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特開2022-48969自動ロック式ケーブル機構および昇降装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022048969
(43)【公開日】2022-03-28
(54)【発明の名称】自動ロック式ケーブル機構および昇降装置
(51)【国際特許分類】
   B66F 7/20 20060101AFI20220318BHJP
   B66D 5/02 20060101ALI20220318BHJP
   A47B 9/00 20060101ALN20220318BHJP
【FI】
B66F7/20 B
B66D5/02
A47B9/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021084014
(22)【出願日】2021-05-18
(31)【優先権主張番号】202010964945.0
(32)【優先日】2020-09-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518410940
【氏名又は名称】江蘇捷爾特智能気動系統有限公司
【氏名又は名称原語表記】JIANGSU JELT LIFTING SYSTEM CO., LTD
【住所又は居所原語表記】NO.168 IN HUACHENG ROAD, JINTAN AREA, CHANGZHOU CITY, JIANSU, CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110002468
【氏名又は名称】特許業務法人後藤特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】陶 声栄
(72)【発明者】
【氏名】李 暁剛
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053NB00
3B053NC03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】適応性が高く、様々なサイズの昇降テーブルに適応することができる体積が小さい自動ロック式ケーブル機構を提供する。
【解決手段】昇降テーブル装置の分野に関し、特に自動ロック式ケーブル機構および昇降装置に関する。自動ロック式ケーブル機構は、エンクロージャ101と、エンクロージャ101内に配置された自動ロック式ギア107およびロック装置108とを含み、ネジ付きスリーブ106の摩擦力により昇降をロックする。昇降装置は、昇降アセンブルとクロスビームアセンブルを含み、クロスビームアセンブルには自動ロック式ケーブル機構が設置され、そして、自動ロック式ケーブル機構により昇降装置に対するロックを達成する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動ロック式ケーブル機構であって、エンクロージャを備え、前記エンクロージャは、ベースプレートと、ベースプレートの両方の長辺に垂直に配置された第一サイドプレートおよび第二サイドプレートとを含み、それは、前記第一サイドプレートと前記第二サイドプレートとの間に架設された第一回転軸を含み、前記第一回転軸の外側には、第一回転軸の周りを回転するか、または前記第一回転軸と同期してケーブルを巻き取ることができるネジ付きスリーブが設けられることを特徴とする
自動ロック式ケーブル機構。
【請求項2】
前記ネジ付きスリーブの一端には、ネジ付きスリーブと一緒に回転する自動ロック式ギアが同軸に固定され、前記第一サイドプレートと第二サイドプレートとの間には、また、前記自動ロック式ギアをロックするためのロック装置が設けられ、前記第一サイドプレートにはプルケーブル穴が設けられ、前記プルケーブル穴を貫通してプルケーブルが設けられて前記ロック装置の開閉を駆動し、前記プルケーブルは外部のプルケーブルハンドルによって駆動されることを特徴とする
請求項1に記載の自動ロック式ケーブル機構。
【請求項3】
前記ロック装置は、前記ベースプレートに固定されたL字型プレートを含み、前記L字型プレートと前記第一サイドプレートとの間に固定軸が設けられ、前記固定軸には第一ロックプレートとトーションスプリングが嵌合され、前記トーションスプリングの外側端部が前記第一ロックプレートに向かって折り畳まれて延在し、前記第一ロックプレートはプレート本体を含み、前記プレート本体の前記自動ロック式ギアに接する端部の面に歯部が設けられ、前記プレート本体の中央部にプルプレートが設けられ、前記プルプレートの上端にはフック部が設けられ、前記フック部の内にはフック溝が設けられ、プルブロックは、前記フック溝を介して設けられ、かつ、前記プルケーブルに固定接続されることを特徴とする
請求項2に記載の自動ロック式ケーブル機構。
【請求項4】
