(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022055325
(43)【公開日】2022-04-07
(54)【発明の名称】トイレットペーパーシステム
(51)【国際特許分類】
A47K 10/34 20060101AFI20220331BHJP
A47K 10/38 20060101ALI20220331BHJP
【FI】
A47K10/34 B
A47K10/38 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021147203
(22)【出願日】2021-08-06
(31)【優先権主張番号】P 2020174253
(32)【優先日】2020-09-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(31)【優先権主張番号】P 2020186162
(32)【優先日】2020-10-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】500107614
【氏名又は名称】三浦 正
(72)【発明者】
【氏名】三浦 正
(57)【要約】
【課題】トイレットペーパー切り取り後に、トイレットペーパー摘み器のカットカバーの中に隠れてしまわないように、トイレットペーパーを適量回転させ、摘み取りやすい長さに、トイレットペーパーの先端部分を、安定的に確保する。
【解決手段】筒状の芯材を有するロール状のトイレットペーパーの、その芯材内に片側からまたは別々に両側から挿入する挿入部材と、その挿入部材の少なくとも一方を軸方向に回転させる回転手段と、その回転手段の回転にあわせてトイレットペーパーが回転するトイレットペーパーと挿入部材との間には相互に引っかける引っかけ手段を有するトイレットペーパーシステムを提供する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の芯材を有するロール状のトイレットペーパーの、その芯材内に片側からまたは別々に両側から挿入する挿入部材と、その挿入部材の少なくとも一方を軸方向に回転させる回転手段と、その回転手段の回転にあわせて前記トイレットペーパーが回転する、前記トイレットペーパーと前記挿入部材との間に設けた相互に引っかける引っかけ手段と、を有するトイレットペーパーシステム。
【請求項2】
前記回転手段が、前記挿入部材の内部にある請求項1のトイレットペーパーシステム。
【請求項3】
前記引っかけ手段として、前記回転手段により回転する側の挿入部材の外側面に、バネ材部または突設部を設け、前記芯材に押しつける請求項1または2のトイレットペーパーシステム。
【請求項4】
前記芯材の内側の少なくとも片側から、前記芯材に前記バネ材部または前記突設部を介して捕捉する筒状の捕捉部材を有し、その捕捉部材と前記挿入部材との間には相互に引っかける引っかけ手段を有する請求項1または2のトイレットペーパーシステム。
【請求項5】
前記引っかけ手段として、前捕捉部材の内側面と前記挿入部材の外側面とに突起部を設け、その突起部の側面同士が、前捕挿入部材の回転時に接触する請求項1、2または4のトイレットペーパーシステム。
【請求項6】
前記引っかけ手段として、前挿入部材の外側面には突起部をまた前記捕捉部材にへこみ部または切り欠け部を設け、その突起部の側面と、前記捕捉部材のへこみ部または切り欠け部とが、その挿入部材の回転時に接触する請求項1、2または4のトイレットペーパーシステム。
【請求項7】
前記芯材の内側面と前記挿入部材の外側面とにそれぞれ突起部を設け、その突起部の側面同士が、前捕挿入部材の回転時に接触する請求項1または2のトイレットペーパーシステム。
【請求項8】
前記バネ材部が、提灯バネである請求項1、3、4または5のトイレットペーパーシステム。
【請求項9】
前記回転手段における回転の始めと終わりは、カットカバーまたはトイレットペーパー支持板に設けた回転スイッチと連動している請求項1-8のトイレットペーパーシステム。
【請求項10】
両側から別々にトイレットペーパーに挿入する挿入部材と、その挿入部材を下側に押し下げ押し戻すバネ付き蝶番を介して接続するトイレットペーパー支持板と、前記挿入部材を下側に押し下げたときに、挿入部材からはずれた芯材をキャッチする芯材キャッチァーとを有し、その芯材キャッチァーは、トイレットペーパー支持板の下部から突き出して設ける請求項1-9のトイレットペーパーシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はトイレットペーパーシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
トイレットペーパーは、トイレット等において、通常、芯材に巻かれたトイレットペーパーが、トイレットペーパー支持板を有するトイレットペーパー摘み器にセットされたトイレットペーパーシステムとして供給されている。
