(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022060611
(43)【公開日】2022-04-15
(54)【発明の名称】美容健康用組成物、及び当該美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品
(51)【国際特許分類】
A61K 33/38 20060101AFI20220408BHJP
A23L 33/16 20160101ALI20220408BHJP
A61P 17/16 20060101ALI20220408BHJP
A61P 17/18 20060101ALI20220408BHJP
A61P 17/00 20060101ALI20220408BHJP
A61P 31/04 20060101ALI20220408BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20220408BHJP
A61K 33/00 20060101ALI20220408BHJP
A61P 39/06 20060101ALN20220408BHJP
【FI】
A61K33/38
A23L33/16
A61P17/16
A61P17/18
A61P17/00
A61P31/04
A61P43/00 121
A61K33/00
A61P39/06
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020168156
(22)【出願日】2020-10-05
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWEEN
(71)【出願人】
【識別番号】500012662
【氏名又は名称】日本セルフメディカル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣
(74)【代理人】
【識別番号】100165489
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 靖
(74)【代理人】
【識別番号】100197701
【弁理士】
【氏名又は名称】長野 正
(72)【発明者】
【氏名】井手 義晴
【テーマコード(参考)】
4B018
4C086
【Fターム(参考)】
4B018LB01
4B018LB02
4B018LB03
4B018LB06
4B018LB07
4B018LB08
4B018MD01
4B018MD05
4B018ME02
4B018MF02
4C086AA01
4C086HA01
4C086HA06
4C086HA21
4C086MA02
4C086MA04
4C086MA52
4C086NA05
4C086ZA89
4C086ZC75
(57)【要約】
【課題】従来の銀ナノ粒子を含有する組成物よりも、保湿効果及びシミ改善効果を発揮することが可能な美容健康用組成物、及び当該美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品を提供する。
【解決手段】美容健康用組成物は、銀ナノ粒子と、食用珪素と、を含有する。食用珪素の含有量が、銀ナノ粒子の含有量よりも多くてもよい。また、銀ナノ粒子の含有量が、食用珪素の含有量に対して0.01質量%以上0.20質量%以下であってもよい。美容健康用組成物は医薬品又は飲食品に含有される。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
銀ナノ粒子と、食用珪素と、を含有する、
美容健康用組成物。
【請求項2】
前記食用珪素の含有量が、前記銀ナノ粒子の含有量よりも多い、
請求項1に記載の美容健康用組成物。
【請求項3】
前記銀ナノ粒子の含有量が、前記食用珪素の含有量に対して0.01質量%以上0.20質量%以下である、
請求項1又は2に記載の美容健康用組成物。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美容健康用組成物、及び当該美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品に関する。
【背景技術】
【0002】
美容及び健康を増進させる美容健康用組成物が、種々開発されている。
このような組成物として、例えば特許文献1に、銀ナノ粒子を含有するナノ活性剤が開示されている。
【0003】
銀ナノ粒子は、ヒトの皮膚に塗布されると、抗菌効果、保湿効果、及びシミ改善効果を発揮すると考えられている。
特に、銀ナノ粒子による抗菌効果については、例えば特許文献2~5に記載されている通り、比較的多くの文献で報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2020-111567号公報
【特許文献2】特開2012-177158号公報
【特許文献3】特表2016-505284号公報
【特許文献4】特表2018-538235号公報
【特許文献5】特許第5337928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
