を利用することができる他、スマートフォン11がそれを識別するユニークな識別子を独自に生成し、生成した識別子を携帯端末特定情報とすることができる。スマートフォン11のハードディスクには、それを使用する権限を有する購入者(ユーザー)の個人情報が格納される。個人情報としては、パスワードやID番号、スマートフォン11の所持者(購入者)の氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス等がある。
【0057】
スマートフォン11の中央処理部は、オペレーティングシステム(OS)による制御に基づいて、メモリに格納されたアプリケーションを起動し、そのアプリケーションに従って、識別子記憶手段、後処理(リサイクル処理)予定要求手段、後処理工程(リサイクル工程)要求手段、リサイクル予定記憶手段(後処理予定記憶手段)、リサイクル工程記憶手段(後処理工程記憶手段)、リサイクル予定(後処理予定)出力手段、リサイクル工程(後処理工程)出力手段、車両ナンバー要求手段、車両ナンバー記憶手段、車両ナンバー出力手段、後処理結果(リサイクル結果)要求手段、後処理画像(リサイクル画像)要求手段、リサイクル結果記憶手段(後処理結果記憶手段)、リサイクル画像記憶手段(後処理画像記憶手段)、リサイクル結果(後処理結果)出力手段、リサイクル画像(後処理画像)出力手段、後処理予定(リユース予定)要求手段、後処理工程(リユース工程)要求手段、リユース予定記憶手段(後処理予定記憶手段)、リユース工程記憶手段(後処理工程記憶手段)、リユース予定(後処理予定)出力手段、リユース工程(後処理工程)出力手段、後処理結果(リユース結果)要求手段、後処理画像(リユース画像)要求手段、リユース結果記憶手段(後処理結果記憶手段)、リユース画像記憶手段(後処理画像記憶手段)、リユース結果(後処理結果)出力手段、リユース画像(後処理画像)出力手段の各手段を実施する。
【0058】
管理サーバ12は、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入情報を管理するとともに、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル情報(下取り情報)及びリユース情報(下取り情報)を管理する。管理サーバ12は、商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)を管理する管理者(管理会社)が契約するデータセンターに設置されている。管理サーバ12が商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)を管理する管理者(管理会社)の事業所や事務所に設置される場合もある。
【0059】
処理業者サーバ13(処理業者端末装置)は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル情報(後処理情報)及び下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース情報(後処理情報)を管理する。処理業者サーバ13は、スーツケース15(下取り品)をリサイクル(後処理)又はスーツケース15(下取り品)をリユース(後処理)する処理業者(処理会社)が契約するデータセンターに設置されている。処理業者サーバがスーツケース15(下取り品)をリサイクル又はスーツケース15(下取り品)をリユースする処理業者(処理工場)の事業所や事務所に設置される場合もある。
【0060】
管理サーバ12が処理業者サーバ13を兼務する場合、管理サーバ12(処理業者サーバ13)は、商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)を管理する管理者(管理会社)が契約するデータセンターに設置され、又は、商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)を管理する管理者(管理会社)や処理業者(処理工場)の事業所や事務所に設置される。
【0061】
管理サーバ12や処理業者サーバ13は、中央処理部(CPU又はMPU)とメモリ(メインメモリおよびキャッシュメモリ)とを備えた物理的なコンピュータ又はクラウドコンピューティングであり、大容量ハードディスクを内蔵している。尚、図示はしていないが、管理サーバ12や処理業者サーバ13には、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。管理サーバ12には、バーコードプリンター(図示せず)やICタグリーダ/ライタ(図示せず)が接続されている。処理業者サーバ13には、バーコードリーダ(図示せず)やICタグリーダ/ライタ(図示せず)が接続されている。
【0062】
管理サーバ12及び処理業者サーバ13のハードディスクには、それらサーバ12,13を特定するサーバ特定情報が格納されている。サーバ特定情報としては、管理サーバ12及び処理業者サーバ13のIPアドレスやMACアドレス、URL、メールアドレス、Cookie情報、固体識別番号等を利用することができる他、管理サーバ12や処理業者サーバ13がそれらを識別するユニークな識別子を独自に生成し、生成した識別子をサーバ特定情報とすることができる。
【0063】
管理サーバ12のハードディスクには、管理サーバ12から商品購入・下取り管理システム10のアプリケーションをダウンロード(インストール)したスマートフォン11の携帯端末特定情報、スマートフォン11の所持者(購入者)の個人情報、スマートフォン11のURLが記憶(格納)され、処理業者サーバ13のサーバ特定情報、処理業者サーバ13のURL、処理業者の各種情報(パスワードやID番号、処理業者の氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス等)が記憶(格納)されている。処理業者サーバ13のハードディスクには、管理サーバ12のサーバ特定情報、管理サーバ12のURL、管理者の各種情報(パスワードやID番号、管理者の氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス等)が記憶(格納)されている。
【0064】
クラウドとしては、Infrastructure as a Service(IaaS)、Platform as a Service(PaaS)、Software as a Service(SaaS)を利用することができる。商品購入・下取り管理システムにクラウドコンピューティングを利用することで、クラウドサービスプラットフォームからインターネット経由でITリソースをオンデマンドで利用することができる。クラウドは、仮想CPU又は仮想MPU(中央処理部)と仮想メインメモリ及び仮想キャッシュメモリ(メモリ)とを有して独立したオペレーティングシステム(仮想OS)によって動作する仮想サーバであり、大容量仮想記憶領域が生成されている。
【0065】
管理サーバ12や処理業者サーバ13には、ホスト名とそのホスト名に割り当てるIPアドレスとの対応付けを設定するDNSサーバ、他のコンピュータや他のサーバからの要求を受け付けて各種情報を読み書きする機能を提供するデータベース・ファイルサーバ、ホームページを公開するために必要なWebサーバ、電子メールの送受信用のメールサーバ、作成された文章や画像等のデータをすべて保存してそれらのデータを検索可能にするドキュメントサーバ等の各種サーバが接続され、それらサーバがサーバ群を形成している。尚、管理サーバ12や処理業者サーバ13は、それら自体がDNSサーバ機能、データベースサーバ機能、Webサーバ機能、メールサーバ機能、ドキュメントサーバ機能を有し、各サーバ機能別にソフトウェア的に区分されている場合がある。
【0066】
管理サーバ12や処理業者サーバ13は、インターネット14に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、インターネット14を利用してアクセス制限がない他のあらゆるサーバにアクセスすることができる。管理サーバ12や処理業者サーバ13は、世界のいずれかに施設されたデータセンターの他のサーバとインターネット14を介してネットワークを形成している。管理サーバ12及び処理業者サーバ13のメインメモリには、商品購入・下取り管理システム10の各手段を実行するアプリケーションが格納されている。
【0067】
管理サーバ12の中央処理部は、オペレーティングシステム(OS)による制御に基づいて、メモリの内部アドレスファイルに格納されたアプリケーションを起動し、そのアプリケーションに従って、識別子生成手段、識別子送信手段、識別子記憶手段、商品購入情報記憶手段、下取り品搬送依頼手段、下取り品搬送依頼手段、後処理依頼送信手段、車両ナンバー記憶手段、後処理予定記憶手段(リサイクル予定記憶手段)、後処理工程記憶手段(リサイクル工程記憶手段)、後処理結果記憶手段(リサイクル結果記憶手段)、後処理画像記憶手段(リサイクル処理記憶手段)、後処理予定記憶手段(リユース予定記憶手段)、後処理工程記憶手段(リユース工程記憶手段)、後処理結果記憶手段(リユース結果記憶手段)、後処理画像記憶手段(リユース画像記憶手段)、リサイクル予定(後処理予定)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リサイクル工程(後処理工程)の端末(スマートフォン11)への送信手段、車両ナンバーの端末(スマートフォン11)への送信手段、リサイクル結果(後処理結果)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リサイクル画像(後処理画像)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リユース予定(後処理予定)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リユース工程(後処理工程)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リユース結果(後処理結果)の端末(スマートフォン11)への送信手段、リユース画像(後処理画像)の端末(スマートフォン11)への送信手段の各手段を実行する。
【0068】
処理業者サーバ13の中央処理部は、オペレーティングシステム(OS)による制御に基づいて、メモリの内部アドレスファイルに格納されたアプリケーションを起動し、そのアプリケーションに従って、車両ナンバー記憶手段、車両ナンバーのサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理日時記憶手段(リサイクル日時記憶手段)、後処理工程記憶手段(リサイクル工程記憶手段)、後処理予定(リサイクル予定)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理工程(リサイクル工程)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理結果記憶手段(リサイクル結果記憶手段)、後処理画像記憶手段(リサイクル画像記憶手段)、後処理結果(リサイクル結果)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理画像(リサイクル画像)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理日時記憶手段(リユース日時記憶手段)、後処理工程記憶手段(リユース工程記憶手段)、後処理予定(リユース予定)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理工程(リユース工程)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理結果記憶手段(リユース結果記憶手段)、後処理画像記憶手段(リユース画像記憶手段)、後処理結果(リユース結果)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段、後処理画像(リユース画像)のサーバ(管理サーバ12)への送信手段の各手段を実行する。
【0069】
図2は、商品購入・下取り管理システム10において行われる各手段を説明する図であり、図3は、管理サーバ12のディスプレイ17に出力(表示)された商品購入データ出力画面の一例を示す図である。図4は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)のメニュー画面の一例を示す図であり、図5は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された商品購入情報画面の一例を示す図である。
【0070】
購入者は、スーツケース15(スーツケース15以外の商品の場合はその商品)を製造・販売する複数のメーカー(製造会社)の店舗(店頭)やディーラー(販売会社)の店舗(店頭)へ出向き、新品のスーツケース15(スーツケース15以外の商品の場合はその商品)を購入する。購入者は、使用済みの中古スーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)をメーカー(製造会社)の店舗やディーラー(販売会社)の店舗に持ち込み、その中古スーツケース15を下取りとして提供し、メーカーやディーラーが下取りスーツケース15(下取り品)を引き取る。又は、購入者は、使用済みの中古スーツケース15(下取り品)の存在場所を申告し、その中古スーツケース15の回収(下取り)を依頼する。
【0071】
