(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022051724
(43)【公開日】2022-04-01
(54)【発明の名称】ボトルキャップおよび片手操作ボトル
(51)【国際特許分類】
B65D 47/08 20060101AFI20220325BHJP
B65D 47/32 20060101ALI20220325BHJP
A45F 3/18 20060101ALI20220325BHJP
【FI】
B65D47/08 230
B65D47/32 210
A45F3/18
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021153380
(22)【出願日】2021-09-21
(31)【優先権主張番号】202010998934.4
(32)【優先日】2020-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】202022083104.7
(32)【優先日】2020-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521112464
【氏名又は名称】ピーエムアイ(シャンハイ)インターナショナル トレーディング カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】PMI (Shanghai) International Trading Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100170900
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 渉
(72)【発明者】
【氏名】ダニー クオ
【テーマコード(参考)】
2E181
3E084
【Fターム(参考)】
2E181CA01
2E181CD01
3E084AA02
3E084AA12
3E084AB01
3E084BA03
3E084CA01
3E084CB02
3E084DA01
3E084EA04
3E084EB03
3E084FA06
3E084FB03
3E084GA04
3E084GA06
3E084GB04
3E084GB06
3E084GB17
3E084HA02
3E084HB06
3E084HC03
3E084HD02
3E084KA06
3E084KB01
3E084LB02
3E084LB08
3E084LD01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】本願は、ボトルキャップ及び片手操作が可能なボトルを提供する。
【解決手段】ボトルキャップは、上面から底面に延びる出水流路とエアホールとを有する、上面の縁が上方向へ伸びて唇形部を形成し、唇形部の内壁と排水流路の内壁とが接続されている下蓋体と、下蓋体に設けられており、一端が下蓋体とヒンジされている上フリップキャップと、係合可能な上キャップバックルと下キャップバックルとを含み、上キャップバックルが上フリップキャップに設けられ、下キャップバックルが唇形部の外壁に設けられており、上キャップバックルと下キャップバックルが係合されている場合、上フリップキャップは出水流路とエアホールを密封するロック部品と、を備える。片手操作ボトルのデザインは科学的かつ合理的であり、使いやすい。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボトルキャップであって、
上面から底面に延びる出水流路とエアホールとを有する、上面の縁が上方向へ伸びて唇形部を形成し、前記唇形部の内壁と前記出水流路の内壁とが接続されている下蓋体と、
前記下蓋体に設けられ、一端が前記下蓋体とヒンジされている上フリップキャップと、
係合可能な上キャップバックルと下キャップバックルとを有し、前記上キャップバックルが前記上フリップキャップに設けられ、前記下キャップバックルが前記唇形部の外壁に設けられ、前記上キャップバックルと前記下キャップバックルが係合されている場合、前記上フリップキャップは前記出水流路と前記エアホールを密封するロック部品と、を備えることを特徴とするボトルキャップ。
【請求項2】
前記上フリップキャップは、キャップケースと、内キャップと、シールとを備え、前記内キャップが前記キャップケースの底面に設けられ、前記シールは着脱可能に前記内キャップの外にはめられており、前記キャップケースが回転軸によって下蓋体とヒンジされていることを特徴とする請求項1に記載のボトルキャップ。
【請求項3】
前記下蓋体の上面が上方向へ伸びて両ボスを形成し、前記両ボスはそれぞれ前記上フリップキャップの両側に位置し、前記両ボスの側壁にそれぞれ回転軸穴が設けられており、
前記両回転軸はそれぞれ前記キャップケースの両側に位置し、前記回転軸は対応する回転軸穴に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のボトルキャップ。
【請求項4】
前記キャップケースの前記唇形部に対応する側に下向きの縁取りが設けられており、前記上キャップバックルは前記縁取りの内壁に位置することを特徴とする請求項2に記載のボトルキャップ。
【請求項5】