銀ナノ粒子による保湿効果、及びシミ改善効果については、報告する文献が比較的少なく、その効き目には個人差がある虞がある。
そのため、銀ナノ粒子を含有するナノ活性剤を塗布しても、保湿効果、及びシミ改善効果を得られない虞がある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、従来の銀ナノ粒子を含有する組成物よりも、保湿効果及びシミ改善効果を発揮することが可能な美容健康用組成物、及び当該美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の美容健康用組成物は、銀ナノ粒子と、食用珪素と、を含有する。
【0008】
例えば、前記食用珪素の含有量が、前記銀ナノ粒子の含有量よりも多くてもよい。
【0009】
例えば、前記銀ナノ粒子の含有量が、前記食用珪素の含有量に対して0.01質量%以上0.20質量%以下であってもよい。
【0010】
本発明の医薬品又は飲食品は、前記美容健康用組成物を含む。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、従来の銀ナノ粒子を含有する組成物よりも、保湿効果及びシミ改善効果を発揮することが可能な美容健康用組成物、及び当該美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態に係る美容健康用組成物について説明する。
【0013】
本発明の美容健康用組成物は、有効成分として、銀ナノ粒子と、食用珪素と、を含有する。
【0014】
銀ナノ粒子は、銀のナノ粒子である。
銀ナノ粒子の粒子径は、特に限定されず、例えば1nm以上100nm以下であってもよい。つまり、銀ナノ粒子の粒子径は、5nmであってもよく、10nmであってもよく、15nmであってもよく、30nmであってもよく、40nmであってもよく、70nmであってもよい。
【0015】
また、銀ナノ粒子は、分散媒中に分散した銀のコロイド粒子である。
つまり、本発明の美容健康用組成物の製造工程には、銀のコロイド粒子(銀ナノ粒子)が分散媒中に分散したコロイド溶液と、食用珪素とが混合される工程を含む。
そして、その混合により形成された混合物中の銀ナノ粒子及び食用珪素が、本発明の美容健康用組成物の有効成分となる。
なお、分散媒は水であり、具体的には純水、蒸留水、水道水などが挙げられるが、特に純水が好ましい。
【0016】
銀ナノ粒子が分散媒中に分散したコロイド溶液の製造方法は、特に限定されず、公知の方法であってもよい。
公知の方法としては、例えば、特開第2009-019235号公報に開示されている銀ナノ粒子の分散液の製造方法であって、酸化銀、ゼラチン、及び単糖類を混合し、水溶媒中、55~80℃で加熱する方法が挙げられる。
【0017】
銀ナノ粒子は、その殺菌効果を高める為に、合成が加えられていてもよい。このような合成が加えられた物質(以下、「物質A」という)としては、特に限定されないが、例えば、銀ナノ粒子が四酸化四銀(Ag4O4)の膜でコーティングされた物質を挙げることができる。
なお、本発明の美容健康用組成物の有効成分として物質Aが含有される場合、本発明の美容健康用組成物の製造工程には、物質Aが分散媒中に分散した分散液と、食用珪素とが、混合される工程を含んでもよい。なお、分散媒は水であり、具体的には純水、蒸留水、水道水などが挙げられるが、特に純水が好ましい。
【0018】
物質Aが分散媒中に分散した分散液の製造方法は、特に限定されず、公知の方法であってもよい。
公知の方法としては、例えば、特許第5161231号公報に開示されているコロイド状銀組成物の製造方法であって、(a)銀電極を高純度の水と接触させて配置し、(b)銀電極を通じて電流を伝達することにより、水内に懸濁する銀粒子の生成を引き起こし、(c)その間、水を撹拌することにより、水内に銀粒子を均一な濃度で分散させる方法が挙げられる。
【0019】
銀ナノ粒子は、市販されている、分散媒中に分散した銀のコロイド粒子であってもよい。なお、ここでいう銀ナノ粒子には、物質Aが含まれる。
市販されている、分散媒中に分散した銀のコロイド粒子としては、特に限定されないが、例えば、American Biotech Labs社から販売されている商品である「SILVER BIOTICS(登録商標)」に含有されている銀のコロイド粒子が挙げられる。
【0020】
食用珪素は、非晶質珪素であり、例えば、食物由来の珪素や、鉱物由来の珪素が挙げられる。
食物由来の珪素としては、穀類、野菜類、海藻類などに含まれる珪素が挙げられる。
穀類としては、例えば、麦、玄米、白米、トウモロコシである。
野菜類としては、例えば、ゴボウ、大根、人参である。
海藻類としては、例えば、昆布、ワカメである。
穀類、野菜類、海藻類などの食物は、粉砕された状態で、本発明の美容健康用組成物に含有されていてもよい。
【0021】
鉱物由来の珪素としては、水晶から抽出した珪素が挙げられる。
【0022】
また、食用珪素は、市販の食用珪素であってもよく、例えば、株式会社APAコーポレーションから販売されている水溶性珪素「umo(登録商標)」に含まれている珪素が挙げられる。なお、水溶性珪素「umo(登録商標)」に含まれている珪素の含有量は、8000ppm以上9300ppm以下である。