購入者が新品のスーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)を購入した場合、メーカー(製造会社)の店舗やディーラー(販売会社)の店舗において、購入されたスーツケース15(商品)の商品購入情報が管理サーバ12に入力される。商品購入情報には、購入されたスーツケース15(スーツケース15以外の商品の場合はその商品)の商品情報(スーツケース15(商品)の画像、スーツケース15(商品)の名称や値段、メーカー名やディーラー名、スーツケース15(商品)の材質や特徴、使用方法、下取りの有無等)やスーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者の個人情報(氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、URL、メールアドレス等)、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の画像が含まれる。
【0072】
管理サーバ12は、商品購入情報が入力されると、スーツケース15(商品)の購入に伴って下取りされる下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)や購入者のスマートフォン11(購入者端末装置)を識別(特定))する(スマートフォン11の携帯端末特定情報と結びつく)ユニークな識別子(文字列や数値列、文字列+数値列等の特定番号や管理番号等)を生成する(識別子生成手段)。
【0073】
管理サーバ12は、識別子生成手段によって生成した識別子をスマートフォン11に送信する(識別子送信手段)。管理サーバ12は、生成した識別子をハードディスクに記憶(格納)するとともに(識別子記憶手段)、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の商品購入情報(購入されたスーツケース15(商品)の商品情報及び購入者の個人情報)を識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(商品購入情報記憶手段)。管理サーバ12から識別子を受信したスマートフォン11は、その識別子を大容量記憶領域に記憶(格納)する(識別子記憶手段)。
【0074】
管理サーバ12は、識別子生成手段によって生成した識別子、個人情報(氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)を表したバーコード(((一次元バーコード(各種のバーコードを含む)又は二次元バーコード((QRコード(登録商標)やそれ以外の二次元コードを含む)))を表示したバーコードラベル19をバーコードプリンターを利用して印刷(発行)する。下取りスーツケース15(下取り品)を引き取ったメーカーの店舗やディーラーの店舗では、バーコードプリンターによって印刷(発行)されたバーコード(一次元バーコード又は二次元バーコード)のバーコードラベル19を下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の所定の箇所に貼付する(付帯させる)。
【0075】
又、管理サーバ12は、識別子生成手段によって生成した識別子、商品情報(スーツケース15(商品)の画像、スーツケース15(商品)の名称や値段、メーカー名やディーラー名、スーツケース15(商品)の材質や特徴、使用方法、下取りの有無等)、個人情報(氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、URL、メールアドレス等)、下取りスーツケース15(下取り品)の画像をICタグリーダ/ライタを利用してICタグ20(ICチップ)に書き込む(格納する)。下取りスーツケース15(下取り品)を引き取ったメーカーの店舗やディーラーの店舗では、ICタグリーダ/ライタによって商品情報や個人情報、下取りスーツケース15(下取り品)の画像を書き込んだICタグ20を下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の所定の箇所に取り付ける(付帯させる)。
【0076】
管理サーバ12に接続されたディスプレイ17には、図示はしていないが、購入されたスーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の複数の購入リストを表示した商品購入リスト一覧が出力(表示)される。商品購入リスト一覧には、下取りとして提供された中古スーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送依頼済み又は搬送未依頼が表示される。商品購入リスト一覧から搬送未依頼の下取りスーツケース15(下取り品)を選択(反転)し、詳細表示ボタンをクリックすると、図3に示す商品購入データ出力画面が管理サーバ12のディスプレイ17に出力(表示)される。図3では、各表示エリアに表示されるデータ(情報)の図示を省略している。
【0077】
図3の商品購入データ出力画面には、購入されたスーツケース(スーツケース以外の商品を含む)の商品情報(スーツケース(商品)の画像、スーツケース(商品)の名称や値段、メーカー名やディーラー名、スーツケースの材質や特徴、使用方法、下取りの有無等)を表示した[商品情報]表示エリア3a、スーツケース15(商品)の購入者の個人情報(氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、メールアドレス等)を表示した[個人情報]表示エリア3b、識別子を表示した[識別子]表示エリア3c、購入されたスーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の配送依頼を行うとともに下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の回収依頼を行う[搬送依頼]ボタン3d、[キャンセル]ボタン3eが表示される。[キャンセル]ボタン3eをクリックすると、商品購入リスト一覧がディスプレイ17に出力(表示)される。
【0078】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送を依頼するには、図3の商品購入データ出力画面に表示された[搬送依頼]ボタン3dをクリックする。[搬送依頼]ボタン3dをクリックすると、管理サーバ12は、図示はしていないが、搬送データ出力画面をディスプレイ17に出力(表示)する。搬送データ出力画面には、購入されたスーツケース15(商品)の商品情報を表示した[商品情報]表示エリア、スーツケース15(商品)の購入者の個人情報を表示した[個人情報]表示エリア、下取りスーツケース15(下取り品)の搬送を担当する回収業者(宅配業者)の回収業者情報を表示した[回収業者情報]表示エリア、管理識別子(特定番号や管理番号等)を表示した[管理識別子]表示エリア、[搬送確定]ボタン、[キャンセル]ボタンが表示される。
【0079】
搬送データ出力画面の[搬送確定]ボタンをクリックすると、管理サーバ12は、引き取った下取りスーツケース15(下取り品)をメーカーの店舗やディーラーの店舗から処理業者に配送する下取り品搬送を依頼する(下取り品搬送依頼手段)。尚、下取りスーツケース15(下取り品)が所定の場所(存在場所)にある場合、管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の存在場所まで引き取り(回収)に向かうとともに、回収した下取りスーツケース15(下取り品)を処理業者に配送する下取り品搬送を依頼する(下取り品搬送依頼手段)。
【0080】
管理サーバ12から搬送依頼データを受信した回収業者サーバ13の回収業者(例えば、宅配業者)は、下取りスーツケース15(下取り品)の回収の手配(搬送車両18(宅配便)及び担当ドライバー(宅配便担当者)の決定)をする。担当ドライバーは、下取りスーツケース15(下取り品)をメーカーの店舗やディーラーの店舗、存在場所において回収する(引き取る)。尚、下取りスーツケース15(下取り品)を存在場所において回収する場合、担当ドライバーは、メーカーの店舗やディーラーの店舗から受け取ったバーコードラベル19を下取りスーツケース15(下取り品)の所定の箇所に貼付し(付帯させ)、又は、メーカーの店舗やディーラーの店舗から受け取ったICタグ20を下取りスーツケース15(下取り品)の所定の箇所に取り付ける(付帯させる)。
【0081】
下取りスーツケース15(下取り品)を回収した担当ドライバーは、バーコードリーダ機能を有するハンディーターミナルを利用してバーコードラベル19のバーコードが表す識別子を読み込む。又は、下取りスーツケース15(下取り品)を回収した担当ドライバーは、ICタグリーダ機能を有するハンディーターミナルを利用してICタグ20(ICチップ)に書き込まれた識別子を読み込む。担当ドライバーは、バーコード又はICタグ20を読み込んだ後、下取りスーツケース15(下取り品)を搬送車両18(宅配便)によって処理業者(処理工場)に搬送する(運ぶ)。
【0082】
ハンディーターミナルは、バーコードラベル19(識別子)又はICタグ20(識別子)を読み込むとともに、所定の搬送番号(文字列や数値列、文字列+数値列等の特定番号や管理番号等)を生成し、読み込んだ識別子と生成した搬送番号とを管理サーバ12に送信する。搬送番号と識別子とを受信した管理サーバ12は、搬送番号を識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)し、搬送番号と識別子と後処理依頼データとを処理業者サーバ13(処理業者端末装置)に送信する(後処理依頼送信手段)。
【0083】
購入者(スマートフォン11の所持者)が購入したスーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の商品購入情報を確認するには、スマートフォン11のタッチパネル16の待ち受け画面に出力(表示)された商品購入・下取り管理システム10のアイコン(図示せず)をタップ(クリック)する。商品購入・下取り管理システム10のアイコンをタップすると、スマートフォン11のタッチパネル16にユーザ名及びパスワードの入力画面(図示せず)が出力(表示)され、入力画面においてユーザ名及びパスワードを入力した後、OKボタンをタップする。入力されたユーザ名及びパスワードが正しい場合、スマートフォン11が管理サーバ12にログインする。スマートフォン11が管理サーバ12にログインすると、スマートフォン11のタッチパネル16には、図4に示す商品購入・下取り管理サイト(商品購入・下取り管理システム10)のメニュー画面(初期画面)が出力(表示)される。
【0084】
図4のメニュー画面(初期画面)には、[購入商品情報]ボタン4a、[後処理送信の有無]選択エリア4b、[下取り情報(データ)]ボタン4c、[ログアウト]ボタン4dが表示される。[ログアウト]ボタン4dをタップすると、スマートフォン11が管理サーバ12(商品購入・下取り管理システム10)からログアウトする(以下の[ログアウト]ボタンも同様)。スマートフォン11の所持者(購入者)が商品購入情報を確認するには、[購入商品情報]ボタン4aをタップする。[購入商品情報]ボタン4aをタップすると、図5に示す商品購入情報画面がスマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)される。図5では、各表示エリアに表示されるデータ(情報)の図示を省略している。
【0085】
図5の商品購入情報画面には、購入したスーツケース15(商品)の画像を表示した[スーツケース画像]表示エリア5a、購入したスーツケース15(商品)の各種情報(スーツケース15の名称や値段、メーカー名やディーラー名、材質や特徴、使用方法等)を表示した[スーツケース情報(データ)]表示エリア5b、購入者の購入者情報(氏名又は名称(法人名や個人名)、住所又は居所、電話番号、FAX番号、年齢、性別、URL、メールアドレス等)を表示した[購入者情報(データ)]表示エリア5c、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア5d、[メニュー]ボタン5e、[ログアウト]ボタン5fが表示される。[メニュー]ボタン5eをタップすると、図4のメニュー画面(初期画面)がスマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)される(以下の[メニュー]ボタンも同様)。購入者は、[スーツケース情報(データ)]表示エリア5aを見ることで、購入したスーツケース15(商品)の各種情報を何時でも確認することができる。
【0086】
担当ドライバー(回収業者)から下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者(処理工場)に搬送された場合、処理業者は、バーコードリーダ機能を有するハンディーターミナルによって下取りスーツケース15(下取り品)に貼付(付帯)された(付帯された)バーコードラベル19の搬送番号を読み取り、又は、ICタグリーダ機能を有するハンディーターミナルによって下取りスーツケース15(下取り品)に取り付けられた(付帯された)ICタグ20の搬送番号を読み取る。処理業者サーバ13は、管理サーバ12から送信された搬送番号とハンディーターミナルによって読み取った搬送番号とを照合し、後処理依頼を受けた下取りスーツケース15(下取り品)の処理業者への搬送を確認する。
【0087】
