(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022062319
(43)【公開日】2022-04-20
(54)【発明の名称】鞄形状保持装置
(51)【国際特許分類】
A45C 13/02 20060101AFI20220413BHJP
A45C 13/00 20060101ALI20220413BHJP
【FI】
A45C13/02 E
A45C13/00 Z
A45C13/02 H
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020170240
(22)【出願日】2020-10-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-05-26
(71)【出願人】
【識別番号】520391491
【氏名又は名称】濱谷 伸弘
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【弁理士】
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】濱谷 伸弘
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA05
3B045AA35
3B045AA52
3B045EA02
3B045GA01
3B045GA02
3B045GA03
3B045GB01
3B045GB04
3B045GC01
3B045LA10
(57)【要約】
【課題】再利用することができ、かつ、簡便に鞄の形状を保持することを可能とする鞄形状保持装置を提供することである。
【解決手段】鞄形状保持装置10は、外部から内部に空気を流入させて膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄の内部に挿入して起立可能な形状を有する膨張収縮部12と、膨張収縮部12上に設けられ、膨張収縮部12の内部に空気を流入させ、又は、膨張収縮部12の内部から空気を流出させるための空気栓部14と、を備え、膨張収縮部12は、鞄8の内部の底部上に起立するための平坦面を有する底面部12Bと、鞄8の内部の形状に沿うような外形を有し、底面部12Bから天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する本体部12Aと、を含むことを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から内部に空気を流入させて膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄の内部に挿入して起立可能な形状を有する膨張収縮部と、
前記膨張収縮部上に設けられ、前記膨張収縮部の内部に空気を流入させ、又は、前記膨張収縮部の内部から前記空気を流出させるための空気栓部と、
を備え、
前記膨張収縮部は、
前記鞄の内部の底部上に起立するための平坦面を有する底面部と、
前記鞄の内部の形状に沿うような外形を有し、前記底面部から天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する本体部と、
を含むことを特徴とする鞄形状保持装置。
【請求項2】
請求項1に記載の鞄形状保持装置において、
前記底面部に設けられ、前記本体部の起立を安定させる錘部を備えることを特徴とする鞄形状保持装置。
【請求項3】
請求項2に記載の鞄形状保持装置において、
前記底面部に設けられ、前記錘部を収納するための収納部を含むことを特徴とする鞄形状保持装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の鞄形状保持装置において、
前記本体部に設けられ、前記鞄に関する付属部品を収納するためのポケット部を含むことを特徴とする鞄形状保持装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞄形状保持装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、百貨店などの店舗において、鞄を展示して販売されている。鞄の材質などによっては柔らかい鞄もあり、型崩れなどを起さないようにするために、紙などで構成された詰め物が挿入されている。
【0003】
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、鞄体、バッグ体の詰め物の型くずれ防止、抗菌、防カビ、防湿において、前記詰め物は、和紙体でもって所要形状に形成し、該所要形状を前記鞄体、バック体が、同色・同柄で形成され、該鞄体、バッグ体の中の詰め物は、鞄、バッグ体と1対の型くずれ防止、抗菌、防カビ、防湿具が開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、旅行鞄に設けられた中敷きの一方の面に複数の袋体が取り付けられ、前記各袋体は、それぞれ空気挿入口を有し、前記旅行鞄の収納物の間の隙間に対向する前記袋体の空気挿入口に空気が注入されることを特徴とする旅行鞄用荷崩れ防止具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3209668号公報
【特許文献2】特開2017-221358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
紙製の詰め物などを用いると、一つの鞄に使用した後は、破れてしまうなど劣化することがあるため、他の鞄に再利用しづらいという課題がある。また、紙製の詰め物は、作業員が手作業で多数の紙を丸める必要があるため、手間がかかるという課題もある。
