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特開2022-59157写真共有方法、写真共有装置及び写真共有プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022059157
(43)【公開日】2022-04-13
(54)【発明の名称】写真共有方法、写真共有装置及び写真共有プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/00 20120101AFI20220406BHJP
   G09B 29/00 20060101ALI20220406BHJP
   G03B 17/18 20210101ALI20220406BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20220406BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20220406BHJP
【FI】
G06Q50/00 300
G09B29/00 F
G03B17/18 Z
G06F13/00 560A
H04M1/00 R
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020166715
(22)【出願日】2020-10-01
(71)【出願人】
【識別番号】520382684
【氏名又は名称】株式会社GALLUSYS
(74)【代理人】
【識別番号】110002860
【氏名又は名称】特許業務法人秀和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大塚 敏之
【テーマコード(参考)】
2C032
2H102
5B084
5K127
5L049
【Fターム(参考)】
2C032HC27
2H102AA71
2H102BB01
2H102BB26
2H102CA03
5B084AA02
5B084AA17
5B084AB06
5B084AB31
5B084AB39
5B084BA03
5B084BB15
5B084CB06
5B084CB24
5B084CF12
5B084DB01
5B084DC02
5B084DC03
5K127BA03
5K127CA31
5K127CB02
5K127JA14
5K127KA11
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】ほぼ同一の構図で写真を撮影することを容易にすると共に、所望の写真を他のユーザの協力を得て撮影することを支援する。
【解決手段】写真共有方法は、自己又は他のユーザが過去に撮影し、撮影された位置を表す位置情報が付された撮影済画像を地図上の位置と対応付けて表示させる地図表示ステップと、撮影済画像と、ユーザがカメラで撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、撮影済画像とプレビュー像とを重ねてモニタに表示させるプレビュー表示ステップと、ユーザが新たに撮影した撮影済画像を所定のサーバにアップロードして他のユーザに公開する共有ステップとをコンピュータが実行する。地図表示ステップにおいて、リクエスト情報を地図上の位置に対応付けてさらに表示させ、共有ステップにおいて、リクエスト情報に応じた写真をアップロードしたユーザにサーバ上において仮想的な報酬が与えられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自己又は他のユーザが過去に撮影し、撮影された位置を表す位置情報が付された撮影済画像を地図上の前記位置と対応付けて表示させる地図表示ステップと、
前記撮影済画像と、ユーザがカメラで撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、前記撮影済画像と前記プレビュー像とを重ねてモニタに表示させるプレビュー表示ステップと、
ユーザが新たに撮影した撮影済画像を所定のサーバにアップロードして他のユーザに公開する共有ステップと、
をコンピュータが実行し、
前記地図表示ステップにおいて、他のユーザが入力した、写真を撮影してほしい場所と撮影に対する仮想的な報酬と含むリクエスト情報を、前記地図上の位置に対応付けてさらに表示させ、
前記共有ステップにおいて、前記リクエスト情報に応じた写真がアップロードされた場合、アップロードしたユーザに前記サーバ上において前記仮想的な報酬が与えられる
写真共有方法。
【請求項2】
前記プレビュー表示ステップにおいて前記プレビュー像を重ねて撮影された一連の前記撮影済画像を、スライドショー形式で表示する連続表示ステップ
をさらにコンピュータが実行する請求項1に記載の写真共有方法。
【請求項3】
前記リクエスト情報に含まれる写真を撮影してほしい場所は、前記撮影済画像に付された前記位置情報によって表される
請求項1又は2に記載の写真共有方法。
【請求項4】
前記リクエスト情報が、所定の募集期間をさらに含むコンテスト形式である場合、
前記募集期間に前記リクエスト情報に応じてアップロードされた写真のうち、主催者であるユーザが選択した写真をアップロードしたユーザに前記サーバ上において前記仮想的な報酬が与えられる