担当ドライバーから下取りスーツケース15(下取り品)を受け取った処理業者は、受け取った下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)をデジタルカメラやスマートフォンによって撮影するとともに、搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー(ナンバープレート)を撮影し、撮影した下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像と搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー画像(ナンバープレート画像)とをデジタルカメラやスマートフォンから処理業者サーバ13(処理業者端末装置)に送信する。処理業者サーバ13は、デジタルカメラやスマートフォンから送信された下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像(撮影日時を含む)と搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー画像(撮影日時を含む)とを識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(車両ナンバー記憶手段)。
【0088】
処理業者サーバ13は、下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像(撮影日時を含む)及び搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー画像(撮影日時を含む)と下取りスーツケース(下取り品)の識別子とを管理サーバ12に送信する(車両ナンバーのサーバへの送信手段)。処理業者サーバ13は、下取りスーツケース15(下取り品)が処理工場に搬送される度毎に車両ナンバー記憶手段と車両ナンバーの管理サーバ12への送信手段とを実施する。
【0089】
処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像(撮影日時を含む)及び車両ナンバー画像(撮影日時を含む)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像(撮影日時を含む)及び搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー画像(撮影日時を含む)を下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連づけた状態でハードディスクに記憶(格納)する(車両ナンバー記憶手段)。管理サーバ12は、処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取り品)の画像及び車両ナンバー画像が送信される度毎に車両ナンバー記憶手段を実施する。
【0090】
処理業者は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の画像と搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー画像(ナンバープレート画像)とを処理業者サーバ13に格納した後、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の状態を目視や触感等によって確認し、下取りスーツケース15(下取り品)をリサイクル(再資源化)するか又はリユース(再利用)するか或いは廃棄処理するかを決定する。
【0091】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)をリサイクルする場合、処理業者は、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時(下取り品の後処理の開始予定日時)及び下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の終了予定日時(下取り品の後処理の終了予定日時)を決定するとともに、リサイクル前の下取りスーツケース15(下取り品)をデジタルカメラやスマートフォンによって撮影し、リサイクル処理の開始予定日時及びリサイクル処理の終了予定日時、リサイクル前の下取りスーツケース15(下取り品)の画像(1枚以上の画像)を処理業者サーバ13に入力する。
【0092】
リサイクル処理の開始予定日時及び終了予定日時は、例えば、○○年○○月○○日○○時リサイクル開始予定及び○○年○○月○○日○○時リサイクル終了予定のように設定する。リサイクル処理の開始予定日時や終了予定日時は、リサイクル対象商品に応じて処理業者が任意・自由に決定する。リサイクル対象商品がスーツケース15以外の商品である場合、リサイクル前の各商品を撮影し、それら商品の画像(1枚以上の画像)を処理業者サーバ13に入力する。
【0093】
処理業者サーバ13(処理業者端末装置)は、決定したリサイクル処理の開始予定日時及び決定したリサイクル処理の終了予定日時と撮影した下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル前の画像とを識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理日時記憶手段(リサイクル日時記憶手段))。次に、処理業者は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理工程(後処理工程)を決定し、決定したリサイクルの処理工程を処理業者サーバ13に入力する。
【0094】
下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理工程の一例としては、下取りスーツケース15(下取り品)の解体工程(第1工程)、解体後の分別工程(第2工程)、パーツ再資源化工程(第3工程)、一般鉄再資源化工程(第4工程)、RPF原料化工程(第5工程)等がある。尚、リサイクルの処理工程は、リサイクル対象商品に応じて処理業者が任意・自由に決定する。処理業者サーバ13は、決定したリサイクル工程を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理工程記憶手段(リサイクル工程記憶手段))。
【0095】
処理業者サーバ13は、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理工程(後処理工程)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とを管理サーバ12に送信する(後処理予定(リサイクル予定)のサーバへの送信手段、後処理工程(リサイクル工程)のサーバへの送信手段)。
【0096】
処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時及びリサイクル処理の終了予定日時と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理工程と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理工程とを識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理予定記憶手段(リサイクル予定記憶手段)、後処理工程記憶手段(リサイクル工程記憶手段))。
【0097】
処理業者は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル開始予定日時にリサイクル作業を開始し、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル工程に従ってリサイクル作業を進める。処理業者は、リサイクル作業の進行過程においてリサイクル作業の進捗状況(処理段階)に応じた複数のリサイクル結果(後処理時間(リサイクル処理日時)を含む)を処理業者サーバ13に入力するとともに、リサイクル作業の進捗状況(処理段階)に応じた下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリサイクル画像を撮影し、撮影した複数のリサイクル画像(撮影日時を含む)を処理業者サーバ13に入力する。リサイクル結果及びリサイクル画像の一例としては、解体工程終了及び解体工程終了直後の画像、分別工程終了及び分別工程終了直後の画像、パーツ再資源化工程終了及びパーツ再資源化工程終了直後の画像、一般鉄再資源化工程終了及び一般鉄再資源化工程終了直後の画像、RPF原料化工程終了及びRPF原料化工程終了直後の画像がある。
【0098】
処理業者サーバ13は、入力された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクルの処理結果(後処理時間(リサイクル処理日時)を含む)を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)し(後処理結果記憶手段(リサイクル結果記憶手段))、入力された下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリサイクル画像(撮影日時を含む)を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理画像記憶手段(リサイクル画像記憶手段))。
【0099】
処理業者サーバ13は、記憶した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクルの処理結果(後処理時間(リサイクル日時)を含む)と識別子とを管理サーバ12に時系列に送信し(後処理結果(リサイクル結果)のサーバへの送信手段)、記憶した下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリサイクル画像(撮影時間を含む)と識別子とを管理サーバ12に時系列に送信する(後処理画像(リサイクル画像)のサーバへの送信手段)。
【0100】
処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクルの処理結果(後処理時間(リサイクル日時)を含む)と識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリサイクル結果(後処理時間(リサイクル日時)を含む)を識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理結果記憶手段(リサイクル結果記憶手段))。処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクル画像(撮影時間を含む)と識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリサイクル画像(撮影時間を含む)を識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理画像記憶手段(リサイクル処理記憶手段))。
【0101】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)をリユースする場合、処理業者は、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時(下取り品の後処理の開始予定日時)及び下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の終了予定日時(下取り品の後処理の終了予定日時)を決定するとともに、リユース前の下取りスーツケース15(下取り品)をデジタルカメラやスマートフォンによって撮影し、リユース処理の開始予定日時及びリユース処理の終了予定日時、リユース前の下取りスーツケース15(下取り品)の画像(1枚以上の画像)を処理業者サーバ13に入力する。
【0102】
リユース処理の開始予定日時及び終了予定日時は、例えば、○○年○○月○○日○○時リユース開始予定及び○○年○○月○○日○○時リユース終了予定のように設定する。リユース処理の開始予定日時や終了予定日時は、リユース対象商品に応じて処理業者が任意・自由に決定する。リユース対象商品がスーツケース15以外の商品である場合、リユース前の各商品を撮影し、それら商品の画像(1枚以上の画像)を処理業者サーバ13に入力する。
【0103】
処理業者サーバ13(処理業者端末装置)は、決定したリユース処理の開始予定日時及びリユース処理の終了予定日時と撮影した下取りスーツケース15(下取り品)のリユース前の画像とを識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理日時記憶手段(リユース日時記憶手段))。次に、処理業者は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユースの処理工程(後処理工程)を決定し、決定したリユースの処理工程を処理業者サーバ13に入力する。
【0104】
下取りスーツケース15(下取り品)のリユースの処理工程の一例としては、下取りスーツケース15(下取り品)の洗浄工程(第1工程)、修理工程(第2工程)、パーツ交換工程(第3工程)、塗装工程(第4工程)、販売金額決定工程(第5工程)等がある。尚、リユース工程は、リユース対象商品に応じて処理業者が任意・自由に決定する。処理業者サーバ13は、決定したリユースの処理工程を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理工程記憶手段(リユース工程記憶手段))。
【0105】
