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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022061376
(43)【公開日】2022-04-18
(54)【発明の名称】テーブル
(51)【国際特許分類】
   A47B 3/08 20060101AFI20220411BHJP
【FI】
A47B3/08 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020169351
(22)【出願日】2020-10-06
(71)【出願人】
【識別番号】391006441
【氏名又は名称】山田工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101535
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷川 好道
(74)【代理人】
【識別番号】100161104
【弁理士】
【氏名又は名称】杉山 浩康
(72)【発明者】
【氏名】野田 吉展
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053GA01
3B053GA05
3B053GA06
3B053GB01
(57)【要約】
【課題】天板を起倒させる作業の際に生じる音を低減したテーブルを提供する。
【解決手段】
一対の脚4,4を有し、脚4に対して天板2を起倒可能に備え、脚4の上端部に、第1脚側係合部7と第2脚側係合部8を形成し、回動側係合部16を有する回動部材15を設け、回動部材15の回動側係合部16を、脚4側方向に付勢する付勢部材20を設け、脚4の上端部、又は、回動側係合部16の少なくとも一部に脚4の本体部を構成する部材より軟らかな部材で形成された変形部材21,22を設け、回動部材15の回動側係合部16が、第1脚側係合部7又は前記第2脚側係合部8と当接した瞬間は、回動側係合部16が、変形部材のみ、又は、第1脚側係合部7又は前記第2脚側係合部8が、変形部材のみに当接する。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の脚を有し、該脚に対して天板を起倒可能に備え、
前記脚の上端部に、第1脚側係合部と第2脚側係合部を形成し、
前記脚に対して回動できるとともに、前記第1脚側係合部と前記第2脚側係合部に係合できる回動側係合部を有する回動部材を設け、
該回動部材の回動側係合部を、脚側方向に付勢する付勢部材を設け、
前記脚の上端部、又は、前記回動側係合部の少なくとも一部に前記脚の本体部を構成する部材より軟らかな部材で形成された変形部材を設け、
前記回動部材の回動側係合部と、前記第1脚側係合部が係合した際に、前記天板の起立状態を保持し、前記回動部材の回動側係合部と、前記第2脚側係合部が係合した際に、前記天板の倒伏状態を保持し、
前記回動部材の回動側係合部が、前記第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部と当接した瞬間は、前記回動側係合部が、前記変形部材のみ、又は、第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部が、前記変形部材のみに当接することを特徴とするテーブル。
【請求項2】
前記第1脚側係合部に、該第1脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第1変形部材を設け、前記第2脚側係合部に、該第2脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第2変形部材を設け、 前記回動部材の回動側係合部が、前記第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部と当接した瞬間は、前記第1変形部材又は第2変形部材のみに当接することを特徴とする請求項1記載のテーブル。
【請求項3】
脚の上端部、又は、前記回動側係合部の少なくとも一部において、金属で芯材を形成し、該芯材の表面を、前記変形部材で覆うようにして設けたことを特徴とする請求項1記載のテーブル。
【請求項4】
前記変形部材を、弾性を有する部材で構成したことを特徴とする請求項1又は1乃至3の何れか1項に記載のテーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、図15図16に示すように、天板101を起倒可能に備えたテーブル102として、左右に一対の脚103,103を設け、脚103の上端部に第1脚側係合部103aと第2脚側係合部103bを形成し、脚103に対して回転軸106を中心として回動できる回動部材104を設け、回動部材104に第1脚側係合部103aと第2脚側係合部103bに係合する回動側係合部104aを形成し、回動部材104の回動側係合部104aと第1脚側係合部103aが係合した際に、図15に示すように天板101の起立状態を保持し、回動部材104の回動側係合部104aと第2脚側係合部103bが係合した際に、図16に示すように天板101の倒伏状態を保持することができるものが知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来のテーブル102は、第1脚側係合部103aと第2脚側係合部103bと回動部材104が金属で形成されているとともに、回動部材104が付勢部材106で脚103側に付勢されているため、回動部材104が、第1脚側係合部103a又は第2脚側係合部103bと係合する際に、係合音が発生するという問題がある。
