特開 2022-54839 スライド式フェースシールド。

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2022054839

(43)【公開日】2022-04-07

(54)【発明の名称】スライド式フェースシールド。

(51)【国際特許分類】

   A41D 13/11 20060101AFI20220331BHJP

   A41D 13/12 20060101ALI20220331BHJP

   A62B 18/02 20060101ALI20220331BHJP

【ＦＩ】

A41D13/11 L

A41D13/11 Z

A41D13/12 118

A62B18/02 Z

【審査請求】有

【請求項の数】4

【出願形態】ＯＬ

(21)【出願番号】P 2020162074

(22)【出願日】2020-09-28

(11)【特許番号】

(45)【特許公報発行日】2022-01-18

(71)【出願人】

【識別番号】595141351

【氏名又は名称】村上 豊

(71)【出願人】

【識別番号】520232220

【氏名又は名称】村上 久子

(72)【発明者】

【氏名】村上 豊

【テーマコード（参考）】

2E185

3B011

【Ｆターム（参考）】

2E185AA06

2E185CC32

3B011AB09

3B011AC18

(57)【要約】      （修正有）

【課題】簡易な構成と安価材料で製作できるスライド式フェースシールドと透明マウスシールドを提供する。
【解決手段】スライド式フェースシールドは左右両サイドにスライド式レールファイルクリップを設け、ファイルクリップ筒のはさみ力が筒内の２枚の透明プラスチックカバーシート板を保持している。固定された透明プラスチックカバーシート板は表面でスライド式レールファイルクリップ筒と接合し、内面で透明プラスチックカバーシート板が上下方向にスライドする。スライドする透明プラスチックカバーシート板の両サイド表面に両先端がくさび形になったガイドレール付き桟と先端部がくさび形になったくさび型ストッパーでスライドするシート板の下方へ抜け防止を行い、左右の抜け防止はガイドレール桟が抵抗になり外れ難い構造となっている
【選択図】図１

【特許請求の範囲】

【請求項1】

飛沫防止のフェースシールドであって、固定透明プラスチックカバーシート板に上下方向にスライドする透明プラスチックカバーシート板を設けていることを特徴とするフェースシールド。

【請求項2】

固定透明プラスチックカバーシート板とスライドする透明プラスチックカバーシート板の両サイドは開口部を設けたスライド式レールファイルクリップ筒のはさみ力を利用したことを特徴とする請求項１に記載のフェースシールド。

【請求項3】

スライドする透明プラスチックカバーシート板が固定された透明プラスチックカバーシート板から外れないようにストッパーを設けていることを特徴とする請求項１又は２に記載のフェースシールド。

【請求項4】

固定透明プラスチックカバーシート板の上部に視界を良くするために切り抜いてあることを特徴とするフェースシールド。

【請求項5】

スライドする透明プラスチックカバーシート板の下部中心に少しR状に切り開いた請求項１及び至請求項５のいずれかに記載のフェースシールド。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明はスライド式フェースシールドに関する。

【背景技術】

【0002】

近年、感染症患者の治療に当たっては医師、医療従事者は感染症防止対策として、ウイルスや細菌の飛沫防止として、フェースシールドを装着している。

【0003】

従来のフェースシールドの上下稼働は顔面や目を覆う位置と顔面から離れた位置との間で、ヘッドギャに対して回転する器具は公知である。上下治具は構造が複雑になり、顔面前に突き出て不便である。

【0004】

又、スライドするプラスチックカバーシート板は車専用のサンバイザーは公知であるが、スライドするプラスチックカバーシート板はサンバイザー不透明本体か車体の天井に格納される機能で、全面透明フェースシールドとは異なる。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0005】

【特許文献1】特表２００２－５０５８９５（P2002-505895A）

【特許文献2】特開平１１－３１４５１７

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0006】

最近、新型コロナウイルス、インフルエンザ予防飛沫防止策として、一般人の使用がある。一般人の成人、学童、保育児はフェースシールドを使用にあたって、頭部、顔の大きさが異なる事や行動を考慮しなくてはならない。

