(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022062692
(43)【公開日】2022-04-20
(54)【発明の名称】樹木と人間の体を電気を通す導線、繊維、パットでつなぎ、常に電位的に樹木と直接触れている状態にするもの。
(51)【国際特許分類】
D06M 10/00 20060101AFI20220413BHJP
【FI】
D06M10/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021164910
(22)【出願日】2021-10-06
(31)【優先権主張番号】P 2020179244
(32)【優先日】2020-10-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】520418802
【氏名又は名称】石瓶 聡一
(72)【発明者】
【氏名】石瓶 聡一
【テーマコード(参考)】
4L031
【Fターム(参考)】
4L031CB10
4L031DA15
(57)【要約】
【課題】樹木に手で触ったり、抱きついたりして、電位的、電気的に健康になろうという健康法があるが、それを電気的に長時間行えるようにする。
【解決手段】地面に生えている生きている樹木(1)に導線(2)を2か所以上で樹木を傷つけないように接続し(4)、それを電気を通す布団やベットマット、敷物(3)に、2か所以上で全体によく電気が通ように接続し(6)、その上に人間が寝たり、座ったりして、電気的に常に樹木に触れているようにする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電性を備えるベットマット、布団、シーツ、パット、マット、絨毯、又は衣服と、前記ベットマット、前記布団、前記シーツ、前記パット、前記マット、前記絨毯、又は前記衣服と地面に生えている樹木とをつなぐ2本以上の導線とを備える、人間が電位的に樹木に長時間接触している状態をつくりだすことを特徴とした、器具。
【請求項2】
地面に生えている樹木と2本以上の導線でつながれた導電性を備えるベットマット、布団、シーツ、パット、マット、絨毯又は衣服に人間が直接接触する、人間が電位的に樹木に長時間接触している状態をつくりだすことを特徴とした、方法。
【請求項3】
地面に生えている樹木とそれぞれ2か所以上導線で、導電性繊維、導電性器具とをつなぎ、人間が電位的に樹木に長時間接触している状態をつくりだすことを特徴とした、器具。
【請求項4】
地面に生えている樹木と2本以上の導線でつながれた導電性繊維、導電性器具に人間が人間の体と電気が通る状態で接触する、人間が電位的に樹木に長時間接触している状態をつくりだすことを特徴とした、方法
【請求項5】
地面に生えている樹木と導線で、導電性繊維、導電性器具とをつなぎ、人間が電位的に樹木に長時間接触している状態をつくりだすことを特徴とした、器具、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気を通す導線、繊維、パットなどを使って、樹木と人間が電位的に直接触れている状態をつくりだすものである。電気を通す導線、繊維、パットを通じて、人間の体の中にある、異常な電荷を地面に生えている樹木に逃がし、地面に生えている樹木と電位的に平衡になろうとするものである。直接触れているとは、絶縁体をはさまず、素手で樹木を触っているような、状態である。人間が、裸で、樹木に抱き着いているような状態である。人間と樹木の間に電気が通る状態をさす。
【背景技術】
【0002】
非特許文献1,2に開示されているように、人間が樹木に手や肌で直接触れたり、抱きついたりして、電位的、電気的に元気になろうという健康法がある。それを、導電性繊維、パットなどを使い、長時間、電位的、電気的に樹木に直接触れている状態をつくりだそうというものである。導電性繊維、パットの上に人間が、絶縁性のものをはさまないで、寝たり、座ったりすることで、人間の体の中にある異常な電荷を樹木に逃がし、樹木と長時間電位的に平衡になろうとするものである。携帯などで、炎症がおきるのを防ぐために、特許文献1がある。しかし、地面に生えている樹木の方が、電位的に、人間にとって良いものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許出願公開第2008/68773号
【特許文献2】特開2006-115677号広報