前記シールは、前記出水流路を密封するための出水シール突起と、前記エアホールを密封するためのエアホールシール突起とを含むことを特徴とする請求項2に記載のボトルキャップ。
【請求項6】
前記出水流路は、上部に位置するラッパ状の開口と、下部に位置する出水孔とを含むことを特徴とする請求項5に記載のボトルキャップ。
【請求項7】
前記出水シール突起は前記出水孔を密封するために使用されることを特徴とする請求項6に記載のボトルキャップ。
【請求項8】
前記エアホールの水平面の中心線は前記出水流路の水平面の中心線と共通しており、前記エアホールは前記出水流路の上部にあることを特徴とする請求項1に記載のボトルキャップ。
【請求項9】
片手操作ボトルであって、
前記下蓋体に外ネジが設けられている請求項1~8のいずれか1項に記載のボトルキャップと、
ボトル口に内ネジが設けられており、前記内ネジが前記下蓋体の外ネジと接続されているボトルボディと、を備えることを特徴とする片手操作ボトル。
【請求項10】
前記下蓋体の底端には、前記ボトル口をシールするためのシールリングが設けられていることを特徴とする請求項9に記載の片手操作ボトル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は日常生活用品の分野に関し、特にボトルキャップおよび片手操作ボトルに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、健康的なライフスタイルがますます認められるようになった。外出時にボトルを持参することは健康を求める人の選択となった。コーヒーや飲み物を買う時、マイボトルを使う人が増えていて、健康で環境にもやさしい。
【0003】
従来のマイボトルはコーヒーや飲料などの飲み物の持参要求を満たすことができるが、しかし、飲用口が小さいため、使用者が飲みにくく、かつ上キャップの密閉構造が比較的に弱いため、割れるリスクがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記に基づいて、本発明は、携帯に便利で、操作が簡単なボトルキャップおよび片手操作ボトルを提供し、使用者がボトル内の飲み物を飲むのに便利である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係るボトルキャップは、上面から底面に延びる出水流路とエアホールとを有する、上面の縁が上方向へ伸びて唇形部を形成し、前記唇形部の内壁と前記出水流路の内壁とが接続されている下蓋体と、前記下蓋体の上に設けられ、一端が前記下蓋体とヒンジされている上フリップキャップと、係合可能な上キャップバックルと下キャップバックルとを有し、前記上キャップバックルが前記上フリップキャップの上に設けられ、前記下キャップバックルが前記唇形部の外壁に設けられ、前記上キャップバックルと前記下キャップバックルが係合されている場合、前記上フリップキャップが前記出水流路と前記エアホールを密封するロック部品と、を備える。
【0006】
本願の一実施形態によれば、前記上フリップキャップは、キャップケースと、内キャップと、シールとを有し、前記内キャップが前記キャップケースの底面に設けられ、前記シールが着脱可能に前記内キャップの外にはめられており、前記キャップケースが回転軸によって下蓋体とヒンジされている。
【0007】
本願の一実施形態によれば、前記下蓋体の上面は上方向へ伸びて両ボスを形成し、前記両ボスはそれぞれ前記上フリップキャップの両側に位置し、前記両ボスの側壁にそれぞれ回転軸穴が設けられており、前記両回転軸はそれぞれ前記キャップケースの両側に位置し、前記回転軸は対応する回転軸穴に設けられている。
【0008】
本願の一実施形態によれば、前記キャップケースの前記唇形部に対応する側に下向きの縁取りが設けられており、前記上キャップバックルは前記縁取りの内壁に位置する。
【0009】
本願の一実施形態によれば、前記シールは、前記出水流路を密封するための出水シール突起と、前記エアホールを密封するためのエアホールシール突起とを含む。
【0010】
本願の一実施形態によれば、前記出水流路は、上部に位置するラッパ状の開口と、下部に位置する出水孔とを含む。
【0011】
本願の一実施形態によれば、前記出水シール突起は前記出水孔を密封するために使用される。
【0012】
本願の一実施形態によれば、前記エアホールの水平面の中心線は前記出水流路の水平面の中心線と共通しており、前記エアホールは前記出水流路の上部にある。
【0013】
本願の一実施形態に係る片手操作ボトルは、前記下蓋体に外ネジが設けられている上記に記載のボトルキャップと、ボトル口に内ネジが設けられており、前記内ネジが前記下蓋体の外ネジと接続されているボトルボディと、を備える。
【0014】
本願の一実施形態によれば、前記下蓋体の底端に、前記ボトル口をシールするためのシールリングが設けられている。
【発明の効果】
【0015】
