(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022068436
(43)【公開日】2022-05-10
(54)【発明の名称】水ボトルストック供給装置
(51)【国際特許分類】
B65G 1/04 20060101AFI20220427BHJP
B67D 1/08 20060101ALI20220427BHJP
【FI】
B65G1/04 515
B67D1/08 Z
B65G1/04 509
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020177105
(22)【出願日】2020-10-22
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-08-11
(71)【出願人】
【識別番号】513262908
【氏名又は名称】田中 文藏
(72)【発明者】
【氏名】田中 文藏
【テーマコード(参考)】
3E082
3F022
【Fターム(参考)】
3E082AA01
3E082BB01
3E082CC01
3E082FF09
3F022BB03
3F022CC05
3F022KK16
3F022KK18
3F022MM03
(57)【要約】
【課題】
本発明は、各家庭や利用居室へ配送された水ボトルのハンドリングにおいて、人力作業によって水ボトル(47)を1個ずつ給水サーバーへの定位置にセットしている、水ボトル(47)は重く、水サーバーへのセット位置は高く、振り上げるような持ち上げ動作作業を要し、相当の力量を必要としている、一定量をストック可能としてサーバーへの人力供給を割愛し、身体的軽減と、作業の安全と、配送コスト軽減を提供する水ボトルストック供給装置。
【解決手段】
本発明の水ボトルストック供給装置に、外部から搬入時にストック可能なストカー(300)を設け定数個の水ボトル(47)をストック可能とし、サーバー本体(45)設置の水ボトル(47)の空検出後にサーバー本体(45)へ自動供給可能な装置とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレーム本体(44)と、フレーム本体(44)の左右どちらか一方向に設け、水ボトル(47)をストックして下から上へ運ぶためのストッカー(300)と、フレーム本体(44)の他方側に設け、上面に水ボトル(47)を設置するためのサーバー本体(45)と、フレーム本体(44)の上方に設け、水ボトル(47)を掴んで左右方向に移動させるためのチャッキング装置(200)とを備え、
サーバー本体(45)に設置された水ボトル(47)が空であることを検出後、又は、人の操作によって自動的にストッカー(300)からサーバー本体(45)へ水ボトル(47)を自動移送する水ボトルストック供給装置。
【請求項2】
ストッカー(300)は、
フレーム本体(44)の上面に左右方向に沿って設けられ左右にリフトストッカー駆動ホイル左(27a)、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)を取付けたリフトストッカー駆動軸(27)と、
フレーム本体(44)の下方向にリフトストッカー駆動軸(27)と対向して設けられ左右にリフトストッカー駆動ホイル左(27a)、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)を取付けたリフトストッカー従動軸(28)とを備え、
リフトストッカー駆動軸(27)のリフトストッカー駆動ホイル左(27a)とリフトストッカー従動軸(28)のリフトストッカー駆動ホイル左(27a)とにリフトストッカー駆動索左(31a)を上下方向に輪にして取付け、
リフトストッカー駆動軸(27)のリフトストッカー駆動ホイル右(27b)とリフトストッカー従動軸(28)のリフトストッカー駆動ホイル右(27b)とにリフトストッカー駆動索右(31b)を上下方向に輪にして取付け、
リフトストッカー駆動索左(31a)とリフトストッカー駆動索右(31b)に水ボトル(47)を載せて運ぶためのパレット(35)をピン接合させて取り付けている請求項1に記載の水ボトルストック供給装置。
【請求項3】
チャッキング装置(200)は、左右方向と、前後方向とのT字形状往復動レール(10)の左側に左側チャックユニット(6)と、右側に右側チャックユニット(5)とを往復動レール(10)の左右方向に摺動可能に備え、
左側チャックユニット(6)には水ボトル(47)の外周面の凸部に合わせたチャッキング部が凹部形状の左側ボトルチャック(1)を備え、
右側チャックユニット(5)には水ボトル(47)の外周面の凸部に合わせたチャッキング部が凹部形状の右側ボトルチャック(2)を備え、
往復動レール(10)の左右方向に摺動して水ボトル(47)の凸部を、左右方向と、前後方向との、位置合わせしてチャッキングする請求項1~2に記載の水ボトルストック供給装置。
【請求項4】
左側チャックユニット用下ブロック(6a)には、左側チャックユニットラック(7b)を左右方向に伸び、歯を上向きにして、往復動レール(10)の左右方向中央部に備えられたピニオン(7d)の下向の刃と噛み合って備え、
右側チャックユニット用上ブロック(5c)には、右側チャックユニットラック(7a)を左右方向に伸び、歯を下向きにして、往復動レール(10)の左右方向中央部に備えられたピニオン(7d)の上向の刃と噛み合って備え、
チャックアクチュエーター(8)の伸縮動作によって左側チャックユニット(6)と、右側に右側チャックユニット(5)とが往復動レール(10)の左右方向を向かい合って互いに左右逆方向に摺動可能に備えた請求項1~3に記載の水ボトルストック供給装置。
【請求項5】
ストッカー(300)の左右方向に備えられたリフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)とに渡って接合されたパレット、左右駆動索連結具(32)の軸上に、左側にパレット主アーム左(33a)と、右側にパレット主アーム右(33b)との一端をピン接合し、パレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)のもう一方の先端部にパレット35を設け、パレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)の中央部に補助アーム(400)をそれぞれピン節合して取付、補助アーム(400)のもう一方の先端部をリフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)とにピン接合して取付、リフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)との移動に追随可能な請求項1~4に記載の水ボトルストック供給装置。
【請求項6】
水ボトル(47)の検出を水ボトルの検出と、水ボトル空検出の両方を同時に検出し、ストッカー(300)内に、水入りの水ボトル(47)と、空の水ボトル(47)を混在してストックし、水入りの水ボトル(47)と、空の水ボトル(47)とのそれぞれの運転に応じた運転可能な請求項1~5に記載の水ボトルストック供給装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各家庭や利用居室へ配送された水ボトルのハンドリングにおいて、水ボトル供給作業の身体的軽減と、作業の安全と、配送コスト軽減を提供する水ボトルストック供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の水サーバーへの水ボトルセット作業において、水サーバーの床設置面は狭く、1~2kg程度の静押し力でも転倒の起こりやすい直方体形状面を成しており、水ボトルセット作業時の作業者つまずきや、身体事情によっては、作業者とともに水サーバーの転倒事故をも想定され大変危険な作業性と、設置環境を生じている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-11762
【特許文献2】特許WO-A1-2012/098690
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
公開文献1に開示された技術には次のような改善点があった。
【0005】
水サーバーの床置きでの設置状態は、幅や奥行きの狭い設置面であり、設置高さは高く、小さな押し力の作用でも転倒しやすい設置形状面をなしている。
