(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022064151
(43)【公開日】2022-04-25
(54)【発明の名称】クリップ型照明器具
(51)【国際特許分類】
F21L 4/00 20060101AFI20220418BHJP
F16B 2/20 20060101ALI20220418BHJP
F21V 21/088 20060101ALI20220418BHJP
F21V 21/096 20060101ALI20220418BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20220418BHJP
【FI】
F21L4/00 110
F16B2/20 D
F21L4/00 500
F21V21/088 100
F21V21/096
F21Y115:10
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020172716
(22)【出願日】2020-10-13
(71)【出願人】
【識別番号】511282209
【氏名又は名称】オンスクエア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100166589
【弁理士】
【氏名又は名称】植村 貴昭
(72)【発明者】
【氏名】青木 孝哲
(72)【発明者】
【氏名】青木 文夫
(72)【発明者】
【氏名】手塚 一馬
【テーマコード(参考)】
3J022
【Fターム(参考)】
3J022DA11
3J022EA41
3J022EA42
3J022EB03
3J022EB14
3J022EC02
3J022EC12
3J022EC17
3J022EC22
3J022FB03
3J022FB04
3J022FB08
3J022FB12
3J022HA02
3J022HA05
3J022HB02
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ベランダの物干し竿やその他の場所に簡単に取り付けることができるクリップ型照明器具を提供する。
【解決手段】クリップ型照明器具は、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるクリップ型構造体2の外側の片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるソーラーパネル側部材3が設けられ、外側のもう片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなる照明部側部材4が設けられ、クリップで挟む要領で種々の場所に簡単に取り付けることができる。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるクリップ型構造体の外側の片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるソーラーパネル側部材が設けられ、外側のもう片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなる照明部側部材が設けられ、クリップで挟む要領で種々の場所に簡単に取り付けることができるように工夫された構造からなるクリップ型照明器具。
【請求項2】
クリップ型構造体のソーラーパネル側の構造体の任意の位置に、任意の形状からなる突起を設け、この突起に嵌設される部材を設けた構造からなる請求項1におけるクリップ型照明器具。
【請求項3】
クリップ型構造体の任意の位置に、穴が設けられ、安全器具が備えられて、落下を防止できる機能が付与された請求項1におけるクリップ型照明器具。
【請求項4】
クリップ型構造体の任意の位置に、磁石が設けられ、取り付ける部材が磁石に吸引される性質を持つ金属の場合に、簡単に取り付けることができるように工夫された構造からなる請求項1におけるクリップ型照明器具。
【請求項5】
クリップ型構造体のものを挟む先端の一方に平行維持器具が設けられ常に平行でものを挟むことができるように工夫された構造からなる請求項1および請求項2および請求項3および請求項4におけるクリップ型照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベランダ等で使用するクリップ型照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
これまでいくつかの照明器具が考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-185755特許第6624374号特許第6624374号
【非特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
