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▶ フリース プラヌングスウント マルケティングスゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフトゥングの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022061953
(43)【公開日】2022-04-19
(54)【発明の名称】バスケットアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   B65D 6/24 20060101AFI20220412BHJP
   B65D 21/08 20060101ALI20220412BHJP
   A47L 15/50 20060101ALI20220412BHJP
【FI】
B65D6/24 Z
B65D21/08
A47L15/50
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021158312
(22)【出願日】2021-09-28
(31)【優先権主張番号】GM 102/2020
(32)【優先日】2020-10-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AT
(71)【出願人】
【識別番号】516195890
【氏名又は名称】フリース プラヌングスウント マルケティングスゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフトゥング
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】マルクス グラバー
(72)【発明者】
【氏名】トビアス ヴァッツェネッガー
【テーマコード(参考)】
3B082
3E061
【Fターム(参考)】
3B082FF00
3E061AA02
3E061AB09
3E061CA22
3E061DA05
3E061DB11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】スナップ式の固定が容易に出来、アタッチメントパートが、連結支持要素によりベースバスケットから離間している状態で固定されている、または固定可能であるバスケットアセンブリを提供する。
【解決手段】バスケットアセンブリが、ベースバスケット1と、アタッチメントパート2と、連結支持要素3とを備え、アタッチメントパートが、連結支持要素により、ベースバスケットから離間している状態でベースバスケットに対して固定されており、連結支持要素が、回転固定機構によって、ベースバスケットの側壁部5の受入部6の1つに対して固定解除可能に固定されており、連結支持要素が、回転固定機構によって、アタッチメントパートの受入部7の1つに対して固定解除可能に固定されている。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースバスケット(1)と、アタッチメントパート(2)と、連結支持要素(3)と、を備え、
前記ベースバスケット(1)が、バスケット底部(4)および側壁部(5)を有し、
前記側壁部(5)および前記アタッチメントパート(2)のそれぞれにおいて、前記連結支持要素(3)のための受入部(6、7)が形成され、
前記アタッチメントパート(2)が、前記受入部(6、7)に対して固定解除可能に固定されている前記連結支持要素(3)により、前記ベースバスケット(1)から離間している状態で当該ベースバスケット(1)に対して固定されているまたは固定可能であるバスケットアセンブリであって、
前記連結支持要素(3)のそれぞれが、回転固定機構(8)によって、前記ベースバスケット(1)の前記側壁部(5)の前記受入部(6)の1つに対して固定解除可能に固定されているまたは固定可能であり、かつ、前記回転固定機構(8)によって、前記アタッチメントパート(2)の前記受入部(7)の1つに対して固定解除可能に固定されているまたは固定可能である
バスケットアセンブリ。
【請求項2】
請求項1に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記連結支持要素(3)が前記回転固定機構(8)のそれぞれにより、前記受入部(6、7)のそれぞれにおいて、固定位置と固定解除位置との間で時計回りおよび反時計回りに回転可能に固定されているまたは固定可能である
バスケットアセンブリ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記連結支持要素(3)のそれぞれが、前記回転固定機構(8)のそれぞれによって単一方向に回転されることによって、前記ベースバスケット(1)の前記側壁部(5)の一の前記受入部(6)、および、前記アタッチメントパート(2)の一の前記受入部(7)に対して同時に固定解除可能に固定可能である
バスケットアセンブリ。
【請求項4】
請求項1~3のうちいずれか1項に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記回転固定機構(8)のそれぞれが、固定位置および固定解除位置が相互に連続する連続性を有し、前記連結支持要素(3)のそれぞれが、単一方向に回転されることによって連続的に固定位置および固定解除位置に遷移可能である
