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  • 特開-殺菌装置 図1
  • 特開-殺菌装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022066091
(43)【公開日】2022-04-28
(54)【発明の名称】殺菌装置
(51)【国際特許分類】
   A61L 9/20 20060101AFI20220421BHJP
【FI】
A61L9/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020175014
(22)【出願日】2020-10-16
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 公開者 :株式会社 コムラック 公開場所:株式会社 コムラックの販売店 公開日 :令和2年6月2日
(71)【出願人】
【識別番号】500115815
【氏名又は名称】株式会社 コムラック
(74)【代理人】
【識別番号】100090413
【弁理士】
【氏名又は名称】梶原 康稔
(72)【発明者】
【氏名】畑野 裕睦
(72)【発明者】
【氏名】毛塚 耕司
【テーマコード(参考)】
4C180
【Fターム(参考)】
4C180AA07
4C180DD03
4C180HH11
4C180LL04
(57)【要約】
【課題】 紫外線の照射方向の角度調整を良好に行って、殺菌装置の安全性の向上を図る。
【解決手段】 ルーバープレート200の側面に長穴と調整ネジによる第一の角度調整手段を設け、本体100の背面と取付金具300との間に角度調整シールによる第二の角度調整手段を設けているので、ルーバープレート200の角度調整を良好に行うことができる。また、落下防止用ワイヤ250により、本体100からのルーバープレート200の落下が防止される。更に、リミットスイッチ111を設けているので、ルーバープレート200が開いたときに殺菌灯110がOFFなる。更に、殺菌灯の出力側に制限板130,230を設けているので、紫外線の出力範囲が制限される。これらにより、全体として、殺菌装置の安全性が向上する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、
前記ルーバープレートを支持する側板と、該ルーバープレートを前記本体に対して開閉自在に支持する遮蔽板との間に、前記ルーバープレートの水平面に対する角度を調整する第一の角度調整手段を設けたことを特徴とする殺菌装置。
【請求項2】
前記第一の角度調整手段を、前記側板に設けた長穴と調整ネジによって構成したことを特徴とする請求項1記載の殺菌装置。
【請求項3】
本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、
前記本体を壁面に対して設置する取付金具と、前記本体の背面との間に、前記ルーバープレートの水平面に対する角度を調整する第二の角度調整手段を設けたことを特徴とする殺菌装置。
【請求項4】
前記第二の角度調整手段を、前記取付金具と前記本体の背面との間に設けた角度調整シールによって構成したことを特徴とする請求項3記載の殺菌装置。
【請求項5】
本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、
請求項1又は2記載の第一の角度調整手段と、請求項3又は4記載の第二の角度調整手段とを備えたことを特徴とする殺菌装置。
【請求項6】
前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、
前記本体に対して前記ルーバープレートを閉じたときに対峙して、前記殺菌灯からの紫外線の出力を制限する制限板を設けたことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項7】
前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、
前記本体と前記ルーバープレートとの間に、落下防止用ワイヤを設けたことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項8】
前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、
前記本体に対して前記ルーバープレートを開いたときに、前記殺菌灯の発光を停止するリミットスイッチを設けたことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項9】
