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特開2022-56575システムキッチンに取付けるスライド配膳台。
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  • 特開-システムキッチンに取付けるスライド配膳台。 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022056575
(43)【公開日】2022-04-11
(54)【発明の名称】システムキッチンに取付けるスライド配膳台。
(51)【国際特許分類】
   A47B 77/10 20060101AFI20220404BHJP
   A47B 46/00 20060101ALI20220404BHJP
【FI】
A47B77/10
A47B46/00 501A
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020164397
(22)【出願日】2020-09-30
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-09-15
(71)【出願人】
【識別番号】502145830
【氏名又は名称】美藤 雅康
(72)【発明者】
【氏名】美藤雅康
(72)【発明者】
【氏名】美藤町子
(72)【発明者】
【氏名】北村知世
(72)【発明者】
【氏名】横畑直世
【テーマコード(参考)】
3B260
【Fターム(参考)】
3B260HA02
(57)【要約】
【課題】本発明は、ダイニングキッチンの配膳と片付けが迅速且つ容易にできる、システムキッチンに取付けるスライド配膳台を提供する。
【解決手段】
基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5に複数のビス6で固定して、該スライド配膳台取付部材4の形状に合わせた、スライド突起7とビス穴付き突起8を設けて成るスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記のスライド配膳台取付部材4に差し込んで、前記のスライド配膳台Aの両小口に脱落防止部材9を、ビス6で固定して成るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンに複数のビスで固定して、該スライド配膳台取付部材の形状に合わせた、スライド突起とビス穴付き突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記のスライド配膳台取付部材に差し込んで、前記のスライド配膳台の両小口に脱落防止部材を、ビスで固定してスライドする配膳台とすることを特徴とする、システムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項2】
前記に記載のスライド配膳台の両側面上部に脱落防止突起とスライド配膳台の天板に複数の溝加工をしたことを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項3】
前記に記載のスライド配膳台の両小口に固定する脱落防止部材に引手突起を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のダイニングテーブルへの配膳は、キッチンワゴンや手作業で配膳していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【非特許文献1】無し
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のダイニングテーブルへの配膳には次の問題があった。
〇キッチンワゴンで配膳する場合のキッチンワゴンの収納場所問題。
〇手作業でのダイニングテーブルへの配膳は配膳動線の多さの問題。
【0005】
日課であるダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる開発が求められている。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みて、ダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる、システムキッチンに取付けるスライド配膳台を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンに複数のビスで固定して、該スライド配膳台取付部材の形状に合わせた、スライド突起とビス穴付き突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記のスライド配膳台取付部材に差し込んで、前記のスライド配膳台の両小口に脱落防止部材を、ビスで固定してスライドする配膳台とすることを特徴とする、システムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項1)を提供する。
【0008】
前記に記載のスライド配膳台の両側面上部に脱落防止突起とスライド配膳台の天板に複数の溝加工をしたことを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項2)を提供する。
【0009】
前記に記載のスライド配膳台の両小口に固定する脱落防止部材に引手突起を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項3)を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の特筆すべき大きな効果を列挙する。
イ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けがすばやくできる。
ロ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けの動線が短くなる。
ハ)スライド配膳台がテーブル上に重なることで広く使える。
【0011】
以上で説明したように、請求項1に係る発明によれば、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンに複数のビスで固定して、該スライド配膳台取付部材の形状に合わせた、スライド突起とビス穴付き突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記のスライド配膳台取付部材に差し込んで、前記のスライド配膳台の両小口に脱落防止部材を、ビスで固定してスライドする配膳台とすることで、配膳と片付けが迅速にできる大きな効果が得られる。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、前記に記載のスライド配膳台の両側面上部に脱落防止突起とスライド配膳台の天板に複数の溝加工をしたことで、配膳物の脱落防止と配膳台上を配膳物が容易にスライドできる効果が得られる。
【0013】
請求項3に係る発明によれば、前記に記載のスライド配膳台の両小口に固定する脱落防止部材に引手突起を設けたことで、スライド配膳台が容易にスライドできる効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明の実施形態は添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。図2は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図5は、図2のA部拡大断面図。図6は、図2のB部拡大断面図。図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図。図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0016】
本発明の実施形態を図面で説明すれば、図1は、基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5に複数のビス6で固定して、該スライド配膳台取付部材4の形状に合わせた、スライド突起7とビス穴付き突起8を設けて成るスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記のスライド配膳台取付部材4に差し込んで、前記のスライド配膳台Aの両小口に脱落防止部材9を、ビス6で固定してスライドする配膳台とする、
システムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図である。
【0017】
図2は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図である。
【0018】
