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特開2022-62674懸濁性顆粒及びそれを用いた懸濁用顆粒製剤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022062674
(43)【公開日】2022-04-20
(54)【発明の名称】懸濁性顆粒及びそれを用いた懸濁用顆粒製剤
(51)【国際特許分類】
   A61K 47/36 20060101AFI20220413BHJP
   A61K 47/26 20060101ALI20220413BHJP
   A61K 9/16 20060101ALI20220413BHJP
   A61K 31/4439 20060101ALI20220413BHJP
   A61P 1/04 20060101ALI20220413BHJP
【FI】
A61K47/36
A61K47/26
A61K9/16
A61K31/4439
A61P1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021148979
(22)【出願日】2021-09-13
(31)【優先権主張番号】63/089,138
(32)【優先日】2020-10-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】000209049
【氏名又は名称】沢井製薬株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】中道 克樹
(72)【発明者】
【氏名】中谷 匡利
(72)【発明者】
【氏名】橋本 悠作
【テーマコード(参考)】
4C076
4C086
【Fターム(参考)】
4C076AA31
4C076BB01
4C076CC16
4C076DD29
4C076DD43
4C076DD60
4C076DD67
4C076EE16
4C076EE32
4C076EE58
4C076FF06
4C076FF33
4C076FF43
4C076GG47
4C086AA01
4C086AA02
4C086BC39
4C086GA07
4C086GA08
4C086MA02
4C086MA03
4C086MA04
4C086MA41
4C086MA52
4C086NA04
4C086ZA68
(57)【要約】
【課題】
水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒を提供する。又は、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒を含む製剤を提供する
【解決手段】
本発明の一実施形態によると、キサンタンガムとトレハロースとを含む顆粒が提供される。また、一実施形態において、キサンタンガムとトレハロースとを含む顆粒と、原薬含有粒子と、を含む製剤が提供される。本発明の一実施形態によると、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒が提供される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キサンタンガムと、トレハロースと、を含む顆粒。
【請求項2】
キサンタンガムと、トレハロースと、を含む顆粒と、
原薬含有粒子と、を含む製剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい顆粒及びそれを用いた製剤に関する。
【背景技術】
【0002】
懸濁用顆粒製剤は錠剤やカプセル剤の服用が難しい患者に適した剤形である。懸濁用顆粒製剤は服用時に水に懸濁するため、懸濁時に水に迅速に溶解すること、及びだまができにくいことが必要である。
【0003】
例えば、特許文献1には、迅速に溶解する希釈剤、キサンタンガムから選択されるゲル化剤、酸性pH調整剤、バインダー及び場合によって崩壊剤を包含し、重炭酸塩及び/又は炭酸塩を含有していない懸濁調節顆粒が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2008-525433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一実施形態は、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一実施形態は、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒を含む製剤を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によると、キサンタンガムと、トレハロースと、を含む顆粒が提供される。
