特開2022-68951IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

液剤が内部に収容され、ポンプの操作により液剤を外部に吐出する液剤吐出器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】液剤の酸化、変質、腐敗等の劣化を低減することができると共に、液剤を十分に使い切ることができる液剤吐出器を提供する。
【解決手段】液剤Lが内部に収容される容器本体2と、容器本体2の開口部2aを閉塞する上蓋3と、ポンプ4と、上端部がポンプ4のシリンダ4dに装着され、下端部が容器本体2の底部2cに延出され、容器本体2に収容された液剤Lを吸入するパイプ5と、液剤Lの液面L1の全体に密着するように載置される中蓋6と、中蓋6の外周部に装着され、シリコーンゴムにより形成された密閉部材7と、を備え、ポンプ4のシリンダ4dは、上蓋3を容器本体2から取り外したとき、パイプ5の上端部から離脱するように着脱可能に設けられ、中蓋6の内周部は、パイプ5の外周部に上下方向に摺動自在に装着され、密閉部材7の外周部は、容器本体2の内周部に常に密着するように弾性変形可能に設けられている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、従来の液剤吐出器では、落し蓋の外周部が、容器本体の内周部に常に密着しにくいという問題があった。さらに、従来の液剤吐出器では、溝が設けられていることから、その溝に液剤が入り込み、もって、液剤を十分に使い切ることができないといった問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

請求項1の発明に係る液剤吐出器は、密閉部材(7)が、シリコーンゴム(Q)により形成され、密閉部材(7)の外周部が、容器本体(2)の内周部に常に密着するように弾性変形可能に設けられている。これにより、液剤(L)と空気(A)とが、新たに接触することがなくなり、もって、液剤Lの酸化、変質、腐敗等の劣化を低減させることができる。

さらに、請求項1の発明によれば、中蓋(6)の下面に溝が形成されていないことから、溝に液剤(L)が入り込み、液剤(L)を十分に使い切ることができないという問題がない。

しかして、本発明によれば、液剤の酸化、変質、腐敗等の劣化を低減することができると共に、液剤を十分に使い切ることができる。

請求項2の発明によれば、上蓋(3)を容器本体(2)に取り付ける前に、中蓋(6)を吸入管(パイプ5)に装着し、該吸入管(パイプ5)の下端部に設けると共に、容器本体(2)の内周部に、密閉部材(7)の外周部を常に密着するように設けた際、中蓋(2)の下方に形成された空間(S2)に存する空気(A)は、中蓋(6)の下面を通って、第1吸入孔(吸入孔5b2)内に流入されるようになっている。これにより、空間(S2)の空気(A)が液剤(L)と接触する事態を低減させることができ、もって、液剤の酸化、変質、腐敗等の劣化をより低減することができる。

請求項3の発明によれば、上蓋(3)を容器本体(2)に取り付ける前に、中蓋(6)を吸入管(パイプ5)に装着し、該吸入管(パイプ5)の下端部に設けると共に、容器本体(2)の内周部に、密閉部材(7)の外周部を常に密着するように設けた際、中蓋(6)の内周部と吸入管(パイプ5)の外周部との間に形成された空間(S3)に存する空気(A)は、第2吸入孔(吸入孔5a2)内に流入されるようになっている。これにより、空間(S3)の空気(A)が液剤(L)と接触する事態を低減させることができ、もって、液剤の酸化、変質、腐敗等の劣化をより低減することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の一液剤吐出器を例示し、中蓋が容器本体の上部に位置した状態を示すB-B縦断面図である。
【図2】 同液剤吐出器の要部を例示し、中蓋がパイプ本体の下部に位置した状態を示すB-B縦断面図である。
【図3】 同液剤吐出器の要部を例示し、中蓋がパイプ本体の下部に位置した状態を示すC-C縦断面図である。
【図4】 同液剤吐出器のパイプを例示する平面図である。
【図5】 同液剤吐出器のパイプを例示する正面図である。
【図6】 同液剤吐出器の中蓋を例示する平面図である。
【図7】 同液剤吐出器の中蓋を例示する底面図である。
【図8】 同液剤吐出器の中蓋を例示する正面図である。
【図9】 同液剤吐出器の中蓋を例示する上方から見た斜視図である。
【図10】 同液剤吐出器の中蓋を例示する下方から見た斜視図である。
【図11】 同液剤吐出器の密閉部材を例示する平面図である。
【図12】 同液剤吐出器の密閉部材を例示する正面図である。
【図13】 同液剤吐出器の上蓋、ポンプ、パイプ、中蓋、密閉部材を容器本体に装着する手順を(a)~(c)の順に例示するB-B縦断面図である。
【図14】 同液剤吐出器の上蓋、ポンプ、パイプ、中蓋、密閉部材を容器本体から取り外す手順を(a)~(c)の順に例示するB-B縦断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 液剤吐出器 2 容器本体 2a 開口部 2b 側部 2b1 雄ねじ部 2b2 内側面 2c 底部 2c1 内側面 3 上蓋 3a 開口部 3b 筒状部 3b1 雄ねじ部 3c 裾野部 3d 環状部 3d1 雌ねじ部 4 ポンプ 4a 押圧ヘッド 4b ノズル(吐出部) 4c ピストン 4d シリンダ(吸入部) 4d1 小径部 4d2 大径部 4d3 中径部 4e 吐出弁 4f 吸入弁 4g コイルばね 4h キャップ 4h1 雌ねじ部 4i Oリング 5 パイプ(吸入管) 5a パイプ本体 5a1 貫通孔 5a2 吸入孔(第2吸入孔) 5b パイプ底部 5b1 貫通孔 5b2 吸入孔(第1吸入孔) 5b3 補強リブ 6 中蓋 6a 円筒部 6b 凹部 6c 円板部 6d 補強リブ 6e 環状部 6f 第1フランジ部 6g 第2フランジ部 6h 環状溝 7 密閉部材 7a 内環部 7b 外環部 A 空気 L 液剤 L1 液面 S1 上部空間 S2 下部空間 S3 中蓋の内周部とパイプの外周部との間の空間

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