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特開2022-71006ゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022071006
(43)【公開日】2022-05-13
(54)【発明の名称】ゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラム
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/24 20140101AFI20220506BHJP
   A63F 13/98 20140101ALI20220506BHJP
【FI】
A63F13/24
A63F13/98
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022025169
(22)【出願日】2022-02-21
(62)【分割の表示】P 2020117599の分割
【原出願日】2017-12-05
(71)【出願人】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(72)【発明者】
【氏名】阿部 雄太
(72)【発明者】
【氏名】寺井 伸之介
(57)【要約】
【課題】より興趣性の高い遊びが可能なゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムを提供する。
【解決手段】表示部104、105及び情報取得部106を備えるゲーム装置100に取付可能な周辺装置本体部21が、ゲーム装置100を保持する保持部23と、表示部104、105に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部30とを有する。操作部30は、周辺装置本体部21に着脱可能に取り付けられる。このため、周辺装置本体部21に対して複数種類の操作部30を選択的に取り付けることができるので、遊びに広がりが得られ、より興趣性の高い遊びが可能な周辺装置10を得ることができる。
【選択図】図1


【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部及び情報取得部を備えるゲーム装置に取付可能な周辺装置であって、
前記ゲーム装置に接触可能な周辺装置本体と、
前記周辺装置本体に設けられ、前記ゲーム装置を保持する保持部と、
前記周辺装置本体に設けられ、前記表示部に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部と、を有し、
前記操作部は、前記ゲーム要素のゲーム情報を伝達するゲーム情報伝達部を有し、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に着脱可能であり、
前記周辺装置本体は、前記ゲーム情報を検知するゲーム情報検知部が設けられている周辺装置。
【請求項2】
請求項1に記載の周辺装置であって、
前記操作部は、
前記周辺装置本体に取り付けられる操作部本体と、
前記操作部本体に設けられた回転軸と、
前記回転軸を使用者が回転させるためのロッドと、を有し、
前記回転軸は、前記操作部本体に対して回転可能である周辺装置。
【請求項3】
請求項2に記載の周辺装置であって、
前記操作部本体は、前記回転軸の回転を検出可能な回転検出部を有し、
前記回転検出部は、前記操作部本体に対する前記回転軸の時計回り及び反時計回りのうちの一方のみを検出可能である周辺装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の周辺装置であって、
前記ロッドは、前記回転軸の軸方向に沿って前記操作部本体に近い第1の位置と、前記第1の位置よりも前記操作部本体から離れた第2の位置とを選択可能であり、
前記第1の位置において前記ロッドは回転不可能であり、
前記第2の位置において前記ロッドは時計回り及び反時計回りに回転可能である周辺装置。
【請求項5】
請求項2ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記ロッドは、
前記回転軸に連結され、かつ、前記回転軸の軸線に対して交差する方向に延びるクランク部と、
前記クランク部に連結されたハンドル部と、を有し、
前記ハンドル部は、回転軸の接線に対して平行、かつ、前記クランク部の長手方向に対して交差する支軸を中心として、前記回転軸に対して略平行、かつ、前記操作部本体から離れる方向に延びる操作位置と、前記クランク部の長手方向の延長位置に沿う収納位置との間で回動可能である周辺装置。
【請求項6】
請求項2ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体は、
前記回転軸の回転データを送信する信号送信部を有し、
前記信号送信部は、前記回転データを前記ゲーム装置に設けられた信号受信部に対して送信可能である周辺装置。
【請求項7】
請求項2ないし請求項6のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体に設けられ、前記ゲーム装置を前記保持部に対して固定可能な固定ロック部及び可動ロック部を有し、
