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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022049822
(43)【公開日】2022-03-30
(54)【発明の名称】半導体記憶装置
(51)【国際特許分類】
   H01L 27/11573 20170101AFI20220323BHJP
   H01L 27/11582 20170101ALI20220323BHJP
   H01L 27/11556 20170101ALI20220323BHJP
   H01L 21/336 20060101ALI20220323BHJP
   H01L 27/11526 20170101ALI20220323BHJP
【FI】
H01L27/11573
H01L27/11582
H01L27/11556
H01L29/78 371
H01L27/11526
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020156055
(22)【出願日】2020-09-17
(71)【出願人】
【識別番号】318010018
【氏名又は名称】キオクシア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001092
【氏名又は名称】特許業務法人サクラ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河野 満智人
(72)【発明者】
【氏名】泉田 貴士
(72)【発明者】
【氏名】上地 忠良
(72)【発明者】
【氏名】嶌根 猛
【テーマコード(参考)】
5F083
5F101
【Fターム(参考)】
5F083EP02
5F083EP18
5F083EP23
5F083EP33
5F083EP34
5F083EP76
5F083GA06
5F083GA10
5F083GA21
5F083GA25
5F083JA39
5F083JA40
5F083KA01
5F083KA05
5F083MA06
5F083MA16
5F083MA19
5F083NA01
5F083NA03
5F083PR06
5F083ZA01
5F083ZA25
5F101BA02
5F101BA45
5F101BB05
5F101BC02
5F101BD16
5F101BD22
5F101BD30
5F101BD34
5F101BD35
5F101BE02
5F101BE05
5F101BE06
5F101BF03
5F101BF09
5F101BH21
(57)【要約】
【課題】高い信頼性を有する半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、メモリセルアレイを含む第1の領域と、周辺回路を含む第2の領域と、を具備する。第2の領域は、半導体基板を備える。半導体基板は、第1の表面と、第2の表面と、第1および第2の表面の間の半導体領域と、第1の表面に設けられ、ドナー濃度が半導体領域よりも高いn型半導体領域と、第2の表面に設けられる破砕領域と、破砕領域とn型半導体領域との間に設けられ、半導体基板の厚さ方向においてn型半導体領域よりも第2の表面に近く、アクセプタ濃度が半導体領域よりも高いp型半導体領域と、を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メモリセルアレイを含む第1の領域と、周辺回路を含む第2の領域と、を具備し、
前記第2の領域は、半導体基板を備え、
前記半導体基板は、
第1の表面と、
第2の表面と、
前記第1および第2の表面の間の半導体領域と、
前記第1の表面に設けられ、ドナー濃度が前記半導体領域よりも高いn型半導体領域と、
前記第2の表面に設けられた破砕領域と、
前記破砕領域と前記n型半導体領域との間に設けられ、前記半導体基板の厚さ方向において前記n型半導体領域よりも前記第2の表面に近く、アクセプタ濃度が前記半導体領域よりも高いp型半導体領域と、
を含む、半導体記憶装置。
【請求項2】
前記半導体基板の厚さは、2μm以上10μm以下である、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記n型半導体領域の前記ドナー濃度は、1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下である、請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記p型半導体領域の前記アクセプタ濃度は、1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下である、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記p型半導体領域は、前記第2の表面に沿って前記第2の領域にわたって延在する、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
