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特開2022-68812目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022068812
(43)【公開日】2022-05-10
(54)【発明の名称】目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/89 20060101AFI20220427BHJP
   G01N 21/84 20060101ALI20220427BHJP
【FI】
G01N21/89 T
G01N21/84 D
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021004908
(22)【出願日】2021-01-15
(31)【優先権主張番号】202011139189.4
(32)【優先日】2020-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】516333551
【氏名又は名称】東莞理工学院
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】楊▲てつ▼
(72)【発明者】
【氏名】李川
【テーマコード(参考)】
2G051
【Fターム(参考)】
2G051AA07
2G051AB02
2G051BB19
2G051DA01
2G051DA06
2G051DA13
(57)【要約】      (修正有)
【課題】目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置を提供する。
【解決手段】フレーム1に搬送装置が設置され、搬送装置内に、搬送キャリア3が連係され、フレームに、搬送方向に沿って順次に検出装置、篩分装置、目視検査器と取卸し装置が設置され、篩分装置はフレームに設置された篩分フレーム41を備え、篩分フレームに篩分可動シリンダー42が設置され、篩分可動シリンダーに篩分可動ブロック43が接続され、篩分可動ブロックの下方に篩分取出装置45が設置され、篩分取出装置の数及び隣接間の間隔は搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致している。搬送キャリアに載せる全てのコネクティングピースを取り出すことが可能になり、更に不合格品の代わりに、搬送キャリアに合格品を追加して、収集と計数しやすくなる。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置であって、それはフレーム(1)を備え、
前記フレーム(1)に、搬送装置(2)が設置され、前記搬送装置(2)内に、搬送キャリア(3)が連係され、前記フレーム(1)に、搬送方向に沿って順次に検出装置(4)、篩分装置(5)、目視検査器(9)と取卸し装置(6)が設置され、前記篩分装置(5)は、フレーム(1)に設置された篩分フレーム(41)を備え、前記篩分フレーム(41)に、篩分可動シリンダー(42)が設置され、前記篩分可動シリンダー(42)に、篩分可動ブロック(43)が接続され、前記篩分可動ブロック(43)の下方に、篩分取出装置(45)が設置され、また、篩分取出装置(45)の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記篩分フレーム(41)と篩分可動ブロック(43)に、接触による誘導信号が出力可能な篩分位置決め誘導ブロック(44)が均一に設置され、また、篩分位置決め誘導ブロック(44)間の間隔は、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致しており、前記搬送装置は、フレーム(1)に設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝(7)を備え、また、搬送溝(7)内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルト(8)が設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝(7)の中で、二段の広さは搬送キャリア(3)の広さと一致しており、もう二段の広さは搬送キャリア(3)の長さと一致していることを特徴とする目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置。
【請求項2】
前記検出装置(4)は、フレーム(1)に設置された検出フレーム(21)を備え、前記検出フレーム(21)の下方に、検出昇降シリンダー(22)が設置され、前記検出昇降シリンダー(22)の下方に、検出昇降台(23)が設置され、前記検出昇降台(23)の下方に、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台(23)の下方に設置された検出挟持シリンダー(24)を備え、前記検出挟持シリンダー(24)の両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロック(25)が接続され、前記検出挟持可動ブロック(25)に、フランジ(12)と連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロック(26)が接続され、前記検出挟持ブロック(26)の内側は、フランジ(12)との連係部にタッチパネル(30)が設置されており、軸本体(11)の切断面との連係部に距離測定器が設置され、前記検出挟持シリンダー(24)の走行方向は、搬送キャリア(3)に併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になり、前記検出挟持シリンダー(24)の下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータ(31)が取り付けられ、前記検出回転モータ(31)の下方に、軸本体(11)と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブ(32)が接続され、また、検出回転スリーブ(32)の中部に、距離測定器(29)と連係する検出切り欠き(33)が設けられ、前記検出回転スリーブ(32)は軸本体(11)と非同期回転に設定されることを特徴とする請求項1に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置。
【請求項3】
前記検出挟持可動ブロック(25)の下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口(27)が設けられ、前記検出挟持ブロック(26)の上部は、挟持ブロック接続差し込み口(27)に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリング(28)を介して、挟持ブロック接続差し込み口(27)の頂部と接続されることを特徴とする請求項2に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置。
【請求項4】
前記篩分取出装置(45)は、篩分可動ブロック(43)の下方に設置された篩分昇降シリンダー(46)を備え、前記篩分昇降シリンダー(46)の下方に、篩分昇降台(47)が設置され、前記篩分昇降台(47)の下方に、お互いに連係する篩分挟持モータ(48)と篩分挟持スクリュー(49)が設置され、前記篩分挟持スクリュー(49)は、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの篩分挟持ブロック(50)が被装して連係され、前記篩分挟持スクリュー(49)の走行方向は検出挟持シリンダー(24)の走行方向と一致していることを特徴とする請求項2に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置。