【0006】
公開文献2に開示された技術には次のような改善点があった。
【0007】
水サーバーの床置きでの設置状態において、水ボトルのサーバーへの投入位置は低い構造となっているが、設置状態は幅や奥行きの狭い(水ボトルの容量と、平面面積から想定)設置面であり、設置高さは、注水、温水ユニットの装備位置が高い位置となっていて、地震等の外力に対して安全な構造とはなっていない。
【0008】
公開文献1と、公開文献2とに開示された技術には次のような改善点があった。
【0009】
従来の水サーバーは給水水ボトル単体(約12リトル)の装備しかなく多数回の新しい水ボトルの連続し即応自動的な交換に対応していない。
【0010】
各配送先へのストックスペースがないため、水ボトル配送業者に配送回数を多くする原
因となり、コスト面にも影響している。
【0011】
配送される水ボトル1個の容量は、配送、設置作業の都合で容量12リットル/個、程度であり配送効率のため、複数個の水ボトルを同時に配送し、水サーバーへの設置以外の配送された複数個の水ボトルは、他の場所にストックしているが常に邪魔であり、幼児等にも危険な環境を生じさせている。
【0012】
ストック状態の水ボトルは、室内温度、湿度等、対環境性が悪く、長期間のストック保存には良くない状態(水ボトル内の雑菌、ウイルス等の増殖)である。
【0013】
水ボトル交換の自動的な運転装備がなく、単に目視により水の量を判断し、少なくなれば次の水ボトルを人力搬入して設置し、冷却や加熱電源スイッチ操作によって一定の時間を費やして使用可能な状態としている。
【0014】
サーバーへの水ボトル設置作業について、設置場所が低い位置とすることによって、水ボトル移動時の作業状態が楽とは言えない、なぜなら作業時の人体体形は、片手で水ボトルをぶら下げた直立状態となり、安定を図るためには水ボトルを両手で掴む必要がある、次に低い位置のサーバー投入口への水ボトル設置作業は、サーバー設置場所との芯だし操作が必要であり両手で水ボトルを掴んでの作業は必然となる、サーバーへの設置実行は、人体の姿勢が腰を折り曲げた状態となり身体に無理が生じやすい。
【0015】
水ボトルの供給は水供給メーカー側の配送により賄われ、利用済の空ボトルの処理については、利用者個人による廃棄の場合と、水供給メーカー側の回収処理の主に2通りと想定される、いずれの場合においても一定の期間は空ボトルの保管の必要もあるが、空ボトルの保管を兼ね備えた水サーバーは、公開文献1と、公開文献2とに開示された技術には無い。
本発明は、以上の問題点解決、及び、提案追加により発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記課題を解決するために本発明の水ボトルストック供給装置は、投入容易なストッカー投入口から、順次1個ずつ水ボトルを投入して水ボトル送り装置を起動させ、ストッカー内へ1個ずつ必要な数量の水ボトルをストックする。
次にストックされた水ボトルを、水サーバーに設置された水ボトルが消費され、空となった水ボトルを取り去ることによって1個ずつストッカーから水サーバーへと自動供給する。
水サーバー上の水ボトルが空の検出を、センサーや、目視確認によって検出することによって、水ボトル空の警報を事前に出力して表示し、次の水ボトルの供給を促す。
ストッカーの外周面を断熱材によって覆い外部と遮断し断熱して、ストッカー内の水ボトルを冷却して水ボトル内の雑菌、ウイルス等の増殖を防止する。
【0017】
サーバー本体の左右いずれかに、ストッカーを備え、水ボトルをストックして、利用後の空の水ボトルをストッカー最後部から利用後毎に順次ストックすることによって空ボトルと、水ボトルとのストック場所を兼ね備える。
【0018】
ストッカーと、サーバー本体とを一体とすることにより、新しい水ボトルが配送され、ストッカー内の空ボトルの後位置から新しい水ボトルをストックする毎に、空ボトルが新しい水ボトルの上に押し出され、その毎に空ボトルを取出し回収者に回収を依頼することにより、水ボトルのストックと、空ボトルの排出を同時にする。
【発明の効果】
【0019】
本発明の水ボトルストック供給装置を、水サーバーと一体とする事によって、水サーバー設置面を大きくし水ボトルセット時や、その他の接触等による水サーバーの転倒を防止できる。
【0020】
本発明の水ボトルストック供給装置に複数個の水ボトルをストックすることによって、ストック数量の水の消費が終わるまで水ボトルセットは一定の時間必要がなく、ストックが無くなれば次にストック作業開始としても良く、あるいは配送業者に委託することも可能となる。
【0021】
本発明の水ボトルストック供給装置に必要なセンサーを設けることによって全自動運転方式とすれば、水ボトルストック供給装置の指示によって操作し、労力を軽減して水ボトル供給作業が出来る。
【0022】
本発明の水ボトルストック供給装置に必要なセンサーを設けることによって全自動運転方式とすれば、水ボトルストック供給装置からの音声によって操作者に指示することが可能となる。
【0023】
本発明の水ボトルストック供給装置に必要なセンサーを設けることによって全自動運転方式とすれば、ストック数量、水サーバー上の水の温度、水量等のパネル表示案内も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】図(A)は水ボトルストック供給装置全体の後、上方向からの斜視図であり、図(B)は水ボトルストック供給装置全体の右、上方向からの斜視図である。
【
図2】図(A)は水ボトルのチャッキング、上下動、左右方向移動装置全体の斜視図と、図(B)はC部説明図である。
【
図3】
図2水ボトルのチャッキングと、上下動と、左右方向移動装置全体の矢視A-A図である。
【
図4】図(A)は水ボトルストック供給装置のストック部装置上方部の斜視図と、(B)はA部の拡大図である。
【
図5】図(A)は水ボトルストック供給装置のストック機構構成斜視図と、(B)はA部拡大図であり、(C)はB部拡大図であり、(D)はB部説明図である。
【
図7】図(A)は水ボトルストック供給装置のコントロール、フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
なお各部は模式的に示すものであって、本発明は図示また形態(形状、数量等)に限定するものではない。また本水ボトルストック供給装置に関する説明中の位置関係は、
図2に示す水ボトル投入方向に向かって、手前側を後方向、向かい側を前方向、右方を右方向、左方を左方向、上方を上方向、下方を下方向とする。
【0026】
以下、本発明の実施の形態を
図1~
図7を用いて説明する。
図1(A)に示す水ボトルストック供給装置は、
図1(A)に示すフレーム本体(44)をフレーム本体外装(48)で囲い、フレーム本体(44)の左方向内部に水ボトル(47)のストッカー(300)と、フレーム本体(44)の右方向解放部にはサーバー本体(45)を備え、フレーム本体(44)の上方向にはチャッキング装置(200)を備え、上カバー(50)と、開閉式上カバー(50a)と、開閉式サイドカバー(51)とで囲った密封構造を成している。
【0027】
図1(B)に示す水ボトルストック供給装置の右方向内部に冷却装置(116)を備え、密封構造の水ボトルストック供給装置の内部空間を冷却することによって、ストックされた水ボトル(47)と、サーバー本体(45)に準備された水ボトル(47)とを冷却し水ボトル(47)内の雑菌等の発生や増殖を防止する。
【0028】
図1(B)に示す水ボトルストック供給装置に、冷却装置(116)を備えずとも、単なる水ボトルストッカーと、供給装置としての利用も可能である。
【0029】
図2(A)に示す左側ボトルチャック(1)、右側ボトルチャック(2)は、左側ボトルチャック(1)、右側ボトルチャック(2)のそれぞれの前方向面に接続された左側チャック接続軸(4)、右側チャック接続軸(3)とで、左側チャック接続軸(4)は左側チャックユニット(6)に、右側チャック接続軸(3)は右側チャックユニット(5)に接続されている。
【0030】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)は、上下方向を左側チャックユニット用上下ローラー(6h)と、前後方向を左側チャックユニット用サイドローラー(6g)とによって往復動レール(10)を、上下方向と、左右方向とを挟んだ状態で備え、往復動レール(10)の左右方向に往復動作可能に備えられている。