配線基板と、
前記配線基板の上に積層された複数のメモリチップを含むチップ積層体と、
前記チップ積層体を覆う絶縁樹脂層と、
を具備し、
前記複数のメモリチップの少なくとも一つは、メモリセルアレイを含む第1の領域と、周辺回路を含む第2の領域と、を備え、
前記第2の領域は、半導体基板を備え、
前記半導体基板は、
第1の表面と、
第2の表面と、
前記第1および第2の表面の間の半導体領域と、
前記第1の表面に設けられ、ドナー濃度が前記半導体領域よりも高いn型半導体領域と、
前記第2の表面に設けられた破砕領域と、
前記破砕領域と前記n型半導体領域との間に設けられ、前記半導体基板の厚さ方向において前記n型半導体領域よりも前記第2の表面に近く、アクセプタ濃度が前記半導体領域よりも高いp型半導体領域と、
を含み、
前記破砕領域は、前記絶縁樹脂層に接する、半導体記憶装置。
【請求項7】
前記半導体基板の厚さは、2μm以上10μm以下である、請求項6に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記n型半導体領域の前記ドナー濃度は、1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下である、請求項6または請求項7に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記p型半導体領域の前記アクセプタ濃度は、1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下である、請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記p型半導体領域は、前記第2の表面に沿って前記第2の領域にわたって延在する、請求項6ないし請求項9のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、配線基板上に積層された複数のメモリチップを含む半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許公開2019/0081017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明が解決しようとする課題の一つは、高い信頼性を有する半導体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体装置は、メモリセルアレイを含む第1の領域と、周辺回路を含む第2の領域と、を具備する。第2の領域は、半導体基板を備える。半導体基板は、第1の表面と、第2の表面と、第1および第2の表面の間の半導体領域と、第1の表面に設けられ、ドナー濃度が半導体領域よりも高いn型半導体領域と、第2の表面に設けられる破砕領域と、破砕領域とn型半導体領域との間に設けられ、半導体基板の厚さ方向においてn型半導体領域よりも第2の表面に近く、アクセプタ濃度が半導体領域よりも高いp型半導体領域と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】半導体記憶装置の構造例を説明するための断面模式図である。
図2】メモリチップの構成例を示すブロック図である。
図3】メモリセルアレイの回路構成を示す回路図である。
図4】メモリチップの第1の構造例を示す断面模式図である。
図5】電界効果トランジスタの構造例を示す断面模式図である
図6】メモリピラーの構造例を示す断面模式図である。
図7】メモリチップの第2の構造例を示す断面模式図である。
図8】メモリチップの第3の構造例を示す断面模式図である。
図9】電界効果トランジスタの状態を示す模式図である。
図10】電界効果トランジスタの状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。図面に記載された各構成要素の厚さと平面寸法との関係、各構成要素の厚さの比率等は現物と異なる場合がある。また、実施形態において、実質的に同一の構成要素には同一の符号を付し適宜説明を省略する。
【0008】
図1は、半導体記憶装置の構造例を説明するための断面模式図であり、配線基板1の表面に沿うX軸方向と、当該表面に沿ってX軸に略垂直なY軸方向と、当該表面に略垂直なZ軸方向と、を図示する。半導体記憶装置は、配線基板1と、チップ積層体2と、ボンディングワイヤ3と、絶縁樹脂層4と、を具備する。
【0009】
配線基板1は、表面1aと、表面1aの反対側の表面1bと、表面1aに設けられた複数の外部接続端子1cと、表面1bに設けられた複数のボンディングパッド1dと、を有する。配線基板1の例は、プリント配線板(PWB)を含む。
【0010】
