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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022060871
(43)【公開日】2022-04-15
(54)【発明の名称】荷台用結束補助具
(51)【国際特許分類】
   B60P 7/08 20060101AFI20220408BHJP
   B62D 33/027 20060101ALI20220408BHJP
【FI】
B60P7/08
B62D33/027 G
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020168612
(22)【出願日】2020-10-05
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-06-23
(71)【出願人】
【識別番号】513257959
【氏名又は名称】但東自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】521095019
【氏名又は名称】A株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100137338
【弁理士】
【氏名又は名称】辻田 朋子
(72)【発明者】
【氏名】岩出 公直
(72)【発明者】
【氏名】中村 仁司
(57)【要約】
【課題】トラックの荷台に取り付け可能で、使用時の取り付け強度が高い結束補助具を提供することを課題とする。
【解決手段】物資を載置可能な床板と、開閉可能なアオリ部と、を備える荷台に設けられる結束補助具であって、前記結束補助具は、部材を固定する部材固定部と、前記荷台に取り付けられる荷台固定部と、を有し、前記荷台固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記床板と、前記アオリ部と、によって挟み込まれる水平部が設けられている結束補助具。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物資を載置可能な床板と、開閉可能なアオリ部と、を備える荷台に設けられる結束補助具であって、
前記結束補助具は、部材を固定する部材固定部と、前記荷台に取り付けられる荷台固定部と、を有し、
前記荷台固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記床板と、前記アオリ部と、によって挟み込まれる水平面を含む結束補助具。
【請求項2】
前記部材固定部は、柱部材を立設した状態で固定する請求項1に記載の結束補助具。
【請求項3】
前記柱部材は複数設けられ、前記柱部材を互いに架設する架設部材を備える請求項2に記載の結束補助具。
【請求項4】
前記部材固定部は、前記部材を取り外し可能に固定する請求項1~3の何れかに記載の結束補助具。
【請求項5】
前記部材固定部は、前記部材を篏合した状態で固定する請求項1~4の何れかに記載の結束補助具。
【請求項6】
前記部材固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記アオリ部に隣接するように設けられている請求項1~5の何れかに記載の結束補助具。
【請求項7】
請求項1~6の何れかに記載の結束補助具が設けられた、トラック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックの荷台に取り付け可能な結束補助具に関する。
【背景技術】
【0002】
トラックは荷台に物資を載置して運搬することができる車両であり、運搬を行う際には荷台上の物資の移動を防止するために、ロープ等により物資を荷台に結束させる。
【0003】
このとき、トラックの荷台に起伏や突起が設けられていると、起伏や突起にロープ等を結び付けることで、物資等を容易に結束できるようになる。
【0004】
しかしながら、そのような起伏や突起はトラックの荷台にもともと設けられていない場合も多い。
この際、荷台の上に結束補助具を設け、さらにその結束補助具に種々の部材を設けることにより、新たな起伏や突起を設けることができる。
【0005】