処理業者サーバ13は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の決定したリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及び決定したリユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)と下取りスーツケース15(下取り品)のリユース前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリユースの処理工程(後処理工程)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とを管理サーバ12に送信する(後処理予定(リユース予定)のサーバへの送信手段、後処理工程(リユース工程)のサーバへの送信手段)。
【0106】
処理業者サーバ12から下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時及びリユース処理の終了予定日時と下取りスーツケース15(下取り品)のリユース前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリユース工程と下取りスーツケース15の識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)と下取りスーツケース15(下取り品)のリユース前の画像と下取りスーツケース15(下取り品)のリユース工程とを識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶(格納)する(後処理予定記憶手段(リユース予定記憶手段)、後処理工程記憶手段(リユース工程記憶手段))。
【0107】
処理業者は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース開始予定日時にリユース作業を開始し、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース工程に従ってリユース作業を進める。処理業者は、リユース作業の進行過程においてリユース作業の進捗状況(処理段階)に応じた複数のリユースの処理結果(後処理時間(リユース日時)を含む)を処理業者サーバ13に入力するとともに、リユース作業の進捗状況(処理段階)に応じた下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリユース画像を撮影し、撮影した複数のリユース画像(撮影日時を含む)を処理業者サーバ13に入力する。リユースの処理結果及びリユース画像の一例としては、洗浄工程終了及び洗浄工程終了直後の画像、修理工程終了及び修理工程終了直後の画像、パーツ交換工程終了及びパーツ交換工程終了直後の画像、塗装工程終了及び塗装工程終了直後の画像、販売金額決定工程終了及び販売金額決定工程終了直後の画像がある。
【0108】
処理業者サーバ13は、入力された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユースの処理結果(後処理時間(リユース日時)を含む)を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)し(後処理結果記憶手段(リユース結果記憶手段))、入力された下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリユース画像(撮影日時を含む)を識別子と搬送番号とのうちの少なくとも識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理画像記憶手段(リユース画像記憶手段))。
【0109】
処理業者サーバ13は、記憶した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユース結果(後処理時間(リユース日時)を含む)と識別子とを管理サーバ12に時系列に送信し(後処理結果(リユース結果)のサーバへの送信手段)、記憶した下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリユース画像(撮影時間を含む)と識別子とを管理サーバ12に時系列に送信する(後処理画像(リユース画像)のサーバへの送信手段)。
【0110】
処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユースの処理結果(後処理時間(リユース日時)を含む)と識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリユース結果(後処理時間(リユース日時)を含む)を識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理結果記憶手段(リユース結果記憶手段))。処理業者サーバ13から下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユース画像(撮影時間を含む)と識別子とを受信した管理サーバ12は、下取りスーツケース15(下取り品)の複数のリユース画像(撮影時間を含む)を識別子に関連付けた状態でハードディスクに時系列に記憶(格納)する(後処理画像記憶手段(リユース画像記憶手段))。
【0111】
図6は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された下取り情報選択画面の一例を示す図であり、図7は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)されたリサイクル予定・リサイクル工程出力画面の一例を示す図である。図8は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された車両ナンバー出力画面の一例を示す図であり、図9は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)されたリサイクル結果・リサイクル画像出力画面の一例を示す図である。図6図9では、各表示エリアに表示されたデータ(情報、画像)の図示を省略している。
【0112】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)がリサイクルされる場合において、スマートフォン11の所持者(購入者、下取り提供者)が提供した下取りスーツケース15(下取り品)の各種の下取り情報(リサイクル情報)を閲覧するには、図4のメニュー画面の[後処理送信の有無]選択エリア4bの有ボタンを選択(反転)した後、[下取り情報(データ)]ボタン4cをタップする。スマートフォン11の所持者(購入者)は、[後処理送信の有無]選択エリア4bの有無ボタンを選択することで、下取り品(中古スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む))の後処理情報(データ)の送信有無を選択することができる(送信有無選択手段)。後処理送信の有無選択エリア5dの無ボタンを選択すると、下取った下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の後処理情報(データ)の送信は行われない。
【0113】
下取り情報(データ)ボタン4cをタップすると、スマートフォン11のタッチパネル16には、図6に示す下取り情報選択画面が出力(表示)される。図6の下取り情報選択画面(リサイクル)には、[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン6a、[車両ナンバー出力]ボタン6b、[リサイクル結果・リサイクル画像出力]ボタン6c、下取りスーツケース15(下取り品)の管理識別子を表示した[管理識別子]表示エリア6d、[メニュー]ボタン6e、[ログアウト]ボタン6fが表示される。
【0114】
リサイクル予定・リサイクル工程を閲覧するには、図6の下取り情報選択画面(リサイクル)の[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン6aをタップする。[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン6aをタップすると、識別子とリサイクル予定・リサイクル工程の送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバ12から送信された識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理の予定(後処理予定)を要求し(後処理(リサイクル処理)予定要求手段)、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理工程(後処理工程)を要求する(後処理工程(リサイクル工程)要求手段)。識別子及びリサイクル予定・リサイクル工程の送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0115】
管理サーバ12は、後処理予定要求手段及び後処理工程要求手段によってスマートフォン11(購入者端末装置)から下取りスーツケース12(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理の予定(後処理予定)やリサイクル処理の工程(後処理工程)が要求された場合、特定した下取りスーツケース15(下取り品)に対応するリサイクル開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリサイクル終了予定日時(後処理の終了予定日時)を後処理予定記憶手段(リサイクル処理予定記憶手段)によって記憶した複数のリサイクル開始予定日時及びリサイクル終了予定日時の中から抽出し、抽出したリサイクル開始予定日時及びリサイクル終了予定日時をスマートフォン11(購入者端末装置)に送信する(リサイクル予定(後処理予定)の端末への送信手段)。管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対応するリサイクルの処理工程(後処理工程)を後処理工程記憶手段(リサイクル処理工程記憶手段)によって記憶したリサイクル工程(後処理工程)の中から抽出し、抽出したリサイクルの処理工程をスマートフォン11に送信する(リサイクル工程(後処理工程)の端末への送信手段)。
【0116】
下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリサイクル終了予定日時(後処理の終了予定日時)を受信したスマートフォン11は、受信したリサイクル処理の開始予定日時及びリサイクル処理の終了予定日時を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リサイクル予定記憶手段(後処理予定記憶手段))。下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル工程(後処理工程)を受信したスマートフォン11は、受信したリサイクルの処理工程を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リサイクル工程記憶手段(後処理工程記憶手段))。
【0117】
リサイクル開始予定日時及びリサイクル終了予定日時、リサイクル工程を記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図7に示すリサイクル予定・リサイクル工程出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)に対するリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)を出力(表示)するとともに(リサイクル予定(後処理予定)出力手段)、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)に対するリサイクルの処理工程(後処理工程)を出力(表示)する(リサイクル工程(後処理工程)出力手段)。
【0118】
図7のリサイクル予定・リサイクル工程出力画面には、下取りスーツケース15(下取り品)の画像を表示した[下取り画像]表示エリア7a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア7b、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)を表示した[リサイクル開始予定日時]表示エリア7c、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)を表示した[リサイクル終了予定日時]表示エリア7d、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理工程(後処理工程)を表示した[リサイクル工程]表示エリア7e、[車両ナンバー出力]ボタン7f、[リサイクル結果・リサイクル画像]出力ボタン7g、[戻る]ボタン7h、[メニュー]ボタン7i、[ログアウト]ボタン7jが表示される。
【0119】
[リサイクル工程]表示エリア7eには、例えば、下取りスーツケース25(下取り品)の解体工程(第1工程)→解体後の分別工程(第2工程)→パーツ再資源化工程(第3工程)→一般鉄再資源化工程(第4工程)→RPF原料化工程(第5工程)が表示される。[車両ナンバー出力]ボタン7fをタップすると、図8の車両ナンバー出力画面が出力(表示)され、[リサイクル結果・リサイクル画像出力]ボタン7gをタップすると、図9のリサイクル結果・リサイクル画像出力画面が出力(表示)される。