外部接続端子1cは、例えば金、銅、はんだ等を用いて形成される。外部接続端子1cは、例えば、錫-銀系、錫-銀-銅系の鉛フリーはんだを用いて形成されてもよい。また、複数の金属材料の積層を用いて外部接続端子1cを形成してもよい。なお、図1では、導電性ボールを用いて外部接続端子1cを形成しているが、バンプを用いて外部接続端子1cを形成してもよい。
【0011】
複数のボンディングパッド1dは、配線基板1の内部配線を介して複数の外部接続端子1cに接続される。複数のボンディングパッド1dは、例えば銅、銀、金、またはニッケル等の金属元素を含有する。例えば、電解めっき法または無電解めっき法等により上記材料を含むめっき膜を形成することにより複数のボンディングパッド1dを形成してもよい。また、導電性ペーストを用いて複数のボンディングパッド1dを形成してもよい。
【0012】
チップ積層体2は、複数のメモリチップ2aを含む。複数のメモリチップ2aは、例えば配線基板1の表面1bの上に段々に積層される。換言すると、複数のメモリチップ2aは、互いに部分的に重畳する。複数のメモリチップ2aは、例えばダイアタッチフィルム等の接着層を挟んで互いに接着される。図1に示すチップ積層体2は、4つのメモリチップ2aを有するが、メモリチップ2aの数は、図1に示す数に限定されない。
【0013】
複数のメモリチップ2aのそれぞれは、複数の接続パッド2bを有する。複数のメモリチップ2aは、複数のボンディングワイヤ3を介して並列に接続されるとともにボンディングパッド1dに直列に接続される。
【0014】
絶縁樹脂層4は、チップ積層体2を覆う。絶縁樹脂層4は、酸化シリコン(SiO)等の無機充填材を含有し、例えば無機充填材を有機樹脂等と混合した封止樹脂を用いてトランスファモールド法、コンプレッションモールド法、インジェクションモールド法等のモールド法により形成される。
【0015】
図2は、メモリチップ2aの構成例を示すブロック図である。メモリチップ2aは、メモリセルアレイ20と、コマンドレジスタ21と、アドレスレジスタ22と、シーケンサ23と、ドライバ24と、ローデコーダ25と、センスアンプ26と、を含む。
【0016】
メモリセルアレイ20は、複数のブロックBLK(BLK0~BLK(L-1)(Lは2以上の自然数である))を含む。ブロックBLKは、データを不揮発に記憶する複数のメモリトランジスタMTの集合である。
【0017】
メモリセルアレイ20は、複数のワード線WLおよび複数のビット線BLに接続される。各メモリトランジスタMTは、複数のワード線WLの一つおよび複数のビット線BLの一つに接続される。
【0018】
コマンドレジスタ21は、メモリコントローラから受信したコマンド信号CMDを保持する。コマンド信号CMDは、例えば、シーケンサ23に読み出し動作、書き込み動作、および消去動作を実行させる命令データを含む。
【0019】
アドレスレジスタ22は、メモリコントローラから受信したアドレス信号ADDを保持する。アドレス信号ADDは、例えば、ブロックアドレスBA、ページアドレスPA、およびカラムアドレスCAを含む。例えば、ブロックアドレスBA、ページアドレスPA、およびカラムアドレスCAは、それぞれブロックBLK、ワード線WL、およびビット線BLの選択に用いられる。
【0020】
シーケンサ23は、メモリチップ2aの動作を制御する。シーケンサ23は、例えばコマンドレジスタ21に保持されたコマンド信号CMDに基づいてドライバ24、ローデコーダ25、およびセンスアンプ26等を制御して、読み出し動作、書き込み動作、および消去動作等の動作を実行する。
【0021】
ドライバ24は、読み出し動作、書き込み動作、および消去動作等で使用される電圧を生成する。ドライバ24は、例えばDAコンバータを含む。そして、ドライバ24は、例えば、アドレスレジスタ22に保持されたページアドレスPAに基づいて、選択されたワード線WLに対応する信号線に、生成した電圧を印加する。
【0022】
ローデコーダ25は、アドレスレジスタ22に保持されたブロックアドレスBAに基づいて、対応するメモリセルアレイ20内の1つのブロックBLKを選択する。そして、ローデコーダ25は、例えば、選択されたワード線WLに対応する信号線に印加された電圧を、選択されたブロックBLK内の選択されたワード線WLに転送する。
【0023】
センスアンプ26は、書き込み動作において、メモリコントローラから受信した書き込みデータDATに応じて、各ビット線BLに所望の電圧を印加する。また、センスアンプ26は、読み出し動作において、ビット線BLの電圧に基づいてメモリセルに記憶されたデータを判定し、判定結果を読み出しデータDATとしてメモリコントローラに転送する。
【0024】
メモリチップ2aとメモリコントローラとの間の通信は、例えば、NANDインターフェイス規格をサポートしている。例えば、メモリチップ2aとメモリコントローラとの間の通信は、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号WEn、リードイネーブル信号REn、レディビジー信号RBn、および入出力信号I/Oを使用する。