請求項1から3のいずれか一項に記載の写真共有方法。
【請求項5】
前記サーバにアップロードされる撮影済画像と撮影者であるユーザを示す情報との組み合わせがブロックチェーンを利用して記録され、
前記サーバは、アップロードされた撮影済画像をストックフォトとして他のユーザに利用させる
請求項1から4のいずれか一項に記載の写真共有方法。
【請求項6】
自己又は他のユーザが過去に撮影し、撮影された位置を表す位置情報が付された撮影済画像を地図上の前記位置と対応付けて表示させる地図表示部と、
前記撮影済画像と、ユーザがカメラで撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、前記撮影済画像と前記プレビュー像とを重ねてモニタに表示させるプレビュー生成部と、
ユーザが新たに撮影した撮影済画像を所定のサーバにアップロードして他のユーザに公開する共有処理部と、
を備え、
前記地図表示部は、他のユーザが入力した、写真を撮影してほしい場所と撮影に対する仮想的な報酬と含むリクエスト情報を、前記地図上の位置に対応付けてさらに表示させ、
共有処理部が、前記リクエスト情報に応じた写真をアップロードした場合、アップロードしたユーザに前記サーバ上において前記仮想的な報酬が与えられる
写真共有装置。
【請求項7】
自己又は他のユーザが過去に撮影し、撮影された位置を表す位置情報が付された撮影済画像を地図上の前記位置と対応付けて表示させる地図表示ステップと、
前記撮影済画像と、ユーザがカメラで撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、前記撮影済画像と前記プレビュー像とを重ねてモニタに表示させるプレビュー表示ステップと、
ユーザが新たに撮影した撮影済画像を所定のサーバにアップロードして他のユーザに公開する共有ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記地図表示ステップにおいて、他のユーザが入力した、写真を撮影してほしい場所と撮影に対する仮想的な報酬と含むリクエスト情報を、前記地図上の位置に対応付けてさらに表示させ、
前記共有ステップにおいて、前記リクエスト情報に応じた写真がアップロードされた場合、アップロードしたユーザに前記サーバ上において前記仮想的な報酬が与えられる
写真共有プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、写真共有方法、写真共有装置及び写真共有プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、後続の画像を位置合わせするために、事前に取得した画像を基準とすることによって、画像の位置合わせをするカメラシステムが提案されている。具体的には、不透明度を減少させた修正済み第1画像をカメラのリアルタイムプレビューに重ねてディスプレイに出力させ、カメラを用いて第2画像を撮像させる。また、本技術においては、複数のユーザでGPS座標や撮影された画像をシェアしてもよいとされている。
【0003】
また、デジタルデータ作成依頼者から発信されるデジタルデータ作成希望地を取得・公開し、デジタルデータ作成者から発信される作成受付に基づいて配信先のデジタルデータ作成依頼者を決定し、決定した配信先のデジタルデータ作成依頼者に作成受付を送信し、作成受付の送信後に当該作成者によって作成されたデジタルデータを依頼者に配信するデジタルデータの仲介方法も提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2018-535568号公報
【特許文献2】国際公開第2002/077868号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いわゆるタイムラプスのように同一の被写体を同一の構図で異なる時間に撮影した一連の画像を作成する場合、特にインターバルの大きさによっては、すべての画像を個人で作成するのは困難なことがある。複数のユーザによる共同作業は有効であるが、そのようなプラットフォームを提供する場合、協力し合う仕組みがなければユーザの利用が活性化されないという問題があった。
【0006】
本発明は、ほぼ同一の構図で写真を撮影することを容易にすると共に、写真を共有するSNS(Social Networking Service)において、所望の写真を他のユーザの協力を得て
撮影することを支援するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る写真共有方法においては、自己又は他のユーザが過去に撮影し、撮影された位置を表す位置情報が付された撮影済画像を地図上の位置と対応付けて表示させる地図表示ステップと、撮影済画像と、ユーザがカメラで撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、撮影済画像とプレビュー像とを重ねてモニタに表示させるプレビュー表示ステップと、ユーザが新たに撮影した撮影済画像を所定のサーバにアップロードして他のユーザに公開する共有ステップとをコンピュータが実行する。地図表示ステップにおいて、他のユーザが入力した、写真を撮影してほしい場所と撮影に対する仮想的な報酬と含むリクエスト情報を、地図上の位置に対応付けてさらに表示させ、共有ステップにおいて、リクエスト情報に応じた写真がアップロードされた場合、アップロードしたユーザにサーバ上において仮想的な報酬が与えられる。