特許文献1には、トラックのアオリ部の上端に結束補助具(支持部材)を篏合し、前記結束補助具に設けられた貫通支持部に柱状部材を篏合させることにより、トラックの荷台上に柱状部材を立設させることができる荷物結束補助具が掲載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10-16636号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一方で、使用時における荷台への結束補助具の取り付け強度が弱い場合、物資が荷台を移動し、振動や衝撃で破損してしまう恐れがある。
特に、トラックの荷台は大きく振動するため、結束補助具の取り付け強度を強くすることが求められる。
【0008】
この点、特許文献1に記載の発明における結束補助具は、アオリ部の上端に篏合させて取り付ける構成であるため、上下振動により外れてしまう恐れや、アオリ部上をトラックの進行方向に摺動してしまう恐れがある。
【0009】
本発明は、上記問題に鑑みて、荷台の利便性を高める、使用時の取り付け強度が高い結束補助具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の課題を解決する本発明は、物資を載置可能な床板と、開閉可能なアオリ部と、を備える荷台に設けられる結束補助具であって、前記結束補助具は、部材を固定する部材固定部と、前記荷台に取り付けられる荷台固定部と、を有し、前記荷台固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記床板と、前記アオリ部と、によって挟み込まれる水平部が設けられている結束補助具である。
【0011】
このような構成にすることによって、前記結束補助具は、荷台に取り付けられると同時に、床板と、アオリ部と、によって挟みこまれるため、結束補助具の荷台への取り付け強度を高めることができる。
【0012】
本発明の好ましい形態では、前記部材固定部は、柱部材を立設した状態で固定する。
【0013】
このような構成にすることによって、荷台上に新たな突起を設けられるため、ロープの結び付けによる前記物資の結束を容易に行うことができるようになる。
【0014】
本発明の好ましい形態では、前記柱部材は複数設けられ、前記柱部材を互いに架設する架設部材を備える。
【0015】
このような構成にすることによって、荷台上に新たな起伏を設けることができるため、物資の固定がさらに容易にできるようになるとともに、物資を前記架設部材に掛けるように固定することもできるようになる。
【0016】
本発明の好ましい形態では、前記部材固定部は、前記部材を取り外し可能に固定する。
【0017】
このような構成にすることによって、荷台に取り付ける部材を、荷台に載置する物資によってさまざまに変更することができる。
【0018】
本発明の好ましい形態では、前記部材固定部は、前記部材を篏合して固定する。
【0019】
このような構成にすることによって、前記部材と、前記部材固定部と、を簡易に取り外しできるようになる。
【0020】
本発明の好ましい形態では、前記部材固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記アオリ部に隣接するように設けられている。
【0021】
このような構成にすることによって、仮に前記部材固定部が前記アオリ部の方向に傾いても、前記アオリ部によって前記部材の転倒を阻止することができる。
【0022】
本発明は、トラックに用いられる。
【0023】
これによってトラックの荷台に載せられた物資を適切に結束した状態で運ぶことができるようになる。
【発明の効果】
【0024】
上記課題を解決する本発明は、荷台の利便性を高め、使用時の取り付け強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の第一の実施形態に係る、部材が設けられたトラックの斜視図である。
図2】本発明の第一の実施形態に係る、部材が設けられていない状態でのトラックの斜視図である。
図3】本発明の第一の実施形態に係る、アオリ部の開閉機構に係る説明図である。
図4】本発明の実施形態に係る、結束補助具およびその変更例についての斜視図である。
図5】本発明の第一の実施形態に係る、開閉するアオリ部の斜視図である。
図6】本発明の第一の実施形態に係る、アオリ部の閉口時の断面図である。
図7】本発明の第一の実施形態に係る、柱部材と架設部材との接続についての説明図である。
図8】本発明の第二の実施形態に係る、アオリ部の閉口時の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図1図8を用いて、本発明の各実施形態に係る結束補助具について説明する。