前記可動ロック部は、前記第1の面に対して平行な軸を中心として、前記第1の面に前記ゲーム装置の裏面を対面させた状態で前記ゲーム装置の表面の少なくとも一部を覆う固定位置と、前記ゲーム装置の表面の少なくとも一部から退避する解放位置との間で回動可能であり、
前記周辺装置本体に対して前記操作部が取り付けられたときに、前記操作部本体により前記可動ロック部が前記固定位置に保持され、
前記周辺装置本体から前記操作部が取り外されたときに、前記可動ロック部が回動可能となる周辺装置。
【請求項8】
請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体に設けられ、使用者が把持可能な把持部を有し、
前記把持部は、前記第1の面及び前記第2の面とは異なる方向を向く第3の面に設けられている周辺装置。
【請求項9】
請求項8に記載の周辺装置であって、
前記第2の面は、前記第1の面及び前記第3の面にそれぞれ隣り合う周辺装置。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体は、前記第3の面における前記把持部の周囲に開口が形成されている周辺装置。
【請求項11】
請求項8ないし請求項10のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体は、前記把持部に電池を収容可能な収容部が設けられている周辺装置。
【請求項12】
請求項8ないし請求項11のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記第3の面を基準とした前記操作部の突出寸法と、前記把持部の突出寸法とが略同一である周辺装置。
【請求項13】
請求項1ないし請求項12のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体は、前記ゲーム装置に設けられた情報取得部の入力部を露出させる露出部が設けられている周辺装置。
【請求項14】
請求項13に記載の周辺装置であって、
前記露出部は、前記周辺装置本体に設けられた切欠である周辺装置。
【請求項15】
請求項13または請求項14に記載の周辺装置であって、
前記露出部は、凸レンズを装着可能である周辺装置。
【請求項16】
請求項1ないし請求項15のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
ゲーム情報を含む物品に対応して、
前記周辺装置本体は、
前記物品を装着可能な装着部と、
前記物品が前記装着部に装着されたことを検出する物品検出部と、を有する周辺装置。
【請求項17】
請求項1に記載の周辺装置であって、
前記ゲーム装置を構成するとともに互いにヒンジで連結された第1ゲーム装置本体部及び第2ゲーム装置本体部に対応して、
前記周辺装置本体は、前記第1ゲーム装置本体部を保持可能な第1周辺装置本体部と、
前記第2ゲーム装置本体部を保持可能な第2周辺装置本体部と、を有する周辺装置。
【請求項18】
請求項17に記載の周辺装置であって、
使用者が把持可能な把持部が前記第1周辺装置本体部に設けられ、
前記表示部に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部が前記第1周辺装置本体部に対して着脱可能に取り付けられ、
前記ゲーム装置に設けられた情報取得部の入力部を露出させる露出部が前記第2周辺装置本体部に設けられている周辺装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯型のゲーム装置で、プレーヤが各種の操作指示を入力するための操作手段として回転ハンドルを備えたものがある(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されたゲーム装置では、ゲームにおいてキャラクタを特定する情報等が登録されたカートリッジを回転させる回転ハンドルが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008-194320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のゲーム装置では、本体に対して操作部(回転ハンドル)が固定されているため、遊びの広がりが得難く、高度な遊びを提供できないという問題がある。
【0006】
本発明は、より興趣性の高い遊びが可能なゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る周辺装置は、表示部及び情報取得部を備えるゲーム装置に取付可能な周辺装置であって、前記ゲーム装置に接触可能な周辺装置本体と、前記周辺装置本体に設けられ、前記ゲーム装置を保持する保持部と、前記周辺装置本体に設けられ、前記表示部に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部と、有し、前記操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に着脱可能である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より興趣性の高い遊びが可能なゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態である、ゲーム装置及びゲーム装置の周辺装置の全体構成を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態である周辺装置の分解斜視図であり、第2周辺装置本体部の内面及び可動ロック部を解放した状態の第1周辺装置本体部の内側を示す。