【0007】

養護施設、学校、飲食店で飲食する時、フェースシールドは被りを取らなくてはならない。鼻腔上まで透明プラスチックシート板が上がれば食事はし易くなる。ところが、既存フェースシールドは脱げてしまう。また、跳ね上げ式は顔面部が大きく開き、飛沫防止が弱くなる欠陥がある。

【0008】

本発明ではスライドする透明プラスチックカバーシート板が上下稼働する事で半分程縦方向の高さが短くなるのでフェースシールドの被りを取らなくても飲食ができる。

【0009】

一般のフェースシールドの大きさは厚さ×幅×高さは０．２～０．３mm×３３cm×２２cm程の大きさです、持ち運びにはやや大きく、鞄やランドセルには格納し難い。

【0010】

飲食店や売店などの接客業の現場で透明プラスチックカバー製のマウスシールドの着用が見られるようになった。口元だけをおおい、上部が開口している透明マウスシールドは接客業の従事者が自らの飛沫を排出させないことを目的としている。

【0011】

透明マウスシールドは口からの飛沫はある程度は防止するが、口元の有効面積壁では有効とは言えない。又、透明マウスシールド固定は耳掛け式で、耳掛け式不織布マスク等を併装するのはいささか困難です。

【課題を解決するための手段】

【0012】

スライド式フェースシールドであって、顔面シールド板は固定透明プラスチックカバーシート板とその内面にスライドする透明プラスチックカバーシート板が上下方向にスライドする機能がある。

【0013】

固定透明プラスチックカバーシート板の内面に接触し正確にスライドするにはフェースシールドの縦方向両サイドにスライド式レールファイルクリップ筒を設けている。
スライド式レールファイルクリップ筒のはさみ力でスライドする透明プラスチックカバーシートが上下、左右方向に保持されている。

【0014】

スライドする透明プラスチックカバーシート板が固定された透明プラスチックカバーシート板から外れないようにストッパーを設けている

【0015】

スライドする透明プラスチックカバーシート板がスムーズな動きをするにはスライド式レールファイルクリップ筒がしっかりと固定しなければならない。フェースシールドとの固定方法はシート板表面側とスライド式レールファイルクリップ筒が接合されている。

【0016】

スライドする透明プラスチックカバーシート板の下部中心に少しの曲線で切り開いているのは、飲食時にフェースシールド端部に唇の上部が当たらない構造になっている。

【0017】

固定された透明プラスチックカバーシート板の上部の開口部はスライドするフェースシールドを透明マウスシールドとして使用出来る工夫をしている。

【0018】

料理人や販売員は接客業務で会話する時、口元からの吐息や唾の飛沫を発生させている。透明マウスシールドは飛沫防止としては物足りない。かと言って不織布マスクマスクの着用は口元が隠れるために表情が見えない。又、料理人や販売員は料理の品定めや商品の品定めは重要です。

【0019】

スライドするフェースシールドの固定された透明プラスチックカバーシート板の上部開口部は視界を良くし、フェースシールド内の通気性を良くして顔の表情がよくわかります。

【0020】

スライドするフェースシールドは口元では１８０度の飛沫防止ができる、又、不織布マスクを併用すればさらなる飛沫防止効果がある。

【発明の効果】

【0021】

本発明のスライド式フェースシールドは使用者自らの体格に合った大きさに調整出来る様になっている。大人と子供、男女は頭の大きさ、顔の広さはまちまちです。例えば子供は頭や顔の大きさは小さい、標準サイズのフェースシールドでは大きすぎて合わない。スライド式フェースシールドは高さ方向に可変するので顔に合った高さに調整が出来る。幅は小さくならないが、弾性ゴム帯の長さ調整出来る機能を使って頭のサイズに合わせたサイズに調整可能。
つまり、本発明のスライド式フェースシールドは万民が使用できる。