なお、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において符号Xは、トラックを表わす。
【0027】
《第一の実施形態》
図1及び図2は、本発明が使用されている状態にあるトラックXを表している。なお、図1は後述する柱部材3および架設部材4が取り付けられている状態を表しており、図2は、柱部材3および架設部材4が取り付けられていない状態を表している。なお、これらの図においては、後述する側アオリ部12aは閉じ、後アオリ部12bは開いた状態にある。
【0028】
本発明は、トラックXの有する荷台1と、荷台1に固定される結束補助具2と、結束補助具2に固定される複数の柱部材3と、柱部材3同士を架設する架設部材4と、によって構成されている。
【0029】
荷台1は、物資を載置可能な床板11と、床板の縁辺に設けられ、開閉可能なアオリ部12と、床板11と、アオリ部12と、を回転可能に接続する複数の蝶番13を有している。
【0030】
床板11は、トラックXの後方に設けられた、略平板状の金属部材であり、根太と呼ばれる複数の木材の上に載せ置かれた状態で固定される。また、床板11側面の縁辺部は、段部11aにより、他の領域よりも一段低くなっている。
【0031】
アオリ部12は、蝶番13を通じて、床板11の縁辺を囲うように設けられている。本実施形態においては、トラックXの両側部に2つの側アオリ部12a、後方部に1つの後アオリ部12bを有する。
なお、後アオリ部12bには、立てられた状態の側アオリ部12aと接続し、後アオリ部12bの回転可能な範囲を床板11と水平になるまでに制限するチェーン121が設けられている。
【0032】
図3は、アオリ部12が開閉される様子を説明する荷台1縁辺部の断面図であり、図2(a)はアオリ部12が開いた状態を表しおり、図2(b)は、アオリ部12が閉じた状態を表している。
【0033】
蝶番13は、図2に示すように、床板11に取り付けられる第一平板部13aと、アオリ部12に取り付けられる第二平板部13bと、第一平板部13aと、第二平板部13bと、を回転自在に接続する回転軸13cと、を有しており、第一平板部13aは床板11の上面に固着され、第二平板部13bはアオリ部12の外側の面に固着される。
また、回転軸13cは、荷台1の外部へ突出した状態で設けられている。
【0034】
図4(a)は、本発明の第一の実施形態に係る結束補助具2を拡大した斜視図を示している。
【0035】
結束補助具2は、結束補助具2を荷台1に固定するための荷台固定部21と、部材を結束補助具に固定するための部材固定部22と、によって構成されている。
【0036】
荷台固定部21は、略平板状の金具であって、使用時に床板11に略水平に設置される水平面21aが含まれている。
【0037】
また、部材固定部22は、略L字状の金具であって、使用時に床板11に略水平に設置される部材固定部水平面22aと、使用時に床板11に略垂直に設置される部材固定部垂直面22bと、が略直角に連接されて設けられる。
また、部材固定部垂直面22bには、ボルトやピンなどの貫入部材5を貫入することができる部材固定穴22hが二つ設けられている。
【0038】
水平面21aと、部材固定部水平面22aと、は溶接により接着される。このとき、水平面21aの一辺と、部材固定部水平面22aにおいて、部材固定部垂直面22bが連接される辺と対向する辺と、が略接触するように設けられている。
【0039】
また、水平面21aにおいて、部材固定部水平面22aと略接触する辺から対向する辺までの幅は、部材固定部水平面22aにおいて、水平面21aと略接触する辺から部材固定部垂直面22bが連接される辺までの幅よりも大きいため、水平面21aは、部材固定部22と接着されないはみだし面Hを有する。なお、はみだし面Hの幅は、アオリ部12の厚みと略同一であることが好ましい。
【0040】
また、水平面21aの高さと、部材固定部水平面22aの高さと、の和は、段部11aの高さと略同一になるように構成されている。
【0041】
また、図4(b)及び図4(c)は結束補助具2の変更例であり、二つの対向する部材固定部22が互いに平行になるように、水平面21a上に接着されている。また、これらの結束補助具2もはみだし面Hをもつ。
これらは、柱部材3を2つの部材固定部垂直面22bによって挟み込むことで保持する。
【0042】