【請求項5】
前記取卸し装置(6)は、フレーム(1)に設置された取卸し取付フレーム(61)を備え、前記取卸し取付フレーム(61)に、取卸し可動シリンダー(62)と取卸し可動スライドレール(64)が設置され、前記取卸し可動シリンダー(62)に、取卸し可動台(63)が接続され、前記取卸し可動台(63)は取卸し可動スライドレール(64)と連係し、前記取卸し可動台(63)の下方に、取卸し昇降シリンダー(65)が設置され、前記取卸し昇降シリンダー(65)の下方に、取卸し昇降フレーム(66)が接続され、前記取卸し昇降フレーム(66)に、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースと連係する取卸し挟持器(67)が設置され、また、フレーム(1)に取卸し収容容器(68)が設置され、前記取卸し昇降下板(69)に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロック(76)と右挟持ブロック(73)は一つの挟持口にあり、前記右挟持可動ブロック(72)は、取卸し昇降下板(69)の上方に設置された挟持可動スライドレール(77)と連係し、前記左挟持可動ブロック(75)は、取卸し昇降上板(70)の下方に設置された挟持可動スライドレール(77)と連係することを特徴とする請求項1に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は検出設備の分野に関し、特に目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示すのは、コネクティングピースであり、それは軸本体11とフランジ12から構成され、軸本体11の側面が切断面に設置され、フランジ12の中部に環状凹溝が設けられており、このようなコネクティングピースを仕上げた後それを検出する必要がある。その中で、切られた切断面の厚さ及びフランジの環状凹溝の広さを特に検出しないといけない。通常は、一つの搬送キャリアに複数のコネクティングピースを載せて検出を行って、不合格品を篩い分けて、合格品だけを収集している。しかし、既存の設備に大きな短所があり、篩い分けた後、搬送キャリアにコネクティングピースが不満載になり、その後の収集工程に、収集不十分や、計数不正確等の状況がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置の提供を目的とし、篩分装置の構造により、搬送キャリアに載せる全てのコネクティングピースを取り出すことが可能になり、更に不合格品の代わりに、搬送キャリアに合格品を追加して、引き続き収集と計数しやすくなる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を実現するために、本発明の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置であって、それはフレームを備え、前記フレームに、搬送装置が設置され、前記搬送装置内に、搬送キャリアが連係され、前記フレームに、搬送方向に沿って順次に検出装置、篩分装置、目視検査器と取卸し装置が設置され、前記篩分装置は、フレームに設置された篩分フレームを備え、前記篩分フレームに、篩分可動シリンダーが設置され、前記篩分可動シリンダーに、篩分可動ブロックが接続され、前記篩分可動ブロックの下方に、篩分取出装置が設置され、また、篩分取出装置の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記篩分フレームと篩分可動ブロックに、接触による誘導信号が出力可能な篩分位置決め誘導ブロックが均一に設置され、また、篩分位置決め誘導ブロック間の間隔は、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致している。
【0005】
好ましくは、前記搬送装置は、フレームに設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝を備え、また、搬送溝内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルトが設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝の中で、二段の広さは搬送キャリアの広さと一致しており、もう二段の広さは搬送キャリアの長さと一致している。
【0006】
好ましくは、前記検出装置は、フレームに設置された検出フレームを備え、前記検出フレームの下方に、検出昇降シリンダーが設置され、前記検出昇降シリンダーの下方に、検出昇降台が設置され、前記検出昇降台の下方に、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台の下方に設置された検出挟持シリンダーを備え、前記検出挟持シリンダーの両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロックが接続され、前記検出挟持可動ブロックに、フランジと連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロックが接続され、前記検出挟持ブロックの内側は、フランジとの連係部にタッチパネルが設置されており、軸本体の切断面との連係部に距離測定器が設置される。
【0007】
好ましくは、前記検出挟持シリンダーの走行方向は、搬送キャリアに併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になる。
【0008】
好ましくは、前記検出挟持シリンダーの下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータが取り付けられ、前記検出回転モータの下方に、軸本体と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブが接続され、また、検出回転スリーブの中部に、距離測定器と連係する検出切り欠きが設けられ、前記検出回転スリーブは軸本体と非同期回転に設定される。
【0009】
好ましくは、前記検出挟持可動ブロックの下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口が設けられ、前記検出挟持ブロックの上部は、挟持ブロック接続差し込み口に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリングを介して、挟持ブロック接続差し込み口の頂部と接続される。
【0010】
好ましくは、前記篩分取出装置は、篩分可動ブロックの下方に設置された篩分昇降シリンダーを備え、前記篩分昇降シリンダーの下方に、篩分昇降台が設置され、前記篩分昇降台の下方に、お互いに連係する篩分挟持モータと篩分挟持スクリューが設置され、前記篩分挟持スクリューは、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの篩分挟持ブロックが被装して連係され、前記篩分挟持スクリューの走行方向は検出挟持シリンダーの走行方向と一致している。
【0011】
好ましくは、前記取卸し装置は、フレームに設置された取卸し取付フレームを備え、前記取卸し取付フレームに、取卸し可動シリンダーと取卸し可動スライドレールが設置され、前記取卸し可動シリンダーに、取卸し可動台が接続され、前記取卸し可動台は取卸し可動スライドレールと連係し、前記取卸し可動台の下方に、取卸し昇降シリンダーが設置され、前記取卸し昇降シリンダーの下方に、取卸し昇降フレームが接続され、前記取卸し昇降フレームに、搬送キャリアに載せるコネクティングピースと連係する取卸し挟持器が設置され、また、フレームに取卸し収容容器が設置される。
【0012】