本願の片手操作ボトルは、上フリップキャップの一端が下蓋体とヒンジされ、他端が下蓋体とバックルで接続されており、使用者は片手で上フリップキャップを開けることができ、操作が便利であり、唇形部の形状は下唇の形状と一致してので、使用者が飲みやすい。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本願の実施形態に係る発明をより明確に説明するために、以下では、実施形態の説明に必要とされる図面を簡単に紹介するが、以下の説明における図面は本願の一部の実施形態にすぎず、当業者にとっては、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができ、本願の保護範囲を超えないことが明らかである。
【0017】
【
図1】本願の実施形態に係る片手操作ボトルの模式図である。
【
図2】本願の実施形態に係る片手操作ボトルの開いた状態を示す図である。
【
図3】本願の実施形態に係る片手操作ボトルの分解図である。
【
図4】本願の実施形態に係る片手操作ボトルの断面図である。
【
図5】本願の実施形態に係る片手操作ボトルの俯瞰図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本願の実施形態に係る図面を参照しながら、本願の実施形態に係る発明を明確かつ完全に説明するが、説明する実施形態が、本願の一部の実施形態であり、全ての実施形態ではないことは明らかである。本願の実施形態に基づいて、当業者は、創造性の労働がなされないことを前提として取得される他のすべての実施形態は、本願の保護範囲に属する。
【0019】
図1に示すように、本願の片手操作キャップは、ボトルキャップ100とボトルボディ200とを備え、ボトルキャップ100がボトルボディ200のボトル口に着脱可能に装着されている。片手操作ボトルは片手操作が可能なボトルで、使用者の操作に便利である。
【0020】
図2および
図3に示すように、ボトルキャップ100は、下蓋体1と、上フリップキャップ2と、ロック部材3とを含む。下蓋体1は、ボトルボディ200のボトル口に取り付けられ、ボトルボディ200と着脱可能に接続されている。上フリップキャップ2を操作することによって、飲み物を片手操作ボトルから流出させるかどうかを制御することができる。ロック部材3は、下蓋体1と上フリップキャップ2の係合に用いられる。
【0021】
下蓋体1は、下蓋体1の上面1aから底面に延びる出水流路11とエアホール12とを含む。出水流路11は、下蓋体1の上面1aの縁端近くに設けられており、使用者に飲みやすい。エアホール12は、出水流路11の上面1aの縁端から離れた側にある。本実施形態では、出水流路11の上面1aでの中心線は上面1aの中心線と共通している。下蓋体の上面1aは上方向へ伸びて唇形部13を形成し、唇形部13がアーチ状であり、その形状が人間の下唇の形と一致している。唇形部13の弧長は約48~55mmであり、本実施形態の唇形部13の弧長は51.4mmである。唇形部13の内壁は出水流路11の内壁と接続されており、即ち、唇形部13の内壁は出水流路11の内壁と面一になり、ボトルを使用するとき、出水流路11から流出した飲み物が唇形部13を通じて口の中に入り、使用者の快適性を向上させる。
【0022】
上フリップキャップ2は、下蓋体1の先端を設けており、上フリップキャップ2の一端は下蓋体1とヒンジされ、他端は下蓋体1と係合している。本実施形態の上フリップキャップ2は180°で回転でき、上フリップキャップ2を閉じると、上フリップキャップ2は下蓋体1の出水流路11とエアホール12を密封して、ボトルの中の飲み物が流出するのを防ぐ。上フリップキャップ2を開くと、上フリップキャップ2は出水流路11とエアホール12を密封せず、使用者はボトルの中の飲み物を飲むことができる。
【0023】
ロック部材3は係合可能な上キャップバックル31と下キャップバックル32とを含む。上キャップバックル31は上フリップキャップ2に設けられており、下キャップバックル32は唇形部13の外壁に設けられている。本実施形態では、下キャップバックル32の長さは、上キャップバックル31の長さよりも大きく、下キャップバックル32は水平方向に唇形部13の外壁に沿って延びており、上キャップバックル31と下キャップバックル32との係合を容易にする。上キャップバックル31と下キャップバックル32が係合されている場合、上フリップキャップ2が出水流路11とエアホール12を密封する。使用者は、上キャップバックル31に上向きの力を加えると、上キャップバックル31と下キャップバックル32の係合が開いて、上フリップキャップ2が反転し、ボトルの中の飲み物を飲むことができる。
【0024】
本願の片手操作ボトルは、上フリップキャップ2を操作することにより、出水流路とエアホールの開閉を制御し、操作が便利である。唇形部13の形状は下唇の形状と一致しており、使用時に唇形部13が下唇に押し付けられ、使用者が飲みやすい。
【0025】
図4に示すように、本願のオプションの発明によれば、上フリップキャップ2は、キャップケース21と、内キャップ22と、シール23とを含む。キャップケース21が回転軸によって下蓋体1とヒンジされ、上キャップバックル31がキャップケース21の上に設けられ、内キャップ22がキャップケース21の底面に設けられており、シール23が着脱可能に内キャップ22の外にはめられている。内キャップ22はシール23に対して支持作用を果たし、上キャップバックル31と下キャップバックル32とが係合されている場合、シール23は上から出水流路11とエアホール12を密封するために使用される。シール23は内キャップ22に着脱可能に設けられており、シール23の洗浄を容易にする。本実施形態において、シール23はシリコン素材である。