バスケットアセンブリ。
【請求項5】
請求項1~4のうちいずれか1項に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記アタッチメントパート(2)がアタッチメントフレームである
バスケットアセンブリ。
【請求項6】
請求項1~5のうちいずれか1項に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記回転固定機構(8)が、前記連結支持要素(3)に形成されている回転固定部(9)と、前記受入部(6、7)に形成されている回転固定部(10)と、により構成されている
バスケットアセンブリ。
【請求項7】
請求項6に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記連結支持要素(3)に形成されている前記回転固定部(9)が、前記受入部(6、7)の一方または両方に形成されている前記回転固定部(10)に対して挿入かつ抜去可能であり、かつ、固定位置に固定されている
バスケットアセンブリ。
【請求項8】
請求項6または第2受入部7に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記受入部(6、7)に形成されている前記回転固定部(10)が、少なくとも1つのビーズ(11)を備え、
前記連結支持要素(3)に形成されている前記回転固定部(9)が、ビーズ受入部(12)を画定する少なくとも一対のクランプ要素(13、14)を備え、
前記ビーズ(11)が、固定位置において、前記一対のクランプ要素(13、14)により画定されている前記ビーズ受入部(12)に挟持される
バスケットアセンブリ。
【請求項9】
請求項6~8のうちいずれか1項に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記受入部(6、7)に形成されている前記回転固定部(10)が、一の平面に配置された一連のビーズ(11)を備え、
前記連結支持要素(3)に形成されている前記回転固定部(9)が、ビーズ受入部(12)を画定する、少なくとも一対または前記ビーズの数に応じた複数対のクランプ要素(13、14)を備え、
一部または全部の前記ビーズ(11)が、固定位置において、対をなすクランプ要素(13、14)により画定されている前記ビーズ受入部(12)に挟持される
バスケットアセンブリ。
【請求項10】
請求項1~9のうちいずれか1項に記載のバスケットアセンブリにおいて、
前記連結支持要素(3)が固定される前記受入部(6、7)に浸入した水を排出するための排水開口部(15)が当該連結支持要素(3)のそれぞれに形成されている
バスケットアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、
ベースバスケットと、アタッチメントパートと、連結支持要素と、を備え、
前記ベースバスケットが、バスケット底部および側壁部を有し、
前記側壁部および前記アタッチメントパートのそれぞれにおいて、前記連結支持要素のための受入部が形成され、
前記アタッチメントパートが、前記受入部に対して固定解除可能に固定されている前記連結支持要素により、前記ベースバスケットから離間している状態で当該ベースバスケットに対して固定されているまたは固定可能であるバスケットアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的なタイプのバスケットアセンブリが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは食器要バスケットとして知られている。これは、ベースバスケットおよびアタッチメントパートを有し、当該アタッチメントパートおよび当該ベースバスケットが連結支持要素を介して相互に接続されているモジュラーバスケットである。異なる長さの連結支持要素が用いられることにより、ベースバスケットおよびアタッチメントパートが異なる間隔で相互に固定されているモジュラーバスケットまたはバスケットアセンブリが構成される。これは、モジュラーバスケットまたはバスケットアレンジメントの全高を、バスケットアレンジメントまたはモジュラーバスケットの内部に格納されるオブジェクトに適合させることができるタイプのモジュラーシステムとして用いられる。
【0003】
特許文献1によれば、連結支持要素は、ベースバスケットおよびアタッチメントパートの受入部にスナップ式の固定によって固定されている。これには、そのようなスナップ式の固定を解除するのが難しい場合が多く、連結支持要素の交換または連結支持要素の長さが異なる連結支持要素への置換には比較的大きなコストがかかる可能性があるという欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】オーストリア実用新案登録公報 AT 8270U1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、この点に関する改善策を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記一般的なバスケットアセンブリに基づいて、本発明に係るバスケットアセンブリによれば、この目的のために、前記連結支持要素のそれぞれが、回転固定機構によって、前記ベースバスケットの前記側壁部の前記受入部の1つに対して固定解除可能に固定されているまたは固定可能であり、かつ、前記回転固定機構によって、前記アタッチメントパートの前記受入部の1つに対して固定解除可能に固定されているまたは固定可能である。
