(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022052721
(43)【公開日】2022-04-04
(54)【発明の名称】グリップ特性が向上した保存袋
(51)【国際特許分類】
B65D 33/25 20060101AFI20220328BHJP
B65D 33/00 20060101ALI20220328BHJP
A44B 19/16 20060101ALI20220328BHJP
【FI】
B65D33/25 A
B65D33/00 Z
A44B19/16
【審査請求】有
【請求項の数】18
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021131499
(22)【出願日】2021-08-12
(62)【分割の表示】P 2021541034の分割
【原出願日】2019-10-04
(31)【優先権主張番号】16/252,163
(32)【優先日】2019-01-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】500106743
【氏名又は名称】エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】デイス、ブライアン シー.
(72)【発明者】
【氏名】ポーチア、ホセ
(72)【発明者】
【氏名】ジマーマン、ダニエル ピー.
【テーマコード(参考)】
3B098
3E064
【Fターム(参考)】
3B098AA10
3B098AB07
3B098BB02
3E064AA05
3E064BA21
3E064EA12
3E064HM01
3E064HN15
3E064HP04
(57)【要約】 (修正有)
【課題】袋を封止することと開封することとを容易にする特性を備える保存袋、ならびに保存袋の把持を向上させる特性を含む保存袋に関する。
【解決手段】保存袋は、当該袋の開口部に隣接する第1および第2の閉鎖プロファイルを有する。第1および第2の閉鎖プロファイルは各々、それぞれ対応する閉鎖プロファイルの長さに沿って延びる閉鎖部材(12A)を備えており、第1の閉鎖プロファイルは、(a)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材から頂縁部まで延びる複数のグリップリッジおよび(b)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャ(16)を含み、テクスチャが、第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に、かつ複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャをさらに含む。
【選択図】
図2A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保存袋であって、
(A)第1の側部表面と、
(B)内部への開口部をとともに前記保存袋の内部を形成するように、前記第1の側部表面に接続された第2の側部表面と、
(C)前記第1の側部表面に接続され、前記保存袋の前記開口部に隣接して配置された第1の閉鎖プロファイルであって、前記第1の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、(a)閉鎖部材および(b)前記第1の閉鎖プロファイルの前記閉鎖部材と前記頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、前記テクスチャが、前記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点を有する複数の隆起特徴部を備える、第1の閉鎖プロファイルと、
(D)前記第2の側部表面に接続され、前記保存袋の前記開口部に隣接して配置された第2の閉鎖プロファイルであって、前記第2の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、前記第1の閉鎖プロファイルの前記閉鎖部材と係合して、前記保存袋の前記開口部の封止部を形成するように構成された閉鎖部材を含む、第2の閉鎖プロファイルと
を備える、保存袋。
【請求項2】
前記複数の隆起特徴部が、(i)前記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約200~約450個の接点、および(ii)前記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約250~約375個の接点のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の保存袋。
【請求項3】
前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、前記第1の閉鎖プロファイルの第1側から第2側まで前記第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間している、請求項1に記載の保存袋。
【請求項4】
前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、前記第1の閉鎖プロファイルの前記閉鎖部材から前記頂縁部まで前記第1の閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間している、請求項3に記載の保存袋。
【請求項5】
前記距離S1およびS2のうちの少なくとも一方が、(i)約0.045インチ~約0.100インチ、(ii)約0.053インチ~約0.080インチ、(iii)約0.056インチ~約0.070インチのうちの少なくとも1つである、請求項4に記載の保存袋。
【請求項6】
前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)約2ミル~約8ミル、(ii)約3ミル~約6ミル、および(iii)約4ミル~約5ミルのうちの少なくとも1つの高さだけ延びる、請求項5に記載の保存袋。
【請求項7】
(a)前記距離S1が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(b)前記距離S2が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(c)前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部の高さが、約2ミル~約8ミルである、請求項6に記載の保存袋。
【請求項8】
(a)前記距離S1が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(b)前記距離S2が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(c)前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部の高さが、約3ミル~約6ミルである、請求項6または7に記載の保存袋。
【請求項9】
(a)前記距離S1が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(b)前記距離S2が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(c)前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部の高さ、約4ミル~約5ミルである、請求項6から8のいずれか一項に記載の保存袋。
【請求項10】
前記隆起特徴部の各々の(a)前記距離S1と(b)前記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、請求項6から9のいずれか一項に記載の保存袋。
【請求項11】
前記隆起特徴部の各々の(a)前記距離S2と(b)前記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、請求項6から10のいずれか一項に記載の保存袋。
【請求項12】
前記距離S1と前記距離S2との比が約1:1である、請求項5に記載の保存袋。
【請求項13】
前記距離S1と前記距離S2との比が、(i)約0.45:1~約2.2:1、(ii)約0.5:1~約2:1のうちの少なくとも1つである、請求項5に記載の保存袋。
【請求項14】
前記距離S1と前記距離S2との比が、(i)約1:0.45~約1:2.2、および(ii)約1:0.5~約1:2のうちの少なくとも1つである、請求項5に記載の保存袋。
【請求項15】
前記第1の閉鎖プロファイルが、前記第1の閉鎖プロファイルの前記閉鎖部材と前記頂縁部との間の前記区域内に延びる複数のグリップリッジをさらに含み、前記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、前記第1の閉鎖プロファイルの第1側から、前記第1の閉鎖プロファイルの第2側まで延びる、請求項1に記載の保存袋。
【請求項16】
(a)前記複数のグリップリッジの各グリップリッジが高さGだけ延び、(b)前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が高さEだけ延び、前記高さEが、(i)前記高さGの約40パーセント~約80パーセント、(ii)前記高さGの約50パーセント~約70パーセント、および(iii)前記高さGの約55パーセント~約65%のうちの少なくとも1つである、請求項15に記載の保存袋。
【請求項17】
前記第1の閉鎖プロファイルが、(i)約1ミル~約10ミル、(ii)約2ミル~約8ミル、および(iii)約3ミル~約6ミルのうちの少なくとも1つである厚みLを有する、請求項1に記載の保存袋。
【請求項18】
前記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)前記厚みLの約50パーセント~約120パーセント、(ii)前記厚みLの約68パーセント~約103パーセント、および(iii)前記厚みLの約76パーセント~約94パーセントのうちの少なくとも1つである高さEだけ延びる、請求項17に記載の保存袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保存袋に関する。より詳細には、本発明は、袋を封止することと開封することとを容易にする特性を備える保存袋、ならびに保存袋の把持を向上させる特性を含む保存袋に関する。
【背景技術】
【0002】
可撓性のプラスチック材料で作製された保存袋がよく知られている。そのような保存袋は、様々なサイズで作製され、食品、用具、衣類、工具などを含む様々な物品を収容するために使用することができる。そのような保存袋は、しばしば、袋の内部を取り外し可能に封止するための何らかのタイプのジッパー状の閉鎖機構を含む。本出願の譲受人により、閉鎖機構を備えるプラスチック製保存袋が、ZIPLOC(登録商標)という商標で販売されている。
【0003】
プラスチック製保存袋の閉鎖機構は、しばしば、袋の頂部のリップ上にまたはその近くに提供された2つのインターロック構造を含む。閉鎖機構を封止するために、ユーザは、閉鎖機構に沿って自分の指を動かし、インターロック部材を一緒に圧迫する。特定の様式で動作を行う場合、インターロック部材をそれらの全長にわたって完全に係合させることがより簡単であるが、ユーザは、必ずしもこの動作を行うための適切な技法を知っているとは限らない。
【0004】
袋を開けるために、ユーザは、リップを把持し、インターロック構造を引き離す。しかしながら、プラスチック製保存袋は、通常、把持することが困難なツルツルとした表面を有する。さらに、袋を特定の区域で把持する場合、しばしば、インターロック構造を引き離すことがより簡単であり、特定の動きがインターロック部材に適用される。ただし、袋を封止する場合と同様に、ユーザは、必ずしも袋を開封するための適切な技法を知っているとは限らない。
【0005】
保存袋はしばしば、それらの膨大な機能に起因して、液体、ゲル、食品製品、化粧品などのような様残な製品を収容するために使用される。ただし、製品によっては、プラスチック製保存袋が濡れる、ぬめる、あるいは他の場合には、ユーザが取り扱いづらくなることがある。したがって、保存袋の封止および開封をより簡単にするための特性を備える保存袋を提供することが有益である。さらに、保存袋に、封止および開封中にユーザが袋を把持する能力を向上させる特性を提供することが有益である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許第5,070,584号明細書
【特許文献2】米国特許第7,784,160号明細書
【特許文献3】米国特許第7,886,412号明細書
【特許文献4】米国特許第7,946,766号明細書
【特許文献5】米国特許第8,061,898号明細書
【特許文献6】米国特許出願公開第2009/0324141号明細書
【特許文献7】米国特許第5,140,727号明細書
【特許文献8】米国特許第6,983,845号明細書
【特許文献9】米国特許第8,096,329号明細書
【特許文献10】米国特許第8,197,138号明細書
【特許文献11】米国特許第8,179,139号明細書
【特許文献12】米国特許出願公開第2012/0099806号明細書
【発明の概要】
【0007】
1つの態様によれば、本発明は、第1の側部表面と、内部への開口部をとともに袋の内部を形成するように、第1の側部表面に接続された第2の側部表面とを含む保存袋を提供する。第1の閉鎖プロファイルは、第1の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第1の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、第1の閉鎖プロファイルの第1側と第1の閉鎖プロファイルの第2側との間で第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って延びる閉鎖部材を含む。第1の閉鎖プロファイルは、(a)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材から頂縁部まで延びる複数のグリップリッジおよび(b)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、テクスチャが、(i)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に、かつ(ii)複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャをさらに含む。第2の閉鎖プロファイルは、第2の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第2の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、第2の閉鎖プロファイルの第1側と第2の閉鎖プロファイルの第2側との間で第2の閉鎖プロファイルの長さに少なくとも沿って延びる閉鎖部材を含み、閉鎖部材が、第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と係合して、袋の開口部の封止部を形成するように構成される。
【0008】
別の態様によれば、本発明は、第1の側部表面と、内部への開口部をとともに袋の内部を形成するように、第1の側部表面に接続された第2の側部表面とを有する保存袋を提供する。第1の閉鎖プロファイルは、第1の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第1の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、第1の閉鎖プロファイルの第1側と第1の閉鎖プロファイルの第2側との間で第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って延びる閉鎖部材を含む。第1の閉鎖プロファイルは、第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間にリップをさらに形成し、当該リップは、(a)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材から頂縁部まで延びる複数のグリップリッジ、および(b)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、テクスチャが、(i)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に、かつ(ii)複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャをさらに含む。第2の閉鎖プロファイルは、第2の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第2の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、第2の閉鎖プロファイルの第1側と第2の閉鎖プロファイルの第2側との間で第2の閉鎖プロファイルの長さに少なくとも沿って延びる閉鎖部材を含み、閉鎖部材が、第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と係合して、袋の開口部の封止部を形成するように構成される。第2の閉鎖プロファイルは、第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間にリップをさらに形成し、当該リップは、(a)第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材から頂縁部まで延びる複数のグリップリッジ、および(b)第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、テクスチャが、(i)第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に、かつ(ii)複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャをさらに含む。
【0009】
さらに別の態様によれば、本発明は、第1の側部表面と、内部への開口部をとともに袋の内部を形成するように、第1の側部表面に接続された第2の側部表面とを有する保存袋を提供する。第1の閉鎖プロファイルは、第1の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第1の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、(a)閉鎖部材および(b)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、テクスチャが、第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点を有する複数の隆起特徴部を備える。第2の閉鎖プロファイルは、第2の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第2の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、第1の閉鎖プロファイルの前記閉鎖部材と係合して、本袋の開口部の封止部を形成するように構成された閉鎖部材を含む。