前記ロック装置は、第二ロックプレート、凸状プレート、および引張バネを含み、前記第二ロックプレートの中央部には少なくとも2つの長円形の穴が設けられ、前記第一サイドプレートには前記長円形の穴に合致する固定軸が設けられ、前記第二ロックプレートの前記自動ロック式ギアに近い一端に歯部が設けられ、前記第二ロックプレートの他端にはフック部が設けられ、前記フック部内にはフック溝が設けられ、プルブロックは、前記フック溝を介して設けられ、かつ、前記プルケーブルに固定接続され、前記フック部の底部には引張バネ穴が設けられ、前記凸状プレートの一端が前記第一サイドプレートに固定され、他端が第二サイドプレートに向かって突出され、前記凸状プレートの突出した一端と前記引張バネ穴との間は前記引張バネを介して接続されることを特徴とする
請求項2に記載の自動ロック式ケーブル機構。
【請求項5】
前記ネジ付きスリーブの一端には電気モーターが設けられ、前記電気モーターの出力端は前記ネジ付きスリーブに固定接続され、前記電気モーターは外部電源から電力を供給され、前記電気モーターは外部の電気制御ハンドルによってその正転、逆転、および停止を制御することを特徴とする
請求項1に記載の自動ロック式ケーブル機構。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載の自動ロック式ケーブル機構を含み、また、中央に対称に配置された2つの昇降アセンブリを含み、前記昇降アセンブリの間にクロスビームアセンブリが架設され、前記昇降アセンブリの間に平行な第一スチールケーブルと第二スチールケーブルが設けられ、前記第一スチールケーブルの中央部が前記ネジ付きスリーブに巻かれ、前記第一スチールケーブルの前記ネジ付きスリーブに巻き付けられた部分の両端は同じ水平線にあり、前記昇降アセンブリは、外側固定管と内側固定管を含み、前記内側固定管にガススプリングが設けられ、外側固定管の上端は、クロスビームアセンブリの下端に固定接続され、前記ガススプリングの昇降端にはピンが接続され、前記ピンは、クロスビームアセンブリを半径方向に貫通し、それで固定されることを特徴とする
昇降装置。
【請求項7】
前記内側固定管には、U字型接続ロッドがさらに設けられ、前記U字型接続ロッドは接続ロッド本体を含み、前記接続ロッド本体の上部および下部には、それぞれ第一および第二プーリーが設けられ、前記第一プーリーは前記ピンに嵌合され、前記ピンにはさらに第三プーリーが嵌合され、前記第一および第三プーリーはそれぞれ前記ガススプリングの両側に配置される、
前記内側固定管の外側側壁には第一固定部材が設けられ、その内側側壁には第二固定部材が設けられる、
前記第一スチールケーブルの一端はその片側の第一プーリーと第二プーリーに巻き付けられて第二固定部材に固定され、他端は他方の側の第三プーリーに巻き付けられて第一固定部材に固定され、前記第二スチールケーブルの両端の配置方式は、第一スチールケーブルの両端の配置方式と同じであるが、反対方向に配置されることを特徴とする
請求項6に記載の昇降装置。
【請求項8】
前記クロスビームアセンブリは、外側固定管の上端に反対に配置された第一ブラケットと第二ブラケットを含み、前記第一および第二ブラケットの下端にはガススプリングの昇降端を通過させるための穴が設けられ、前記第一と第二ブラケットとの間にクロスビームフレームが設けられ、前記クロスビームフレームの両端には、それぞれ、第一貫通穴および少なくとも1つの第二貫通穴が設けられ、前記第一貫通穴は前記第二貫通穴の内側に設けられ、収納時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴のみを貫通して前記クロスビームフレームに回転可能に接続され、展開時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴および第二貫通穴を貫通して前記クロスビームフレームに固定接続され、前記クロスビームフレームは前記ベースプレートに固定接続されることを特徴とする
請求項6に記載の昇降装置。
【請求項9】
前記第一ブラケットの長さは、第二ブラケットに比べて、少なくとも1つの外側固定管の幅方向の距離だけ延長されることを特徴とする
請求項8に記載の昇降装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降テーブル装置の分野に関し、特に、自動ロック式ケーブル機構および昇降装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動昇降テーブルは、一般的に、電気を動力源として、昇降テーブルの高さを調整するように電気モーターによって機械装置を制御でき、また、昇降テーブルの高さを調整するようにコンプレッサーによって空気圧ロッドまたは油圧ロッドを制御することができる。
従来の昇降テーブルは、通常、その昇降機能を達成するために二重の昇降ガススプリングを使用するが、主に以下の欠点がある。
【0003】