【0120】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図7のリサイクル予定・リサイクル工程出力画面のリサイクル開始予定日時やリサイクル終了予定日時を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理の開始予定日時やリサイクル処理の終了予定日時を知ることができ、リサイクル工程を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理工程を知ることができる。
【0121】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理(後処理)の開始予定日時及び終了予定日時を要求し、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル(後処理)の処理工程を要求した場合、管理サーバ12がリサイクル処理の開始予定日時及び終了予定日時、リサイクルの処理工程をスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時及び終了予定日時、リサイクルの処理工程の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時及び終了予定日時、リサイクルの処理工程をいつでも確認することができる。
【0122】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12において下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)、リサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)、リサイクルの処理工程(後処理工程)を下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶したリサイクル処理の開始予定日時、リサイクル処理の終了予定日時、リサイクルの処理工程を管理サーバ12から何時でも出力することができる。
【0123】
商品購入・下取り管理システム10は、処理業者によって下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル(後処理)が行われる場合、その下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)、リサイクル処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)、リサイクルの処理工程(後処理工程)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信した下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時、リサイクル処理の終了予定日時、リサイクルの処理工程を管理サーバ12がスマートフォン11(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時、リサイクル処理の終了予定日時、リサイクルの処理工程をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の開始予定日時、リサイクル処理の終了予定日時、リサイクルの処理工程を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取り品)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対して行われるリサイクル処理の開始予定日時やリサイクル処理の終了予定日時をスマートフォン11を介して確認することができるとともに、購入者がその下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対して行われる後処理のリサイクルの処理工程をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができる。
【0124】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル開始予定日時、リサイクル終了予定日時、リサイクル工程をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル開始予定日時やリサイクル終了予定日時、リサイクル工程を知らせ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再生資源として効率的かつ有効に利用することができる。商品購入・下取り管理システム10は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を破棄物として焼却処理することなくリサイクル処理(後処理)することで、焼却処理のための費用を削減することができるとともに、二酸化炭素の排出量を減らすことができ、環境負荷を低減することができる。
【0125】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像、搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー(車両ナンバー画像)を閲覧するには、図6の下取り情報選択画面の[車両ナンバー出力]ボタン6bをタップする。[車両ナンバー出力]ボタン6bをタップすると、識別子と車両ナンバーの送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバ12から送信された識別子を提示して管理サーバ12にリサイクルされる下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両18の車両ナンバーを要求する(車両ナンバー要求手段)。識別子及び車両ナンバーの送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0126】
管理サーバ12は、特定したリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を搬送した搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー(車両ナンバー画像)を車両ナンバー記憶手段によって記憶した複数の車両ナンバーの中から抽出し、抽出した車両ナンバー(リサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)をスマートフォン12(購入者端末装置)に送信する(車両ナンバーの端末への送信手段)。
【0127】
車両ナンバーを受信したスマートフォン11は、受信した車両ナンバー(リサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(車両ナンバー記憶手段)。車両ナンバーを記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図8に示す車両ナンバー(リサイクル)出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された車両ナンバー(リサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)を出力する(車両ナンバー出力手段)。
【0128】
図8の車両ナンバー(リサイクル)出力画面には、搬送車両18(宅配便)によって搬送されたリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像を表示した[搬送画像]表示エリア8a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア8b、車両ナンバー及び下取りスーツケース15(下取り品)を撮影した撮影日時を表示した[撮影日時]表示エリア8c、後処理方法(リサイクル)を表示した[後処理方法]表示エリア8d、車両ナンバー(車両ナンバー画像)を表示した[車両ナンバー画像]表示エリア8e、[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン8f、[リサイクル結果・リサイクル画像出力]ボタン8g、[戻る]ボタン8h、[メニュー]ボタン8i、[ログアウト]ボタン8jが表示される。
【0129】
[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン8fをタップすると、図7のリサイクル予定・リサイクル工程出力画面が出力(表示)され、[リサイクル結果・リサイクル画像出力]ボタン8gをタップすると、図9のリサイクル結果・リサイクル画像出力画面が出力(表示)される。スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図8の車両ナンバー出力画面の車両ナンバーを見ることで、リサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を搬送した搬送車両18を知ることができ、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者に搬送された事実を知ることができる。
【0130】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバーを要求した場合、管理サーバ12がリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバーをスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12にリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び搬送車両の車両ナンバーの送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用してリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像及び搬送車両の車両ナンバーをいつでも確認することができる。
【0131】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12においてリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両18の車両ナンバー画像とを下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、リサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者に運ばれた証拠を残すことができるとともに、記憶した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両の車両ナンバー画像とを管理サーバ12から何時でも出力することができる。
【0132】
商品購入・下取り管理システム10は、搬送車両18(宅配便)によってリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者に運ばれた場合、その下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像と車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信したリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を管理サーバ12がスマートフォン13(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信されたリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができる。
【0133】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信されたリサイクル対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を見せ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再生資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0134】
リサイクル結果・リサイクル画像を閲覧するには、図6の下取り情報選択(リサイクル)画面の[リサイクル結果・リサイクル画像出力]ボタン6cをタップする。[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン6cをタップすると、識別子とリサイクル結果・リサイクル画像の送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバ12から送信された識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果(後処理結果)を要求し(後処理結果(リサイクル結果)要求手段)、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル画像(後処理画像)を要求する(後処理画像(リサイクル画像)要求手段)。識別子及びリサイクル結果・リサイクル画像の送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0135】