好ましくは、前記取卸し昇降フレームは、支柱を介して接続されている取卸し昇降下板と取卸し昇降上板を備え、前記取卸し挟持器は、取卸し昇降下板に設置された右挟持シリンダーと左挟持シリンダーを備え、前記右挟持シリンダーに、右挟持可動ブロックが接続され、前記右挟持可動ブロックに、数が搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数と一致している右挟持ブロックが設置され、前記左挟持シリンダーに、左挟持可動ブロックが接続され、前記左挟持可動ブロックに、右挟持ブロックと一緒に挟持部に構成する左挟持ブロックが設置される。
【0013】
好ましくは、前記取卸し昇降下板に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロックと右挟持ブロックは一つの挟持口にある。
【0014】
好ましくは、前記右挟持可動ブロックは、取卸し昇降下板の上方に設置された挟持可動スライドレールと連係し、前記左挟持可動ブロックは、取卸し昇降上板の下方に設置された挟持可動スライドレールと連係する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】コネクティングピースの立体図である。
図2】目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置の構造を示す図である。
図3】搬送装置の構造を示す図である。
図4】検出装置の構造を示す図である。
図5】一つの検出装置の構造を示す図である。
図6図5におけるAーAの断面図である。
図7】篩分装置の構造を示す図である。
図8】篩分取出装置の構造を示す図である。
図9】取卸し装置の構造を示す図である。
図10】取卸し挟持器の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
当業者が本発明の技術的な解決手段をより良く理解するため、次に、図面と併せて本発明を詳しく説明する。この部分の説明は、実証性と解釈性のみであり、本発明の保護範囲は何ら限定されない。
【0017】
図1-2及び図7に示すように、本発明の具体的な構造は以下の通りである。目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出篩分装置であって、それはフレーム1を備え、前記フレーム1に、搬送装置2が設置され、前記搬送装置2内に、搬送キャリア3が連係され、前記フレーム1に、搬送方向に沿って順次に検出装置4、篩分装置5、目視検査器9と取卸し装置6が設置され、前記篩分装置5は、フレーム1に設置された篩分フレーム41を備え、前記篩分フレーム41に、篩分可動シリンダー42が設置され、前記篩分可動シリンダー42に、篩分可動ブロック43が接続され、前記篩分可動ブロック43の下方に、篩分取出装置45が設置され、また、篩分取出装置45の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記篩分フレーム41と篩分可動ブロック43に、接触による誘導信号が出力可能な篩分位置決め誘導ブロック44が均一に設置され、また、篩分位置決め誘導ブロック44間の間隔は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致している。
【0018】
具体的に使用する際、まず検出必要なコネクティングピースを搬送キャリア3に置いて、搬送装置2により検出装置4の下方に搬送し、検出装置4により搬送キャリア3に載せるコネクティングピースが合格品であるかを検出し、不合格品について記録をつけて、続いて篩分装置の下方までに搬送し、もし全部は合格品である場合、篩分装置は作動しなく、直接に取卸し装置までに搬送して取り卸すとともに、目視検査器により写真を取って計数する。もし、不合格品がある場合、篩分可動シリンダー42により篩分可動ブロック43を駆動させて、更に篩分取出装置45をコネクティングピースと一つずつ対応させてから、篩分取出装置45により全てのコネクティングピースを取り出して、篩分取出装置45に挟持された不合格品を不合格品収集場所に置いて、合格品は引き続き挟持され、次の不合格品が出る場合、コネクティングピースを挟持していない篩分取出装置45により不合格品を取り出して、続いて合格品を挟持している篩分取出装置45により合格品を追加することで、搬送キャリア3にいつも合格品が満載していることを確保する。上記操作により、取卸し装置までに搬送される搬送キャリアにコネクティングピースが一つも載せていないか、それとも満載になっている。とにかく、これで全体的で取卸しや収集を実現する他に、計数にも極めて便利である。
【0019】
図3に示すように、前記搬送装置は、フレーム1に設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝7を備え、また、搬送溝7内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルト8が設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝7の中で、二段の広さは搬送キャリア3の広さと一致しており、もう二段の広さは搬送キャリア3の長さと一致している。
【0020】
搬送装置の構造により、搬送溝における搬送キャリア3を連続的に繰り返して搬送できるようになり、更に搬送キャリアの利用率を向上させる。
【0021】
図4ー6に示すように、前記検出装置4は、フレーム1に設置された検出フレーム21を備え、前記検出フレーム21の下方に、検出昇降シリンダー22が設置され、前記検出昇降シリンダー22の下方に、検出昇降台23が設置され、前記検出昇降台23の下方に、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台23の下方に設置された検出挟持シリンダー24を備え、前記検出挟持シリンダー24の両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロック25が接続され、前記検出挟持可動ブロック25に、フランジ12と連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロック26が接続され、前記検出挟持ブロック26の内側は、フランジ12との連係部にタッチパネル30が設置されており、軸本体11の切断面との連係部に距離測定器29が設置される。
【0022】
検出装置4について、具体的な操作は以下の通りである。検出昇降シリンダー22により検出昇降台23を下降させて、続いて検出挟持シリンダー24により検出挟持稼働ブロック25を対向に運動させ、更に二枚の検出挟持ブロック26をフレンジ12と挟持して連係させて、タッチパネル30から接触誘導信号を出力し、誘導信号により接触誘導写真が生じて、更に写真に接触誘導信号が出力しない区域からフレンジ12の凹溝の広さが合格かどうかを判断することができるとともに、距離測定器29により、切断面とフレンジ12の外側面の距離も測定することで、切断面の厚さが合格かどうかも判断できるようになる。一回に2つの指標を検出し、二つの指標の検出が相補するような関係になって、タッチパネル30に誘導信号が出力したかにより、切断面の厚さを検出するための距離測定器29に対して位置決めをし、切断面の厚さの検出精度を確保する。
【0023】
図4-6に示すように、前記検出挟持シリンダー24の走行方向は、搬送キャリア3に併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になる。
【0024】
検出挟持シリンダー24の走行方向により、検出挟持ブロック26の運動は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースとの間に干渉が生じないことを確保する。
【0025】