【0008】
ユーザは、撮影済画像の被写体とプレビュー画像の被写体とが一致するように移動し、撮影する方向を調整することにより、撮影済画像とほぼ同じ構図の写真を撮影できるよう
になる。また、リクエスト情報によれば、依頼者である他のユーザが要求する場所で写真を撮影することにより、ユーザは報酬を獲得できる仕組みが提供され、ユーザによる本サービスの利用が活性化されると共に、依頼者であるユーザは所望の写真を他のユーザに容易に撮影してもらうことができるようになる。すなわち、ほぼ同一の構図で写真を撮影することを容易にすると共に、所望の写真を他のユーザが協力して撮影することを支援することができる。
【0009】
また、プレビュー表示ステップにおいてプレビュー像を重ねて撮影された一連の撮影済画像を、スライドショー形式で表示する連続表示ステップをさらにコンピュータが実行するようにしてもよい。このようにすれば、同一の被写体について同一の構図で異なる時間に撮影した一連の写真を、タイムラプスのように表示することができる。
【0010】
また、リクエスト情報に含まれる写真を撮影してほしい場所は、撮影済画像に付された位置情報によって表されるものであってもよい。位置情報だけでは被写体が特定されていないところ、リクエスト情報において、すでに撮影された画像と同じ被写体を同じような構図で撮影することを要求するようにしてもよい。
【0011】
また、リクエスト情報が、所定の募集期間をさらに含むコンテスト形式である場合、募集期間にリクエスト情報に応じてアップロードされた写真のうち、主催者であるユーザが選択した写真をアップロードしたユーザにサーバ上において仮想的な報酬が与えられるようにしてもよい。コンテスト形式にすることで、アップロードされる写真の質を向上し得る仕組みを提供できる。
【0012】
また、サーバにアップロードされる撮影済画像と撮影者であるユーザを示す情報との組み合わせがブロックチェーンを利用して記録され、サーバは、アップロードされた撮影済画像をストックフォトとして他のユーザに利用させるようにしてもよい。このようにすれば、写真の権利者に適切に使用料が支払われると共に、権利者の情報を改ざんすることが難しくなる。
【0013】
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。また、課題を解決するための手段の内容は、コンピュータ等の装置若しくは複数の装置を含むシステム、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとして提供することができる。なお、プログラムを保持する記録媒体を提供するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0014】
ほぼ同一の構図で写真を撮影することを容易にすると共に、写真を共有するSNSにおいて、所望の写真を他のユーザの協力を得て撮影することを支援するための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、本実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。
図2図2は、サーバ及びユーザ装置の構成の一例を示すブロック図である。
図3図3は、システムにおいて実行される撮影処理の一例を示す処理フロー図である。
図4図4は、撮影した画像を保存する際の画面の一例を示す図である。
図5図5は、ユーザ装置に表示される地図の一例を示す図である。
図6図6は、ユーザ装置に表示される撮影済の画像の一例を示す図である。
図7図7は、重畳表示の一例を説明するための図である。
図8図8は、他のユーザに写真の撮影を依頼する手順の一例を示す処理フロー図である。
図9図9は、サーバに登録されるリクエスト情報の一例を示す図である。
図10図10は、アイテムの購入画面の一例を示す図である。
図11図11は、ユーザに与えられるアワードの一例を示す図である。
図12図12は、ブロックチェーンの一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
【0017】
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。図1のシステム1は、SNSサーバ2と、ユーザ装置3(3A,3B,3C,・・・)とを含み、これらの構成要素がネットワーク4を介して通信可能に接続されている。ネットワーク4は、例えば、インターネットや、通信事業者等が提供する通信網を含むネットワークである。
【0018】
ユーザ装置3は、タブレット、スマートフォン、ノート型PC(Personal Computer)