管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対応するリサイクルの処理結果(後処理結果)を(後処理結果記憶手段(リサイクル結果記憶手段)によって記憶した複数のリサイクル結果(後処理結果)の中から抽出し、抽出したリサイクルの処理結果をスマートフォン11(購入者端末装置)に送信する(リサイクル結果(後処理結果)の端末への送信手段)。管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対応する複数のリサイクル画像(後処理画像)(リサイクル前(後処理前)の画像及びリサイクル後(後処理後)の画像を含む)を(後処理画像記憶手段(リサイクル画像記憶手段)によって記憶した複数のリサイクル画像(後処理画像)の中から抽出し、抽出した複数のリサイクル画像をスマートフォン11に送信する(リサイクル画像(後処理画像)の端末への送信手段)。
【0136】
下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクル結果(後処理結果)を受信したスマートフォン11は、受信したそれらリサイクルの処理結果を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リサイクル結果記憶手段(後処理結果記憶手段))。下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクル画像(後処理画像)を受信したスマートフォン11は、受信したそれらリサイクル画像を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リサイクル画像記憶手段(後処理画像記憶手段))。
【0137】
リサイクル結果及びリサイクル画像を記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図9に示すリサイクル結果・リサイクル画像出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理結果(後処理結果)を出力(表示)するとともに(リサイクル結果(後処理結果)出力手段)、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリサイクル画像(後処理画像)(リサイクル前(後処理前)の画像及びリサイクル後(後処理後)の画像を含む)を出力(表示)する(リサイクル画像(後処理画像)出力手段)。
【0138】
図9のリサイクル結果・リサイクル画像出力画面には、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクルの処理結果(後処理結果)を表示した[リサイクル結果(後処理結果)]表示エリア9a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア9b、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル前(後処理前)の画像を表示した[リサイクル前(後処理前)画像]表示エリア9c、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル後(後処理後)の画像を表示した[リサイクル後(後処理後)画像]表示エリア9d、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル結果(後処理結果)の画像を表示した[リサイクル結果(後処理結果)画像]表示エリア9e、[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン9f、[車両ナンバー出力]ボタン9g、[戻る]ボタン9h、[メニュー]ボタン9i、[ログアウト]ボタン9jが表示される。
【0139】
[リサイクル結果(後処理結果)]表示エリア9aには、例えば、解体工程終了→分別工程終了→パーツ再資源化工程終了→一般鉄再資源化工程終了→RPF原料化工程終了が表示される。[リサイクル結果(後処理結果)画像]表示エリア9eには、例えば、解体工程終了直後の画像、分別工程終了直後の画像、パーツ再資源化工程終了直後の画像、一般鉄再資源化工程終了直後の画像、RPF原料化工程終了直後の画像が表示される。[リサイクル予定・リサイクル工程出力]ボタン9fをタップすると、図7のリサイクル予定・リサイクル工程出力画面が出力(表示)され、[車両ナンバー出力]ボタン9gをタップすると、図8の車両ナンバー出力画面が出力(表示)される。
【0140】
尚、リサイクル処理(後処理)が分別工程まで終了している場合、解体工程終了→分別工程終了のみ及びそれら工程の下取りスーツケース15(下取り品)の画像のみが表示され、リサイクル処理(後処理)がパーツ再資源化工程まで終了している場合、解体工程終了→分別工程終了→パーツ再資源化工程終了のみ及びそれら工程の下取りスーツケース15(下取り品)の画像のみが表示される。又、図示はしていないが、解体工程終了日時、分別工程終了日時、パーツ再資源化工程終了日時、一般鉄再資源化工程終了日時、RPF原料化工程終了日時が表示される場合もある。
【0141】
スーツケース15(スーツケース以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図9のリサイクル結果・リサイクル画像出力画面のリサイクル結果を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理結果を知ることができ、リサイクル画像を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の各リサイクルの処理結果に対応するリサイクル画像を見ることができる。スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクルの処理結果、リサイクル処理の画像を要求した場合、管理サーバ12が下取りスーツケース11(下取り品)のリサイクル結果、リサイクル画像をスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果、リサイクル画像の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取りスーツケース14(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果、リサイクル画像をいつでも確認することができる。
【0142】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12において下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果(後処理結果)及びリサイクル画像(後処理画像)を下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)がリサイクル(後処理)された証拠を残すことができるとともに、記憶したリサイクル結果及びリサイクル画像を管理サーバ12から何時でも出力することができる。
【0143】
商品購入・下取り管理システム10は、処理業者によって下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル(後処理)が行われた場合、その下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル処理の結果(後処理結果)及びリサイクル処理の画像(後処理画像)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信した下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の結果及びリサイクル処理の画像を管理サーバ12がスマートフォン11(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル処理の結果及びリサイクル処理の画像をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果及びリサイクル画像を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取り品)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対して行われたリサイクル処理の結果及びリサイクル処理の画像をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができる。
【0144】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル結果及びリサイクル画像をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル結果やリサイクル画像を知らせ、購入者のリサイクル意識(再生資源化意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリサイクル率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリサイクル(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再生資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0145】
図10は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された下取り情報選択画面の他の一例を示す図であり、図11は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)されたリユース予定・リユース工程出力画面の一例を示す図である。図12は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)された車両ナンバー出力画面の他の一例を示す図であり、図13は、スマートフォン11のタッチパネル16に出力(表示)されたリユース結果・リユース画像出力画面の一例を示す図である。図10図13では、各表示エリアに表示されたデータ(情報、画像)の図示を省略している。
【0146】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)がリユースされる場合において、スマートフォン11の所持者(購入者、下取り提供者)が提供した下取りスーツケース(下取り品)の各種の下取り情報(リユース情報)を閲覧するには、図4のメニュー画面の[下取り情報(データ)]ボタンをクリックする。[下取り情報(データ)]ボタンをクリックすると、スマートフォン11のタッチパネル16には、図10に示す下取り情報選択画面が出力(表示)される。図10の下取り情報選択画面(リユース)には、[リユース予定・リユース工程出力]ボタン10a、[車両ナンバー出力]ボタン10b、[リユース結果・リユース画像出力]ボタン10c、下取りスーツケース(下取り品)の管理識別子を表示した[管理識別子]表示エリア、[メニュー]ボタン、[ログアウト]ボタンが表示される。
【0147】
リユース予定・リユース工程を閲覧するには、図10の下取り情報選択画面(リユース)の[リユース予定・リユース工程出力]ボタン10aをタップする。[リユース予定・リユース工程出力]ボタン10aをタップすると、識別子とリユース予定・リユース工程の送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバ12から送信された識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の予定(後処理予定)を要求し(後処理予定(リユース予定)要求手段)、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の工程(後処理工程)を要求する(後処理工程(リユース工程)要求手段)。識別子及びリユース予定・リユース工程の送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0148】
管理サーバ12は、後処理予定要求手段及び後処理工程要求手段によってスマートフォン11(購入者端末装置)から下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の予定(後処理予定)やリユース処理の工程(後処理工程)が要求された場合、特定した下取りスーツケース15(下取り品)に対応するリユース開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリユース終了予定日時(後処理の終了予定日時)を後処理予定記憶手段(リユース処理予定記憶手段)によって記憶した複数のリユース開始予定日時及びリユース終了予定日時の中から抽出し、抽出したリユース開始予定日時及びリユース終了予定日時をスマートフォン11(購入者端末装置)に送信する(リユース予定(後処理予定)の端末への送信手段)。管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取り品)に対応するリユース処理の工程(後処理工程)を後処理工程記憶手段(リユース処理工程記憶手段)によって記憶したリユース工程(後処理工程)の中から抽出し、抽出したリユース工程をスマートフォン11に送信する(リユース工程(後処理工程)の端末への送信手段)。
