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▶ 三戸 豪士の特許一覧

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022063821
(43)【公開日】2022-04-22
(54)【発明の名称】いわき固形石鹸組成物加工技術
(51)【国際特許分類】
   C11D 9/04 20060101AFI20220415BHJP
   A61K 8/96 20060101ALI20220415BHJP
   A61Q 19/10 20060101ALN20220415BHJP
【FI】
C11D9/04
A61K8/96
A61Q19/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020180928
(22)【出願日】2020-10-12
(71)【出願人】
【識別番号】520422865
【氏名又は名称】三戸 豪士
(72)【発明者】
【氏名】三戸 豪士
【テーマコード(参考)】
4C083
4H003
【Fターム(参考)】
4C083AA021
4C083CC23
4C083DD21
4C083EE06
4C083EE07
4C083EE12
4C083FF01
4H003AB03
4H003CA03
(57)【要約】
【課題】固形石鹸組成物の付加価値を高めるべく、福島県いわき市産の素材を固形石鹸組成物に含ませる為の加工を施し、それら素材の鮮度と管理を総合して管理する加工技術並びに管理技術を提供する。
【解決手段】福島県いわき市産素材を、入手後1日以内に口径6cm縦幅17cm横幅9cmのガラス瓶にて凍結或いは解凍、或いは素材の水分を80%以上取り除き、それらを3cm角以内に切断した素材を18メッシュの粉末に加工或いは素材の表面の不純物を取り除いた状態で、3cm角以内に切断し、分離管及び口径6cm縦幅17cm横幅9cmのガラス瓶にて比重を分けた液体加工を施し、固形石鹸組成物の添加物とすること並びに素材と固形石鹸組成物を素材に合わせた適切な温度及び湿度で管理する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
福島県いわき市産の素材を、固形石鹸組成物として加工する際の、素材に対する凍結技術及び解凍技術及び粉末加工及び液体加工の加工技術。
【請求項2】
請求項1に記載の技術を用いた固形石鹸組成物の管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚の洗浄に適する固形石鹸組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の技術として、本出願人の提案に係る固形石鹸組成物が公知である。
固形石鹸組成物は、従来から皮膚の洗浄剤として使用されてきた。近年の固形石鹸組成物は、泡立ちやすさや洗いあがり後の使用感にツッパリ感が少ないことや保湿感が求められるようになってきており、同時に素材の鮮度や産地も付加価値として注目を浴びてきている。
固形石鹸組成物は、乾燥するとひび割れを生じさせたり、色合いや香りに劣化が生じ、見た目だけではなく実際の使用感にも支障が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-83846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明は、上記の課題に鑑み、固形石鹸組成物の付加価値を高めるべく、福島県いわき市産の素材を固形石鹸組成物に含ませる為の加工を施し、それら素材の鮮度と管理を総合して管理する加工技術並びに管理技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、福島県いわき市産素材を、入手後1日以内に口径6cm縦幅17cm横幅9cmのガラス瓶にて凍結或いは解凍、或いは素材の水分を80%以上取り除き、それらを3cm角以内に切断した素材を18メッシュの粉末に加工或いは素材の表面の不純物を取り除いた状態で、3cm角以内に切断し、分離管及び口径6cm縦幅17cm横幅9cmのガラス瓶にて比重を分けた液体加工を施し、固形石鹸組成物の添加物とすること並びに素材と固形石鹸組成物を素材に合わせた適切な温度及び湿度で管理することによって、本発明を完成することに至った。
【産業上の利用可能性】
【0006】
以上詳述したように、本発明により、固形石鹸組成物が、製作から使用者の手元に至るまでの期間、より鮮度の高い状態で届けられることから、固形石鹸組成物の品質を合理的に保つことが可能となり、素材の加工段階を使用者に説明することによっての付加価値を高めることができ、福島県いわき市産の素材を使用することによってのブランドイメージを発生させることが可能になる。