【0007】
したがって、本発明によれば、前記従来技術のようにスナップ式の固定ではなく、ベースバスケットおよびアタッチメントパートの側壁部の受入部における回転固定機構によって、連結支持要素の固定または固定が実現される。そのような回転固定機構は、容易に固定解除可能であるように設計可能であるため、連結支持要素は、前記従来技術と比較してはるかに容易に交換可能である。連結支持要素が、受入部のそれぞれにおける回転固定機構によって、固定位置および固定解除位置の間で双方向に回転することができることが好ましい。
【0008】
当該固定方式によれば、連結支持要素のそれぞれの単純な回転により、固定位置および固定解除位置の間の遷移が可能である。連結支持要素は、固定位置において、受入部のそれぞれに取り付けられまたは固定される。連結支持要素は、固定解除位置において、アタッチメントパートまたはベースバスケットもしくはその側壁部の受入部のそれぞれから取り外される。
【0009】
原則として、回転固定機構は、固定位置および固定解除位置のそれぞれにおいてストッパを備え、当該位置を越えて回転できなくなる。このような実施形態では、回転固定機構を固定解除もしくは解放または固定するために、連結支持要素は、固定位置および固定解除位置の間で往復動する。しかし、本発明に係るバスケットアセンブリによれば、回転固定機構のそれぞれが、交互に連続する固定位置および固定解除位置の連続性を有し、連結支持要素のそれぞれが、単一の回転方向にさらに回転されることによって、一の固定位置および一の固定解除位置に連続的に遷移可能である場合、特に取り扱いが容易である。当該好ましい実施形態では、連結支持要素が固定位置から固定解除位置に、またはその逆に遷移するための回転方向がいずれであるかは重要な事項ではない。
【0010】
アタッチメントパートは、好ましくはアタッチメントフレームである。これは、開口部を囲む、底部がないシンプルなフレームである。しかし、説明の完全を期すために、本発明に係るバスケットアセンブリは、連結支持要素によって相互に固定された複数のバスケットまたはベースバスケットにより構成されていてもよいことを指摘しておく。この場合、アタッチメントパートは、バスケット底部および側壁部を備えているアタッチメントバスケットであり、アタッチメントバスケットの受入部は、その側壁部に配置されている。
【0011】
本発明に係るバスケットアレンジメントの好ましい実施形態では、回転固定機構は、受入部のそれぞれに沈んで固定されている。この意味で、受入部は、アタッチメントパートとベースバスケットの側壁部との両方において、長手方向に延びる受容チャネルとして設計されていてもよい。回転固定機構が受入部に沈むように配置されているため、連結支持要素が受入部のそれぞれに対して少し押し込まれて固定される必要がある。これにより、連結支持要素は、ベースバスケットまたはアタッチメントパートの側壁部の、受入部を取り囲む部分に当接する。これは、本発明に係るバスケットアセンブリの全体的な安定性にとって有利である。
【0012】
本発明の好ましい実施形態のさらなる特徴および詳細は、例示的な実施形態を用いて以下に説明される。当該実施形態の個々の特徴は、必ずしもこの例示的な実施形態の他の特徴に組み合わせられるわけではなく、他の組み合わせが可能であり、または本発明の基本的思想と個別に組み合わせ可能であることを指摘しておく。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係るバスケットアセンブリの一実施形態の斜視図。
図2図1に示されているバスケットアセンブリの分解図。
図3】任意のラベルホルダの正面図。
図4】任意のラベルホルダの側面図。
図5】一実施形態のバスケットアセンブリの上面図。
図6図5の断面線A-Aに沿った断面図。
図7図6の部分Bの詳細拡大図。
図8図6と同様のベースバスケットのみの断面図。
図9図6と同様のアタッチメントパートのみの断面図。
図10図8の部分Cの詳細拡大図。
図11図9の部分Dの詳細拡大図。
図12】一実施形態で用いられる連結支持要素の斜視図。
図13図12に示されている連結支持要素の上面図。
図14】連結支持要素を通る図13の断面線E-Eに沿った縦断面図。
図15】固定解除位置に関する説明図。
図16】固定位置に関する説明図。
図17】一実施形態で用いられる任意のエンコード要素に関する説明図。
図18】一実施形態で用いられる任意のエンコード要素に関する説明図。
図19図18の断面線F-Fに沿ったエンコード要素の縦断面図。
図20】一実施形態のベースバスケットの平面図。
図21図20の断面線G-Gに沿った断面図。
図22図20の断面線H-Hに沿った断面図。
図23図20の断面線I-Iに沿った断面図。
図24図20の断面線J-Jに沿った断面図。
図25】標識要素の機能に関する説明図。
図26】標識要素の機能に関する説明図。