【0022】

既存のフェースシールドを装着して飲食はし難いが、スライド式フェースシールドは高さ調整が可能なので、自分自身の鼻腔の上まで上げる事と唇に沿った曲線で切り込みがあるのでフェースシールドの被りを取らなくて飲食がし易い。

【0023】

大きさが可変するので高さ方向を短くする事で、鞄、ランドセル，医療バッグに入り易く携帯に便利です。

【0024】

例えば、海外旅行に持参すれが感染環境状態が解からな場所で使用すれば、あ る程度の飛沫防止になる。
又、スポーツ観戦時の応援合戦の吐息飛沫防止にもなる。

【0025】

最近、開発された９９％紫外線をカットする透明プラスチックカバーシート板材料を使って本発明品のスライド式フェースシールドを製作するなら、例えば、海水浴場でのサイズ調整可能の顔面サンバイザーになり、顔面の日焼け防止ができる。

【0026】

産業用フェースシールドは公知ですが、頑丈で重たい、本発明品は軽量で、安価であるので、使用者にマッチした器具になり、日曜大工、植木の刈込軽作業での飛来塵から顔面、目を保護する。

【0027】

スライドするフェースシールドは接客業員のマウスシールドより飛沫防止が出来る、視界を良くするために切り開いた開口部はプラスチックカバーの乱反射やくもりがないため、良質の接客業務ができます。

【図面の簡単な説明】

【0028】

【図1】本発明のスライド式フェースシールドにおいてスライドする透明プラスチックカバーシート板が顎下まで下げた状態を示すイメージ正面図。

【図2】本発明のスライド式フェースシールドにおいてスライドする透明プラスチックカバーシート板が鼻腔上まで上げた状態を示す斜視図。

【図3】同発明品を使用する人の両手指を使ってスライドする透明プラスチックカバーシート板を上に上げている動作している正面図。

【図4】同発明品を使用する人の両手指を使ってスライドする透明プラスチックカバーシート板を下に下げている動作している正面図、

【図5】スライド式レールファイルクリップ筒に開口部を設けたクリップ筒にスライドする透明プラスチックカバーシート板を両サイドクリップ筒に下部より差し入れたイメージ図

【図6】円形は開口部においてのスライドする透明プラスチックカバーシート板の状態の拡大図です。シート上にくさび形桟とくさび型ストッパーがあり、９０度に曲げ加工された桟の上下先端はくさび形をしているのでスムーズに上下にスライドする。くさび形ストッパーが開口部の下端部に当たり下方にスライド出来ないイメージ斜視図です。

【図7】スライドする透明プラスチックカバーシート板にガイドレール付き桟とくさび形ストッパーをスライドする透明プラスチックカバーシート板より切り抜き、９０度曲げ加工されている。シート板をレールファイルクリップ筒の下方より挿入したイメージ斜視図。

【図8】くさび形ストッパーをスライドする透明プラスチックカバーシートより切り抜き、曲げ加工をせずに、樹脂製のくさび形ストッパーをシート板に接着剤で取り付けた状態のイメージ斜視図。

【図9】固定された透明プラスチックカバーシート板上部の切り抜かれた開口 部。

【図10】固定された透明プラスチックカバーシート板の上部に開口部を設けたスライドするフェースシールドの着用しているイメージ図。

【発明を実施するための形態】

【0029】

次に発明を実施するための形態を説明する。

【0030】

図１～図１０に示すように、本実施例のスライド式フェースシールドは
医師、医療従事者、一般人が使用できるフェースシールドです。

【0031】

図１スライドする透明プラスチックカバーシート板を本発明品のスライ
ド式フェースシールドを顎下に下げた状態。図２はシート板３を鼻腔上に
上げた状態を示す斜視図です、飲食時、シート板３が口を塞がないので
フェースシールドを脱がなくても飲食が可能です。