【0010】
別の態様によれば、本発明は、第1の側部表面と、内部への開口部をとともに袋の内部を形成するように、第1の側部表面に接続された第2の側部表面とを有する保存袋を提供する。第1の閉鎖プロファイルは、第1の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置され、第1の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、閉鎖部材を含む。第2の閉鎖プロファイルは、第2の側部表面に接続され、本袋の開口部に隣接して配置される。第2の閉鎖プロファイルは、頂縁部を有し、かつ、(a)第1の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と係合して、本袋の開口部の封止部を形成するように構成された閉鎖部材、および(b)第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材と頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャであって、テクスチャが、複数の隆起特徴部を備える、テクスチャを含む。複数の隆起特徴部の各隆起特徴部は、(i)複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、第2の閉鎖プロファイルの第1側から第2側まで第2の閉鎖プロファイルの長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間しており、距離S1が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(ii)複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、第2の閉鎖プロファイルの閉鎖部材から頂縁部まで第2の閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間しており、距離S2が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(iii)複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約2ミル~約8ミルの高さだけ延びる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1A】本発明の一実施形態による袋の側面図である。
【
図1B】線1B-1Bに沿った、
図1Aに示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図2A】本発明の別の実施形態による袋の側面図である。
【
図2B】線2B-2Bに沿った、
図2Aに示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図3A】
図2Aに示した袋の頂端部の円3Aの区域の部分図である。
【
図3B】線3B-3Bに沿った、
図3Aに示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図3C】代替実施形態による、
図2Aに示した袋の頂端部の円3Aの区域の部分図である。
【
図4】本発明の別の実施形態による袋の側面図である。
【
図5A】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5B】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5C】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5D】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5E】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5F】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5G】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5H】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5I】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図5J】本発明の様々な実施形態による袋とともに含むテクスチャの様々なパターンを示す。
【
図6A】本発明の別の実施形態による袋の側面図である。
【
図7】本発明の別の実施形態による袋の側面図である。
【
図8A】線8A-8Aに沿った、
図7に示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図8B】代替実施形態による、線8A-8Aに沿った、
図7に示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図8C】代替実施形態による、線8A-8Aに沿った、
図7に示した袋の頂端部の横断面図である。
【
図9】本発明の別の実施形態による袋の側面図である。
【
図10】本発明の一実施形態による袋を製造するためのアセンブリラインの図である。
【
図11A】本発明の一実施形態による袋を製造するためエンボス加工ユニットの図である。
【
図11B】本発明の一実施形態による袋を製造するためエンボス加工ホイールの図である。
【
図12A】本発明の一実施形態による袋を製造するためエンボス加工ホイール用の様々なパターンの図である。
【
図12B】本発明の一実施形態による袋を製造するためエンボス加工ホイール用の様々なパターンの図である。
【
図12C】本発明の一実施形態による袋を製造するためエンボス加工ホイール用の様々なパターンの図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、袋の封止および開封を容易にする特性を含むプラスチック製保存袋に関する。本発明は、また、封止および開封中にユーザが袋を把持する能力を向上させる特性を含む保存袋に関する。それにより、本発明の特性は、使いやすくて簡単に把持できるプラスチック製保存袋を提供する。
【0013】
本明細書の記載から明らかであるように、用語「袋」は、パウチ、封筒、パケットのような、物品を収容するように設計された幅広い範囲の構造を包含する。一般に、用語「袋」は、本明細書で使用される場合、単に、開口部をもついくぶん可撓性の容器を意味し、袋は、任意の数の物品を担持することが可能である。
【0014】
図1Aおよび
図1Bは、本発明の一実施形態による袋10の図である。袋10は、第1の側部表面11および第2の側部表面13を含む。第1の側部表面11と第2の側部表面13とは、縁部15および17に沿って接続され、また、第1の側部表面11と第2の側部表面13とは、袋10の底縁部19においても接続される。本発明の1つの実施形態によれば、底縁部19は折り畳まれた縁部を備えることができる。袋10の内部への開口部30は、以下に記載するように、閉鎖プロファイル14Aおよび14Bにより規定された頂縁部20Aおよび20Bに隣接して形成される。第1の側部表面11および第2の側部表面13は、以下で論じるプラスチックのような、実質的に透明なプラスチックで作製することができ、それにより、袋の内部の内容物を簡単に判断することが可能になる。代替的には、第1の側部表面11および第2の側部表面13は、実質的に不透明な材料または完全に不透明な材料で作製することができる。
【0015】
いくつかの実施形態では、側部表面11と側部表面13とは、縁部15、17および19において、直接1つに接続される。側部表面11と側部表面13とを、たとえば、縁部15、17および19において一緒にラミネートすることができる。ただし、他の実施形態では、第1の側部表面11と第2の側部表面13とを接続するために、追加の表面を提供してもよい。たとえば、縁部15、17および19において、第1の側部表面11と第2の側部表面13との間にガセット型接続を形成することができ、それにより、第1の側部表面11と第2の側部表面13とを離して展開袋構成にすることが可能になる。これらの文脈に沿うと、本明細書で使用される「接続(される)」という用語は、全般的に、互いに対して直接取り付けられた2つの構造体を指すが、中間構造を介して接続された構造体をも包含する用語であることに留意されたい。
【0016】
第1の閉鎖プロファイル14Aおよび第2の閉鎖プロファイル14Bは、袋10の頂部部分を形成し、閉鎖プロファイル14Aおよび14Bは、袋10の頂縁部20Aおよび20Bも規定する。閉鎖プロファイル14Aおよび14Bは、たとえば少なくとも1つのジッパープロファイル12を含む、少なくとも1つの閉鎖機構を含む。ジッパープロファイル12は、好ましくは、第1の側部表面11および第2の側部表面13の各々に沿って、1つの縁部15から第2の縁部17まで延びる。ジッパープロファイル12は、袋10の開口部30を封止するための閉鎖部材またはインターロック部材の少なくとも1つの対(たとえば、
図1Bの要素22Aおよび22Bを参照)を備える。
図1Bに示すように、ジッパープロファイル12の第1のインターロック部材22Aは、第1の閉鎖プロファイル14Aから延び、ジッパープロファイル12の第2のインターロック部材22Bは、第1のインターロック部材22Aに対向する位置にある第2の閉鎖プロファイル14Bから延びる。インターロック部材22Aとインターロック部材22Bとは、インターロックおよび係止解除することができ、インターロック部材22Aは、凹型のインターロック部材22Bによって受けられる凸型のプロファイルである。本明細書では、インターロック部材22Aとインターロック部材22Bとのそのようなインターロックは「咬合」とも呼ばれる。
図1Bに示すもののようなインターロック部材は、当技術分野で知られているように、しばしばジッパーと呼ばれる。本明細書で開示する保存袋とともに使用され得るそのようなインターロック部材および/または閉鎖部材の様々な形状および構成の例は、米国特許第5,070,584号、米国特許第7,784,160号、米国特許第7,886,412号、米国特許第7,946,766号、米国特許第8,061,898号、および米国特許出願公開第2009/0324141号で見ることができ、これらの開示の全体が参照として本明細書に組み込まれる。代替的には、保存袋の閉鎖機構は、たとえば、スライダによって封止された閉鎖部材の対を備えてもよい。別の実施形態では、閉鎖機構は、たとえば、接着剤による閉鎖、磁気による閉鎖、面ファスナ(たとえば、VELCRO(登録商標)ブランドタイプの閉鎖など)、複数の小さなインターロック部材を備えるマイクロメカニカル閉鎖、および/または、保存袋の頂端部を閉じるための任意の他の手段を備えてもよい。
【0017】
袋10は、ユーザが第1のインターロック部材22Aを第2のインターロック部材22Bと一緒に圧迫することよって封止される。ジッパープロファイル12(または、インターロック部材22Aおよび22B)の端部から初めて、袋の全長にわたって自分の指を移動させることによって、ユーザがこのプロセスを最も簡単に実行できることが知られている。袋10を開封するときには、ユーザが袋のリップ21Aおよび21Bを把持し、閉鎖プロファイル14Aおよび14Bを離すことによって、ジッパープロファイル12のインターロック部材22Aおよび22Bを引き離す。後述するように、一般には、袋10のリップ21Aおよび21Bの表面にテクスチャ16が提供された場合、閉鎖プロファイル14Aと閉鎖プロファイル14Bとを離し、インターロック部材22Aおよび22Bを開封することがユーザにはより簡単である。
【0018】
インターロック部材22Aおよび22Bは、互いに係合したときに可聴音および/または触感覚を提供するように構成することができる。そのような可聴特性および触覚特性を提供するための様々な技法が知られており、1つの例は、インターロック部材22Aおよび22Bのプロファイルの長さに沿って断続的に刻み目を提供することであり、あるいは、より一般的には、インターロック部材22Aおよび22Bをそれらの長さに沿って連続させないことである。刻み目または不連続構造により、インターロック部材22Aおよび22Bは、振動感もしくはデコボコ感とともに、または、可聴クリック音とともに、または、デコボコ感と可聴クリック音の両方とともに一緒に閉じられる。袋のインターロック部材に可聴特性または触覚特性を提供する一例は、米国特許第5,140,727号で見ることができ、その開示の全体が参照として本明細書に組み込まれる。
【0019】
図1Aおよび
図1Bに関して記載する袋10は、インターロック部材22Aおよび22Bの対を含むが、当該袋の他の実施形態は、閉鎖部材および/またはインターロック部材の2つの対を含むことができること、すなわち、袋の第2の閉鎖プロファイルから延びた1対のインターロック部材に接続することができる、袋の第1の閉鎖プロファイルから延びた1対のインターロック部材を含むことができることを留意されたい。さらに他の実施形態は、閉鎖部材および/またはインターロック部材の3つ以上の対を含むことができる。また、インターロック部材22Aおよび22Bは、必ずしも袋10の縁部まで完全に延びなくてもよいことに留意されたい。たとえば、いくつかの実施形態では、袋10は、袋10の縁部15および17にある展開した封止セクションを含むことがあり、インターロック部材22Aおよび22Bは、単に1つの封止セクションから他の封止セクションまで延び、袋10の縁部15および17までずっと延びるとは限らないように構成される。この点について、インターロック部材22Aおよび22Bが閉鎖プロファイル14A側と閉鎖プロファイル14B側との間に「延びる」という本明細書における言及は、必ずしも、インターロック部材22Aおよび22Bが閉鎖プロファイル14Aおよび14Bの縁部15および17までずっと延びることを示すとは限らない。
【0020】
閉鎖プロファイル14Aおよび14Bは、袋10の少なくとも1つのジッパープロファイル12から、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで延びるリップ21Aおよび21Bも形成する。また、
図1Aと
図1Bに示すように、リップ21Aおよび21Bの表面の一方または両方が、テクスチャ16を含む。テクスチャ16は、リップ21Aおよび21Bのグリップをさらに容易にし、したがって、袋10を開くことがさらに容易になる。そのようなテクスチャ16は、1つの例はエンボス加工である様々な技法を使用して、リップ21Aおよび21Bの表面の一方または両方上に簡単に形成することができる。他の技法としては、超音波成形、および表面を摩滅するために砂またはウォータージェットを用いたブラスト加工、加熱パターニング、レーザーアブレーション、テクスチャ加工されたキャスティングロール、およびリップ区域の基板の一部分の除去が挙げられる。また、(i)リップ21Aまたは21Bの一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ21Aおよび21Bの両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ21Aまたは21Bの一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ21Aおよび21Bの両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにテクスチャ16を提供することができる。さらに、テクスチャ16は、閉鎖プロファイル14Aおよび14Bに直接隣接する区域において、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで、あるいは、閉鎖プロファイル14Aおよび14Bから離間する区域において、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで延びることができる。また、テクスチャ16を、リップ21Aおよび21Bの表面の一方または両方全体に、あるいは、リップ21Aおよび21Bの表面の一方または両方の1つまたは複数の部分に連続して提供してもよい。
図5A~
図5Jに関してより詳細に後述するように、様々なパターンを使用して、リップ21Aおよび21Bの少なくとも一方の表面のうちの少なくとも1つにテクスチャ16を提供することができる。テクスチャ16は、インターロック部材22Aおよび22Bを開封するときにユーザが簡単に把持することができる効果的なグリップ面を提供することによって、リップ21Aおよび21Bのグリップ力を向上させる。このテクスチャ16は、また、袋の端部(単数または複数)でのグリップ力を向上させるとともに、インターロック部材22Aと22Bを封止する際に触覚フィードバックをユーザに提供することによって、インターロック部材22Aと22Bの封止時にユーザを支援することができる。さらに、テクスチャ16は、たとえば、袋10のリップ21Aおよび21Bを配置するために、たとえば視覚的キューおよび/または触覚キューの形態で、消費者にフィードバックを提供する。さらに、同様により詳細に後述するように、リップ21Aおよび21Bのグリップ力をさらに向上させるグリップリッジ18と組み合わせて、テクスチャ16を提供することができる(たとえば、
図2A、
図2B、
図6Aおよび
図7などを参照)。
【0021】
第1の側部表面11および第2の側部表面13、ならびにリップ21Aおよび21Bを含む第1の閉鎖プロファイル14Aおよび第2の閉鎖プロファイル14Bは、当技術分野でよく知られている既知のプロセスによって、熱可塑性プラスチック材料で形成することができる。たとえば、側部表面11および13は、独立して、単一の連続ウェブまたは多層ウェブとして熱可塑性プラスチック材料から押出成形することができ、閉鎖プロファイル14Aおよび14B(リップ21Aおよび21Bを含む)は、別々に、長尺物またはストランドとして同じまたは異なる熱可塑性プラスチック材料から押出成形することができる。第1の閉鎖プロファイル14Aおよび第2の閉鎖プロファイル14B(リップ21Aおよび21Bを含む)は、袋10の側部表面11および13に一体に形成される(したがって、そこに「接続」される)ことができる。代替的には、第1の閉鎖プロファイル14Aおよび第2の閉鎖プロファイル14B(リップ21Aおよび21Bを含む)は、たとえば、第1の閉鎖プロファイル14Aおよび第2の閉鎖プロファイル14B(リップ21Aおよび21Bを含む)を第1の側壁もしくは側部表面11および第2の側壁もしくは側部表面13にラミネートすることによって、第1の側壁もしくは側部表面11および第2の側壁もしくは側部表面13に取り付けられる(したがって、そこに「接続」される)別個の構造として形成することができる。