【0149】
下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取り品)のリユース開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリユース終了予定日時(後処理の終了予定日時)を受信したスマートフォン11は、受信したリユース処理の開始予定日時及びリユース処理の終了予定日時を管理識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リユース予定記憶手段(後処理予定記憶手段))。下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取り品)のリユース工程(後処理工程)を受信したスマートフォン11は、受信したリユースの処理工程を管理識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リユース工程記憶手段(後処理工程記憶手段))。
【0150】
リユース開始予定日時及びリユース終了予定日時、リユース工程を記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図11に示すリユース予定・リユース工程出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)に対するリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)及びリユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)を出力(表示)するとともに(リユース予定(後処理予定)出力手段)、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)に対するリユースの処理工程(後処理工程)を出力(表示)する(リユース工程(後処理工程)出力手段)。
【0151】
図11のリユース予定・リユース工程出力画面には、下取りスーツケース15(下取り品)の画像を表示した[下取り画像]表示エリア11a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア11b、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)を表示した[リユース開始予定日時]表示エリア11c、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)を表示した[リユース終了予定日時]表示エリア11d、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の工程(後処理工程)を表示した[リユース工程]表示エリア11e、[車両ナンバー出力]ボタン11f、[リユース結果・リユース画像]出力ボタン11g、[戻る]ボタン11h、[メニュー]ボタン11i、[ログアウト]ボタン11jが表示される。
【0152】
[リユース工程]表示エリア11eには、例えば、下取りスーツケース15(下取り品)の洗浄工程(第1工程)→修理工程(第2工程)→パーツ交換工程(第3工程)→塗装工程(第4工程)→販売金額決定工程(第5工程)が表示される。[車両ナンバー出力]ボタン11fをタップすると、図12車両ナンバー出力画面が出力(表示)され、[リユース結果・リユース画像出力]ボタン11gをタップすると、図13リユース結果・リユース画像出力画面が出力(表示)される。
【0153】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図11のリユース予定・リユース工程出力画面のリユース開始予定日時やリユース終了予定日時を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース処理の開始予定日時やリユース処理の終了予定日時を知ることができ、リユース工程を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユースルの処理工程を知ることができる。
【0154】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース処理(後処理)の開始予定日時及び終了予定日時を要求し、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース(後処理)の処理工程を要求した場合、管理サーバ12がリユース処理の開始予定日時及び終了予定日時、リユースの処理工程をスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時及び終了予定日時、リユースの処理工程の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時及び終了予定日時、リユースの処理工程をいつでも確認することができる。
【0155】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12において下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)、リユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)、リユースの処理工程(後処理工程)を下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が後処理された証拠を残すことができるとともに、記憶したリユース処理の開始予定日時、リユース処理の終了予定日時、リユースの処理工程を管理サーバから何時でも出力することができる。
【0156】
商品購入・下取り管理システム10は、処理業者によって下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース(後処理)が行われる場合、その下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時(後処理の開始予定日時)、リユース処理の終了予定日時(後処理の終了予定日時)、リユースの処理工程(後処理工程)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信した下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時、リユース処理の終了予定日時、リユースの処理工程を管理サーバ12がスマートフォン11(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時、リユース処理の終了予定日時、リユースの処理工程をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の開始予定日時、リユース処理の終了予定日時、リユースの処理工程を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取り品)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対して行われるリユース処理の開始予定日時やリユース処理の終了予定日時をスマートフォン11を介して確認することができるとともに、購入者がその下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対して行われる後処理のリユースの処理工程をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリユース意識(再利用意識)を高めることができる。
【0157】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース開始予定日時、リユース終了予定日時、リユース工程をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)のリユース開始予定日時やリユース終了予定日時、リユース工程を知らせ、購入者のリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再生資源として効率的かつ有効に利用することができる。商品購入・下取り管理システム10は、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を破棄物として焼却処理することなくリユース処理(後処理)することで、焼却処理のための費用を削減することができるとともに、二酸化炭素の排出量を減らすことができ、環境負荷を低減することができる。
【0158】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像、搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー(車両ナンバー画像)を閲覧するには、図10の下取り情報選択画面の[車両ナンバー出力]ボタン10bをタップする。[車両ナンバー出力]ボタン10bをタップすると、識別子と車両ナンバーの送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバ12から送信された識別子を提示して管理サーバ12にリユースされる下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両18の車両ナンバー(ナンバープレート)を要求する(車両ナンバー要求手段)。識別子及び車両ナンバーの送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0159】
管理サーバ12は、特定したリユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を搬送した搬送車両18(宅配便)の車両ナンバー(車両ナンバー画像)を車両ナンバー記憶手段によって記憶した複数の車両ナンバーの中から抽出し、抽出した車両ナンバー(リユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)をスマートフォン11(購入者端末装置)に送信する(車両ナンバーの端末への送信手段)。
【0160】
車両ナンバーを受信したスマートフォン11は、受信した車両ナンバー(リユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(車両ナンバー記憶手段)。車両ナンバーを記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図12に示す車両ナンバー(リユース)出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された車両ナンバー(リユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び撮影日時を含む)を出力(表示)する(車両ナンバー出力手段)。
【0161】
図12の車両ナンバー(リユース)出力画面には、搬送車両18(宅配便)によって搬送されたリユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像を表示した[搬送画像]表示エリア12a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア12b、車両ナンバー(ナンバープレート)及び下取りスーツケース15(下取り品)を撮影した撮影日時を表示した[撮影日時]表示エリア12c、後処理方法(リサイクル)を表示した[後処理方法]表示エリア12d、車両ナンバーを表示した[車両ナンバー画像]表示エリア12e、[リユース予定・リユース工程出力]ボタン12f、[リユース結果・リユース画像出力]ボタン12g、[戻る]ボタン12h、[メニュー]ボタン12i、[ログアウト]ボタン12jが表示される。
【0162】
[リユース予定・リユース工程出力]ボタン12fをタップすると、図11のリユース予定・リユース工程出力画面が出力(表示)され、[リユース結果・リユース画像出力]ボタン12gをタップすると、図13のリユース結果・リユース画像出力画面が出力(表示)される。スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図12の車両ナンバー出力画面の車両ナンバー(ナンバープレート)を見ることで、リユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を搬送した車両を知ることができ、下取りスーツケース15(下取り品)が処理業者に搬送された事実を知ることができる。
【0163】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバー(ナンバープレート)を要求した場合、管理サーバ12がリユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバーをスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12にリユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバーの送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用してリユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像及び搬送車両18の車両ナンバーをいつでも確認することができる。