【0007】
本発明の目的は、再利用することができ、かつ、簡便に鞄の形状を保持することを可能とする鞄形状保持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る鞄形状保持装置は、外部から内部に空気を流入させて膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄の内部に挿入して起立可能な形状を有する膨張収縮部と、前記膨張収縮部上に設けられ、前記膨張収縮部の内部に空気を流入させ、又は、前記膨張収縮部の内部から前記空気を流出させるための空気栓部と、を備え、前記膨張収縮部は、前記鞄の内部の底部上に起立するための平坦面を有する底面部と、前記鞄の内部の形状に沿うような外形を有し、前記底面部から天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する本体部と、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る鞄形状保持装置において、前記底面部に設けられ、前記本体部の起立を安定させる錘部を備えることが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る鞄形状保持装置において、前記底面部に設けられ、前記錘部を収納するための収納部を含むことが好ましい。
【0011】
また、本発明に係る鞄形状保持装置において、前記本体部に設けられ、前記鞄に関する付属部品を収納するためのポケット部を含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、再利用することができて、簡便に鞄の形状を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置を示す図である。
【
図2】本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置の第1変形例を示す図である。
【
図3】本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置の第2変形例及び第3変形例を示す図である。
【
図4】本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置の第4変形例を示す図である。
【
図5】本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置の第5変形例、第6変形例及び第7変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0015】
図1は、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10を示す図である。
図2は、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第1変形例の鞄形状保持装置10aを示す図である。
【0016】
図3は、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第2変形例の鞄形状保持装置10b及び第3変形例の鞄形状保持装置10cを示す図である。
図4は、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第4変形例の鞄形状保持装置10dを示す図である。
【0017】
図5は、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第5変形例の鞄形状保持装置10e、第6変形例の鞄形状保持装置10f、及び、第7変形例の鞄形状保持装置10gを示す図である。
【0018】
本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10は、鞄8の内部に挿入させて鞄8の形状を保持するための装置である。鞄形状保持装置10は、膨張収縮部12と、空気栓部14とを備えている。
【0019】
ここで、鞄8は、比較的柔らかい材質で構成されており、ここでは、自立しづらい構造のものであるとして説明するが、鞄形状保持装置10は、自立する鞄であっても型崩れなど起さないように形状保持するのに適している。
【0020】
また、鞄8は、
図1(b)に示されるように、肩掛けストラップ7が着脱可能な鞄であるものとして説明するが、ストラップ7ではなく、固定して取り付けられている取っ手を有する鞄であってもよい。
【0021】
膨張収縮部12は、空気入れ器2などを用いて注入した空気を利用して膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄8の内部に挿入して起立可能な形状を有する部材である。
【0022】
膨張収縮部12は、適度な柔軟性及び強度を有する材質、例えば、ウレタン、ベルベット、ポリエステルなどを用いて構成することができるが、適宜変更可能である。
【0023】
膨張収縮部12は、本体部12Aと、底面部12Bとを備えている。底面部12Bは、鞄8の内部の底部上に起立するための平坦面を有する。ここでは、底面部12Bは、略矩形形状を有するものとして説明するが、もちろん、適宜変更可能である。
【0024】
本体部12Aは、鞄8の内部の形状に沿うような外形を有し、底面部12Bから天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する。具体的には、本体部12Aは、