図3】第1周辺装置本体部を下方から見た斜視図である。
図4】(A)は操作部を下方から見た斜視図であり、(B)はハンドル部が収納位置にある操作部を上方から見た斜視図であり、(C)はハンドル部が操作位置にある操作部を上方から見た斜視図であり、(D)は操作部を上方から見た斜視図である。
図5】(A)は周辺装置本体に操作部及びゲーム装置を取り付ける状態の断面図であり、(B)は操作部及びゲーム装置を取り付けた周辺装置を把持する状態の断面図である。
図6】(A)は第2ゲーム装置本体部を開けた状態を第2周辺装置本体部側から見た背面図であり、(B)露出部に装着する凸レンズを示す平面図であり、(C)は第2ゲーム装置本体部を開けた状態で保持する爪を示す斜視図である。
図7】ゲーム装置の制御ブロック図である。
図8】ゲームプログラムの工程を示すフローチャートである。
図9】ゲーム装置を用いたゲームの流れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本発明の実施の形態]
図1は、ゲーム装置とゲーム装置の周辺装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施形態である周辺装置の分解斜視図であり、第2周辺装置本体部の内面及び可動ロック部を解放した状態の第1周辺装置本体部の内側を示す。なお、以下の説明においては、図1に示すように、手前側を「前」、奥側を「後」、上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」と表示する。
【0011】
(ゲーム装置)
図1に示すように、ゲーム装置100には、後述する周辺装置10が取り付け可能となっている。ゲーム装置100は、第1ゲーム装置本体部(ゲーム装置本体)101と第2ゲーム装置本体部(ゲーム装置本体)102とを有しており、第1ゲーム装置本体部101と第2ゲーム装置本体部102とは、ヒンジ部(ヒンジ)103を介して開閉可能に構成されている。第1ゲーム装置本体部101及び第2ゲーム装置本体部102は、各々表示部104、105及び情報取得部106(図7参照)を有する。
【0012】
また、ゲーム装置100は、使用者がゲーム装置100を操作するための操作手段107や、使用者がゲーム装置100を上下左右に移動させた際に移動状態を検出する加速度センサ等の移動検出部108(図7参照)を有する。さらに、ゲーム装置100は、後述する周辺装置10から送られてくる信号を受信する信号受信部109(図7参照)を有する。また、図7に示すように、ゲーム装置100には、制御部(制御部)110が内蔵されており、周辺装置10から送られてくる信号を用いて、種々のゲームが実行できるようになっている。
【0013】
(周辺装置、周辺装置本体)
図2に示すように、周辺装置10は、ゲーム装置100に取り付けられてゲーム装置100に接触可能な周辺装置本体20を有する。周辺装置本体20は、第1ゲーム装置本体部101の外側面に取り付けられて第1ゲーム装置本体部101を保持可能な第1周辺装置本体部21と、第2ゲーム装置本体部102の外側面に取り付けられて第2ゲーム装置本体部102を保持可能な第2周辺装置本体部22とを有する。
【0014】
(第1周辺装置本体部)
図2及び図3に示すように、第1周辺装置本体部21は略矩形板状を呈しており、第1ゲーム装置本体部101の下面が接触する底板24と、第1ゲーム装置本体部101を係止する周壁25を有する。底板上面241(第1の面)は、第1ゲーム装置本体部101を保持する保持部23となる。周壁25の上端には、第1ゲーム装置本体部101の左端部を係止する固定ロック部251が保持部23に向かって設けられている。
【0015】
固定ロック部251に対向する周壁25には、第1ゲーム装置本体部101の右端部を係止する可動ロック部252が設けられている。可動ロック部252は断面L字形状を呈しており、下端部が底板24の端面244において底板上面241に対して平行な軸(図示省略)によって回動可能に軸支されている。なお、図2には可動ロック部252の解放状態が示されており、図3には可動ロック部252の固定状態が示されている。
【0016】
また、第2ゲーム装置本体部102を開けた際に、第2ゲーム装置本体部102を後側から支持する周壁25のいずれかに突起253(図6(C)参照)を設けておく。これにより、第2ゲーム装置本体部102を開けた状態に固定することができるので、ゲームにおいてゲーム装置100を振り回した際に、第2ゲーム装置本体部102がガタつくのを防止できる。
【0017】
図3に示すように、第1周辺装置本体部21の底板下面(第3の面)242には、使用者がゲーム装置100を装着した周辺装置10を把持するための把持部27が下向きに台形状に突出して設けられている。把持部27には蓋271が着脱可能に取り付けられており、蓋271の内側には電池273を収容可能な収容部272が設けられている(図7参照)。そして、把持部27の両側の底板下面242には、使用者が把持部27を把持した際に指が通る開口243が形成されている(図5(B)参照)。