1)同期性が低く、テーブルの各脚に1つのガススプリングが取り付けられ、かつ、ガススプリングの膨張率が完全に同じではないため、昇降テーブルの昇降プロセスが詰まりやすく、昇降プロセスがスムーズに行われない。2)適応性が低く、一般的に使用される昇降テーブルは、通常、昇降の高さを維持するために天板の下に調整またはロック機構が設けられることが多く、従来の維持方法は、通常、1つのガススプリングを設けることであり、ガススプリングの固有のサイズが大きくて長さが長いため、テーブルの脚の最終的なストロークが短くなり、小型の昇降テーブルを作ることができない。3)経済的利益が低く、従来の昇降テーブルは、その昇降パワーまたはロックパワーの動力源として少なくとも2つのガススプリングを使用するため、より多くの材料を消費する必要がある。4)ガススプリング自体の膨張速度が速いため、昇降テーブルのロックを解除した後、荷重がテーブルから外れると、ガススプリングがテーブルを急激に押し上げ、慣性で大きな衝撃と騒音が発生し、ひどい場合には、昇降テーブルが破損することもある。現在、市販されている空気圧式昇降テーブルの高さに対するロックは、ガススプリング自体でロックされ、その構造が複雑でコストが高く、放置後の初回使用時は、始動力が大きく、始動時間が遅れ、弾性率が大きいなどの欠点があり、昇降テーブルを使用する際の快適性に影響し、ダウンフォースが大きく、使用経験が低下する。
【発明の概要】
【0004】
本発明が解決しようとする技術的問題は、同期性が高く、適応性がよく、経済的利益が高い自動ロック式ケーブル機構および昇降装置を提供することである。
【0005】
上記技術的問題を解決するために、本発明は、以下の技術的解決手段を採用する。
【0006】
自動ロック式ケーブル機構であって、エンクロージャを備え、前記エンクロージャは、ベースプレートと、ベースプレートの両方の長辺に垂直に配置された第一サイドプレートおよび第二サイドプレートとを含み、また、前記第一サイドプレートと前記第二サイドプレートとの間に架設された第一回転軸を含み、前記第一回転軸の外側には、第一回転軸の周りを回転するか、または前記第一回転軸と同期してケーブルを巻き取ることができるネジ付きスリーブが設けられる。
【0007】
また、前記ネジ付きスリーブの一端には、ネジ付きスリーブと一緒に回転する自動ロック式ギアが同軸に固定され、前記第一サイドプレートと第二サイドプレートとの間には、また、前記自動ロック式ギアをロックするためのロック装置が設けられ、前記第一サイドプレートにはプルケーブル穴が設けられ、前記プルケーブル穴を貫通してプルケーブルが設けられて前記ロック装置の開閉を駆動し、前記プルケーブルは外部のプルケーブルハンドルによって駆動される。
【0008】
さらに、前記ロック装置は、前記ベースプレートに固定されたL字型プレートを含み、前記L字型プレートと前記第一サイドプレートとの間に固定軸が設けられ、前記固定軸には第一ロックプレートとトーションスプリングが嵌合され、前記トーションスプリングの外側端部が前記第一ロックプレートに向かって折り畳まれて延在し、前記第一ロックプレートはプレート本体を含み、前記プレート本体の前記自動ロック式ギアに接する端部の面に歯部が設けられ、前記プレート本体の中央部にプルプレートが設けられ、前記プルプレートの上端にはフック部が設けられ、前記フック部の内にはフック溝が設けられ、プルブロックは、前記フック溝を介して設けられ、かつ、前記プルケーブルに固定接続される。
【0009】
また、前記ロック装置は、第二ロックプレート、凸状プレート、および引張バネを含み、前記第二ロックプレートの中央部には少なくとも2つの長円形の穴が設けられ、前記第一サイドプレートには前記長円形の穴に合致する固定軸が設けられ、前記第二ロックプレートの前記自動ロック式ギアに近い一端に歯部が設けられ、前記第二ロックプレートの他端にはフック部が設けられ、前記フック部内にはフック溝が設けられ、プルブロックは、前記フック溝を介して設けられ、かつ、前記プルケーブルに固定接続され、前記フック部の底部には引張バネ穴が設けられ、前記凸状プレートの一端が前記第一サイドプレートに固定され、他端が第二サイドプレートに向かって突出され、前記凸状プレートの突出した一端と前記引張バネ穴との間は前記引張バネを介して接続される。
【0010】
さらに、前記ネジ付きスリーブの一端には電気モーターが設けられ、前記電気モーターの出力端は前記第一回転軸またはネジ付きスリーブに固定接続され、前記電気モーターは外部電源から電力を供給され、前記電気モーターは外部の電気制御ハンドルによってその正転、逆転、および停止を制御する。
【0011】
本発明は、また、自動ロック式ケーブル機構を備えた昇降装置を開示し、前記自動ロック式ケーブル機構を含み、また、中央に対称に配置された2つの昇降アセンブリを含み、前記昇降アセンブリの間にクロスビームアセンブリが架設され、前記昇降アセンブリの間に平行な第一スチールケーブルと第二スチールケーブルが設けられ、前記第一スチールケーブルの中央部が前記ネジ付きスリーブに巻き付けられ、前記第一スチールケーブルの前記ネジ付きスリーブに巻き付けられた部分の両端は同じ水平線にあり、前記昇降アセンブリは、外側固定管と内側固定管を含み、前記内側固定管にガススプリングが設けられ、外側固定管の上端は、クロスビームアセンブリの下端に固定接続され、前記ガススプリングの昇降端にはピンが接続され、前記ピンは、クロスビームアセンブリを半径方向に貫通し、それで固定される。
【0012】
さらに、前記外側固定管と前記内側固定管との間に第一リテーナと第二リテーナが設けられ、前記第一リテーナと第二リテーナは、前記内側固定管に間隔を置いて嵌合され、前記第一リテーナと第二リテーナの表面に少なくとも4つのリング溝が開設され、前記リング溝にはボールが設けられる。