人感センサーにより人の動きを感知し、自動的にスイッチが入りライトが点灯する照明器具はこれまでにも商品化されているが、クリップ型で簡単に取り付けることができるものがあれば便利である。本発明は、これを可能とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるクリップ型構造体の外側の片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるソーラーパネル側部材が設けられ、外側のもう片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなる照明部側部材が設けられ、クリップで挟む要領で種々の場所に簡単に取り付けることができるように工夫された構造からなるクリップ型照明器具。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、照明器具を種々の場所に簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のクリップ型照明器具本体(1)は、クリップ型構造体(2)およびソーラーパネル側部材(3)および照明部側部材(4)とからなり、クリップ型構造体(2)の外側の片方の面にソーラーパネル側部材(3)が設けられ、クリップ型構造体(2)の外側のもう片方の面に、照明部側部材(4)が設けられた構造となっている。これらを構成する各部材の素材および形状および大きさは任意である。本発明は、クリップ型照明器具本体(1)が、クリップの形状をしており、クリップを開いて取り付ける場所を挟む要領でどこにでも簡単に取り付けることができることを特長とする。ソーラーパネル側部材(3)には、ソーラーパネル(5)が設けられ、照明部側部材(4)には、ライト部部材(6)および副照明部部材(7)が設けられ、ライト部部材(6)にはLEDライト(8)およびセンサー(9)およびスイッチ(10)が設けられている。ソーラーパネル(5)の大きさや取り付ける位置は任意である。照明部側部材(4)に設けられているライト部部材(6)や副照明部部材(7)、LEDライト(8)やセンサー(9)、スイッチ(10)などを取り付ける位置は任意である。LEDライト(8)の数も任意である。クリップ型構造体(2)の開閉手段は、回転軸穴(11)にボルト(12)を通し、バネ(13)を利用し、ナット(14)で固定して、開閉する。これは一般的なクリップの構造に準ずる。バネ(13)の形状、強さ等は任意である。挟み込んで取り付けるため、バネ(13)の強さは、ある程度強い方が望ましい。ソーラーパネル側部材(3)および照明部側部材(4)の内部は、空洞になっており、ここに電池(15)や配線の電線などを収納することができる。
図4、
図5、
図6には分解図が示されている。照明部部材(4)は、側板(16)およびカバー(17)およびライト部部材(6)および副照明部部材(7)およびネジ(18)からなり、側板(16)はクリップ型構造体(2)に溶接、溶着、融着、嵌着、接着剤、ネジ、一体成型などの任意の取付手段で取り付けられ、カバー(17)は、側板(16)が設けられたクリップ型構造体(2)に、ネジ(18)などの任意の取付手段で取り付けられている。ライト部部材(6)および副照明部部材(7)の取付位置は、任意であり、副照明部部材(7)は、設けても、設けなくてもよい。ソーラーパネル側部材(3)の構造も同様であり、側板(16)が取り付けられたクリップ型構造体(2)にソーラーパネル(5)が設けられたカバー(17)がネジ(18)などの任意の取付手段で取り付けられている。クリップ型構造体(2)のものを挟む部位には、クリップ型照明器具本体(1)を取り付けた時に安定するようにゴム板(19)が設けられている。本発明は構造が簡単で取付が容易であることを特長としている。
図7は、物干し竿(20)に本発明を下から取り付けた例を示している。取付は、
図10のように物干し竿(20)に上から取り付けることもできる。
図12では、ベランダの手すり(21)に取り付けた例を示している。
図13では、棚(22)に取り付けた例を示している。本発明は挟めるものがあればどこでも簡単に取り付けることが可能である。なを、本発明の特許性には関与しないため、各図で配線関係は省略してある。本発明は次のように表現できる。任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるクリップ型構造体の外側の片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるソーラーパネル側部材が設けられ、外側のもう片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなる照明部側部材が設けられ、クリップで挟む要領で種々の場所に簡単に取り付けることができるように工夫された構造からなるクリップ型照明器具。本発明は、クリップで種々の場所を挟む要領で簡単に取り付けることができるので便利である。従来のセンサーライトは、主に壁などに穴を開けてドライバーなどで固定するものが多く、工事を要するものが多かったが、本発明によりそれらの問題を解決することができる。本発明を例えば、ベランダの手すりに取り付けた場合、ややもすると地震やその他の影響で、外れて下に落下することも考えられる。この危険性を回避するために、本発明に安全器具(23)を取り付けることもできる。この方法は、クリップ型照明器具本体(1)のクリップ型構造体(2)の任意の位置に、穴(24)を設け、これに安全器具(23)を取り付ければ良い。これを設けることにより、万が一、外れた場合の落下を防止することができる。本発明の任意の位置に、磁石(28)を設け、磁石の力によって、磁石に吸引される性質を持つ金属の対象物に本発明を取り付けることができるようにすることもできる。また、クリップ型構造体(2)のソーラーパネル(5)が設けられている構造体の任意の位置に、突起(25)を設け、この突起に嵌め込むことができる嵌設部材(26)を用いて本発明を壁(27)に取り付けるようにすることもできる。