前記本体の中であって、前記殺菌灯から出力された紫外線を浴びる可能性がある部位に対して、紫外線保護シールドを施したことを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気中を浮遊する細菌やウイルスを殺菌する殺菌装置の改良に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の殺菌装置としては、例えば、下記特許文献1記載の「紫外線水平照射型空気殺菌装置とその方法」がある。これは、紫外線ランプから放射される紫外線を、在室の人畜の体高よりも十分に高い室内高所から水平方向のみに紫外線を照射することで、人畜への紫外線被爆を防止しつつ、室内で対流する空気の殺菌を効率よく行うようにしたもので、紫外線ランプから発生した紫外線を反射鏡で反射させて放射制御板で水平照射する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-231007号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記のように、室内の人や動物に対する紫外線の被ばくを防ぐためには、室内高所から水平方向に紫外線を照射する必要があり、照射方向が良好に水平方向を向くように調整を行う必要がある。しかし、例えば壁面Wに殺菌装置を設置する場合、その壁面Wが必ず垂直面となっているとは限らない。してみると、紫外線の照射方向が水平となるような簡便な調整手法があれば好都合である。また、殺菌装置は、天井近くに設置することが多く、設置作業を安全に行う必要がある。
【0005】
本発明は、以上のような点に着目したもので、紫外線の照射方向の角度調整を良好に行って、殺菌装置の安全性の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、前記ルーバープレートを支持する側板と、該ルーバープレートを前記本体に対して開閉自在に支持する遮蔽板との間に、前記ルーバープレートの水平面に対する角度を調整する第一の角度調整手段を設けたことを特徴とする。より詳細には、前記第一の角度調整手段を、前記側板に設けた長穴と調整ネジによって構成したことを特徴とする。
【0007】
他の発明によれば、本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、前記本体を壁面に対して設置する取付金具と、前記本体の背面との間に、前記ルーバープレートの水平面に対する角度を調整する第二の角度調整手段を設けたことを特徴とする。より詳細には、前記第二の角度調整手段を、前記取付金具と前記本体の背面との間に設けた角度調整シールによって構成したことを特徴とする。
【0008】
更に他の発明は、本体に設けられた殺菌灯から出力された紫外線を、ルーバープレートにより平行光化して空間に照射する殺菌装置であって、前記第一の角度調整手段と、前記第二の角度調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
主要な形態の一つによれば、前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、前記本体に対して前記ルーバープレートを閉じたときに対峙して、前記殺菌灯からの紫外線の出力を制限する制限板を設けたことを特徴とする。あるいは、前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、前記本体と前記ルーバープレートとの間に、落下防止用ワイヤを設けたことを特徴とする。あるいは、前記本体に対して前記ルーバープレートが開閉自在となっており、前記本体に対して前記ルーバープレートを開いたときに、前記殺菌灯の発光を停止するリミットスイッチを設けたことを特徴とする。
【0010】
他の形態によれば、前記本体の中であって、前記殺菌灯から出力された紫外線を浴びる可能性がある部位に対して、紫外線保護シールドを施したことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ルーバープレートの側面もしくは取付金具に角度調整手段を設けることとしたので、紫外線の照射方向の角度調整を良好に行うことができ、安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の殺菌装置の一実施例を示す図である。(A)は本体100に対してルーバープレート200が閉じた状態を示し、(B)は本体100に対してルーバープレート200が開いた状態を示す。
図2】(A),(B)は前記実施例におけるルーバープレート200が開いた状態と閉じた状態を側面から示す図であり、(C)は第一の角度調整手段の作用を示す図である。
図3】(A)は第二の角度調整手段の作用を示す図であり、(B)は照射された紫外線の強度分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例0014】
図1(A),(B)には、本発明の一実施例の外観と光源部から照射部を開口した状態がそれぞれ示されている。図2(A),(B)は、ルーバープレート200を開いた状態と閉じた状態がそれぞれ示されている。これらの図において、殺菌装置10は、全体が平坦な直方形状となっており、背面側の本体100と、正面側のルーバープレート200とによって構成されている。殺菌装置10は、室内の人や動物に対する紫外線の被ばくを防ぐため、室内の天井に近い壁面Wに設置される。その際、殺菌装置10と壁面Wとの間に、板状の取付金具300が設けられる。
【0015】
以上の各部のうち、本体100は、正面側及び下面側を除いて、側面の遮蔽板102,104,背面の遮蔽板106,上面の遮蔽板108により覆われている。そして、その背面側の遮蔽板106に台座120が設けられており、この台座120に殺菌灯110が取り付けられている。殺菌灯110と台座120との間には反射板112が設けられており、台座120内には殺菌灯110の点灯回路(図示せず)が設けられている。なお、点灯回路には、過電流を防止するためのヒューズが設けられている。