【0013】
また、前記内側固定管には、U字型接続ロッドがさらに設けられ、前記U字型接続ロッドは接続ロッド本体を含み、前記接続ロッド本体の上部および下部には、それぞれ第一および第二プーリーが設けられ、前記第一プーリーは前記ピンに嵌合され、前記ピンにはさらに第三プーリーが嵌合され、前記第一および第三プーリーはそれぞれ前記ガススプリングの両側に配置される。
【0014】
前記内側固定管の外側側壁には第一固定部材が設けられ、その内側側壁には第二固定部材が設けられる。
【0015】
前記第一スチールケーブルの一端はその片側の第一プーリーと第二プーリーに巻き付けられて第二固定部材に固定され、他端は他方の側の第三プーリーに巻き付けられて第一固定部材に固定され、前記第二スチールケーブルの両端の配置方式は、第一スチールケーブルの両端の配置方式と同じであるが、反対方向に配置される。
【0016】
また、前記クロスビームアセンブリは、外側固定管の上端に反対に配置された第一ブラケットと第二ブラケットを含み、前記第一および第二ブラケットの下端にはガススプリングの昇降端を通過させるための穴が設けられ、前記第一と第二ブラケットとの間にクロスビームフレームが設けられ、前記クロスビームフレームの両端には、それぞれ、第一貫通穴および少なくとも1つの第二貫通穴が設けられ、前記第一貫通穴は前記第二貫通穴の内側に設けられ、収納時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴のみを貫通して前記クロスビームフレームに回転可能に接続され、展開時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴および第二貫通穴を貫通して前記クロスビームフレームに固定接続され、前記クロスビームフレームは前記ベースプレートに固定接続される。
【0017】
さらに、前記第一ブラケットの長さは、第二ブラケットに比べて、少なくとも1つの外側固定管の幅方向の距離だけ延長される。
【0018】
要約すると、本発明を用いた技術的解決手段は、従来の技術的手段と比較して以下のような有益な効果がある。
【0019】
1、本発明の同期性が高く、同期して平行に移動する2本のスチールケーブルを使用して、外側固定管を上下に引っ張って昇降装置の動きを駆動し、それにより、昇降プロセスにおける妨害現象を効果的に低減する。
【0020】
2、本発明の適応性が高く、本発明における自動ロック式ケーブル機構の体積が小さいため、様々なサイズの昇降テーブルに適応することができる。
【0021】
3、本発明の経済的利益がよく、本発明では1つのガススプリングのみが使用されるため、他の昇降テーブルと比較してコストが大幅に削減される。
【0022】
4、本発明のガススプリングには、ガススプリングが最終段階まで伸ばされるときに自動的に減速するための減衰装置が設けられ、それにより、昇降装置を損傷から保護することができる。ガススプリングは弾性率が小さく、下向きに圧力をかけやすく、静止後、最初の使用時には始動力と始動遅延が効果的に改善され、一度に開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本発明の実施例における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下は、実施例に必要な添付図面を簡単に説明するが、以下の添付図面は、本発明の特定の実施例のみを示すものであり、したがって範囲を限定するものとみなされるべきではなく、当業者にとって、創造的な労力を要することなく、これらの添付図面に従って他の関連する添付図面を得ることができるということを理解すべきである。
図1図1は、本発明の実施例1における自動ロック式ケーブル機構の構造を示す概略図である。
図2図2は、ネジ付きスリーブおよびロック装置を隠した後の図1の構造を示す概略図である。
図3図3は、本発明における昇降装置の三次元構造を示す概略図である。
図4図4は、本発明における昇降アセンブリの三次元構造を示す概略図である。
図5図5は、外側固定管を隠した後の図4の構造を示す概略図である。
図6図6は、本発明における第一および第二スチールケーブルの巻き付けを示す概略図である。
図7図7は、本発明におけるガススプリングの切断構造を示す概略図である。
図8図8は、本発明における昇降装置の折り畳み後の構造を示す模式図である。
図9図9は、本発明の実施例2における自動ロック式ケーブル機構の構造を示す概略図である。
図10図10は、本発明の実施例3における構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の実施例の目的、技術的解決手段、および利点をより明確にするために、以下は、本発明の実施例における添付図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決手段を明確および完全に説明するが、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、そのすべてではないことは明らかである。本明細書の添付図面に一般的に説明および図示される本発明の実施例における部材は、様々な異なる構成で配置および設計することができる。