【0032】

図３はスライド式フェースシールドを被らない構成で、ファイルクリップ筒１の中に固定された透明プラスチックカバーシート板２の内面でシート板３が縦方向に上下スライドする。通気孔のある歯形スポンジ４と弾性ゴム帯５で頭部、額に固定させる。顔の小さい女性、子供も利用できるように弾性ゴム帯５の弾性ゴム帯止め長さ可調整角穴６と弾性ゴム帯止め具７でゴム帯の止め長さを調整出来る。

【0033】

本発明のスライドするフェースシールドを使用する人は先ずにフェースシールドの内側で、小さくしたい場合は人体左指８と人体右指９を使ってシート板３を指で上に送り込む。ファイルクリップ筒１のはさみ力でしっかりと固定される。

【0034】

大きくしたい場合は図４に示すように両指８，９の動作でスライドするーシート板３を下方に送り込む。下方に送り込む時、誤ってシート板３が抜け落ちない様に工夫されている。

【0035】

図５のイメージ図はファイルクリップ筒１の中ほどに開口部１０を設けている。シート板３を下から差し込む状態を示している。又、スライドする透明プラスチックカバーシート板の下端部、中心にR状に切込１５を設けている。

【0036】

図６は図５の円で囲まれた部分の拡大図である。シート板３が下方に抜け落ちないのはシート板３上に両サイドにくさび型ストッパー１２が付いている。くさび形ストッパー１２はシート板３より切り抜き、９０度に曲げ加工されていて、くさび形ストッパー１２がファイルクリップ筒の開口部１０の下端部１３に当たり下方向に動けない事を示している。スライドする透明プラスチックカバーシート板３がスライド出来ない箇所１３まで下げた時に斜線部Aはシート板２とシート板３が重複して接合する範囲を示している。

【0037】

図７はスライドする透明プラスチックカバーシート板３をスライド式レールファイルクリップ筒１の下方より挿入している状態を示している。

【0038】

図８は別実施例１として、くさび型ストッパー１２をシート板３より切り抜き、曲げ加工をせずに、別枠で製作した樹脂製のくさび形ストッパー１４をシート板３上に接着剤で取り付けてもよい。

【0039】

次に本発明品の実施例のスライド式フェースシールドの使用方法について説明する。図１はスライド式フェースシールドを大きくしたい場合は被る前に、スライドする透明プラスチックカバーシート板３を下方向にスライド出来ない箇所1３まで下げればフルカバーサイズになる。又、小さくしたい場合はカバーシート板３を人体両手指８，９で上方向にスライドすれば、自分にあったサイズになる。尚、持ち運びでフェースシールド器具を最も小さくしたい場合は通気孔のある歯形スポンジ４までカバーシート板３を上にスライドすれば良い。

【0040】

使用者が飲食をする時、フルカバー状態では出来ないので、カバーシート板３を鼻腔上まで上げると、シート板の中心端部に少し曲線状の切り込み１５があるので唇がカバーシート板３に当たり難いので飲食がし易い。

【0041】

図９は別実施例２として、固定された透明プラスチックカバーシート板２の上部に視界を良くするために切り抜かれた開口部Bを設けている。これはスライド式フェースシールドを透明マウスシールドとして使用できる様にしている。

【0042】

図１０はスライド式フェイスシールドを透明マウスシールドとして装着した時のイメージ図です。飲食店店員、料理人、商品販売員の接客業務員は飛沫防止、安心を与える顔の表情、料理、商品の品定めを良くする視野が必要。
従来の透明マウスシールドは口元だけの飛沫防止ですが、スライド式フェースは１８０度の飛沫防止、透明プラスチック板を使っているので顔の表情は良く分かる。又、視界を妨げるものがないため品定めが出来る。尚、人によっては顔の大きさは異なるので、視界を妨げない所まで高さを調整出来る。一番小さくすれば、携帯しやすくなる。

