(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022062156
(43)【公開日】2022-04-19
(54)【発明の名称】上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04W 72/04 20090101AFI20220412BHJP
H04W 28/04 20090101ALI20220412BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W72/04 137
H04W72/04 131
H04W28/04 110
【審査請求】有
【請求項の数】18
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022014607
(22)【出願日】2022-02-02
(62)【分割の表示】P 2019505470の分割
【原出願日】2017-07-05
(31)【優先権主張番号】201610634461.3
(32)【優先日】2016-08-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100166729
【弁理士】
【氏名又は名称】武田 幸子
(72)【発明者】
【氏名】高 雪娟
(72)【発明者】
【氏名】潘 學明
(57)【要約】 (修正有)
【課題】短TTI伝送の上り復調基準信号(DMRS)によるオーバーヘッドを低減するとともに、DMRSの復調性能を改善する方法、端末及び基地局を提供する。
【解決手段】方法は、端末が下り制御チャネルを受信することと、端末が下り制御チャネルに従ってDMRSの伝送位置を動的に決定することと、を含む。下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、端末が下り制御チャネルに従って、下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定する。sPUSCHとDMRSは、異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を動的に決定する方法であって、
端末が下り制御チャネルを受信することと、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することとを含む方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、
番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
こと含むことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法において、
複数の上りDMRSパターンを予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記端末が、前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法において、
番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法において、
複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法において、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項11】
上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を動的に決定するための方法であって、
基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することと、
基地局が下り制御チャンネルを送信して、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知するスことを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、
前記基地局が、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項15】
請求項11に記載の方法において、
複数の上りDMRSパターンを予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項16】
請求項11に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記基地局が、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項17】
請求項16に記載の方法において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項18】
請求項17に記載の方法において、
番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項19】
請求項11に記載の方法において、
複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項20】
請求項11に記載の方法において、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項21】
下り制御チャンネルを受信する受信モジュールと、
前記下り制御チャンネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する第1決定モジュールとを備える
ことを特徴とする端末。
【請求項22】
請求項21に記載の端末において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する
ことを特徴とする端末。
【請求項23】
請求項22に記載の端末において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする端末。
【請求項24】
請求項23に記載の端末において、第1設定モジュールをさらに備え、
前記第1設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第1設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第1設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第1設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第1設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを特徴とする端末。
【請求項25】
請求項21に記載の端末において、
複数の上りDMRSパターンを予め定義する第2設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される
ことを特徴とする端末。
【請求項26】
請求項21に記載の端末において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送する(sPUCCH)のDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する
ことを特徴とする端末。
【請求項27】
請求項26に記載の端末において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする端末。
【請求項28】
請求項27に記載の端末において、第3設定モジュールをさらに備え、
前記第3設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
第3設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
第3設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
第3設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
第3設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを特徴とする端末。
【請求項29】
請求項21に記載の端末において、
複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする端末。
【請求項30】
請求項21に記載の端末において、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする端末。
【請求項31】
上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定するための第2決定モジュールと、
下り制御チャンネルを送信して、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知するための通知モジュールとを備える
基地局。
【請求項32】
請求項31に記載の基地局において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する
ことを特徴とする基地局。
【請求項33】
請求項32に記載の基地局において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする基地局。
【請求項34】
請求項33に記載の基地局において、第4設定モジュールをさらに備え、
前記第4設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第4設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第4設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第4設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第4設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを特徴とする基地局。