図5-6に示すように、前記検出挟持シリンダー24の下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータ31が取り付けられ、前記検出回転モータ31の下方に、軸本体11と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブ32が接続され、また、検出回転スリーブ32の中部に、距離測定器29と連係する検出切り欠き33が設けられ、前記検出回転スリーブ32は軸本体11と非同期回転に設定される。
【0026】
取り卸す際、コネクティングピースの放置場所が確保できなく、更に距離測定器を切断面と垂直になることも確保できないので、切断面の厚さの測定精度に影響を与える。それに対して、本発明では、検出回転モータ31を設置しており、軸本体11を回転させることが可能な検出回転スリーブ32と組み合わせて、距離を測定する際、軸本体11を回転させて、軸本体が回転中に、最大の測定数値が生じて、その数値は距離測定器が切断面と垂直になった時に生じた数値であるため、切断面の厚さの測定精度を確保することができる。
【0027】
図5-6に示すように、前記検出挟持可動ブロック25の下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口27が設けられ、前記検出挟持ブロック26の上部は、挟持ブロック接続差し込み口27に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリング28を介して、挟持ブロック接続差し込み口27の頂部と接続される。
【0028】
検出ブロック接続スプリング28及び挟持ブロック接続差し込み口27を設置することで、検出挟持ブロック26と検出回転スリーブ32の下底面間の間隔を変更させることが可能になり、軸本体11が検出回転スリーブ32につれて回転するために、まず検出回転スリーブ32を軸本体11の非切断面部と被装させる必要がある。検出完了後、検出回転スリーブ32を引き出す中に、検出挟持ブロック26がずっと挟持された状態になっているのを確保しないといけなく、検出回転スリーブ32が軸本体11の非切断面から脱出してから、検出挟持ブロック26を放すことで、コネクティングピースは検出回転スリーブ32に取り出さないことを確保する。
【0029】
図8に示すように、前記篩分取出装置45は、篩分可動ブロック43の下方に設置された篩分昇降シリンダー46を備え、前記篩分昇降シリンダー46の下方に、篩分昇降台47が設置され、前記篩分昇降台47の下方に、お互いに連係する篩分挟持モータ48と篩分挟持スクリュー49が設置され、前記篩分挟持スクリュー49は、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの篩分挟持ブロック50が被装して連係され、前記篩分挟持スクリュー49の走行方向は検出挟持シリンダー24の走行方向と一致している。
【0030】
篩分取出装置45について、具体的な操作は以下の通りである。篩分昇降シリンダー46により篩分昇降台47を下降させて、続いて篩分挟持モータ48により篩分挟持スクリュー49を回転させて、二段のスクリューの巻き方向が反対になっているため、2つの篩分挟持ブロック50を対向又は反対方向に移動させて、挟持を行う際、対向運動になり、2つの篩分挟持ブロック50によりコネクティングピースを挟持してから、篩分昇降シリンダー46により篩分昇降台47を上昇させて、更にコネクティングピースを搬送キャリア3から取り出すことができる。
【0031】
図9-10に示すように、前記取卸し装置6は、フレーム1に設置された取卸し取付フレーム61を備え、前記取卸し取付フレーム61に、取卸し可動シリンダー62と取卸し可動スライドレール64が設置され、前記取卸し可動シリンダー62に、取卸し可動台63が接続され、前記取卸し可動台63は取卸し可動スライドレール64と連係し、前記取卸し可動台63の下方に、取卸し昇降シリンダー65が設置され、前記取卸し昇降シリンダー65の下方に、取卸し昇降フレーム66が接続され、前記取卸し昇降フレーム66に、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースと連係する取卸し挟持器67が設置され、また、フレーム1に取卸し収容容器68が設置される。
【0032】
前記取卸し昇降フレーム66は、支柱を介して接続されている取卸し昇降下板69と取卸し昇降上板70を備え、前記取卸し挟持器67は、取卸し昇降下板69に設置された右挟持シリンダー71と左挟持シリンダー74を備え、前記右挟持シリンダー71に、右挟持可動ブロック72が接続され、前記右挟持可動ブロック72に、数が搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数と一致している右挟持ブロック73が設置され、前記左挟持シリンダー74に、左挟持可動ブロック75が接続され、前記左挟持可動ブロック72に、右挟持ブロック73と一緒に挟持部に構成する左挟持ブロック76が設置される。
【0033】
取り卸す工程は以下の通りである。まず取卸し可動シリンダー62及び取卸し昇降シリンダー65により、左挟持ブロック73と右挟持ブロック76から構成された挟持部を、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースと対応させてから、右挟持シリンダー71と左挟持シリンダー72により、右挟持可動ブロック72と左挟持可動ブロック75を移動させることで、右挟持ブロックと左挟持ブロックも対向に移動させて、更に左右両側の挟持ブロックから構成された挟持部によりコネクティングピースを挟持し、続いて取卸し可動シリンダー62と取卸し昇降シリンダー65により、挟持されているコネクティングピースを取卸し収納容器68に置いた後、左右両側の挟持ブロックを放して、取り卸す工程を完成する。取卸し挟持器の構造により、すべての挟持部品を同期に挟持させたり、放させることができるため、挟持や取卸しの効率を向上させる。
【0034】
図9-10に示すように、前記取卸し昇降下板69に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロック76と右挟持ブロック73は一つの挟持口にあり、前記右挟持可動ブロック72は、取卸し昇降下板69の上方に設置された挟持可動スライドレール77と連係し、前記左挟持可動ブロック75は、取卸し昇降上板70の下方に設置された挟持可動スライドレール77と連係する。
【0035】
挟持口の構造により、左右両側の挟持シリンダーの動きが大きすぎることで、隣接の挟持部品がお互いに干渉してしまう状況を避けることができる。また、挟持可動スライドレール77により、左右両側の挟持可動ブロックの走行軌跡にズレが発生しないことを確保し、更に極めて正確に挟持することも確保する。
【0036】
実際に本発明を応用する際、各駆動部品は専門の制御システムにより制御を行うこともできるし、制御システムをボタンと組み合わせる形で制御を行うこともできる。
【0037】
説明すべきなのは、本明細書において、専門用語の“含む”、“含有”またはそのいかなる他の変化は、非排他的な含有を網羅することを意味する。従って、一連の要素を含む過程、方法、物品または装置がそれらの要素を含むだけではなく、かつ明確に列挙されていないその他の要素をさらに備え、またはこの種類の過程、方法、物品または装置の固有の要素をさらに含んでいる。
【0038】
本明細書に具体的な個別事例を応用して本発明の原理及び実施方式を説明したが、上記の実例の説明は本発明の方法及びその基本理念に対する理解を手伝うだけに用いる。上記は本発明の好ましい実施方式のみであり、注意すべきなのは、文字表現の制限性のため、客観的に無限の具体的な構造が存在し、本技術分野の当業者にとって、本発明の原理から逸脱しない前提において、さらにいくつかの改善、修正または変化を実施でき、さらに上記の技術的特徴を適切な方式で組み合わせることができる。これらの改善と修正、変化または組み合わせ、または改善せずに発明の構想と技術的解決手段をその他の場合に直接応用するものは、いずれも本発明の保護範囲とみなすべきである。