【0007】
本発明の一実施形態によると、キサンタンガムと、トレハロースと、を含む顆粒と、原薬含有粒子と、を含む製剤が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によると、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒が提供される。また、本発明の一実施形態によると、水に懸濁させた際に、迅速に溶解し、だまができにくい懸濁用の顆粒を含む製剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一試験例の懸濁性顆粒の粘度の評価結果を示す図である。
図2】本発明の一実施例の懸濁性顆粒の粘度の評価結果を示す図である。
図3】本発明の一実施例の懸濁液の調製のしやすさについての評価結果を示す図である。
図4】本発明の一実施例の懸濁液の均一性についての評価結果を示す図である。
図5】本発明の一実施例の懸濁液の粘性についての評価結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明に係る顆粒及びそれを用いた製剤について説明する。なお、本発明の顆粒及びそれを用いた製剤は、以下に示す実施の形態及び実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態及び後述する実施例で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0011】
[懸濁性顆粒]
一実施形態において、懸濁性顆粒は、原薬含有粒子を水に懸濁するための組成物で構成された粒子である。一実施形態において、懸濁性顆粒は、キサンタンガムとトレハロースとを含む。本懸濁性顆粒は、キサンタンガムとトレハロースとを含むことにより、水に添加すると、迅速に溶解してゲル化し、安定な粘度を有する溶液となり、均質で安定な原薬含有粒子の懸濁液を形成する。このため、患者が懸濁液を容易に飲み込むことが可能となる。
【0012】
一実施形態において、懸濁性顆粒は、水に添加後、3分以内、好ましくは2分以内にゲル化する。そして、溶液中に原薬含有粒子が30分以上、安定した懸濁状態を維持できることが好ましい。一実施形態において、懸濁性顆粒が水に溶解した溶液は、剪断速度が低い時には粘度が高く(静置時には粘性が高く、原薬含有粒子が沈殿しにくい)、剪断速度が高い時には粘度が低くなる(コップを傾けた時には流れやすく、原薬含有粒子がコップ内に残留しにくい)。
【0013】
一実施形態において、本懸濁性顆粒は、キサンタンガムを含むことにより、剪断速度が低い時には粘度が高く、剪断速度が高い時には粘度が低くなる。
【0014】
一実施形態において、本懸濁性顆粒は、トレハロースを含むことにより、速やかに粘性が上昇するとともに、服用時にも粘性を維持することができる。また、本懸濁性顆粒は、懸濁液中に、だまが生じにくく、服用しやすい。
【0015】
一実施形態において、懸濁性顆粒は、崩壊剤を含んでもよい。崩壊剤としては、例えば、クロスポビドン、クロスカルメロースナトリウム、及び部分アルファ化デンプン等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0016】
一実施形態において、懸濁性顆粒は、結合剤を含んでもよい。結合剤としては、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース等を例示することができるが、これに限定されるものではない。なお、ヒドロキシプロピルセルロースには、一般に崩壊剤として利用される低置換ヒドロキシプロピルセルロースは含まれない。
【0017】
一実施形態において、懸濁性顆粒は、pH調整剤を含んでもよい。pH調整剤としては、例えば、無水クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、及びリン酸二水素ナトリウムとリン酸水素二ナトリウムの混合物等を例示することができるが、これに限定されるものではない。
【0018】
一実施形態において、懸濁性顆粒は、着色剤を含んでもよい。着色剤としては、例えば、黄色三二酸化鉄等を例示することができるが、これに限定されるものではない。
【0019】
[懸濁性顆粒の製造方法]
懸濁性顆粒は、公知の造粒法を用いて製造することができる。一実施形態において、懸濁性顆粒は、湿式造粒法を用いて製造することができる。
【0020】
[懸濁用顆粒製剤]
一実施形態において、懸濁性顆粒と、原薬含有粒子と、を含む懸濁用顆粒製剤を提供することができる。一実施形態において、本懸濁用顆粒は、原薬含有粒子と懸濁性顆粒との含有量の比率が1:1000~100:1000であることが好ましい。
【0021】
[原薬含有粒子]