【請求項35】
請求項31に記載の基地局において、
複数の上りDMRSパターンを予め定義する第5設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される
ことを特徴とする基地局。
【請求項36】
請求項31に記載の基地局において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する
ことを特徴とする基地局。
【請求項37】
請求項36に記載の基地局において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする基地局。
【請求項38】
請求項37に記載の基地局において、第6設定モジュールをさらに備え、
前記第6設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、
または、
前記第6設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、
または、
前記第6設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、
または、
前記第6設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、
または、
前記第6設定モジュールは、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルである
ことを特徴とする基地局。
【請求項39】
請求項31に記載の基地局において、
複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする基地局。
【請求項40】
請求項31に記載の基地局において、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする基地局。
【請求項41】
メモリと、トランシーバと、プロセッサと、を備え、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行する:
下り制御チャネルを受信する;
下り制御チャネルに従って、上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する
ことを特徴とする端末。
【請求項42】
メモリと、トランシーバと、プロセッサと、を備え、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行する:
上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する;
下り制御チャネルを送信し、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知する
ことを特徴とする基地局。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2016年8月4日に出願された中国特許出願第201610634461.3号の優先権を主張し、そのすべての内容が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、通信技術の分野に関し、特に、UL(上り)DMRS(Demodulation Reference Signal:復調基準信号)の伝送位置を動的に決定するための方法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
LTE(長期的進化:Long Term Evolution) FDD(周波数分割複信:Frequency Division Dual Frequency Division Duplex)システムは、フレーム構造タイプ1(frame structure type 1、FS1と略記する)を採用し、その構成が
図1に示される。FDDシステムでは、上りと下り伝送は異なるキャリア周波数を使用するが、上りと下り伝送は同じフレーム構造を使用する。各キャリア上で、長さ10msの無線フレームには、10個の1msのサブフレームが含まれており、各サブフレームは2つの、長さ0.5msのタイムスロットに分割される。上り及び下りのデータ伝送のTTI(Transmission Time Interval)時間長は1msである。
【0004】
従来のLTE TDD(Time Division Duplex:時分割複信)システムは、
図2に示すように、フレーム構造タイプ2(frame structure type 2、FS2と略記する)を使用する。TDDシステムでは、上りおよび下り伝送は、同じ周波数上で異なるサブフレームまたは異なるタイムスロットを使用する。FS2の長さ10msの各無線フレームは2つの、長さ5msのハーフフレームで構成され、各ハーフフレームには長さ1msの5つのサブフレームが含まれる。FS2のサブフレームは、下りサブフレーム、上りサブフレーム、および特別サブフレームという3つのカテゴリに分類されており、各特別サブフレームは、下り伝送タイムスロット(DwPTS:下りパイロットタイムスロット)、ガード間隔(GP:ガード期間)、および上り伝送タイムスロット(UpPTS:上りパイロットタイムスロット)という3つの部分からなる。各ハーフフレームは、少なくとも1つの下りサブフレーム、少なくとも1つの上りサブフレーム、および1つ以下の特別サブフレームを含む。
【0005】
短TTI伝送の一般的な作動方式は、従来のLTEメカニズムで定義されたサブフレーム構造には1msよりも短い短TTI伝送が複数含まれているものである。短TTIの長さは、2つ、3つ、4つ、7つのOFDM(直交周波数分割多重)またはSC-FDMA(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access:シングルキャリア周波数分割多元接続)シンボルとすることができるが、14よりも少ないシンボルの数、または1msよりも短い時間長さを有するものを排除しないことが当然である。サブフレームは短TTIを複数備え、各短TTIは、短縮物理上り制御チャネル(sPUCCH:shortened Physical Uplink Control CHannel)、または短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH:shortened Physical Uplink Shared CHannel)転送を実行するように、同じ端末または異なる端末にスケジューリングされることができる。
【0006】
LTEシステムでは、チャネル伝送及びDMRSパターン(pattern)は、サブフレーム単位で定義されており、短TTI伝送は、多種の短TTI長をサポートし、1つのサブフレームに複数の短TTI伝送を含むことができるので、各短TTIにもDMRSが含まれれば、DMRSのオーバーヘッドが多すぎることになる。
【0007】
したがって、従来のLTEシステムの規格では、短TTI伝送に適用なDMRS方式が存在しない。
【発明の概要】
【0008】
上記の技術的課題に鑑み、本開示の実施形態は、技術課題を解決するために、上りDMRSの伝送位置を動的に決定することにより、短TTI伝送におけるDMRSのオーバーヘッドを低減するように、上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法及び装置を提供する。
【0009】
本開示の実施形態の第1の態様によれば、端末が下り制御チャネルを受信することと、前記端末が下り制御チャネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定することとを含む、上りDMRSの伝送位置を動的に決定する方法が提供される。
【0010】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記端末が下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記端末が前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定することを含む。
【0011】
オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0012】
オプションとして、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、を含む。
【0013】
オプションとして、この方法は、複数の上りDMRSパターンを予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0014】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記端末が、前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定することを含む。
【0015】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0016】
オプションとして、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であることを含む。
【0017】
オプションとして、複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0018】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0019】
本開示の実施形態の第二の態様によれば、上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法であって、基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することと、基地局が下り制御チャンネルを送信して、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知することとを含む。