【0022】
袋10を形成するために使用され得る例示的な熱可塑性プラスチック材料として、たとえば、ポリオレフィンプラストマーの中でも、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、メタロセンポリエチレン(mPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、超低密度ポリエチレン(ULDPE)、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(BPET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ならびにそれらの組合せおよび混合物が挙げられる。使用され得るさらに他の材料として、スチレンブロックコポリマー、ポリオレフィンブレンド、エラストマー合金、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性コポリエステル、熱可塑性ポリアミド、ポリ塩化ビニル(PVC)のポリマーおよびコポリマー、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、サランポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、セルロースアセテート、ポリエチレンテレフタレート(PET)、イオノマー、ポリスチレン、ポリカーボネート、スチレンアクリロニトリル、芳香族ポリエステル、鎖状ポリエステル、ならびに熱可塑性ポリビニルアルコールが挙げられる。袋10に使用され得るさらなる材料として、たとえば、紙、たとえばバイオ系ポリエチレンまたは別のバイオ系樹脂のようなバイオ系材料(すなわち、部分的または完全に再生可能な原材料で構成される合成材料)、消費後リサイクル樹脂、ポリヒドロキシアルカノエート(PHA)、ポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリ乳酸(PLA)などのような堆肥化可能樹脂、ならびにそれらの組合せおよびブレンドが挙げられる。当業者には、袋10を形成するために多種多様な他の材料を使用できることもまた認識されよう。
【0023】
図2A~
図3Bは、本発明の別の実施形態による袋10'の図である。袋10'は、第1の閉鎖プロファイル14A'および第2の閉鎖プロファイル14B'が、(i)たとえば、少なくとも2つのジッパープロファイル12Aおよび12Bを含む、少なくとも2つの閉鎖機構と、(ii)上記で論じたテクスチャ16を有するグリップリッジ18とを含むことを除いて、上述の袋10と同様に構成されている。ジッパープロファイル12Aおよび12Bは共に、好ましくは、第1の側部表面11および第2の側部表面13の各々に沿って、1つの縁部15から第2の縁部17まで延びる。ジッパープロファイル12Aおよび12Bは各々、袋10'の開口部30を封止するための閉鎖部材またはインターロック部材の少なくとも1つの対(たとえば、
図2Bの要素22Aと22B、および要素22Cと22Dを参照)を備える。
図2Bに示すように、上側ジッパープロファイル12Aの第1のインターロック部材22Aは、第1の閉鎖プロファイル14A'から延び、上側ジッパープロファイル12Aの第2のインターロック部材22Bは、第1のインターロック部材22Aに対向する位置にある第2の閉鎖プロファイル14B'から延びる。同じく
図2Bに示すように、下側ジッパープロファイル12Bの第3のインターロック部材22Cは、第1の閉鎖プロファイル14A'から延び、下側ジッパープロファイル12Bの第4のインターロック部材22Dは、第3のインターロック部材22Cに対向する位置にある第2の閉鎖プロファイル14B'から延びる。インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dは、インターロックおよび係止解除することができ、インターロック部材22Aおよび22Dは、凹型のインターロック部材22Bおよび22Cによって受けられる凸型のプロファイルである。本明細書では、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dのそのようなインターロックは「咬合」とも呼ばれる。上記で論じたように、
図2Bに示すもののようなインターロック部材は、当技術分野で知られているように、しばしばジッパーと呼ばれる。本明細書で開示する保存袋とともに使用され得るそのようなインターロック部材および/または閉鎖部材の様々な形状および構成の例は、米国特許第5,070,584号、米国特許第7,784,160号、米国特許第7,886,412号、米国特許第7,946,766号、米国特許第8,061,898号、および米国特許出願公開第2009/0324141号で見ることができ、これらの開示の全体が参照として本明細書に組み込まれる。代替的には、保存袋の閉鎖機構は、たとえば、スライダによって封止された閉鎖部材の対を備えてもよい。別の実施形態では、閉鎖機構は、たとえば、接着剤による閉鎖、磁気による閉鎖、面ファスナ(たとえば、VELCRO(登録商標)ブランドタイプの閉鎖など)、複数の小さなインターロック部材を備えるマイクロメカニカル閉鎖、および/または、保存袋の頂端部を閉じるための任意の他の手段を備えてもよい。
【0024】
本明細書に記載する袋10'は、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dの2つの対を含むが、当該袋の他の実施形態は、1対の閉鎖部材および/またはインターロック部材のみを含むことができること、すなわち、袋の第2の閉鎖プロファイルから延びたインターロック部材に接続することができる、袋の第1の閉鎖プロファイルから延びた単一のインターロック部材を含むことができることを留意されたい(たとえば、
図1Aを参照)。さらに他の実施形態は、閉鎖部材および/またはインターロック部材の3つ以上の対を含むことができる。また、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dは、必ずしも袋10'の縁部まで完全に延びなくてもよいことに留意されたい。たとえば、いくつかの実施形態では、袋10'は、袋10'の縁部15および17にある展開した封止セクションを含むことがあり、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dは、単に1つの封止セクションから他の封止セクションまで延び、袋10'の縁部15および17までずっと延びるとは限らないように構成される。この点について、インターロック部材22A、22B、22C、および22Dが閉鎖プロファイル14A'側と閉鎖プロファイル14B'側との間に「延びる」という本明細書における言及は、必ずしも、インターロック部材22A、22B、22C、および22Dが閉鎖プロファイル14A'および14B'の縁部15および17までずっと延びることを示すとは限らない。
【0025】
上述の袋10と同様に、袋10'の閉鎖プロファイル14A'および14B'は、袋10'の少なくとも2つのジッパープロファイル12Aおよび12Bから、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで延びるリップ21A'および21B'も形成する。また、
図2Aと
図2Bに示すように、リップ21A'および21B'の表面の一方または両方が、テクスチャ16を含む。上記で論じたように、テクスチャ16は、リップ21A'および21B'のグリップをさらに容易にし、したがって、袋10'を開くことがさらに容易になる。そのようなテクスチャ16は、1つの例はエンボス加工である様々な技法を使用して、リップ21A'および21B'の表面の一方または両方上に簡単に形成することができる。他の技法としては、超音波成形、および表面を摩滅するために砂またはウォータージェットを用いたブラスト加工、加熱パターニング、レーザーアブレーション、テクスチャ加工されたキャスティングロール、およびリップ区域の基板の一部分の除去が挙げられる。また、(i)リップ21A'または21B'の一方の内部表面または外部表面のいずれか'、(ii)リップ21A'および21B'の両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ21A'または21B'の一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ21A'および21B'の両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにテクスチャ16を提供することができる。さらに、テクスチャ16は、閉鎖プロファイル14A'および14B'に直接隣接する区域において、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで、あるいは、閉鎖プロファイル14A'および14B'から離間する区域において、それぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bまで延びることができる。また、テクスチャ16を、リップ21A'および21B'の表面の一方または両方全体に、あるいは、リップ21A'および21B'の表面の一方または両方の1つまたは複数の部分に連続して提供してもよい。
図5A~
図5Jに関してより詳細に後述するように、様々なパターンを使用して、リップ21A'および21B'の少なくとも一方の表面のうちの少なくとも1つにテクスチャ16を提供することができる。
【0026】
リップ21A'および21B'の少なくとも一方の表面のうちの少なくとも1つに提供されたテクスチャ16に加えて、リップ21A'および21B'のグリップ力をさらに向上させるグリップリッジ18も提供される(
図2Aおよび
図2Bを参照)。
図2Aおよび
図2Bの実施形態では、グリップリッジ18は、リップ21A'および21B'の両方の内部表面に提供されている。
図2Bに示すように、グリップリッジ18の各々は、別のグリップリッジ18から離間しており、グリップリッジ18の各々の間にテクスチャ16が連続している。
図2Bの実施形態は、リップ21A'と21B'の両方の内部表面にグリップリッジ18が提供されていることを示すが、代替的には、(i)リップ21A'または21B'の一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ21A'および21B'の両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ21A'または21B'の一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ21A'および21B'の両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにグリップリッジ18を提供してもよい。また、リップ21A'および21B'の内側および/または外側に任意の数のグリップリッジ18を付加することができる。以下により詳しく論じるように、テクスチャ16とグリップリッジ18とを組み合わせると、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dを開封するときにユーザが簡単に把持することができる特に効果的なグリップ面を提供することによって、リップ21A'および21B'のグリップ力がさらに向上する。このテクスチャ16および/またはグリップリッジ18は、また、袋の端部(単数または複数)でのグリップ力を向上させるとともに、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dを封止する際に触覚フィードバックをユーザに提供することによって、インターロック部材22Aと22B、およびインターロック部材22Cと22Dの封止時にユーザを支援することができる。さらに、テクスチャ16および/またはグリップリッジ18は、は、たとえば、袋10'のリップ21A'および21B'を配置するために、たとえば視覚的キューおよび/または触覚キューの形態で、消費者にフィードバックを提供する。
【0027】
図3Aは、テクスチャ16とグリップリッジ18のうちの1つとの詳細図を示すために
図2Aのリップ21A'から切り離した袋10'の頂端部の平面図を示す。
図3Aに示すように、テクスチャ16は、複数の隆起要素24を備えており、隆起要素24の各々は、隣接する隆起要素24からx方向に、すなわち、第1の側縁部15と第2の側縁部17との間の袋の長さに沿った方向に距離S1だけ離間している。また、隆起要素24の各々は、隣接する隆起要素24からy方向に、すなわち底縁部19とそれぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bとの間に延びる袋の高さに沿った方向に、距離S2だけ離間している。
図3Aの実施形態によれば、距離S1は、距離S2と実質的に等しい。ただし、距離S1は距離S2と異なってもよい。1つの実施形態よれば、x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)および/またはy方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)のいずれかが、一般には約0.045インチ~約0.100インチであり、好ましくは約0.053インチ~約0.080インチであり、最も好ましくは約0.056インチ~約0.070インチである。特に、発明者は、約0.06インチの最も好ましい間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)を含む0.056インチ~約0.070インチの範囲内の隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)が、ユーザに対するテクスチャ16の感触にとって極めて重要であることが分かった。この点について、テクスチャ16が密集しすぎると、すなわち、隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)が0.045インチ未満であると、テクスチャ16の感触または感覚をユーザが感じなくなるが、テクスチャ16の広がりすぎていると、すなわち、隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)の間の間隔が0.100インチよりも大きいと、ユーザがチクチク感をより強く感じることがあり、これは、ユーザにとって望ましくない。したがって、約0.06インチの最も好ましい間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)を含む0.056インチ~約0.070インチの範囲内の隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)が、グリップ力の向上に、ならびに、ユーザにとって望ましい触った感触または感覚に極めて重要であることが分かった。上述の実施形態により、これらの距離S1およびS2が実質的に等しくなるが、代替的には、これらの距離S1およびS2の値が互いに異なっていてもよい。たとえば、1つの実施形態によれば、距離S1および距離S2は共に、約0.045インチ~約0.100インチであり、好ましくは約0.053インチ~約0.080インチであり、最も好ましくは約0.056インチ~約0.070インチである。ただし、距離S1および距離S2の値は各々、開示されたこれらの範囲のうちの1つまたは複数に当てはまる異なる値であってもよい。
【0028】
図3Aの実施形態によれば、(i)x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)と(ii)y方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)との比は、約1:1である。別の実施形態によれば、距離S1と距離S2との比は、約0.45:1~約2.2:1であり、好ましくは約0.5:1~約2:1とすることができる。代替的には、距離S1と距離S2との比は、約1:0.45~約1:2.2、好ましくは約1:0.5~約1:2とすることができる。たとえば、1つの実施形態によれば、距離S1は約0.045インチであり、距離S2は約0.1インチである。したがって、この実施形態によれば、距離S1と距離S2との比は、約1:2.2であり、または代替的には0.45:1である。たとえば、距離S1は約0.06インチであり、距離S2は約0.045インチである。したがって、この実施形態によれば、S1とS2の比は、約1:0.75であり、または代替的には1.33:1である。
【0029】
同じく
図3Aに示すように、隆起要素24の各々は、別の隆起要素24から対角線方向に距離S3だけ離間している。この距離S3は、(i)x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)と(ii)y方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)に基づいて求めることができる。特に、距離S3は、以下の等式、すなわち、ピタゴラスの定理に基づいて求めることができる。
S1
2+S2
2=S3
2
たとえば、1つの実施形態によれば、距離S1が0.06インチであり、かつ、距離S2が0.06インチであるとき、距離S3は、0.085インチに等しくなる。別の実施形態によれば、距離S1が0.10インチであり、かつ、距離S2が0.10インチであるとき、距離S3は、0.14インチに等しくなる。
【0030】
上述の実施形態が、(i)x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)、および(ii)y方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)を提供する限り、隆起要素24の各々の間隔(たとえば、距離S1および/または距離S2)は、(i)第1の側縁部15と第2の側縁部17との間の袋の長さ(すなわち、距離S1)、または(ii)底縁部19とそれぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bとの間の高さ(すなわち、距離S2)のいずれかに沿って延びる直進方向、たとえば直線方向になくてもよい。代替的には、隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)は、対角線状に、正弦曲線状に、曲線的に、スターバーストパターンで、など、ならびにこれらの任意の組合せで延びていてもよい。
【0031】