【符号の説明】
【0039】
1、フレーム;2、搬送装置;3、搬送キャリア;4、検出装置;5、篩分装置;6、取卸し装置;7、搬送溝;8、搬送ベルト;9、目視検査器;11、軸本体;12、フランジ;21、検出フレーム;22、検出昇降シリンダー;23、検出昇降台;24、検出挟持シリンダー;25、検出挟持可動ブロック;26、検出挟持ブロック;27、挟持ブロック接続差し込み口;28、挟持ブロック接続スプリング;29、距離測定器;30、タッチパネル;31、検出回転モータ;32、検出回転スリーブ;33、検出切り欠き;41、篩分フレーム;42、篩分可動シリンダー;43、篩分可動ブロック;44、篩分位置決め誘導ブロック;45、篩分取出装置;46、篩分昇降シリンダー;47、篩分昇降台;48、篩分挟持モータ;49、篩分挟持スクリュー;50、篩分挟持ブロック;61、取卸し取付フレーム;62、取卸し可動シリンダー;63、取卸し可動台;64、取卸し可動スライドレール;65、取卸し昇降シリンダー;66、取卸し昇降台;67、取卸し挟持器;68、取卸し収納容器;69、取卸し昇降下板;70、取卸し昇降上板;71、右挟持シリンダー;72、右挟持可動ブロック;73、右挟持ブロック;74、左挟持シリンダー;75、左挟持可動ブロック;76、左挟持ブロック;77、挟持可動スライドレール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
【手続補正書】
【提出日】2022-04-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置であって、それはフレーム(1)を備え、
前記フレーム(1)に、搬送装置(2)が設置され、前記搬送装置(2)内に、搬送キャリア(3)が連係され、前記フレーム(1)に、搬送方向に沿って順次に検出装置(4)、選別装置(5)、目視検査器(9)と収集装置(6)が設置され、前記選別装置(5)は、フレーム(1)に設置された選別フレーム(41)を備え、前記選別フレーム(41)に、選別可動シリンダー(42)が設置され、前記選別可動シリンダー(42)に、選別可動ブロック(43)が接続され、前記選別可動ブロック(43)の下方に、選別取出装置(45)が設置され、また、選別取出装置(45)の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記選別フレーム(41)と選別可動ブロック(43)に、接触による誘導信号が出力可能な選別位置決め誘導ブロック(44)が均一に設置され、また、選別位置決め誘導ブロック(44)間の間隔は、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致しており、前記搬送装置は、フレーム(1)に設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝(7)を備え、また、搬送溝(7)内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルト(8)が設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝(7)の中で、前記四本の搬送ベルト(8)のうちの、2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)のと一致しており、もう一方の2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)の長さと一致していることを特徴とする目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置。
【請求項2】
前記検出装置(4)は、フレーム(1)に設置された検出フレーム(21)を備え、前記検出フレーム(21)の下方に、検出昇降シリンダー(22)が設置され、前記検出昇降シリンダー(22)の下方に、検出昇降台(23)が設置され、前記検出昇降台(23)の下方に、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台(23)の下方に設置された検出挟持シリンダー(24)を備え、前記検出挟持シリンダー(24)の両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロック(25)が接続され、前記検出挟持可動ブロック(25)に、フランジ(12)と連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロック(26)が接続され、前記検出挟持ブロック(26)の内側は、フランジ(12)との連係部にタッチパネル(30)が設置されており、軸本体(11)の切断面との連係部に距離測定器が設置され、前記検出挟持シリンダー(24)の走行方向は、搬送キャリア(3)に併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になり、前記検出挟持シリンダー(24)の下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータ(31)が取り付けられ、前記検出回転モータ(31)の下方に、軸本体(11)と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブ(32)が接続され、また、検出回転スリーブ(32)の中部に、距離測定器(29)と連係する検出切り欠き(33)が設けられ、前記検出回転スリーブ(32)は軸本体(11)と非同期回転に設定されることを特徴とする請求項1に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置。
【請求項3】
前記検出挟持可動ブロック(25)の下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口(27)が設けられ、前記検出挟持ブロック(26)の上部は、挟持ブロック接続差し込み口(27)に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリング(28)を介して、挟持ブロック接続差し込み口(27)の頂部と接続されることを特徴とする請求項2に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置。
【請求項4】
前記選別取出装置(45)は、選別可動ブロック(43)の下方に設置された選別昇降シリンダー(46)を備え、前記選別昇降シリンダー(46)の下方に、選別昇降台(47)が設置され、前記選別昇降台(47)の下方に、お互いに連係する選別挟持モータ(48)と選別挟持スクリュー(49)が設置され、前記選別挟持スクリュー(49)は、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの選別挟持ブロック(50)が被装して連係され、前記選別挟持スクリュー(49)の走行方向は検出挟持シリンダー(24)の走行方向と一致していることを特徴とする請求項2に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置。
【請求項5】