【0020】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記基地局が、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネルsPUSCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む。
【0021】
オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0022】
オプションとして、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であることを含む。
【0023】
オプションとして、この方法は、複数の上りDMRSパターンを予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0024】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記基地局が、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む。
【0025】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0026】
オプションとして、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であることを含む。
【0027】
オプションとして、複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0028】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0029】
本開示の実施形態の第三の態様によれば、下り制御チャンネルを受信する受信モジュールと、前記下り制御チャンネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する第1決定モジュールとを備える端末をさらに提供する。
【0030】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する。
【0031】
オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0032】
前記端末は、第1設定モジュールをさらに備え、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0033】
オプションとして、前記端末は、複数の上りDMRSパターンを予め定義する第2設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0034】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する。
【0035】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0036】
オプションとして、前記端末は、第3設定モジュールをさらに備え、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0037】
オプションとして、複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0038】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0039】
本開示の実施形態の第四の態様によれば、上りDMRSの伝送位置を決定するための第2決定モジュールと、下り制御チャンネルを送信して、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知するための通知モジュールとを備える基地局を提供する。
【0040】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する。
【0041】
オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0042】
オプションとして、前記基地局は、第4設定モジュールをさらに備え、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nは自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0043】
オプションとして、前記基地局は、複数の上りDMRSパターンを予め定義する第5設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0044】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する。
【0045】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0046】
オプションとして、前記基地局は、第6設定モジュールをさらに備え、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルである。
【0047】
オプションとして、複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0048】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0049】
上述の技術案の1つは、下り制御チャネルを介して上り伝送のDMRSの位置を取得し、sPUSCH/sPUCCHの伝送状況に基づいてDMRSの挿入位置を決定するという利点または有益な効果を有する。そして、短TTI伝送のDMRSによるオーバーヘッドが低減されるとともに、DMRSの復調性能が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【
図1】
図1は、LTE FDDシステムによって使用されるフレーム構造の概略図である。
【
図2】
図2は、LTE FDDシステムによって使用されるフレーム構造の概略図である。
【
図3】
図3は、本開示の実施形態による、上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法のフローチャートである。
【
図4】
図4は、本開示の実施形態による、上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法のフローチャートである。
【
図5】
図5は、本開示の実施形態において、基地局が1つのタイムスロットにおいて長さが2つのSC-FDMAシンボルに該当するsPUSCH伝送を3つの端末に連続してスケジューリングすることを示す概略図である。
【
図6】
図6は、本開示の実施形態によるスケジューリング方法の概略図である。
【
図7】
図7は、本開示の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
【
図8】
図8は、本開示の実施形態によるDMRSパターンの概略図である。
【
図9】
図9は、本開示の実施形態による端末の構造のブロック図である。
【
図10】
図10は、本開示の実施形態による基地局の構造のブロック図である。
【
図11】
図11は、本開示の実施形態による端末の構造のブロック図である。
【
図12】
図12は、本開示の実施形態による基地局の構造のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
以下、本開示の例示的な実施形態は、添付の図面を参照して詳細に説明される。本開示の例示的な実施形態が図面に示されているが、本開示は、様々な形態で具体化され、本明細書に記載の実施形態によって限定されないことを理解されたい。これらの実施形態は、本開示がより十分に理解され、本開示の範囲が当業者に完全に伝えられるために提供される。
【0052】
当業者にとって、本開示の実施形態は、システム、装置、デバイス、方法、またはコンピュータプログラム製品として実装されることができる。したがって、本開示の実施形態は、完全なハードウェア、完全なソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせの形態で具体化されてもよい。
【0053】
本開示の実施形態では、関与するデバイスは、基地局と端末とを含み、基地局と該基地局にアクセスした端末との間で下り伝送および上り受信を行うことができる。
【0054】
端末は、ユーザ機器(User Equipment、UEと略記する)と呼ばれ、またはターミナル、移動局(Mobile Station、MSと略記する)、携帯端末(Mobile Terminal)などと呼ばれることができる。該端末は、無線アクセスネットワークを介して1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。例えば、端末は、携帯電話(または「セルラ」電話とも呼ぶ)や、携帯端末を備えたコンピュータであってもよいが、例えば、端末はさらに、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する、ポータブル型、ポケット型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載型のモバイルデバイスであってもよい。また、本開示の実施形態による端末は、デバイスーツーデバイス(Device to Device、D2Dと略記する)端末、またはマシンーツーマシン(Machine to Machine、M2Mと略記する)端末であってもよい。
【0055】
実施形態では、
図3に示すように、上りDMRSの伝送位置を動的に決定する方法は、具体的に、端末が下り制御チャネルを受信するステップ301と、端末が下り制御チャネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定するステップ302とを含む。
【0056】
オプションとして、本実施形態では、下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、端末が下り制御チャネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する前記ステップ302は、端末が下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定することを含む。