図3Aの実施形態にも示すように、リップ21A'および/またはリップ21B'の表面のうちの少なくとも1つに提供されたテクスチャ16の別の特性を示すために破線のボックス25を提供する。この点について、破線のボックス25は、テクスチャ16の複数の隆起要素24の1平方インチあたりの接点の数(たとえば、テクスチャ16の複数の隆起要素24の密度)を示す。1つの実施形態によれば、1平方インチあたりの接点の数のこの特性は、1平方インチあたり約95~約500個の接点であり、好ましくは1平方インチあたり約200~約450個の接点であり、最も好ましくは1平方インチあたり約250~約375個の接点である。さらに、上記で説明したように、隆起要素24の各々の間の間隔(すなわち、距離S1および/または距離S2)は、1平方インチあたりの接点の数(
図3Aのボックス25)に直接関連する。したがって、約0.06インチの最も好ましい間隔を含む約0.056インチ~約0.070インチの、隆起要素24の各々の間隔の臨界範囲(すなわち、距離S1および/または距離S2)が達成されると、臨界数の1平方インチあたりの接点、すなわち、臨界範囲の1平方インチあたり約250~約375個の接点もまた達成できる。1平方インチあたりの接点の数に関するこの臨界範囲は、上記で論じたように、ユーザが最も好むまたは望むテクスチャ16の感触に起因する。したがって、臨界範囲の1平方インチあたり約250~約375個の接点が隆起要素24で達成されると、グリップ力の向上に、ならびに、ユーザにとって望ましい触った感触または感覚が達成される。
【0032】
上述の実施形態は、第1の側縁部15と第2の側縁部17との間の袋の長さに沿って同じであるx方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)を提供するが、
図3Cの代替的実施形態に示すように、x方向における隆起要素24の各々の間隔は、第1の側縁部15と第2の側縁部17との間の袋の長さに沿って変動してもよい(たとえば、距離S1
A、S1
B、S1
C、およびS1
D参照)。また、上述の実施形態は、底縁部19とそれぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bとの間の袋の高さに沿って同じであるy方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)を提供するが、同じく
図3Cに示すように、y方向における隆起要素24の各々の間隔は、底縁部19とそれぞれ対応する頂縁部20Aおよび20Bとの間の袋の高さに沿って変動してもよい(たとえば、距離S2
A、S2
B、S2
C、およびS2
D参照)。さらに、
図3Cの実施形態によれば、x方向における隆起要素24の各々の間隔が異なる(たとえば、距離S1
A、S1
B、S1
C、およびS1
D参照)だけでなく、x方向における隆起要素の各々の間隔が、パターン16の様々な行の間で変動してもよい。同様に、
図3Cの実施形態によれば、y方向における隆起要素24の各々の間隔が異なる(たとえば、距離S2
A、S2
B、S2
C、およびS2
D参照)だけでなく、y方向における隆起要素の各々の間隔は、パターン16の様々な列の間で変動してもよい。さらに、上述の実施形態は、袋の長さおよび/または高さ全体にわたって同じであるテクスチャ16の複数の隆起要素24の1平方インチあたりの接点の数(たとえば、
図3Aのボックス25)を提供するが、
図3Cの実施形態にさらに示すように、1平方インチあたりの接点の数(
図3Cのボックス25')は、袋の長さおよび/または高さ全体にわたって変動してもよい。したがって、(i)x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S1)、(ii)y方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、距離S2)、および(iii)テクスチャ16の複数の隆起要素24の1平方インチあたりの接点の数(たとえば、
図3Aのボックス25および/または
図3Cのボックス25')の任意の組合せを使用して、ユーザにとって望ましいグリップ力および/または触った感触もしくは感覚を達成することができる。
【0033】
図3Aにさらに示すように、テクスチャ16の複数の隆起要素24は、少なくとも1つのグリップリッジ18を含むリップ21A'および/またはリップ21B'の少なくとも1つの表面に提供される場合、少なくとも1つのグリップリッジ18に対して、複数のデテント23を生じさせることがある。これらのデテント23は、テクスチャ16の隆起要素24が少なくとも1つのグリップリッジ18の構造に影響を与える場合に生じる。たとえば、
図3Bに示すように、少なくとも1つのグリップリッジ18は初期高さGを有する。ただし、テクスチャ16の隆起要素24が、少なくとも1つのグリップリッジ18に影響を与えて、少なくとも1つのグリップリッジ18に対してデテント23を生じさせる場合、デテント23の各々は、少なくとも1つのグリップリッジ18の初期高さGよりも低い高さG'を有する。したがって、少なくとも1つのグリップリッジ18の高さGは、デテント23の各々の高さG'とは異なる。たとえば、1つの実施形態によれば、少なくとも1つのグリップリッジ18の高さGは、少なくとも約0.005インチであり、好ましくは約0.005インチ~約0.010インチである。したがって、デテント23の各々の高さG'は、約0.010インチ未満であり、一般には約0.005インチ未満である。
【0034】
図3Aと
図3Bの実施形態は、複数のデテント23を備える少なくとも1つのグリップリッジ18を示しているが、少なくとも1つのグリップリッジ18に影響を与えることなく、リップ21A'および/またはリップ21B'の少なくとも1つ表面にテクスチャ16を付加することができる(たとえば、
図3Cを参照)。したがって、少なくとも1つのグリップリッジ18上にテクスチャ16を形成しないことによって、当該少なくとも1つのグリップリッジ18の完全性を維持することができる。つまり、少なくとも1つのグリップリッジ18は、テクスチャ16の複数の隆起要素24によって実質的に損なわれず、したがって、少なくとも1つのグリップリッジ18は、袋10'の頂端部に沿って実質的に連続して延びる。
【0035】
図4は、本発明の別の実施形態による袋10"を示す。袋10"は、テクスチャ16が少なくとも2つのジッパープロファイル12Aおよび12Bを越えて延びていることを除いて、上述の袋10'と同様に構成される。この実施形態では、
図4に示すように、テクスチャ16は、少なくとも2つのジッパープロファイル12Aおよび12Bをわずかに通り越して延び、テクスチャ16は、(i)上側ジッパープロファイル12Aのすぐ上方の区域まで延びても、(ii)少なくとも2つのジッパーのプロファイル12Aと12Bとの間の区域まで延びても、(iii)袋10"の底縁部19までずっと延びても、(iv)それらの任意の組合せを備えてもよい。本明細書に記載する袋10"は、2つのジッパープロファイル12Aおよび12Bを含むが、当該袋の他の実施形態は、単一のジッパープロファイルのみを含むこと、すなわち、袋の第2の閉鎖プロファイルから延びたインターロック部材に接続することができる、袋の第1の閉鎖プロファイルから延びた単一のインターロック部材を含むことができることを留意されたい(たとえば、
図1Aを参照)。さらに他の実施形態は、3つ以上のジッパープロファイルを含むことができる。これらの実施形態の各々では、テクスチャ16は、(i)少なくとも1つのジッパープロファイルのすぐ上方の区域まで延びても、(ii)少なくとも2つのジッパープロファイルの間の区域まで延びても、(iii)袋の底縁部19までずっと延びても、または(iv)これらの任意の組合せを備えてもよい。
【0036】
図5A~
図5Jは、袋のリップのうちの少なくとも一方の表面のうちの少なくとも1つに付加されるテクスチャ16の様々なパターンを示している。
図5Aは、テクスチャ16の粗い互い違いのドットパターンを示している。
図5Bは、テクスチャ16の細かい互い違いのドットパターンを示している。
図5Cは、テクスチャ16の直線的なドットパターンを示している。
図5Dは、テクスチャ16の互い違いのバーパターンを示している。
図5Eは、テクスチャ16の変形バーパターンを示している。
図5Fは、複数のドットおよびラインを含むテクスチャ16のパターンを示している。
図5Gは、テクスチャ16の複数のリッジ形状を示している。
図5Hは、テクスチャ16の、タイヤトレッドに似ている線の変形ラインパターンを示している。
図5Iは、テクスチャ16の、織目パターンに似ている別の変形ラインパターンを示している。
図5Jは、テクスチャ16の開放した正方形の複数のラインを示している。
図1A、
図2A、
図3A、
図4、
図6A、
図6B、
図7、および
図9に示す実施形態のテクスチャ16は、一般に、
図5Cに示すパターンを含むが、
図5A~
図5Jに示すパターンのうちのいずれか、ならびにそれらの任意の組合せを使用してもよい。さらに、当業者には、幅広い代替的な形状およびそれらの任意の組合せでテクスチャ16を形成してもよいことが認識されよう。
【0037】
図6Aおよび
図6Bは、本発明の別の実施形態による袋100を示す。袋100は、第1の閉鎖プロファイル140Aおよび第2の閉鎖プロファイル140Bの構成を除いて、上述した袋10'と同様に構成される。袋100において、第1のリップ121Aは、ジッパープロファイル90から第1の閉鎖プロファイル140Aの頂縁部120Aまで、実質的に一定の距離H1だけ延びる。一方、第2の閉鎖プロファイル140Bの第2のリップ121Bは、ジッパープロファイル90から頂縁部120Bまで距離H2だけ延びる第1の部分と、ジッパープロファイル90から頂縁部120Bまで距離H3だけ延びる第2の部分と、ジッパープロファイル90から頂縁部120Bまで距離H4だけ延びる第3の部分とを含む。第2のリップ121Bは、また、距離H2からH4まで変動する部分と、距離H3からH4まで変動する部分とを含む。ただし、代替実施形態では、第2のリップ121Bの、ジッパープロファイル90から頂縁部120Bまでの距離が変動する部分は省略してもよいことに留意されたい。すなわち、袋100は、距離H2の第1の部分が距離H4の第3の部分に直接遷移し、距離H3の第2の部分が距離H4の第3の部分に直接遷移するように提供され得る。また、
図6Aおよび
図6Bに示した本実施形態では、距離H2と距離H3とはほぼ等しいものとして示されているが、他の実施形態では、距離H2と距離H3は異なることに留意されたい。
【0038】
袋100は、距離H1が距離H2およびH3の各々とほぼ等しいが、代替的には、距離H1が距離H2および/またはH3よりも大きくても、または小さくなってもよいように構成される。
図6Aおよび
図6Bの実施形態では、さらに、距離H1が距離H4よりも小さくなるように袋が構成される。したがって、第2の閉鎖プロファイル140Bによって形成されるリップ121Bの一部分は、第1の閉鎖プロファイル140Aによって形成される頂縁部120Aの上方に延びる。第1のリップ121Aおよび第2のリップ121Bは、簡単に区別可能であり、ユーザには、ジッパープロファイル90を開封するためには、リップ121Aおよび121Bのどこを把持すべきかについての視覚的キューが提供される。さらに、ユーザは、第2のリップ121Bが第1のリップ121Aの上方に延びた袋100の中央領域でリップ121Aおよび121Bを把持するように導かれる。リップ121Aおよび121Bを中央領域で把持することによって、ユーザは、第1の閉鎖プロファイル140Aおよび第2の閉鎖プロファイル140Bの分離を容易にし、したがって、ジッパープロファイル90の開封を容易にする転がり運動をリップに与えることができる。代替的には、袋100は、距離H1が距離H2およいH3の各々よりも大きいように構成される。しかしながら、この代替実施形態においてでさえ、第2の閉鎖プロファイル140Bによって形成されるリップ121Bの一部分は、第1の閉鎖プロファイル140Aによって形成される頂縁部120Aの上方に延びる。したがって、第1のリップ121Aおよび第2のリップ121Bは、簡単に区別可能であり、ユーザには、ジッパープロファイル90を開封するためには、リップ121Aおよび121Bのどこを把持すべきかについての視覚的キューが提供される。
【0039】
図6Aおよび
図6Bの実施形態にも示すように、袋100の第1のリップ121Aおよび第2のリップ121Bは、テクスチャ160を含む。上記で論じたように、テクスチャ160は、リップ121Aおよび121Bのグリップをさらに容易にし、したがって、袋100を開くことがさらに容易になる。そのようなテクスチャ160は、1つの例はエンボス加工である様々な技法を使用して、リップ121Aおよび121Bの表面の一方または両方上に簡単に形成することができる。他の技法としては、超音波成形、および表面を摩滅するために砂またはウォータージェットを用いたブラスト加工、加熱パターニング、レーザーアブレーション、テクスチャ加工されたキャスティングロール、およびリップ区域の基板の一部分の除去が挙げられる。また、(i)リップ121Aまたは121Bの一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ121Aおよび121Bの両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ121Aまたは121Bの一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ121Aおよび121Bの両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにテクスチャ160を提供することができる。さらに、テクスチャ160は、ジッパープロファイル90に直接隣接する区域において、それぞれ対応する頂縁部120Aおよび120Bまで、あるいは、ジッパープロファイル90から離間する区域において、それぞれ対応する頂縁部120Aおよび120Bまで延びることができる。また、テクスチャ160を、リップ121Aおよび121Bの表面の一方または両方全体に、あるいは、リップ121Aおよび121Bの表面の一方または両方の1つまたは複数の部分に連続して提供してもよい。
【0040】
第1のリップ121Aおよび第2のリップ121Bの表面に提供されたテクスチャ160に加えて、リップ121Aおよび121Bのグリップ力をさらに向上させるグリップリッジ180も提供される。
図6Aおよび
図6Bの実施形態では、グリップリッジ180は、リップ121Aおよび121Bの両方の少なくとも1つの表面に提供されている。さらに、グリップリッジ180の各々は、別のグリップリッジ180から離間しており、グリップリッジ180の各々の間にテクスチャ160が連続している。
図6Aおよび
図6Bの実施形態は、リップ121Aおよび121Bの両方の内部表面にグリップリッジ180が提供されていることを示すが、代替的には、(i)リップ121Aまたは121Bの一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ121Aおよび121Bの両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ121Aまたは121Bの一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ121Aおよび121Bの両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにグリップリッジ180を提供してもよい。また、リップ121Aおよび121Bの内側および/または外側に任意の数のグリップリッジ180を付加することができる。上記で論じたように、テクスチャ160とグリップリッジ180とを組み合わせることにより、少なくとも1つのジッパープロファイル90を開封するときにユーザが簡単に把持することができる特に効果的なグリップ面を提供することによって、リップ121Aおよび121Bのグリップ力がさらに向上する。このテクスチャ160および/またはグリップリッジ180は、また、袋の端部(単数または複数)でのグリップ力を向上させるとともに、少なくとも1つのジッパープロファイル90を封止する際に触覚フィードバックをユーザに提供することによって、少なくとも1つのジッパープロファイル90の封止時にユーザを支援することができる。さらに、テクスチャ160および/またはグリップリッジ180は、たとえば、袋100のリップ121Aおよび121Bを配置するために、たとえば視覚的キューおよび/または触覚キューの形態で、消費者にフィードバックを提供する。
【0041】
図7および
図8A~
図8Cは、本発明の別の実施形態による袋100'の図である。袋100'は、第1の閉鎖プロファイル140A'および第2の閉鎖プロファイル140B'が、(i)少なくとも2つの閉鎖機構またはジッパープロファイル90Aおよび90Bと、(ii)以下に詳述する、少なくとも2つのジッパープロファイル90Aとジッパープロファイ90Bとの間に提供される、ディンプル152とを含むこと除いて、上述の袋100と同様に構成される。ジッパープロファイル90Aおよび90Bは共に、好ましくは、第1の側部表面110および第2の側部表面130の各々に沿って、1つの縁部150から第2の縁部170まで延びる。ジッパープロファイル90Aおよび90Bは各々、袋100'の開口部132を封止するための閉鎖部材またはインターロック部材の少なくとも1つの対(たとえば、
図8A~
図8Cの要素122Aと122B、および要素122Cと122Dを参照)を備える。
図8A~
図8Cに示すように、上側ジッパープロファイル90Aの第1のインターロック部材122Aは、第1の閉鎖プロファイル140A'から延び、上側ジッパープロファイル90Aの第2のインターロック部材122Bは、第1のインターロック部材122Aに対向する位置にある第2の閉鎖プロファイル140B'から延びる。同じく
図8A~
図8Cに示すように、下側ジッパープロファイル90Bの第3のインターロック部材122Cは、第1の閉鎖プロファイル140A'から延び、下側ジッパープロファイル90Bの第4のインターロック部材122Dは、第3のインターロック部材122Cに対向する位置にある第2の閉鎖プロファイル140B'から延びる。インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dは、インターロックおよび係止解除することができ、インターロック部材122Aおよび122Dは、凹型のインターロック部材122Bおよび122Cによって受けられる凸型のプロファイルである。本明細書では、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dのそのようなインターロックは「咬合」とも呼ばれる。上記で論じたように、
図8A~
