(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022068800
(43)【公開日】2022-05-10
(54)【発明の名称】手元が広く使えるアクリルボード 新型コロナウイルス感染予防等のため、飛沫防止のアクリボードを机やテーブルの横に設置した場合、底板の部分が段差になる等して、使用できる机の部分が少なくなり不便である。この問題点を解決する発明である。
(51)【国際特許分類】
A47B 13/00 20060101AFI20220427BHJP
A47B 17/00 20060101ALI20220427BHJP
A47G 5/00 20060101ALI20220427BHJP
【FI】
A47B13/00 Z
A47B17/00 Z
A47G5/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020187596
(22)【出願日】2020-10-22
(71)【出願人】
【識別番号】520440777
【氏名又は名称】有限会社オフィスダグ
(72)【発明者】
【氏名】大宮司 美喜雄
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053NP01
3B053NQ02
3B053NQ10
3B053SE09
(57)【要約】
【課題】新型コロナウイルスにおける感染予防及び飛沫拡散防止、またはプライバシー保護のため、机やテーブルにアクリルボードを置いても、手前底板部が手元の邪魔にならず、広く使う事ができる
【解決手段】底板を手前小さく奥側を広くした直角三角形にすることにより、ボードの設置面は安定し、かつ机の手元部分も広く使用できる。
ボード設置時の安定性を鑑み手元から奥に伸びる底板の角度は10度である。
アクリル樹脂の厚みは3mm以上が強度的にのぞましい。
接合部は、接着剤をもって接合しを使用する。
底辺接合部3点にそれぞれ樹脂製の部品をもって補強する。
汎用性を考慮し、高さは580mm、奥行450mm、奥側の幅150m手前から117mm上がった所から4分の1円の円を描くサイズが理想ではあるが、用途により適宜サイズ変更は可能である。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手前部分の面積を少なくする事により、設置した際に手元が広く使用できるアクリルボード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
設置した際に、机の上を広く使うための対策技術です。
新型コロナウイルス感染予防等のため、飛沫防止のアクリボードを机やテーブルの横に設置した場合、底板の部分が段差になる等して、使用できる机の部分が少なくなります。
【背景技術】
【0002】
底板を使わずに直接机等の横に接合させる方法もあるが、机自体に造作等が必要であり手間もかかる。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
机に設置させる底板の面積が小さければ、その分机の上で使用できる範囲は広くなる。ただ設置する底部の面積が小さければ安定性に欠ける。
【課題を解決するための手段】
【0004】
設置する底板を手前小さく奥側を広くした直角三角形にすることにより、ボードの設置面は安定し、かつ机の手元部分も広く使用できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
底板の手前から奥側向かう角度は10度が安定性、また机の上を広く使える事を考慮すれば、理想の角度である。
また、用途やセキュリテイーに応じて底部の手元部分のみを透明にし、または全体を透明もしくは、部分的に透明もしくは目隠し状態にする。
【発明の効果】
【0006】
机等の横面にアクリルボードを置いても手元が広く使えます。また不要時には簡単に撤去できます。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】 手元が広くつかえるアクリルボード横面
図1画像
【
図2】 手元が広く使えるアクリルボード 横面
図2画像
【
図3】 手元が広く使えるアクリルボード 横面、正面 上面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1,2,3において、ボード設置時の安定性を鑑み手元から奥に伸びる底板の角度は10度である。
アクリル樹脂の厚みは3mm以上が強度的にのぞましい。
接合部は、接着剤をもって接合する。
底辺接合部3点にそれぞれ樹脂製の部品をもって補強する。
汎用性を考慮し、高さは580mm、奥行450mm、奥側の底部幅150mm手前から117mm上がった所から4分の1円の円を描くサイズが理想ではあるが、用途により適宜サイズ変更は可能である。