【0057】
オプションとして、本実施形態では、sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0058】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1(n+k+m1は、番号nのサブフレームまたは短TTIよりもK+m1単位の時間領域位置だけ遅延することを表す)の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k1、k2、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、mの単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、mの単位はともにサブフレームあるいは短TTIである)、nが自然数であることを含む。
【0059】
ここで、m1及びm2はDMRSおよびsPUSCHに対して、それぞれ、予め定義するか、事前に設定するか、または下り制御チャネルによって通知する必要があり、かつm1及びm2は同一の単位で(例えば、両方がSC-FDMAシンボルの単位で)または異なる単位で(例えば、m1がサブフレームまたは短TTI、m2がSC-FDMAシンボルの単位で)定義することが可能である。
【0060】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、複数の上りDMRSパターン(pattern)を予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0061】
オプションとして、本実施形態では、下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネル(すなわち、DL grant、あるいは下りSPSリソースの解放を指示する下り制御チャンネル)である。
【0062】
端末が下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定する前記ステップ302は、端末が、前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定することを含む。
【0063】
オプションとして、本実施形態では、sPUCCHとDMRSは、異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0064】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k1、k2、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、mの単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、mの単位はともにサブフレームあるいは短TTIである)、nが自然数であることを含む。
【0065】
前記M1とM2は異なっているので、sPUCCHおよびDMRSに対してそれぞれに、予め定義するか、事前に設定するか、または下り制御チャネルによって通知する必要がある。オプションとして、本実施形態では、複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置、例えば1つのタイムスロット/サブフレームにおける1つ目のシンボル、または1つのタイムスロット/サブフレームにおける他の位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0066】
オプションとして、本実施形態では、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。例えば、前記複数の上り短TTI伝送のうちi番目の上り短TTI伝送とi+1番目の上り短TTI伝送との間で、前記複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、あるいはともにチャネル推定を同じDMRSに基づいて実施する。
【0067】
本実施形態では、下り制御チャネルを介して上り伝送のDMRSの位置を取得し、sPUSCH/sPUCCHの伝送状況に基づいてDMRSの挿入位置を決定する。そして、短TTI伝送のDMRSにオーバーヘッドが低減されるとともに、DMRSの復調性能が改善される。
【0068】
実施形態では、
図4に示すように、上りDMRSの伝送位置を動的に決定する方法は、具体的に、基地局が上りDMRSの伝送位置を決定するステップ401と、基地局が下り制御チャンネルを送信して、上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を確定するための情報を端末に通知するステップ402とを含む。
【0069】
オプションとして、本実施形態では、下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。基地局が上りDMRSの伝送位置を決定する前記ステップ401は、基地局が、下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、DMRSの伝送位置を確定するための情報を下り制御チャネルによって端末に通知することを含む。
【0070】
オプションとして、本実施形態では、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0071】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1(n+k+m1は、番号nのサブフレームまたは短TTIよりもK+m1単位の時間領域位置だけ遅延することを表す)の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k1、k2、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、mの単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、mの単位はサブフレームあるいは短TTIである)、nが自然数であることを含む。
【0072】
ここで、m1及びm2はDMRSおよびsPUSCHに対して、それぞれ、予め定義するか、事前に設定するか、または下り制御チャネルによって通知する必要があり、かつm1及びm2は同一の単位で(例えば、両方がSC-FDMAシンボルの単位で)または異なる単位で(例えば、m1がサブフレームまたは短TTI、m2がSC-FDMAシンボルの単位で)定義することが可能である。
【0073】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、複数の上りDMRSパターン(pattern)を予め定義することをさらに含み、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0074】
オプションとして、本実施形態では、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定する前記こと(401)は、前記基地局が、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む。
【0075】
オプションとして、本実施形態では、前記sPUCCHとDMRSは、異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0076】
オプションとして、本実施形態では、この方法は、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであること(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである);または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであること(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m1、m2の単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、k1、k2、m1の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである);または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、k1、k2の単位はサブフレームあるいは短TTIであり、m2の単位はSC-FDMAシンボルである)、nが自然数であること、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり(一実施形態では、kの単位はサブフレームあるいは短TTIであり、mの単位はSC-FDMAシンボルであり、別の実施形態では、kおよびmの単位はともにサブフレームあるいは短TTIである)、nが自然数であることを含む。
【0077】
前記M1とM2は異なっているので、sPUCCHおよびDMRSに対してそれぞれに、予め定義するか、事前に設定するか、または下り制御チャネルによって通知する必要がある。
【0078】
オプションとして、本実施形態では、複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置、例えば1つのタイムスロット/サブフレームにおける1つ目のシンボル、または1つのタイムスロット/サブフレームにおける他の位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0079】
オプションとして、本実施形態では、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。例えば、前記複数の上り短TTI伝送のうちi番目の上り短TTI伝送とi+1番目の上り短TTI伝送との間で、前記複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、あるいはともにチャネル推定を同じDMRSに基づいて実施する。