【0018】
さらに、底板上面241と底板下面242を結ぶ底板前面245には、ゲーム情報を含む物品2が装着可能な装着口(装着部)28が設けられている。なお、物品2は、例えば先端にバーコードBC2(2次元バーコードを含む)が付されたスティック状であり(図7参照)、バーコードBC2からゲーム情報を読み取る。あるいは、物品2は、情報を記憶したメモリーであってもよい。
【0019】
また、底板24とは異なる方向を向く第1周辺装置本体部21の右端には、操作部取付面(第2の面)26が設けられており、操作部取付面26には、ゲーム装置100の表示部104、105に表示されるゲーム要素を操作するための後述する操作部30が、着脱可能に取り付けられる(図1参照)。操作部取付面26の下端部は、底板上面241と底板下面242の間に位置し、操作部取付面26から第1周辺装置本体部21の内部(左側)に向かって操作部取付下面261が設けられるとともに、操作部取付下面261から底板下面242に向かって操作下部取付面262が設けられている。
【0020】
操作部取付面26と操作部取付下面261との角部には、T字形状の第1ガイド溝263が上向きに複数本(ここでは、2本)形成されている。操作部取付下面261には、操作部30からゲーム情報を検知するゲーム情報検知部264及び操作部30の回転を検出する回転検出子265が設けられている。また、操作下部取付面262と底板下面242との角部には、T字形状の第2ガイド溝266が上向きに複数本(ここでは、2本)形成されている。さらに、操作下部取付面262の上部には、操作部30を位置決めする位置決め突起267が設けられている。
【0021】
(第2周辺装置本体部)
図1及び図2に示すように、第2周辺装置本体部22は、第1周辺装置本体部21の平面形状に対応した外形を有する平板状を呈しており、対向する2辺には内面221側に突出する複数個(ここでは、各々2個)の係止片222が設けられている。係止片222の先端には、第2ゲーム装置本体部102の厚さに対応した位置に、内側に向かって係止爪223が設けられている。
【0022】
また、図2及び図6(A)に示すように、第2周辺装置本体部22において第1周辺装置本体部21から遠い側の端部(図2において上端)には、ゲーム装置100に設けられた情報取得部106に接続されたカメラ(入力部)111を露出させる露出部224が切り欠かれている。露出部224には、カメラ111に対応して凸レンズ225が装着可能となっている。凸レンズ225は、露出部224の切欠き形状に対応した形状の取付板226に取り付けておき(図6(B)参照)、取付板226を露出部224に取り付けるようにしてもよい。なお、露出部224は、切欠きのほか、開口や穴でもよい。
【0023】
(操作部)
図4(A)~図4(D)に示すように、操作部30は、周辺装置本体20に取り付けられる箱状の操作部本体31を有しており、周辺装置本体20の操作部取付面26に対して着脱可能となっている。周辺装置本体20に取り付けたときに、操作部本体31の底面319は、底板下面242を基準とした突出寸法が、把持部27の下面274の突出寸法と略同一となっている。このため、図5(B)に示すように、操作部30を取付けた周辺装置10を載置した際に、把持部27の下面274と操作部本体31の底面319が同一面上に位置できるので、安定する。
【0024】
操作部本体31は、基台311と基台311の一部から上方に突出する凸部312を有する。凸部312の下側の基台311には、凹部313が形成されており、基台311の内部に向かって回転軸32が回転可能に支持されている。回転軸32の先端には、使用者が回転軸32を回転させるためのロッド33が回転軸32と直交する方向に取り付けられている。なお、回転軸32は、操作部本体31に対して時計回り及び反時計回りに回転可能である。
【0025】
ロッド33は、回転軸32に連結され、かつ、回転軸32の軸線に対して交差する方向に延びるクランク部331と、クランク部331に連結されたハンドル部332とを有する。ハンドル部332は、回転軸32の接線に対して平行、かつ、クランク部331の長手方向に対して交差する支軸333を中心として、回動可能に取り付けられている。これにより、ハンドル部332は、回転軸32に対して略平行、かつ、操作部本体31から離れる方向に延びる操作位置(図4(C)参照)と、クランク部331の長手方向の延長位置に沿う収納位置(図4(A)、図4(B)参照)との間で回動可能となる。
【0026】
また、回転軸32は軸方向に沿って出没可能となっており、回転軸32の出没に伴って、ロッド33は、操作部本体31に近い第1の位置(図4(A)及び図4(B)参照)と、第1の位置よりも操作部本体31から離れた第2の位置(図4(D)参照)とを選択可能に構成されている。したがって、第1の位置においては、ロッド33は操作部本体31の凹部313に収納されるので回転不可能であり、回転軸32を回転させることができない。一方、回転軸32を引き出した第2の位置においては、ロッド33は、操作部本体31から外側へ突出するので、時計回り及び反時計回りに回転可能であり、回転軸32を回転させることができる。
【0027】