図8Cに示すもののようなインターロック部材は、当技術分野で知られているように、しばしばジッパーと呼ばれる。本明細書で開示する保存袋とともに使用され得るそのようなインターロック部材および/または閉鎖部材の様々な形状および構成の例は、米国特許第5,070,584号、米国特許第7,784,160号、米国特許第7,886,412号、米国特許第7,946,766号、米国特許第8,061,898号、および米国特許出願公開第2009/0324141号で見ることができ、これらの開示の全体が参照として本明細書に組み込まれる。代替的には、保存袋の閉鎖機構は、たとえば、スライダによって封止された閉鎖部材の対を備えてもよい。別の実施形態では、閉鎖機構は、たとえば、接着剤による閉鎖、磁気による閉鎖、面ファスナ(たとえば、VELCRO(登録商標)ブランドタイプの閉鎖など)、複数の小さなインターロック部材を備えるマイクロメカニカル閉鎖、および/または、保存袋の頂端部を閉じるための任意の他の手段を備えてもよい。
【0042】
本明細書に記載する袋100'は、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dの2つの対を含むが、当該袋の他の実施形態は、1対の閉鎖部材および/またはインターロック部材のみを含むことができること、すなわち、袋の第2の閉鎖プロファイルから延びたインターロック部材に接続することができる、袋の第1の閉鎖プロファイルから延びた単一のインターロック部材を含むことができることを留意されたい(たとえば、
図6Aを参照)。さらに他の実施形態は、閉鎖部材および/またはインターロック部材の3つ以上の対を含むことができる。また、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dは、必ずしも袋100'の縁部まで完全に延びなくてもよいことに留意されたい。たとえば、いくつかの実施形態では、袋100'は、袋100'の縁部150および170にある展開した封止セクションを含むことがあり、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dは、単に1つの封止セクションから他の封止セクションまで延び、袋100'の縁部150および170までずっと延びるとは限らないように構成される。この点について、インターロック部材122A、122B、122C、および122Dが閉鎖プロファイル140A'側と閉鎖プロファイル140B'側との間に「延びる」という本明細書における言及は、必ずしも、インターロック部材122A、122B、122C、および122Dが閉鎖プロファイル140A'および140B'の縁部150および170までずっと延びることを示すとは限らない。
【0043】
上述の袋100と同様に、袋100'の閉鎖プロファイル140A'および140B'は、袋100'の少なくとも2つのジッパープロファイル90Aおよび90Bから、それぞれ対応する頂縁部120Aおよび120Bまで延びるリップ121A'および121B'も形成する。特に、
図6Aおよび
図6Bに示す袋100のリップ121Aおよび121Bと同様に、袋100'のリップ121A'および121B'は、
図6Bに関して上述したように、様々な高さH1~H4だけ延びる。また、
図7と
図8A~
図8Cに示すように、リップ121A'および121B'の表面の一方または両方が、テクスチャ160、160'、160"を含む。上記で論じたように、テクスチャ160、160'、160"は、リップ121A'および121B'のグリップをさらに容易にし、したがって、袋100'を開くことがさらに容易になる。そのようなテクスチャ160、160'、160"は、1つの例はエンボス加工である様々な技法を使用して、リップ121A'および121B'の表面の一方または両方上に簡単に形成することができる。他の技法としては、超音波成形、および表面を摩滅するために砂またはウォータージェットを用いたブラスト加工、加熱パターニング、レーザーアブレーション、テクスチャ加工されたキャスティングロール、およびリップ区域の基板の一部分の除去が挙げられる。また、(i)リップ121A'または121B'の一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ121A'および121B'の両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ121A'または121B'の一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ121A'および121B'の両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにテクスチャ160'、160および160"を提供することができる。さらに、テクスチャ160、160'、および160"は、ジッパープロファイル(単数または複数)90Aおよび90Bに直接隣接する区域において、それぞれ対応する頂縁部120Aおよび120Bまで、あるいは、ジッパープロファイル(単数または複数)90Aおよび90Bから離間する区域において、それぞれ対応する頂縁部120Aおよび120Bまで延びることができる。また、テクスチャ160、160'、および160"を、リップ121A'および121B'の表面の一方または両方全体に、あるいは、リップ121A'および121B'の表面の一方または両方の1つまたは複数の部分に連続して提供してもよい。
【0044】
リップ121A'および121B'の少なくとも一方の表面のうちの少なくとも1つに提供されたテクスチャ160、160'、および160"に加えて、リップ121A'および121B'のグリップ力をさらに向上させるグリップリッジ180も提供される(
図8A~
図8Cを参照)。
図8A~
図8Cの実施形態では、グリップリッジ180は、リップ121A'および121B'の両方の内部表面に提供されている。特に、
図8A~
図8Cに示すように、グリップリッジ180の各々は、別のグリップリッジ180から離間しており、グリップリッジ180の各々の間にテクスチャ160、160'、および160"が連続している。
図8A~
図8Cの実施形態は、リップ121A'および121B'の両方の内部表面にグリップリッジ180が提供されていることを示すが、代替的には、(i)リップ121A'または121B'の一方の内部表面または外部表面のいずれか、(ii)リップ121A'および121B'の両方の内部表面または外部表面のいずれか、(iii)リップ121A'または121B'の一方の内部表面および外部表面の両方、(iv)リップ121A'および121B'の両方の内部表面および外部表面の両方、あるいは(V)これらの組合せにグリップリッジ180を提供してもよい。また、リップ121A'および121B'の内側および/または外側に任意の数のグリップリッジ180を付加することができる。上記で論じたように、テクスチャ160、160'、および160"とグリップリッジ180とを組み合わせると、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dを開封するときにユーザが簡単に把持することができる特に効果的なグリップ面を提供することによって、リップ121A'および121B'のグリップ力がさらに向上する。このテクスチャ160、160'、および160"ならびに/あるいはグリップリッジ180は、また、袋の端部(単数または複数)でのグリップ力を向上させるとともに、インターロック部材122Aと122B、および1インターロック部材22Cと122Dを封止する際に触覚フィードバックをユーザに提供することによって、インターロック部材122Aと122B、およびインターロック部材122Cと122Dの封止時にユーザを支援することができる。さらに、テクスチャ160、160'および160"ならびに/またはグリップリッジ180は、は、たとえば、袋100'のリップ121A'および121B'を配置するために、たとえば視覚的キューおよび/または触覚キューの形態で、消費者にフィードバックを提供する。
【0045】
図8A~
図8Cの実施形態にも示すように、リップ121A'および121B'の表面に提供されるテクスチャ160、160'、および160"は、それぞれ対応するリップ121A'および121B'の表面から、ある距離(すなわち、高さE1、高さE2、または高さE3)だけ延び、グリップリッジは各々、それぞれ対応するリップ121'Aおよび121B'の表面から距離Gだけ延び、この距離Gは、これらの各実施形態の間で一貫している。さらに、同じく
図8A~
図8Cに示すように、リップ121A'および121B'は各々、これらの各実施形態の間で一貫している厚みLを有する。
【0046】
図8Aの実施形態によれば、パターン160の隆起要素の各々(たとえば、
図3Aを参照)は、約3ミル(つまり、0.003インチ)の距離(すなわち、高さE1)だけ延びる。
図8Bの実施形態によれば、パターン160'の隆起要素の各々(たとえば、
図3Aを参照)は、約4.5ミル(つまり、0.0045インチ)の距離(すなわち、高さE2)だけ延びる。
図8Cの実施形態によれば、パターン160"の隆起要素の各々(たとえば、
図3Aを参照)は、約6ミル(つまり、0.006インチ)の距離(すなわち、高さE3)だけ延びる。1つの好ましい実施形態によれば、高さE1、高さE2、および/または高さE3は、約2ミル(0.002インチ)~約8ミル(0.008インチ)とすることができる。より好ましい実施形態によれば、高さE1、高さE2、および/または高さE3は、約3ミル(0.003インチ)~約6ミル(0.006インチ)とすることができる。最も好ましい実施形態によれば、高さE1、高さE2、および/または高さE3は、約4ミル(0.004インチ)~約5ミル(0.005インチ)とすることができる。特に、発明者は、約4.5ミル(0.0045インチ)の最も好ましい高さを含む約4ミル(0.004インチ)~約5ミル(0.005インチ)の範囲のテクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さ(すなわち、高さE1、高さE2、および/または高さE3)が、ユーザのテクスチャ160、160'、および/または160"の感触にとって極めて重要であることが分かった。この点について、テクスチャ160、160'、および/または160"の高さが低いほど、すなわち、高さE1、高さE2、および/または高さE3が約2ミル(0.002インチ)未満であると、ユーザの感触が乏しくなり、したがって、テクスチャ160、160'、および/または160"の効果と視認性が低減される。しかしながら、テクスチャ160、160'、および/または160"の高さが高いほど、すなわち、高さE1、高さE2、および/または高さE3が約8ミル(0.008インチ)よりも大きいと、消費者の感触が大きくなるが、高さが高すぎると、ユーザは、望ましくないチクチク感をユーザに感じることになる。したがって、約4.5ミル(0.0045インチ)の最も好ましい高さを含む約4ミル(0.004インチ)~約5ミル(0.005インチ)の範囲のテクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さ(すなわち、高さE1、高さE2、および/または高さE3)が、グリップ力の向上の達成に、ならびにユーザにとって望ましい触った感触または感覚に極めて重要であることが分かった。
【0047】
上記で論じたように、
図8A~
図8Cの実施形態では、それぞれ対応するリップ121A'および121B'の表面からのグリップリッジ180の各々の高さGは、これらの各実施形態の間で一貫してる。1つの実施形態によれば、グリップリッジの各々の高さGは、約0.005インチ~約0.010インチである。したがって、1つの実施形態によれば、(i)テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3(たとえば、
図3Aを参照)と、(ii)グリップリッジの各々の高さGとの比率は、一般に約40パーセント~約80パーセントであり、好ましい比率は約50パーセント~約70パーセントであり、最も好ましい比率は、約55パーセント~約65パーセントである。換言すると、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、一般に、グリップリッジ180の各々の高さGの約40パーセント~約80パーセントであり、あるいは好ましくは、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、グリップリッジ180の各々の高さGの約50パーセント~約70パーセントであり、あるいは最も好ましくは、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、グリップリッジ180の各々の高さGの約55パーセント~約65パーセントである。
【0048】
同じく上記で論じたように、
図8Aから
図8Cの実施形態では、リップ121A'および121B'の各々は、これらの各実施形態の間で一貫している厚みLを有する。しかしながら、リップ121A'および121B'の各々は、隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3を達成できるように、特定の厚みLを有さなければならない。したがって、1つの実施形態によれば、リップ121A'および121B'の各々は、約1ミル(0.001インチ)~約10ミル(0.010インチ)の厚みLを有する。より好ましい実施形態によれば、リップ121A'および121B'の各々は、約2ミル(0.002インチ)~約8ミル(0.008インチ)の厚みLを有する。最も好ましい実施形態によれば、リップ121A'および121B'の各々は、約3ミル(0.003インチ)~約6ミル(0.006インチ)の厚みLを有する。
【0049】
さらに、別の実施形態によれば、(i)テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3(たとえば、
図3Aを参照)と、(ii)リップ121A'および121B'の各々の厚みLとの比率は、一般に約50パーセント~約120パーセントであり、好ましい比率は約68パーセント~約103パーセントであり、最も好ましい比率は、約76パーセント~約94パーセントである。換言すると、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、一般に、リップ121A'および121B'の各々の厚みLの約50パーセント~約120パーセントであり、あるいは好ましくは、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、リップ121A'および121B'の各々の厚みLの約68パーセント~約103パーセントであり、あるいは最も好ましくは、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3は、リップ121A'および121B'の各々の厚みLの約76パーセント~約94パーセントである。また、上記で説明したように、リップ121A'および121B'の各々の厚みLが、テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の適切な高さE1、E2、および/またはE3を得る能力に直接影響を与えるので、(i)テクスチャ160、160'、および/または160"の隆起要素の各々の高さE1、高さE2、および/または高さE3(たとえば、
図3Aを参照)と、(ii)リップ121A'および121B'の各々の厚みLとの比率は、リップ121A'および/または121B'にテクスチャ160、160'、または160"を付加するプロセスにおいて重要な役割を果たすことに留意されたい。
【0050】
別の実施形態によれば、(i)x方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、
図3Aに示す距離S1)と、(ii)y方向における隆起要素24の各々の間隔(すなわち、
図3Aに示す距離S2)と、(iii)テクスチャ160、160'、または160"の隆起要素24の各々の高さE1、高さE2、または高さE3との比を規定することができる。この比(たとえば、S1:E1またはS2:E1)は、一般には、約1:0.02~約1:0.18である。この比(たとえば、S1:E1またはS2:E1)は、好ましくは約1:0.04~約1:0.113であり、最も好ましくは、約1:0.075の最も好ましい比(たとえば、S1:E1またはS2:E1)を含む約1:0.06~約1:0.09である。
【0051】
同じく
図7および
図8A~
図8Cに示すように、少なくとも第1の閉鎖プロファイル140A'は、上側ジッパープロファイル90Aと下側ジッパープロファイル90Bとの間の区域に、複数のディンプル152を含む。
図8A~
図8Cに示すように、第1の閉鎖プロファイル140A'上のディンプル152は、第1の閉鎖プロファイル140A'の、袋100'の内部に面する側に凸状表面として形成される。代替的には、第1の閉鎖プロファイル140A'上のディンプル152は、第1の閉鎖プロファイル140A'の、袋100'の内部に面する表面に凹状表面として形成されてもよい。閉鎖プロファイル140A'および140B'の一方または両方が、複数のディンプル特徴部152を含むことができる。1つの実施形態では、ディンプル152は、有利なことに、ジッパープロファイル90Aおよび90Bのインターロック部材を封止するときに自分の指をどこに配置すべきかをユーザに示す視覚的キューおよび/または触覚フィードバックを提供する。したがって、ユーザには、袋100が封止されていることがよりはっきりと分かる。
【0052】
当業者には了解されるように、様々な技法を使用して、閉鎖プロファイル140A'および140B'の少なくとも一方にディンプル152を形成することができる。1つの例として、ディンプル152は、ダイを用いたプレス動作のような機械操作を使用して形成することができる。また、そのようなプレス動作では、ディンプル152を形成する閉鎖プロファイル140A'および/または140B'の変形を容易するために、閉鎖プロファイル140A'および140B'の少なくとも一方に熱を加えることができる。代替的には、ディンプル152は、超音波成形動作を使用して形成することができる。さらに他の代替形態として、ディンプル152は、マイクロ成形プロセスによって、または、閉鎖プロファイル140A'および140B'を形成する過程における真空押出動作の一部として形成することができる。これらの技法うちすべてについて、ディンプル152は、閉鎖プロファイル140A'および/または140B'の破断または弱化を防止する様式で形成される。
【0053】
図7および
図8A~
図8Cに示した袋100'では、実質的に円形の断面を有する実質的に球形のセクションを有するディンプル152が形成されている。特定の実施形態では、ディンプル152の直径は、約0.125インチ(0.3175cm)である。実質的に球形のディンプル152は、少なくとも第1の閉鎖プロファイル140A'の全長にわたって均一に提供される。ディンプル152は、実質的に円形の断面を有する実質的に球形のセクションであり、