【0025】
したがって、添付図面で提供される本発明の実施例に関する以下の詳細な説明は、特許請求される発明の範囲を限定することを意図するものではなく、単に本発明の選択された実施例を示すことを意図するものである。本発明における実施例に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての他の実施例は、本発明の保護範囲内にある。
【0026】
本発明は、以下の添付図面を参照してさらに説明される。
【0027】
実施例1
自動ロック式ケーブル機構であって、エンクロージャ101を備え、エンクロージャ101は、ベースプレート102と、ベースプレート102の両方の長辺に垂直に配置された第一サイドプレート103および第二サイドプレート104と、第一サイドプレート103と第二サイドプレート104との間に架設されて自由に回転できる第一回転軸105とを含み、第一回転軸105の外側にはネジ付きスリーブ106が固定して設置され、ネジ付きスリーブ106の一端には、ネジ付きスリーブ106と一緒に回転する自動ロック式ギア107が同軸に固定され、第一サイドプレート103と第二サイドプレート104との間には、また、自動ロック式ギア107をロックするためのロック装置108が設けられ、第一サイドプレート103にはプルケーブル穴109が設けられ、プルケーブル穴109を貫通してプルケーブル110が設けられてロック装置108の開閉を駆動し、プルケーブル110は外部のプルケーブルハンドル111によって駆動される。
【0028】
上記自動ロック式ケーブル機構では、第一サイドプレート103と第二サイドプレート104がベースプレート102の2つの長辺に垂直に配置されて密閉空間を形成し、第一サイドプレート103と第二サイドプレート104の後側に第一回転軸105が挿入され、かつ、六角穴付きネジで第一サイドプレート103と第二サイドプレート104との間に固定されることにより、ネジ付きスリーブ106を取り付けるための空間を与える。ネジ付きスリーブ106と同軸に設けられた自動ロック式ギア107の表面に円弧状の穴が設けられ、ネジ付きスリーブ106の合わせ面に突起が設けられ、該突起は円弧状の穴と締まりばめされ、自動ロック式ギア107の脱落を防止するとともに、回転時のネジ付きスリーブ106と自動ロック式ギア107の整合性を確保する。
【0029】
プルケーブル穴109は、第一サイドプレート103の側面に設けられ、具体的には、第一サイドプレート103には、第二サイドプレート104に向かってプルケーブル110のプレートが垂直に設けられ、該プルケーブル110のプレートは、第一サイドプレート103の端部に溶接や一体成形など様々な固定接続方式で固定され、プルケーブル110のプレートにはプルケーブル穴109が設けられ、プルケーブル穴109にはプルケーブル110が収容される。プルケーブル110は、実際には、プルケーブル穴109と合致する六角ボルトを含み、ボルトにはスリーブが設けられ、前記スリーブには鋼線が配置され、鋼線は最終的にロック装置108に接続され、鋼線は、外部プルケーブルハンドル111によって駆動され、プルケーブルハンドル111が引っ張られると、鋼線は後退してロック装置108をロック解除し、そうでない場合、鋼線は拡張してロック装置108を再ロックする。
【0030】
ロック装置108は、六角穴付きネジによってベースプレート102に固定されたL字型プレート112を含み、L字型プレート112と第一サイドプレート103との間に固定軸113が設けられ、固定軸113には第一ロックプレート114とトーションスプリング115が嵌合され、トーションスプリング115の外端は、第一ロックプレート114に向かって折り畳まれて延在し、第一ロックプレート114はプレート本体116を含み、プレート本体116の端部には、自動ロック式ギア107と接する面に歯部が設けられ、プレート本体116の中央部にはプルプレート117が設けられ、プルプレート117の上端にはフック部118が設けられ、フック部118にはフック溝119が設けられ、プルブロック120は、フック溝119を介して設けられ、かつ、プルケーブル110に固定接続される。
【0031】
具体的には、L字型プレート112は、一体成形された水平プレートと垂直プレートを含み、水平プレートはベースプレート102にネジで固定接続され、垂直プレートは水平プレートに垂直であり、垂直プレートには、固定軸113が通過してキャップによって垂直プレートに固定されるための穴が設けられる。固定軸113の一端は丸く、他端は正方形であり、前記垂直プレートには、固定軸の回転を制限するための四角い穴または平たい穴が設けられる。トーションスプリングの内穴は、固定軸の角端の形状に合わせてトーションスプリングを固定するために、正方形またはその他の回転不可能な形状である。
【0032】
トーションスプリング115は、コイル状の弾性金属構造であり、そのコイルの中央の端部は、固定軸113の側面に平行であり、トーションスプリング115が回転すると、中央の端部が固定軸113に当接してその回転を防止する。トーションスプリング115の外周の端部は、プルプレート117に向かって折り畳まれ、プルプレート117が回転すると、トーションスプリング115を強制的に変形させ、プルケーブル110を外力から引き抜くと、トーションスプリング115が元の形状に戻ることで、ロック装置108を再ロックすることが可能になる。