【0004】
そこで、天板を起倒させる作業を行う際に生じる音を、上記従来のテーブルよりも低減することができるテーブルを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、一対の脚を有し、該脚に対して天板を起倒可能に備え、
前記脚の上端部に、第1脚側係合部と第2脚側係合部を形成し、
前記脚に対して回動できるとともに、前記第1脚側係合部と前記第2脚側係合部に係合できる回動側係合部を有する回動部材を設け、
該回動部材の回動側係合部を、脚側方向に付勢する付勢部材を設け、
前記脚の上端部、又は、前記回動側係合部の少なくとも一部に前記脚の本体部を構成する部材より軟らかな部材で形成された変形部材を設け、
前記回動部材の回動側係合部と、前記第1脚側係合部が係合した際に、前記天板の起立状態を保持し、前記回動部材の回動側係合部と、前記第2脚側係合部が係合した際に、前記天板の倒伏状態を保持し、
前記回動部材の回動側係合部が、前記第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部と当接した瞬間は、前記回動側係合部が、前記変形部材のみ、又は、第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部が、前記変形部材のみに当接することを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1脚側係合部に、該第1脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第1変形部材を設け、前記第2脚側係合部に、該第2脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第2変形部材を設け、 前記回動部材の回動側係合部が、前記第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部と当接した瞬間は、前記第1変形部材又は第2変形部材のみに当接することを特徴とするものである。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、脚の上端部、又は、前記回動側係合部の少なくとも一部において、金属で芯材を形成し、該芯材の表面を、前記変形部材で覆うようにして設けたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項4記載の発明は、請求項1又は2又は3記載の発明において、前記変形部材を、弾性を有する部材で構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のテーブルは、脚に対して回動できるとともに、第1脚側係合部と第2脚側係合部に係合できる回動側係合部を有する回動部材を設け、第1脚側係合部に、第1脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第1変形部材を設け、第2脚側係合部に、第2脚側係合部を構成する部材より軟らかな部材で形成された第2変形部材を設け、回動部材の回動側係合部が、第1脚側係合部又は前記第2脚側係合部と当接した瞬間は、前記第1変形部材又は第2変形部材のみに当接するようにしたことにより、天板を起倒させる作業を行う際に生じる音を、上記従来のテーブルよりも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施例1に係るテーブルにおいて、天板を倒伏させた状態の斜視図。
図2図1の前側から見た図。
図3図1の要部拡大斜視図。
図4図3の状態からカバー、幕板等を取り除いた斜視図。
図5図4の脚の縦断面図。
図6図1の状態から天板を起立させた状態の斜視図。
図7図6の後側から見た図。
図8図6の要部拡大斜視図。
図9図8の状態からカバー、幕板等を取り除いた斜視図。
図10図9の脚の縦断面図。
図11図10の状態から、回動部材を回動させた状態の要部拡大図。
図12】本発明の実施例2に係るテーブルの一例の縦断面図。
図13】本発明の実施例2に係るテーブルの他例の縦断面図。
図14】本発明の実施例3に係るテーブルの縦断面図。
図15】従来技術のテーブルにおいて、天板を起立させた状態の縦断面図。
図16図15の状態から天板を倒伏させた状態の縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
【0012】
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1に係るテーブル1の天板2を倒伏した状態の斜視図である。以下において、テーブル1の幕板3を設けた側を前側A、反対側を後側B、図2の上側を上側C、下側を下側D、図2の右側を右側E、左側を左側F、として説明する。