【0025】
コマンドラッチイネーブル信号CLEは、メモリチップ2aが受信した入出力信号I/Oがコマンド信号CMDであることを示す。アドレスラッチイネーブル信号ALEは、受信した信号I/Oがアドレス信号ADDであることを示す。ライトイネーブル信号WEnは、入出力信号I/Oの入力をメモリチップ2aに命令する信号である。リードイネーブル信号REnは、入出力信号I/Oの出力をメモリチップ2aに命令する信号である。
【0026】
レディビジー信号RBnは、メモリチップ2aがメモリコントローラからの命令を受け付けるレディ状態であるか命令を受け付けないビジー状態であるかを、メモリコントローラに通知する信号である。
【0027】
入出力信号I/Oは、例えば、8ビット幅の信号であり、コマンド信号CMD、アドレス信号ADD、書き込みデータ信号DAT等の信号を含むことができる。
【0028】
以上で説明したメモリチップ2aおよびメモリコントローラは、それらの組み合わせにより1つの半導体記憶装置を構成してもよい。このような半導体記憶装置の例は、例えばSDカードのようなメモリカードや、ソリッドステートドライブ(SSD)を含む。
【0029】
次に、メモリセルアレイ20の回路構成例について説明する。図3は、メモリセルアレイ20の回路構成を示す回路図である。図3は、ブロックBLK0を例示するが、他のブロックBLKの構成も同じである。
【0030】
ブロックBLKは、複数のストリングユニットSUを含む。各ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含む。なお、図3は、3つのストリングユニットSU(SU0~SU2)を図示しているが、ストリングユニットSUの数は、特に限定されない。
【0031】
各NANDストリングNSは、複数のビット線BL(BL0~BL(N-1)(Nは2以上の自然数である))の一つに接続される。各NANDストリングNSは、メモリトランジスタMTと、選択トランジスタST1と、選択トランジスタST2と、を含む。
【0032】
メモリトランジスタMTは、制御ゲートと、電荷蓄積層と、を含み、データを不揮発に保持する。図3は、複数のメモリトランジスタMT(MT0~MT(M-1)(Mは2以上の自然数))を図示するが、メモリトランジスタMTの数は、特に限定されない。なお、各NANDストリングNSは、メモリトランジスタMTの構造と同じ構造を有するが、データの保持には使用されないダミーメモリトランジスタを含んでいてもよい。
【0033】
メモリトランジスタMTは、それぞれ電荷蓄積層に絶縁膜を用いたMONOS型であってもよいし、電荷蓄積層に導電体層を用いたFG型であってもよい。以下、本実施形態では、MONOS型を例として説明する。
【0034】
選択トランジスタST1は、各種動作時におけるストリングユニットSUの選択に使用
される。選択トランジスタST1の数は、特に限定されない。
【0035】
選択トランジスタST2は、各種動作時におけるストリングユニットSUの選択に使用される。選択トランジスタST2の数は、特に限定されない。
【0036】
各NANDストリングNSにおいて、選択トランジスタST1のドレインは、対応するビット線BLに接続される。選択トランジスタST1のソースは、直列に接続されたメモリトランジスタMTの一端に接続される。直列に接続されたメモリトランジスタMTの他端は、選択トランジスタST2のドレインに接続される。
【0037】
同一のブロックBLKにおいて、選択トランジスタST2のソースは、ソース線SLに接続される。各ストリングユニットSUの選択トランジスタST1のゲートは、それぞれ対応する選択ゲート線SGDに接続される。メモリトランジスタMTの制御ゲートは、それぞれ対応するワード線WLに接続される。選択トランジスタST2のゲートは、対応する選択ゲート線SGSに接続される。
【0038】
同じカラムアドレスCAが割り当てられた複数のNANDストリングNSは、複数のブロックBLK間で同じビット線BLに接続される。ソース線SLは、複数のブロックBLK間で接続される。
【0039】
(メモリチップ2aの第1の構造例)
図4は、メモリチップ2aの第1の構造例を示す断面模式図であり、半導体基板200の表面に沿うX軸方向と、当該表面に沿ってX軸に略垂直なY軸方向と、当該表面に略垂直なZ軸方向と、を図示する。
【0040】
図4に示すメモリチップ2aは、図2に示すメモリセルアレイ20を含む第1の領域R1と、メモリセルアレイ20の下方に、図2に示すコマンドレジスタ21、アドレスレジスタ22、シーケンサ23、ドライバ24、ローデコーダ25、センスアンプ26等の周辺回路を含む第2の領域R2と、を具備する。
【0041】