【0031】
図2に示す右側チャックユニット(5)は、上下方向を左側チャックユニット用上下ローラー(5h)と、前後方向を左側チャックユニット用サイドローラー(5g)とによって往復動レール(10)を挟んだ状態で備え、往復動レール(10)の左右方向に往復動作可能に備えられている。
【0032】
図2(A)に示すチャックアクチュエーター(8)は左右方向を固定金具(8b)によって、右側チャックユニット(5)の上面に備えられ、左側チャックユニット(6)の上面にチャックアクチュエーター作動伝達具(9)を備え、チャックアクチュエーター作動伝達具(9)と、チャックアクチュエーター作動金具(8a)とを、チャックアクチュエーター(8)左右方向の先端部と、後端部とで連結することによりチャックアクチュエーター(8)の伸縮動作によって、左側チャックユニット(6)と、右側チャックユニット(5)とが、それぞれ相反する方向に往復動レール(10)の左右方向に往復動する。
【0033】
図2(A)に示す往復動レール(10)は、左右方向と、前後方向とのT字形状で、左右方向に左側に左側チャックユニット(6)と、右側に右側チャックユニット(5)とを往復動レール(10)を摺動可能に備えている。
【0034】
図2(A)に示す左、左側ボトルチャック(1)、右側ボトルチャック(2)は前後方向を軸として、チャックアクチュエーター(8)の伸縮動作によって、左右方向に均等に開閉する構造をなし、水ボトル(47)をチャッキングする。
【0035】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)は左側チャックユニット用下ブロック(6a)と、左側チャックユニット用後ブロック(6d)と、左側チャックユニット用前ブロック(6b)との下側とを接続し、左側チャックユニット用後ブロック(6d)と、左側チャックユニット用前ブロック(6b)との上方向には、左側チャックユニット用上ブロック(6c)を接続して箱形状をなしている。
【0036】
図2(A)に示す右側チャックユニット(5)は右側チャックユニット用下ブロック(5a)と、右側チャックユニット用後ブロック(5d)と、右側チャックユニット用前ブロック(5b)との下側とを接続し、右側チャックユニット用後ブロック(5d)と、右側チャックユニット用前ブロック(5b)との上方向には、右側チャックユニット用上ブロック(5c)を接続して箱形状をなしている。
【0037】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)の箱形状をなしている左側チャックユニット用前ブロック(6b)と左側チャックユニット用後ブロック(6d)とには、往復動レール(10)を上下方向に挟んだ状態で一対の左側チャックユニット用上下ローラー(6h)を二組左側チャックユニット用前ブロック(6b)と左側チャックユニット用後ブロック(6d)との左右方向に備えている。
【0038】
図2(A)に示す右側チャックユニット(5)の箱形状をなしている右側チャックユニット用前ブロック(5b)と右側チャックユニット用後ブロック(5d)とには、往復動レール(10)を上下方向に挟んだ状態で一対の右側チャックユニット用上下ローラー(5h)を二組右側チャックユニット用前ブロック(6b)と右側チャックユニット用後ブロック(6d)との左右方向に備えている。
【0039】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)の箱形状をなしている左側チャックユニット用前ブロック(6b)と左側チャックユニット用後ブロック(6d)とには、往復動レール(10)を左右方向に挟んだ状態で一対の左側チャックユニット用サイドローラー(6g)を二組左側チャックユニット用前ブロック(6b)と左側チャックユニット用後ブロック(6d)との左右方向に備えている。
【0040】
図2(A)に示す右側チャックユニット(5)の箱形状をなしている右側チャックユニット用前ブロック(5b)と右側チャックユニット用後ブロック(5d)とには、往復動レール(10)を前後方向に挟んだ状態で一対とし、右側チャックユニット用サイドローラー(5g)を二組として右側チャックユニット用前ブロック(5b)と右側チャックユニット用後ブロック(5d)との左右方向に備えている。
【0041】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)と、右側チャックユニット(5)とにそなえられた左側チャックユニット用サイドローラー(6g)、右側チャックユニット用サイドローラー(5g)はそれぞれ上下方向に左側チャックユニット用サイドローラー軸(6f)と、右側チャックユニット用サイドローラー軸(5f)とに貫通し、左側チャックユニット用サイドローラー軸(6f)と、右側チャックユニット用サイドローラー軸(5f)の上下方向を、左側チャックユニット用サイドローラー軸(6e)と、右チャックユニット用サイドローラーブラケット(5e)とで挟んだ状態で、左側チャックユニット用前ブロック(6b)と、左側チャックユニット用後ブロック(6d)と、右側チャックユニット用前ブロック(5b)と、右側チャックユニット用後ブロック(5d)とにそれぞれ設置している。
【0042】
図2(A)に示す左右方向と前後方向とのT字形状の往復動レール(10)の前方面には、左右方向に単列、又は複数列の上下動用ガイドブロック(15)を上下方向に備え、左右方向移動テーブルの後方向面に備えられた上下動用レール(14)と組み合って、往復動レール(10)が上下方向に移動可能な構造となっている。
【0043】
図2(A)に示す往復動レール(10)の上面に上下方向面に、上下方向往復動可能に、上下動アクチュエーター(11)を備え、上下動アクチュエーター(11)の下側先端に上下動アクチュエーター作動伝達具(12)を備え、上下動アクチュエーター作動伝達具(12)の下側先端を左右方向移動テーブル(13)と連結することにより上下動アクチュエーター(11)の往復動動作により、往復動レール(10)が上下方向に往復移動する構造とする。
【0044】
図2(A)に示す左右方向移動テーブル(13)の前方向面に左右方向移動ガイドブロック(16)を左右方向に移動可能に単列、又は複数列に備え、チャックユニット設置テーブル(18)の後方向面に、左右方向に沿って単列、又は複数列に備えられた左右方向移動用レール(17)と組み合わせ、左右方向移動テーブル(13)が左右方向に移動可能な構造となっている。
【0045】
図2(A)に示すチャックユニット設置テーブル(18)は、チャックユニット設置テーブル(18)の前方向面の左右方向に備えられた、チャックユニット設置テーブル固定ブラケットa(19)と、チャックユニット設置テーブル固定ブラケットb(20)とによって、フレーム本体(44)と接続している。
【0046】
図3に示す左側チャックユニット用下ブロック(6a)には、左側チャックユニットラック(7b)を左右方向に伸び、歯面を上向きにして、往復動レール(10)の左右方向中央部に備えられたピニオン(7d)の外周下向の刃と噛み合って備えられている。
【0047】
図3に示す右側チャックユニット用上ブロック(5c)には、右側チャックユニットラック(7a)を左右方向に伸び、歯面を下向きにして、往復動レール(10)の左右方向中央部に備えられたピニオン(7d)の外周上向の刃と噛み合って備えられている。
【0048】
図3に示すピニオン(7d)は往復動レール(10)の左右方向中央部に、前後方向に伸びて備えられたピニオン軸(7c)に貫通して備えられ、ピニオン(7d)の上向きの歯と、下向きとの歯に噛み合った左側チャックユニットラック(7b)、右側チャックユニットラック(7a)とによって、左側チャックユニット(6)と、右側チャックユニット(5)とが互いに相対して左右方向それぞれ反対方向に同じ距離を移動する機構をなしている。
【0049】
図2(A)に示す左側チャックユニット(6)と、右側チャックユニット(5)とが互いに相対して左右方向それぞれ反対方向に同じ距離を移動する機構によって、それぞれ備えられた、左側ボトルチャック(1)と、右側ボトルチャック(2)によってセンターリング(位置決め)して水ボトル(47)をチャッキング可能としている。
【0050】