図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0019】
図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0020】
図5は、図2のA部拡大断面図である。
【0021】
図6は、図2のB部拡大断面図である。
【0022】
図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図である。
【0023】
図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図である。
【0024】
図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0025】
以上、図面について説明したが、本発明は、ダイニングキッチンの配膳と片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳と片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上に重ねることでダイニングテーブルが広く使えることを目的としたものである。
【実施例0026】
187×250×33の基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5に2本のビス6で固定して、該スライド配膳台取付部材4の形状に合わせた、スライド突起7とビス穴付き突起8を設けて成る200×1200×40のスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記のシステムキッチン5に固定したスライド配膳台取付部材4に差し込んで、前記のスライド配膳台Aの両小口に脱落防止部材9を、2本のビス6で固定してスライドする配膳台とした、システムキッチンに取付けるスライド配膳台である。
【0027】
なお、この発明において、実施例に示した寸法は、一例を示したものであり、他の寸法に置き換えることは可能である。例えば、スライド配膳台の寸法は自由に設定できる。さらに、素材についてもアルミや樹脂材など、強度が得られるものであれば発明を支障なく実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
システムキッチンの普及によって食文化は急速に改善されてきたが、三度の食事に伴う配膳や片付けはキッチン改革に追随できていないのが現状である。本発明は、ダイニングキッチンの配膳や片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳や片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上にスライドさせることでダイニングテーブルが広く使える効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。
図2】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。
図3】対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図4】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図5図2のA部拡大断面図。
図6図2のB部拡大断面図。
図7】スライド配膳台固定部の横断面拡大図。
図8】スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。
図9】スライド配膳台の横断面拡大図である。
【符号の説明】
【0030】
1. 基盤板材
2. スライド凹溝
3. 横滑り防止溝
4. スライド配膳台取付部材
5. システムキッチン
6. ビス
7. スライド突起
8. ビス穴付き突起
9. 脱落防止部材
10. 脱落防止突起
11. 引手突起
12. ダイニングテーブル
13. システムキッチンの天板
14. 溝加工
A、スライド配膳台
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2021-01-06
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、システムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台となり、システムキッチン側から容易に配膳ができることを特徴とするシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項2】
請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなくスライドするスライド配膳台となることを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項3】
請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のダイニングテーブルへの配膳は、キッチンワゴンや手作業で配膳していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【非特許文献1】無し
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のダイニングテーブルへの配膳には次の問題があった。
〇キッチンワゴンで配膳する場合のキッチンワゴンの収納場所問題。
〇手作業でのダイニングテーブルへの配膳は配膳動線の多さの問題。
【0005】
日課であるダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる開発が求められている。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みて、ダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる、システムキッチンに取付けるスライド配膳台を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、システムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台となり、システムキッチン側から容易に配膳ができることを特徴とするシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項1)を提供する。
【0008】
請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなくスライドするスライド配膳台となることを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項2)を提供する。
【0009】
請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項3)を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の特筆すべき大きな効果を列挙する。
イ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けがすばやくできる。
ロ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けの動線が短くなる。
ハ)スライド配膳台がテーブル上に重なることで広く使える。
【0011】
以上で説明したように、請求項1に係る発明によれば、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、システムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台と
で、配膳と片付けが迅速にできる大きな効果が得られる。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなく容易にスライドできる効果が得られる。
【0013】