等のモバイルコンピュータである。ユーザ装置3にはカメラモジュールが組み込まれ、使用者はユーザ装置3を用いてデジタル写真(本実施形態において単に「画像」とも呼ぶ)を撮影することができる。なお、ユーザ装置3は、過去に撮影された画像と、ユーザがカメラで撮影する画像のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更して重ね、ディスプレイに表示させるものとする。このようにすれば、ユーザは過去に撮影された画像と同じ被写体を、ほぼ同じ構図で撮影することが容易になる。さらに、ユーザ装置3は、プレビュー像を重ねて撮影した一連の画像について、スライドショー形式で表示できるようにしてもよい。また、ユーザ装置3は通信モジュールを備え、撮影した画像等を、ネットワーク4を介して他のコンピュータに送信することができる。
【0019】
サーバ2は、ユーザ端末3に対し、画像を共有するSNSを提供するコンピュータである。ユーザは、自身が撮影した画像をサーバ2にアップロードしたり、他のユーザがアップロードした画像を閲覧することができる。なお、画像には撮影された場所を示す位置情報が付され、サーバ2はユーザ端末3に対し、撮影された画像が存在する旨の情報を地図上にマッピングして表示させるようにしてもよい。
【0020】
システム1によれば、ユーザが各々にとっての住み慣れた街並みや旅行で訪れた土地の写真を共有し、各地の景色の移り変わりを記録することができる。
【0021】
<装置の構成>
図2は、サーバ2及びユーザ装置3の構成の一例を示すブロック図である。
【0022】
<サーバ>
サーバ2は、通信I/F21と、記憶装置22と、入出力装置23と、プロセッサ24とを備えている。
【0023】
通信I/F21は、例えばネットワークカードであり、所定のプロトコルに基づき、ネットワーク4を介して他の装置と通信を行う。
【0024】
記憶装置22は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の主記憶装置及びHDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置(二次記憶装置)である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラム(アプリケーションソフトウェアとも呼ぶ)や他のコンピュータとの間で送受信する情報を一時的に記憶したり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶
装置は、プロセッサが実行するプログラムや他のコンピュータとの間で送受信する情報等を記憶する。
【0025】
入出力装置23は、例えばキーボード、マウス等の入力装置や、モニタ等の出力装置、タッチパネル等のユーザインターフェースである。
【0026】
プロセッサ24は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置であり、プ
ログラムを実行することにより本実施の形態に係る各処理を行う。図2の例では、プロセッサ24内に機能ブロックを示している。プロセッサ24は、例えば、画像管理部241、リクエスト管理部242、及び報酬処理部243を含む。
【0027】
画像管理部241は、通信I/F21を介してユーザ装置3から画像を受信し、記憶装置22に記憶させる。画像と、撮影者又は画像の著作権者の識別情報との組合せを含む権利者情報をさらに記憶させるようにしてもよい。権利者情報は、例えばブロックチェーンを用いて作成される台帳に記憶させるようにしてもよい。リクエスト管理部242は、通信I/F21を介してユーザ装置3から、写真を撮影してほしい場所を含むリクエスト情報を受信し、記憶装置22に記憶させる。リクエスト情報は、写真撮影の対価として支払われる報酬に関する情報をさらに含むようにしてもよい。報酬処理部243は、リクエスト情報において要求された画像を他のユーザがアップロードした場合、当該他のユーザに対して報酬を与える処理を行う。なお、報酬は、仮想的なアイテムやポイント、通貨等であってもよく、システム1は、ユーザが報酬を換金できる仕組みを提供するようにしてもよい。
【0028】
以上のような構成要素が、バス25を介して接続されている。
【0029】
<ユーザ装置>
ユーザ装置3は、タブレット、スマートフォン、ノート型PC等のコンピュータであり、通信I/F31と、記憶装置32と、入出力装置33と、プロセッサ34と、位置情報取得部36と、撮像装置37とを備えている。
【0030】
通信I/F31は、例えば通信モジュールであり、所定のプロトコルに基づき、ネットワーク4を介して他のコンピュータと通信を行う。
【0031】
記憶装置32は、RAMやROM等の主記憶装置及びHDDやSSD、フラッシュメモリ等の補助記憶装置である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラムやデータを一時的に記憶したり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶装置は、プロセッサが実行するプログラムや、他の装置との間で送受信される撮影された画像などの情報を記憶する。
【0032】
入出力装置33は、例えばタッチパネル等のユーザインターフェースである。ユーザは、入出力装置33を介してユーザ装置3を操作し、デジタル写真の撮影および共有、他のユーザに撮影してほしい写真のリクエスト等を行う。