図2(A)に示す左右方向移動アクチュエーター(21)は、左右方向に伸び、左右方向移動アクチュエーター(21)の左右方向をチャックユニット設置テーブル固定ブラケットb(20)によって、チャックユニット設置テーブル(18)と、
図1に示すフレーム本体(44)とに備えられている。
【0051】
図2(A)に示す左右方向移動アクチュエーター(21)に備えられた左右方向移動用ブラケット(22)は左右方向移動アクチュエーター(21)の作動によって左右方向に往復移動可能な構造となっている。
【0052】
図2(A)と、
図2(B)C部説明図に示す左右方向移動アクチュエーター(21)に備えられた左右方向移動用ブラケット(22)には前後方向を軸として左右方向移動伝達具(22a)を固定して備え、左右方向移動テーブル(13)に前後方向を軸として貫通した穴(22b)に左右方向移動伝達具(22a)を挿入して備える。
この時、貫通した穴(22b)を左右方向移動伝達具(22a)より大きくして隙間をもたせ、左右方向移動力と、上下方向とに、ルーズな移動力伝達可能な構造をなしている。
【0053】
図1(A)に示す投入口扉(46)を開けて、投入口(49)より人力により水ボトル(47)をパレット(35)の上方から差し込むよう挿入してストッカー(300)に順次ストックする。
【0054】
図4(A)に示すリフトストッカー駆動機(23)を、フレーム本体(44)の上方向面に出力軸を左方向にして、リフトストッカー駆動ホイルa(25)を出力軸上に挿入して設置する。
【0055】
図4(A)と、
図5(A)に示すリフトストッカー駆動軸軸受け(27c)と、リフトストッカー駆動軸軸受け(27d)とを、左右方向を軸として回転可能にフレーム本体(44)の上面に、リフトストッカー駆動軸(27)を貫通挿入して備える。
【0056】
図4(A)と、
図5(A)とに示すリフトストッカー駆動軸(27)の軸上に、左右方向を軸としてリフトストッカー駆動軸(27)の中央部より左方向に、リフトストッカー駆動ホイルa(27)を備え、右方向には、リフトストッカー駆動ホイルb(27)を、リフトストッカー駆動軸(27)に貫通して一対として備える、さらにリフトストッカー駆動軸(27)の最右方向にはリフトストッカー駆動ホイルb(26)を挿入し、リフトストッカー駆動機(23)のリフトストッカー駆動ホイルa(25)と左右方向の位置合わせの上、リフトストッカー駆動伝達具(24)と連結して備える。
【0057】
図4(A)に示すリフトストックカー駆動索案内設置板左(30a)と、リフトストックカー駆動索案内設置板右(30b)とを、フレーム本体(44)の上方向面から下方向面へと上下方向に沿い、左右方向面には、リフトストッカー駆動ホイル左(27a)と、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)とに位置合わせの上備える。
【0058】
図4(A)と、
図5(A)と、
図5(D)B部拡大図とに示すリフトストックカー駆動索案内設置板左(30a)の下方向端の左方向面と、リフトストックカー駆動索案内設置板右(30b)の右方向面とに、それぞれ駆動索テンション用板(39)を備える。
【0059】
図5(A)と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示すリフトストッカー従動軸(28)を、左右方向を軸として、リフトストッカー従動軸(28)の左右方向両端面部に貫通して備えた、駆動索テンション用ブロック(41)と、左右に備えられたリフトストッカー駆動索案内設置板左(30a)と、リフトストッカー駆動索案内設置板右(30b)とにそれぞれ形成されたテンション摺動溝(41a)に、フレーム本体(44)の上面の、リフトストッカー駆動軸(27)に上下方向に対向して挿入する
【0060】
図5(A)と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示すリフトストッカー従動軸(28)の軸上に左右方向を軸としてリフトストッカー従動軸(28)の中央部より左方向に、リフトストッカー駆動ホイル左(27a)を備え、右方向には、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)を、リフトストッカー従動軸(28)に貫通して一対として、フレーム本体(44)の上面の、リフトストッカー駆動軸(27)の左方向の、リフトストッカー駆動ホイル左(27a)と、右方向の、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)とに、左右方向の位置を合わせて挿入する。
【0061】
図4(B)A部拡大図と、
図5(A)に示すリフトストッカー駆動索左(31a)は、リフトストッカー駆動軸(27)の左方向に備えられたリフトストッカー駆動ホイル左(27a)の外周面に後方向から前方向へと沿わせて、前方向リフトストッカー駆動索案内左(29a)の上方向から下方向へと通し、リフトストッカー従動軸(28)の左方向に備えられたリフトストッカー駆動ホイル左(27a)の前方向から後方向へとリフトストッカー駆動ホイル左(27a)の外周面に沿わせて通し、後方向リフトストッカー駆動索案内左(29a)の下方向から上方向へと通し、輪を形成する。
【0062】
図5(A)に示すリフトストッカー駆動索右(31b)は、リフトストッカー駆動軸(27)の右方向に備えられたリフトストッカー駆動ホイル右(27b)の外周面に後方向から前方向へと沿わせて、前方向リフトストッカー駆動索案内右(29b)の上方向から下方向へと通し、リフトストッカー従動軸(28)の右方向に備えられたリフトストッカー駆動ホイル右(27b)の前方向から後方向へとリフトストッカー駆動ホイル右(27b)の外周面に沿わせて通し、後方向リフトストッカー駆動索案内右(29b)の下方向から上方向へと通し、輪を形成する。
【0063】
図5(A)に示すリフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)とを、前、後方向リフトストッカー駆動索案内左(29a)と、前、後方向リフトストッカー駆動索案内右(29b)とに、それぞれ通すことにより、地震、設置部の振動、パレット(35)への水ボトル(47)投入時の積載振動、積載による自重、反力等の外力を受けても、パレット(35)の変位を一定値以下に確保可能となる。
【0064】
図4と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示す駆動索テンション板(39)から、テンション用ボルト(40)を、駆動索テンション用スプリング(42)を通し、左右両方向の駆動索テンション用ブロック(41)の下面から上方向へと穴を通して、左右両方向の駆動索テンション用ブロック(41)の上面で、駆動索テンション用ボルト固定ナット(43)で締める。
【0065】
図4と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示す左右両方向の駆動索テンション用ブロック(41)の上面で、駆動索テンション用ボルト固定ナット(43)で締めたり緩めたりすることによって、駆動索テンション用スプリング(42)反力によって任意のテンション力を発生、維持することが出来る。
【0066】
図4と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示す駆動索テンション板(39)と、上下方向に摺動可能な左右両方向の駆動索テンション用ブロック(41)との間に駆動索テンション用スプリング(42)を設置することにより、リフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)との、伸び変形に順応して常に設定する力でリフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)にテンションを与えることができる。
【0067】
リフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)にテンションを与えることができることにより、リフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)にピン接合されたパレット(35)に、水ボトル(47)を積載しても、接合部ピン間の距離を一定に保ち、水ボトル(47)のストック時の傾きや、リフト時の振動を防止できる。
【0068】
図4と、