従来、ロール状のトイレットペーパーは、その筒状の芯材に、トイレットペーパー摘み器に設けた心棒を貫通させるか、または両側から突出柱を差し込む構造の挿入体で保持され、トイレットペーパーの先を摘んで適量引き出して使用しているが、トイレットペーパーの先端部分が、トイレットペーパー摘み器のカットカバーの中に隠れてしまうので、摘み出すのに不便を感じる事がある。
【0003】
不便さを解決するため、トイレットペーパーロールを適量回転させてトイレットペーパーの先端部分をたれ下げて摘み取りやすい量を供給する方法が考えられる。
【0004】
ところで、特許文献1には、トイレットペーパーの筒状の内側面に接するように、トイレットペーパー摘みき器に設けた挿入部材の表面に突起部を設けることが記載されている。
【先行技術文献】
【技術文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案公開昭和57-68695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の方法では、そもそもトイレットペーパーの芯材の内径面と、捕捉部との間の遊びをなくして、トイレットペーパーを引き出すときの振動音を、低減させることが目的で、トイレットペーパーを突起部で回転させようとしても滑りやすく、トイレットペーパー切り取り後に、トイレットペーパーを適量回転させ、摘み取りやすい長さに、トイレットペーパーの先端部分を、安定的に確保することには不向きである。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためのもので、トイレットペーパーの芯材の内側に引っかけ手段を有することにより、確実にトイレットペーパーを回転させ、摘み取りやすい長さに、トイレットペーパーの先端部分を、安定的に確保するトイレットペーパーシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するために、下記のトイレットペーパーシステムを提供するものである。
(1)筒状の芯材を有するロール状のトイレットペーパーの、その芯材内に片側からまたは別々に両側から挿入する挿入部材と、その挿入部材の少なくとも一方を軸方向に回転させる回転手段と、その回転手段の回転にあわせて前記トイレットペーパーが回転する、前記トイレットペーパーと前記挿入部材との間に設けた相互に引っかける引っかけ手段と、を有するトイレットペーパーシステム。
(2)前記回転手段が、前記挿入部材の内部にある(1)のトイレットペーパーシステム。
(3)前記引っかけ手段として、前記回転手段により回転する側の挿入部材の外側面に、バネ材部または突設部を設け、前記芯材に押しつける(1)または(2)のトイレットペーパーシステム。
(4)前記芯材の内側の少なくとも片側から、前記芯材に前記バネ材部または前記突設部を介して捕捉する筒状の捕捉部材を有し、その捕捉部材と前記挿入部材との間には相互に引っかける引っかけ手段を有する(1)または(2)のトイレットペーパーシステム。
(5)前記引っかけ手段として、前捕捉部材の内側面と前記挿入部材の外側面とに突起部を設け、その突起部の側面同士が、前捕挿入部材の回転時に接触する(1)、(2)または(4)のトイレットペーパーシステム。
(6)前記引っかけ手段として、前挿入部材の外側面には突起部をまた前記捕捉部材にへこみ部または切り欠け部を設け、その突起部の側面と、前記捕捉部材のへこみ部または切り欠け部とが、その挿入部材の回転時に接触する(1)、(2)または(4)のトイレットペーパーシステム。
(7)前記芯材の内側面と前記挿入部材の外側面とにそれぞれ突起部を設け、その突起部の側面同士が、前捕挿入部材の回転時に接触する(1)または(2)のトイレットペーパーシステム。
(8)前記バネ材部が、提灯バネである(1)、(3)、(4)または(5)のトイレットペーパーシステム。
(9)前記回転手段における回転の始めと終わりは、カットカバーまたはトイレットペーパー支持板に設けた回転スイッチと連動している(1)から(8)のトイレットペーパーシステム。
(10)両側から別々にトイレットペーパーに挿入する挿入部材と、その挿入部材を下側に押し下げ押し戻すバネ付き蝶番を介して接続するトイレットペーパー支持板と、前記挿入部材を下側に押し下げたときに、挿入部材からはずれた芯材をキャッチする芯材キャッチァーとを有し、その芯材キャッチァーは、トイレットペーパー支持板の下部から突き出して設ける(1)から(9)のトイレットペーパーシステム。
【発明の効果】
【0009】
トイレットペーパーの芯材の内側に、引っかけ手段を有することにより、確実にトイレットペーパーを回転させ、摘み取りやすい長さに、トイレットペーパーの先端部分を、安定的に確保するトイレットペーパーシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明のトイレットペーパーシステムの概略図を示している。
【
図2】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図3】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図4】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図5】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図6】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図7】