【0033】
プロセッサ34は、CPU等の演算処理装置であり、プログラムを実行することにより本実施の形態に係る各処理を行う。ユーザ装置3についても、プロセッサ34内に機能ブロックを示している。プロセッサ34は、例えば、地図表示部341、プレビュー生成部342、撮像処理部343、共有処理部344及びリクエスト処理部345を含む。
【0034】
地図表示部341は、通信I/F31を介して、サーバ2又は図示していない地図情報サーバから地図情報を取得し、入出力装置33に表示させる。地図情報は、位置情報取得
部36を介して取得されるユーザ装置3の所在地付近の地図を表すものであってもよいし、任意の地域の地図を表すものであってもよい。また、地図表示部341は、通信I/F31を介してサーバ2から、公開されている画像の撮像場所を表す情報を取得し、当該画像の存在を示す情報を地図上にマッピングして表示する。例えば、地図上に画像のサムネイル又はピンやフラグ等の代替となる記号を表示させるようにしてもよい。
【0035】
プレビュー生成部342は、過去に撮影された画像と、ユーザがカメラで撮影する画像のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更して重ね、入出力装置33に表示させるものとする。過去に撮影された画像は、通信I/F31を介してサーバ2から取得し、記憶装置32に記憶されたものであってもよいまた、プレビュー像は、撮像装置37を用いてモニタに出力する電子的なファインダーのプレビュー表示である。
【0036】
撮像処理部343は、撮像装置37を用いて被写体の画像を生成し、記憶装置32に記憶させる。
【0037】
共有処理部344は、撮影した画像を通信I/F31を介してサーバ2へ送信し、画像を他のユーザに公開する。なお、公開範囲を設定し、例えば画像を閲覧できるユーザを本人のみに限定できるようにしてもよい。
【0038】
リクエスト処理部345は、通信I/F31を介してサーバ2と接続し、ユーザが他のユーザに写真の撮影を要求するためのリクエスト情報を登録する。リクエスト情報は、例えば、ユーザが写真を撮影してほしい場所と、撮影に対する報酬とを含む。写真を撮影してほしい場所は、サーバ2において公開されている画像に付された位置情報によって表されるようにしてもよい。また、当該画像の被写体が、ユーザが撮影してほしい被写体を表すものであってもよい。
【0039】
位置情報取得部36は、GPS受信機等のモジュールであり、所定の衛星からの信号を受信し、ユーザ装置3が存在する位置を特定して座標等の形式で出力する。
【0040】
撮像装置37は、撮像素子及びレンズを含み、デジタル写真を出力するカメラモジュールである。
【0041】
以上のような構成要素が、信号線25を介して接続されている。
【0042】
<撮影処理>
図3は、システム1において実行される撮影処理の一例を示す処理フロー図である。ユーザ装置3の使用者は、他のユーザが過去に撮影した画像又は自身が過去に撮影した画像に重ねて写真を撮影することができる。ここで、「重ねる」とは、撮影済の画像と、ユーザがカメラでこれから撮影する写真のプレビュー像とのうち少なくとも一方の不透明度を変更し、撮影済画像とプレビュー像とを重ねて入出力装置33に表示させることをいうものとする。また、重ねて撮影した一連の画像は、サーバ2において関連付けされて保存される。
【0043】
ユーザ装置3の撮像処理部343は、ユーザの操作に基づいて、重ねて撮影を行うか否かを判断する(図3:S1)。本ステップでは、ユーザは、所定のアプリケーションソフトウェアのメニューを選択し、重ねて撮影を行うか否か決定することができる。
【0044】
重ねて撮影しない場合(S1:NO)、撮像処理を行う(図3:S10)。重ねて撮影しない場合には、アプリケーションソフトウェアは、一般的な写真撮影アプリとして機能する。なお、画像には撮影された位置が付与されるものとする。すなわち、撮像処理部3
43は、位置情報取得部36が出力する位置情報を、画像に記録する。位置は、例えばExifのようなメタデータとして画像に記録されるようにしてもよいし、本実施形態に係るアプリケーションソフトウェアが独自の形式で記録するようにしてもよい。
【0045】
また、共有処理部344は、撮影された画像をサーバ2へ送信する(図3:S11)。図4は、撮影した画像を保存する際の画面の一例を示す図である。図4の例では、タッチパネルである入出力装置33に、撮影された画像が表示されている。共有処理部344は、重ねて撮影しない場合には、撮影された画像に対して「タグ」を付与するものとする。タグは、情報を分類するために付与される識別情報であり、単語やフレーズで表される。タグは、サーバ2において画像を解析して提案してもよいし、ユーザが任意の文字列を登録できるようにしてもよい。なおサーバ2におけるタグ付けは、例えば画像とタグとの組み合わせを機械学習することにより作成される分類器によって実現できる。図4の例では角丸長方形で表示された「タワー」、「東京」、「夜景」は、サーバ2によって提案されたタグの一例であり、各々に表示された「×」印をタップすることによりユーザはタグを削除できるものとする。また、例えばチェックボックスに印を付けることにより、ユーザが送信する画像を他のユーザには非公開にすることができるようにしてもよい。画像を非公開にすることで、子供の成長の記録など、プライベートな写真を保存することができる。また、「決定」ボタンをタップすることにより、画像、タグ、及び撮影された位置がサーバ2に送信されるものとする。