【0033】
上記自動ロック式ケーブル機構に基づいて、本発明はまた、該自動ロック式ケーブル機構を備えた昇降装置を提供し、該装置は、また、鏡像に配置された2つの昇降アセンブリ200を含み、昇降アセンブリ200の間にクロスビームアセンブリ300が架設され、昇降アセンブリ200の間に平行な第一スチールケーブル401および第二スチールケーブル402が設けられ、第一スチールケーブル401の中央は、ネジ付きスリーブ106に巻き付けられ、前記ネジ付きスリーブに巻き付けられた第一スチールケーブルの部分の両端は、同一の水平線上にあり、昇降アセンブリ200は、外側固定管201と内側固定管202を含み、内側固定管202にガススプリング203が設けられ、外側固定管201の上端は、クロスビームアセンブリ300の下端に固定接続され、ガススプリング203の昇降端にはピン204が接続され、ピン204は、クロスビームアセンブリ300を半径方向に貫通し、六角穴付きネジでそれに固定される。
【0034】
具体的には、2つの昇降アセンブリ200は鏡像に配置され、すなわち、それらの各部分は、左右の中心に関して対称である。また、昇降アセンブリ200の底部には、昇降アセンブリ200が転倒しないように支持するための支柱脚部が設けられる。
【0035】
前記自動ロック式ケーブル機構は、クロスビームアセンブリ300内に配置され、第一スチールケーブル401は、自動ロック機構のネジ付きスリーブ106に巻き付けられ、そして、少なくとも2回巻き付けられればよく、第一スチールケーブル401はネジ付きスリーブ106上をネジ付きスリーブ106のネジ配列の方向に移動する。
【0036】
クロスビームアセンブリ300内にガススプリング203を配置する従来の方法と比較して、クロスビームアセンブリ300の長さは、ガススプリング203の長さによって制限されることがなくなり、小型の昇降装置を製造することができ、コストをさらに節約することができる。
【0037】
外側固定管201と内側固定管202との間に第一リテーナ205と第二リテーナ206が設けられ、第一リテーナと第二リテーナは、内側固定管202に間隔を置いて嵌合され、第一リテーナと第二リテーナの表面に少なくとも4つのリング溝207が開設され、リング溝207にはボール208が設けられる。
【0038】
具体的には、内側固定管202および外側固定管201は円筒形であり、その断面は様々な形状にすることができ、内側固定管202の2つの長い表面には第一リテーナ205が嵌合され、2つの短い表面には第二リテーナ206が嵌合され、第一および第二リテーナの表面には少なくとも4つの2つずつ対称のリング溝207が設けられ、リング溝207にはボール208が設けられる。この配置では、内側固定管202と外側固定管201が相対的に動くと、「乾式摩擦」で内側固定管202または外側固定管201を損傷する可能性は低い。
【0039】
内側固定管202には、U字型接続ロッド209がさらに設けられ、U字型接続ロッド209は接続ロッド本体210を含み、接続ロッド本体210の上部および下部には、それぞれ第一および第二プーリーが設けられ、第一プーリー211はピン204に嵌合され、ピン204にはさらに第三プーリー213が嵌合され、第一および第三プーリーはそれぞれガススプリング203の両側に配置され、当然で、スペースの許す限り、ガススプリングをプーリーの両側に設置することも可能である。
【0040】
内側固定管202の外側側壁には第一固定部材214が設けられ、その内側側壁には第二固定部材215が設けられる。
【0041】
第一スチールケーブル401の一端はその片側の第一プーリー211と第二プーリー212に巻き付けられて第二固定部材215に固定され、他端は他方の側の第三プーリー213に巻き付けられて第一固定部材214に固定され、第二スチールケーブル402の両端の配置方式は、第一スチールケーブル401の両端の配置方式と同じであるが、反対方向に配置される。
【0042】
上記内側固定管202では、U字型接続ロッド209の上端と下端の両方にプーリーが設けられる。具体的には、U字型接続ロッド209の上端と下端の両方に逃げ穴が設けられ、逃げ穴にはピン204が架け渡され、接続ロッド本体210には、自由に回転できる第一および第二プーリーが設けられる。また、ピン204には独立した第三プーリー213がさらに設けられる。ピン204自体は回転しないため、ピン204の中間位置はガススプリング203の下部に固定接続されるべきである。ガススプリング203の伸縮によりピン204を垂直に移動させる。
【0043】
内側固定管202の外側側壁には第一固定部材214が設けられ、その内側側壁には第二固定部材215が設けられる。これは、2つの昇降アセンブリ200のうちの1つに配置する方法にすぎず、他の昇降アセンブリ200内の第一および第二固定部材は、同じ位置に対応するのではなく、鏡像であるべきであることを理解されたい。
【0044】