【0016】
本体100の側面の遮蔽板102には、殺菌灯110のON・OFFを行う電源スイッチ122が設けられており、前記台座120と電源スイッチ122との配線部分には、紫外線保護シールド124が設けられている。電源スイッチ122からは、電源コード126が延設されており、電源コード126は、例えば一般家庭用商用電源(100V)のコンセントにプラグが接続されるようになっている。本体100の上面側の遮蔽板108の内側には、紫外線の出力範囲を制限する制限板130が設けられており、その近傍には、ルーバープレート200を開閉するためのスナップ錠132が設けられている。更に、背面の遮蔽板106の裏面側には、取付金具300に引っ掛けるための爪140が複数設けられている。
【0017】
次に、ルーバープレート200は、適宜の間隔で平行に設けられた複数のプレート210によって構成されており、側面の遮蔽板220,222,下面の遮蔽板224に、受け板260(図1(B)参照)を介して取り付けられている。そして、この下面の遮蔽板224が、上述した本体100の背面の遮蔽板106に対して、蝶番などの適宜の手段で支点240(図2(A)参照)を回転中心として回動自在となっており、これにより、本体100に対して、ルーバープレート200が開閉可能となっている。また、受け板260には、上述した本体100側の制限板130に対峙する制限板230が設けられている。図2(A),(B)にはその様子が示されており、同図(A)のルーバープレート200が開いた状態から、同図(B)のように閉じると、本体100側の制限板130と、ルーバープレート200側の制限板230とが対峙し、紫外線の出力範囲が制限されるようになっている。
【0018】
ルーバープレート200は、図2(C)に示すように、その水平面に対する傾きが調整できるようになっている。すなわち、外側の遮蔽板220,222,224に対して、受け板260がビス262,264等によって固定されている。そして、この受け板260に対して、ルーバープレート200の側板202が調整ネジ270,272によって取り付けられている。側板202には、長穴204,206が設けられており、これらを介して調整ネジ270,272が受け板260に取り付けられている。調整ネジ270,272はフランジ付きとなっており、このフランジによって、調整ネジ270,272と、受け板260との間に、側板202が挟まれるようになっている。
【0019】
上述した側板202の長穴204は斜めに設けられており、長穴206は円弧状に設けられている。このため、調整ネジ270を長穴204に対して位置決めし、これを支点として、調整ネジ272を長穴206に沿って移動することで、ルーバープレート200の水平面からの角度を調整できるようになっている。遮蔽板222側についても同様である。これらルーバープレート200側面の調整ネジと長穴による第一の角度調整手段は、水平方向に対して上下いずれの方向にも角度調整可能である。
【0020】
次に、図1(B)に戻って、本体100の背面の遮蔽板106と、ルーバープレート200の受け板260の遮蔽板224との間には、落下防止用ワイヤ250が設けられている。また、本体100に対してルーバープレート200が開いたときに、殺菌灯110の点灯をOFFとするリミットスイッチ111も、前記落下防止用ワイヤ250と反対側に設けられている。
【0021】
次に、取付金具300は、板状の長方形となっており、上下の間の中央部分が壁面Wから突出したエンボス310となっている。このエンボス310によって、取付金具300と壁面Wとの間に隙間302が形成されており、配線が可能となっている。取付金具300の上下の端及び中央には、固定穴304がそれぞれ設けられており、これらにネジ(ビス)などを利用して壁面Wに対する固定されるようになっている。エンボス310の中央付近には、上述した本体100の電源コード126を通すための配線穴312が設けられており、上端側には、上述した本体100背面の爪140を引っ掛けるためのスリット314が設けられている。
【0022】
ところで、本実施例では、エンボス310に角度調整シール350が必要に応じて設けられる。図3(A)には、角度調整シール350によるルーバープレート200の水平面に対する角度調整の様子が示されている。上述したように、取付金具300には、本体100背面の爪140を引っ掛けることで、本体100が壁面Wに取り付けられるが、この本体100に対してルーバープレート200を閉じたときに、ルーバープレート200が水平方向を向いているとは限らない。そこで、取付金具300のエンボス310に対して角度調整シール350を貼り付けることで、ルーバープレート200の角度を調整することができる。この角度調整シール350による第二の角度調整手段は、角度を上方向となるように角度調整可能である。
【0023】