【0046】
また、サーバ2の画像管理部241は、画像に対し、所定のカテゴリ(図示せず)をさらに付与するようにしてもよい。カテゴリは、建物、橋などの構造物、山、川、公園など、被写体を解析して決定される予め定められた分類である。
【0047】
一方、サーバ2の画像管理部241は、ユーザ装置3から画像を受信すると、サーバ2が提供するSNS上において画像を公開する(図3:S12)。
【0048】
また、重ねて撮影しない場合(S1:YES)、地図表示部341は、位置情報取得部36から、ユーザ装置3の所在を示す位置情報を取得し、周囲の地図を要求する(図3:S2)。一方、サーバ2は、要求S4された位置の周辺の地図の情報を送信する(図3:S3)。
【0049】
そして、ユーザ装置3の地図表示部341は、入出力装置33に地図を表示させる(図3:S4)。図5は、ユーザ装置に表示される地図の一例を示す図である。図5の例では、入出力装置33に、各場所で撮影された画像が存在することを示す星印の吹出し331と、ユーザ装置3の所在地を表すユーザのアイコン332と、地図上に表示する画像を絞り込むための検索窓333と、地図上に他のユーザからの写真撮影のリクエストが存在することを表す報酬のアイコン334とが表示されている。吹出し331は、当該位置において過去に撮影された画像がサーバ2によって公開されていることを表している。ユーザのアイコン332は、位置情報取得部36から取得されるユーザ装置3の所在地を示す。また、検索窓333にユーザが文字列を入力すると、当該文字列がタグとして対応付けられている画像が、地図上で吹出し331として表示される。報酬のアイコン334については後述する。
【0050】
また、ユーザの操作に基づいていずれかの吹出し331が選択された場合、地図表示部341は、当該吹出しに対応する画像の送信をサーバ2に要求する(図3:S5)。一方、サーバ2の画像管理部241は、指定された画像をユーザ装置3に送信する(図3:S6)。そして、ユーザ装置3の地図表示部341は、受信した画像を入出力装置33に表示させる(図3:S7)。
【0051】
図6は、ユーザ装置に表示される撮影済の画像の一例を示す図である。図6の例では、撮影済画像の表示部335と、当該画像がお気に入りに登録された数を示すポイント数336と、当該画像に重ねて写真を撮影するためのボタンと、当該画像を閲覧表示するためのボタンとを含む。また、分数で表示される値の分母は、当該画像に重ねて撮影された画像の総数を示すものとする。このように、ユーザは、地図上の各場所においてどのような写真が撮影できるのかわかるようになる。
【0052】
そして、ユーザが当該画像に重ねて撮影する旨の操作をした場合、ユーザ装置3のプレビュー生成部342は、撮像装置37を介してプレビュー像を取得する(図3:S8)。また、プレビュー生成部342は、S7において表示した撮影済画像とS8において取得したプレビュー像とを重畳して入出力装置33に表示させる(図3:S9)。
【0053】
図7は、重畳表示の一例を説明するための図である。図7の左側は、S7において表示した撮影済画像である。図7の右側は、S8において取得したプレビュー像である。そして、図7の中央は、両者が重ねられた重畳画像の一例を示している。このような重畳画像が、S9において入出力装置33に表示される。このとき、撮影済画像とプレビュー像とは少なくともいずれかの不透明度が低下させられる。図7の例では撮影済画像を細い破線で表示しており、不透明度が低下させられていることを示すものとする。また、入出力装置33には、不透明度を変更するためのスライドバー337と、前の操作画面に戻るためのボタンと、カメラを例えばユーザ装置3にインストールされた他のカメラアプリに切り替えるためのボタンと、写真を撮影するためのシャッターボタン338とが表示されている。
【0054】
そして、撮像処理部343は、撮像処理を行う(図3:S10)。重ねて撮影する場合においては、撮像処理部343は、ユーザによるシャッターボタン338のタップに応じてデジタル写真を生成し、記憶装置32に記憶させる。
【0055】
また、共有処理部344は、撮影された画像をサーバ2へ送信する(図3:S11)。重ねて撮影する場合においては、サーバ2へ送信される画像は撮影済画像と関連付けて保存され、新たにタグ付けはされないものとする。
【0056】
一方、サーバ2の画像管理部241は、ユーザ装置3から画像を受信すると、サーバ2が提供するSNS上において画像を公開する(図3:S12)。
【0057】
図7に示したような重畳画像によれば、ユーザは、撮影済画像の被写体とプレビュー画像の被写体とが一致するように移動し撮影する方向を調整することにより、撮影済画像とほぼ同じ構図の写真を撮影できる。すなわち、カメラを三脚等で固定することなく、同一のユーザによって又は複数のユーザによって、同一の被写体について同一の構図で異なる時期の写真を撮影することが容易になる。
【0058】
