(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022050286
(43)【公開日】2022-03-30
(54)【発明の名称】新型コロナウイルスワクチン接種管理システム
(51)【国際特許分類】
G06F 21/62 20130101AFI20220323BHJP
G06F 21/64 20130101ALN20220323BHJP
【FI】
G06F21/62 318
G06F21/64
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020169431
(22)【出願日】2020-09-17
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
(71)【出願人】
【識別番号】520389801
【氏名又は名称】株式会社ジーティーエル
(72)【発明者】
【氏名】菅野 米藏
(72)【発明者】
【氏名】片寄 吉次
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新型コロナウイルスワクチンを接種した履歴を接種者個人の識別と接種したワクチンの有効性をリンクして管理することができないため、感染拡散阻止の有効手段が確立できていない。本新型コロナウイルスワクチン接種管理システムにより、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えて、安心と安全の社会生活を取り戻すことに貢献する。
【解決手段】個人情報を最小限にした個人識別に虹彩を利用し、多種多様に開発された新型コロナウイルスワクチンの識別にQRコードを割当て、ワクチン接種時点で接種者の虹彩情報と接種したワクチンの識別情報をリンクして、ブロックチェーン技術を利用した分散データベースとして管理する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
新型コロナウイルスワクチン接種時の登録として、ワクチン接種者個人の登録になるが、個人情報を最小限に抑えた個人識別法として本人の目の虹彩を利用する。最初に新型コロナウイルスワクチンを接種する時に、ネット接続したスマートホンやタブレット、PCの虹彩取得アプリケーションを使い、内蔵カメラによる本人の目の虹彩を撮影する。その撮影された虹彩情報はネット接続したブロックチェーン技術により分散化したデジタル情報として登録管理される。
【請求項2】
多種多様な新型コロナウイルスワクチンは各々固有の識別子を持つが、その識別子の登録と管理のためにQRコードを割り当て利用する。QRコードにより、ワクチンの登録番号から製造者名や製造日時、それにワクチンの有効期間等がデジタル情報として検索しアクセスすることができる。新型コロナウイルスワクチン自体にQRコードを割当て利用することにより、ネット接続したスマートホンやタブレット、PC等からその新型コロナウイルスワクチンの情報に何処からでも何時でも容易にアクセスできる。
【請求項3】
ワクチン接種者の確認方法として、ワクチン接種者は、個人情報保護の為、ワクチンの登録番号と、本人の目の虹彩をリンクし確認を行う。何処でも何時でも簡単に接種者確認ができる事がポイントであるが、同時にセキュリテイが十分である事が重要であるため、ブロックチェーン技術を利用した接種者認知の方式で世界中何処でも安全で簡単な確認方式とする。
【請求項4】
接種ワクチンの有効期間を確認することが重要である。新型コロナウイルスワクチンは種類により有効期間が、半年から1年のものがあるため、抗体検査を定期的に実行して接種したワクチンが有効か否かを確認し個人データに登録する事で、ワクチン接種者の有効性を確認する。
【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0001】
新コロナウイルス撲滅のため、今後新コロナウイルスワクチンの接種が行われるが、そのワクチン接種を全ての人に行き渡るまでには時間が掛かることが予想される。
【0002】
このため、そのワクチン接種者を識別する事によりワクチン接種者のみならず、ワクチン接種者を取り巻く環境に於いて、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける社会に大きく貢献することを目的とする。
【0003】
一方、ワクチンの種類によるが、半年から1年の効果予想のワクチンもあるので、ワクチン接種者のワクチンの失効予想や失効の状況を確認することにより、ワクチン接種者を保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、ワクチンを接種した人の管理がある。ワクチンを接種すると同時に、接種者を登録する。登録は、単なる識別情報で登録するか、個人情報を入手して登録するか、全ての可能な方法でワクチン接種者を登録し、その登録情報で接種者をデータ化等可能な全ての方法で識別を管理する。
【0005】
本発明は新型コロナウイルスワクチンを接種した人のワクチンの失効状況を管理する。
【0006】
ワクチンを接種した際に、ワクチン製造者のワクチン失効予想データを同時に登録し、その登録データに基づいてワクチンの有効度合いを抗体検査キット等の全ての検査方法で適宜検査してワクチンの有効・失効を管理する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の効果として新型コロナウイルスワクチンを接種した人の管理がある。ワクチン接種を識別した人を管理する事により、そのワクチン接種を取り巻く全ての環境において、新型コロナウイルスワクチンを接種した人のみならずその取り巻く環境相互間で安全安心を享受する事ができる。
【0008】
本発明の効果として新型コロナウイルスワクチンを接種した人のそのワクチンの失効予想・失効状況の管理ある。ワクチンを接種した人が、ワクチンの効力を失った場合に、ワクチン接種者の取り巻く環境が未だコロナウイスの感染の可能性が有る場合に はワクチンを接種しワクチンの効力が失効した人々に再度ワクチンを投与する事で、新コロナワクチンの感染拡大を防ぐことが可能となる。
【手続補正書】
【提出日】2020-11-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0001】
新コロナウイルス撲滅のため、今後新コロナウイルスワクチンの接種が行われるが、そのワクチン接種を全ての人に行き渡るまでには時間が掛かることが予想される。
【0002】
このため、そのワクチン接種者を識別する事によりワクチン接種者のみならず、ワクチン接種者を取り巻く環境に於いて、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける社会に大きく貢献することを目的とする。
【0003】
一方、ワクチンの種類によるが、半年から1年の効果予想のワクチンもあるので、ワクチン接種者のワクチンの失効予想や失効の状況を確認することにより、ワクチン接種者を保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、ワクチンを接種した人の管理がある。ワクチンを接種すると同時に、接種者を登録する。登録は、単なる識別情報で登録するか、個人情報を入手して登録するか、全ての可能な方法でワクチン接種者を登録し、その登録情報で接種者をデータ化等可能な全ての方法で識別を管理する。
【0005】
本発明は新型コロナウイルスワクチンを接種した人のワクチンの失効状況を管理する。
【0006】
ワクチンを接種した際に、ワクチン製造者のワクチン失効予想データを同時に登録し、その登録データに基づいてワクチンの有効度合いを抗体検査キット等の全ての検査方法で適宜検査してワクチンの有効・失効を管理する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の効果として新型コロナウイルスワクチンを接種した人の管理がある。ワクチン接種を識別した人を管理する事により、そのワクチン接種を取り巻く全ての環境において、新型コロナウイルスワクチンを接種した人のみならずその取り巻く環境相互間で安全安心を享受する事ができる。
【0008】
本発明の効果として新型コロナウイルスワクチンを接種した人のそのワクチンの失効予想・失効状況の管理ある。ワクチンを接種した人が、ワクチンの効力を失った場合に、ワクチン接種者の取り巻く環境が未だコロナウイスの感染の可能性が有る場合に はワクチンを接種しワクチンの効力が失効した人々に再度ワクチンを投与する事で、新コロナワクチンの感染拡大を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】目の虹彩図」新型コロナウイルスワクチン接種者の目の虹彩を世界で唯一無二の本人識別子として登録、使用する。
【
図2】QRコード図」新型コロナウイルスワクチンに割り当てられるQRコードで開発・量産される新型コロナウイルスワクチンの識別子として登録、使用する。
【
図3】ブロックチェーン概念図」ワクチン接種者とワクチンの属性を関連付けたデータの究極の分散型管理技術として採用する。
【
図4】データ項目図」ワクチン接種状態を管理するデータ項目の例でワクチン接種管理に必要な最小限の項目を登録し、ネット上での管理精度と性能に貢献する。