図7のディンプル152は、第1の閉鎖プロファイル140A'、に沿って均一に離間しているが、ディンプル152について、多数の代替の形状および構成がある。たとえば、ディンプル152を、閉鎖プロファイル140A'および/または140B'に沿った不規則なポイントに提供してもよい。また、当業者には、矩形、卵形、三角形、X形、S形、星形、ハート形、矢印形、クリスマスツリー形などの断面形状を有するディンプルのような、多種多様な代替形状のディンプル152を形成し得ることが認識されよう。
【0054】
図7および
図8A~
図8Cの実施形態では、上側ジッパープロファイル90Aおよび下側ジッパープロファイル90Bのインターロック部材の間にディンプル152が設けられている。ただし、他の実施形態では、ディンプル152は、ジッパープロファイル90Aおよび90Bの上方、またはインターロックジッパープロファイル90Aおよび90Bの下方のような種々の位置に提供することができる。さらに、ディンプル152は、ジッパープロファイル90Aおよび90Bの上方とジッパープロファイル90Aおよび90Bの下方の両方のような、閉鎖プロファイル140A'および/または140B'の2つの異なる区域に提供してもよい。これらの文脈に沿うと、袋100'の実施形態は、ジッパープロファイルを1つしか含まなくてもよい。そのような実施形態では、ジッパープロファイルの上下にディンプル152を配置することができる。
【0055】
図9は、本発明の別の実施形態による袋1000を示す。袋1000は、第1の閉鎖プロファイル1400Aおよび第2の閉鎖プロファイル1400Bのリップ1200Aおよび1200Bが、第1のリップ1200Aと第2のリップ1200Bとを区別するための補助を提供するために、色C1および/または色C2が着いていることを除いて、上述の袋100と同様に構成される。実際には、第1の側部表面1100または第2の側部表面1300に注目して袋1000を見ると、第1のリップ1200Aが第2のリップ1200Bと重なる区域は、第2のリップ1200Bの第1のリップ1200Aが重なっていない区域に比べて、顕著により暗い色として、または、顕著により暗い色合いとして見える。したがって、ユーザは、第1のリップ1200Aと第2のリップ1200Bとを簡単に区別することができ、ジッパープロファイル900のインターロック部材を開封するときに袋1000をどこで把持すべきかをユーザが判断することがより簡単である。
【0056】
さらに、第1のリップ1200Aおよび/または第2のリップ1200Bに色C1および/または色C2を着けることによって、テクスチャ1600の隆起要素の視覚的外観が強調されることが分かった。この点について、発明者は、クリアなまたは透明なリップにテクスチャ(たとえば、テクスチャ1600)が提供された場合、テクスチャ(たとえば、テクスチャ1600)の隆起要素がユーザに視認可能であるとは限らないことが分かった。対照的に、リップ1200Aおよび1200Bに色C1および/または色C2が着けられている場合、テクスチャ1600の隆起要素ははっきりとし、および/またはより視認できるようなり、したがって、テクスチャ1600は、たとえば、袋1000のリップ1200Aおよび1200Bの場所を特定するための視覚的キューの形態で、消費者にフィードバックを提供することができるようになる。
【0057】
本明細書の議論から明らかなように、「より暗い色」という言及と「より暗い色合い」という言及は異なる意味を有する。CIELAB色空間(すなわち、国際照明委員会(CIE)が定義する色空間)は、色および色合いを定量化するための一般的な技法である。この色空間において、L*は、色の明度または暗度を表し、a*およびb*は、非線形に圧縮されたCIE XYZ色空間座標に基づく、反対色次元を表す。特定のサンプルの色についてのL*値、a*値およびb*値は、たとえば分光光度計を使用することによって、簡単に求めることができる。本明細書で使用する場合、2つのカラーサンプルについて考察すると、より暗い色のサンプルは、a*値およびb*値が他のサンプルよりも暗い色を示すサンプル、たとえば、黄色を示すa*値およびb*値がよりも暗い青色を示すa*値およびb*値となる。一方、より暗い色合いは、a*値とb*値とが実質的に同じであるがL*値が異なる2つのサンプルを示すものであり、より高いL*値を有するサンプルは、より明るい色合いである。この点について、「色」という、本明細書で使用される場合、用語が黒色、白色およびグレーの濃淡を包含することに留意されたい。また、実質的に透明なプラスチック製保存袋は、上記で論じ、当技術分野で知られているように、特定の「色」を有すると考えることができることに留意されたい。第1および第2の色または色合いについて言及する場合、本明細書では、第1および第2の色または色合いのうちの1つは、袋の実質的に透明な部分を含めて、袋の残り部分と同じであり得る。
【0058】
本明細書に記載する第1のリップ1200Aおよび第2のリップ1200Bの視覚的効果は、異なる色を使用して達成することができることになり、ここで、リップ1200Aおよび1200Bのa*値および/またはb*値が異なる。定性的に、第1のリップ1200Aは緑色に見えることがあり、第2のリップ1200Bは赤色に見える。そのような実施形態において、2つのリップ1200Aおよび1200Bは、L*値が同じでもよく、あるいは、L*値が異なっていてもよい。他の実施形態では、第1のリップ1200Aおよび第2のリップ1200Bは、実質的に同じ色として提供され、すなわち、a*値およびb*値はほぼ同じであるが、L*値は異なる。この場合には、第1のリップ1200Aと第2のリップ1200Bとは異なる色合いである。さらに他の実施形態では、第1のリップ1200Aおよび第2のリップ1200Bは、同じ色および同じ色合いで形成される。しかも、第1のリップ1200Aが第2のリップ1200Bの一部分と重なることに起因して、第1の側部表面1100または第2の側部表面1300から袋を見たとき、重なっている区域は、当然、第2のリップ1200Bの第1のリップ1200Aが重なっていない部分よりも暗い色合いに見える。そのような効果は、たとえば、より大きい厚みのリップ1200Aおよび1200Bを使用することによって達成することができる。さらに他の実施形態では、第1のリップ1200Aと第2のリップ1200Bとを異なる色で形成することができ、それにより、リップ1200Aおよび1200Bの重なっている部分は、第2のリップ1200Bの重なっていない部分とは異なる色になる。たとえば、第1のリップ1200Aを黄色とし、第2のリップ1200Bを青い色とし、それにより、第1の側部表面1100および/または第2の側部表面1300に向かって袋を見たときに、第1のリップ1200Aが第2のリップ1200Bに重なっている区域が緑色になる。
【0059】
特定の実施形態において、2つのリップ1200Aおよび1200BのL*値は、約30異なる。例として、より暗い第1のリップ1200AのL*値は約50~約70であり、より詳細には、L*値は約55~約65であり、さらにより詳細には、L*値は約55~約60である。より明るい第2のリップ1200BのL*値は約60~約80であり、より詳細には、L*値は約65~約75であり、さらにより詳細にはL*値は、約70~75である。これらの構成のすべてで、第1のリップ1200Aは、第2のリップ1200Bよりも実質的に暗く見える。したがって、ユーザは、2つのリップ1200Aとリップ1200Bとを簡単に区別することができ、それにより、ジッパープロファイル900のインターロック部材を開封するときに、袋1000をどこで把持すべきかをユーザが判断することがより簡単になる。
【0060】
様々な技法を使用して、リップ1200Aおよび1200Bに色を着けることができる。一例として、袋の閉鎖プロファイル1400Aおよび1400Bを形成する押出動作の前に、液体または固体の着色剤を樹脂と混合することができる。同様の例として、カラーレジンペレットまたは液体着色料をペレットストリームに加えることによって、色を導入することができ、ペレットストリームにおいて、袋のフィルムおよび/または閉鎖プロファイル1400Aおよび1400Bを形成する押出プロセス中に、プラスチック全体にわたって色が均質化される。そのような構成では、押出成形プロセス全体に加えられる別個の押出成形機を通じて、たとえば、すでに形成された閉鎖プロファイル1400Aおよび1400B上にカラー層を押出成形することによって、カラーリング剤を導入することができる。別の例として、閉鎖プロファイル1400Aおよび1400B上での塗装または印刷によって、色を塗ることができる。当業者には、袋1000のリップ1400Aおよび1400Bに色または色合いを着けるために多種多様な他の技法を使用できることが認識されよう。
【0061】
図9に示す袋1000は、より短い第1のリップ1200Aが、より長い第2のリップ1200Bよりも暗い色または暗い色合いとなるように形成されているが、他の実施形態では、相対的なカラーリングは逆であってもよい。すなわち、より短い第1のリップ1200Aは、より長いリップ1200Bよりも明るい色または明るい色合いとすることができる。そのような実施形態における色対比は、単に、第2のリップ1200Bの第1のリップ1200Aが重なっていない部分により暗い色またはより暗い色合いを提供することによって、さらに強調することができる。さらに、
図9に示した実施形態では、ジッパープロファイル900と縁部との間の距離全体に色が着けられているが、他の実施形態では、距離(単数または複数)全体に色をひろげる必要はない。その代わりに、リップ1200Aおよび1200Bの一部分にわたって色をひろげてもよい。
【0062】
他の実施形態では、色は、リップ1200Aおよび1200Bの中実ブロックではない。その代わりに、たとえば、連続的または断続的なパターンまたは形状で色を着けることができる。そのようなパターンおよび形状の例として、ハート、花、木などが挙げられる。これらの文脈に沿うと、リップ1200Aまたはリップ1200Bのカラーリングは、複数の色を含むことができる。またさらに、上記のように、第1のリップ1200Aおよび第2のリップ1200Bの色または色合いのうちの1つは、袋の他の部分と同じであってもよい。したがって、一実施形態では、第1のリップ1200Aの色は、実質的に透明な側部表面1100の色と同じであるが、リップ1200Bには2つの異なる色が着けられている。当業者には、袋1000のリップ1200Aおよび1200Bについての幅広い着色オプションが了解されよう。
【0063】
また、ジッパープロファイル900のインターロック部材も着色することができ、したがって、リップ1200Aおよび1200Bとは同じ色または異なる色で提供することができる。着色した場合、ジッパープロファイル900のインターロック部材を簡単に見分けることができ、したがって、ユーザが袋を封止することおよび開封することがより簡単になる。したがって、着色したリップ1200Aおよび1200B、ならびにジッパープロファイル900の着色したインターロック部材を有する袋1000を提供することによって、ユーザは、袋1000を封止および開封するために使用される部分を簡単に識別することができる。
【0064】
また、袋1000のリップ1200Aおよび1200Bのカラーリングにより、袋1000を他の保存袋と簡単に区別することが可能になり得る。すなわち、リップ1200Aおよび1200Bのカラーリングは、特定の袋のユーザに視覚的表示を提供し、そのような特性は、袋の内容物の明示のまたは暗黙の表示を提供することができる。たとえば、青色に着色されたリップは、冷凍用袋を示すために使用され得、マゼンタに着色されたリップは、汎用の保存袋を示すために使用され得、緑色に着色されたリップは、サンドイッチ/スナック袋を示すために使用され得る。さらに、着色されたリップ1200Aおよび1200Bは、他の袋から特定の袋を、たとえば、緑色の袋からマゼンタの袋を目立たせることを可能にし得る。もちろん、リップ1200Aおよび1200Bにのみカラーリングを着けることができるので、袋1000の第1の側部表面1100および第2の側部表面1300を依然として透明または実質的に透明にすることができる。したがって、リップ1200Aおよび1200Bにより袋1000に表示色を与える一方で、それにもかかわらず、袋1000の内容物が簡単に分かる。
【0065】
図10は、たとえば、
図6A、
図6B、
図7、および
図8A~
図8Cのテクスチャ加工された袋を形成するための装置200を示す。
図10に示す装置200では、袋の閉鎖プロファイル用のプラスチックを押し出す主押出成形機201が提供される。1つの実施形態によれば、主押出成形機201は、ダイ205に接続されており、ダイ205は、ダイ205の片側で、閉鎖プロファイルのうちの少なくとも一方の凹型インターロック部材(単数または複数)206を形成し、ダイ205の反対側で、閉鎖プロファイルのうちの少なくとも一方の凸型インターロック部材(単数または複数)207を形成するように構成される。その後、押出成形された凹型インターロック機構206と凸型インターロック部材207とをジップステーション208で一緒にインターロックして、インターロックされた閉鎖プロファイル209の対を形成する。その後、インターロックされた閉鎖プロファイル209は、リップ切断機210に移動し、上記で論じたように、高さH1~H4でリップを切断する(たとえば、
図6Aおよび
図6Bのリップ121Aおよび121Bを参照)。切断されたリップ230を有するインターロックされた閉鎖プロファイルを、閉鎖プロファイルの切断されたリップの少なくとも1つの表面にテクスチャ(たとえば、テクスチャ160)を提供するためにエンボス加工ユニット220に入れる。
【0066】
図11Aおよび
図11Bは、エンボス加工ユニット220の1つの例を示す。
図11Aに示すように、エンボス加工ユニット220は、エンボス加工ローラー222Aおよび222Bの対(たとえば、ダブルローラー機構)に取り付けられたホルダー224を備える。
図11Aおよび
図11Bの実施形態にさらに示すように、エンボス加工ローラー222Aおよび222Bは各々、閉鎖プロファイルのリップの表面にテクスチャのパターンを提供する複数の隆起特徴部300を含む。特に、
図11Aに示すように、切断されたリップ230を有するインターロックされた閉鎖プロファイルは、エンボス加工ユニット220のエンボス加工ローラー222Aおよび222Bに入る。エンボス加工ユニット220は、閉鎖プロファイルのリップにテクスチャ(たとえば、テクスチャ160)を形成し、その後、テクスチャ加工されたリップ235を有する閉鎖プロファイルが提供される。
図11Aおよび
図11Bの実施形態は、(i)複数の隆起特徴部300を有する第1のエンボス加工ローラー222Aと、(ii)複数の隆起特徴部300を有する第2のエンボス加工ローラー222Bと、を含むダブルローラー機構を備えるエンボス加工ユニット220を示しているが、代替的には、エンボス加工ユニット220は、複数の隆起特徴部300を有する第1のエンボス加工ローラー222Aを、ゴムまたはスチールのような硬質金属の滑らかな表面を備える第2のローラーと組み合わせて備えていてもよい。さらに別の実施形態では、エンボス加工ユニット220は、リップ(単数または複数)の表面(単数または複数)にテクスチャ(たとえば、テクスチャ160)を提供するために、相補的な対向する凸型エンボス加工表面と凹型エンボス加工表面とを有するダブルローラー機構を備えてもよい。さらに、
図11Aおよび
図11Bの実施形態に示すように、エンボス加工ユニット220は、ばね(単数または複数)225を使用して、閉鎖プロファイルのリップにテクスチャを提供するために必要な力を作り出す。代替的には、空気圧を使用するクランプ力または機械式閉鎖ユニットを使用して、リップにテクスチャを提供するために必要な力を作りだすこともできる。1つの実施形態によれば、エンボス加工ユニット220に加えられる圧力(psi)または力が高いほど、パターンの隆起特徴部の高さ(たとえば、E1、E2、および/またはE3)が高くなる(たとえば、
図8A~
図8Cを参照)。たとえば、1つの実施形態によれば、約30psiの圧力は、約1ミル(0.001インチ)の高さ(たとえば、E1)をもたらし、約50psiの圧力は約2.5ミル(0.0025インチ)~約3ミル(0.003インチ)の高さ(たとえば、E2)をもたらし、少なくとも約70psiの圧力は、約6ミル(0.006インチ)の高さ(たとえば、E3)をもたらす。隆起特徴部の特定の高さ(たとえば、E1、E2、および/またはE3)を達成する際の因子として圧力について上記で論じたが、たとえばリップの厚みを含む他の因子も関与する。
【0067】
図12A~
図12Cは、閉鎖プロファイルのリップの表面にテクスチャのパターンを提供する複数の隆起特徴部300A、300B、および300Cを各々が含むエンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"の例を示す。
図12Aの実施形態では、エンボス加工ローラー222Aは、複数の隆起特徴部300Aを含み、隆起特徴部300Aの各々は、(i)隣接する隆起特徴部300Aから、x方向に距離S1だけ、かつ(ii)隣接する隆起特徴部300Aから、y方向に距離S2だけ離間している。エンボス加工ローラー222Aの隆起特徴部300Aの各々の間隔S1およびS2は、
図3Aに示すように、テクスチャ16の複数の隆起要素24の各々のそれぞれ対応する間隔S1およびS2と等しいことに有意されたい。
図12Bの実施形態では、エンボス加工ローラー222A'は、複数の隆起特徴部300Bを含み、隆起特徴部300Bの各々は、(i)隣接する隆起特徴部300Bから、x方向に距離S1'だけ、かつ(ii)隣接する隆起特徴部300Bから、y方向に距離S2'だけ離間している。
図12Cの実施形態では、エンボス加工ローラー222A"は、複数の隆起特徴部300Cを含み、隆起特徴部300Cの各々は、(i)隣接する隆起特徴部300Cから、x方向に距離S1"だけ、かつ(ii)隣接する隆起特徴部300Cから、y方向に距離S2"だけ離間している。上述の実施形態は、(i)隣接する隆起特徴部300A、300B、および300Cから、エンボス加工ローラーにわたって同じである同じx方向に、距離S1、S1'、およびS1"だけ、かつ(ii)隣接する隆起特徴部300A、300B、および300Cから、エンボス加工ローラーにわたって同じであるy方向に、距離S2、S2'、およびS2"だけ離間している隆起特徴部300A、300B、および300Cを有する、エンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"を提供するが、x方向またはy方向のいずれかにおける隆起特徴部300A、300B、および300Cの間隔は、エンボス加工ローラー全体で変動させることができる。さらに、上述の実施形態は、それぞれ対応するエンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"の表面に対して特定の角度で延びる隆起特徴部300A、300B、および300Cを有するエンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"を提供するが、隆起特徴部300A、300B、および300Cは、それぞれ対応するエンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"の表面に対して、様々な角度(たとえば、30度、45度、60度など)で延びることができる。さらに、上述の実施形態は、鋭利なポイントまたは縁部で終端する隆起特徴部300A、300B、および300Cを有するエンボス加工ローラー222A、222A'、および222A"を提供するが、隆起特徴部300A、300B、および300Cは、代替的には、平坦な縁部またはプラトーで終端しても、あるいは、鋭利な縁部と平坦な縁部との組合せを有してもよい。