図4は、半導体基板200に設けられた電界効果トランジスタ(FET)TRおよび電界効果トランジスタTRと、導電層221と、導電層222と、導電層223と、ソース線SLと、メモリピラーMPと、選択ゲート線SGSと、ワード線WL(ワード線WL0~ワード線WL(M-1)と、選択ゲート線SGDと、ビット線BLと、導電層231と、導電層232と、導電層233と、を図示する。各構成要素の間は、必要に応じて絶縁層が設けられる。
【0042】
半導体基板200は、表面200aと、表面200bと、半導体領域210と、n型半導体領域(nウェルともいう)211nと、p型半導体領域(pウェルともいう)211pと、破砕領域212と、p型半導体領域213と、を含む。
【0043】
半導体基板200は、研削加工により薄く加工されており、その厚さは、例えば2μm以上10μm以下であることが好ましい。2μm以上にすることにより、n型半導体領域211nの幅を広げやすくできる。また、10μm以下にすることにより、リーク電流の発生を抑制できる。
【0044】
半導体領域210は、表面200aと表面200bとの間であって、n型半導体領域211nとp型半導体領域213との間、およびp型半導体領域211pとp型半導体領域213との間に配置される。半導体領域210は、例えばボロン等のアクセプタ不純物を含んでいてもよい。半導体領域210のアクセプタ濃度は、例えば1×1013cm-3以上1×1016cm-3以下である。
【0045】
n型半導体領域211nは、表面200aに設けられる。n型半導体領域211nは、電界効果トランジスタTRのチャネル形成領域を形成する。n型半導体領域211nは、例えばリン等のドナー不純物を含む。n型半導体領域211nは、半導体領域210よりもドナー濃度が高い。n型半導体領域211nのドナー濃度は、例えば1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下が好ましい。これにより、電界効果トランジスタTRに要求される絶縁耐圧、リーク電流、寿命等の条件を満たすことができる。
【0046】
p型半導体領域211pは、表面200aに設けられる。p型半導体領域211pは、電界効果トランジスタTRのチャネル形成領域を形成する。p型半導体領域211pは、例えばボロン等のアクセプタ不純物を含む。p型半導体領域211pは、半導体領域210よりもアクセプタ濃度が高い。p型半導体領域211pのアクセプタ濃度は、例えば1×1016cm-3以上1×1020cm-3以下が好ましい。これにより、電界効果トランジスタTRに要求される絶縁耐圧、リーク電流、寿命等の条件を満たすことができる。
【0047】
破砕領域212は、ゲッタリングドライポリッシュ等の研削加工を用いて半導体基板200を薄くする際に加工面に形成される領域であって、例えば結晶欠陥や結晶歪み等を含む。ゲッタリングドライポリッシュは、半導体基板200を研削して破砕領域212を残しつつゲッタリング効果を発揮する程度の小さな傷を形成する方法である。
【0048】
破砕領域212は、表面200bに設けられる。破砕領域212は、表面200bとp型半導体領域213との間に設けられる。破砕領域212は、図1に示す絶縁樹脂層4に接する。破砕領域212は、表面200bの少なくとも一部に沿って延在する。破砕領域212は、表面に凹凸を有し、中心平均粗さが例えば0.8nm以上0.4μm以下、最大高さが40nm以上である。破砕領域212により、例えば半導体基板200における金属汚染や結晶面に沿ったへき開を抑制できる。
【0049】
p型半導体領域213は、破砕領域212とn型半導体領域211nとの間に設けられる。p型半導体領域213は、例えば表面200bに沿って第2の領域R2にわたって延在する。これに限定されず、p型半導体領域213は、複数のn型半導体領域211nに重畳するように表面200bの一部のみに沿って延在してもよい。
【0050】
p型半導体領域213は、ボロン等のアクセプタ不純物を含有する。p型半導体領域213は、半導体領域210よりもアクセプタ濃度が高い。p型半導体領域213のアクセプタ濃度は、例えば1×1014cm-3以上1×1017cm-3以下であることが好ましい。1×1017cm-3以下にすることにより半導体基板200を薄くしても基板表面にアクセプタ不純物が拡散することを抑制できる。また、1×1014cm-3以上にすることにより、例えば電界効果トランジスタTRの空乏層の過度な広がりを抑制できる。
【0051】
p型半導体領域213は、半導体基板200の厚さ方向(Z軸方向)においてn型半導体領域211nよりも表面200bに近い。p型半導体領域213は、半導体基板200の厚さ方向の中央部よりも表面200bに近い位置にアクセプタ濃度のピークを示す。p型半導体領域213は、例えば表面200b側からアクセプタ不純物を注入し、その後レーザーアニール等の熱処理により注入された不純物を活性化させることにより形成できる。
【0052】