上記の第一および第二固定部材は、第一および第二スチールケーブルをクランプするための1つの固定片を含み、固定片は、リベットを引っ張ることによって内側固定管202の側壁を貫通してそこに固定され、それによって第一および第二スチールケーブルの端部を固定する。
【0045】
図6に示すとおり、昇降アセンブリ200の1つを例とし、第一スチールケーブル401の一端は、第一および第二プーリーをバイパスし、すなわち、第二プーリー212で、第一スチールケーブル401は、U字型を形成し、かつ、その末端は第二固定部材215に固定され、続いて、第二スチールケーブル402は第三プーリー213をバイパスし、かつ、その端部を第一固定部材214に固定させる。この配置では、別の反対側の昇降アセンブリ200において、第一スチールケーブル401の他端は第一固定部材210に固定されるべきであり、第二スチールケーブル402の他端は第二固定部材215に固定されるべきである。
【0046】
上昇時には、ガススプリング203がピン204とU字型接続ロッド209を押して一緒に移動させ、第一スチールケーブル401と第二スチールケーブル402の全長は変わらないため、一方の第一固定部材214でケーブルを引き離し、他方の第二固定部材215で直ちにケーブルを引き取り、2組のスチールケーブルを互いに牽制して上昇中の安定性を向上させる。
【0047】
実際の製造および使用プロセスでは、内側固定管202の片側のみにガススプリング203が設けられればよく、二重スチールケーブル構造を使用することで、上昇中のガススプリング203の上昇速度が一定でないことに起因するジッターまたはジャムを低減し、一方ではコストを効果的に低減させ、昇降装置の総重量を削減する。
【0048】
クロスビームアセンブリ300は、外側固定管201の上端に反対に配置された第一ブラケット301と第二ブラケット302を含み、第一および第二ブラケットの下端にはガススプリング203の昇降端を通過させるための穴が設けられ、第一と第二ブラケットとの間にクロスビームフレーム303が設けられ、前記クロスビームフレーム303の両端には、それぞれ、第一貫通穴304および少なくとも1つの第二貫通穴305が設けられ、前記第一貫通穴304は前記第二貫通穴305の内側に設けられ、収納時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴304のみを貫通して前記クロスビームフレーム303に回転可能に接続され、展開時には、前記第一および第二ブラケットは、第一貫通穴304および第二貫通穴305を介して前記クロスビームフレーム303に固定接続され、クロスビームフレーム303の下部は、ベースプレート102にセルフタッピングネジで固定接続される。第一ブラケット301の長さは、第二ブラケット302の長さよりも、少なくとも1つの外側固定管201の幅方向の距離だけ長くなる。
【0049】
具体的には、第一および第二ブラケットの開口部の側面もまた、上昇中の抵抗および圧力を共有するピン204を配置するための支持部材と一体的に形成される。
【0050】
該昇降装置を使用しない場合、または該昇降装置を輸送する必要がある場合、第二貫通穴305のネジを緩め、第一貫通穴304内のネジのみをブラケットの回転用に確保することにより、昇降アセンブリ200を収納して配置することができる。第一ブラケット301は第二ブラケット302よりも長く、支柱脚部が設けられない場合には、第一ブラケット301は第二ブラケット302よりも、スムーズに折り畳める程度に、外側固定管201の厚さとなる距離だけ長く、支柱脚部が設けられ、かつ、支柱脚部の厚さが外側固定管201の厚さよりも大きい場合、延長の長さは支柱脚部の厚さと同等である必要がある。
【0051】
ガススプリング203は、シリンダ216とピストンロッド217を含み、シリンダ216の底部には、ピストンロッド217の動きに対応するための開口部が設けられ、ピストンロッド217の上端は狭くなって、そこにボスが設けられ、ボスの上方には圧力安定化ピストン218が設けられ、圧力安定化ピストン218には流れ穴219が設けられ、ガススプリング203が完全に弛緩している状態で、シリンダ216、圧力安定化ピストン218が一体となって第一キャビティ220を囲み、第一キャビティ220は潤滑油221で満たされる。潤滑油221の体積は、必要な緩衝距離の長さに従って決定され、一般的に言えば、それは、第一キャビティ220の体積の少なくとも10分の1を占める。
【0052】
上記ガススプリング203において、第一キャビティ220は圧縮ガスで満たされ、圧縮ガスは不活性ガスであり、圧力が解放されると、圧力安定化ピストン218には流れ穴219が設けられるため、安定化ピストン218の両端のガス圧は等しく、圧力安定化ピストン218の両側の断面積が異なり、一端にはピストンロッド217が接続され、他端には接続されず、ガス圧の作用により、断面積が小さい側への圧力、すなわちガススプリング203の弾性力が発生し、弾性力の大きさは、異なる窒素圧または異なる直径のピストンロッド217を設定することによって設定することができる。
【0053】
ガスの流量は粘性潤滑油221の流量よりも速いため、圧縮ガスが流れ穴219を通って流れると、潤滑油221が流れ始め、このときは、シリンダ216の上昇の最後の10分の1の段階であり、急激な上昇後の慣性による様々な部材に対する損傷を防止するために、上昇速度が急激に低下する。
