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2022-48768電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システム
<図1>
  • -電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システム 図1
  • -電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システム 図2
  • -電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システム 図3
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022048768
(43)【公開日】2022-03-28
(54)【発明の名称】電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20220318BHJP
   G09B 29/10 20060101ALI20220318BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20220318BHJP
【FI】
G06F13/00 510A
G09B29/10 A
G06F3/0484
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020154775
(22)【出願日】2020-09-15
(71)【出願人】
【識別番号】521210058
【氏名又は名称】山木 健至
(71)【出願人】
【識別番号】521210357
【氏名又は名称】六本木 浩一
(72)【発明者】
【氏名】山木 健至
(72)【発明者】
【氏名】六本木 浩一
【テーマコード(参考)】
2C032
5B084
5E555
【Fターム(参考)】
2C032HC13
2C032HC24
5B084AA01
5B084AB12
5B084BB02
5B084CF12
5B084DA16
5B084DB01
5B084DC05
5E555AA61
5E555BA01
5E555BA85
5E555BB01
5E555BC09
5E555BD08
5E555CA24
5E555CB02
5E555CB44
5E555CB45
5E555CB74
5E555CC05
5E555DB41
5E555DB55
5E555DC09
5E555DC13
5E555DC72
5E555EA05
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】従来電子地図を表示する方法、またはメッセージを交換する方法はあったが、電子地図上の任意の位置を指定してメッセージを交換する方法はなかった。この方法を発明することで、メッセージのみでは伝えることが困難な位置でも容易かつ正確に伝えることができるようになる。
【解決手段】電子地図上の任意の位置を指定しメッセ―ジと紐づける方法と、電子地図上の任意の位置を指定し利用者と紐づける方法と、これらの方法を組み合わせることで解決することとする。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子地図(1)上の任意の位置(2)を指定しメッセ―ジ(3)と紐づける方法。
【請求項2】
電子地図(1)上の任意の位置(2)を指定し利用者(4)と紐づける方法。
【請求項3】
請求項1と請求項2を併用する方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子地図上の位置を利用したメッセージ交換システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来電子地図を表示する方法はあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
またメッセージを交換する方法はあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014-89451(P2014-89451A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし電子地図上の任意の位置を指定してメッセージを交換する方法はなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は電子地図(1)上の任意の位置(2)を指定しメッセージ(3)と紐づける方法(図1)と、電子地図(1)上の任意の位置(2)を指定し利用者(4)と紐づける方法(図2)とを組み合わせること(図3)で、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明により利用者は電子地図上の任意の位置を指定してメッセージを交換することができる。電子地図に紐付けられたメッセージなので、メッセージのみでは伝えることが困難な位置でも容易かつ正確に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】電子地図上の任意の位置とメッセージの関係図。
図2】電子地図上の任意の位置と利用者の関係図。
図3】電子地図上の任意の位置とメッセージ及び利用者の関係図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
まず、本発明の実施形態にかかわる電子地図上の任意の位置とメッセージの関連について、図1を用いて説明する。
図1は、電子地図(1)上にメッセージ(3)を関連付けた一例を示す図である。メッセージ(3)は、利用者が指定した電子地図(1)上の任意の位置(2)と紐付けされる。
【0010】
位置の指定とは、電子地図(1)を利用者が拡大、縮小を行ったのち、電子地図(1)上の任意の位置(2)をポイントすることであり、本発明の核となる部分である。ここで言うポイントとは電子的な紐付けであるが、紙の地図であれば、地図上に画鋲のピンを打つことに等しい。
【0011】
次に、本発明の実施形態にかかわる電子地図上の任意の位置と利用者の関係について、図2を用いて説明する。
図2は、電子地図(1)上に利用者(4)を関連付けた一例を示す図である。利用者(4)とは、自身(利用者A)とメッセージ交換する相手(利用者B)のことであり、場合によっては3名以上のグループになる。これらの利用者(4)が電子地図(1)上の任意の位置(2)と紐付けされる。
【0012】
また、本発明の実施形態にかかわる電子地図上の任意の位置とメッセージ及び利用者の関係について、図3を用いて説明する。
図3は、電子地図(1)上にメッセージ(3)及び利用者(4)を関連付けた一例である。利用者(4)がメッセージ(3)交換を行う際に最初に行う操作は、電子地図(1)上の任意の位置(2)を指定することである。利用者(4)は指定した位置にメッセージ(3)を記録し、交換する相手を指定する。相手に指定された利用者(4)は、電子地図(1)を表示すると、電子地図(1)と共にメッセージ(3)が表示され、必要ならメッセージ(3)の返信を行う。
利用者(4)それぞれが電子地図(1)を持っており、メッセージ(3)及び利用者(4)が電子地図(1)上の位置に紐付けられているので、対象の利用者(4)は、それぞれの電子地図(1)上でメッセージ(3)の交換ができるという仕組みである。
【実施例0013】
図3を例に利用者2名が1対1でメッセージ交換を行う例を説明する。
メッセージ(3)の発信元である利用者Aが自身の電子地図A上の任意の位置(2)を指定してメッセージAを残すとともに、利用者Bを相手として指定する。利用者Bが自身の電子地図Bを表示すると、利用者Aが指定した位置にメッセージAが表示される。利用者Bは、このメッセージAに対して返信のメッセージBを残す。 なお、返信の際には、電子地図B上の位置は指定しない。利用者Aは、電子地図A上に利用者BからのメッセージBが届く。更に続けてメッセージ(3)交換ができるが、以降の電子地図A上の位置の指定は不要である。また、利用者(4)が3名以上のグループでメッセージ(3)交換する場合についても同様の手順となる。
【符号の説明】
【0014】
1 電子地図
2 任意の位置
3 メッセージ
4 利用者
図1
図2
図3