図6の引っかけ手段部分の断面を示している。
【
図8】本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。
【
図9】本発明の回転スイッチに関する概略図を示している。
【
図10】本発明の芯材キャッチァーに関する概略図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の芯材は、トイレットペーパーをロール状に巻き上げるための芯となる筒状体で、通常市販品では紙管からできている。
【0012】
本発明の挿入部材は、ロール状のトイレットペーパーの筒状の芯材内に、片側からまたは別々に両側から挿入する部材で、トイレットペーパーを支えたり、トイレットペーパーを回転させたりする。
【0013】
本発明の回転手段は、挿入部材に設けた回転手段で、挿入する軸方向に回転させる。モーター、歯車、回転制御、または電源を含み、挿入部材の内部または外部に設ける。
【0014】
本発明の引っかけ手段は、回転手段によってトイレットペーパーを回転させるための手段で、芯材と挿入部材との間の対面において、芯材と挿入部材の少なくとも一方面の周上に、弾性体を数か所突出させて、相手面を押さえつけて摩擦力で引っかかるようにしたりまたは、お互いに凸凹を設けて引っかかるようにしたりして回転させる。
凸凹としては、芯材と挿入部材との間の対面に設けた突起部がお互いに引っかかるようにしたり、突起部が、へこみ部または切り欠け部内に入り込ませて引っかかるようにしたりして回転させる。
【0015】
本発明のバネ材部は、バネを使用した引っかけ手段で、変形可能な金属や樹脂の板や棒が使用できる。
【0016】
本発明の突設部は、突出体を使用した引っかけ手段で、ゴムや樹脂のエラストマーが使用できる。また芯材が薄い厚さの紙管のような変形可能な材料であれば、先端が鋭角な硬質材でも使用できる。
【0017】
本発明の捕捉部材は、トイレットペーパーの芯材と、挿入部材との間に設けるもので、バネ材部または弾性突設部を介して芯材内面を捕捉するものをさす。
【0018】
本発明の提灯バネは、全体的には提灯のような側面中央が膨らんだ筒形の形状で、側面に複数の骨組みが軸方向に配置され、筒両端部で束ねられていて、その骨組みがバネ特性を有するバネ材部 をさす。
【0019】
本発明の回転スイッチは、挿入部材を回転・回転停止させる動力のスイッチで、タッチセンサー、メンブレン押しボタンなど特に限定なく利用できる。設置場所としては、カットカバーまたはトイレットペーパー支持板等に設けると利用性が向上する。
【0020】
本発明の芯材キャッチァーは、トイレットペーパーを交換する時に、挿入部材からはずれた使用後のトイレットペーパーをキャッチするもので、トイレットペーパー支持板の下部から突き出して設ける。
【0021】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のトイレットペーパーシステムの概略図を示している。
図1(a)は、挿入部材4を片側から、
図1(b)は、両側からトイレットペーパー1の芯材2内に挿入する方法を示している。
トイレットペーパー1は、筒状の芯材2にロール状に巻かれている。そのトイレットペーパー1の軸方向の断面が、コの字形のトイレットペーパー支持板3で、トイレットペーパー1を両側から挟み込んでいる。また、芯材2内に挿入部材4を挿入し、その軸芯5の端部が、トイレットペーパー支持板3に係止されていて、トイレットペーパー1を保持している。また、挿入部材4は軸芯5を軸に、回転手段6により回転する。それに合わせて、トイレットペーパー1とその芯材2は、挿入部材4と互いに引っかけ手段7を設けていて、それにより回転する。
図1(a)では、トイレットペーパー支持板3の向かい合う内側面の両側に、軸心5が延びて係止されていているが、係止部分にベアリング等を設けて、この部分で回転させてもよい。
図1(b)では、トイレットペーパー支持板3の向かい合う内側面の片側に、軸心5が延びて係止されていているが、もう片側の挿入部材4は、必ずしも引っかけ手段7を設けることも回転する必要もないが、少なくとも接触する芯材2が回転しやすいように、表面の摩擦係数を低減した材料にしたり、接触面積が少ないエンボス構造にしたりする。
【0022】
図2は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。回転手段6が、挿入部材4の内部にある場合を示している。
図2(a)は、挿入部材4を片側から、
図2(b)、(c)は、両側から芯材2内に挿入する方法を示している。また
図2(c)は、挿入部材4がバネ付き蝶番8を介してトイレットペーパー支持板3と接続している場合を示している。この構造を設けることにより、挿入部材4がトイレットペーパー支持板3の奥側
図2(c)では上側に回転することができるので、トイレットペーパー1の、挿入部材4からの脱着を容易にすることができる。