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】yahooニュースjapan2020年4月20日 木に ハグしてコロナ、ストレスを解消、は実翔されている療法だ 田中淳夫 森林ジャーナリスト
【非特許文献2】j-stage海外における森林療法の現況(2)ヨーロッパ編 上原 巌 東京農業大学
【非特許文献3】生体電位と樹木 角谷 和男 木材研究 資料 (1986)22 !-9 京都大学学術情報リポジトリ 紅
【非特許文献4】体内の電磁波を取り除く 静電気デトックス の方法 ケンカツ 2018年10月17日更新
【非特許文献5】血流は静電気デトックスでよみがえる(宝島社) 西谷 雅史
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電位的、電気的に人間が長時間樹木に直接触れている状態をつくりだし、健康増進に役立てる。非特許文献3は、樹木の温度を利用しようとするものである。だから、実施例で、ステンレスの板に絶縁体のビニールをかぶせてしまっている。これでは、樹木と長時間電位的に平衡にはならない。樹木と長時間電位的に平衡になることを目的としたものではない。樹木に直接人間が絶縁体をはさまずに接触して、樹木と電位的に平衡になることが、健康増進につながるという考えがまったくない。私たちは、類人猿から進化しており、サル、類人猿は樹木の上で暮らし、常に直接肌で樹木にふれており電位的に樹木と平衡であると考えられる。私たち人間も、樹木と電位的に平衡な状態で生きるということが自然であるという遺伝子を持っているのかもしれない。近年、携帯電話、電子機器の発達により、異常な電磁波を身体に浴び、からだにとって異常な電荷が蓄積される可能性もある。これを、地面に逃がそうとするのが、特許文献1であるが、地面に生えている樹木は、水を吸収し、植物細胞でできており、光合成も行っており、地面である、砂、土とは違った電位をもっている。人間の祖先である類人猿も、樹木の上で暮らし、土の上でずっと生きているわけではない。だから、樹木と電位的に平衡である方が、人間の健康にとって良い可能性がある。これは、未来に証明されかもしれない。非特許文献3には、樹木と地面の電位差にかんしてかかれてある。特許文献1のように、地面に接していたら、重病にならないのなら、プロサーファーは、長生きするはずである。しかし、プロサーファーで、重病で、若くして死んでいる人もいる。だから、我々は類人猿から進化したから樹木に電位的に長時間接して生きた方が、健康的である。特許文献2では、1本の導線でつながれている。1本の導線でも、たしかに、電荷は移動する。しかし、特許文献2では、絶縁体のビニールをかぶせているし、電位的なことはまったく考えず、温度だけのことを考えている。1本の導線でも良いが、効果が出にくく、電気がとおりにくい。しかし電気の通りやすい一本の導線で、樹木と、導電性繊維、導電性器具をつないで、それに、人間が絶縁体をはさまず、電気が通る状態で、長時間接触しても平衡状態にできないことはない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電気を通す繊維を使って、シーツ、ベットマット、布団などをつくり、それを電気を通す導線を使って樹木と2か所以上でつなげ、その上に人間が寝ることにより、常に電気的、電位的に人間が実際に地面に生えている樹木に直接触れている状態をつくりだす。人間の中にある、異常な電荷は、人間の表面から、導電性のシーツ、ベットマットなどを通し、導線を伝わって、樹木に逃げていく。それぞれ2か所以上でつなぐことにより、樹木と電位的に平衡な状態をつくりだすことができる。特許文献1のように、地面に逃がすのではなく、地面に生えている樹木と長時間電位的に平衡になることにより、健康増進に役立てる。直接触れているとは、人体と樹木が電気が通う状態であることを示す。人間と樹木が電流が通る状態であることを示す。また、椅子などの導電性の器具に、導線を取り付けて、その上に、電気が通る状態で、人間が直接肌で接し、健康増進にやくだてることができる。人間の体内には、正だけではなく、負の電荷もたまることがある。だから、2か所以上でつないだ方が、効果が高い。一本で一方通行では電気が流れにくい。1本でも電位的に平衡になるが、体から電荷が逃げにくく、時間がかかる。人間の中には、樹木に比べて、電位的に高い部分もあれば。低い部分もあるからである。だから、片方の導線から、樹木に電流が流れて、もう片方の導線から、人間に電流が流れることもある。もちろん人間から、樹木に1方向で電流が流れることもある。地面にはえている樹木は、地面とは違う電位をもっており、電気を通す。導電性の器具とは、人間が肌で触れる部分が、導電性でできており、そこに、樹木と導線でつなげる。電気が人間とかようものである。床も含む。導電性繊維とは、電気を通す、毛布、カーペットなどのことである。