【0013】
テーブル1は、左右に一対の脚4,4を設け、各脚4は、下側Dから上側Cに向かう程、前側Aから後側Bに位置するように傾斜して形成されている。また、各脚4の下部には、取付部材5が前後方向(A-B方向)に設けられ、この取付部材5の前後には、キャスタ6,6が設けられている。
【0014】
脚4の上部には、天板2が脚4に対して、前後方向(A-B方向)に起倒可能に備えられている。また、脚4の上側Cで、かつ、前側Aには、幕板3が固設されている。
【0015】
脚4の上端部で、かつ、後側Bには、図4図5図9図10に示すように、第1脚側係合部7が、上側Cを開口して切り欠き状に形成されている。また、脚4の上端部で、かつ、後側Bには、図4図5図9図10に示すように、第1脚側係合部7より下側に位置して、第2脚側係合部8が、後側Bを開口して切り欠き状に形成されている。
【0016】
脚4の上端部の前側Aには、図10に示すように、天板2を起立した際に、天板2の裏面が当接し、天板2の起立状態の位置決めを行う第1位置決め部10が形成されている。また、脚4の上端には、図5に示すように、天板2を倒伏した際に、天板2の裏面が当接し、天板2の倒伏状態の位置決めを行う第2位置決め部11が形成されている。
【0017】
天板2の裏面には、左右に一対の連結板12,12が、左右の脚4,4に対して、左右方向の外側に位置するように上下方向(C-D方向)に設けられている。脚4の上端部には、左右方向(E-F方向)に設けた回転軸4aを中心として、連結板12が前後方向(A-B方向)に回動可能に連結され、天板2は、脚4に対して、前後方向に回動し、起倒できるようになっている。
【0018】
連結板12の内側には、回動部材15が、左右方向(E-F方向)に設けた回転軸15aを中心として、前後方向(A-B方向)に回動可能に設けられている。
【0019】
回動部材15の一端部には、第1脚側係合部7と、第2脚側係合部8に係合することができる回動側係合部16が逆L字状に形成され、他端部には、位置決め部17が形成されている。回動部材15を、天板2方向(図5,10の上側方向)に回動した際に、位置決め部17が天板2の裏面に当接し、回動部材15が所定以上に回動できないようになっている。
【0020】
回動部材15の中央部には、操作部19が外側方向に突出するように設けられている。
【0021】
回動部材15は、コイルスプリング等の付勢部材20により、脚4側方向に常に付勢されている。
【0022】
第1脚側係合部7には、左右方向(E-F方向)に貫通する第1取付穴7aが形成され、第1取付穴7aには第1変形部材21が第1取付穴7aに取付けられている。図5に示すように、第1脚側係合部7における第1変形部材21が設けられていなければ、回動部材15の回動側係合部16が当接した仮第1当接面7bよりも、第1変形部材21が外側である上側C方向に突出するように設けられている。第1変形部材21における外側への突出部の外面21aは、V字状に形成され、第1変形部材21と回動部材15の回動側係合部16が当接した瞬間において、図5に示すように、回動部材15の回動側係合部16は、第1変形部材21のみと当接し、第1脚側係合部7のそれ以外の部分とは係合しないようになっている。
【0023】
第2脚側係合部8には左右方向(E-F方向)に貫通する第2取付穴8aが形成され、第2取付穴8aには第2変形部材22が取付けられている。図10に示すように、第2脚側係合部8における第2変形部材22が設けられていなければ、回動部材15の回動側係合部16が当接した仮第2当接面8bよりも、第2変形部材22が外側である後側B方向に突出するように設けられている。第2変形部材22における外側への突出部の外面22aは、円弧状に形成され、第2変形部材22と回動部材15の回動側係合部16が当接した瞬間において、図10に示すように、回動部材15の回動側係合部16は、第2変形部材22のみと当接し、第2脚側係合部8のそれ以外の部分とは係合しないようになっている。
【0024】
第1変形部材21は、脚4の本体部である第1脚側係合部7等を構成する部材(金属)より軟らかな部材、好ましくは、ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性部材で構成されている。
【0025】
第2変形部材22は、脚4の本体部である第2脚側係合部8を構成する部材(金属)より軟らかな部材、好ましくは、ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性部材で構成されている。
【0026】
第1変形部材21と第2変形部材22は、相互に同じ部材で構成してもよいし、異なる部材で構成してもよい。本実施例では、第1変形部材21と第2変形部材22を、押出成形品を、所定の長さで切断して同じ部材で構成した。
【0027】
また、第1変形部材21と第2変形部材22は、図に記載した形状に限定されず、変形部材21,22と回動部材15の回動側係合部16が当接した瞬間において、回動部材15の回動側係合部16は、変形部材21,22のみと当接し、脚側係合部7,8のそれ以外の部分とは係合しないようになっていれば、任意の形状に形成することができる。
【0028】