図27】標識要素の機能に関する説明図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1には、本発明に係るバスケットアセンブリの一実施形態の斜視図が示されている。バスケットアセンブリは、ベースバスケット1、アタッチメントパート2および連結支持要素3を備えている。ベースバスケット1は、バスケット底部4および側壁部5を有している。側壁部5およびアタッチメントパート2のそれぞれには、連結支持要素3のための第1受入部6および第2受入部7のそれぞれが形成されている。アタッチメントパート2は、第1受入部6および第2受入部7に対して固定解除可能に固定されている連結支持要素3によって、ベースバスケット1から離間した状態で、当該ベースバスケット1に対して固定されている。本発明によれば、連結支持要素3のそれぞれは、回転固定機構8によって、ベースバスケット1の側壁部5の第1受入部6の1つに対して固定解除可能に固定され、かつ、アタッチメントパート2の第2受入部7の1つに対して固定解除可能に固定される。前述したように、連結支持要素3が、それぞれの回転固定機構8によって、それぞれの第1受入部6または第2受入部7において、固定位置および固定解除位置の間で時計回りおよび反時計回りに回転可能に固定されているまたは固定可能であることが好ましい。
【0015】
本発明に係るバスケットアセンブリは、モジュラー式バスケットまたは単にモジュラーバスケットとも呼ばれる。バスケットアセンブリは、連結支持要素3によってベースバスケット1およびアタッチメントパート2が組み立てられることにより構成されている。異なる長さの連結支持要素3により、アタッチメントパート2は、ベースバスケット1から異なる高さまたは異なる間隔でベースバスケット1に対して取り付けられる。このようにして、本発明に係りバスケットアセンブリは、当該バスケットアセンブリに収納されるオブジェクトのサイズまたは高さに容易に適合可能である。本発明に係るバスケットアセンブリは、例えば、ガラスまたはプレート用の食器バスケットとしてだけでなく、それらの中にさまざまな産業上のオブジェクトを収納かつ保管するためのいわゆる工業用バスケットとして、または単に保管および/または輸送バスケットとして利用可能である。バスケットの概念は、ボックスの概念、つまりボックスアセンブリ、モジュラー式ボックスまたは単にモジュラーボックスに置換可能である。
【0016】
バスケットアセンブリが、保管および/または輸送だけでなく、そこに保管されたオブジェクトの洗浄、すすぎおよび/または乾燥に用いられる場合、ベースバスケット1のバスケット底部4は、それ自体が既知であるように、グリッド状に設計され、あるいは、少なくとも開口部が設けられていることが好ましい。ベースバスケットの側壁部5が当該開口部を有してもよく、または、グリッド状に設計されていてもよい。
【0017】
ベースバスケット1、アタッチメントパート2および連結支持要素3、ならびに、標識要素26は、プラスチック製であることが好ましい。それは、例えば、射出成形製品であってもよい。バスケットアセンブリが全体的にプラスチック製であることが好ましい。
【0018】
ベースバスケット1をアタッチメントパート2にできるだけ迅速に固定するため、本発明の好ましい実施形態では、連結支持要素3が、回転固定機構8のそれぞれによって一方向に回転されることにより、ベースバスケット1の側壁部5の第1受入部6の1つおよびアタッチメントパート2の第2受入部7の1つに対して、固定解除可能に同時に固定可能である。細長く形成されている連結支持要素3は、当該連結支持要素3の長手方向の軸線のまわりで回転されることが好ましい。
【0019】
図2には、ベースバスケット1、アタッチメントパート2および連結支持要素3が分解された状態で示されている。したがって、図2では、連結支持要素3が、ベースバスケット1の側壁部5の第1受入部6およびアタッチメントパート2の第2受入部7のそれぞれから抜去されまたは引き抜かれた固定解除状態が示されている。この状態では、アタッチメントパート2をベースバスケット1から異なる高さまたは異なる間隔で固定するために、連結支持要素3が、他の連結支持要素3、特に、長さが異なる連結支持要素3に置換される。
【0020】
この場合、他の好ましい実施形態と同様に、アタッチメントパート2は、アタッチメントフレームとして設計されている。これはフレームの形で中央開口部を囲んでいるものの、底部を有していない。しかし、本実施形態とは異なり、本発明に係るバスケットアセンブリは、アタッチメントパート2として、バスケット底部および側壁部を備えているアタッチメントバスケットであってもよく、当該アタッチメントバスケットの受入部がその側壁部に配置されていてもよい。アタッチメントバスケットは、例えば、ベースバスケット1と同じデザインであってもよい。当該他の実施形態では、本発明に係るバスケットアセンブリは、相互に積み重ねられ、連結支持要素3によって相互に間隔をおいて固定される複数のバスケットを備えていてもよい。
【0021】
もちろん、バスケットアセンブリごとの連結支持要素3の数はさまざまに相違する。本実施形態のように、ベースバスケット1の側壁部5ごとに2つの連結支持要素3が設けられている必要はない。ベースバスケット1の側壁部5およびアタッチメントパート2における連結支持要素3の配置態様も、本実施形態とは相違していてもよい。例えば、連結支持要素3が、ベースバスケット1の側壁部5およびアタッチメントパート2の隅角部分に配置されてもよく、さらに側壁部5のそれぞれの中央部分に配置されていてもよい。
【0022】
ここで、任意で提供される標識要素26およびその機能については後述する。
【0023】