【発明の効果】
【0007】
長時間樹木と電位的に直接触れている状態をつくりだすことにより、体の中にたまっている可能性のある異常な電荷を樹木に吸収してもらい、健康増進に役立てることができる。特許文献1のように、地面である土や砂と、水分をもち光合成をして植物細胞でできている、地面に生えている樹木とは電位が違うと考えられ、樹木長時間電位的に平衡であることは、人間の体にとって非常に良い効果を生み出すと考えられる。これは、非特許文献3にも書かれており、地面に生えている樹木は、地面とは違う、人間に体にとって良い電位をもっていると考えられる。非特許文献4,5にも樹木に触れることにより、電位的に効果があるとされ、健康増進に役立てることができると書かれてある。本発明により、長時間樹木と電位的に平衡な状態つくりだすことができる。直接外で地面に生えている樹木に長時間抱きついていなくてもだ。携帯電話や、様々な電子機器によって体内にたまった異常な電荷は、人間の体表面に移動し、導電性の布団や、マットなどを通り、導線から、樹木に入り、樹木と電位的に平衡になる。両方2か所以上導線
をつなぐことにより電位的に平衡になりやすくなる。2か所以上でつなぐことにより、より早く、より完全に樹木と電位的に平衡になることができる。2か所以上で、導線をつなぐことにより、体内から出た電流が、それらと直接肌で接している導電性繊維、器具をつたわり、片方の導線を通り、樹木の中に入っていき、逆に、樹木から出た電流が、もう一方の導線から、導電性繊維、器具を伝わり、それらと直接肌で接している人間の中に入っていく。人間の体の中の電位が、正、負、いろいろな電荷をもっているからである。1本の導線でも良いが、電流が通りにくく、樹木と電位的に平衡になりにくい。様々な電子機器により、体の中にたまる異常な電荷を、樹木を触って、逃がし、樹木と電位的に平衡になることは、とても健康によい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】人間が、電気を通す布団、ベットマット、などに寝ている図であり、それらは2か所以上で、地面に生えている樹木と導線でつながっている。
【
図2】人間が電気を通す繊維でできている服を着ている図であり、それらは2か所以上で、地面に生えている樹木と導線でつながっている。
【
図3】人間が、電気を通すパットを体にくっつけている図であり、それらは2か所以上で、地面に生えている樹木と導線でつながっている。
【
図4】人間が、電気を通す繊維でできたシーツをベットなどの上に敷いて寝ている図であり、それらは2か所以上で地面に生えている樹木と導線でつながっている。
【
図5】人間が、導電性の器具に座っている図であり、それらは、導線で、地面に生えている樹木とつながれてる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1、2、3、4に書いてあるように、樹木につなげる導線(4)は、もちろん外のビニールなどを取り、電気が通るようにして、ガムテープやゴムなどでとれないよう樹木に取り付ける。なるべく樹木を傷つけないようにして取り付ける。2か所以上でもよく、導線も2本以上であれ何本でもよく、
ベットマット、衣服、シーツ、パットなども、何か所でも導線をつければよい。それらの上で人間が寝たりすればよい。人間は、絶縁体をはさまずに、それらの上でねたりすればよい。
【産業上の利用可能性】
【0010】
地面に生えている樹木を直接手で触れたり、抱きついたりして、体の中にたまっている異常な電荷を樹木に逃がすという健康法はある。しかし、長時間抱きついたり触ったりすることは、難しいので、それを、導線と電気を通す繊維などを使って、寝たりして行う。また、都会は高層マンションばかりで、庭が無く、地面に生えている太い樹木が少ない。そのような太い樹木に導線をくっつけることができる施設などで、利用できる可能性がある。
【符号の説明】
【0011】
1地面に生えている生きている樹木
2電気を通す導線
3電気を通す布団やベットマット、絨毯、座布団
4カバーを外し、導線をむきだしにして、傷つけないよう、外れないよう、樹木にくっつける
5電気を通す繊維でつくった衣服
6導線とベットマット、布団、シーツなどをつなぐ部分は2か所以上なら、何か所でもよく、全体に樹木と電気が通うようにする。
7電気を通すパット
8電気を通す導電性繊維などでつくったシーツ
9椅子などの導電性の器具