【0164】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12においてリユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両18の車両ナンバー画像とを下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で時系列に管理することができ、リユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者に運ばれた証拠を残すことができるとともに、記憶した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像と搬送車両の車両ナンバー画像とを管理サーバから何時でも出力することができる。
【0165】
商品購入・下取り管理システム10は、搬送車両18(宅配便)によってリユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)が処理業者に運ばれた場合、その下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像18と車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信したリユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を管理サーバ12がスマートフォン11(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信されたリユース対象の下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリユース意識(再利用意識)を高めることができる。
【0166】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信されたリユース対象の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)の搬送画像、車両ナンバー(車両ナンバー画像)(撮影日時を含む)を見せ、購入者のリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【0167】
下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果・リユース画像を閲覧するには、図10の下取り情報選択(リユース)画面の[リユース結果・リユース画像出力]ボタン10cをタップする。[リユース予定・リユース工程出力]ボタン10cをタップすると、識別子とリユース結果・リユース画像の送信依頼(送信指示)とがスマートフォン11から管理サーバ12に送信される。スマートフォン11(購入者端末装置)は、識別子送信手段によって管理サーバから送信された識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果(後処理結果)を要求し(後処理結果(リユース結果)要求手段)、識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース画像(後処理画像)を要求する(後処理画像(リユース画像)要求手段)。識別子及びリユース結果・リユース画像の送信依頼を受信した管理サーバ12は、ハードディスクに記憶した識別子と受信した識別子とを照合し、受信した識別子に対応する下取りスーツケース15(下取り品)を特定する。
【0168】
管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対応するリユース結果(後処理結果)を(後処理結果記憶手段(リユース結果記憶手段)によって記憶した複数のリユース結果(後処理結果)の中から抽出し、抽出したリユース結果をスマートフォン11(購入者端末装置)に送信する(リユース結果(後処理結果)の端末への送信手段)。管理サーバ12は、特定した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)に対応する複数のリユース画像(後処理画像)(リユース前(後処理前)の画像及びリユース後(後処理後)の画像を含む)を(後処理画像記憶手段(リユース画像記憶手段)によって記憶した複数のリユース画像(後処理画像)の中から抽出し、抽出した複数のリユース画像をスマートフォン11に送信する(リユース画像(後処理画像)の端末への送信手段)。
【0169】
下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユース結果(後処理結果)を受信したスマートフォン11は、受信したそれらリユース結果を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リユース結果記憶手段(後処理結果記憶手段))。下取りとして提供した下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユース画像(後処理画像)を受信したスマートフォン11は、受信したそれらリユース画像を識別子に関連付けた状態で大容量記憶領域に記憶(格納)する(リユース画像記憶手段(後処理画像記憶手段))。
【0170】
リユース結果及びリユース画像を記憶したスマートフォン11(購入者端末装置)は、図13に示すリユース結果・リユース画像出力画面をタッチパネル16に出力(表示)し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果(後処理結果)を出力(表示)するとともに(リユース結果(後処理結果)出力手段)、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の複数のリユース画像(後処理画像)(リユース前(後処理前)の画像及びリユース後(後処理後)の画像を含む)を出力(表示)する(リユース画像(後処理画像)出力手段)。
【0171】
図13のリユース結果・リユース画像出力画面には、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果(後処理結果)を表示した[リユース結果(後処理結果)]表示エリア13a、下取りスーツケース15(下取り品)の識別子を表示した[識別子]表示エリア13b、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース前(後処理前)の画像を表示した[リユース前(後処理前)画像]表示エリア13c、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース結果(後処理結果)の画像を表示した[リユース結果(後処理結果)画像]表示エリア13d、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース後(後処理後)の画像を表示した[リユース後(後処理後)画像]表示エリア13e、[リユース予定・リユース工程出力]ボタン13d、[車両ナンバー出力]ボタン13f、[戻る]ボタン13g、[メニュー]ボタン13h、[ログアウト]ボタン13iが表示される。
【0172】
[リユース結果(後処理結果)]表示エリア13aには、例えば、洗浄工程終了→修理工程終了→パーツ交換工程終了→塗装工程終了→販売金額決定工程終了が表示される。[リユース結果(後処理結果)画像]表示エリア13eには、例えば、洗浄工程終了直後の画像、修理工程終了直後の画像、パーツ交換工程終了直後の画像、塗装工程終了直後の画像、販売金額決定工程終了直後の画像が表示される。[リユース予定・リユース工程出力]ボタン13fをタップすると、図11のリユース予定・リユース工程出力画面が出力(表示)され、[車両ナンバー出力]ボタン13gをタップすると、図12の車両ナンバー出力画面が出力(表示)される。
【0173】
尚、リユース処理(後処理)が修理工程まで終了している場合、洗浄工程終了→修理工程終了のみ及びそれら工程の下取りスーツケース15(下取り品)の画像のみが表示され、リユース処理(後処理)がパーツ交換工程まで終了している場合、洗浄工程終了→修理工程終了→パーツ交換工程終了のみ及びそれら工程の下取りスーツケース15(下取り品)の画像のみが表示される。又、図示はしていないが、洗浄工程終了日時、修理工程終了日時、パーツ交換工程終了日時、塗装工程終了日時、販売金額決定工程終了日時が表示される場合もある。
【0174】
スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入者(下取り提供者)は、図13のリユース結果・リユース画像出力画面のリユース結果を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース処理の結果を知ることができ、リユース画像を見ることで、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)の各リユース処理の結果に対応するリユース画像を見ることができる。スーツケース15(スーツケース以外15の商品を含む)の購入者(下取り提供者)がスマートフォン11(購入者端末装置)から識別子を提示して管理サーバ12に下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース処理の結果、リユース処理の画像を要求した場合、管理サーバ12が下取りスーツケース15(下取り品)のリユース結果、リユース画像をスマートフォン11に送信するから、識別子を提示することで、管理サーバ12に下取りスーツケース11(下取り品)のリユース結果、リユース画像の送信を何時でも要求することができ、購入者(下取り品提供者)が識別子を利用して下取りスーツケース15(下取り品)のリユース結果、リユース画像をいつでも確認することができる。
【0175】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12において下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果(後処理結果)及びリユース画像(後処理画像)を下取りスーツケース15(下取り品)の識別子に関連付けた状態で管理することができ、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)がリユース(後処理)された証拠を残すことができるとともに、記憶したリユース結果及びリユース画像を管理サーバ12から何時でも出力することができる。
【0176】
商品購入・下取り管理システム10は、処理業者によって下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース(後処理)が行われた場合、その下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の結果(後処理結果)及びリユース処理の画像(後処理画像)と下取りスーツケース15(下取り品)の識別子とが処理業者サーバ13(処理業者端末装置)から管理サーバ12に送信され、処理業者サーバ13から受信した下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の結果及びリユース処理の画像を管理サーバ12がスマートフォン11(購入者端末装置)に送信し、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取り品)のリユース処理の結果及びリユース処理の画像をスマートフォン11が出力するから、購入者が下取りスーツケース15(下取り品)のリユース結果及びリユース画像を見ることで、スーツケース15(スーツケース15以外の商品を含む)の購入に伴って下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を提供した購入者がその下取りスーツケース15(下取り品)に対して行われたリユース処理の結果及びリユース処理の画像をスマートフォン11を介して確認することができ、購入者(下取り品提供者)のリユース意識(再利用意識)を高めることができる。
【0177】
商品購入・下取り管理システム10は、管理サーバ12から送信された下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース結果及びリユース画像をスマートフォン11が出力することで、購入者(下取り品提供者)に下取りスーツケース15(下取り品)のリユース結果やリユース画像を知らせ、購入者のリユース意識(再利用意識)を高めることができるから、下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)のリユース率を向上させることができ、下取りスーツケース15(下取り品)のリユース(後処理)を促進することができるとともに、多数の下取りスーツケース15(下取りスーツケース15以外の下取り品を含む)を再利用資源として効率的かつ有効に利用することができる。
【符号の説明】
【0178】
10 商品購入・下取り管理システム
11 スマートフォン(購入者端末装置)
12 管理サーバ
13 処理業者サーバ(処理業者端末装置)
14 インターネット
15 スーツケース
16 タッチパネル
17 ディスプレイ
18 搬送車両
19 バーコードラベル
20 ICタグ


図1
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図13