前記収集装置(6)は、フレーム(1)に設置された収集取付フレーム(61)を備え、前記収集取付フレーム(61)に、収集可動シリンダー(62)と収集可動スライドレール(64)が設置され、前記収集可動シリンダー(62)に、収集可動台(63)が接続され、前記収集可動台(63)は収集可動スライドレール(64)と連係し、前記収集可動台(63)の下方に、収集昇降シリンダー(65)が設置され、前記収集昇降シリンダー(65)の下方に、収集昇降フレーム(66)が接続され、前記収集昇降フレーム(66)に、搬送キャリア(3)に載せるコネクティングピースと連係する収集挟持器(67)が設置され、また、フレーム(1)に収集収容容器(68)が設置され、前記収集昇降下板(69)に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロック(76)と右挟持ブロック(73)は一つの挟持口にあり、右挟持可動ブロック(72)は、収集昇降下板(69)の上方に設置された挟持可動スライドレール(77)と連係し、左挟持可動ブロック(75)は、収集昇降上板(70)の下方に設置された挟持可動スライドレール(77)と連係することを特徴とする請求項1に記載の目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は検出設備の分野に関し、特に目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示すのは、コネクティングピースであり、それは軸本体11とフランジ12から構成され、軸本体11の側面が切断面に設置され、フランジ12の中部に環状凹溝が設けられており、このようなコネクティングピースを仕上げた後それを検出する必要がある。その中で、切られた切断面の厚さ及びフランジの環状凹溝の広さを特に検出しないといけない。通常は、一つの搬送キャリアに複数のコネクティングピースを載せて検出を行って、不合格品を篩い分けて、合格品だけを収集している。しかし、既存の設備に大きな短所があり、篩い分けた後、搬送キャリアにコネクティングピースが不満載になり、その後の収集工程に、収集不十分や、計数不正確等の状況がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置の提供を目的とし、選別装置の構造により、搬送キャリアに載せる全てのコネクティングピースを取り出すことが可能になり、更に不合格品の代わりに、搬送キャリアに合格品を追加して、引き続き収集と計数しやすくなる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を実現するために、本発明の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置であって、それはフレームを備え、前記フレームに、搬送装置が設置され、前記搬送装置内に、搬送キャリアが連係され、前記フレームに、搬送方向に沿って順次に検出装置、選別装置、目視検査器と取卸し装置が設置され、前記選別装置は、フレームに設置された選別フレームを備え、前記選別フレームに、選別可動シリンダーが設置され、前記選別可動シリンダーに、選別可動ブロックが接続され、前記選別可動ブロックの下方に、選別取出装置が設置され、また、選別取出装置の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記選別フレームと選別可動ブロックに、接触による誘導信号が出力可能な選別位置決め誘導ブロックが均一に設置され、また、選別位置決め誘導ブロック間の間隔は、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致している。
【0005】
好ましくは、前記搬送装置は、フレームに設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝を備え、また、搬送溝内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルトが設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝の中で、四本の搬送ベルト(8)のうちの、2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)の幅と一致しており、もう一方の2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)の長さと一致している。
【0006】
好ましくは、前記検出装置は、フレームに設置された検出フレームを備え、前記検出フレームの下方に、検出昇降シリンダーが設置され、前記検出昇降シリンダーの下方に、検出昇降台が設置され、前記検出昇降台の下方に、搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台の下方に設置された検出挟持シリンダーを備え、前記検出挟持シリンダーの両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロックが接続され、前記検出挟持可動ブロックに、フランジと連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロックが接続され、前記検出挟持ブロックの内側は、フランジとの連係部にタッチパネルが設置されており、軸本体の切断面との連係部に距離測定器が設置される。
【0007】
好ましくは、前記検出挟持シリンダーの走行方向は、搬送キャリアに併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になる。
【0008】
好ましくは、前記検出挟持シリンダーの下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータが取り付けられ、前記検出回転モータの下方に、軸本体と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブが接続され、また、検出回転スリーブの中部に、距離測定器と連係する検出切り欠きが設けられ、前記検出回転スリーブは軸本体と非同期回転に設定される。
【0009】
好ましくは、前記検出挟持可動ブロックの下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口が設けられ、前記検出挟持ブロックの上部は、挟持ブロック接続差し込み口に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリングを介して、挟持ブロック接続差し込み口の頂部と接続される。
【0010】
好ましくは、前記選別取出装置は、選別可動ブロックの下方に設置された選別昇降シリンダーを備え、前記選別昇降シリンダーの下方に、選別昇降台が設置され、前記選別昇降台の下方に、お互いに連係する選別挟持モータと選別挟持スクリューが設置され、前記選別挟持スクリューは、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの選別挟持ブロックが被装して連係され、前記選別挟持スクリューの走行方向は検出挟持シリンダーの走行方向と一致している。
【0011】
好ましくは、前記収集装置は、フレームに設置された収集取付フレームを備え、前記収集取付フレームに、収集可動シリンダーと収集可動スライドレールが設置され、前記収集可動シリンダーに、収集可動台が接続され、前記収集可動台は収集可動スライドレールと連係し、前記収集可動台の下方に、収集昇降シリンダーが設置され、前記収集昇降シリンダーの下方に、収集昇降フレームが接続され、前記収集昇降フレームに、搬送キャリアに載せるコネクティングピースと連係する収集挟持器が設置され、また、フレームに収集収容容器が設置される。
【0012】
好ましくは、前記収集昇降フレームは、支柱を介して接続されている収集昇降下板と取卸し昇降上板を備え、前記収集挟持器は、収集昇降下板に設置された右挟持シリンダーと左挟持シリンダーを備え、前記右挟持シリンダーに、右挟持可動ブロックが接続され、前記右挟持可動ブロックに、数が搬送キャリアに載せるコネクティングピースの数と一致している右挟持ブロックが設置され、前記左挟持シリンダーに、左挟持可動ブロックが接続され、前記左挟持可動ブロックに、右挟持ブロックと一緒に挟持部に構成する左挟持ブロックが設置される。
【0013】
好ましくは、前記収集昇降下板に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロックと右挟持ブロックは一つの挟持口にある。