図5aは、アオリ部12が開いた状態における蝶番13と、結束補助具2と、の斜視図を表し、図5bは、アオリ部12が閉じた状態における蝶番13と、結束補助具2と、の斜視図を表している。
【0043】
図5aに示すように、結束補助具2は、蝶番13に隣接して設けられており、はみだし面Hが荷台1の外側を向くように、段部11aの下段に載せ置かれている。
また、蝶番13の有する第一平板部13aと、水平面21aと、は略同一の厚みを持つ。
【0044】
図5bに示すように,アオリ部12を閉じた際には、はみだし面Hの大部分がアオリ部12によって覆われる。
【0045】
図6は、アオリ部12が閉じた状態における、荷台1と、結束補助具2と、柱部材3と、を表す断面図を表している。
【0046】
柱部材3は、部材固定部水平面22a上に立設した状態で設けられている。なお、柱部材3は、部材固定部水平面22aからはみ出してもよく、その場合、柱部材3は、部材固定部水平面22aと、床板11と、によって支持される。
【0047】
これにおいて、床板11と、アオリ部12と、の間には、はみだし面Hを入れこむことができる隙間を有し、部材固定部垂直面22bと、アオリ部12と、の間には貫入部材5を装着できる隙間を有している。
【0048】
柱部材3は、部材固定穴22hと略同一の位置関係となるように柱部材穴3hを有し、荷台1に立設して設けられた際、柱部材穴3hおよび部材固定穴22hを同時に貫入して設けられる貫入部材5によって結束補助具2に固定される。柱部材3を安定して立設させるためには、二本以上の貫入部材5を設けることが好ましい。
なお、貫入部材5には、例えばボルトと後入れナットを用いることが考えられる。
【0049】
図7は、本実施形態に係る、柱部材3に架設部材4の取り付けを行う際の説明図である。
図7において、点線は各部材の裏側の線を表し、破線は使用時に密着される部材同士の関係を表しており、柱部材3と、架設部材4と、は保持部材41を介して結合されている。
【0050】
図7に示すように、柱部材3は面の中央部に凹部3aを有し、架設部材4は、凹部3aに篏合される凸部4aを有する。また、架設部材4には、貫入部材5を貫入させることができる架設部材穴4hを有する。
【0051】
保持部材41は、凹部3aの幅と略同一の厚みを持つ略直角三角形状の部材であり、柱部材3に連接して用いられる柱部材連接面41aと、架設部材4に連接して用いられる架設部材連接面41bと、を有し、斜辺にあたる部分から部材内部をくり抜くことで、部材内部に空隙部41cを形成している。
また、保持部材41の、底辺と高さにあたる面にはそれぞれ保持部材穴41hが設けられ、ここに貫入部材5を貫入させることができる。
【0052】
以下に、本実施形態に係る発明の実際の使用方法について説明する。
【0053】
まず、使用者は、アオリ部12を開いた状態で、結束補助具2を、水平面21aの有するはみだし面Hを荷台1の外側に向けるように、段部11aの下段にそれぞれ載せ置く。
【0054】
次に、使用者は、結束補助具2を載置した状態でアオリ部12を閉じる。このとき、アオリ部12が床板11の縁辺部の内側に立設され、床板11と、アオリ部12と、の間にはみだし面Hが挟み込まれる。
【0055】
次に、使用者は、柱部材3を部材固定部水平面22a上に立設させ、柱部材穴3hと、部材固定穴22hと、の位置を合わせる。その状態で貫入部材5を貫入させることによって、結束補助具2と、柱部材3と、を固定する。
【0056】
次に、使用者は、凹部3aと、凸部4aを篏合させる。この状態で、架設部材4の下部に、凹部3aに保持部材41を篏合することで、柱部材連接面41aを柱部材3に、架設部材連接面41bを架設部材4にそれぞれ密着させる。ここで、柱部材穴3hと、保持部材穴41h、また、架設部材穴4hと、保持部材穴41hを貫入部材によって固定することによって柱部材3と、架設部材4と、を固定する。
【0057】
上記の構成によって、使用者は荷台1の上に突起や起伏を自在に形成し、荷台1の利便性を向上させることができるようになる。
【0058】
また、結束補助具2を、荷台1と、アオリ部12と、によって挟み込むことによって、荷台1に結束補助具2を強固に固定し、さらに、床板11上に新たな凹凸や穴を設けることなく簡便に結束補助具2を固定することができるようになる。
【0059】
《第二の実施形態》
第二の実施形態においては、第一の実施形態で示された構成要素に加え、荷台1上に長平板6が設けられている。
【0060】
図8には、本発明の第二の実施形態に係るアオリ部の閉口時の斜視図を表している。