【0023】
また、食用珪素は、単体の珪素であってもよいし、例えば二酸化珪素のように化合物中の珪素であってもよい。
【0024】
食用珪素は、人体に摂取されると、腸管から吸収されて、細胞中のミトコンドリアを活性化しつつ、体内の活性酸素の過剰な増加を防ぐ。
つまり、食用珪素を摂取すると、その抗酸化作用により、保湿効果及びシミ改善効果を図ることが可能になる。
【0025】
このような本発明の美容健康用組成物によれば、銀ナノ粒子の抗菌作用に加え、食用珪素の抗酸化作用が得られる。
そのため、本発明の美容健康用組成物を摂取することで、抗菌効果、保湿効果、及びシミ改善効果を得ることが可能になる。
そして、本発明の美容健康用組成物を摂取することで、銀ナノ粒子を主要な有効成分とする組成物を摂取する場合と比較して、保湿効果及びシミ改善効果を得ることが可能になる。
【0026】
また、活性酸素が一因とされる病気を改善することも、可能である。
活性酸素が一因とされる病気としては、特に限定されないが、例えば、動脈硬化、心筋梗塞、癌、糖尿病、肌荒れなどの病気が挙げられる。
【0027】
ここで、本発明の美容健康用組成物に含まれる銀ナノ粒子及び食用珪素の含有量は、特に限定されない。
ただし、食用珪素の含有量が、銀ナノ粒子の含有量よりも多いことが好ましい。
さらに、本発明の美容健康用組成物中の食用珪素の含有量に対する銀ナノ粒子の含有量は、0.01質量%以上0.20質量%以下であることが好ましく、0.05質量%以上0.15質量%以下であることがさらに好ましく、0.10質量%であることが最も好ましい。
なお、本発明の美容健康用組成物中の食用珪素の含有量に対する銀ナノ粒子の含有量について、好ましいのは0.01質量%以上0.20質量%以下であるから、例えば0.02質量%、0.03質量%、0.04質量%、0.06質量%、0.07質量%、0.08質量%、0.09質量%、0.11質量%、0.12質量%、0.13質量%、0.14質量%、0.16質量%、0.17質量%、0.18質量%及び0.19質量%が含まれる。
これにより、抗菌効果、保湿効果、及びシミ改善効果を、より所望な程度に発揮することが可能になると考えられる。
【0028】
また、本発明の美容健康用組成物の総質量に基づく銀ナノ粒子の含有量が、0.001質量%以上1.0質量%以下であってもよい。
なお、本発明の美容健康用組成物の総質量に基づく銀ナノ粒子の含有量について、0.001質量%以上1.0質量%以下であってもよいから、例えば0.005質量%、0.01質量%、0.05質量%、0.10質量%、0.15質量%、0.20質量%、0.25質量%、0.30質量%、0.35質量%、0.40質量%、0.45質量%、0.50質量%、0.55質量%、0.60質量%、0.65質量%、0.70質量%、0.75質量%、0.80質量%、0.85質量%、0.90質量%及び0.95質量%が含まれる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
【0030】
例えば、本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、さらに、食用珪素とは関連しない成分であって、抗酸化作用を奏する成分を含んでもよい。
このような抗酸化作用を奏する成分としては、特に限定されないが、例えば、γ-オリザノール、アルファリポ酸、カテキン類、フラボノイド、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、エンゾジノール、ローヤルゼリー、尿酸、クエン酸などを挙げることができる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの抗酸化作用を奏する成分の少なくとも1つ以上を含有してもよい。
【0031】
そして、本発明の美容健康用組成物に、上記のγ-オリザノール、アルファリポ酸、カテキン類、フラボノイド、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、エンゾジノール、ローヤルゼリー、尿酸、クエン酸などを含有させる場合、それらの含有量は、特に限定されない。
【0032】
また、本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、賦形剤、pH調整剤、清涼化剤、懸濁化剤、コーティング剤、着色剤、結合剤、滑沢剤、及び界面活性剤などを含有してもよい。
【0033】
賦形剤としては、特に限定されず、例えば、デンプン、乳糖、白糠、ラクトース、微結晶セルロース、スクロース、デキストリン、D-マンニトール、コーンスターチ、リン酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、硫酸カルシウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、メタケイ酸有アルミン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の賦形剤を含有してもよい。
【0034】