本製剤において、原薬含有粒子は特には限定されないが、一実施形態において、腸溶性粒子であってもよい。また、フィルムコーティングされた腸溶性粒子であってもよい。一実施形態において、原薬含有粒子は、核となる粒子の表面に1つ以上の層が積層した多層の粒子であってもよい。一実施形態において、原薬含有粒子は、原薬としてオメプラゾ-ル、オメプラゾールのマグネシウム塩又はオメプラゾールの(-)エナンチオマーのマグネシウム塩を含んでもよい。本原薬含有粒子は、原薬含有粒子100重量%に対して、原薬を8重量%以上、15重量%以上、又は25重量%以上含むことができる。
【0022】
一実施形態において、原薬含有粒子は核として、酸化物、セルロース、有機ポリマー等から選択される1つ以上を含む水不溶性シード、又は無機塩、糖類(乳糖を除く)、ノンパレイユから選択される1つ以上を含む水溶性シードを含むことができる。
【0023】
一実施形態において、原薬含有粒子は、結合剤を含むことができる。結合剤としては、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びカルメロースナトリウム等のセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ-ル、ポリビニルアルコール、糖類(乳糖を除く)、デンプン、及び凝集性を有する医薬的に許容される添加剤を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0024】
一実施形態において、原薬含有粒子は、界面活性剤を含むことができる。界面活性剤としては、Polysorbate80等の非イオン性界面活性剤、又はラウリル硫酸ナトリウム等のイオン性界面活性剤を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0025】
一実施形態において、原薬含有粒子は、賦形剤を含むことができる。賦形剤としては、マンニトール及びリン酸二カルシウムを例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0026】
一実施形態において、原薬含有粒子は、アルカリ性添加剤を含むことができる。アルカリ性添加剤としては、リン酸、クエン酸又は弱酸の無機酸又は有機酸のナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム及びアルミニウムの塩;水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム及び水酸化マグネシウム等の制酸作用を有する添加剤;トリヒドロキシメチルアミノメタン、塩基性アミン又はアミノ酸及びそれらの塩から選択されるpH緩衝性物質を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0027】
一実施形態において、原薬含有粒子は、腸溶性コーティング層を含んでもよい。腸溶性コーティング層は、メタクリル酸共重合体、セルロースアセトフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセトサクシネート、ポリ酢酸ビニルフタレート、セルロースアセトトリメリテート、カルボキシメチルエチルセルロース、セラック等から選択される1以上を含んでもよい。
【0028】
[原薬含有粒子の製造方法]
原薬含有粒子は、公知の造粒法及び/又はコーティング法を用いて製造することができる。
【0029】
[懸濁用顆粒製剤の製造方法]
原薬含有粒子と、一実施形態に係る懸濁性顆粒と、を混合することにより懸濁用顆粒製剤を製造することができる。
【実施例0030】
[試験例1]
キサンタンガム(エコーガムRD、DSP五協フード&ケミカル株式会社)7.5g、クロスポビドン(kollidon(登録商標)CL-F、BASF)7.5g、グルコース(富士フイルム和光純薬株式会社)281.4g、ヒドロキシプロピルセルロース(Klucel(登録商標)Hydroxypropylcellulose JF、Ashland) 3g、無水クエン酸(小松屋株式会社)0.492g及び黄色三二酸化鉄0.18gを高速撹拌造粒機(FLS-GS-2J、深江パウテック)に投入し、エタノールを用いて造粒した。造粒物を流動層造粒機(MP-01型、株式会社パウレック)にて乾燥し、パワーミル(P-04S、株式会社昭和化学機械工作所)にて整粒し、試験例1の懸濁性顆粒を得た。
【0031】
[比較例1]
キサンタンガムに替えて、グアーガム(SUPERGEL CSA200/50、三晶株式会社)を用いたこと以外は、試験例1と同様の製造方法により、比較例1の懸濁性顆粒を得た。
【0032】
[比較例2]
キサンタンガムに替えて、HMペクチン(GENU PECTIN USP-H、三晶株式会社)を用いたこと以外は、試験例1と同様の製造方法により、比較例2の懸濁性顆粒を得た。
