(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022059546
(43)【公開日】2022-04-13
(54)【発明の名称】取手付きシャワーヘッド
(51)【国際特許分類】
A47K 3/28 20060101AFI20220406BHJP
【FI】
A47K3/28
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020175653
(22)【出願日】2020-10-01
(71)【出願人】
【識別番号】520403428
【氏名又は名称】藤原 智子
(72)【発明者】
【氏名】藤原 智子
【テーマコード(参考)】
2D132
【Fターム(参考)】
2D132FA02
2D132FC04
2D132FJ01
2D132FJ04
(57)【要約】
【課題】 石鹸で滑り掴みにくいシャワーヘッドに取手部を設ける。取手によりしっかり安全に握ることができるシャワーヘッドを提供する。
手をケガしている場合、また子供や手に障がいがある方や負傷・疾病時は滑る手でしっかりと掴みにくく、人の介助が必要なこともある。これらの問題点を解決することを課題とする発明である。広く通常生活・職場の改善と利便性を高め、被介助者(時)の自立をはかる。
【課題を解決するための手段】シャワーヘッドに取手を設ける。
一体型、また着脱式の手段でも同様の解決を得られる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シャワーヘッド部に、着脱式または一体型(成型)の取手機能を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、すべりやすいシャワーヘッドに着脱式または一体型の取手を設けるものである。石鹸がついた手でつかむ際すべりを防止するとともに、子供や手に障がいがある方や負傷・疾病時にも安全で確実に把握し自力でシャワーを使う自立を実現するもの。普及先は全戸を見込め、広く各家庭、障がいのある方・疾病・ケガ時、業務の場での改善が見込まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
シャワーヘッドに取手部を設け、石鹸で滑る手や、高齢者、ケガなど手にハンデがある場合でも確実に安全に握ることができるシャワーヘッドを提供する。
【0003】
生活の必需品であることから、全戸における普及が見込まれる。
【0004】
入浴中、洗髪時目を閉じている上シャンプーなどが手についている際ヘッドが掴みにくい。また、手から滑り落ちヘッドが跳ね回ることもある。これらの解決を課題とする。
【0005】
手探りで探したり、跳ねるヘッドが当たると危ない現状の解決をめざす。
【0006】
手をケガしている場合、また子供や手に障がいがある方や負傷・疾病時は滑る手でしっかりと掴みにくく、人の介助が必要なこともある。これらの問題点を解決することを課題とする発明である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ヘッドに取手を設ける。
一体型、また着脱式の手段でも同様の解決を得られる。
【発明の効果】
【0008】
取手に手をかけることで、無理な労力を減らし、少ない力で失敗なくヘッドを把持することができる。
日々平素のシャワー使用が快適・利便になるに加え、なにより、手にハンデがある場合苦痛や無理が軽減される。自力での使用を叶える。
【0009】
ケガ・疾病のため、人の手を借りなければならなかった患者も、取手によってシャワーヘッドが固定されることによって、自力で入浴が可能となり、心身両面の自立を目指せる。
【0010】
広く家庭、介護・理容の業務現場での大幅な業務改善が見込める。
【0011】
無駄な動作が減れば、効率があがり使用時間も減る。これにより自動的に水道代、光熱費の節約を見込める。
【発明を実施するための形態】
【0012】
一例として、取手は、▲1▼輪状、▲2▼突起状、また▲3▼噴出部の裏面にヘッドに水平に輪状にもうけるなどの多様な形態が考えられる。それぞれの用途に対し効果的である。▲3▼は、少しでも手の可動範囲が広がることから、介護、利用業務などに役立つ。ミスの不安が減り効率があがる。
【産業上の利用可能性】
【0013】
入院や介護現場、理容に従事する職場でも改善を見込める。他人(ことさら患者)の洗髪をする場合、片手で頸椎から頭を支えながら一方の手で強くヘッドを握りしめていては、無理な力が入り手の可動範囲が狭くなり、支えていた頭を落とす、ヘッドがずれて顔にシャワーの水がかかる、などの事故もある。これを防げれば、従事者側の精神面の負担も軽くなり、客・患者の安心感・満足度も期待できる。
よって、双方の要望として利用可能性は高い。
【0014】
業務現場のシャワーに限らず一般家庭での導入も安価で平易なため、利用可能性は高い。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図3】ノズルの他、ヘッド部に取手を設けると、介護・利用の業務に最適、業務改革を見込める。