図5(C)B部拡大図と、
図5(D)B部説明図とに示す駆動索テンション用スプリング(42)がなくとも、目視確認等によってリフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)のテンション状態を、駆動索テンション用ボルト固定ナット(43)を、絞めたり緩めたりすることによっても接合部ピン間の距離を一定に保ち、水ボトル(47)のストック時の傾きや、リフト時の振動を防止できる。
【0069】
図5(A)と、
図5(B)A部拡大図とに示すパレット駆動索連結具(32)は、左右方向二列で上下方向に沿って備えられたリフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)とに、パレット駆動索連結具(32)の左右方向端部をそれぞれ接合して備える。
【0070】
図5(A)と、
図5(B)A部拡大図とに示すパレット駆動索連結具(32)の軸上に回転可能に貫通して、左方向に、パレット主アーム左(33a)を、右方向にパレット主アーム右(33b)をピン接合して備え、パレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)とのそれぞれの前後方向中央部のパレット主アームピン穴(33c)に、パレット補助アーム接続具(36)を回動可能に勘合して備え、それぞれのパレット補助アーム接続具a(36)のパレット補助アーム接続口1(36a)に、パレット補助アーム接続具b(37)の端面を差し込み挿入してする、パレット補助アーム接続具b(37)のもう一方の端面は、パレット補助アーム接続口2(38a)に差し込んで挿入接続しパレット補助アーム接続具c(38)を連結し、左右方向二列で上下方向に沿って備えられたリフトストッカー駆動索(31a)と、リフトストッカー駆動索(31b)とに、パレット補助アーム接続具c(38)を左右共にそれぞれピン接合する。
【0071】
パレット補助アーム接続具a(36)に備えられたパレット補助アーム接続口1(36a)にパレット補助アーム接続具b(37)の一端を差し込み、反対の一端にパレット補助アーム接続具c(38)に備えられたパレット補助アーム接続口2(38a)を差し込んで一体とした補助アーム(400)として、左右方向のパレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)とにピン接合する。
【0072】
図5(A)と、
図5(B)A部拡大図とに示すパレット(35)は、上面をリフト上方向に向け、パレット(35)の下面に左右方向に形成された溝部と、左右方向二列のパレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)とに、上方向から下方向に向かって差し込み勘合して備える。
【0073】
図5(B)A部拡大図に示すパレット、左右駆動索連結具(32)と、左方向パレット主アーム左(33a)とはピン接合で、パレット、左右駆動索連結具(32)と右方向パレット主アーム右(33b)とを、ピン接合とする。
【0074】
図5(A)と、
図5(B)A部拡大図とに示す左方向と、右方向とのパレット補助アーム接続具(38)と、左方向のリフトストッカー駆動索左(31a)と、右方向のリフトストッカー駆動索右(31b)とを、それぞれをピン接合とする。
【0075】
図5(A)と、
図5(B)A部拡大図とに示す左方向パレット主アーム左(33a)と、右方向パレット主アーム右(33b)と、左右方向のパレット補助アーム接続具(36)とはピン接続である。
【0076】
パレット(35)に備えられたパレット主アーム左(33a)と、パレット主アーム右(33b)と、補助アーム(400)とは全てピン接合であることにより、左右の駆動索(31a)、(31b)の移動時による、ピン間の距離の変化に追随して円滑な駆動索走行を実現する。
【0077】
図2(A)に示す左側ボトルチャック(1)、右側ボトルチャック(2)は、チャックする水ボトルの掴み位置凸形状に合わせた凹形状として、チャッキング時の、多少の左右方向と、上下方向のずれが生じていても、チャッキング動作によって修正されるように接触面をテーパー形状や、曲面形状としている。
【0078】
図1(A)に示す水ボトル検出センサーA(101)と、水ボトル検出センサーB(102)の検出に応じて、下段ストック有表示灯(100)と、上段ストック有表示灯(100a)を表示、点灯する。
【0079】
図1(A)に示す水ボトル空検出センサーD(104)の検出によって、水無し表示灯(115)を点灯する。
【0080】
図1(A)に示す水ボトル検出センサーC(103)は、サーバー本体(45)上の水ボトルの有無検出で、チャッキング装置の左右方向移動アクチュエーター(21)作動によるチャッキング装置(200)と、水ボトル(47)との衝突を防止する。
【0081】
図1(B)に示す冷却器起動スイッチ(100c)の起動で、ストッカー(300)の水ボトル(47)を冷却し水ボトル(47)内の雑菌の増殖を防止する。
【0082】
図1(B)に示す冷却機(116)は、温調システムを備え、温度センサー(100b)の検出により、
図5ストッカー(300)内の室温を自動的にコントロールする。
【0083】
図6に示す連動運転コントローラー(117)は単動、連動セレクトスイッチ(119)の連動セレクトによって有効となり、単動コントローラー(118)は無効となる。
【0084】
図6に示す単動コントローラー(118)は単動、連動セレクトスイッチ(119)の単動セレクトによって有効となり、連動コントローラー(117)は無効となる。
【0085】
図1(A)に示すリフトストッカー非常停止(105)の起動で、直ちにリフトストッカー駆動機(23)、チャックアクチュエーター(8)、上下動アクチュエーター((11)、左右方向移動アクチュエーター(21)の動作を停止し、自動運転モードもリセットされる。
【0086】
図1(A)に示すリフトストッカー非常停止(105)はプッシュロック方式とし、再プッシュ、又は、回転方式において非常停止を解除可能とする。
【0087】
図6に示す単動、連動セレクトスイッチ(119)の連動セレクトにおいて起動スイッチ(106)が有効となる。
【0088】
図6に示す単動、連動セレクトスイッチ(119)の単動セレクトにおいて、単動コントローラー(118)が有効となり、非常停止後の連動運転に向けての回復状態を設定する。
【0089】
図1(A)に示す水ボトル検出センサーA(101)の検出において、下段ストック有表示灯(100)が点灯する。
【0090】
図1(A)に示す水ボトル検出センサーB(102)の検出において、上段ストック有表示灯(100a)が点灯する。
【0091】
図1(A)に示す水ボトル空検出センサーA(104)の検出において、サーバー本体(45)に設置された水ボトル(47)内に水が無い事を、水無し表示灯(115)の点灯や、音声、警報音等によって表示する。
【0092】
図1(A)に示す水ボトル検出センサーB(102)をLEDファイバーセンサーや、近赤外分光法センサーによる水ボトルの検出と、空ボトル検出を同時に分けて認識検出するサンサーとしてもよい。
【0093】
水ボトル検出センサーB(102)が水無しの水ボトル(47)の検出であったらば、連動モード運転を停止し、単動モード運転に自動的に切り替え、水無し表示灯(115)を点滅させ、音声、警報音により表示し、開閉式サイドカバー(51)を開いて空の水ボトル(47)の取り出しを促す。
【0094】
図1(A)に示す水ボトル空検出センサーD(104)の水ボトル(47)内の空検出によって、ストッカー(300)に水ボトル(47)の供給指令とするが、水ボトル空検出センサーD(104)によるものではなく、水ボトル供給指令スイッチ(104a)の操作による手動としてもよい、但し水ボトル供給指令スイッチ(104a)での状態は、操作者側の認識済であり、音声、警報音による表示は省かれる。
【0095】
図6に示す単動コントローラー(118)には、チャックアクチュエーター(8)の左右駆動スイッチと、往復動レール上下動アクチュエーター(11)の上下動スイッチと、左右方向移動アクチュエーター(21)の左右動スイッチと、リフトストッカー駆動機(23)の駆動スイッチとを備えている。
【0096】
図6に示す連動運転コントローラー(117)には、シーケンスコントローラー、又は、パーソナルコンピューターが備えられている、このことによって自動での連動動作をコントロール可能となっている。