【0014】
好ましくは、前記右挟持可動ブロックは、収集昇降下板の上方に設置された挟持可動スライドレールと連係し、前記左挟持可動ブロックは、収集昇降上板の下方に設置された挟持可動スライドレールと連係する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】コネクティングピースの立体図である。
図2】目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置の構造を示す図である。
図3】搬送装置の構造を示す図である。
図4】検出装置の構造を示す図である。
図5】一つの検出装置の構造を示す図である。
図6図5におけるAーAの断面図である。
図7選別装置の構造を示す図である。
図8選別取出装置の構造を示す図である。
図9収集装置の構造を示す図である。
図10収集挟持器の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
当業者が本発明の技術的な解決手段をより良く理解するため、次に、図面と併せて本発明を詳しく説明する。この部分の説明は、実証性と解釈性のみであり、本発明の保護範囲は何ら限定されない。
【0017】
図1-2及び図7に示すように、本発明の具体的な構造は以下の通りである。目視検査計数機能を有するコネクティングピース用検出装置であって、それはフレーム1を備え、前記フレーム1に、搬送装置2が設置され、前記搬送装置2内に、搬送キャリア3が連係され、前記フレーム1に、搬送方向に沿って順次に検出装置4、選別装置5、目視検査器9と取卸し装置6が設置され、前記選別装置5は、フレーム1に設置された選別フレーム41を備え、前記選別フレーム41に、選別可動シリンダー42が設置され、前記選別可動シリンダー42に、選別可動ブロック43が接続され、前記選別可動ブロック43の下方に、選別取出装置45が設置され、また、選別取出装置45の数及び隣接間の間隔は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数及び隣接間の間隔と一致しており、前記選別フレーム41と選別可動ブロック43に、接触による誘導信号が出力可能な選別位置決め誘導ブロック44が均一に設置され、また、選別位置決め誘導ブロック44間の間隔は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの隣接間の間隔と一致している。
【0018】
具体的に使用する際、まず検出必要なコネクティングピースを搬送キャリア3に置いて、搬送装置2により検出装置4の下方に搬送し、検出装置4により搬送キャリア3に載せるコネクティングピースが合格品であるかを検出し、不合格品について記録をつけて、続いて選別装置の下方までに搬送し、もし全部は合格品である場合、選別装置は作動しなく、直接に収集装置までに搬送して収集するとともに、目視検査器により写真を取って計数する。もし、不合格品がある場合、選別可動シリンダー42により選別可動ブロック43を駆動させて、更に選別取出装置45をコネクティングピースと一つずつ対応させてから、選別取出装置45により全てのコネクティングピースを取り出して、選別取出装置45に挟持された不合格品を不合格品収集場所に置いて、合格品は引き続き挟持され、次の不合格品が出る場合、コネクティングピースを挟持していない選別取出装置45により不合格品を取り出して、続いて合格品を挟持している選別取出装置45により合格品を追加することで、搬送キャリア3にいつも合格品が満載していることを確保する。上記操作により、選別装置までに搬送される搬送キャリアにコネクティングピースが一つも載せていないか、それとも満載になっている。とにかく、これで全体的で収集を実現する他に、計数にも極めて便利である。
【0019】
図3に示すように、前記搬送装置は、フレーム1に設置されて且つそれぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝7を備え、また、搬送溝7内に、端と端をくっつけている四本の搬送ベルト8が設置され、それぞれを繋ぐと方形のようになる搬送溝7の中で、四本の搬送ベルト(8)のうちの、2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)の幅と一致しており、もう一方の2つの搬送ベルト(8)の幅は搬送キャリア(3)の長さと一致している。
【0020】
搬送装置の構造により、搬送溝における搬送キャリア3を連続的に繰り返して搬送できるようになり、更に搬送キャリアの利用率を向上させる。
【0021】
図4ー6に示すように、前記検出装置4は、フレーム1に設置された検出フレーム21を備え、前記検出フレーム21の下方に、検出昇降シリンダー22が設置され、前記検出昇降シリンダー22の下方に、検出昇降台23が設置され、前記検出昇降台23の下方に、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数及び位置と合っている検出器が設置され、前記検出器は、検出昇降台23の下方に設置された検出挟持シリンダー24を備え、前記検出挟持シリンダー24の両端に、同期運動のシリンダーのプッシュロッドが設置されて且つ検出挟持可動ブロック25が接続され、前記検出挟持可動ブロック25に、フランジ12と連係して且つ円弧状を呈する検出挟持ブロック26が接続され、前記検出挟持ブロック26の内側は、フランジ12との連係部にタッチパネル30が設置されており、軸本体11の切断面との連係部に距離測定器29が設置される。
【0022】
検出装置4について、具体的な操作は以下の通りである。検出昇降シリンダー22により検出昇降台23を下降させて、続いて検出挟持シリンダー24により検出挟持稼働ブロック25を対向に運動させ、更に二枚の検出挟持ブロック26をフレンジ12と挟持して連係させて、タッチパネル30から接触誘導信号を出力し、誘導信号により接触誘導写真が生じて、更に写真に接触誘導信号が出力しない区域からフレンジ12の凹溝の広さが合格かどうかを判断することができるとともに、距離測定器29により、切断面とフレンジ12の外側面の距離も測定することで、切断面の厚さが合格かどうかも判断できるようになる。一回に2つの指標を検出し、二つの指標の検出が相補するような関係になって、タッチパネル30に誘導信号が出力したかにより、切断面の厚さを検出するための距離測定器29に対して位置決めをし、切断面の厚さの検出精度を確保する。
【0023】
図4-6に示すように、前記検出挟持シリンダー24の走行方向は、搬送キャリア3に併設されたコネクティングピースの接続方向と垂直になる。
【0024】
検出挟持シリンダー24の走行方向により、検出挟持ブロック26の運動は、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースとの間に干渉が生じないことを確保する。
【0025】
図5-6に示すように、前記検出挟持シリンダー24の下方に、回転軸が垂直に下を向く検出回転モータ31が取り付けられ、前記検出回転モータ31の下方に、軸本体11と被装して連係し且つ回転軸を回転させることが可能な検出回転スリーブ32が接続され、また、検出回転スリーブ32の中部に、距離測定器29と連係する検出切り欠き33が設けられ、前記検出回転スリーブ32は軸本体11と非同期回転に設定される。
【0026】
収集する際、コネクティングピースの放置場所が確保できなく、更に距離測定器を切断面と垂直になることも確保できないので、切断面の厚さの測定精度に影響を与える。それに対して、本発明では、検出回転モータ31を設置しており、軸本体11を回転させることが可能な検出回転スリーブ32と組み合わせて、距離を測定する際、軸本体11を回転させて、軸本体が回転中に、最大の測定数値が生じて、その数値は距離測定器が切断面と垂直になった時に生じた数値であるため、切断面の厚さの測定精度を確保することができる。