<スライドショー>
重ねて撮影された一連の画像は、ユーザ装置3においてスライドショー形式で表示させることができるようにしてもよい。ユーザ装置3の再生処理部346は、サーバ2から一連のスライドに相当する画像を受信し、所定の順序で表示する。スライドの切り替えには、いわゆるトランジションを設定できるようにしてもよい。また、スライドを表示する順序や、スライドショーに用いるか否かをユーザが選択できるようにしてもよい。以上のようなスライドショーの再生に必要な条件は、ユーザ装置3又はサーバ2に記憶できるようにしてもよい。
【0059】
<リクエスト処理>
ユーザは、他のユーザに写真を撮影してもらうこともできる。図8は、他のユーザに写真の撮影を依頼する手順の一例を示す処理フロー図である。依頼者であるユーザは、ユーザ装置3にインストールされたアプリケーションソフトウェアを介してリクエストを入力する。ユーザ装置3のリクエスト処理部345は、ユーザの操作に応じてリクエスト情報の入力を受け付け、サーバ2へ送信する(図8:S21)。一方、サーバ2のリクエスト管理部242は、受信したリクエストを登録する(図8:S22)。また、リクエスト管理部242は、他のユーザにリクエスト情報を公開する(図8:S23)。
【0060】
図9は、サーバ2に登録されるリクエスト情報の一例を示す図である。図9の表は、例えばサーバ2の記憶装置22に格納されるデータベースに登録される。図9の表は、リクエストID、依頼ユーザID、位置情報、及び報酬の各属性を含む。リクエストIDは、リクエスト情報を一意に特定するための識別情報である。依頼ユーザIDは、依頼者であるユーザを一意に特定するための識別情報である。位置情報は、依頼者であるユーザが写真を撮影してほしい場所を示す情報であり、例えば地図上の座標で表される。座標は、S21においてユーザが地図上をタップすることにより入力することができる。また、図5において報酬のアイコン334に示したように、地図上にリクエストが存在する位置を表示することができる。また、リクエストは、依頼者であるユーザが指定した地図上の撮影済画像に重ねて写真を撮影することを求めるものであってもよい。この場合、リクエスト情報は、位置情報に加えて又は位置情報に代えて、重ねて写真を撮影してほしい撮影済画像の識別情報を含む。また、S21においては、ユーザは地図上の撮影済画像を選択することにより、自身が重ねて写真を撮影してほしい撮影済画像を指定する。報酬は、写真撮影に対する報酬を表す情報である。報酬は、例えばユーザ間で授受できる仮想的なアイテムであってもよい。また、仮想的なアイテムは、ユーザが換金できるものであってもよい。
【0061】
図10は、アイテムの購入画面の一例を示す図である。図10の例では、アイテムのアイコン、アイテムの価格、ユーザがアイテムを所持している数、ユーザがアイテムの購入を希望する数が表形式で表示されている。また、アイテムの購入数にユーザが数字を入力した場合、消費されるアイテムまたは金額が計算され、ユーザが購入するためのボタンをタップするとアイテムを購入することができる。サーバ2の記憶装置22には、各ユーザの識別情報と対応付けて、所持しているアイテムの数が記憶されるものとする。また、図8のS21において、依頼者であるユーザは、所持しているアイテムを消費し、リクエスト情報に報酬としてアイテムを登録することができる。
【0062】
また、撮影者であるユーザは、図5に示したような地図上で報酬を示すアイコンをタップすることにより、写真撮影を開始し、撮影した画像を送信する(図8:S24)。なお、撮影処理は、例えば図3に示した通りである。一方、サーバ2の報酬処理部243は、受信した画像を記憶装置22に記憶させ(図8:S25)、撮影者であるユーザに報酬を付与する(図8:S26)。本ステップでは、撮影者であるユーザは、リクエスト情報に登録されたアイテムを獲得することができる。すなわち、サーバ2の記憶装置において、撮影者であるユーザの識別情報に対応付けて記憶されているアイテムの所持数に報酬が加算される。
【0063】
また、依頼者であるユーザのユーザ装置3には、リクエストに対する画像がアップロードされた旨の通知がなされるようにしてもよい。そして、依頼者であるユーザのユーザ装置3の再生処理部346は、撮影者であるユーザがアップロードした画像を閲覧することができる。
【0064】
以上のようなリクエスト処理によれば、依頼者であるユーザは、他のユーザに所望の写真の撮影を依頼することができる。また、S26において、サーバの報酬処理部243は
、S25において受信した画像の位置情報がリクエスト情報に登録された位置情報とほぼ同じであることを確認するようにしてもよい。また、リクエスト情報において特定の画像に重ねた写真の撮影が要求されている場合、特定の画像とS25において受信した画像との構図の一致度が所定の基準以上であることを確認するようにしてもよい。
【0065】
また、リクエスト情報において、当該リクエストに対して画像をアップロードできるユーザを制限できるようにしてもよい。制限は、例えば、撮影者であるユーザの評価と所定の基準との関係により判断される。評価は、例えばユーザがアップロードした画像が他のユーザにお気に入り登録された数や、ユーザが獲得した後述するアワードに基づいて決定されるようにしてもよい。また、依頼者であるユーザは、所定の基準以上の報酬を消費することにより、画像をアップロード可能なユーザを制限できるようにしてもよい。