【0080】
本実施形態では、下り制御チャネルを介して上り伝送のDMRSの位置を取得し、sPUSCH/sPUCCHの伝送状況に基づいてDMRSの挿入位置を決定する。そして、短TTI伝送のDMRSによるオーバーヘッドが低減されるとともに、DMRSの復調性能が改善される。
実施形態では、基地局は、1つのタイムスロットにおいて、長さが2つのSC-FDMAシンボルに該当するsPUSCH伝送を3つの端末に連続してスケジューリングする。
図5に示すように、具体的には以下通り:
基地局側:
【0081】
基地局は、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを端末1によって伝送するようにスケジューリングするために、UL grant 1を番号nのサブフレームあるいは短TTIにて送信し、該sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、m1はUL grant 1に含まれる第1指示フィールドにて指示され、m2はUL grant 1に含まれる第2指示フィールドによって指示され、kは予め定義され、例えばkはsPUSCHの短TTIの長さを単位とし、m1およびm2はSC-FDMAシンボルを単位とする。つまり、例えば、k=4、m1=1、m2=0の場合、番号nのサブフレームあるいは短TTI(開始位置)に対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=1個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから8番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。
【0082】
同様に、基地局は、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを端末2によって伝送するようにスケジューリングするために、UL grant 2を番号nのサブフレームあるいは短TTIにて送信し、該sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送する。例えば、m1=3、m2=0としてUL grant 2にて指示された場合、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=3個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから10番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。もちろん、基地局は、他の番号のサブフレームあるいは短TTIにてUL grant 2を伝送して、m1およびm2の値を調整することにより、前記時間領域位置での端末2によるsPUSCHおよびDMRSの伝送スケジューリングを同様に実現することもできる。
【0083】
同様に、基地局は、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを端末3によって伝送するようにスケジューリングするために、UL grant 3を番号nのサブフレームあるいは短TTIにて送信し、該sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送する。例えば、m1=5、m2=0としてUL grant 3にて指示された場合、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=5個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから12番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。もちろん、基地局は、他の番号のサブフレームあるいは短TTIにてUL grant 3を伝送して、m1およびm2の値を調整することにより、前記時間領域位置での端末3によるsPUSCHおよびDMRSの伝送スケジューリングを同様に実現することもできる。
端末側:
【0084】
端末1は、番号nのサブフレームまたは短TTIにてUL grant1を受信し、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを送信し、n+k+m2の時間領域位置でsPUSCHのDMRSを送信することを決定する。ただし、m1は、UL grant1に含まれる第1指示フィールドによって指示され、m2は、UL grant1に含まれる第2指示フィールドによって指示され、kは予め定義され、例えば、kはsPUSCHの短TTIの長さを単位とし、m1およびm2はSC-FDMAシンボルを単位とする。例えば、k=4、m1=1、m2=0の場合、端末1は、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=1個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから8番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。
【0085】
同様に、端末2は、番号nのサブフレームまたは短TTIにてUL grant2を受信し、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを送信し、n+k+m2の時間領域位置で該sPUSCHのDMRSを送信することを決定する。例えば、m1=3、m2=0としてUL grant2にて指示された場合、端末2は、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=3個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから10番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。もちろん、端末2は、他の番号のサブフレームあるいは短TTIにてUL grant 2を受信して、対応するm1およびm2の値を取得することにより、前記時間領域位置でのsPUSCHおよびDMRSの伝送を同様に実現することもできる。
【0086】
同様に、端末3は、番号nのサブフレームまたは短TTIにてUL grant3を受信し、n+k+m1に該当する時間領域位置でsPUSCHを送信し、n+k+m2の時間領域位置で該sPUSCHのDMRSを送信することを決定する。例えば、m1=5、m2=0としてUL grant 3にて指示された場合、端末3は、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm1=5個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でsPUSCHを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから12番目のSC-FDMAシンボルからsPUSCHを伝送し、番号nのサブフレームあるいは短TTIに対してk=4個の短TTI単位の長さおよびm2=0個のSC-FDMAシンボルだけ遅延した時間領域位置でDMRSを伝送し、すなわち、番号nのサブフレームあるいは短TTIから7番目のSC-FDMAシンボルからDMRSを伝送する。もちろん、端末3は、他の番号のサブフレームあるいは短TTIにてUL grant 3を伝送して、m1およびm2の値を調整することにより、前記時間領域位置でのsPUSCHおよびDMRSの伝送を同様に実現することもできる。
【0087】
前記実施形態では、基地局は、端末にsPUSCH伝送が連続して複数存在すると判定した場合、該端末における複数のsPUSCH伝送の間でDMRSを伝送するように指示することもできる。例えば、
図6に示すスケジューリングのように、そのsPUSCHおよびDMRSのスケジューリングシーケンスは上記と同様であり、ここで省略する。
【0088】
前記実施形態では、スケジューリングシーケンスを他の方式として定義した場合も同様で実現できるため、ここで省略する。ただし、DMRSの伝送タイミングがsPUSCHよりも前の場合、m2の値は負の値になることが可能である。sPUSCHの全部または一部をsPUCCHに置き換える場合、対応するUL grantをDL grantに置き換える以外、同様であり、ここで省略する。
【0089】
実施形態では、標準プロトコルにおいて、
図7及び
図8に示す2種類のDMRSパターンが予め定義されており、基地局は、当時のタイムスロットの実際のスケジューリング状況に基づいて、1つのDMRSパターンを選び、下り制御チャネルを介して端末に通知することができる。端末は、下り制御チャネルで通知されたDMRSパターンに従って1スロット内のDMRS位置を決定し、スケジューリングシーケンスに従ってsPUSCHの伝送位置を決定することができる。
【0090】
前記実施形態では、DL sTTIとUL sTTIとは同一の周波数リソースを使用してもよく、つまりTDD方式となり、または異なる周波数リソースを使用してもよく、つまりFDD方式となる。このため、本開示の方法は、TDDおよびFDDシステムの両方にも適用される。
【0091】
実施形態では、
図9に示すように、端末900は、下り制御チャンネルを受信する受信モジュール901と、前記下り制御チャンネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定する第1決定モジュール902とを備える。
【0092】
本実施形態では、オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する。
【0093】
本実施形態では、オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0094】