次に、本実施例の作用を説明する。まず、殺菌装置10を設置しようとする室内において設置位置を決め、壁面Wに取付金具300をネジ止めする。図3(B)には、殺菌装置10からの距離と紫外線強度の関係の一例が示されており、ルーバープレート200の出口側では強度が高く、遠くなるに従って強度は低下する。このような室内の人や動物に対する紫外線の被ばくを防ぐため、取付金具300の高さを設定する。次に、取付金具300のスリット314に対して、本体100背面の爪140を引っ掛けることで、取付金具300に本体100を取り付ける。本体100の電源コード126は、取付金具300の配線穴312に通し、エンボス310と壁面Wとの間の隙間302から取り出してコンセント(図示せず)に差し込む。
【0024】
このとき、本実施例では、本体100とルーバープレート200との間に落下防止用ワイヤ250が設けられている。このため、作業中に本体100からルーバープレート200が外れても、落下が良好に防止される。
【0025】
次に、本体100に対してルーバープレート200を図2(B)のように閉じ、水平器(図示せず)を利用して、水平方向を向いているかどうかをチェックする。このとき、上述したルーバープレート200の側面に設けた調整ネジと長穴による第一の角度調整手段と、取付金具300に設けられた角度調整シールによる第二の角度調整手段とを利用して、ルーバープレート200が水平方向を向くように調整する。
【0026】
調整が完了すれば、殺菌装置10は使用可能となる。電源スイッチ122をONとすると、殺菌灯110が点灯し、紫外線が図2(B)に矢印で示すように放射される。このとき、背面側に放射された紫外線は、反射板112によって正面側に反射される。正面側に向かう紫外線は、まず制限板130,230によって制限され、これらを通過した紫外線がルーバープレート200に入射する。紫外線は、ルーバープレート200を通過することで平行光化されて室内に出力される。これにより、室内に浮遊するウイルスや細菌が殺菌されるようになる。なお、平行光化するといっても、完全に平行光となるわけではなく、多少の広がりは生ずる。
【0027】
ところで、本体100内では、紫外線が内面で反射しているが、上述したように、紫外線保護シールド124によって台座120と電源スイッチ122の間の配線部分が覆われていることから、紫外線による配線の劣化が良好に防止される。また、何らかの原因で本体100に対してルーバープレート200が開いたとしても、リミットスイッチ111によって殺菌灯110がOFFとなり、室内の人や動物に対する紫外線の被ばくが防止される。
【0028】
以上のように、本発明によれば、
a,第一もしくは第二の角度調整手段を設けているので、ルーバープレート200の角度調整を良好に行うことができる。
b,落下防止用ワイヤ250により、本体100からのルーバープレート200の落下が防止される。また、リミットスイッチ111によってルーバープレート200が開いたときに殺菌灯110がOFFなることから、安全性の向上が図られている。
c,制限板130,230によって紫外線の出力範囲を制限することで、不要な方向への紫外線の出力がなく、安全性が向上する。
d,これらにより、全体として、殺菌装置の安全性が向上する。
【0029】
<他の実施例> なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状・寸法は一例であり、同様の作用を奏するように設計変更可能である。
(2)前記実施例では、ルーバープレート200の側面に第一の角度調整手段を設け、取付金具300側に第二の角度調整手段をそれぞれ設けたが、いずれか一方のみでもよい。
(3)前記実施例では、殺菌灯110を一灯式としたが、複数の殺菌灯を設けるようにしてもよい。
(4)前記実施例では、本体100側の制限板130と、ルーバープレート200側の制限板230とが対峙するように配置して、紫外線の出力範囲を制限したが、いずれか一方の制限板のみとしてもよい。また、制限板130,230は、必ずしも同一寸法でなくてもよい。更に、制限板を、紫外線の出力範囲の上下方向のみならず、左右方向に設けるようにしてもよい。
(5)前記実施例では、紫外線保護シールド124によって台座120と電源スイッチ122の間の配線部分が覆うことで、紫外線による配線の劣化を防止するようにしたが、配線に限らず、必要な部位に紫外線保護シールドを設けてよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明によれば、ルーバープレートの側面もしくは取付金具に角度調整手段を設けることとしたので、紫外線の照射方向の角度調整を良好に行うことができ、安全性の向上を図ることができるので、室内空間の殺菌装置に好適である。
【符号の説明】
【0031】
10:殺菌装置
100:本体
102,104,106,108:遮蔽板
110:殺菌灯
111:リミットスイッチ
112:反射板
120:台座
122:電源スイッチ
124:紫外線保護シールド
126:電源コード
130:制限板
132:スナップ錠
140:爪
200:ルーバープレート
202:側板
204,206:長穴
210:プレート
220,222,224:遮蔽板
230:制限板
240:支点
250:落下防止用ワイヤ
260:受け板
262,264:ビス
270,272:調整ネジ
300:取付金具
302:隙間
304:固定穴
310:エンボス
312:配線穴
314:スリット
350:角度調整シール
W:壁面
図1
図2
図3