【0097】
図6に示す制御盤(114)に備えられた、単動、連動セレクトスイッチ(119)の選択によって単動をセレクトすると、ストックスイッチ(120)と、積込位置ボトル検出センサー(121)以外の全センサーへの電源が停止される。
【0098】
図1と、
図6とに示す制御盤(114)の単動、連動セレクトスイッチ(119)を単動セレクトすると、単動コントローラー(118)が起動し、起動スイッチ(106)の起動は無視され、単動モードとなる。
【0099】
本発明の水ボトルストック供給装置は、電源を投入しセレクトスイッチ(119)を連動にセレクトすると制御盤(114)に電源が供給され、水ボトル(47)のストック状況や、ストッカー(300)内の温度、
図6に示すストック温度、ストック数量表示(119a)、下段ストック表示(100)、上段ストック表示(100a)がなされ、表示に従って投入口扉(46)を開け、水ボトル(47)をパレット(35)に差し込み挿入し、投入口扉(46)を閉じて水ボトルをストッカー(300)ストックスイッチ(120)を操作し、リフトストッカー駆動機(23)を駆動させて水ボトル(47)を順次ストックする。
【0100】
ストッカー(300)内に満杯に水ボトル(47)がストックされると、定タイムアップ後、さらにリフトストッカー駆動機(23)を駆動させ、積込位置ボトル検出センサー(121)の検出でリフトストッカー駆動機(23)を停止して準備する。
この時積込位置ボトル検出センサー(121)をLEDファイバーセンサーや、近赤外分光法センサーによる水ボトルの検出と、空ボトル検出を同時に分けて認識検出するサンサーとしてもよい。
【0101】
積込位置ボトル検出センサー(121)をLEDファイバーセンサーや、近赤外分光法センサー、による、水ボトルの検出と、空ボトル検出を同時に分けて認識検出するサンサーとして、水を入れた水ボトル(47)検出では連動モードでの連続運転を続行し、水のない空ボトル検出の場合は連動モードを一旦停止して、単独モードに自動的に切り替えて、空ボトルの取り出しを水無し表示灯(115)の点滅や音声、警報等で促す方式が可能となる。
【0102】
すでにサーバー本体(45)へ設置済の水ボトル(47)内を、水ボトル空検出センサーDの空検出することよって水無し表示灯(115)を点灯や、音声、警報等で空となった水ボトル(47)の撤去を促す。
【0103】
図1(A)に示す開閉式上カバー(50a)を手作業によって開き、空となった水ボトル(47)を取り出し後、開閉式上カバー(50a)を手作業によって閉じると、水ボトル空検出センサーDの空検出と、積込位置水ボトル検出センサー(121)の水ボトル(47)有検出と、水ボトル検出センサーC(103)の水ボトル(47)無し検出とで、水ボトル空検出センサーDの空検出か、又は、水ボトル供給指令スイッチ(114a)の作動の何れかの信号により、左右方向移動アクチュエーター(21)がストッカー(300)方向へ移動し、横行積込位置検出センサー(111)の検出によって左右方向移動アクチュエーター(21)が移動を停止する。
【0104】
左右方向移動アクチュエーター(21)の移動停止後、上下動アクチュエーター(11)が下方向へ下降し、チャック位置下降検出センサー(109)検出定タイムアップ後、チャックアクチュエーター(8)が作動し水ボトル(47)を位置決めと共に、左側ボトルチャック(1)と、右側」ボトルチャック(2)とを閉じて水ボトル(47)をチャッキングし、チャック閉検出センサー(108)の検出定タイムアップ後、上下動アクチュエーター(11)が上方向へ上昇する。
【0105】
チャック上昇位置検出センサー(110)検出定タイムアップ後、左右方向移動アクチュエーター(21)がサーバー本体(45)側へ水ボトル(47)と共に移動する。
【0106】
左右方向移動アクチュエーター(21)のサーバー本体(45)側へ移動を、水ボトル供給下降位置検出センサー(112)の検出後停止し、定タイムアップ後、上下動アクチュエーター(11)が下方向へ下降し、チャック下降位置検出センサー(110)検出定タイムアップ後、チャックアクチュエーター(8)が作動し水ボトル(47)を、左側ボトルチャック(1)と、右側ボトルチャック(2)とを開いて開放し、チャック開検出センサー(107)の検出定タイムアップ後、上下動アクチュエーター(11)が上方向へ上昇する一連の動作を連動モード動作とする。
【0107】
左右方向移動アクチュエーター(21)の動作指令となる、水ボトル空検出センサーD(104)と、水ボトル供給指令スイッチ(104a)との使用の差違とは、連動動作中の停電や、非常停止後の再スタート時における、すでに空ボトルを撤去し、サーバー本体上の空の水ボトル(47)の水ボトル空検出センサー(104)による再検出が不可能であったときの水ボトル空検出センサー(104)バックアップ用とする事。
【0108】
利用後の空ボトルは、制御盤(114)に備えられた単動、連動セレクトスイッチ(119)の単動モードをセレクト後、空となった水ボトルをサーバー本体(45)から取り去さった後、ストッカー(300)の投入口扉(46)を開け、パレット(35)に差し込んで乗せ、ストックスイッチ(120)を操作してリフトストッカー駆動機(23)を起動してストッカー(300)内にストックする。
【0109】
(106)操作時のリフトストッカー駆動機(23)は、ストックスイッチ(120)の一回の操作で積込位置ボトル検出センサー(121)の位置で空ボトルを検出後一度停止し、ストッカー(300)の上部に移動した空ボトルを、開閉式サイドカバー(51)を開けて取り去る、この動作によってストカー(300)内の空ボトルを取り出すことが出来る。
【0110】
(連動運転モードの説明)
【0111】
【0112】
外部電源と制御盤(114)とを接続する(S0)。
【0113】
制御盤(114)に電源供給され、
図6記載の電源表示灯A(113)が点灯する(S1)~(S2)。
【0114】
制御盤(114)に備えられた、単動、連動セレクトスイッチ(119)の選択によって連動をセレクトすると、全センサーへの電源が供給される(S3)。
【0115】
制御盤(114)に備えられた、単動、連動セレクトスイッチ(119)の選択によって連動をセレクトし、起動スイッチ(106)を起動すると(S5)、
図1記載の電源表示灯B(113a)が点灯(S5a)し、連動運転コントローラーが起動し連動モード運転となる(S7)。
【0116】
投入口扉(46)を開け、水ボトル(47)をパレット(35)に差し込み挿入し、投入口扉(46)を閉じてストックスイッチ(120)をONにし(S8)、水ボトル検出センサーB(102)の水ボトル無し検出(S9)と、開閉式上カバー閉検出センサー(122)の閉検出(S10)と、投入口扉閉検出センサー(122a)の閉検出(S11)と、水ボトル検出センサーA(101)の検出信号(S12)とで、ストッカー(300)のリフトストッカー駆動機(23)が起動(S13)し、水ボトル検出センサーB(102)の検出(S14)でリフトストッカー駆動機(23)を停止(S20)する。
【0117】
先に積込位置ボトル検出センサー(121)の検出と、開閉式上カバー閉検出センサー(122)の開検出と、投入口扉閉検出センサー(122a)の開検出との何れかであれば、水ボトル(47)をパレット(35)に差し込み挿入し、ストックスイッチ(120)を起動してもリフトストッカー駆動機(23)は起動しない。
【0118】
ストッカー(300)内に定数個の水ボトル(47)を前記ストックスイッチ(120)のON(S8)によるストックを繰り返して準備する。
【0119】
連動モード(S7)で、水ボトル検出センサーA(101)検出(S15)と、水ボトル検出センサーB(102)検出と、開閉式上カバー閉検出(S17)と、投入口扉閉検出(S18)とで、積込位置ボトル検出センサー(121)検出位置までリフトストッカー駆動機(23)が起動(S13)して停止(S20)して準備する。
【0120】
