(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022061815
(43)【公開日】2022-04-19
(54)【発明の名称】移動式浮沈体
(51)【国際特許分類】
B63B 22/04 20060101AFI20220412BHJP
B63B 21/29 20060101ALI20220412BHJP
B63B 21/22 20060101ALI20220412BHJP
【FI】
B63B22/04 A
B63B21/29
B63B21/22 A
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020169994
(22)【出願日】2020-10-07
(71)【出願人】
【識別番号】000204000
【氏名又は名称】太平電業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000958
【氏名又は名称】特許業務法人 インテクト国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100120237
【弁理士】
【氏名又は名称】石橋 良規
(72)【発明者】
【氏名】竹田 裕治
(72)【発明者】
【氏名】畝 浩一
(57)【要約】
【課題】重量のある重りを浮体の係留場所まで運搬可能であり、また、その重りの重量バランス等によって傾きやすい姿勢を制御可能な移動式浮沈体を提供すること。
【解決手段】中空の枠体と、重りを保持する架台と、を有し、枠体の内部を複数の部屋に区分けし、複数の部屋のそれぞれに水又は空気を供給する供給孔と、水又は空気を排出する排出孔とを少なくとも1つずつ設ける。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水上の浮体を固定するための重りの運搬に用いられ、前記重りとともに浮沈する移動式浮沈体であって、
中空の枠体と、
前記重りを保持する架台と、
を有し、
前記枠体の内部は複数の部屋に区分けされており、
前記複数の部屋のそれぞれには水又は空気を供給する供給孔と、水又は空気を排出する排出孔とが少なくとも1つずつ設けられていることを特徴とする移動式浮沈体。
【請求項2】
請求項1に記載の移動式浮沈体であって、
前記枠体が複数設けられていることを特徴とする移動式浮沈体。
【請求項3】
請求項2に記載の移動式浮沈体であって、
前記複数の枠体が、同心状に配置されていることを特徴とする移動式浮沈体。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の移動式浮沈体であって、
前記複数の枠体が、積層して配置されていることを特徴とする移動式浮沈体。
【請求項5】
請求項2乃至4の何れか一項に記載の移動式浮沈体であって、
前記複数の枠体における一の枠体の部屋と、他の一の枠体の部屋とを連通する連通管を有することを特徴とする移動式浮沈体。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一項に記載の移動式浮沈体であって、
前記浮体との接続具が取り付けられる取付部を有することを特徴とする移動式浮沈体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水上の浮体を固定するための重りの運搬に用いられ、重りとともに浮沈する移動式浮沈体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、船舶や水上標識等の浮体の係留にアンカーが使用されているが、その重量が大きい場合、その沈設時や揚上時にアンカーを吊り上げるためのクレーン船が必要となり、また、その作業は水上で行われるため危険が伴い時間も掛かるものであった。
【0003】
そうした中、特許文献1には、中空本体に通水口と、開閉自由な通気口とを設けた構造を有するアンカーであって、それ自体に浮揚力を持たせ、積荷することなく曳航を可能とし、しかも水底への沈設或いは水底からの揚上作業を効率よく行うことができるアンカーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のアンカーは、沈設の際、中空本体を海水で満たすことにより重力沈下するものであり、巨大な浮体を係留するには重量が不十分である場合がある。特に、洋上風力発電用の風車等各種発電設備にみられる大型な浮体は、十分な重量(例えば数百トン)を有する重りを用いて係留する必要があり、その係留に必要とされる重量もさまざまである。またこうした重量のある重りを安価に構築させるためには、アンカー自体の構造を単純化したり(例えば、基本構造を市販のパイプ材及びエルボで構成する)、製造コストを最小限に抑えたりするだけでなく、製造精度が低く重量バランスも均一でない物を使用する必要もあり、水平な状態で水底に沈設することが困難となる。
【0006】