図2図3および図4に示されているラベルホルダ16が任意として設けられていてもよい。これは、本実施形態のように、例えば、クリップ17によって、ベースバスケット1の側壁部5の1つに取り付けられる。
【0024】
図5には、図1のバスケットアセンブリの上面図が示されている。図6には、図5の断面線A-Aに沿った縦断面図が示されている。図7には、図6の部分Bの拡大図が示されている。図8には、図6と同様のベースバスケット1のみの断面図が示されている。図9には、図6と同様のアタッチメントパート2のみの断面図が示されている。図10には、図8の部分Cの拡大図が示されている。図11には、図9の部分Dの拡大図が示されている。図12図14には、本発明の本実施形態で用いられている連結支持要素3が示され、図14には、断面線E-Eに沿った断面図が示されている。図15および16には、第1受入部6および第2受入部7における回転固定機構8が示されている。図15には、連結支持要素3が第1受入部6または第2受入部7のそれぞれから抜去されているまたは引き抜かれている固定解除位置にある状態が示されている。図16には、連結支持要素3が回転固定機構8によって、第1受入部6または第2受入部7のそれぞれに固定されている固定位置にある状態が示されている。本実施形態のように、ベースバスケット1の側壁部5の第1受入部6における回転固定機構8は、アタッチメントパート2の第2受入部7における回転固定機構8と同一であることが好ましい。図15および図16には、側壁部5の第1受入部6およびアタッチメントパート2の第2受入部7の両方の回転固定機構8が示されている。
【0025】
本実施形態において実現されているように、回転固定機構8がそれぞれ、連結支持要素3に形成されている第1回転固定部9と、第1受入部6または第2受入部7に形成されている第2回転固定部10とから形成されていることが好ましい。本発明において、連結支持要素3に形成されている第1回転固定部9が、固定位置において、第1受入部6または第2受入部7に形成されている第2回転固定部10に挿入可能である一方、固定解除位置において、第1受入部6または第2受入部7に形成されている第2回転固定部10から抜去されることが好ましい。これは、本実施形態において実現されている。
【0026】
図6および図7から、回転固定機構8が、側壁部5の第1受入部6とアタッチメントパート2の第2受入部7の両方に対してある程度沈んでまたは内側に入り込んで配置されていることがわかる。これには、連結支持要素3のそれぞれが回転固定機構8に隣接し、かつ、連結支持要素3のそれぞれが第1受入部6および第2受入部7を取り囲む壁部によって支持されるという利点がある。回転固定機構8の当該沈んだ配置態様は、本実施形態とは異なる方法で設計されてもよい。
【0027】
他の実施形態および本実施形態における第1受入部6および第2受入部7のそれぞれにおいて同一である回転固定機構8は、ここでも実施されるように、連結支持要素3のそれぞれが、ベースバスケット1の側壁部5の第1受入部6の1つおよびアタッチメントパート2の第2受入部7の1つに対して同時に解放可能または固定解除可能に固定されるようにする。
【0028】
前述したように、回転固定機構8は、固定位置と固定解除位置との両方においてストッパを有するように構成されていてもよい。当該実施形態では、連結支持要素3は、その後、固定解除位置と固定位置との間でのみ時計回りおよび反時計回りに回転することができる。本実施形態において実現されているように、回転固定機構8のそれぞれが、交互に連続する固定位置および固定解除位置の連続性を有し、連結支持要素3のそれぞれが、単一の回転方向に回転されることにより、固定位置の1つおよび固定解除位置の1つに遷移可能である。一般的に、回転固定機構8は、固定ユニットまたは固定装置とも呼ばれる。連結支持要素3は、アップライト、コネクタまたは中間部品とも呼ばれる。これらは、好ましくは細長くまたは長手方向に延在するように設計されている。本発明に係る回転固定機構8を形成するための第1回転固定部9は、連結支持要素3の両端に適当に配置されている。連結支持要素3は、さまざまに異なる長さのものが提供されることが好ましい。
【0029】
本発明に係るバスケットアセンブリに用いられる回転固定機構8は、原則的にさまざまに異なる形態で設計されうる。例えば、それは、ねじまたはねじ式の固定機構、一種のバヨネット式の固定機構またはこれらの均等物であってもよい。本発明の好ましい実施形態は、連結支持要素3が固定位置と固定解除位置との間で回転される際、連結支持要素3の長手方向または軸線方向にストロークがないこと、すなわち、固定または固定解除に際してベースバスケット1に対してアタッチメントパート2が常に同じ間隔に維持される。これは、例えば、好ましい実施形態の変形におけるように、第1受入部6または第2受入部7に形成されている第2回転固定部10が少なくとも1つのビーズ11を備えている。連結支持要素3に形成されている第2回転固定部9が少なくともビーズ受入部12を画定する少なくとも一対のクランプ要素13、14を備えている。ビーズ11は、ビーズ受入部12の固定位置において、クランプ本体13、14の間に好ましくは弾性的にクランプされる。この好ましい実施形態では、第1受入部6または第2受入部7に形成されている第2回転固定部10は、一の平面に配置された一連のビーズ11である。