積込位置ボトル検出センサー(121)の検出(S21)と、水ボトル検出センサーC(103)の水ボトル無し検出(S22)と、チャック開検出センサー(107)の開検出(S23)と、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S24)と、開閉式上カバー閉検出センサー(122)の検出(S25)と、投入口扉閉検出センサー(122a)の検出(S26)との、全てのセンサー条件において、水ボトル空検出センサーD(104)の検出(S27)あるいは、ボトル供給指令スイッチ(104a)のON(S28)のいずれかの信号によって左右方向移動アクチュエーター(21)が左側(ストッカー(300))方向へ移動(S29)し、横行積込位置検出センサー(111)の検出(S30)で左右方向移動アクチュエーター(21)が左側(ストッカー(300))移動を停止(S18)する。
【0121】
横行積込位置検出センサー(111)の検出(S30)と、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S31)と、定タイムアップ(S32)後、上下動アクチュエーター(11)の下降(S33)から、チャック下降位置検出センサー(109)検出(S34)後、定タイムアップ(S35)後、チャックアクチュエーター(8)を縮動(S36)して水ボトル(47)をチャッキングする。
【0122】
チャック閉検出センサー(108)の検出(S37)後、定タイムアップ(S38)後、上下動アクチュエーター(11)を上昇(S39)し、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S40)後、更に、定タイムアップ(S41)後、チャック閉検出センサーの検出(S42)と、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(43)とで、左右方向移動アクチュエーター(21)の右移動(サーバー本体(45))(S44)を開始する。
【0123】
水ボトル供給下降位置検出センサー(112)の検出(S45)後、左右方向移動アクチュエーター(21)を停止(S46)し、定タイムアップ(S47)後、上下動アクチュエーター(11)を下降(S48)させ、定タイムアップ(S49)後、チャックアクチュエーター(8)を伸出(S50)させ、チャック開検出センサー(107)の検出(S51)後、定タイムアップ(S52)後、上下動アクチュエーター(11)を上昇(S53)する。
以上の動作によって、自動的に水ボトル(47)をストックし、サーバー本体(45)の要求に応じてサーバー本体(45)へ水ボトルを自動供給する。
【0124】
連動モード運転中に水無し状態の水ボトル(47)を、水ボトル検出センサーB(102)が検出すると直ちに連動モード運転を停止し(S54)単動モードとし、開閉式サイドカバー(51)を開けて空の水ボトル(47)を取り出す。
【0125】
再度起動スイッチ(106)を起動(S5)して連動モードを再スタートする。
【0126】
単動モードについて説明する。
【0127】
単動、連動セレクトスイッチを単動に切り替えると、ストックスイッチ(120)と、積込位置ボトル検出センサー(121)以外の全センサーが停止(S4)し、単動モード(S6)となる。
【0128】
単動動作の目的は、主に停電時や、何らかの事情による非常停止状態後の、各装置の手動による動作状態のリセットをし、連動モード運転の準備をすることである。
【0129】
全ての駆動機や、アクチュエーターには、正動、逆動の単独スイッチを単動コントローラー(118)内に備えている。
【符号の説明】
【0130】
1 左側ボトルチャック
2 右側ボトルチャック
3 右側チャック接続軸
4 左側チャック接続軸
5 右側チャックユニット
5a 右側チャックユニット用下ブロック
5b 右側チャックユニット用前ブロック
5c 右側チャックユニット用上ブロック
5d 右側チャックユニット用後ブロック
5e 右側チャックユニット用サイドローラーブラケット
5f 右側チャックユニット用サイドローラー軸
5g 右側チャックユニット用サイドローラー
5h 右側チャックユニット用上下ローラー
6 左側チャックユニット
6a 左側チャックユニット用下ブロック
6b 左側チャックユニット用前ブロック
6c 左側チャックユニット用上ブロック
6d 左側チャックユニット用後ブロック
6e 左側チャックユニット用サイドローラーブラケット
6f 左側チャックユニット用サイドローラー軸
6g 左側チャックユニット用サイドローラー
6h 左側チャックユニット用上下ローラー
7 左右チャックユニット連動往復機構
7a 右側チャックユニットラック
7b 左側チャックユニットラック
7c ピニオン軸
7d ピニオン
8 チャックアクチュエーター
8a チャックアクチュエーター作動金具
8b チャックアクチュエーター固定金具
9 チャックアクチュエーター作動伝達具
10 往復動レール
11 上下動アクチュエーター
12 上下動アクチュエーター作動伝達具
13 左右方向移動テーブル
14 上下動用レール
15 上下動用ガイドブロック
16 左右方向移動ガイドブロック
17 左右方向移動用レール
18 チャックユニット設置テーブル
19 チャックユニット設置テーブル固定ブラケットa
20 チャックユニット設置テーブル固定ブラケットb
21 左右方向移動アクチュエーター
22 左右方向移動用ブラケット
22a 左右方向移動伝達具
23 リフトストックカー駆動機
24 リフトストックカー駆動伝達具
25 リフトストックカー駆動ホイルa
26 リフトストックカー駆動ホイルb
27 リフトストックカー駆動軸
27a リフトストックカー駆動ホイル左
27b リフトストックカー駆動ホイル右
27c リフトストックカー駆動軸軸受け
28 リフトストックカー従動軸
29a リフトストックカー駆動索案内左
29b リフトストックカー駆動索案内右
30a リフトストックカー駆動索案内設置板左
30b リフトストックカー駆動索案内設置板右
31a リフトストックカー駆動索左
31b リフトストックカー駆動索右
32 パレット、左右駆動索連結具
33a パレット主アーム左
33b パレット主アーム右
33c パレット主アームピン穴
34 左右パレットアーム連結具
35 パレット
36 パレット補助アーム接続具a
36a パレット補助アーム接続口1
37 パレット補助アーム接続具b
38 パレット補助アーム接続具c
38a パレット補助アーム接続口2
39 駆動索テンション用板
40 駆動索テンション用ボルト
41 駆動索テンション用ブロック
42 駆動索テンション用スプリング
43 駆動索テンション用ボルト固定ナット
44 フレーム本体
45 サーバー本体
46 投入口扉
47 水ボトル
48 フレーム本体外装
49 投入口
50 上カバー
50a 開閉式上カバー
51 開閉式サイドカバー
100 下段ストック有表示灯
100a 上段ストック有表示灯
100b 温調用温度センサー
100c 冷却器起動スイッチ
101 水ボトル検出センサーA
102 水ボトル検出センサーB
103 水ボトル検出センサーC
104 水ボトル空検出センサーD
104a 水ボトル供給指令スイッチ
105 非常停止
106 起動スイッチ
107 チャック開検出センサー
108 チャック閉検出センサー
109 チャック下降位置検出センサー
110 チャック上昇位置検出センサー
111 横行積込位置検出センサー
112 水ボトル供給下降位置検出センサー
113 電源表示灯A
113a 電源表示灯B
114 制御盤
115 水無し表示灯
116 冷却器
117 連動運転コントローラー
118 単動コントローラー
119 単動、連動セレクトスイッチ
119a ストッカー温度、ストック数表示
120 ストックスイッチ
121 積込位置ボトル検出センサー
122 開閉式上カバー閉検出センサー
122a 投入口扉閉検出センサー
200 チャッキング装置
300 ストッカー
400 補助アーム
【手続補正書】
【提出日】2021-01-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
フレーム本体(44)と、フレーム本体(44)の左右どちらか一方向に設け、水ボトル(47)をストックして下から上へ運ぶためのストッカー(300)と、フレーム本体(44)の他方側に設け、上面に水ボトル(47)を設置するためのサーバー本体(45)と、フレーム本体(44)の上方に設け、水ボトル(47)を掴んで左右方向に移動させるためのチャッキング装置(200)とを備え、