次に、電界効果トランジスタTRN、電界効果トランジスタTR等の電界効果トランジスタの構造例について説明する。図5は、電界効果トランジスタの構造例を示す断面模式図である。電界効果トランジスタは、不純物領域214と、ゲート絶縁膜215と、ゲート電極216と、絶縁膜217と、絶縁膜218と、を具備する。なお、上記電界効果トランジスタは、高速動作を目的とした超低圧耐圧トランジスタであり、例えば低電圧駆動および高速動作が可能な周辺回路に適用可能である。電界効果トランジスタTRおよび電界効果トランジスタTRのそれぞれは、上記周辺回路のいずれかを構成する。
【0053】
不純物領域214は、電界効果トランジスタのソース領域またはドレイン領域を構成する。不純物領域は、例えばドナー不純物またはアクセプタ不純物が挙げられる。一対の不純物領域214は、それぞれ複数のコンタクトプラグの一つに接続される。
【0054】
電界効果トランジスタは、不純物領域214の間にチャネル形成領域を有する。電界効果トランジスタTRは、n型半導体領域211nにチャネル形成領域を有する。電界効果トランジスタTRは、p型半導体領域211pにチャネル形成領域を有する。
【0055】
ゲート絶縁膜215は、半導体基板200の上に設けられる。ゲート絶縁膜215は、例えば酸化シリコン膜を含む。
【0056】
ゲート電極216は、ゲート絶縁膜215の上に設けられる。ゲート電極216は、例えばドープされた炭素を含有するポリシリコン層、ドープされたリンを含有するポリシリコン層、チタン層、窒化チタンまたは窒化タングステンを含む金属窒化物層、タングステン層等の導電層を含む。これらの導電層を順に積層してゲート電極216を構成してもよい。ゲート電極216は、複数のコンタクトプラグの一つに接続される。
【0057】
絶縁膜217は、ゲート電極216の上に設けられる。絶縁膜217は、例えばゲート電極216の上にコンタクトプラグを形成する際のエッチングストッパとして機能する。絶縁膜217は、例えば窒化シリコン(SiN)膜である。
【0058】
絶縁膜218は、第1の絶縁層と、第1の絶縁層の上に設けられた第2の絶縁層と、を含む。第1の絶縁層および第2の絶縁層は、ゲート電極216および絶縁膜217の積層の側面に設けられ、当該積層の厚さ方向に沿って延在する。第1の絶縁層は、例えば二酸化シリコン(SiO)層である。第2の絶縁層は、例えば窒化シリコン(SiN)層である。絶縁膜218は、電界効果トランジスタTR、電界効果トランジスタTR等の電界効果トランジスタのサイドウォールとして機能する。
【0059】
導電層221、導電層222、導電層223は、複数のコンタクトプラグを介して電界効果トランジスタのソースまたはドレインに接続される。
【0060】
ソース線SLは、電界効果トランジスタの上方に設けられる。選択ワード線SGSは、ソース線SLの上方に設けられる。ワード線WLは、選択ワード線SGSの上方に順に設けられる。選択ワード線SGDは、複数のワード線WLの上方に設けられる。ビット線BLは、選択ワード線SGDの上方に設けられる。
【0061】
メモリピラーMPは、選択ワード線SGS、複数のワード線WL、および選択ワード線SGDを含む積層体を貫通して延在する。ここで、メモリピラーMPの構造例について説明する。図6は、メモリピラーMPの構造例を示す断面模式図である。図6は、導電層241と、絶縁層242と、ブロック絶縁膜251と、電荷蓄積膜252と、トンネル絶縁膜253と、半導体層254と、コア絶縁層255と、キャップ層256と、導電層231と、を図示する。
【0062】
導電層241および絶縁層242は、交互に積層されて積層体を構成する。複数の導電層241は、選択ゲート線SGS、ワード線WL、選択ゲート線SGDをそれぞれ構成する。導電層241は、金属材料を含む。絶縁層242は、例えば酸化シリコンを含む。
【0063】
ブロック絶縁膜251、電荷蓄積膜252、トンネル絶縁膜253、半導体層254、およびコア絶縁層255は、メモリピラーMPを構成する。メモリピラーMPの各構成要素は、Z軸方向に沿って延伸する。1つのメモリピラーMPが1つのNANDストリングNSに対応する。また、ブロック絶縁膜251、電荷蓄積膜252、およびトンネル絶縁膜253は、導電層241と絶縁層242との積層体と半導体層254との間にメモリ層を構成する。
【0064】
ブロック絶縁膜251、トンネル絶縁膜253、およびコア絶縁層255は、例えば酸化シリコンを含む。電荷蓄積膜252は、例えば窒化シリコンを含む。半導体層254およびキャップ層256は、例えばポリシリコンを含む。
【0065】
より具体的には、複数の導電層241を貫通してメモリピラーに対応するホールが形成される。ホールの側面にはブロック絶縁膜251、電荷蓄積膜252、及びトンネル絶縁膜253が順次積層されている。そして、側面がトンネル絶縁膜253に接するように半導体層254が形成される。
【0066】
