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特開2022-6444換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置
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  • 特開-換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置 図1
  • 特開-換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置 図2
  • 特開-換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置 図3
  • 特開-換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置 図4
  • 特開-換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022006444
(43)【公開日】2022-01-13
(54)【発明の名称】換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置
(51)【国際特許分類】
   E05F 15/71 20150101AFI20220105BHJP
   A47H 5/02 20060101ALI20220105BHJP
   F24F 7/007 20060101ALI20220105BHJP
【FI】
E05F15/71
A47H5/02
F24F7/007 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020108668
(22)【出願日】2020-06-24
(71)【出願人】
【識別番号】516000321
【氏名又は名称】AMYドアテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103067
【弁理士】
【氏名又は名称】神戸 真澄
(72)【発明者】
【氏名】横井 裕治
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 守十樹
【テーマコード(参考)】
2E052
2E182
3L056
【Fターム(参考)】
2E052AA01
2E052BA09
2E052CA06
2E052DA08
2E052DB08
2E052EA15
2E052EB01
2E052EC03
2E052KA25
2E052KA26
2E182AA01
2E182AB04
2E182EE01
2E182EF30
2E182EG03
3L056BA04
3L056BE04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】窓とカーテンとを同時に開閉すると共に、開放した時に、換気扇によって部屋の換気を十分に成す換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置を提供する。
【解決手段】窓5、7を開放指令信号に基づいて開放し、閉成指令信号に基づいて閉成すると共に、窓5、7に固定された駆動部材37、39を移動するモータ21を有する開閉駆動機構20と、駆動部材37、39に固定されたカーテン11、12と、窓固定枠3に連結されると共に、室内に気流を流す換気扇101、102と、窓5、7の開放による開放検知信号に基づいて換気扇101、102を駆動すると共に、窓5、7の閉成による閉成検知信号に基づいて換気扇101、102を停止する換気扇制御部と、開放指令信号によりモータ21を第1の方向に回転し、閉成指令信号によりモータを第1の回転と逆方向に回転するモータ制御部と、を備えたものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓固定枠に設けられ、室内と室外との境に設けられた窓を開放指令信号に基づいて開放し、閉成指令信号に基づいて閉成すると共に、前記窓に連結固定された駆動部材を移動する駆動源となるモータを有する開閉駆動機構と、
前記窓に対して前記室内方向に一定の距離を隔てて配置されると共に、前記駆動部材に連結固定されたカーテンと、
前記カーテンと前記窓の間に配置され、前記窓の上方の一方の隅に設けられ、前記窓固定枠に連結固定されると共に、前記室内又は前記室外の方向へ第1の気流を流す第1の換気扇と、
前記窓が開放されることを検知して開放検知信号を発生する開放検知手段と、
前記窓が閉成されることを検知して閉成検知信号を発生する開成検知手段と、
前記開放検知信号に基づいて前記第1の換気扇を駆動すると共に、前記閉成検知信号に基づいて前記換気扇を停止する換気扇制御手段と、
前記開放指令信号に基づいて前記モータを第1の回転し、前記閉成指令信号に基づいて前記モータを前記第1の回転と逆方向に第2の回転をするモータ制御手段と、
ことを特徴とする換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置。
【請求項2】
前記第1の気流は、前記室外から前記室内へ流しており、