連結支持要素3に形成されている第1回転固定部9は、ビーズ受入部12を画定する、少なくとも一対の、好ましくはビーズ11の数に対応する複数対のクランプ本体13、14を備えている。好ましくはすべてのビーズ11が、ビーズ受入部12の固定位置において、クランプ本体13、14の間にクランプされうる。これは、交互の固定位置および固定解除位置の連続性を実現することを可能にし、連結支持要素3のそれぞれは、単一の回転方向にさらに回転されることによって、一の固定位置および一の固定解除位置に遷移可能である。これにより、連結支持要素3を固定位置から固定解除位置に、またはその逆に遷移させるために、連結支持要素3をどのように回転させるかは問題にならない。本実施形態において一の平面に配置されたビーズ11が、図6図11ならびに図15および図16に示されている。ビーズ11が一の平面にこのように配置された結果、固定および固定解除に際して、連結支持要素3のそれぞれの長手方向にストロークが生成されずに済む。
【0030】
本実施形態では、ビーズ11は正方形に配置されている。しかし、これは一実施形態にしかすぎない。例えば、平らに配置されたビーズ11の配列を実現するため、ビーズ11の数が異なる他の配置態様も可能である。
【0031】
連結支持要素3の第1回転固定部9に関して、例えば、図12図14が参照される。特に、図14の縦断面図には、第1回転固定部9のそれぞれが、第2回転固定部10のビーズ11の数に相応する数の、2つのクランプ要素13および14の対によって画定されているビーズ受入部12を有していることが明示されている。クランプ要素13および14によって、ビーズ11のそれぞれがビーズ受入部12に好ましくは弾性的にクランプされうる。連結支持要素3のそれぞれの端部領域に形成されているクランプ要素13の間に、ビーズ受入部12が存在しない中間領域19が存在している。当該中間領域19は、クランプ要素13と比較して回転軸線32に対してより近くに配置されている。回転軸線32は、連結支持要素3のそれぞれが固定解除位置から固定位置に、またはその逆方向に回転することができる軸線である。
【0032】
連結支持要素3のそれぞれの中心方向を示す、連結支持要素3の長手方向に見られるクランプ要素14は、本実施形態では、必須ではないが板状構造に形成されていてもよい。この場合、当該板状の構造が少なくとも1つの自由空間18を有することが有利である。自由空間18の機能については、以下で詳細に説明される。
【0033】
連結支持要素3が固定解除位置から固定位置に回転される前に、最初に第1受入部6または第2受入部7のそれぞれに押し込まれ、続いてその第1回転固定部9が第1受入部6の第2回転固定部10と共に回転されるように係合される必要がある。この押し込みおよび抜去は、図15に示されている位置で実行される。この位置において、回転軸線32まわりの回転運動が可能になるように、クランプ要素13がビーズ11の間に通されるまで、中間領域19がビーズ11を越えて動かされる。図15に示されている状態から開始して、連結支持要素3が回転軸線32のまわりで回転される場合、クランプ要素13および14は、ビーズ11のそれぞれと係合し、次にビーズ11は、クランプ本体13および14の間のビーズ受入部12のそれぞれにおいて静止する。次に、さらなる回転により、図16に示されている固定位置に到達し、ビーズ11は、好ましくは弾性クランプによって、クランプ本体13および14の間のビーズ受入部12に保持される。この位置は、図6および図7に明示されている。
【0034】
本実施形態とは異なり、第1回転固定部9および第2回転固定部10のそれぞれが逆にまたは置換されて構成されていてもよい。この場合、連結支持要素3の第1回転固定部9は相応するビーズ11を備え、側壁部5またはアタッチメントパート2の第1受入部6または第2受入部7の第2回転固定部10が、相応するクランプ要素13および14を有するビーズ受入部12を備えている。
【0035】
本発明の好ましい実施形態では、ここでも実施されるように、連結支持要素3のそれぞれが固定された第1受入部6または第2受入部7に浸入した水を排出するために、連結支持要素3のそれぞれに排水開口部15が形成されている。これは、例えば、洗浄またはすすぎのプロセスに際して、第1受入部6または第2受入部7に浸入する可能性のある水がそれぞれの回転固定機構8に滞留しないことを確実にするのに役立つ。この目的のために、排水開口部15が、本実施形態では連結支持要素3に提供される。第1受入部6または第2受入部7に浸入した水は、排水開口部15を通り、かつ、自由空間18を通り、上から排出されるので、連結支持要素3またはそれらの回転固定機構8を介して第1受入部6または第2受入部7に滞留しない。
【0036】
図1および図2ならびに図6および図7に示されている標識要素26は、本発明の任意の特徴である。好ましい実施形態では、それは、標識要素受入部27と共に、少なくとも2つの積み重ね可能なバスケット20および21のアセンブリにおいて、これらのバスケットが単一の積み重ね位置でのみ積み重ねられうることを保証する機能を発揮する。言い換えれば、標識要素26は、標識要素受入部27と共に、2つのバスケットが異なる積み重ね位置で互いに積み重ねられることを防止する。2つのバスケットの積み重ね位置は、バスケットがそれらの側壁部に沿って互いに積み重ねられ、それらの側壁部が互いに整列されている、または、上から見たときに互いに合同にされている位置である。積み重ね位置は、バスケットが例えば、十文字状または横切って上下に重ねられるためのものではない。