本実施形態では、オプションとして、前記端末は、第1設定モジュールをさらに備え、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定ことを含むされた値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第1設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義すし、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0095】
本実施形態では、オプションとして、前記端末は、複数の上りDMRSパターンを予め定義する第2設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0096】
本実施形態では、オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を前記下り制御チャネルに従って決定する。
【0097】
本実施形態では、オプションとして、sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0098】
本実施形態では、オプションとして、前記端末は、第3設定モジュールをさらに備え、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第3設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0099】
本実施形態では、オプションとして、複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0100】
本実施形態では、オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0101】
本実施形態では、下り制御チャネルを介して上り伝送のDMRSの位置を取得し、sPUSCH/sPUCCHの伝送状況に基づいてDMRSの挿入位置を決定する。そして、短TTI伝送のDMRSによるオーバーヘッドが低減されるとともに、DMRSの復調性能が改善される。
【0102】
実施形態では、
図10に示すように、基地局100は、上りDMRSの伝送位置を決定するための第2決定モジュール1001と、下り制御チャンネルを送信して、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知するための通知モジュール1002とを備える。
【0103】
本実施形態では、オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネルs(PUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する。
【0104】
本実施形態では、オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0105】
本実施形態では、オプションとして、前記基地局は、第4設定モジュールをさらに備え、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nは自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第4設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0106】
本実施形態では、オプションとして、前記基地局は、複数の上りDMRSパターンを予め定義する第5設定モジュールをさらに備え、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
本実施形態では、オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、前記第2決定モジュールはさらに、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知する
【0107】
本実施形態では、オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0108】
本実施形態では、オプションとして、前記基地局は、第6設定モジュールをさらに備え、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、前記第6設定モジュールが、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルである。
【0109】
本実施形態では、オプションとして、複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0110】
本実施形態では、オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0111】
本実施形態では、下り制御チャネルを介して上り伝送のDMRSの位置を取得し、sPUSCH/sPUCCHの伝送状況に基づいてDMRSの挿入位置を決定する。そして、短TTI伝送のDMRSによるオーバーヘッドが低減されるとともに、DMRSの復調性能が改善される。
【0112】
実施形態では、
図11に示すように、別の構成として、本開示の実施形態は、第1プロセッサ1104の制御でデータを送受信し、具体的には下り制御チャンネルを受信する第1トランシーバ1101と、第1メモリ1105内のプログラムを読み取り、下り制御チャネルに従って上り復調基準信号(DMRS)の伝送位置を決定するというプロセスを実行する第1プロセッサ1104とを備える端末を提供する。
【0113】
図11では、バスアーキテクチャ(第1バス1100と表す)は任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含むことができ、第1バス1100は、第1プロセッサ1104を代表とする1つまたは複数のプロセッサ、および第1メモリ1105を代表とするメモリなどの様々な回路を互いに接続する。第1バス1100は、当技術分野で知られているように、外部機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの他の様々な回路を接続することもできるので、ここではこれ以上説明しない。第1バスインタフェース1103は、第1バス1100と第1トランシーバ1101との間のインタフェースを提供する。第1トランシーバ1101は、伝送媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する、例えば複数の受信器および送信器のような1つまたは複数の素子とすることができる。第1プロセッサ1104によって処理されたデータは、第1トランシーバ1101および第1アンテナ1102によって無線媒体を介して送信される。さらに、第1アンテナ1102は、データを受信し、第1トランシーバ1101を介して第1プロセッサ1104に送信する。
【0114】
第1プロセッサ1104は、第1バス1100の管理および通常の処理を担当し、計時、外部インタフェース、電圧調整、電源管理、および他の制御機能を含む様々な機能も提供することができる。第1メモリ1105は、第1プロセッサ1104が動作する際に使用するデータに用いられることができる。具体的には、第1プロセッサ1104は、CPU、ASIC、FPGA、またはCPLDであってもよい。
【0115】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。
【0116】
オプションとして、第1プロセッサ1104はさらに、下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を、下り制御チャネルに従って決定するように構成される。
【0117】
オプションとして、sPUSCH及びDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0118】
オプションとして、第1プロセッサ1104はさらに、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示するように構成され、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0119】
オプションとして、第1プロセッサ1104はさらに、複数の上りDMRSパターンを予め定義するように構成され、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0120】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。
【0121】
オプションとして、第1プロセッサ1104はさらに、前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定するように構成される。
【0122】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0123】
オプションとして、第1プロセッサ1104はさらに、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0124】
オプションとして、複数の端末時分割多重(TDM)が異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0125】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0126】
実施形態では、
図12に示すように、別の構成として、本開示の実施形態は、第2プロセッサ1204の制御でデータを送受信し、具体的には下り制御チャンネルを送信する第2トランシーバ1201と、第2メモリ1205内のプログラムを読み取り、上りDMRSの伝送位置を決定するというプロセスを実行する第2プロセッサ1204とを備える基地局を提供する。
【0127】