本発明は、こうした事情を鑑み、必要とされる重量の重りを浮体の係留場所まで運搬可能であり、また、その重りの重量バランス等によって傾きやすい姿勢を制御可能な移動式浮沈体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
【0008】
請求項1記載の発明は、水上の浮体を固定するための重りの運搬に用いられ、前記重りとともに浮沈する移動式浮沈体であって、中空の枠体と、前記重りを保持する架台と、を有し、前記枠体の内部は複数の部屋に区分けされており、前記複数の部屋のそれぞれには水又は空気を供給する供給孔と、水又は空気を排出する排出孔とが少なくとも1つずつ設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動式浮沈体であって、前記枠体が複数設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の移動式浮沈体であって、前記複数の枠体が、同心状に配置されていることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の移動式浮沈体であって、前記複数の枠体が、積層して配置されていることを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか一項に記載の移動式浮沈体であって、前記複数の枠体における一の枠体の部屋と、他の一の枠体の部屋とを連通する連通管を有することを特徴とする。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の移動式浮沈体であって、前記浮体との接続具が取り付けられる取付部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、中空の枠体に空気を入れることにより浮力が増し、水を入れることにより容易に沈下、移設及び再浮上させることができる。これにより、水面に浮いた状態で重りを浮体の係留場所まで運搬したり、容易に浮沈させたりすることができる。また、枠体内において複数に分けられた部屋毎に水と空気の量を制御することにより、重りの重量バランス等によって傾きやすい姿勢を制御することができ、延いては、水平状態を維持しつつ浮沈することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】第1実施形態に係る移動式浮沈体の正面図である。
【
図2】(A)は、第1実施形態に係る移動式浮沈体のA-A矢視図であり、(B)は、第1実施形態に係る枠体ブロックの平面図である。
【
図3】第1実施形態に係る移動式浮沈体のB-B矢視図である。
【
図4】第1実施形態に係る枠体ブロックの正面概略図である。
【
図5】第1実施形態に係る枠体ブロックの平面概略図である。
【
図6】第1実施形態に係る枠体にバルブブロックを取り付けた様子を示す平面概略図である。
【
図7】第2実施形態に係る枠体ブロックを示す平面概略図である。
【
図8】第2実施形態に係る上下に積層した枠体にバルブブロックを取り付けた様子を示す平面概略図である。
【
図9】第3実施形態に係る大小2つの枠体を連結した際の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
まず、
図1-
図6を用いて、水上の浮体を固定するための重りの運搬に用いられ、重りとともに浮沈する移動式浮沈体の第1実施形態について説明する。
【0018】
図1-
図3に示すように、移動式浮沈体1は、平面視四角形状の中空の枠体2と、重りWを保持する架台3と、水上の浮体(図示しない)と連結される連結具6(「接続具」の一例)を取り付けるための取付治具5(「取付部」の一例)と、を有する。移動式浮沈体1は、枠体2の内部に空気が入れられることにより水上に浮かび、枠体2の内部に水が入れられることにより水中に沈む。
【0019】
架台3は、枠体2から下方に伸びる架台保持部材4により枠体2に固定されている。取付治具5は、枠体2の四辺から中心に伸びる取付治具固定部材7を介して枠体2の平面視中心に取り付けられる(
図2(A)参照)。
【0020】
図2(A)に示すように、枠体2は、4つの枠体ブロック20A、20B、20C、20D(以下、まとめて枠体ブロック20という場合がある)により構成されている。
図2(B)に示すように、枠体ブロック20はエルボ管21と直管22を含み、これらは溶接等により接合されて一端が折れ曲がった一本の管となっており、この管の両端部は2つの閉止ランジ23により閉塞されている。そして、各枠体ブロック20が平面視四角形状となるように配置し、閉止ランジ23同士を接合することにより、内部が4つの部屋に区分けされた1つの枠体2が形成される。各枠体ブロック20同士の接合は、ボルト接合とすることで容易に組み立てることができるが、他の接合方法(溶接等)を採用することとしてもよい。
【0021】
図4及び
図5に示すように、枠体ブロック20の上部、下部のそれぞれに2つの出入孔8が設けられている。また、枠体ブロック20の上部には他の枠体2と上下に積層して多段の枠体構造物を形成する際の連結手段としての枠接合部材9が設けられている(但し、