なお、回転軸32は、操作部本体31の基台311の内部において回転伝達機構35を介して、ロッド33の回転を周辺装置本体20に出力するロッド回転出力部34に接続されている(図7参照)。ロッド回転出力部34は、操作部30を第1周辺装置本体部21に装着した際に、第1周辺装置本体部21の下面と接触する基台311の上面に露出して設けられており、第1周辺装置本体部21の操作部取付下面261に露出して設けられている回転検出子265(図3参照)に噛合可能となっている(図7参照)。
【0028】
凸部312と基台311との角部には、断面T字形状の第1ガイド部材314が、第1周辺装置本体部21の第1ガイド溝263に対応して設けられている。また、基台311において第1周辺装置本体部21の操作下部取付面262と対向する面315には、断面T字形状の第2ガイド部材316が、第1周辺装置本体部21の第2ガイド溝266に対応して設けられている。また、基台311の上面には、操作部30に収容されているゲーム情報を伝達するゲーム情報伝達部317と、位置決め凹部318が形成されている。
【0029】
したがって、第1ガイド部材314を第1ガイド溝263に挿入するとともに、第2ガイド部材316を第2ガイド溝266に挿入することにより、操作部30は、第1周辺装置本体部21の所定位置に正確に装着される。このとき、ロッド回転出力部34が回転検出子265に噛合し、位置決め突起267が位置決め凹部318に嵌合するとともに、ゲーム情報伝達部317がゲーム情報検知部264と接触する。
【0030】
(制御部)
図7に示すように、ゲーム装置100は制御部110を有する。制御部110は、カメラ111を介して商品1に付されているバーコードBC1及び物品2に付されているバーコードBC2から情報を取得する情報取得部106、表示部104、105、使用者がゲーム装置100を操作するためのボタン等の操作手段107、使用者がゲーム装置100を上下左右に移動させた際に移動状態を検出する加速度センサ等の移動検出部108、周辺装置10から送られてくる回転軸32の回転データを受信する信号受信部109等に接続されている。
【0031】
周辺装置本体20には、装着口28に装着された物品2を検出する物品検出部41、ゲーム情報検知部264を介して操作部30が保持しているゲーム情報を検出する操作部検出部42、回転検出子265を介して操作部30からの回転データを検出する回転検出部43、物品2の検出情報と操作部30のゲーム情報及び回転データとを制御部110の信号受信部109に送信する信号送信部44が接続されている。なお、回転検出部43は、操作部30の回転軸32の方向にかかわらず、時計回り及び反時計回りのうちの一方のみを検出するようになっている。これにより、周辺装置本体20は、使用者によるロッド33の回転を検知する。
【0032】
(ゲーム装置の周辺装置への取り付け)
次に、ゲーム装置100を周辺装置10に取り付ける動作について説明する。
図5(A)に示すように、まず、第1ゲーム装置本体部101を第1周辺装置本体部21に取り付ける。この際、第1ゲーム装置本体部101の一端部を保持部23(すなわち底板上面241)と固定ロック部251との間に位置決めして、第1ゲーム装置本体部101の底面を保持部23に接触させる。
次いで、図5(B)に示すように、他端側の可動ロック部252を上方へ回動させて(図5(B)中矢印A参照)第1ゲーム装置本体部101の他端側を固定する。
【0033】
続いて、第2ゲーム装置本体部102の外側から第2周辺装置本体部22を取付け、係止片222の係止爪223で第2ゲーム装置本体部102を係止する(図1参照)。
図5(B)に示すように、ゲーム装置100を周辺装置10に取り付けた後に、操作部30を第1周辺装置本体部21に取り付ける。これにより、可動ロック部252は、操作部30によって固定位置にロックされる。
なお、周辺装置10からゲーム装置100を取り外す際には、前述した手順を逆に行えばよい。
【0034】
なお、ゲームにおいて操作部30の回転軸32を回転させる際には、ロッド33を引き出して、回転軸32を引き出す(図2(B)において矢印B参照)。そして、ハンドル部332を起こして(図2(B)において矢印C参照)、ハンドル部332を回転可能としておく。
【0035】
(ゲームプログラム及びゲーム動作)
次に、図8及び図9を参照して、ゲームプログラム及びゲーム動作について説明する。ゲームプログラムは、ゲーム装置100の表示部104、105に制御部110がゲーム要素を表示させるためのものである。なお、本例では、ゲーム装置100及び周辺装置10によって提供されるゲームが釣りゲームであるものとし、操作部30のハンドル部332の回転操作は、釣り糸を巻き取るリールの巻き取り操作をまねたものである。また、操作部30が保持するゲーム情報及び物品2のバーコードBC2が保持するゲーム情報は、例えば魚の食いつき易さ等を変動させるものである。
【0036】
図8に示すように、ゲームプログラムを実行する制御部110は、スタートしたら(ステップSS)、初期設定を行う(ステップS1)。初期設定では、周辺装置本体20に取り付けられている操作部30のゲーム情報を取得し、必要に応じて物品2のゲーム情報を取得する。なお、本例では、制御部110は、物品2が装着口28に装着されたことを条件に、この物品2のゲーム情報をゲームに反映させる。
【0037】