図12では、バスアーキテクチャ(第2バス1200と表す)は任意の数の相互接続されたバスおよびブリッジを含むことができ、第2バス1200は、第2プロセッサ1204を代表とする1つまたは複数のプロセッサ、および第2メモリ1205を代表とするメモリなどの様々な回路を互いに接続する。第2バス1200は、当技術分野で知られているように、外部機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの他の様々な回路を接続することもできるので、ここではこれ以上説明しない。第2バスインタフェース1203は、第2バス1200と第2トランシーバ1201との間のインタフェースを提供する。第2トランシーバ1201は、伝送媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する、例えば複数の受信器および送信器のような1つまたは複数の素子とすることができる。第2プロセッサ1204によって処理されたデータは、第2トランシーバ1201および第2アンテナ1202によって無線媒体を介して送信される。さらに、第2アンテナ1202は、データを受信し、第2トランシーバ1201を介して第2プロセッサ1204に送信する。
【0128】
第2プロセッサ1204は、第2バス1200の管理および通常の処理を担当し、計時、外部インタフェース、電圧調整、電源管理、および他の制御機能を含む様々な機能も提供することができる。第2メモリ1205は、第2プロセッサ1204が動作する際に使用するデータに用いられることができる。具体的には、第2プロセッサ1204は、CPU、ASIC、FPGA、またはCPLDであってもよい。
【0129】
オプションとして、前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。
【0130】
オプションとして、第2プロセッサ1204はさらに、下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知するように構成される。
【0131】
オプションとして、前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0132】
オプションとして、第2プロセッサ1204はさらに、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示する構成され、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0133】
オプションとして、第2プロセッサ1204はさらに、複数の上りDMRSパターンを予め定義するように構成され、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置、または、DMRSと短TTIとの相対位置関係を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示される。
【0134】
オプションとして、下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルである。
【0135】
オプションとして、第2プロセッサ1204はさらに、前記基地局によって、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知するように構成される。
【0136】
オプションとして、前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する。
【0137】
オプションとして、第2プロセッサ1204はさらに、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であり、または、番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームあるいは短TTIにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示するように構成され、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、短TTIあるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である。
【0138】
オプションとして、複数の端末TDMが異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0139】
オプションとして、端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される。
【0140】
「実施形態」または「一実施形態」という用語は、実施例に関する特定の特徴、構造または特性が本公開の少なくとも1つの実施例に含まれることを表す。このため、明細書全体に現れた「実施形態では」あるいは「一実施形態では」は必ずしも同じ実施例を指すとは限らない。なお、これらの特定の特徴、構造または特性は1つまたは複数の実施例に任意に組み合わせることができる。
【0141】
本開示の様々な実施形態において、上述したプロセスの番号の大小は、実行順序を意味するものではなく、各プロセスの実行順序は、その機能および内部ロジックによって決定されるべきであり、本開示の実施形態の実現を制限するのではない。
【0142】
さらに、「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書では交換可能に使用される。
【0143】
明細書における「および/または」という用語は、関連対象の関連関係を記述するために使用され、例えば、Aおよび/またはBは、Aが独立に存在する、A及びBが同時に存在する、またはBが独立に存在するという3つの状況を表す。さらに、文字「/」は、一般に、前後の関連対象が「または」関係にあることを表す。
【0144】
本明細書で提供される実施形態において、「Aに対応するB」は、BがAに関連し、BがAに基づいて確定されることができることを表す。しかしながら、Aに基づいてBを確定することは、BがAに基づいてのみ確定されることを意味するのではなく、Aおよび/または他の情報に基づいて確定されてもよいことを理解されたい。
【0145】
本出願の実施形態において、開示される方法および装置は、他の方法で実施され得ることを理解されたい。例えば、上記の装置の実施形態は単なる例示であり、例えば、ユニットの区分は論理的な機能区分のみで、実際の実装では、複数のユニットや構成要素を組み合わせたり、 別のシステムに統合することも、一部の機能を無視することも、実行しないこともできる。さらに、本明細書に示されまたは論じられた結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェース、デバイスまたはユニットを介する間接的な結合または通信接続であってもよく、電気的、機械的または他の方法であってもよい。
【0146】
さらに、本開示の様々な実施形態における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットに物理的に別々に含まれてもよく、さらに、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。上記の統合ユニットは、ハードウェアの形態で、またはハードウェアとソフトウェア機能ユニットの形態で具現化することができる。
【0147】
上記ソフトウェア機能ユニットの形態で具現化された統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に格納することができる。上記のソフトウェア機能部は、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク側のデバイスなど)に、本開示の様々な実施形態の送受信方法の一部を実行させるための複数の命令を含む。上記記憶媒体には、プログラムコードを格納することができるUディスク、モバイルハードディスク、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク、光ディスクなどの媒体が含まれる。
上記は、本開示の好ましい実施形態であり、当業者は、本開示の原理から逸脱することなく、いくつかの改善および修正を行うことができる。これらの改善および修正は本開示の保護の範囲内である。
【手続補正書】
【提出日】2022-02-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上りDMRSの伝送位置を動的に決定する方法であって、
端末が下り制御チャネルを受信することと、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上り復調基準信号DMRSの伝送位置を決定することとを含み、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、
複数の上りDMRSパターンを予め定義し、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示されることを含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、
番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
こと含むことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記端末が前記下り制御チャネルに従って上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記端末が、前記下り制御チャネルに従って、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法において、
複数の端末が時分割多重TDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSの伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示されること、及び/又は、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される、
ことを特徴とする方法。
【請求項9】
上りDMRSの伝送位置を動的に決定するための方法であって、
基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することと、
基地局が下り制御チャンネルを送信して、前記上り復調基準信号DMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知することを含み、