半導体層254は、Z軸方向に沿って導電層241と絶縁層242との積層体を貫通する。半導体層254は、選択トランジスタST1、選択トランジスタST2、メモリトランジスタMTのチャネル形成領域を有する。よって、半導体層254は、選択トランジスタST1、選択トランジスタST2、メモリトランジスタMTの電流経路を接続する信号線として機能する。
【0067】
コア絶縁層255は、半導体層254の内側に設けられる。コア絶縁層255は、半導体層254に沿って延在する。
【0068】
キャップ層256は、半導体層254およびコア絶縁層255の上に設けられるとともに、トンネル絶縁膜253に接する。
【0069】
導電層231の一つは、コンタクトプラグを介してキャップ層256に接する。導電層231の一つは、ビット線BLを構成する。導電層231は、金属材料を含む。
【0070】
メモリピラーMPおよび各ワード線WLを構成する導電層241は、メモリトランジスタMTを構成する。メモリピラーMPおよび選択ゲート線SGDを構成する導電層241は、選択トランジスタST1を構成する。メモリピラーMPおよび各選択ゲート線SGSを構成する導電層241は、選択トランジスタST2を構成する。
【0071】
(メモリチップ2aの第2の構造例)
図7は、メモリチップ2aの第2の構造例を示す断面模式図であり、半導体基板200の表面に沿うX軸方向と、当該表面に沿ってX軸に略垂直なY軸方向と、当該表面に略垂直なZ軸方向と、を図示する。なお、メモリチップ2aの第1の構造例と同じ構成要素については、第1の構造例の説明を適宜援用できる。
【0072】
図7に示すメモリチップ2aは、図2に示すメモリセルアレイ20を含む第1の領域R1と、メモリセルアレイ20の隣に並置され、図2に示すコマンドレジスタ21、アドレスレジスタ22、シーケンサ23、ドライバ24、ローデコーダ25、センスアンプ26等の周辺回路を含む第2の領域R2と、を具備する。
【0073】
図7は、半導体基板200に設けられた電界効果トランジスタ(FET)TRおよび電界効果トランジスタTRと、導電層221と、メモリピラーMPと、選択ゲート線SGSと、ワード線WL(ワード線WL0~ワード線WL(M-1)と、選択ゲート線SGDと、ビット線BLと、導電層231と、を図示する。
【0074】
半導体基板200は、p型半導体領域219pをさらに含む。p型半導体領域219pは、メモリセルアレイ20の下方に設けられ、表面200aに設けられる。p型半導体領域219pは、例えばボロン等のアクセプタ不純物を含む。p型半導体領域219pは、半導体領域210よりもアクセプタ濃度が高い。p型半導体領域219pは、コンタクトプラグを介して図示しないソース線SLに接続される。
【0075】
電界効果トランジスタTR、電界効果トランジスタTR等の電界効果トランジスタの構造例は、図5に示す構造と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0076】
メモリピラーMPは、選択ワード線SGS、複数のワード線WL、および選択ワード線SGDを含む積層体を貫通してp型半導体領域219pに接続される。メモリピラーMPの構造例は、図6に示す構造と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0077】
(メモリチップ2aの第3の構造例)
図8は、メモリチップ2aの第1の構造例を示す断面模式図であり、半導体基板200の表面に沿うX軸方向と、当該表面に沿ってX軸に略垂直なY軸方向と、当該表面に略垂直なZ軸方向と、を図示する。なお、メモリチップ2aの第1の構造例と同じ構成要素については、第1の構造例の説明を適宜援用できる。
【0078】
図8に示すメモリチップ2aは、メモリセルアレイ20を含む第1の領域R1と、メモリセルアレイ20の隣に並置され、コマンドレジスタ21、アドレスレジスタ22、シーケンサ23、ドライバ24、ローデコーダ25、センスアンプ26等の周辺回路を含む第2の領域R2と、を具備する。第1の領域R1および第2の領域R2は、別々の基板に設けられ、基板同士を貼り合わせることにより接合されている。
【0079】
図8は、半導体基板200に設けられた電界効果トランジスタ(FET)TRおよび電界効果トランジスタTRと、導電層221と、導電層224と、導電層225と、基板300に設けられたメモリピラーMPと、選択ゲート線SGSと、ワード線WL(ワード線WL0~ワード線WL(M-1)と、選択ゲート線SGDと、ビット線BLと、導電層231と、導電層234と、接続パッド261と、接続パッド262と、を図示する。
【0080】
半導体基板200は、図4に示す構造と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0081】
電界効果トランジスタTR、電界効果トランジスタTR等の電界効果トランジスタの構造例は、図5に示す構造と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0082】