pH調整剤としては、特に限定されず、例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、アスパラギン酸、重曹、水酸化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウムなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上のpH調整剤を含有してもよい。
【0035】
清涼化剤としては、特に限定されず、例えば、l-メントール、ハッカ水などが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の清涼化剤を含有してもよい。
【0036】
懸濁化剤としては、特に限定されず、例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カオリン、カルメロースナトリウムなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の懸濁化剤を含有してもよい。
【0037】
コーティング剤としては、特に限定されず、例えば、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ポリオキシエチレングリコール、セルロースアセテートフタレート、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、セルロースアセテートトリメリテート、ポリビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、メタクリレートコポリマーなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上のコーティング剤を含有してもよい。
【0038】
着色剤としては、特に限定されず、例えば、タール色素、酸化チタン、ウコン抽出液、リボフラビンなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の着色剤を含有してもよい。
【0039】
結合剤としては、特に限定されず、例えば、エタノール、プロパノール、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ゼラチン、デンプン、ブドウ糖、アラビアゴム、リン酸カルシウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステルなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の結合剤を含有してもよい。
【0040】
滑沢剤としては、特に限定されず、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、コロイダルシリカ、ショ糖脂肪酸エステル、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の滑沢剤を含有してもよい。
【0041】
界面活性剤としては、特に限定されず、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリソルベート80、Tween60、Tween80、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノステアリンサングリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、プロピレングリコール、モノステアリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタンなどが挙げられる。
本発明の美容健康用組成物は、必要に応じて、これらの1つ以上の界面活性剤を含有してもよい。
【0042】
また、本発明の美容健康用組成物は、医薬品又は飲食品に含まれてもよい。
【0043】
医薬品に含まれる場合は、特に限定されないが、例えば、薬学的に許容される担体とともに、錠剤、カプセル剤、液剤、粉末剤、ペースト状剤、ゲル状剤などの形態で人体に投与される。
【0044】
飲食品は、飲料品又は食料品を意味し、特に限定されないが、例えば、果汁飲料、清涼飲料、コーヒー、野菜ジュース、茶、コーヒー、シロップ、食酢、味噌、果物、野菜、穀物、肉、乳製品、菓子、麺、ゼリー、栄養補助食品、機能性食品、健康食品などが挙げられる。
【手続補正書】
【提出日】2021-12-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
銀ナノ粒子と、食用珪素と、を含有し、
前記銀ナノ粒子による殺菌効果を高める目的で、前記銀ナノ粒子は、四酸化四銀(Ag
4
O
4
)の膜でコーティングされていることを含む、
美容健康用組成物。
【請求項2】
前記食用珪素の含有量が、前記銀ナノ粒子の含有量よりも多い、
請求項1に記載の美容健康用組成物。
【請求項3】
前記銀ナノ粒子の含有量が、前記食用珪素の含有量に対して0.01質量%以上0.20質量%以下である、
請求項1又は2に記載の美容健康用組成物。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の美容健康用組成物を含む医薬品又は飲食品。