前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、
複数の上りDMRSパターンを予め定義し、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示されることを含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、上りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、
前記基地局が、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされた短縮物理上り共有チャネル(sPUSCH)のDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法において、
前記sPUSCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法において、
番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUSCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームにて伝送され、上りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUSCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルによってスケジューリングされたsPUSCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項13】
請求項9に記載の方法において、
前記下り制御チャネルは、下りDCIフォーマットを使用する下り制御チャネルであり、
前記基地局が上りDMRSの伝送位置を決定することは、前記基地局が、前記下り制御チャネルに対応するACK/NACKフィードバック情報を伝送するsPUCCHのDMRSの伝送位置を決定し、前記DMRSの伝送位置を確定するための情報を前記下り制御チャネルによって端末に通知することを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
前記sPUCCHとDMRSは異なるスケジューリングシーケンスを使用する
ことを特徴とする方法。
【請求項15】
請求項14に記載の方法において、
番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2あるいはn+k+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1+m1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2あるいはn+k2+m1+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m1、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m1、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k1の時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記sPUCCHのDMRSをn+k2+m2の時間領域位置で伝送し、ただし、k1、k2は予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、m2は前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k1、k2、m2の単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数であること、
または、番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+kの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、あるいは番号nのサブフレームにて伝送され、下りDCIフォーマットを用いる下り制御チャネルによりn+k+mの時間領域位置で伝送されるsPUCCHをスケジューリングすることを予め定義し、前記下り制御チャネルに対応するsPUCCH伝送が存在するサブフレームあるいはタイムスロットにおけるSC-FDMAシンボルの番号であるDMRSインデックス位置を前記下り制御チャネルにて指示し、ただし、kは予め定義された値、または事前設定された値、または前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、mは前記下り制御チャンネルによって通知された値であり、k、mの単位はサブフレーム、あるいはSC-FDMAシンボルであり、nが自然数である
ことを含むことを特徴とする方法。
【請求項16】
請求項9に記載の方法において、
複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSの伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示されること、及び/又は、
端末が複数の上り短TTI伝送に連続してスケジューリングされた場合、DMRSを該端末がスケジューリングされた複数の上り短TTIの間で伝送するように前記下り制御チャンネルによって指示される
ことを特徴とする方法。
【請求項17】
メモリと、トランシーバと、プロセッサと、を備え、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行する:
下り制御チャネルを受信する;
下り制御チャネルに従って、上り復調基準信号DMRSの伝送位置を決定する、
プロセッサが、メモリに記憶されるプログラムを読み取って、
複数の上りDMRSパターンを予め定義し、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示されることを実行する、
ことを特徴とする端末。
【請求項18】
メモリと、トランシーバと、プロセッサと、を備え、
前記トランシーバは、プロセッサの制御でデータを送受信するように構成され、
前記プロセッサは、メモリ内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行する:
上り復調基準信号DMRSの伝送位置を決定する;
下り制御チャネルを送信し、前記上りDMRSの伝送位置を確定するための情報を端末に通知する、プロセッサが、メモリに記憶されるプログラムを読み取って、
複数の上りDMRSパターンを予め定義し、各DMRSパターンは、1つのサブフレームあるいはタイムスロットにおける各短TTIの分割およびDMRSの所在位置を少なくとも含み、予め定義された複数の上りDMRSパターンのうちの1つが前記下り制御チャネルの指示フィールドにて指示されることを実行する、
ことを特徴とする基地局。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
オプションとして、複数の端末が時分割多重(TDM)で異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0027】
オプションとして、複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】
オプションとして、複数の端末が時分割多重(TDM)で異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0047】
オプションとして、複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0065】
前記M1とM2は異なっているので、sPUCCHおよびDMRSに対してそれぞれに、予め定義するか、事前に設定するか、または下り制御チャネルによって通知する必要がある。オプションとして、本実施形態では、複数の端末が時分割多重(TDM)で異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置、例えば1つのタイムスロット/サブフレームにおける1つ目のシンボル、または1つのタイムスロット/サブフレームにおける他の位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0078
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0078】
オプションとして、本実施形態では、複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置、例えば1つのタイムスロット/サブフレームにおける1つ目のシンボル、または1つのタイムスロット/サブフレームにおける他の位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0099】
本実施形態では、オプションとして、複数の端末が時分割多重(TDM)で異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0109
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0109】
本実施形態では、オプションとして、複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0124】
オプションとして、複数の端末が時分割多重(TDM)で異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0138
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0138】
オプションとして、複数の端末がTDMで異なる上り短TTI伝送を用いた場合、複数の上り短TTI伝送は同じ時間領域位置を共有してDMRSを伝送し、そのうち、1つのタイムスロット/サブフレームにおけるDMRSを伝送するための特定位置が前記下り制御チャンネルによって指示される。
【外国語明細書】