【0037】
本発明の好ましい変形例では、積み重ね可能な少なくとも2つのバスケット20、21のそれぞれが、バスケット底部4および側壁部22、23を有し、積み重ねられたバスケット20、21において、アッパーバスケット21のそれぞれの側壁部23の下部24は、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上部25にある。ロアーバスケット20のそれぞれの少なくとも1つの側壁部22の上部25を越えて突出する標識要素26が配置されている。アッパーバスケット21のそれぞれの少なくとも1つの側壁部23の下部24に標識要素受入部27が形成されている。標識要素26は、バスケット20、21が単一の積み重ね位置でのみ互いに積み重ねられるように、標識要素受入部27に対して十分に深く挿入可能である。
【0038】
したがって、積み重ね位置において相互に積み重ねられたバスケットのアセンブリは、標識要素26が標識要素受入部27に対して十分に深く挿入される場合にのみ実現可能である。これは、さまざまな方法で実現可能である。例えば、標識要素26がロアーバスケット20の唯一の標識要素26であってもよく、標識要素受入部27がアッパーバスケット21の唯一の標識要素受入部27であってもよい。標識要素受入部27が、標識要素26が十分に深く挿入されるまたは嵌合されるように、アッパーバスケット21の側壁部23の下部24における唯一の開口部であってもよい。これは、標識要素26および標識要素受入部27が適当に構成されることによって、例えば、標識要素26の断面積35に対する標識要素受入部27の開口断面のサイズによって簡易に実現されうる。このような実施形態では、アッパーバスケット21の側壁部23の下部24に複数の開口部が設けられ、当該開口部のうちの1つだけが、相応するサイズ、断面積および/または形状によって、標識要素26のための標識要素受入部27として適用可能である。
【0039】
図1に例示されている本発明に係るバスケットアセンブリは、ロアーバスケット20およびアッパーバスケット21を構成する、ベースバスケット1と、連結支持要素3によってそれに固定されたアタッチメントパート2と、からなる。図1および図2には、該当符号が既に示されている。ロアーバスケット20は、ベースバスケット1、アタッチメントパート2および連結支持要素3を備えている。ベースバスケット1は、ロアーバスケット20のバスケット底部4およびベースバスケット1の側壁部5を備えている。ベースバスケット1の側壁部5には、連結支持要素3のための第1受入部6が形成され、アタッチメントパート2には、連結支持要素3のための第2受入部7が形成されている。アタッチメントパート2は、第1受入部6、第2受入部7に配置された連結支持要素3によって、ベースバスケット1から離間した状態で当該ベースバスケット1に対して固定されている。ロアーバスケット20の側壁部22が、ベースバスケット1の側壁部5、アタッチメントパート2および連結支持要素3によって構成されている。標識要素26が、ベースバスケット1から離間する、アタッチメントパート2の上部25に配置されている。図1に示されている符号22および23は、図1に示されているバスケットアセンブリが、ロアーバスケット20またはアッパーバスケット21として構成され、ロアーバスケット20の側壁部22またはアッパーバスケット21の側壁部23のそれぞれが、ベースバスケット1の側壁部5、アタッチメントパート2のそれぞれおよび連結支持要素3のそれぞれによって構成されている。この場合、ロアーバスケット20の標識要素26は、ロアーバスケット20の側壁部22の上部25、ひいてはロアーバスケット20のアタッチメントパート2の上部25に配置されている。その一方、この場合、標識要素受入部27が、アッパーバスケット21のベースバスケット1の少なくとも1つの側壁部5の下部24に形成されている。
【0040】
好適な実施形態において、ここで実現されているように、標識要素26が、連結支持要素3のための第2受入部7に固定されているまたは固定可能である。同様にここで実現されているように、連結支持要素3のための一の、単一または唯一の第1受入部6が標識要素27を構成する。
【0041】
原則的に、標識要素26が、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22のそれぞれの上部25に固定されていてもよい。好適な実施形態において、標識要素26が、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上端部または上部25に非破壊的に固定解除可能な固定機構28によって固定されてもよい。固定機構28は、好ましくは、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上端部または上部25に標識要素26を工具なしで固定されるように設計されている。固定機構28は、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上部25から工具を使わずに取り外されるように設計されていることが好ましい。例えば、バヨネット式の固定機構、ねじ式の固定機構およびその均等物の形態で固定機構28が構成されうる場合、好ましい実施形態において、標識要素26は、スナップ固定機構29によって、ロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上端部または上部25に固定されているまたは固定可能である。