【0043】

例えば、スポーツ観戦の時は固定された透明プラスチックカバーシート板の上部に視界を良くするための切り抜き開口部を設けているので、シート上の乱反射や曇りがないため、良好な観戦が出来る。大きさが小さくなるので携帯にも便利、ある程度の飛沫防止が出来、飲食も可能です。

【符号の説明】

【0044】

１ スライド式レールファイルクリップ筒。
２ 固定された透明プラスチックカバーシート板。
３ スライド透明プラスチックカバーシート板。
４ 通気孔のある歯形スポンジ。
５ 弾性ゴム帯。
６ 弾性ゴム帯止め長さ可調整角穴。
７ 弾性ゴム帯止め具。
８ 人体左側指。
９ 人体右側指。
１０ スライド式レールファイルクリップ筒の開口部。
１１ ９０度に曲げ加工された両端部がくさび形になったガイドレール付き桟。
１２ ９０度に曲げ加工されたくさび型ストッパー。
１３ くさび型ストッパーが当たり下方にスライド出来ない箇所。
１４ 接着剤加工された樹脂製のくさび型ストッパー。
１５ フェースシールドシート板の中心下端部に少し曲線状の切り込み。
A 斜線部は固定された透明プラスチックカバーシート板とスライドする透明プラスチックカバーシート板が重複している接合範囲。
B 固定された透明プラスチックカバーシート板の上部に視界を良くするために切り抜かれた開口部。

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【手続補正書】

【提出日】2021-07-26

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

飛沫防止のフェースシールドであって、
利用者の目の前方に配置された固定透明プラスチックカバーシート板と、前記固定透明プラスチックカバーシート板に対して上下方向にスライド可能に設けられたシート板であって、前記利用者の口を覆うような下位置と、前記下位置より上方の上位置であって、前記固定透明プラスチックカバーシート板に前後に重複する上位置との間でスライドする可動透明プラスチックカバーシート板とを含むことを特徴とするフェースシールド。

【請求項2】

固定透明プラスチックカバーシート板とスライドする可動透明プラスチックカバーシート板の両サイドは開口部を設けたスライド式レールファイルクリップ筒のはさみ力を利用したことを特徴とする請求項１に記載のフェースシールド。

【請求項3】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板が固定された固定透明プラスチックカバーシート板から外れないように設けていることを特徴とする、
請求項１又は２に記載のフェースシールド。

【請求項4】

固定透明プラスチックカバーシート板の上部に視界を良くするために切り抜いてあることを特徴とする請求項１～３のいずれか一項に記載のフェースシールド。

【請求項5】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板の下部中心に少しR状に切り開いた請求項１及び至請求項４のいずれかに記載のフェースシールド。

【手続補正2】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】変更

【補正の内容】

【0013】

前記固定透明プラスチックカバーシート板が、利用者の目の前方に配置されていてもよい。前記可動透明プラスチックカバーシート板が前記利用者の口を覆うような下位置と、前記下位置より上方の上位置であって前記固定透明プラスチックカバーシート板に前後に重複する上位置との間でスライドしてもよい。固定透明プラスチックカバーシート板の内面に接触し正確にスライドするにはフェースシールドの縦方向両サイドにスライド式レールファイルクリップ筒を設けている。スライド式レールファイルクリップ筒のはさみ力でスライドする透明プラスチックカバーシートが上下、左右に保持されている。

【手続補正3】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１４

【補正方法】変更

【補正の内容】

【0014】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板が固定された固定透明プラスチックカバーシート板から外れないようにストパーを設けている。

【手続補正4】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１５

【補正方法】変更

【補正の内容】

【0015】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板がスムーズな動きをするにはスライド式レールファイルクリップ筒がしっかりと固定しなければならない。
フェースシールドとの固定方法はシート板表面側とスライド式レールファイルクリップ筒が接合されている。