また、挿入部材4が回転してトイレットペーパー支持板3に当たらないように、当たるトイレット支持板3に当たらないように、当たるトイレットペーパー支持板3の部分をくりぬいてもよい。
【0023】
図3は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。引っかけ手段を具体的に示している。
図3(a)と
図3(b)は、回転手段6が挿入部材4の外部に、
図3(c)は、回転手段6が挿入部材4の内部にある場合を示している。
図3(a)と
図3(c)は、バネ材部9を、
図3(b)は、突設部10を用いる方法を示している。
バネ材部9は、円弧または楕円弧の薄板または線が使用でき、突設部は、ゴム弾性の成形体や切断体などが使用できる。いずれも、挿入部材4の外部表面に、周状にまたは周状に間欠的に設け、全体的な最大外形が、トイレットペーパー1の芯材2内径よりも少し大きくなるようにし、芯材2内側面を押さえつけて摩擦力で引っかかるようにする。
【0024】
図4は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。引っかけ手段7として、捕捉部材11を使用した方法を示している。
図4(a)は、バネ材部9を、
図4(b)は、突設部10を用いる方法を示している。捕捉部材11は、通常芯材2付きトイレットペーパー1の少なくとも片穴に差し込まれて固定され、次に、その捕捉部材11の穴に挿入部材4が挿入される。捕捉部材11の役目は、芯材2の内径と挿入部材4の外径の隙間の間隔調整と、
図5または
図6で示されるように、芯材2の内側面が平滑面の場合に、代わりに突起部12、へこみ部または切り欠け部13などの凹凸を設けるものである。
【0025】
図5は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。引っかけ手段7として、捕捉部材11の内側面と挿入部材4の外側面とに突起部12を設ける方法を示している。突起部12はそれぞれ一カ所以上設け、どちらか一方にはできるだけ周状に複数設けると引っかけがスムーズーの行われる。
【0026】
図6は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。引っかけ手段7として、挿入部材4の外側面には突起部12をまた捕捉部材11にへこみ部または切り欠け部12を設ける方法を示している。突起部12と、へこみ部または切り欠け部13とは対になるように設け、少なくともへこみ部または切り欠け部13は突起部12より数を多くする必要がある。
【0027】
図7は、
図6の引っかけ手段部分の断面を示している。
図7(a)は、 挿入部材4に突起部12で、捕捉部材11にへこみ部13aを
図7(b)は、挿入部材4にへこみ部13aで、捕捉部材11に突起部12を、
図7(c)は、挿入部材4の断面外形と捕捉部材11の断面内形が相似形をなしていて相互に突起部12・へこみ部13aを有していて、突起部12がへこみ部13aにはまって引っかかるようにした例を示している。また、
図7(d)は、挿入部材4と捕捉部材11に突起部12を設け、回転中に接触し引っかかるようにした例を示している。
【0028】
図8は、本発明のトイレットペーパーシステムの別の概略図を示している。引っかけ手段7として、芯材2の内側面と挿入部材4の外側面とにそれぞれ突起部12を設ける方法を示していて、回転中に接触し引っかかるようにした例を示している。芯材2の内側面設ける突起部12は、芯材2をコ形に切り裂いて、内面側に押し出してもよい。
【0029】
図9は、本発明の回転スイッチに関する概略図を示している。回転スイッチ14の設置場所としては、トイレットペーパーカットカバー15の前面、または、トイレットペーパー支持板3の突き出し面等に設けると利用性が向上する。
【0030】
図10は、本発明の芯材キャッチァーに関する概略図を示している。特に
図2(c)のバネ付き蝶番8タイプのトイレットペーパーシステムに関する。
図10(a)は、トイレットペーパー1の取り付け前、
図10(b)は、取り付け後を示している。新しいトイレットペーパー1の取り付けは、
図10(a)に示すように、トイレットペーパーカットカバー15を上に開き、次に新しいトイレットペーパー1を、トイレットペーパー支持体3に保持されている古い芯材2と同じ長さ方向に、古い芯材2を押し出すように下に下げると、
図10(b)に示すように、新しいトイレットペーパー1がトイレットペーパー支持体3に保持され、古い芯材2はトイレットペーパー支持体3の下部に設置した芯材キャッチァー16に押し出されることを示している。蝶番を使用する場合は、
図2(c)の蝶番は上下に回転するようにする。
【符号の説明】
【0031】
1…トイレットペーパー、2…芯材、3…トイレットペーパー支持板、4…挿入部材、5…軸芯、6…回転手段、7…引っかけ手段、8…バネ付き蝶番、9…バネ材部、10…突設部、11…捕捉部材、12…突起部、13…へこみ部または切り欠け部、13a…へこみ部、14…回転スイッチ、15…トイレットペーパーカットカバー、16…芯材キャッチァー