図1(a)の斜視図に示されるように、側面が台形形状を有する四角錘台の部材である。
【0025】
空気栓部14は、膨張収縮部12上に設けられ、膨張収縮部12の内部に空気を流入させ、又は、膨張収縮部12の内部から空気を流出させるための栓部材である。空気栓部14は、
図1(a)に示されるように、本体部12Aの上部に取り付けられるものとして説明するが、もちろん、その他の場所に取り付けられてもよい。
【0026】
空気栓部14は、空気入れ器2の先端部を押し付けることで開弁して、本体部12Aの内部に空気を流入させ、その後、空気入れ器2を取り外すことで閉弁する逆止弁を有している。空気栓部14は、例えば、浮き輪に空気を入れるために用いられる空気栓と同様の構造を適用することができる。
【0027】
続いて、上記構成の鞄形状保持装置10の作用について説明する。一般的に、百貨店などの店舗において、鞄8を展示して販売されることがある。鞄8は、柔らかい素材で構成されることがあり、自立しないものも存在する。このような鞄8を綺麗に起立させた状態で展示して販売することが好ましい。
【0028】
上記のように起立させるために、従来、紙等を丸めた詰め物を複数形成する必要があった。これらの詰め物は、複数形成する必要があり、手作業で行われているため、時間と工数が必要であった。
【0029】
また、紙で作った詰め物は、一度、使うと破れてしまうなど、破損することがあるため、再利用できないという課題があった。このような課題に対し、鞄形状保持装置10は顕著な効果を発揮する。
【0030】
収縮した鞄形状保持装置10の空気栓部14の空気入れ器2の先端部を突き刺し、空気栓部14を開弁する。そして、空気入れ器2の操作部を操作して、鞄形状保持装置10の膨張収縮部12内に空気を入れる。これにより、
図1(a)に示されるように、膨張収縮部12が四角錘台の形を形成する。
【0031】
このように、膨張収縮部12を膨張させた状態で、
図1(c)に示されるように、鞄8の内部に鞄形状保持装置10を挿入し、膨張収縮部12の底面と、鞄8の底面とを当接させる。
【0032】
ここで、膨張収縮部12は、自立可能な四角錘台であるため、鞄8が柔らかい素材で形成されていた場合であっても、形を保持したまま起立させることができる。これにより、綺麗な見た目の状態で鞄8を販売することができる。
【0033】
また、鞄8の販売を終えて、形状の保持が必要なくなった場合は、膨張収縮部12の内部から空気を排出させて、膨張収縮部12を収縮させて、鞄形状保持装置10をコンパクトにすることができる。したがって、複数枚の鞄形状保持装置10を省スペースで収納することができる。
【0034】
さらに、一旦、収納した鞄形状保持装置10に対し、空気入れ器2を用いて、膨張収縮部12を膨張させて鞄8の内部に挿入して、鞄8の形状保持に使うことができるため、再利用することもできる。
【0035】
上記のように、鞄形状保持装置10によれば、鞄8の型崩れを防止するとともに自立困難な鞄8を起立させるだけでなく、膨張収納部12内に入れる空気量を調整することでサイズの異なる鞄にも対応することができる。また、鞄形状保持装置10によれば、紙やプラスチックなどの活用を減らしてエコロジーに貢献することができる。
【0036】
また、鞄形状保持装置10によれば、従来のように、手作業で紙を丸める必要がないため、作業時間を大幅に削減することができる。さらに、鞄形状保持装置10によれば、膨張収納部12は、素材は耐久性に優れたウレタン、ベルベット、ポリエステル、PVC、紙素材などから適宜選択して使用することができ、プリントやオリジナル製品を作ることもできる。
【0037】
鞄形状保持装置10によれば、膨張収縮部12の本体部12Aは上部に向けて先細り形状であるため、鞄8のストラップ7を取り外して、
図1(C)に示されるように、鞄8内部と本体部12Aとの間に形成される隙間にストラップ7を収納することができる。
【0038】
次に、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第1変形例の鞄形状保持装置10aについて説明する。鞄形状保持装置10aには、鞄形状保持装置10に対して、天井側の上面部の面積が大きく、
図2(a)に示されるように、ストラップ7などを拘束できるように、伸縮性素材で形成された結束収納バンド13aが設けられている。
【0039】
また、鞄形状保持装置10aには、側面側に示されるように鞄8の付属部品などを収納するためのメッシュポケット16aを設けてもよい。
【0040】
鞄形状保持装置10aを用いても、空気栓部14aから内部に対して空気を出し入れし、膨張収縮部12aを膨張又は収縮させることで、鞄8の形状を保持することができるという顕著な効果を奏する。
【0041】
次いで、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第2変形例の鞄形状保持装置10bについて説明する。鞄形状保持装置10bは、鞄形状保持装置10,10aのように四角錘台形状ではなく、側面が馬蹄形形状を有している。鞄形状保持装置10bは、リュックやバックパックなどの内部形状に沿って形成することが好ましい。
【0042】
鞄形状保持装置10bを用いても、空気栓部14bから内部に対して空気を出し入れし、膨張収縮部12bを膨張又は収縮させることで、リュックやバックパックなどの形状を保持することができるという顕著な効果を奏する。
【0043】
次に、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第3変形例の鞄形状保持装置10cについて説明する。鞄形状保持装置1cbは、鞄形状保持装置10,10aのように四角錘台形状ではなく、側面が略三角形状を有している。略三角形状とは、等辺部が