【0068】
図10にさらに示すように、リップにテクスチャ(たとえば、テクスチャ160)が提供されるエンボス加工ユニット220を出た後、テクスチャ加工されたリップを有する閉鎖プロファイル235は、袋切断機240に進み、たとえば、ホットワイヤまたはやナイフを使用して所望のサイズおよび/または形状(たとえば、袋10、10'、100、100'など)に個々の袋が切断される。その後、袋の縁部に沿って袋を封止し、出荷の準備が整う。代替的には、たとえば、ホットワイヤまたはナイフなどを使用して所望のサイズおよび/または形状に切断する際に、袋を封止することができる。
【0069】
上記の種々の実施形態において、本出願の保存袋の特定の特性について上述してきたが、当業者には容易に明らかになるように、それらの種々の実施形態の特性の多くを様々な異なる実施形態に組み込むことができる。
【0070】
また、本明細書に記載した袋のうちのいずれも真空保存袋として形成され得ることが企図される。そのような実施形態では、少なくとも1つの真空チェックバルブが袋の表面に提供され、そのバルブにより、袋の内部との流体連通が可能になる。手動ポンプまたは電動ポンプ、あるいはさらに家庭用真空掃除機のような真空デバイスをバルブの上に置いて、袋の内部から気体または他の流体を引き出すことができる。また、真空袋構成は、真空チェックバルブを介して真空引きするときに空気流チャネルを提供するために、袋の内部表面にまたはそれに沿ってリリーフを含むことができる。真空袋の例は、SPACE BAG(登録商標)という商品名で販売され、そのような真空袋の例は、米国特許第6,983,845号、米国特許第8,096,329号、米国特許第8,197,138号、米国特許第8,179,139号、米国特許出願公開第2012/0099806号で見ることができ、これらの開示の全体が参照として本明細書に組み込まれる。
【0071】
特定の具体的な例示的実施形態に関して本発明を説明してきたが、本開示に照らすと、当業者には、多くのさらなる修正形態および変形形態が明らかになるであろう。したがって、本発明は、特段の記載がない限り、本明細書で具体的に記載した通りに実施することができると理解すべきである。したがって、本発明の例示的な実施形態は、すべての点において例示的なものであり、限定的なものではないと考えるべきであり、本発明の範囲は、上記の記載によってではなく、本発明によってサポート可能な任意の請求項およびその均等物によって判断すべきである。
【産業上の利用可能性】
【0072】
本発明は、保存袋の商業生産において使用することができる。そのような保存袋は、食品、薬剤または他の物質を保存するための利用など、多種多様な用途を有する。
[項目1]
保存袋であって、
(A)第1の側部表面と、
(B)内部への開口部をとともに上記保存袋の内部を形成するように、上記第1の側部表面に接続された第2の側部表面と、
(C)上記第1の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第1の閉鎖プロファイルであって、上記第1の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、上記第1の閉鎖プロファイルの第1側と上記第1の閉鎖プロファイルの第2側との間で上記第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って延びる閉鎖部材を含み、上記第1の閉鎖プロファイルが、(a)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びる複数のグリップリッジであって、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第1側から、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第2側まで延びる、複数のグリップリッジ、および(b)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャであって、上記テクスチャが、(i)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に、かつ(ii)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延び、それによって、上記テクスチャが、上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、テクスチャをさらに含む、第1の閉鎖プロファイルと、
(D)上記第2の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第2の閉鎖プロファイルであって、上記第2の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、上記第2の閉鎖プロファイルの第1側と上記第2の閉鎖プロファイルの第2側との間で上記第2の閉鎖プロファイルの長さに少なくとも沿って延びる閉鎖部材を含み、上記閉鎖部材が、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と係合して、上記保存袋の上記開口部の封止部を形成するように構成される、第2の閉鎖プロファイルと
を備える、保存袋。
[項目2]
上記第2の閉鎖プロファイルが、(a)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びる複数のグリップリッジであって、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第1側から、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第2側まで延びる、複数のグリップリッジ、および(b)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に延びるテクスチャであって、上記テクスチャが、(i)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に、かつ(ii)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャをさらに含む、項目1に記載の保存袋。
[項目3]
上記テクスチャが、複数の隆起特徴部を備える、項目1に記載の保存袋。
[項目4]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第1側から上記第2側まで上記第1の閉鎖プロファイルの上記長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間している、項目3に記載の保存袋。
[項目5]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで上記第1の閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間している、項目4に記載の保存袋。
[項目6]
上記距離S1およびS2のうちの少なくとも一方が、(i)約0.045インチ~約0.100インチ、(ii)約0.053インチ~約0.080インチ、(iii)約0.056インチ~約0.070インチのうちの少なくとも1つである、項目5に記載の保存袋。
[項目7]
上記複数の隆起特徴部が、(i)上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点、(ii)上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約200~約450個の接点、および(iii)上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約250~約375個の接点のうちの少なくとも1つを備える、項目3に記載の保存袋。
[項目8]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)約2ミル~約8ミル、(ii)約3ミル~約6ミル、および(iii)約4ミル~約5ミルのうちの少なくとも1つの高さだけ延びる、項目3に記載の保存袋。
[項目9]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が第1の高さだけ延び、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが第2の高さだけ延び、上記第1の高さが、(i)第2の高さの約40パーセント~約80パーセント、(ii)第2の高さの約50パーセント~約70パーセント、および(iii)第2の高さの約55パーセント~約65%のうちの少なくとも1つである、項目3に記載の保存袋。
[項目10]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部がある高さだけ延び、上記第1の閉鎖プロファイルが厚みを有し、上記各隆起特徴部の高さが、(i)上記第1の閉鎖プロファイルの上記厚みの約50パーセント~約120パーセント、(ii)上記第1の閉鎖プロファイルの上記厚みの約68パーセント~約103パーセント、および(iii)上記第1の閉鎖プロファイルの厚みの約76パーセント~約94パーセントのうちの少なくとも1つである、項目3に記載の保存袋。
[項目11]
(i)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材が第1のインターロック部材であり、上記第1の閉鎖プロファイルが、上記第1のインターロック部材と実質的に平行に延びる第2のインターロック部材を含み、(ii)上記第2の閉鎖プロファイルが第1のインターロック部材であり、上記第2の閉鎖プロファイルが、上記第1のインターロック部材と実質的に平行に延びる第2のインターロック部材を含む、項目1に記載の保存袋。
[項目12]
上記第1の閉鎖プロファイルの少なくとも一部分が、上記第2の閉鎖プロファイルの少なくとも一部分とは異なる色および異なる色合いのうちの1つである、項目1に記載の保存袋。
[項目13]
保存袋であって、
(A)第1の側部表面と、
(B)内部への開口部をとともに上記保存袋の内部を形成するように、上記第1の側部表面に接続された第2の側部表面と、
(C)上記第1の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第1の閉鎖プロファイルであって、上記第1の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、上記第1の閉鎖プロファイルの第1側と上記第1の閉鎖プロファイルの第2側との間で上記第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って延びる閉鎖部材を含み、上記第1の閉鎖プロファイルが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間にリップをさらに形成し、上記リップが、(a)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びる複数のグリップリッジであって、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第1側から、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第2側まで延びる、複数のグリップリッジ、および(b)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャであって、上記テクスチャが、(i)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に、かつ(ii)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延び、それによって、上記テクスチャが、上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、テクスチャを含む、第1の閉鎖プロファイルと、
(D)上記第2の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第2の閉鎖プロファイルであって、上記第2の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、上記第2の閉鎖プロファイルの第1側と上記第2の閉鎖プロファイルの第2側との間で上記第2の閉鎖プロファイルの長さに少なくとも沿って延びる閉鎖部材を含み、上記閉鎖部材が、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と係合して、上記保存袋の上記開口部の封止部を形成するように構成され、上記第2の閉鎖プロファイルが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間にリップをさらに形成し、上記リップが、(a)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びる複数のグリップリッジであって、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第1側から、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第2側まで延びる、複数のグリップリッジ、および(b)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に延びるテクスチャであって、上記テクスチャが、(i)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に、かつ(ii)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジの間に連続して延びる、テクスチャを含む、第2の閉鎖プロファイルと
を備える、保存袋。
[項目14]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記リップが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記第1側から始まり上記第1の閉鎖プロファイルの上記第2側に至る上記第1の閉鎖プロファイルの上記長さに沿って、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで実質的に一定の距離H1だけ延びる、項目13に記載の保存袋。
[項目15]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップが、(i)上記第1側から始まる上記第2の閉鎖プロファイルの上記長さの一部分に沿って、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで実質的に一定の距離H2だけ延びる、上記リップの第1の部分と、(ii)上記第2側から始まる上記第2の閉鎖プロファイルの上記長さの一部分に沿って、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで実質的に一定の距離H3だけ延びる、上記リップの第2の部分と、(iii)上記リップの上記第1の部分と上記リップの上記第2の部分との間に提供された上記リップの第3の部分であって、上記第3の部分が、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで実質的に一定の距離H4だけ延び、上記距離H4が上記距離H1よりも大きい、第3の部分と
を含む、項目14に記載の保存袋。
[項目16]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記リップおよび上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップの各々の上記テクスチャが、複数の隆起特徴部を構成する、項目13に記載の保存袋。
[項目17]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、それぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの上記第1側から上記第2側までそれぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの上記長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間している、項目16に記載の保存袋。
[項目18]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、それぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部までそれぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間している、項目17に記載の保存袋。
[項目19]
上記距離S1およびS2のうちの少なくとも一方が、(i)約0.045インチ~約0.100インチ、(ii)約0.053インチ~約0.080インチ、(iii)約0.056インチ~約0.070インチのうちの少なくとも1つである、項目18に記載の保存袋。
[項目20]
上記複数の隆起特徴部が、(i)それぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点、(ii)それぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約200~約450個の接点、および(iii)それぞれ対応する上記閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約250~約375個の接点のうちの少なくとも1つを備える、項目16に記載の保存袋。
[項目21]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)約2ミル~約8ミル、(ii)約3ミル~約6ミル、および(iii)約4ミル~約5ミルのうちの少なくとも1つの高さだけ延びる、項目16に記載の保存袋。