【0066】
また、リクエスト情報は、写真を撮影する期間や時間帯に関する要求をさらに含むものであってもよい。また、リクエストが募集期間を含むコンテスト形式である場合、募集期間にリクエスト情報に応じて複数のユーザからアップロードされた写真のうち、募集期間後に依頼者(主催者)であるユーザが選択した写真をアップロードしたユーザに報酬が与えられるようにしてもよい。コンテスト形式のリクエストは、依頼者であるユーザが所定の基準以上の報酬を消費することで登録できるようにしてもよい。また、コンテスト形式のリクエストが開催され、画像の募集期間中であることを、例えば全ユーザや、近隣の地域に存在するユーザに通知するようにしてもよい。
【0067】
また、サーバ2は、ユーザがアイテムを換金するための仕組みを提供するようにしてもよい。例えば、アイテムの種類ごとに所定の還元率を定義する。また、ユーザに対する評価に応じて当該ユーザへの付与率を定義する。そして、アイテムの販売価格に還元率と付与率とを乗じて、所定のポイントと交換できるようにする。また、ポイントを所定の交換比率で換金できるようにする。
【0068】
<アワード>
図11は、ユーザに与えられるアワードの一例を示す図である。サーバ3の報酬処理部243は、本実施形態に係るアプリケーションソフトウェアを利用しつつ歩いた距離や、距離に応じた消費カロリー、撮影した写真の枚数、自身が撮影した写真に重ねて他のユーザが写真を撮影した枚数等のスコアをユーザごとに集計するようにしてもよい。また、ユーザが所定のカテゴリに分類される写真を撮影した枚数や、ユーザが訪れた観光地などの基準地点を記憶し、ユーザが確認できるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが本実施形態に係るアプリケーションソフトウェアの使用を継続するモチベーションを向上させることができる。
【0069】
<ストックフォト>
サーバ2の画像管理部241は、SNSにおいて共有された画像や、作成されたスライドショーを、いわゆるストックフォトとしてユーザなどの第三者に利用させるようにしてもよい。また、ストックフォトの利用に応じて撮影者又は著作権者であるユーザには対価が支払われるようにしてもよい。
【0070】
なお、図3のS12においては、サーバが記憶する撮影済画像と撮影者であるユーザの識別情報との組み合わせを、ブロックチェーンを利用して記憶装置22に登録されるようにしてもよい。図12は、ブロックチェーンの一例を説明するための図である。ブロックチェーンは、複数のブロックを所定の順序に接続して構成される。各ブロックは、前段のブロックから所定のハッシュ関数によって得られるハッシュ値と、画像及び撮影者であるユーザのIDの組合せとを含む。画像及び撮影者であるユーザのIDの組合せは、1つのブロックに複数含まれていてもよい。記憶される画像の増加に応じて、新しいブロックが
追加される。古いブロックに記録された内容を事後的に変更すると、新しいブロックに記録されるハッシュ値との整合性を維持することが困難であるため、ブロックチェーンによれば、画像の撮影者を示す情報の改ざんを防止し、また、改ざんを発見し易くなる。
【0071】
<その他>
なお、上述した構成は一例であり、本発明は例示した構成に限定されない。上述した事項は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で適宜組み合わせて実施することができる。また、処理フロー図に示した処理は、結果が変わらない範囲において順序を変更したり、並列に実行してもよい。
【0072】
また、例えばサーバ2は、作成したスライドショーを再生するためのウェブページを作成し、当該ページへのリンクをユーザに提供するようにしてもよい。このようにすれば、他のSNSにリンクを掲載できるようになる。
【0073】
また、本発明は上述の処理を実行するコンピュータプログラムを含む。さらに、当該プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に属する。当該プログラムが記録された記録媒体については、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上述の処理が可能となる。
【0074】
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としては、ハードディスクドライブやROM等がある。
【符号の説明】
【0075】
1 :システム
2 :サーバ
241 :画像管理部
242 :リクエスト管理部
243 :報酬処理部
3 :ユーザ装置
341 :地図表示部
342 :プレビュー生成部
343 :撮像処理部
344 :共有処理部
345 :リクエスト処理部
344 :再生処理部
4 :ネットワーク
図1
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図11
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