図3(b)に示されるように丸みを帯びた三角形を意味する。
【0044】
鞄形状保持装置10cを用いても、空気栓部14cから内部に対して空気を出し入れし、膨張収縮部12cを膨張又は収縮させることで、鞄やリュックなどの形状を保持することができるという顕著な効果を奏する。
【0045】
次いで、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第4変形例の鞄形状保持装置10dについて説明する。鞄形状保持装置10dは、鞄形状保持装置10dと同様の形状を有し、底面部に錘部18dが設けられている点である。
【0046】
錘部18dは、本体部12dの底面部に設けられ、本体部12dの起立を安定させる錘部材である。錘部18dは、所定の重さを有する材質で構成されるプレート部材である。また、錘部18dは、本体部12dの底面部12Bに設けられ、錘部18dを収納するための収納部を含む。
【0047】
鞄形状保持装置10dを用いても、空気栓部14dから内部に対して空気を出し入れし、膨張収縮部12dを膨張又は収縮させることで、鞄やリュックなどの形状を保持することができるという顕著な効果を奏する。
【0048】
さらに、鞄形状保持装置10dによれば、底部に錘部18dが設けられているため、重心が底部になるため、安定して起立させることができるという利点がある。また、
図4(b)に示されるように、収納時は、錘部18dのプレートを中心に巻き付けることでコンパクトにすることができる。
【0049】
次に、本発明に係る実施形態の鞄形状保持装置10の第5変形例の鞄形状保持装置10e、第6変形例の鞄形状保持装置10f、及び、第7変形例の鞄形状保持装置10gについて説明する。これらの特徴は、膨張収縮部12e,12f,12gの外形が略長方形を有している点である。
【0050】
鞄形状保持装置10f、10gについては、膨張収縮部12f、12gがそれぞれ2つ設けられており、面ファスナー15f,15gを用いて縦方向又は横方向に連結されている。
【0051】
このような略長方形の膨張収縮部12e,12f,12gを用いることでリュックやトートバックなどに適用することができ、面ファスナー15f,15gのように分離可能な構造により、仕切りのある鞄などにも片方ずつ使用することができる。また、縦型のリュックの底から半分だけ使いたい場合、ナップサック等、上方部分を縛る形状の物に使用可能である。また、鞄形状保持装置10及び各変形例は、空気量を調整する事でサイズ調整が可能で汎用性があり、型は球体や樽型、筒状等、作成可能である。
【符号の説明】
【0052】
2 空気入れ器、7 ストラップ、8 鞄、10,10a,10b,10c,10d,10f,10g 鞄形状保持装置、12 膨張収縮部、12 空気栓部、12A 本体部、12B 底面部、12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g 膨張収縮部、13a 結束収納バンド、14,14a,14b,14c,14d 空気栓部、15f,15g 面ファスナー、16a メッシュポケット、18d 錘部。
【手続補正書】
【提出日】2021-02-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から内部に空気を流入させて膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄の内部に挿入して起立可能な形状を有する膨張収縮部と、
前記膨張収縮部上に設けられ、前記膨張収縮部の内部に空気を流入させ、又は、前記膨張収縮部の内部から前記空気を流出させるための空気栓部と、
を備え、
前記膨張収縮部は、
前記鞄の内部の底部上に起立するための平坦面を有する底面部と、
前記鞄の内部の形状に沿うような外形を有し、前記底面部から天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する本体部と、
を含む鞄形状保持装置であって、
前記底面部に設けられ、前記本体部の起立を安定させる錘部を備えることを特徴とする鞄形状保持装置。
【請求項2】
請求項1に記載の鞄形状保持装置において、
前記底面部に設けられ、前記錘部を収納するための収納部を含むことを特徴とする鞄形状保持装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の鞄形状保持装置において、
前記本体部に設けられ、前記鞄に関する付属部品を収納するためのポケット部を含むことを特徴とする鞄形状保持装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本発明に係る鞄形状保持装置は、外部から内部に空気を流入させて膨張し、内部から外部に空気を流出させて収縮し、膨張時に鞄の内部に挿入して起立可能な形状を有する膨張収縮部と、前記膨張収縮部上に設けられ、前記膨張収縮部の内部に空気を流入させ、又は、前記膨張収縮部の内部から前記空気を流出させるための空気栓部と、を備え、前記膨張収縮部は、前記鞄の内部の底部上に起立するための平坦面を有する底面部と、前記鞄の内部の形状に沿うような外形を有し、前記底面部から天井側に向って先細りとなるテーパ形状を有する本体部と、を含む鞄形状保持装置であって、前記底面部に設けられ、前記本体部の起立を安定させる錘部を備えることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【補正の内容】