そして、制御部110は、商品1のバーコードBC1を読み取り(ステップS2)、読み取ったバーコードBC1に基づいてゲーム要素を決定する(ステップS3)。
【0038】
図9に示すように、商品1のバーコードBC1は、ゲーム装置100のカメラ111で撮影されることによって読み取られる。そして、ゲーム要素として、魚、魚の数、魚の食いつきやすさ等が設定される。これらの条件は、商品1のバーコードBC1で示されている商品情報によって変わる。本例では、商品情報は、第1のグループと、第2のグループとを含む複数のグループに分類されている。
【0039】
第1のグループに分類される商品1は、例えばゲーム装置100とコラボレーションしている商品であり、第1のグループに分類される商品1の商品情報に基づいて決定されるゲーム要素は、最も有利に設定される。例えば魚の食いつきがよくなったり、魚の数が多くなって釣りやすくなる。また、魚が、商品1の特徴を含んだキャラクタに設定される。
【0040】
第2のグループに分類される商品1は、例えばゲーム装置100とコラボレーションしていない商品であり、第2のグループに分類される商品1の商品情報に基づいて決定されるゲーム要素は、比較的有利に設定される。また、魚が、商品1の特徴を含まないキャラクタに設定される。
【0041】
なお、商品情報の分類は、上記第1のグループと第2のグループとの2つのグループに限定されず、3以上のグループがあってもよい。例えば商品1が、ゲーム装置100とコラボレーションしていない商品であり、ゲーム要素が、完全にランダムに設定される第3のグループがあってもよい。第2のグループと第3のグループとは、例えば商品の著名性によって分類することができる。
【0042】
制御部110は、ゲーム要素を決定すると、ゲームの第1の段階を進行させる(ステップS4)。
【0043】
図9に示すように、ゲームの第1の段階では、例えばアニメ等の非現実世界の画面が第1の背景として表示部104、105に表示され、併せて、魚の第1の形態としての魚影が表示部104、105に表示される。魚影は、決定されたゲーム要素の魚に応じたものであってもよいし、決定されたゲーム要素の魚に関係なく同じものであってもよい。
【0044】
次に、ゲーム装置100が上から下に振り下ろされて釣り針のキャスティングが行われる。これにより、釣り針が表示部104、105に表示される。そして、操作部30の操作及びゲーム装置100の移動に応じて釣り針が魚影の近傍に移動されると、決定されたゲーム要素の食いつきやすさに応じて魚が釣り針に気づいて食いつく。そして、魚が釣り針に食いついた場合に、ゲーム装置100が下から上に振り上げられて釣り針のフッキングが行われ、及び/又は操作部30が操作されると、決定されたゲーム要素の掛り易さに応じて魚が釣り針に引っ掛かる(第1の状態)。
【0045】
制御部110は、第1の状態が成立した場合に(スッテプS5-Yes)、ゲームを第2の段階に移行させる(ステップS6)。一方、第1の状態が成立しなかった場合には(ステップS5-No)、ゲームの第1の段階を継続する。
【0046】
図9に示すように、ゲームの第2の段階では、例えばゲーム装置100のカメラ111で撮影された現実世界の画面が第2の背景として表示部104、105に表示され、併せて釣り針に引っ掛かった魚の第2の形態としてのキャラクタが表示部104、105に表示される。そして、操作部30の操作及びゲーム装置100の移動に応じて魚が引き寄せられ、決定されたゲーム要素の釣り上げ易さに応じて魚が釣り上げられる(第2の状態)。
【0047】
制御部110は、第2の状態が成立しなかった場合には(ステップS7-No)、ゲームの第1の段階であるステップS4に戻る。なお、商品のバーコードBC1を読み取るステップS2、又は初期設定を行うステップS1に戻ってもよい。
【0048】
次に、本実施形態に係るゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムの作用、効果について説明する。
本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、表示部104、105及び情報取得部106を備えるゲーム装置100に取付可能な第1周辺装置本体部21が、ゲーム装置100を保持する保持部23と、表示部104、105に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部30とを有する。操作部30は、第1周辺装置本体部21に着脱可能に取り付けられる。
【0049】
このため、第1周辺装置本体部21に対して複数種類の操作部30を選択的に取り付けることができるので、遊びに広がりが得られ、より興趣性の高い遊びが可能な周辺装置10を得ることができる。
【0050】
また、本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、操作部30にはゲーム情報を伝達するゲーム情報伝達部317を有するとともに、第1周辺装置本体部21にはゲーム情報を検知するゲーム情報検知部264が設けられている。
このため、操作部30を選択的に取り付けることにより、ゲーム情報検知部264が、装着された操作部30に応じたゲーム情報を得ることができる。
【0051】