【0042】
本実施形態において実装された標識要素26は、図17図18および図19に個別に示されている。図17には側面図が示され、図18には上面図が示され、図19には図18の断面線F-Fに沿った断面図が示されている。本実施形態において、標識要素26は、スナップ固定要素29によってロアーバスケット20のそれぞれの側壁部22の上部25に固定されている。本実施形態では、この目的のために標識要素26に実装された弾性フック30が図17図18および図19に明示されている。スナップ固定機構29を構成し、ひいてはそれをロアーバスケット20のそれぞれの上部25に固定するために、当該弾性フック30は、本実施形態におけるアタッチメントパート2の第1受入部6の対応するアンダーカット31に固定または係合される。アンダーカット31は、例えば、図9および図11に明示されている。
【0043】
当該スナップ固定要素29は、非破壊的にかつ工具を要せずに標識要素26の固定および固定解除の両方を可能にする固定機構28である。
【0044】
次に、図20図24を参照して、標識要素26および対応する標識要素受入部27によって、相互に積み重ね可能な2つ以上のバスケット20、21を単一の積み重ね位置においてのみ確実に積み重ねる手法について説明する。本実施形態では、これは、バスケット20または21ごとに単一の標識要素受入部27が設けられ、そこに標識要素26が十分に深く挿入されることにより実現される。本実施形態では、第1受入部6の正確に1つは、標識要素26がそれに十分に深く挿入されうるような大開口断面積34を備えている。図20には、アッパーバスケット21のベースバスケット1の上面図が示されている。これは、図21には断面線G-Gに沿った断面図が示され、図22には断面線H-Hに沿った断面図が示され、図23には断面線I-Iに沿った断面図が示され、図24には断面線J-Jに沿った断面図が示されている、計8つの第1受入部6を備えている。図21図22図23および図24を比較すると、7つの受入部65が小開口断面積33を有し、唯一の標識要素受入部27としての第1受入部6に資する1つの第1受入部6のみが大開口断面積34を有している。
【0045】
図25には、標識要素26の領域における、2つのバスケット20および21が互いに積み重ねられたアセンブリの断面図が示されている。標識要素26が標識要素受入部27を貫通した唯一の可能な積み重ね位置が示されている。図25の断面図には、本実施形態では、ロアーバスケット20およびアッパーバスケット21のそれぞれが、ベースバスケット1、対応するアタッチメントパート2および連結支持要素3により構成されていることがあらためて示されている。したがって、ロアーバスケット20およびアッパーバスケット21の側壁部22および23が、各ベースバスケット1、各アタッチメントパート2および各連結支持要素3の対応する側壁部5により構成されている。
【0046】
図26には、図25の部分Kが拡大表示されている。図26では、標識要素受入部27の開口断面積34が非常に大きいので、当該断面積35を有する標識要素26がそれに適合することが明確である。
【0047】
図27には、図26に対応する詳細が例示され、2つのバスケット20および21を異なる積み重ね位置で互いに積み重ねようと試みられた際に何が起こるか、について示されている。この場合、標識要素26は、第1受入部6に対向する。しかしながら、その開口断面積33は小さいので、その断面積35を有する標識要素26は、小開口断面積33に適合しない。したがって、符号36により示されている衝突が発生するので、これらのバスケット20および21は、唯一の積み重ね可能な積み重ね位置から外れているこの位置で互いに積み重ねることができない。
【0048】
標識要素26の位置を容易に認識することができる場合、アッパーバスケット20およびロアーバスケット21を交互に積み重ねる作業者にとって助けとなる。これは、標識要素26が、それが配置されているロアーバスケット20の側壁部22とは異なる色で設計されているという技術的手法により実現される。このようにして、バスケットを積み重ねる作業者は、バスケットがどのように積み重ねられるかを簡単に確認することができる。
【符号の説明】
【0049】
1‥ベースバスケット、2‥アタッチメントパート、3‥連結支持要素、4‥バスケット底部、5‥側壁部、6‥受入部、7‥受入部、8‥回転固定機構、9‥回転固定部、10‥回転固定部、11‥ビーズ、12‥ビーズ受入部、13‥クランプ要素、14‥クランプ要素、15‥排水開口部、16‥ラベルホルダ、17‥クリップ、18‥自由位置、19‥中間領域、20‥ロアーバスケット、21‥アッパーバスケット、22‥側壁部、23‥側壁部、24‥下壁部、25‥上壁部、26‥標識要素、27‥標識要素受入部、28‥固定機構、29‥スナップ固定機構、30‥弾性フック、31‥アンダーカット、32‥回転軸線、33‥小開口面積、34‥大開口面積、35‥断面、36‥衝突。
図1
図2
図3
図4
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図6
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