【0033】
[粘度の評価]
試験例1及び比較例1~2の懸濁性顆粒を精製水に懸濁し、以下の条件で粘度を測定した。
測定機器:モジュラーコンパクトレオメータ(MCR 302、アントンパール社)
測定治具:パラレルプレート
データポイント数:21
測定条件:剪断速度d(gamma)/dt = 0.1~1,000 1/s
温度:25℃
【0034】
測定結果を図1に示す。キサンタンガムを含有した試験例1の懸濁性顆粒では、剪断速度が低い時には粘度が高く(静置時に粘性が高く、薬物含有顆粒が沈殿しにくい)、剪断速度が高い時には粘度が低くなり(コップを傾けた時に流れやすく、残留しにくい)、懸濁性顆粒として望ましい粘性を示した。
【0035】
[実施例1]
キサンタンガム(エコーガムRD、DSP五協フード&ケミカル株式会社)7.5g、トレハロース(トレハロースP、株式会社林原)281.4g、クロスポビドン(kollidon(登録商標)CL-F、BASF)7.5g、ヒドロキシプロピルセルロース(Klucel(登録商標)Hydroxypropylcellulose LF、Ashland)3g、無水クエン酸(小松屋株式会社)0.492g及び黄色三二酸化鉄0.18gを高速撹拌造粒機(FLS-GS-2J、深江パウテック)に投入し、エタノールを用いて造粒した。造粒物を流動層造粒機(MP-01型、株式会社パウレック)にて乾燥し、パワーミル(P-04S、株式会社昭和化学機械工作所)にて整粒し、実施例1の懸濁性顆粒を得た。
【0036】
[比較例3]
トレハロースに替えて、ソルビトール(D-ソルビトール、三菱商事フードテック株式会社)を用いたこと以外は、実施例1と同様の製造方法により、比較例3の懸濁性顆粒を製造した。なお、ソルビトールは製造過程で融解してしまい、製造性が悪かった。
【0037】
[粘度の評価]
実施例1及び試験例1の懸濁性顆粒を精製水に懸濁し、上述した条件で粘度を測定した。測定結果を図2に示す。トレハロースを含む実施例1の懸濁性顆粒及びグルコースを含む試験例1の懸濁性顆粒の何れも懸濁性顆粒として望ましい粘性を示した。
【0038】
[実施例2]
キサンタンガム(エコーガムRD、DSP五協フード&ケミカル株式会社)7.5g、トレハロース(トレハロースP、株式会社林原)284.1g、クロスポビドン(kollidon(登録商標)CL-F、BASF)7.5g、ヒドロキシプロピルセルロース(Klucel(登録商標)Hydroxypropylcellulose LF、Ashland)3g、無水クエン酸(小松屋株式会社)0.492g、黄色三二酸化鉄0.18gを高速撹拌造粒機(FLS-GS-2J、深江パウテック)に投入し、エタノールを用いて造粒した。造粒物を流動層造粒機(MP-01型、株式会社パウレック)にて乾燥し、パワーミル(P-04S、株式会社昭和化学機械工作所)にて整粒し、実施例2の懸濁性顆粒を得た。また、エソメプラゾールマグネシウムと、任意の添加剤を用いて原薬含有粒子を製造した。得られた懸濁性顆粒を約3gと、原薬含有粒子約0.08gを混合し、実施例2の懸濁用顆粒製剤を調製した。ここで、原薬含有粒子は懸濁性顆粒に対し微量(約0.08g/約3g=3%弱)しか含まれておらず、微量の原薬含有粒子であれば本明細書の服用試験における懸濁用顆粒製剤の評価には影響を与えない。
【0039】
[比較例4]
比較例4として、ネキシウム懸濁用顆粒分包20mgを用いた。
【0040】
[服用試験]
実施例2と比較例4の懸濁用顆粒製剤について、被験者11名による服用試験を以下の手順で実施し、調製のしやすさ、調製時のだまのできやすさ及び服用時の粘性を視覚的評価スケール(VAS)により評価した。プラスティックカップに計量スプーンで約15mLの水を入れ、実施例2又は比較例4の懸濁用顆粒製剤を加えた。1秒間に1回転を目安に3分間かき混ぜ、得られた懸濁液を3分間静置した。その後、懸濁液を10秒間口に含み、吐き出した。
【0041】
図3~5に服用試験の結果を示す。図3は、懸濁液の調製のしやすさについての評価結果を示す。なお、図3において、p値は0.003であった。図3の結果より、トレハロースを含む実施例2の懸濁用顆粒製剤は、速やかに粘性が増加することが明らかとなった。
【0042】
図4は、懸濁液の均一性についての評価結果を示す。なお、図4において、p値は0.009であった。図4の結果より、トレハロースを含む実施例2の懸濁用顆粒製剤は、懸濁した際に、だまが生じにくいことが明らかとなった。
【0043】
図5は、懸濁液の粘性についての評価結果を示す。なお、図5において、p値は0.001であった。図5の結果より、トレハロースを含む実施例2の懸濁用顆粒製剤は、服用時の粘性が強いことが明らかとなった。
図1
図2
図3
図4
図5