前記カーテンと前記窓の間に配置され、前記窓の上方の他方の隅に設けられると共に、前記窓固定枠に連結固定されると共に、前記第1の気流と反対方向へ第2の気流を流す第2の換気扇とを備え、
前記換気扇制御手段は、さらに、前記開放検知信号に基づいて前記第1及び第2の換気扇を駆動すると共に、前記閉成検知信号に基づいて前記第1及び第2の換気扇を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載の換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置。
【請求項3】
前記室内の臭気を検出して臭気検知信号を発生する臭気検出手段と、
前記臭気検出信号が予め定められた臭気値を越えると共に、前記閉成検知信号が発生していると、前記開放指令信号を発生する開放判断手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置。
【請求項4】
電磁石として前記駆動部材を前記カーテンに連結固定し、非電磁石として前記連結固定を解除する固定解除手段を、
備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の窓及びカーテンの自動開閉装置としては、特許文献1に記載のように、窓を開閉させる窓開閉機構を有し、使用者が入眠状態のとき、気象情報検知手段で検知された気象情報、環境条件検知手段で検知された室内環境条件に基づいて、使用者の快適度を高めるように窓の開度を設定し、窓開閉機構を制御して、窓の開度を調整する制御手段を備えたものが記載されている。
【0003】
さらに、上記特許文献1には、窓に対面可能なカーテンを開閉させるカーテン開閉機構が設けられ、カーテン開閉機構は窓開閉機構に対して独立して作動し、制御手段は、使用者が入眠状態において、使用者の快適度を高めるように、カーテン開閉機構を制御してカーテンの開度を調整することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008-144519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、自動式の開閉窓が比較的多く設置されている介護施設の部屋では、自動式開閉窓が施設されていても、太陽光を遮蔽したり、部屋内部のプライバシーを確保したりするために窓の前方には、カーテンが設けられていることがある。発明者は、介護施設の部屋内で生活している介護者の状態によっては、臭いがきつくなり、この臭いを抑制するため、窓及びカーテンを同時に開放して部屋の換気を積極的に行いたいという課題を見出したものである。
【0006】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、窓とカーテンとを同時に開閉すると共に、開放した時に、換気扇によって部屋の換気を十分に行い得る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置は、窓固定枠に設けられ、室内と室外との境に設けられた窓を開放指令信号に基づいて開放し、閉成指令信号に基づいて閉成すると共に、前記窓に連結固定された駆動部材を移動する駆動源となるモータを有する開閉駆動機構と、
前記窓に対して前記室内方向に一定の距離を隔てて配置されると共に、前記駆動部材に連結固定されたカーテンと、
前記カーテンと前記窓の間に配置され、前記窓の上方の一方の隅に設けられ、前記窓固定枠に連結固定されると共に、前記室内又は前記室外の方向へ第1の気流を流す第1の換気扇と、
前記窓が開放されることを検知して開放検知信号を発生する開放検知手段と、
前記窓が閉成されることを検知して閉成検知信号を発生する開成検知手段と、
前記開放検知信号に基づいて前記第1の換気扇を駆動すると共に、前記閉成検知信号に基づいて前記換気扇を停止する換気扇制御手段と、
前記開放指令信号に基づいて前記モータを第1の回転し、前記閉成指令信号に基づいて前記モータを前記第1の回転と逆方向に第2の回転をするモータ制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
このような窓の自動開閉装置によれば、モータの回転に基づいて窓を開閉すると、カーテンも窓と連動して開閉する。よって、窓及びカーテンの同時開放により、介護者の作業が軽減でき得る。窓及びカーテンの開放により第1の換気扇が室内又は室外へ気流を流す。これにより、室内の換気が充分になされる。
【0009】
第2の発明に係る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置における前記第1の気流は、前記室外から前記室内へ流しており、
前記カーテンと前記窓の間に配置され、前記窓の上方の他方の隅に設けられると共に、前記窓固定枠に連結固定されると共に、前記第1の気流と反対方向へ第2の気流を流す第2の換気扇とを備え、
前記換気扇制御手段は、さらに、前記開放検知信号に基づいて前記第1及び第2の換気扇を駆動すると共に、前記閉成検知信号に基づいて前記第1及び第2の換気扇を停止する、ことが好ましい。
これにより、第1及び第2の換気扇により室内への気流がより一層流れるので、室内の換気を促進することになる。
【0010】
第3の発明に係る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置は、前記室内の臭気を検出して臭気検知信号を発生する臭気検出手段と、