[項目22]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が第1の高さだけ延び、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが第2の高さだけ延び、上記第1の高さが、(i)第2の高さの約40パーセント~約80パーセント、(ii)第2の高さの約50パーセント~約70パーセント、および(iii)第2の高さの約55パーセント~約65%のうちの少なくとも1つである、項目16に記載の保存袋。
[項目23]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部がある高さだけ延び、各リップが厚みを有し、上記各隆起特徴部の高さが、(i)それぞれ対応する上記リップの上記厚みの約50パーセント~約120パーセント、(ii)それぞれ対応する上記リップの上記厚みの約68パーセント~約103パーセント、および(iii)それぞれ対応する上記リップの厚みの約76パーセント~約94パーセントのうちの少なくとも1つである、項目22に記載の保存袋。
[項目24]
(i)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材が第1のインターロック部材であり、上記第1の閉鎖プロファイルが、上記第1のインターロック部材と実質的に平行に延びる第2のインターロック部材を含み、(ii)上記第2の閉鎖プロファイルが第1のインターロック部材であり、上記第2の閉鎖プロファイルが、上記第1のインターロック部材と実質的に平行に延びる第2のインターロック部材を含む、項目13に記載の保存袋。
[項目25]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記リップの少なくとも一部分が、上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップの少なくとも一部分とは異なる色および異なる色合いのうちの1つである、項目13に記載のリップの保存袋。
[項目26]
保存袋であって、
(A)第1の側部表面と、
(B)内部への開口部をとともに上記保存袋の内部を形成するように、上記第1の側部表面に接続された第2の側部表面と、
(C)上記第1の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第1の閉鎖プロファイルであって、上記第1の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、(a)閉鎖部材および(b)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャを含み、上記テクスチャが、上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点を有する複数の隆起特徴部を備える、第1の閉鎖プロファイルと、
(D)上記第2の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第2の閉鎖プロファイルであって、上記第2の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と係合して、上記保存袋の上記開口部の封止部を形成するように構成された閉鎖部材を含む、第2の閉鎖プロファイルと
を備える、保存袋。
[項目27]
上記複数の隆起特徴部が、(i)上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約200~約450個の接点、および(ii)上記第1の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約250~約375個の接点のうちの少なくとも1つを備える、項目26に記載の保存袋。
[項目28]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第1の閉鎖プロファイルの第1側から第2側まで上記第1の閉鎖プロファイルの長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間している、項目26に記載の保存袋。
[項目29]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで上記第1の閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間している、項目28に記載の保存袋。
[項目30]
上記距離S1およびS2のうちの少なくとも一方が、(i)約0.045インチ~約0.100インチ、(ii)約0.053インチ~約0.080インチ、(iii)約0.056インチ~約0.070インチのうちの少なくとも1つである、項目29に記載の保存袋。
[項目31]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)約2ミル~約8ミル、(ii)約3ミル~約6ミル、および(iii)約4ミル~約5ミルのうちの少なくとも1つの高さだけ延びる、項目30に記載の保存袋。
[項目32]
(a)上記距離S1が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(b)上記距離S2が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(c)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約2ミル~約8ミルの高さだけ延びる、項目31に記載の保存袋。
[項目33]
(a)上記距離S1が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(b)上記距離S2が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(c)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約3ミル~約6ミルの高さだけ延びる、項目31または32に記載の保存袋。
[項目34]
(a)上記距離S1が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(b)上記距離S2が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(c)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約4ミル~約5ミルの高さだけ延びる、項目31から33のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目35]
上記隆起特徴部の各々の(a)上記距離S1と(b)上記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、項目31から34のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目36]
上記隆起特徴部の各々の(a)上記距離S2と(b)上記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、項目31から35のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目37]
上記距離S1と上記距離S2との比が約1:1である、項目30に記載の保存袋。
[項目38]
上記距離S1と上記距離S2との比が、(i)約0.45:1~約2.2:1、(ii)約0.5:1~約2:1のうちの少なくとも1つである、項目30に記載の保存袋。
[項目39]
上記距離S1と上記距離S2との比が、(i)約1:0.45~約1:2.2、および(ii)約1:0.5~約1:2のうちの少なくとも1つである、項目30に記載の保存袋。
[項目40]
上記第1の閉鎖プロファイルが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に延びる複数のグリップリッジをさらに含み、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第1の閉鎖プロファイルの第1側から、上記第1の閉鎖プロファイルの第2側まで延びる、項目26に記載の保存袋。
[項目41]
(a)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが高さGだけ延び、(b)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が高さEだけ延び、上記高さEが、(i)上記高さGの約40パーセント~約80パーセント、(ii)上記高さGの約50パーセント~約70パーセント、および(iii)上記高さGの約55パーセント~約65%のうちの少なくとも1つである、項目40に記載の保存袋。
[項目42]
上記第1の閉鎖プロファイルが、(i)約1ミル~約10ミル、(ii)約2ミル~約8ミル、および(iii)約3ミル~約6ミルのうちの少なくとも1つである厚みLを有する、項目26に記載の保存袋。
[項目43]
上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、(i)上記厚みLの約50パーセント~約120パーセント、(ii)上記厚みLの約68パーセント~約103パーセント、および(iii)上記厚みLの約76パーセント~約94パーセントのうちの少なくとも1つである高さEだけ延びる、項目42に記載の保存袋。
[項目44]
保存袋であって、
(A)第1の側部表面と、
(B)内部への開口部をとともに上記保存袋の内部を形成するように、上記第1の側部表面に接続された第2の側部表面と、
(C)上記第1の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第1の閉鎖プロファイルであって、上記第1の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、閉鎖部材を含む、第1の閉鎖プロファイルと、
(D)上記第2の側部表面に接続され、上記保存袋の上記開口部に隣接して配置された第2の閉鎖プロファイルであって、上記第2の閉鎖プロファイルが、頂縁部を有し、かつ、(a)上記第1の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と係合して、上記保存袋の上記開口部の封止部を形成するように構成された閉鎖部材、および(b)上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の区域内に延びるテクスチャであって、上記テクスチャが、複数の隆起特徴部を備える、テクスチャを含み、(i)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第2の閉鎖プロファイルの第1側から第2側まで第2の閉鎖プロファイルの長さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S1だけ離間しており、上記距離S1が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(ii)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材から上記頂縁部まで上記第2の閉鎖プロファイルの高さに沿って、隣接する隆起特徴部から距離S2だけ離間しており、上記距離S2が、約0.045インチ~約0.100インチであり、(iii)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約2ミル~約8ミルの高さだけ延びる、第2の閉鎖プロファイルと、
を備える、保存袋。
[項目45]
(a)上記距離S1が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(b)上記距離S2が、約0.053インチ~約0.080インチであり、(c)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約3ミル~約6ミルの高さだけ延びる、項目44に記載の保存袋。
[項目46]
(a)上記距離S1が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(b)上記距離S2が、約0.056インチ~約0.070インチであり、(c)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が、約4ミル~約5ミルの高さだけ延びる、項目44または45に記載の保存袋。
[項目47]
上記隆起特徴部の各々の(a)上記距離S1と(b)上記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、項目44から46のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目48]
上記隆起特徴部の各々の(a)上記距離S2と(b)上記高さとの比が、(i)約1:0.02~約1:0.18、(ii)約1:0.04~約1:0.113、および(iii)約1:0.06~約1:0.09のうちの少なくとも1つである、項目44から47のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目49]
上記距離S1と上記距離S2との比が約1:1である、項目44から48のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目50]
上記距離S1と上記距離S2との比が、(i)約0.45:1~約2.2:1、(ii)約0.5:1~約2:1のうちの少なくとも1つである、項目44から49のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目51]
上記距離S1と上記距離S2との比が、(i)約1:0.45~約1:2.2、および(ii)約1:0.5~約1:2のうちの少なくとも1つである、項目44から50のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目52]
上記複数の隆起特徴部が、(i)上記第2の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約95~約500個の接点、(ii)上記第2の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約200~約450個の接点、および(iii)上記第2の閉鎖プロファイルの1平方インチあたり約250~約375個の接点のうちの少なくとも1つを備える、項目44から51のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目53]
上記第2の閉鎖プロファイルが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記閉鎖部材と上記頂縁部との間の上記区域内に延びる複数のグリップリッジをさらに含み、上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第1側から、上記第2の閉鎖プロファイルの上記第2側まで延びる、項目44から52のいずれか一項に記載の保存袋。
[項目54]
(a)上記複数のグリップリッジの各グリップリッジが高さGだけ延び、(b)上記複数の隆起特徴部の各隆起特徴部が高さEだけ延び、上記高さEが、(i)上記高さGの約40パーセント~約80パーセント、(ii)上記高さGの約50パーセント~約70パーセント、および(iii)上記高さGの約55パーセント~約65%のうちの少なくとも1つである、項目53に記載の保存袋。
[項目55]
上記第2の閉鎖プロファイルが、(i)約1ミル~約10ミル、(ii)約2ミル~約8ミル、および(iii)約3ミル~約6ミルのうちの少なくとも1つである厚みLを有する、項目44に記載の保存袋。
[項目56]
上記複数の隆起特徴部の上記隆起特徴部の各々が、(i)上記厚みLの約50パーセント~約120パーセント、(ii)上記厚みLの約68パーセント~約103パーセント、および(iii)上記厚みLの約76パーセント~約94パーセントのうちの少なくとも1つである高さEだけ延びる、項目55に記載の保存袋。
[項目57]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目1に記載の保存袋。
[項目58]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記テクスチャが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、項目2に記載の保存袋。
[項目59]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目58に記載の保存袋。
[項目60]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記リップの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目13に記載の保存袋。
[項目61]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップの上記テクスチャが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、項目13に記載の保存袋。
[項目62]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記リップの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目61に記載の保存袋。
[項目63]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記テクスチャが、上記第1の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、項目40に記載の保存袋。
[項目64]
上記第1の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目63に記載の保存袋。
[項目65]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記テクスチャが、上記第2の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす、項目53に記載の保存袋。
[項目66]
上記第2の閉鎖プロファイルの上記複数のグリップリッジのうちの少なくとも1つのグリップリッジは、上記テクスチャが上記少なくとも1つのグリップリッジに影響を及ぼす複数のデテントを含む、項目65に記載の保存袋。
【外国語明細書】