空の水ボトル(47)と、水入り水ボトル(47)とのストックを兼ね備えたストッカー(300)から、水入りの水ボトル(47)を、サーバー本体(45)へ連動移送し、ストッカー(300)と、サーバー本体(45)との水ボトル(47)が空の水ボトル(47)であれば、サーバー本体(45)と、ストッカー(300)との、それぞれの空の水ボトル(47)の取り出しを自動的に促し、取り出し後、自動的にストッカー(300)からサーバー本体(45)へ、水ボトル(47)を自動移送する水ボトルストック供給装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
ストッカー(300)と、サーバー本体(45)との水ボトル(47)の検出を、水入り水ボトル(47)の検出と、空の水ボトル(47)との両方を検出し、ストッカー(300)と、サーバー本体(45)から、空の水ボトルの取り出しを、警報、音声によって表示可能として取り出しを促し、空ボトル(47)を取出し後、ストッカー(300)内に、水入りの水ボトル(47)と、空の水ボトル(47)を混在してストックし、水入りの水ボトル(47)をサーバー本体(45)に自動的に供給可能な請求項1~5に記載の水ボトルストック供給装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0053】
図1(A)に示す投入口扉(46)を開けて、投入口(49)より人力により水ボトル(47)をパレット(35)の上
から差し込むよう挿入してストッカー(300)に順次ストックする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0102】
すでにサーバー本体(45)へ設置済の水ボトル(47)内を、水ボトル空検出センサーD(104)の空検出することよって水無し表示灯(115)を点灯や、音声、警報等で空となった水ボトル(47)の撤去を促す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0103】
図1(A)に示す開閉式上カバー(50a)を手作業によって開き、空となった水ボトル(47)を取り出し後、開閉式上カバー(50a)を手作業によって閉じると、水ボトル空検出センサーD
(104)の空検出と、積込位置水ボトル検出センサー(121)の水ボトル(47)有検出と、水ボトル検出センサーC(103)の水ボトル(47)無し検出又は、水ボトル供給指令スイッチ(114a)の作動の何れかの信号により、左右方向移動アクチュエーター(21)がストッカー(300)方向へ移動し、横行積込位置検出センサー(111)の検出によって左右方向移動アクチュエーター(21)が移動を停止する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0106】
左右方向移動アクチュエーター(21)のサーバー本体(45)側への移動を、水ボトル供給下降位置検出センサー(112)の検出後停止し、定タイムアップ後、上下動アクチュエーター(11)が下方向へ下降し、チャック下降位置検出センサー(110)検出定タイムアップ後、チャックアクチュエーター(8)が作動し水ボトル(47)を、左側ボトルチャック(1)と、右側ボトルチャック(2)とを開いて開放し、チャック開検出センサー(107)の検出定タイムアップ後、上下動アクチュエーター(11)が上方向へ上昇する一連の動作を連動モード動作とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0120】
積込位置ボトル検出センサー(121)の検出(S21)と、水ボトル検出センサーC(103)の水ボトル無し検出(S22)と、チャック開検出センサー(107)の開検出(S23)と、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S24)と、開閉式上カバー閉検出センサー(122)の検出(S25)と、投入口扉閉検出センサー(122a)の検出(S26)との、全てのセンサー条件において、水ボトル空検出センサーD(104)の検出(S27)あるいは、ボトル供給指令スイッチ(104a)のON(S28)のいずれかの信号によって左右方向移動アクチュエーター(21)が左側(ストッカー(300))方向へ移動(S29)し、横行積込位置検出センサー(111)の検出(S30)で左右方向移動アクチュエーター(21)が左側移動を停止(S18)する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0122】
チャック閉検出センサー(108)の検出(S37)後、定タイムアップ(S38)後、上下動アクチュエーター(11)を上昇(S39)し、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S40)後、更に、定タイムアップ(S41)後、チャック閉検出センサーの検出(S42)と、チャック上昇位置検出センサー(110)の検出(S43)とで、左右方向移動アクチュエーター(21)の右移動(S44)を開始する。
【手続補正書】
【提出日】2021-06-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
フレーム本体(44)と、フレーム本体(44)の左右どちらか一方向に設け、フレーム本体(44)の上面に左右方向に沿って、左右にリフトストッカー駆動ホイル左(27a)、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)を取付けたリフトストッカー駆動軸(27)と、フレーム本体(44)の下方向にリフトストッカー駆動軸(27)と対向して設け、左右にリフトストッカー駆動ホイル左(27a)、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)とを取付け、リフトストッカー駆動軸(27)のリフトストッカー駆動ホイル左(27a)とリフトストッカー従動軸(28)のリフトストッカー駆動ホイル左(27a)に、リフトストッカー駆動索左(31a)を上下方向に輪にして取付け、リフトストッカー駆動軸(27)のリフトストッカー駆動ホイル右(27b)とリフトストッカー従動軸(28)のリフトストッカー駆動ホイル右(27b)とにリフトストッカー駆動索右(31b)を上下方向に輪にして取付けリフトストッカー駆動索左(31a)とリフトストッカー駆動索右(31b)に水ボトル(47)を載せて下から上へ運ぶためのパレット(35)をピン接合させて取り付けて、空の水ボトル(47)と、水入り水ボトル(47)とのストックを兼ね備えたストッカー(300)とし、
フレーム本体(44)の他方側に設け、上面に水ボトル(47)を設置するためのサーバー本体(45)と、フレーム本体(44)の上方に設け、水ボトル(47)を掴んで左右方向に移動させるためのチャッキング装置(200)とを備え、
空の水ボトル(47)と、水入り水ボトル(47)とのストックを兼ね備えたストッカー(300)から、水入りの水ボトル(47)を、サーバー本体(45)へ連動移送し、ストッカー(300)と、サーバー本体(45)との水ボトル(47)が空の水ボトル(47)であれば、サーバー本体(45)と、ストッカー(300)との、それぞれの空の水ボトル(47)の取り出しを自動的に促し、取り出し後、自動的にストッカー(300)からサーバー本体(45)へ、水ボトル(47)を自動移送する、水ボトルストック供給装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
リフトストックカー駆動索案内設置板左(30a)と、リフトストックカー駆動索案内設置板右(30b)とを、フレーム本体(44)の上方向面から下方向面へと上下方向に沿い、左右方向は、リフトストッカー駆動ホイル左(27a)と、リフトストッカー駆動ホイル右(27b)とに位置合わせの上備え、リフトストックカー駆動索案内設置板左(30a)にはリフトストッカー駆動索案内左(29a)を、リフトストックカー駆動索案内設置板右(30b)にはリフトストッカー駆動索案内右(29b)を、リフトストッカー駆動索左(31a)と、リフトストッカー駆動索右(31b)をそれぞれ通し、パレット(35)を取り付けたリフトストッカー駆動索案内左(29a)と、リフトストッカー駆動索案内右(29b)とにピン接合されたパレット(35)に水ボトル(47)の投入時の積載振動、積載による自重、反力等の外力を受けても、パレット(35)の変位を一定値以下に確保可能な、請求項1に記載の水ボトルストック供給装置。