前記臭気検出信号が予め定められた臭気値を越えると共に、前記閉成検知信号が発生していると、前記開放指令信号を発生する開放判断手段と、を備えたことを特徴とするものである。
これにより、室内の臭気値が予め定められた値を越えると、第1又は第2の換気扇の少なくともいずれか一方により室内を気流が流れるので、室内の臭気を抑制できる。
【0011】
第4の発明に係る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置は、電磁石として前記駆動部材を前記カーテンに連結固定し、非電磁石として前記連結固定を解除する固定解除手段を、備えることが好ましい。
これにより、窓の移動とカーテンの移動を電磁石と非電磁石とを切換えて、同期、非同期に選択することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、窓とカーテンとを同時に開閉すると共に、開放した時に、換気扇によって部屋の換気を十分に行い得る換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施の形態による換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置を示す正面図である。
図2図1の窓の自動開閉装置におけるカーテン、換気扇、窓の奥行方向の配置を示す配置図である。
図3図1による換気扇及び窓の駆動用モータのフロック図である。
図4図1による窓の自動開閉装置の動作を示すフローチャートである。
図5】他の実施形態による駆動部材とカーテンのライナーとの固定解除手段を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1において、換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置1は、長方形の窓固定枠3に設けられると共に、室内と室外との境に二つの窓としての第1の窓5、第2の窓7が設けられており、第1の窓5、第2の窓7を開閉すると共に、第1の窓5、第2の窓7にそれぞれ連結固定された第1の駆動部材37、第2の駆動部材39を移動する駆動源となるモータ21を有する開閉駆動機構20を有している。なお、第1の窓5、第2の窓7の室内及び室外側には、それぞれ開放釦スイッチWo、閉成釦スイッチWsが設けられている。
【0015】
自動開閉装置1は、第1及び第2の窓5、7の室内方向に一定の距離を隔てて配置すると共に、第1、第2の駆動部材37、39にそれぞれ連結固定された第1、第2のカーテン11、12を有している。ここで、カーテンレール15が窓固定枠3の上辺に対して水平方向に設けられており、第1、第2のカーテン11、12の上端部に設けられたライナー17のローラー17aがカーテンレール15の溝に摺動回転するように形成されている。なお、第1の窓5、第2の窓7の下端部には、それぞれ滑車5a、7aにより窓固定枠3の下部に当接して、第1の窓5、第2の窓7を滑らかに開閉できるように形成されている。
【0016】
図2において、窓の自動開閉装置1は、第1のカーテン11と第1の窓5の間に配置され、第1の窓5の上方の一方の隅に設けられ、窓固定枠3に固定板105により連結固定されると共に、室外から室内の方向へ第1の気流を流す第1の換気扇101と、第2のカーテン12と第2の窓7の間に配置され、第2の窓7の上方の他方の隅に設けられ、窓固定枠3に連結されると共に、室内から室外の方向へ気流を流す第2の換気扇102とを有している。ここで、上方に第1及び第2の換気扇101、102が設けられていたり、第1、第2の換気扇101、102がそれぞれ第1、第2のカーテン11、12と第1、第2の窓5、7の間に配置されていたりするのは、部屋内の介護者に第1、第2の換気扇101、102を触れにくくするためである。
【0017】
開閉駆動機構20は、モータ21の回転軸に第1のボールネジ23の一端が連結固定され、第1のボールネジ23の他端が中央継手27に回転自在に結合されている。第1のボールネジ23と逆方向に形成されたネジを有する第2のボールネジ25が第1のボールネジ23と同様に水平方向に配置されている。第2のボールネジ25は、一端部が中央継手27に回転自在に結合され、他端部が受け部29に回転自在に結合されている。さらに、開閉駆動機構20は、第1、第2のナット33、35がそれぞれ第1、第2のボールネジ23、25に螺合し、第1のナット33に連結固定された第1の駆動部材37を介して第1の窓5の上端部に連結固定されており、第2のナット35に連結固定された第2の駆動部材39を介して第2の窓7の上端部に連結固定されている。
【0018】
図3において、自動開閉装置1の制御装置200は、開放釦スイッチWoのオンにより開放指令信号を発生し、閉成釦スイッチWsのオンにより閉成指令信号を発生する開閉指令部205を有しており、第1及び第2の窓5、7が開放されることを検知して開放検知信号を発生する開放検知手段としての開放検知スイッチ221と、第1及び第2の窓5、7が閉成されることを検知して閉成検知信号を発生する閉成検知手段としての閉成検知スイッチ222と、を備えている。ここで、開放検知スイッチ221による開放検知信号は、第1、第2の窓5、7が半開した状態で、発生するように形成されている。