メモリピラーMPは、選択ゲート線SGS、複数のワード線WL、および選択ゲート線SGDを含む積層体を貫通して基板300に接続され、基板300を介して図示しないソース線SLに接続される。その他のメモリピラーMPの構造例は、図6に示す構造と同じであるため、ここでは説明を省略する。
【0083】
導電層225の一つは、コンタクトプラグ並びに導電層221および導電層224を介して電界効果トランジスタTR、電界効果トランジスタTR等の電界効果トランジスタのソースまたはドレインに接続される。
【0084】
導電層234の一つは、コンタクトプラグおよび導電層231を介して基板300に接続される。導電層234の他の一つは、コンタクトプラグを介してビット線BLに接続される。導電層234の別の他の一つは、コンタクトプラグおよび導電層231を介して選択ゲート線SGS、複数のワード線WL、または選択ゲート線SGDに接続される。
【0085】
接続パッド261は、半導体基板200側の接続パッドである。接続パッド261は、コンタクトプラグを介して導電層225に接続される。接続パッド261は、例えば銅や銅合金等の金属材料を含む。
【0086】
接続パッド262は、基板300側の接続パッドである。接続パッド262は、コンタクトプラグを介して導電層234に接続される。接続パッド262は、例えば銅や銅合金等の金属材料を含む。
【0087】
接続パッド261および接続パッド262は、例えば金属間の元素拡散、ファンデルワールス力、体積膨張や溶融による再結晶化等により直接接合される。さらに、絶縁物同士の元素拡散、ファンデルワールス力、脱水縮合やポリマー化等の化学反応等により直接接合することにより、別々の基板に設けられた第1の領域R1および第2の領域R2を貼り合わせることができる。
【0088】
基板300は、特に限定されないが、例えば配線基板を用いてもよい。基板300は、例えば表面に複数の電極パッドを有する。複数の電極パッドは、メモリピラーMPやコンタクトプラグに接続される。
【0089】
第1ないし第3の構造例で挙げたような半導体記憶装置では、消去動作時にドライバ24により消去用電圧(VERA)を生成してメモリセルアレイ20に供給するが、ゲッタリングドライポリシング等の研削加工により薄く加工されたメモリチップ2aでは、消去用電圧が所定の値以上に上昇せずに飽和する不良が発生することがある。この不良は、半導体記憶装置の動作不良を引き起こす可能性がある。
【0090】
上記不良の原因の一つとしては、破砕領域212を介するリーク電流が考えられる。図9および図10は、電界効果トランジスタの状態を示す模式図である。n型半導体領域211nに所定の正電圧である電圧Vnwellを印加すると、半導体領域210において空乏層220が形成される。
【0091】
仮に、p型半導体領域213を形成しない場合、空乏層220は、図9に示すように、破砕領域212に接触する。空乏層220が破砕領域212と接触すると、例えば破砕領域212を介してリーク電流が発生し、別のn型半導体領域に電流が流れてしまうことがある。これに限定されず、例えば破砕領域212でキャリアの生成再結合も上記不良の原因の一つと考えられる。
【0092】
これに対し、本実施形態の半導体記憶装置では、p型半導体領域213を形成することにより、図10に示すように、空乏層220が破砕領域212まで広がることを抑制できる。これにより、消去用電圧の飽和を抑制できる。よって、高い信頼性を有する半導体装置を提供できる。
【0093】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0094】
1…配線基板、1a…表面、1b…表面、1c…外部接続端子、1d…ボンディングパッド、2…チップ積層体、2a…メモリチップ、2b…接続パッド、3…ボンディングワイヤ、4…絶縁樹脂層、20…メモリセルアレイ、21…コマンドレジスタ、22…アドレスレジスタ、23…シーケンサ、24…ドライバ、25…ローデコーダ、26…センスアンプ、200…半導体基板、200a…表面、200b…表面、210…半導体領域、211n…n型半導体領域、211p…p型半導体領域、212…破砕領域、213…p型半導体領域、214…不純物領域、215…ゲート絶縁膜、215…空乏層、216…ゲート電極、217…絶縁膜、218…絶縁膜、219p…p型半導体領域、221…導電層、222…導電層、223…導電層、231…導電層、232…導電層、233…導電層、241…導電層、242…絶縁層、251…ブロック絶縁膜、252…電荷蓄積膜、253…トンネル絶縁膜、254…半導体層、255…コア絶縁層、256…キャップ層、261…接続パッド、262…接続パッド、300…基板。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10