請求項3に係る発明によれば、請求項1に記載の、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて、天端に複数の横滑り防止溝を設けて成るスライド配膳台取付部材、該スライド配膳台取付部材をシステムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台、該スライド配膳台を前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んで、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定してスライド配膳台とすることで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使える効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明の実施形態は添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。図2は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図5は、図2のA部拡大断面図。図6は、図2のB部拡大断面図。図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図。図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0016】
本発明の実施形態を図面で説明すれば、図1は、請求項1に記載の基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に複数の横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5のダイニングテーブル12側上に複数のビス6で固定して、両側面上に脱落防止突起10と平面に複数の溝加工14を成し、裏面に複数のビス穴付き突起8を設けて、両側面の内側にスライド突起7を設けて成るスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記スライド配膳台取付部材4に設けたスライド凹溝2に差し込んで、前記スライド配膳台Aの両小口に、引手突起11を設けた脱落防止部材9をビス6で固定してスライド配膳台Aとする, システムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図である。
【0017】
図2は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図である。
【0018】
図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0019】
図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0020】
図5は、図2のA部拡大断面図である。
【0021】
図6は、図2のB部拡大断面図である。
【0022】
図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図である。
【0023】
図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図である。
【0024】
図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0025】
以上、図面について説明したが、本発明は、ダイニングキッチンの配膳と片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳と片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上に重ねることでダイニングテーブルが広く使えることを目的としたものである。
【実施例0026】
187×250×33の基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5に2本のビス6で固定して、該スライド配膳台取付部材4の形状に合わせた、スライド突起7とビス穴付き突起8を設けて成る200×1200×40のスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記のシステムキッチン5に固定したスライド配膳台取付部材4に差し込んで、前記のスライド配膳台Aの両小口に脱落防止部材9を、2本のビス6で固定してスライドする配膳台とした、システムキッチンに取付けるスライド配膳台である。
【0027】
なお、この発明において、実施例に示した寸法は、一例を示したものであり、他の寸法に置き換えることは可能である。例えば、スライド配膳台の寸法は自由に設定できる。さらに、素材についてもアルミや樹脂材など、強度が得られるものであれば発明を支障なく実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
システムキッチンの普及によって食文化は急速に改善されてきたが、三度の食事に伴う配膳や片付けはキッチン改革に追随できていないのが現状である。本発明は、ダイニングキッチンの配膳や片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳や片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上にスライドさせることでダイニングテーブルが広く使える効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。
図2】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。
図3】対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図4】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図5図2のA部拡大断面図。
図6図2のB部拡大断面図。
図7】スライド配膳台固定部の横断面拡大図。
図8】スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。
図9】スライド配膳台の横断面拡大図である。
【符号の説明】
【0030】
1. 基盤板材
2. スライド凹溝
3. 横滑り防止溝
4. スライド配膳台取付部材
5. システムキッチン
6. ビス
7. スライド突起
8. ビス穴付き突起
9. 脱落防止部材
10. 脱落防止突起
11. 引手突起
12. ダイニングテーブル
13. システムキッチンの天板
14. 溝加工
A、スライド配膳台
【手続補正書】
【提出日】2021-05-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて成るスライド配膳台取付部材を、システムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台のスライド突起を、前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んでスライド配膳台とすることでシステムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台となり、システムキッチン側から容易に配膳ができることを特徴とするシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項2】
前記スライド配膳台取付部材の天端に複数の横滑り防止溝を設けるとともに、前記スライド配膳台の裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなくスライドするスライド配膳台となることを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【請求項3】
前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定することで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のダイニングテーブルへの配膳は、キッチンワゴンや手作業で配膳していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【非特許文献1】無し
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のダイニングテーブルへの配膳には次の問題があった。
〇キッチンワゴンで配膳する場合のキッチンワゴンの収納場所問題。
〇手作業でのダイニングテーブルへの配膳は配膳動線の多さの問題。
【0005】
日課であるダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる開発が求められている。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みて、ダイニングテーブルへの配膳と片付けが迅速にできる、システムキッチンに取付けるスライド配膳台を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて成るスライド配膳台取付部材を、システムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台のスライド突起を、前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んでスライド配膳台とすることでシステムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台となり、システムキッチン側から容易に配膳ができることを特徴とするシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項1)を提供する。