【0019】
制御装置200は、開放指令信号に基づいてモータ駆動部252を介してモータ21を駆動すると共に、閉成指令信号に基づいてモータ21を停止するモータ制御部232を有しており、開放検知信号により換気扇駆動部254を介して第1及び第2の換気扇101、102を駆動すると共に、閉成検知信号に基づいて換気扇駆動部254を介して第1及び第2の換気扇101、102を停止する換気扇制御部234を備えている。なお、交流電源eがモータ駆動部252及び換気扇駆動部254に入力されている。
【0020】
さらに、制御装置200は、第1及び第2の窓5、7の内部における臭気を検出して臭気検知信号を発生する臭気検出部260を有しており、臭気検出信号に基づく臭気検出値が予め定められた臭気値を越えると共に、閉成検知信号が発生している状態で、開放指令信号を発生する開放判断部262を備えている。
【0021】
上記のように構成された換気扇及びカーテンを有する窓の自動開閉装置の動作を図1から図4によって説明する。
<窓を閉成状態から開放への動作>
いま、第1及び第2の窓5、7が閉成している状態で、開放釦スイッチWoが押されると(ステップS101)、開閉指令部205が開放指令信号を発生し(ステップS103)、モータ21を第1の回転をすることにより、第1及び第2のボールネジ23、25も回転して第1及び第2の駆動部材37、39を移動して、第1及び第2の窓5、7を開放方向に移動する(ステップS105)。やがて、第1及び第2の窓5、7が予め定められた開放の位置に到達すると、開放検知信号が発生し(ステップS107)、モータ制御部232は、モータ駆動部252を介してモータ21を停止する(ステップS109)。
【0022】
換気扇制御部234は、開放検知信号の発生により換気扇駆動部254を介して第1及び第2の換気扇101、102を駆動して(ステップS111)、図2(b)に示すように室外と室内の気流を循環して室内の臭い等を減少し得る。次に、第1及び第2の換気扇101、102が駆動している状態で、閉成釦スイッチWsが押されて、閉成指令信号が発生すると(ステップS113)、換気扇制御部234は、換気扇駆動部254を介して停止する(ステップS115)。
【0023】
<窓を開放状態から閉成への動作>
次に、第1及び第2の窓5、7が開放している状態で、閉成釦スイッチWsが押されると(ステップS101)、開閉指令部205が閉成指令信号を発生し(ステップS103)、モータ21を第1の回転と逆方向に第2の回転することにより、第1及び第2のボールネジ23、25も回転して第1及び第2の駆動部材37、39を移動して、第1及び第2の窓5、7を閉成方向に移動する(ステップS105)。やがて、第1及び第2の窓5、7が予め定められた閉成の位置に到達すると、閉成検知信号が発生し(ステップS117)、モータ制御部232は、モータ駆動部252を介してモータ21を停止する(ステップS119)。
【0024】
<臭気値が閾値を越えて、窓を閉成状態から開放への動作>
いま、第1及び第2の窓5、7が閉成している状態で、開放判断部262は、臭気検出信号に基づく臭気検出値が予め定められた臭気値を越えると共に、閉成検知信号が発生していると、開放指令信号を発生する(ステップS201)。以後、上記ステップS105~S115を実行して終了する。
【0025】
実施の形態2.
本発明の他の実施の形態を図5によって説明する。図5において、固定解除手段は、L形で柱状の第1、第2の駆動部材137、139に第1、第2のコイル137c、139cがそれぞれ形成され、抵抗121を介して電磁石用スイッチSWcのオンにより直流電源Eから電流を流して第1、第2の駆動部材137、139が電磁石と成り、第1、第2の駆動部材137、139の吸着部137t、139tが第1、第2のカーテン11、12の上端部に連結固定されたライナー17を吸着して固定すると共に、電磁石用スイッチSWcのオフにより直流電源Eから電流を遮断して、上記固定を解除するように形成されている。これにより、第1及び第2の窓3、5の移動と第1及び第2のカーテン11、12の移動を電磁石用スイッチSWcのオン、オフにより同期、非同期に選択できる。
【0026】
本発明は、上記発明の実施の形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。例えば、窓の自動開閉装置1は、第1及び第2の換気扇101、102を有していたが第1又は第2の換気扇101、102の何れか一方を備えていても良い。図4のステップ113において、閉成指令信号の発生により、第1及び第2の換気扇101、102を停止したが(ステップ115)、図1において、換気扇停止用の押し釦スイッチを閉成釦スイッチWs及び開放釦スイッチWoの近傍に設けて、この押釦スイッチを押すと、換気扇制御部234は、換気扇駆動部254を介して第1及び第2の換気扇101、102を停止するようにしても良い。
【符号の説明】
【0027】
3 窓固定枠、5 第1の窓、7 第2の窓、11 第1のカーテン、12 第2のカーテン、20 開閉駆動機構、37 第1の駆動部材、39 第2の駆動部材、101 第1の換気扇、102 第2の換気扇、221 開放検出スイッチ、222 閉成検出スイッチ、232 モータ制御部、234 換気扇制御部、260 臭気検出器、262 開放判断部。
図1
図2
図3
図4
図5