図1に示したように、枠体2を1段構造とする場合には他の枠体2と連結する必要が無いことから枠接合部材9を設けないこととしてもよい)。更に、枠体ブロック20の下部には架台保持部材4が設けられている。なお、枠接合部材9と架台保持部材4の数は、枠体ブロック20の大きさに応じて、その数や大きさを適宜変更することができる。
【0022】
次に、
図6を用いて、中空の枠体ブロック20の内部に水を入れる場合と空気を入れる場合について説明する。
【0023】
水や空気の出入口となる各出入孔8にはカップラ10(「連通管」の一例)を介してバルブブロック11A、11B、11C、11D(以下、まとめてバルブブロック11という場合がある)が取り付けられている。
【0024】
まず、枠体ブロック20の内部に水を供給して空気を排出する方法について説明する。一つ目の方法は、バルブブロック11A、11B、11C、11Dを開栓した状態で、枠体ブロック20を水中に沈める方法である。二つ目の方法は、バルブブロック11A、11B、11C、11Dを開栓した状態で、バルブブロック11C、11Dから水を供給し、バルブブロック11A、11Bから空気を放出又は吸引する方法である。これらの方法により枠体ブロック20の内部に水を入れることができる。そして、枠体ブロック20の内部に所望の量の水が入った段階でバルブブロック11A、11B、11C、11Dを閉栓することにより枠体ブロック20の内部の水と空気の割合を一定に保つことができる。なお、枠体ブロック20の内部に水を供給して空気を排出する方法として他の方法を採用することもできる。
【0025】
次に、枠体ブロック20の内部に空気を供給して水を排出する方法について説明する。その方法は、水中でバルブブロック11A、11Bを開栓(又は更に吸水)するとともに、バルブブロック11C、11Dから圧縮空気を供給する方法である。この方法により枠体ブロック20の内部に空気を入れることができる。そして、枠体ブロック20の内部に所望の量の空気が入った段階でバルブブロック11A、11B、11C、11Dを閉栓することにより枠体ブロック20の内部の水と空気の割合を一定に保つことができる。なお、枠体ブロック20の内部に空気を供給して水を排出する方法として他の方法を採用することもできる。
【0026】
移動式浮沈体1は、枠体2を構成する各枠体ブロック20に空気又は水を入れることにより、浮上させたり、沈下させたりすることができる。また、移動式浮沈体1の姿勢は、架台3に設置された重りWの位置や重りWそのものの重量バランス等により傾くことがあるが、各枠体ブロック20内の水と空気の割合を制御することにより、その姿勢を制御する(例えば、水平に維持する)ことができる。例えば、
図2(A)において、枠体ブロック20B側(
図2(A)の上側)が下(水底方向)に傾いた場合には、枠体ブロック20B内の空気の量を増やすか、枠体ブロック20D内の水の量を増やすか、その両方を行なうこととしてもよい。このように、移動式浮沈体1の姿勢(傾き具合)に応じて、各枠体ブロック20の内部の空気と水の量を制御することにより、その姿勢を制御することができる。
【0027】
以上説明したように、第1実施形態の移動式浮沈体1は、水上の浮体を固定するための重りWの運搬に用いられ、重りWとともに浮沈するものであって、中空の枠体2と、重りWを保持する架台3と、を有し、枠体2の内部は複数の部屋に区分けされており、複数の部屋のそれぞれには水又は空気を供給又は排出する出入孔8が複数設けられている。
【0028】
したがって、第1実施形態の移動式浮沈体1によれば、中空の枠体2に空気を入れることにより浮力が増し、水を入れることにより容易に沈下させることができる。これにより、水面に浮いた状態で重りWを浮体の係留場所まで運搬したり、容易に浮沈させたりすることができる。また、水底に移動式浮沈体1を沈設させた後であっても、空気を入れて移動式浮沈体1の浮力を増すことにより、例えば、移動式浮沈体1の設置位置の修正や撤去を容易に行うことができる。更に、複数に分けられた部屋毎に水と空気の量を制御することにより、重りWの重量バランス等によって傾きやすい姿勢を制御することができ、延いては、水平状態を維持しつつ浮沈することができる。
【0029】
なお、第1実施形態では、枠体ブロック20で形成される部屋のそれぞれに水又は空気を供給する出入孔8を4つ設けることとしたが、水又は空気を供給する供給孔と、水又は空気を排出する排出孔とが少なくとも1つずつ設けられていればよい。つまり、出入孔8は一つの部屋について少なくとも2つ設けられていればよい。
【0030】
次に、
図7及び
図8を用いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態の移動式浮沈体1では、枠体2を上下に積層して多段の枠体構造物を有する。第2実施形態の移動式浮沈体1は、第1実施形態で説明した枠体2の上方に、