【手続補正5】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１６

【補正方法】変更

【補正の内容】

【0016】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板の下部中心に少しの曲線で切り開いているのは、飲食時にフェースシールド端部に唇の上部が当たらない構造になっている。

【手続補正書】

【提出日】2021-09-29

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

飛沫防止のフェースシールドであって、
利用者の目の前方に配置された固定透明プラスチックカバーシート板と、前記固定透明プラスチックカバーシート板に対して上下方向にカバーシート板に前後に重複する上位置との間でスライド可能に設けられたシート板であって、前記利用者の口を覆うような下位置と、前記下位置より上方の上位置であって、前記固定透明プラスチックスライドする可動透明プラスチックカバーシート板とを含み、
固定透明プラスチックカバーシート板及び可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を、互いに上下方向にスライド可能に支持する左右一対のスライド式レールファイルクリップ筒を含み、
スライド式レールファイルクリップ筒は、そのはさみ力を利用して、固定透明プラスチックカバーシート板及び可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を前後方向に挟持し、スライド式レールファイルクリップ筒は、固定透明プラスチックカバーシートの側部の上下方向の全域に亘って設けられていることを特徴とするフェースシールド。

【請求項2】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板が固定された固定透明プラスチックカバーシート板から外れないように設けていることを特徴とする、
請求項１に記載のフェースシールド。

【請求項3】

固定透明プラスチックカバーシート板の上部に視界を良くするために切り抜いてあることを特徴とする請求項１、又は請求項２に記載のフェースシールド。

【請求項4】

スライドする可動透明プラスチックカバーシート板の下部中心にR状に切り開いた請求項１乃至請求項３のいずれかに記載のフェースシールド。

【手続補正2】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】変更

【補正の内容】

【0013】

前記固定透明プラスチックカバーシート板が、利用者の目の前方に配置されていてもよい。前記可動透明プラスチックカバーシート板が前記利用者の口を覆うような下位置と、前記下位置より上方の上位置であって前記固定透明プラスチックカバーシート板に前後に重複する上位置との間でスライドしてもよい。固定透明プラスチックカバーシート板の内面に接触し正確にスライドするにはフェースシールドの縦方向両サイドにスライド式レールファイルクリップ筒を設けている。スライド式レールファイルクリップ筒のはさみ力でスライドする透明プラスチックカバーシートが上下、左右に保持されている。左右一対のスライド式レールファイルクリップ筒は、固定透明プラスチックカバーシート板及びスライドする可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を、互いに上下方向にスライド可能に支持する。スライド式レールファイルクリップ筒は、そのはさみ力を利用して、固定透明プラスチックカバーシート板及び可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を前後方向に挟持する。スライド式レールファイルクリップ筒は、固定透明プラスチックカバーシートの側部の上下方向の全域に亘って設けられている。

【手続補正書】

【提出日】2021-11-05

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正の内容】

【請求項1】

飛沫防止のフェースシールドであって、
利用者の目の前方に配置された固定透明プラスチックカバーシート板と、前記固定透明プラスチックカバーシート板に対して上下方向にカバーシート板に前後に重複する上位置との間でスライド可能に設けられたシート板であって、前記利用者の口を覆うような下位置と、前記下位置より上方の上位置であって、前記固定透明プラスチックカバーシート板に対してスライドする可動透明プラスチックカバーシート板とを含み、
固定透明プラスチックカバーシート板及び可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を、互いに上下方向にスライド可能に支持する左右一対のスライド式レールファイルクリップ筒を含み、
スライド式レールファイルクリップ筒は、そのはさみ力を利用して、固定透明プラスチックカバーシート板及び可動透明プラスチックカバーシート板の両側部を前後方向に挟持し、スライド式レールファイルクリップ筒は、固定透明プラスチックカバーシートの側部の上下方向の全域に亘って設けられていることを特徴とするフェースシールド。