【実施例0010】
本発明のクリップ型照明器具本体(1)は、クリップ型構造体(2)およびソーラーパネル側部材(3)および照明部側部材(4)とからなり、クリップ型構造体(2)の外側の片方の面にソーラーパネル側部材(3)が設けられ、クリップ型構造体(2)の外側のもう片方の面に、照明部側部材(4)が設けられた構造となっている。これらを構成する各部材の素材および形状および大きさは任意である。本発明は、クリップ型照明器具本体(1)が、クリップの形状をしており、クリップを開いて取り付ける場所を挟む要領でどこにでも簡単に取り付けることができることを特長とする。
図1および
図2は、本発明の外観斜視図を示している。
図3は、下から見た図を示している。
図4から
図6には本発明の分解図が示されている。構造的には、クリップ型構造体(2)の外側の片方の面に、ソーラーパネル側部材(3)が設けられ、もう片方の面に、照明部側部材(4)が設けられた構造となっている。ソーラーパネル側部材(3)には、ソーラーパネル(5)が設けられ、照明部側部材(4)には、ライト部部材(6)および副照明部部材(7)が設けられ、ライト部部材(6)にはLEDライト(8)およびセンサー(9)およびスイッチ(10)が設けられている。ソーラーパネル(5)の大きさや取り付ける位置は任意である。照明部側部材(4)に設けられているライト部部材(6)や副照明部部材(7)、LEDライト(8)やセンサー(9)、スイッチ(10)などを取り付ける位置は任意である。LEDライト(8)の数も任意である。クリップ型構造体(2)の開閉手段は、回転軸穴(11)にボルト(12)を通し、バネ(13)を利用し、ナット(14)で固定して、開閉する。これは一般的なクリップの構造に準ずる。バネ(13)の形状、強さ等は任意である。挟み込んで取り付けるため、バネ(12)の強さは、ある程度強い方が望ましい。ソーラーパネル側部材(3)および照明部側部材(4)の内部は、空洞になっており、ここに電池(15)や配線の電線などを収納することができる。照明部部材(4)は、側板(16)およびカバー(17)およびライト部部材(6)および副照明部部材(7)およびネジ(18)からなり、側板(16)はクリップ型構造体(2)に溶接、溶着、融着、嵌着、接着剤、ネジ、一体成型などの任意の取付手段で取り付けられ、カバー(17)は、側板(16)が設けられたクリップ型構造体(2)に、ネジ(18)などの任意の取付手段で取り付けられている。ライト部部材(6)および副照明部部材(7)の取付位置は、任意であり、副照明部部材(7)は、設けても、設けなくてもよい。ソーラーパネル側部材(3)の構造も同様であり、側板(16)が取り付けられたクリップ型構造体(2)にソーラーパネル(5)が設けられたカバー(17)がネジ(18)などの任意の取付手段で取り付けられている。ソーラーパネル側部材(3)や照明部側部材(4)を形成する筐体の形状は任意である。クリップ型構造体(2)のものを挟む部位には、クリップ型照明器具本体(1)を取り付けた時に安定するようにゴム板(19)が設けられている。本発明は構造が簡単で取付が容易であることを特長としている。
図7は、物干し竿(20)に本発明を下から取り付けた例を示している。本発明を下から開いて挟むだけで簡単に取り付けることができる。
図8は、
図7を別の方向から見た図を示している。
図9は、取り付けた本発明を下から見た図であるが、本発明が物干し竿(20)を下から挟み込んでいることが分かる。取付は、
図10のように物干し竿(20)に上から取り付けることもできる。
図11は、これを別の方向から見た図を示している。
図12では、ベランダの手すり(21)に本発明を取り付けた例を示している。
図13では、ベランダにある棚(22)に取り付けた例を示している。本発明は挟めるものがあればどこでも簡単に取り付けることが可能である。本発明は次のように表現できる。任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるクリップ型構造体の外側の片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなるソーラーパネル側部材が設けられ、外側のもう片方の面に、任意の素材および任意の形状および任意の大きさからなる照明部側部材が設けられ、クリップで挟む要領で種々の場所に簡単に取り付けることができるように工夫された構造からなるクリップ型照明器具。本発明は、クリップで種々の場所を挟む要領で簡単に取り付けることができるので便利である。従来のセンサーライトは、主に壁などに穴を開けてドライバーなどで固定するものが多く、工事を要するものが多かったが、本発明によりそれらの問題を解決することができる。