図7で示す枠体ブロック40が連結され枠体構造物を形成している。なお、以下、枠体2を上下多段に積層する場合において、最下段の枠体2を枠体2Aといい、最上段の枠体2を枠体2Bといい、その間の枠体2を中間枠体(図示しない)という場合がある。
【0031】
枠体ブロック40と枠体ブロック20を比較すると、枠体ブロック20には下部に架台保持部材4が設けられているのに対して、枠体ブロック40には下部に枠接合部材9が設けられている点で相違する。これは、枠体ブロック20で構成される枠体2Aは下方に架台3を有するのに対して、枠体ブロック40で構成される枠体2B又は中間枠体は下方に位置する別の枠体2A又は中間枠体と連結されるためである。
【0032】
図8に示すように、移動式浮沈体1を枠体2Aと枠体2Bの上下2段構成とする場合、下段の枠体2Aの上部の枠接合部材9と、上段の枠体2Bの下部の枠接合部材9を接合する(接合方法は、ボルト接合や溶接等を採用することができる)。
【0033】
下段の枠体2Aの上部の出入孔8と、上段の枠体2Bの下部の出入孔8とをカップラ10を介して接合する。上段の枠体2Bの上部の2つの出入孔8には、それぞれバルブブロック11A、11Bがカップラ10を介して取り付けられ、下段の枠体2Aの下部の2つの出入孔8には、それぞれバルブブロック11C、11Dがカップラ10を介して取り付けられる。これにより、枠体2Aの枠体ブロック20と枠体2Bの枠体ブロック40の内部が連通される。なお、枠体2A(下段)の枠体ブロック20は、直上の枠体2B(上段)の枠体ブロック20とカップラ10を介して連通される。
【0034】
また、第2実施形態の移動式浮沈体1では、枠体2Aには取付治具5及び取付治具固定部材7が設けられず、枠体2Bにこれらが設けられる。つまり、取付治具5及び取付治具固定部材7は最上段に位置する枠体2Bに取り付けられる。
【0035】
第2実施形態の移動式浮沈体1によれば、重りWの重量がある場合には枠体2を上下に積層して多段の構成とするなど、重りWの重量に応じて段数を変更することにより、重量のある重りWでも浮かせて曳航することができる。
【0036】
次に、
図9を用いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態の移動式浮沈体1では、枠体2を同心状に2つ配置した構成となっている。第3実施形態の移動式浮沈体1は、第1実施形態で説明した枠体2の平面視内側に、一回りサイズの小さい枠体2Cが同じ水平位置に並んで配置される。第3実施形態においては、取付治具5は枠体2Cの四辺から中心に伸びる取付治具固定部材7を介して枠体2Cの平面視中心に取り付けられる。
【0037】
外側の枠体2Aと内側の枠体2Cは、枠接合部材51により接合されている。枠体2Cと枠体2Aは、直管22の長さが異なる点を除き、同様の部材で構成されている。なお、外側の枠体2Aと内側の枠体2Cは内部を連通させなくてもよいし、
図9に示すようにカップラ10により内部を連通させてもよい。
【0038】
第3実施形態の移動式浮沈体1によれば、第1実施形態の移動式浮沈体1よりも枠体2の数が多いため、より重量のある重りWを運搬、浮沈させることができる。なお、第2実施形態と第2実施形態の枠体を組み合わせることとしてもよい。例えば、
図9に示した枠体2を同心状に2つ配置したものを上下多段に構成することにより、高い浮力を得ることができる。
【0039】
上記各実施形態では、枠体ブロック20を組み合わせて枠体2を形成することとしたが、中空であってその内部が複数の部屋に区分けされた枠体を製造することとしてもよい。しかしながら、上記各実施形態で説明した枠体ブロック20は、エルボ管21、直管22、閉止ランジ23としてJIS等の規格品を用いることができるため安価で枠体2を製造することができる。また、枠体ブロック20毎に輸送して、現場で小型のクレーンにより容易に組み立てることができるため、枠体2を丸ごと輸送する場合よりも、輸送コストを削減することができる。
【0040】
また、上記各実施形態では、枠体2の平面視形状を四角形状としたが、それ以外の形状(例えば、多角形状や円形状等)としてもよい。
【0041】
更に、上記第2実施形態では、枠体2を多段構造とする場合、直上(直下)に位置する枠体ブロック20同士を、カップラ10を介して連通させることとしたが、例えば、枠体2を上下2段構造とする場合において、下段の枠体2の枠体ブロック20B(
図2参照)と、上段の枠体2の枠体ブロック20A、20C、20D(
図2参照)の何れかとカップラ10を介して連通させる、というように、直上(直下)に位置する枠体ブロック20以外の枠体ブロック20と連通させることとしてもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 移動式浮沈体
2(2A、2B、2C) 枠体
20(20A、20B、20C、20D) 枠体ブロック
21 エルボ管
22 直管
23 閉止ランジ
3 架台
31 架台板
4 架台保持部材
5 取付治具
6 連結具
7 取付治具固定部材
8 出入孔
9 枠接合部材
10 カップラ
11 バルブブロック
40 枠体ブロック
51 枠接合部材
W 重り