また、本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、操作部30は、回転軸32及び回転軸32を使用者が回転させるためのロッド33と、を有し、回転軸32は、操作部本体31に対して時計回り及び反時計回りに回転可能となっている。
このため、使用者は、ロッド33を回すことにより、リールを用いた魚釣りを疑似体験できる。
【0052】
また、本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、操作部本体31は回転軸32の回転を検出可能な回転検出部43を有しており、回転検出部43は回転軸32の時計回り又は反時計回りの一方の回転のみを検出可能である。
このため、小さな子供が、ロッド33を両方向に回転させた場合でも、一方の回転に対応して、リールを用いた魚釣りを疑似体験できる。
【0053】
また、本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、ロッド33は、操作部本体31に近い第1の位置と、第1の位置よりも操作部本体31から離れた第2の位置とを選択可能となっている。
このため、第1の位置においてはロッド33を回転不可能に収納し、操作部本体31から引き出した第2の位置においてはロッド33を回転可能とすることができる。
【0054】
また、本実施形態のゲーム装置の周辺装置10によれば、ロッド33は、回転軸32に連結されたクランク部331と、クランク部331に連結されたハンドル部332と、を有し、ハンドル部332は、操作位置と収納位置との間で回動可能である。
このため、ゲーム装置100を使用しないときにはハンドル部332を折り畳むことができるので、携帯性が向上する。
【0055】
本実施形態のゲームプログラムによれば、第1の形態を有するゲーム要素を表示部104、105に表示可能な第1の段階において、当該ゲーム要素を表示するステップと、使用者による操作部の操作を検出した場合、及びゲーム装置本体の移動を検出した場合の少なくとも一方に応じて第1の状態となったことを条件として、第2の形態を有するゲーム要素を表示可能な第2の段階を含む。
このため、制御部110は、ゲーム装置の表示部104、105にゲーム要素を適正に表示させることができる。
【0056】
本実施形態のゲームプログラムによれば、商品の商品情報が情報取得部106により取得されるステップと、前記商品情報が第1のグループに分類される商品であるか、第2のグループに分類される商品であるかを判定するステップと、を含み、商品情報が第1のグループに分類される商品である場合に、商品の特徴を含むゲーム要素を表示部104、105に表示し、商品情報が第2のグループに分類される商品である場合に、商品の特徴を含まないゲーム要素を表示部104、105に表示する。
このため、日常に存在する商品の情報(例えば、お菓子等の食品、ペットボトル等の飲料、日用品等自体、又はそのパッケージに付されている商品情報)をゲームに利用することができるので、遊びの幅を広げることができる。さらに、取得された商品情報が特定のグループに分類される商品の商品情報であった場合には、当該商品の特徴を含むキャラクタがゲーム中に登場するので、その商品との連動感を楽しむことができる(例えば、取得した商品情報がチョコレート菓子の情報であった場合には、チョコレートの特徴を含むキャラクタが登場する等である)。
【0057】
本発明のゲーム装置の周辺装置、ゲーム装置及びゲームプログラムは、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した実施形態においては、第1ゲーム装置本体部101と第2ゲーム装置本体部102を有する折り畳み形式のゲーム装置100を用いた場合について説明しているが、1ボディの一体型にも適用可能である。
【0058】
すなわち、1個のゲーム装置本体に、ゲーム要素を表示可能な表示部と、商品から商品情報を取得可能な情報取得部と、ゲームの進行を制御可能な制御部と、ゲーム要素を操作可能な操作部とを設け、操作部は、ゲーム装置本体に着脱可能とすることもできる。
このようにしても、前述した実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0059】
1 商品
2 物品
10 周辺装置
20 周辺装置本体
21 第1周辺装置本体部
22 第2周辺装置本体部
224 露出部
225 凸レンズ
23 保持部
241 底板上面(第1の面)
242 底板下面(第3の面)
243 開口
251 固定ロック部
252 可動ロック部
26 操作部取付面(第2の面)
264 ゲーム情報検知部
27 把持部
272 収容部
273 電池
28 装着口(装着部)
30 操作部
31 操作部本体
317 ゲーム情報伝達部
32 回転軸
33 ロッド
331 クランク部
332 ハンドル部
333 支軸
41 物品検出部
43 回転検出部
44 信号送信部
100 ゲーム装置
101 第1ゲーム装置本体部(ゲーム装置本体)
102 第2ゲーム装置本体部(ゲーム装置本体)
103 ヒンジ部(ヒンジ)
104、105 表示部
106 情報取得部
109 信号受信部
110 制御部
111 カメラ(入力部)