脚4の上端部と回動部材15の内側には、図3図8に示すように、カバー部材24が設けられ、第1変形部材21と第2変形部材22は、連結板12とカバー部材24で挟持され、取付穴7a,8aから脱落することを防止されている。
【0029】
次に、テーブル1の天板2が、図6図10に示すように起立した状態から、図1図5に示すように、倒伏した状態へ変更する方法について説明する。
【0030】
先ず、図6図10に示すように、天板2が脚4に対して起立した状態では、回動部材15の回動側係合部16と第1脚側係合部7が係合するとともに、天板2の裏面が、脚4の第1位置決め部10に当接し、天板2が起立した状態を保持され、天板2を脚4に対して回動することができないようになっている。
【0031】
次に、操作部19を、図11に示すように、手動で上側方向に動かすと、回動部材15の回動側係合部16と第2脚側係合部8の係合状態が解除され、天板2を脚4に対して回動することができるようになる。
【0032】
次に、天板2の後側Bを下側方向に、天板2の裏面が、脚4の第2位置決め部11に当接するまで回動させ、当接した後に操作部19を離すと、回動部材15は、付勢部材20により、脚4側方向に回動し、回動部材15の回動側係合部16と第2脚側係合部8とが係合する。この係合により、天板2の倒伏した状態が保持され、天板2を脚4に対して回動することができないようになる。
【0033】
回動部材15の回動側係合部16と第2脚側係合部8とが係合する瞬間において、回動部材15の回動側係合部16は、第2変形部材22のみと当接し、第2脚側係合部8のそれ以外の部分とは係合しないため、上記従来技術のデスク102と比較して、回動部材15の回動側係合部16と第2脚側係合部8が係合する際に生じる係合音が低減される。
【0034】
また、同様に操作部19を操作して、天板2を、図1図5に示すように、倒伏した状態から、図6図10に示すように起立した状態に変更することができる。
【0035】
また、回動部材15の回動側係合部16と第1脚側係合部7とが係合する瞬間において、回動部材15の回動側係合部16は、第1変形部材21のみと当接し、第1脚側係合部7のそれ以外の部分とは係合しないため、上記従来技術のデスク102と比較して、回動部材15の回動側係合部16と第1脚側係合部7が係合する際に生じる係合音を低減することができる。
【0036】
[実施例2]
上記実施例1においては、第1脚側係合部7に第1変形部材21を、第2脚側係合部8に第2変形部材22を設けたが、脚4の上端部に変形部材21,22を設けず、回動部材15の回動側係合部16において、第1脚側係合部7と第2脚側係合部8に当接する部分に、変形部材31を設けるようにしてもよい。
【0037】
変形部材31は、脚4の本体部である第1脚側係合部7と第2脚側係合部8を構成する部材(金属)より軟らかな部材、好ましくは、ゴムや熱可塑性エラストマー等の弾性部材で構成されている。
【0038】
回動部材15の回動側係合部16が、第1脚側係合部7又は第2脚側係合部8と当接した瞬間は、回動側係合部16が、変形部材31のみと当接するようになっている。
【0039】
図12に示すように、回動側係合部16における変形部材31以外の部分を金属で構成するとともに、変形部材31を別部材で構成するようにしてもよいし、図13に示すように、芯材を金属で構成し、芯材の外側を変形部材31で被覆等により覆うようにして設けて、回動側係合部16を構成してもよい。
【0040】
変形部材31は、図12に示すように、少なくとも第1脚側係合部7と第2脚側係合部8に当接する部分に設けられていればよい。
【0041】
その他の部材と構成は、上記実施例1と同様であるため、説明を省略する。
【0042】
また、本実施例2においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏する。
【0043】
[実施例3]
上記実施例1においては、第1脚側係合部7に第1変形部材21を、第2脚側係合部8に第2変形部材22を設けたが、脚4の上端部において、少なくとも第1脚側係合部7と第2脚側係合部8を含む脚4の上端部の少なくとも一部に、変形部材41を設けるようにしてもよい。
【0044】
回動部材15の回動側係合部16が、第1脚側係合部7又は第2脚側係合部8と当接した瞬間は、回動側係合部16が、変形部材41のみと当接するようになっている。
【0045】
脚4の上端部の少なくとも一部は、その芯材を金属で構成し、芯材の外側を変形部材41で被覆により等により覆うようにして形成されている。
【0046】
その他の部材と構成は、上記実施例1と同様であるため、説明を省略する。
【0047】
また、本実施例3においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏する。
【符号の説明】
【0048】
1 テーブル
2 天板
4 脚
7 第1脚側係合部
7b 仮第1当接面
8 第2脚側係合部
8b 仮第2当接面
16 回動側係合部
15 回動部材
20 付勢部材
21 第1変形部材(変形部材)
22 第2変形部材(変形部材)
31,41 変形部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16