【0054】
実施例2
実施例1に基づいて、自動ロック式機構のロック装置108を変更し、具体的な変更方法は以下のとおりである。
【0055】
ロック装置108は、第二ロックプレート121、凸状プレート122、および引張バネ123を含み、第二ロックプレート121の中央部には少なくとも2つの長円形の穴124が設けられ、第一サイドプレート103には長円形の穴124に合致する固定軸125が設けられ、第二ロックプレート121の自動ロック式ギア107に近い一端に歯部が設けられ、第二ロックプレート121の他端にはフック部118が設けられ、フック部118内にはフック溝119が設けられ、プルブロック120は、フック溝を介してプルケーブル110に固定接続され、フック部118の底部には引張バネ123の穴が設けられ、凸状プレート122の一端が第一サイドプレート103に固定され、他端が第二サイドプレート104に向かって突出され、凸状プレート122の突出した一端と引張バネ123の穴との間は引張バネ123を介して接続される。
【0056】
該実施例において、第二ロックプレート121には、第一サイドプレート103上の固定軸125と協働する長円形の穴124が設けられ、その結果、第二ロックプレート121は、変位のための空間を有する。本実施例では、実施例1とは異なり、コイル状のトーションスプリング115に頼って張力を与えるのではなく、伸長された引張バネ123の弾性力に頼って、第二ロックプレート121を自動ロック式ギア107のロック解除またはロックに向けて付勢する。
【0057】
また、組み立てを容易にするために、長円形の穴124を半円形の穴にすることができる。
【0058】
実施例3
実施例1および2に基づいて、ロック装置108は、もはや機械的自動ロック式機構を使用せず、電気モーター127を使用して前記ネジ付きスリーブ106を駆動し、電気モーター127の出力端は、ネジ付きスリーブ106に固定接続され、ネジ付きスリーブ106は、一般的には、電気モーターの出力端の平たい軸または四角い軸に適応するための平たい軸または四角い軸が設けられ、また、一般的には、ウォームギアまたは減速ギアなどの減速装置を備え、そして、ハンドルで正逆回転を制御し、ネジ付きスリーブ106には第一スチールケーブル401が巻かれるため、その正逆回転は、昇降装置の上下運動を駆動することができ、電気モーター127がネジ付きスリーブ106を駆動するだけでも昇降機能は実現できるが、ガススプリングと組み合わせると、より小さな出力およびより小さな体積の電気モーター127を使用することができ、コストおよび体積を効果的に低減することができる。
【0059】
さらに、電気モーター127は、昇降装置の位置を維持するためのロック機能も備える。
【0060】
最後に、ハンドルは、より使いやすいように、電気モーター127に有線で接続してもよいし、無線で接続してもよい。
【0061】
以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を限定することを意図するものではなく、当業者にとって、本発明は、様々な修正および変更を有することができる。本発明の精神と原理の範囲内で行われた修正、等価交換、改良などは、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0062】
101-エンクロージャ、102-ベースプレート、103-第一サイドプレート、104-第二サイドプレート、105-第一回転軸、106-ネジ付きスリーブ、107-自動ロック式ギア、108-ロック装置、109-プルケーブル穴、110-プルケーブル、111-プルケーブルハンドル、112-L字型プレート、113-固定軸、114-第一ロックプレート、115-トーションスプリング、116-プレート本体、117-プルプレート、118-フック部、119-フック溝、120-プルブロック、121-第二ロックプレート、122-凸状プレート、123-引張バネ、124-長円形の穴、125-固定軸、126-引張バネ穴、127-電気モーター
200-昇降アセンブリ、201-外側固定管、202-内側固定管、203-ガススプリング、204-ピン、205-第一リテーナ、206-第二リテーナ、207-リング溝、208-ボール、209-U字型接続ロッド、210-接続ロッド本体、211-第一プーリー、212-第二プーリー、213-第三プーリー、214-第一固定部材、215-第二固定部材、216-シリンダ、217-ピストンロッド、218-圧力安定化ピストン、219-流れ穴、220-第一キャビティ、221-潤滑油
300-クロスビームアセンブリ、301-第一ブラケット、302-第二ブラケット、303-クロスビームフレーム、304-第一貫通穴、305-第二貫通穴
401-第一スチールケーブル、402-第二スチールケーブル
図1
図2
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図6
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