【0026】
本願のオプションの発明によれば、下蓋体の上面1aは上方向へ伸びて両ボス14を形成し、両ボス14はそれぞれ上フリップキャップ2の両側に位置する。両ボス14に対応する上フリップキャップ2の側壁にはそれぞれ回転軸を取り付けるための回転軸穴が設けられている。キャップケース21の一端の両側はそれぞれ回転軸211を伸びており、回転軸211は対応する回転軸穴に設けられ、キャップケース21と下蓋体1とのヒンジを実現している。
【0027】
オプションとして、キャップケース21の唇形部に対応する側に、下向きの縁取り24が設けられている。上キャップバックル31は縁取り24の内壁に位置する。本実施形態では、上フリップキャップ2に、唇形部13に対応するアーチ溝25が設けられ、上フリップキャップ2を閉じた場合、唇形部13の先端がアーチ溝25にある。唇形部13の内壁は対応するアーチ溝25の溝壁に密着し、上フリップキャップ2と下蓋体1の係合堅牢度を向上させる。
【0028】
本願のオプションの発明によれば、シール23は、出水シール突起231と、エアホールシール突起232とを含む。出水シール突起231の位置は下蓋体1の出水流路11に対応しており、出水シール突起231は上側から出水流路11を密封するために使用される。エアホールシール突起232の位置は、下蓋体1のエアホール12に対応しており、エアホールシール突起232は上側からエアホール12を密封するために使用される。内キャップ22には、出水シール突起231とエアホールシール突起232に対応する支持構造が設けられ、出水シール突起231とエアホールシール突起232をそれぞれ支持する。
【0029】
図5に示すように、本願のオプションの発明によれば、出水流路11は、上部に位置するラッパ状の開口111と、下部に位置する出水孔112とを含み、ラッパ状の開口111と出水孔112が連通している。ラッパ状の開口111の小さい端は出水孔112に連通されており、ラッパ状の開口111は、下蓋体1の上面1aから出水孔112にかけて斜面を形成する。オプションとして、斜面と垂直面の角度は45°~60°である。ラッパ状の開口111を設けることによって、飲み物が出水流路11の口部に残留してボトルの使用に影響するのを防ぐことができる。本実施形態では、ラッパ状の開口111の断面はほぼ楕円形であり、その長は唇形部13に対応している。
【0030】
本願のオプションの発明によれば、出水シール突起231の形状は排水孔112の形状に対応しており、出水シール突起231は上側から出水孔112を密封するために使用される。出水孔112の形状は必要に応じて設けることができ、本実施形態では、出水孔112の形状は楕円形に近似し、ラッパ状の開口111に合わせているので、飲料の流出を便利にする。
【0031】
本願のオプションの発明によれば、エアホール12の水平面の中心線と出水流路11の水平面の中心線が共通しており、エアホール12は出水流路11の真上に位置している。エアホール12の直径は2~3mmであり、本実施形態では、エアホール12の直径は2.3mmであり、ボトル内の気圧を安定に維持し、飲み物がスムーズにボトルから流出することに有利である。
【0032】
本実施形態では、下蓋体1に外ネジ15が設けられており、ボトルボディ200のボトル口201には、外ネジ15に対応する内ネジが設けられている。ボトルキャップ100をボトルボディ200に取り付けるとき、ボトル口201の内ネジが下蓋体の外ネジ15に接続される。
【0033】
本願のオプションの発明によれば、本願の片手操作ボトルは、シールリング4をさらに備える。下蓋体の底端にはシールリング4を取り付けるためのシールリング溝が設けられており、シールリング4が下蓋体の底端に設けられている。ボトルキャップ100がボトルボディ200に締め付けられ、シールリング4がボトルボディ200のボトル口201をおさえることによって、ボトル内の飲み物の流出を防ぐことができる。
【0034】
オプションとして、ボトルキャップ100の下蓋体1に持ちリング5を設け、持ち紐を持ちリング5に結び、ボトルの持ち運びを便利にする。
【0035】
本願の片手操作ボトルは、ボトルキャップ100がロックされた状態で、上フリップキャップ2を指で押し上げると、上キャップバックル31と下キャップバックル32の係合が分離され、上フリップキャップ2が180°回転し、シール23が出水流路11とエアホール12に対するシールが解除される。飲む時、ボトルを上に傾けて、飲み物が出水流路11を通って唇形部13を経由して口に入る。片手操作ボトルが唇に接触して飲みやすい。飲み物が出水流路11の口に残留しないので、上フリップキャップ2を閉じる時、残留飲み物を絞り出すことが避けられる。
【0036】
以上、本願の実施形態を詳細に説明したが、本明細書では、具体的な例を適用して、本願の原理及び実施形態を説明したが、以上の実施形態の説明は、本願の方法及び核心思想の理解を助けるために使用されるのみである。また、当業者は、本願の思想に基づき、本願の具体的な実施形態および適用範囲に基づく変更または変形は、すべて本願の保護範囲に属する。以上のように、本明細書の内容は、本願に対する制限として解釈されるべきではない。