【0027】
図5-6に示すように、前記検出挟持可動ブロック25の下底面に、上を向く挟持ブロック接続差し込み口27が設けられ、前記検出挟持ブロック26の上部は、挟持ブロック接続差し込み口27に差し込んで、また挟持ブロック接続スプリング28を介して、挟持ブロック接続差し込み口27の頂部と接続される。
【0028】
検出ブロック接続スプリング28及び挟持ブロック接続差し込み口27を設置することで、検出挟持ブロック26と検出回転スリーブ32の下底面間の間隔を変更させることが可能になり、軸本体11が検出回転スリーブ32につれて回転するために、まず検出回転スリーブ32を軸本体11の非切断面部と被装させる必要がある。検出完了後、検出回転スリーブ32を引き出す中に、検出挟持ブロック26がずっと挟持された状態になっているのを確保しないといけなく、検出回転スリーブ32が軸本体11の非切断面から脱出してから、検出挟持ブロック26を放すことで、コネクティングピースは検出回転スリーブ32に取り出さないことを確保する。
【0029】
図8に示すように、前記選別取出装置45は、選別可動ブロック43の下方に設置された選別昇降シリンダー46を備え、前記選別昇降シリンダー46の下方に、選別昇降台47が設置され、前記選別昇降台47の下方に、お互いに連係する選別挟持モータ48と選別挟持スクリュー49が設置され、前記選別挟持スクリュー49は、対称になって設置されて且つ巻き方向が反対になる二段のスクリューから構成され、また、各段のスクリューに、それぞれ一つの選別挟持ブロック50が被装して連係され、前記選別挟持スクリュー49の走行方向は検出挟持シリンダー24の走行方向と一致している。
【0030】
選別取出装置45について、具体的な操作は以下の通りである。選別昇降シリンダー46により選別昇降台47を下降させて、続いて選別挟持モータ48により選別挟持スクリュー49を回転させて、二段のスクリューの巻き方向が反対になっているため、2つの選別挟持ブロック50を対向又は反対方向に移動させて、挟持を行う際、対向運動になり、2つの選別挟持ブロック50によりコネクティングピースを挟持してから、選別昇降シリンダー46により選別昇降台47を上昇させて、更にコネクティングピースを搬送キャリア3から取り出すことができる。
【0031】
図9-10に示すように、前記収集装置6は、フレーム1に設置された収集取付フレーム61を備え、前記収集取付フレーム61に、収集可動シリンダー62と収集可動スライドレール64が設置され、前記収集可動シリンダー62に、収集可動台63が接続され、前記収集可動台63は収集可動スライドレール64と連係し、前記収集可動台63の下方に、収集昇降シリンダー65が設置され、前記収集昇降シリンダー65の下方に、収集昇降フレーム66が接続され、前記収集昇降フレーム66に、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースと連係する収集挟持器67が設置され、また、フレーム1に収集収容容器68が設置される。
【0032】
前記収集昇降フレーム66は、支柱を介して接続されている収集昇降下板69と収集昇降上板70を備え、前記収集挟持器67は、収集昇降下板69に設置された右挟持シリンダー71と左挟持シリンダー74を備え、前記右挟持シリンダー71に、右挟持可動ブロック72が接続され、前記右挟持可動ブロック72に、数が搬送キャリア3に載せるコネクティングピースの数と一致している右挟持ブロック73が設置され、前記左挟持シリンダー74に、左挟持可動ブロック75が接続され、前記左挟持可動ブロック72に、右挟持ブロック73と一緒に挟持部に構成する左挟持ブロック76が設置される。
【0033】
収集する工程は以下の通りである。まず収集可動シリンダー62及び収集昇降シリンダー65により、左挟持ブロック73と右挟持ブロック76から構成された挟持部を、搬送キャリア3に載せるコネクティングピースと対応させてから、右挟持シリンダー71と左挟持シリンダー72により、右挟持可動ブロック72と左挟持可動ブロック75を移動させることで、右挟持ブロックと左挟持ブロックも対向に移動させて、更に左右両側の挟持ブロックから構成された挟持部によりコネクティングピースを挟持し、続いて収集可動シリンダー62と収集昇降シリンダー65により、挟持されているコネクティングピースを収集収納容器68に置いた後、左右両側の挟持ブロックを放して、収集する工程を完成する。収集挟持器の構造により、すべての挟持部品を同期に挟持させたり、放させることができるため、挟持や収集の効率を向上させる。
【0034】
図9-10に示すように、前記収集昇降下板69に、挟持口が均一に設けられ、お互いに連係して一つの挟持部に構成する左挟持ブロック76と右挟持ブロック73は一つの挟持口にあり、前記右挟持可動ブロック72は、収集昇降下板69の上方に設置された挟持可動スライドレール77と連係し、前記左挟持可動ブロック75は、収集昇降上板70の下方に設置された挟持可動スライドレール77と連係する。
【0035】
挟持口の構造により、左右両側の挟持シリンダーの動きが大きすぎることで、隣接の挟持部品がお互いに干渉してしまう状況を避けることができる。また、挟持可動スライドレール77により、左右両側の挟持可動ブロックの走行軌跡にズレが発生しないことを確保し、更に極めて正確に挟持することも確保する。
【0036】
実際に本発明を応用する際、各駆動部品は専門の制御システムにより制御を行うこともできるし、制御システムをボタンと組み合わせる形で制御を行うこともできる。
【0037】
説明すべきなのは、本明細書において、専門用語の“含む”、“含有”またはそのいかなる他の変化は、非排他的な含有を網羅することを意味する。従って、一連の要素を含む過程、方法、物品または装置がそれらの要素を含むだけではなく、かつ明確に列挙されていないその他の要素をさらに備え、またはこの種類の過程、方法、物品または装置の固有の要素をさらに含んでいる。
【0038】
本明細書に具体的な個別事例を応用して本発明の原理及び実施方式を説明したが、上記の実例の説明は本発明の方法及びその基本理念に対する理解を手伝うだけに用いる。上記は本発明の好ましい実施方式のみであり、注意すべきなのは、文字表現の制限性のため、客観的に無限の具体的な構造が存在し、本技術分野の当業者にとって、本発明の原理から逸脱しない前提において、さらにいくつかの改善、修正または変化を実施でき、さらに上記の技術的特徴を適切な方式で組み合わせることができる。これらの改善と修正、変化または組み合わせ、または改善せずに発明の構想と技術的解決手段をその他の場合に直接応用するものは、いずれも本発明の保護範囲とみなすべきである。
【符号の説明】
【0039】
1、フレーム;2、搬送装置;3、搬送キャリア;4、検出装置;5、選別装置;6、取卸し装置;7、搬送溝;8、搬送ベルト;9、目視検査器;11、軸本体;12、フランジ;21、検出フレーム;22、検出昇降シリンダー;23、検出昇降台;24、検出挟持シリンダー;25、検出挟持可動ブロック;26、検出挟持ブロック;27、挟持ブロック接続差し込み口;28、挟持ブロック接続スプリング;29、距離測定器;30、タッチパネル;31、検出回転モータ;32、検出回転スリーブ;33、検出切り欠き;41、選別フレーム;42、選別可動シリンダー;43、選別可動ブロック;44、選別位置決め誘導ブロック;45、選別取出装置;46、選別昇降シリンダー;47、選別昇降台;48、選別挟持モータ;49、選別挟持スクリュー;50、選別挟持ブロック;61、収集取付フレーム;62、収集可動シリンダー;63、収集可動台;64、収集可動スライドレール;65、収集昇降シリンダー;66、収集昇降台;67、収集挟持器;68、収集収納容器;69、収集昇降下板;70、収集昇降上板;71、右挟持シリンダー;72、右挟持可動ブロック;73、右挟持ブロック;74、左挟持シリンダー;75、左挟持可動ブロック;76、左挟持ブロック;77、挟持可動スライドレール