【0008】
前記スライド配膳台取付部材の天端に複数の横滑り防止溝を設けるとともに、前記スライド配膳台の裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなくスライドするスライド配膳台となることを特徴とする、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項2)を提供する。
【0009】
前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定することで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使えることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台(請求項3)を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の特筆すべき大きな効果を列挙する。
イ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けがすばやくできる。
ロ)ダイニングテーブルへの配膳と片付けの動線が短くなる。
ハ)スライド配膳台がテーブル上に重なることで広く使える。
【0011】
以上で説明したように、請求項1に係る発明によれば、システムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材の両側面にスライド凹溝を設けて成るスライド配膳台取付部材を、システムキッチンのダイニングテーブル側上に複数のビスで固定して、両側面上に脱落防止突起と平面に複数の溝加工を成し、両側面の内側にスライド突起を設けて成るスライド配膳台のスライド突起を、前記スライド配膳台取付部材に設けたスライド凹溝に差し込んでスライド配膳台とすることでシステムキッチンに併設したダイニングテーブル上に空間を設けたスライド配膳台となり、システムキッチン側から容易に配膳ができる効果は多大であり、配膳と片付けが迅速にできる大きな効果が得られる。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、前記スライド配膳台取付部材の天端に複数の横滑り防止溝を設けるとともに、前記スライド配膳台の裏面に複数のビス穴付き突起を設けて、前記スライド配膳台取付部材に設けた横滑り防止溝上を、前記スライド配膳台に設けたビス穴付き突起が横ぶれなくスライドするスライド配膳台となる効果も大きい。
【0013】
請求項3に係る発明によれば、前記スライド配膳台の両小口に、引手突起を設けた脱落防止部材をビスで固定することで、ダイニングテーブルの上に間隔を開けてスライド配膳台が加わりダイニングテーブルが広く使える効果は多大である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明の実施形態は添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。図2は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。図5は、図2のA部拡大断面図。図6は、図2のB部拡大断面図。図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図。図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0016】
本発明の実施形態を図面で説明すれば、図1は、請求項1に記載のシステムキッチンに取付けるスライド配膳台であって、基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて成るスライド配膳台取付部材4を、システムキッチン5のダイニングテーブル側上に複数のビス6で固定して、両側面上に脱落防止突起10と平面に複数の溝加工14を成し、両側面の内側にスライド突起7を設けて成るスライド配膳台Aのスライド突起7を、前記スライド配膳台取付部材4に設けたスライド凹溝に差し込んでスライド配膳台Aとすることでシステムキッチン5に併設したダイニングテーブル12上に空間を設けたスライド配膳台Aとなり、システムキッチン5側から容易に配膳ができることを特徴とするシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図である。
【0017】
図2は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図である。
【0018】
図3は、対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0019】
図4は、システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図である。
【0020】
図5は、図2のA部拡大断面図である。
【0021】
図6は、図2のB部拡大断面図である。
【0022】
図7は、スライド配膳台固定部の横断面拡大図である。
【0023】
図8は、スライド配膳台取付部材の横断面拡大図である。
【0024】
図9は、スライド配膳台の横断面拡大図である。
【0025】
以上、図面について説明したが、本発明は、ダイニングキッチンの配膳と片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳と片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上に重ねることでダイニングテーブルが広く使えることを目的としたものである。
【実施例0026】
187×250×33の基盤板材1の両側面にスライド凹溝2を設けて、天端に横滑り防止溝3を設けて成るスライド配膳台取付部材4、該スライド配膳台取付部材4をシステムキッチン5に2本のビス6で固定して、該スライド配膳台取付部材4の形状に合わせた、スライド突起7とビス穴付き突起8を設けて成る200×1200×40のスライド配膳台A、該スライド配膳台Aを前記のシステムキッチン5に固定したスライド配膳台取付部材4に差し込んで、前記のスライド配膳台Aの両小口に脱落防止部材9を、2本のビス6で固定してスライドする配膳台とした、システムキッチンに取付けるスライド配膳台である。
【0027】
なお、この発明において、実施例に示した寸法は、一例を示したものであり、他の寸法に置き換えることは可能である。例えば、スライド配膳台の寸法は自由に設定できる。さらに、素材についてもアルミや樹脂材など、強度が得られるものであれば発明を支障なく実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
システムキッチンの普及によって食文化は急速に改善されてきたが、三度の食事に伴う配膳や片付けはキッチン改革に追随できていないのが現状である。本発明は、ダイニングキッチンの配膳や片付けが迅速且つ容易にできるとともに、ダイニングテーブルへの配膳や片付け動線を短くして、スライド配膳台をダイニングテーブル上にスライドさせることでダイニングテーブルが広く使える効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明に係るシステムキッチンに取付けるスライド配膳台の平面図。
図2】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の断面図。
図3】対面式システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図4】システムキッチンに取付けるスライド配膳台の側面図。
図5図2のA部拡大断面図。
図6図2のB部拡大断面図。
図7】スライド配膳台固定部の横断面拡大図。
図8】スライド配膳台取付部材の横断面拡大図。
図9】スライド配膳台の横断面拡大図である。
【符号の説明】
【0030】
1. 基盤板材
2. スライド凹溝
3. 横滑り防止溝
4. スライド配膳台取付部材
5. システムキッチン
6. ビス
7. スライド突起
8. ビス穴付き突起
9. 脱落防止部材
10. 脱落防止突起
11. 引手突起
12. ダイニングテーブル
13. システムキッチンの天板
14. 溝加工
A、スライド配膳台