【0061】
図8に示すように、長平板6は段部11aに沿って設けられており、段部11aの上段においてリベットなどの複数の貫入部材5によって固定されている。
【0062】
また、アオリ部12を立設させた状態において、アオリ部12と、長平板6と、の間には、部材固定部垂直面22bおよび貫入部材5を入れ込むことができる空隙を有している。
【0063】
さらに、長平板6は、荷台1の外側に向けて、おおよその位置を示す目盛りMが描かれている。
【0064】
以下に、本実施形態に係る発明の使用方法について記載する。
【0065】
まず、使用者は、アオリ部12を開いた状態で、結束補助具2の部材固定部水平面22aを、段部11aの下段と、長平板6と、の間に差し込む。このとき、目盛りMを用いて左右の結束補助具2のおおよその位置を合わせるとよい。
【0066】
次に、使用者は、アオリ部12を閉じ、結束補助具2を固定する。また、第一の実施形態で述べたように、必要に応じて柱部材3や架設部材4を設置する。
【0067】
上記の構成によって、結束補助具2を設置する際に、結束補助具2の移動を起こりにくくさせるとともに、位置決めを容易に行うことができるようになる。
【0068】
なお、結束補助具2は、金具を用いることに限られず、プラスチックなど、ある程度の剛性を有する材質であれば何を用いてもよい。
【符号の説明】
【0069】
X トラック
1 荷台
11 床板
11a 段部
12 アオリ部
12a 側アオリ部
12b 後アオリ部
121 チェーン
13 蝶番
13a 第一平板部
13b 第二平板部
13c 回転軸
2 結束補助具
21 荷台固定部
21a 水平面
22 部材固定部
22a 部材固定部水平面
22b 部材固定部垂直面
22h 部材固定穴
3 柱部材
3a 凹部
3h 柱部材穴
4 架設部材
4a 凸部
4h 架設部材穴
41 保持部材
41a 柱部材連接面
41b 架設部材連接面
41c 空隙部
41h 保持部材穴
5 貫入部材
6 長平板
H はみだし面
M 目盛り
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2021-01-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物資を載置可能な床板と、前記床板において対向して設けられる開閉可能なアオリ部の組と、を備える荷台に設けられる結束補助具であって、
前記結束補助具は、前記アオリ部の組のそれぞれに設けられ、部材を固定する部材固定部と、前記荷台に取り付けられる荷台固定部と、を有し、
前記荷台固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記床板と前記アオリ部とによって挟み込まれ、前記床板に略水平に設置される水平面を含み、
前記部材には、前記部材同士の間隔を保持する架設部材が設けられる結束補助具。
【請求項2】
前記部材は、前記部材固定部に立設された状態で固定される柱部材である請求項1に記載の結束補助具。
【請求項3】
前記床板は、略長方形状であって、
前記架設部材は、前記床板の一辺と略平行に設けられる請求項1又は2に記載の結束補助具。
【請求項4】
前記部材固定部は、前記部材を取り外し可能に固定する請求項1~3の何れかに記載の結束補助具。
【請求項5】
前記部材固定部は、前記部材を篏合した状態で固定する請求項1~4の何れかに記載の結束補助具。
【請求項6】
前記部材固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記アオリ部に隣接するように設けられている請求項1~5の何れかに記載の結束補助具。
【請求項7】
請求項1~6の何れかに記載の結束補助具が設けられた、トラック。
【手続補正書】
【提出日】2021-03-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
物資を載置可能な床板と、前記床板において、対向して設けられる開閉可能なアオリ部の組と、を備える荷台に設けられる結束補助具であって、
前記結束補助具は、前記アオリ部の組のそれぞれ近接位置に設けられ、部材を固定する部材固定部と、前記荷台に取り付けられる荷台固定部と、を有し、
前記荷台固定部は、前記アオリ部を閉じた際に、前記床板と前記アオリ部とによって挟み込まれる水平面を含み、
前記部材には、前記部材同士の間隔を保持する架設部材が設けられる結束補助具。