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2022-03-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の操作部を備えるゲーム操作装置を保持可能な周辺装置であって、
前記ゲーム操作装置の少なくとも一部を保持する保持部を有する周辺装置本体と、
前記周辺装置に前記ゲーム操作装置を保持した状態でゲームの実行に係る操作が可能な第2の操作部であって、前記周辺装置本体に選択的に取付可能、且つ着脱可能に構成され、第2の操作部に応じたゲーム情報を含む第2の操作部と、
を備え、
前記第2の操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に取付可能である周辺装置。
【請求項2】
請求項1に記載の周辺装置であって、
前記操作部は、
前記周辺装置本体に取り付けられる操作部本体と、
前記操作部本体に設けられた回転軸と、
前記回転軸を使用者が回転させるためのロッドと、を有し、
前記回転軸は、前記操作部本体に対して回転可能である周辺装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体に設けられ、使用者が把持可能な把持部を有し、
前記把持部は、前記第1の面及び前記第2の面とは異なる方向を向く第3の面に設けられている周辺装置。
【請求項4】
請求項に記載の周辺装置であって、
前記第2の面は、前記第1の面及び前記第3の面にそれぞれ隣り合う周辺装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本発明に係る周辺装置は、表示部及び情報取得部を備えるゲーム装置に取付可能な周辺装置であって、前記ゲーム装置に接触可能な周辺装置本体と、前記周辺装置本体に設けられ、前記ゲーム装置を保持する保持部と、前記周辺装置本体に設けられ、前記表示部に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部と、有し、前記操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に着脱可能である。また、本発明に係る周辺装置は、第1の操作部を備えるゲーム操作装置を保持可能な周辺装置であって、前記ゲーム操作装置の少なくとも一部を保持する保持部を有する周辺装置本体と、前記周辺装置に前記ゲーム操作装置を保持した状態でゲームの実行に係る操作が可能な第2の操作部であって、前記周辺装置本体に選択的に取付可能、且つ着脱可能に構成され、第2の操作部に応じたゲーム情報を含む第2の操作部と、を備え、前記第2の操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に取付可能である。


【手続補正書】
【提出日】2022-03-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム装置の第1の操作部に取付可能な周辺装置であって、
周辺装置本体と、
前記周辺装置本体に設けられ、前記第1の操作部の少なくとも一部を保持する保持部と、
ゲーム要素を操作可能な第2の操作部であって、前記周辺装置本体に選択的に取付可能、且つ着脱可能に構成され、第2の操作部に応じたゲーム情報を含む第2の操作部と、を有し、
前記第2の操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に取付可能である周辺装置。
【請求項2】
請求項1に記載の周辺装置であって、
前記操作部は、
前記周辺装置本体に取り付けられる操作部本体と、
前記操作部本体に設けられた回転軸と、
前記回転軸を使用者が回転させるためのロッドと、を有し、
前記回転軸は、前記操作部本体に対して回転可能である周辺装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2のうちのいずれか1項に記載の周辺装置であって、
前記周辺装置本体に設けられ、使用者が把持可能な把持部を有し、
前記把持部は、前記第1の面及び前記第2の面とは異なる方向を向く第3の面に設けられている周辺装置。
【請求項4】
請求項に記載の周辺装置であって、
前記第2の面は、前記第1の面及び前記第3の面にそれぞれ隣り合う周辺装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本発明に係る周辺装置は、表示部及び情報取得部を備えるゲーム装置に取付可能な周辺装置であって、前記ゲーム装置に接触可能な周辺装置本体と、前記周辺装置本体に設けられ、前記ゲーム装置を保持する保持部と、前記周辺装置本体に設けられ、前記表示部に表示されるゲーム要素を操作可能な操作部と、有し、前記操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に着脱可能である。また、本発明に係る周辺装置は、ゲーム装置の第1の操作部に取付可能であって、周辺装置本体と、前記周辺装置本体に設けられ、前記第1の操作部の少なくとも一部を保持する保持部と、ゲーム要素を操作可能な第2の操作部であって、前記周辺装置本体に選択的に取付可能、且つ着脱可能に構成され、第2の操作部に応じたゲーム情報を含む第2の操作部と、を有し、前記第2の操作部は、前記周辺装置本体における前記保持部が設けられた第1の面とは異なる方向を向く第2の面に取付可能である。