(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022072814
(43)【公開日】2022-05-17
(54)【発明の名称】背負鞄の衝撃吸収金具及び、同金具を有する鞄ベルト
(51)【国際特許分類】
A45F 3/04 20060101AFI20220510BHJP
A45C 13/30 20060101ALI20220510BHJP
A45F 3/14 20060101ALI20220510BHJP
【FI】
A45F3/04 400J
A45C13/30 Z
A45F3/04 300
A45F3/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020182462
(22)【出願日】2020-10-30
(71)【出願人】
【識別番号】504233018
【氏名又は名称】株式会社榮伸
(74)【代理人】
【識別番号】100082843
【弁理士】
【氏名又は名称】窪田 卓美
(72)【発明者】
【氏名】武田 信隆
【テーマコード(参考)】
2E181
3B045
【Fターム(参考)】
2E181BD01
3B045AA24
3B045AA35
3B045CB01
3B045GA03
3B045GB02
3B045GC04
3B045LA10
3B045LB06
(57)【要約】
【課題】 スプリングを内装した背負鞄の衝撃吸収金具において、それに内装されるスプリングの劣化を防止すると共に、金具のコンパクト化を図ること。
【解決手段】 第1バネ座1を有するケーシング2と、ケーシング2に収納され第1バネ座1に対向する第2バネ座3を有して第1バネ座1側に移動する枠体4と、第1バネ座1及び第2バネ座3との間に介装されて前記移動に伴い圧縮される圧縮型のスプリング5とを具備する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1バネ座(1)を有するケーシング(2)と、
ケーシング(2)に収納され、前記第1バネ座(1)に対向する第2バネ座(3)を有し、第1バネ座(1)側に移動する枠体(4)と、
前記第1バネ座(1)と前記第2バネ座(3)との間に介装されて、前記移動に伴い圧縮される圧縮型のスプリング(5)と、
を具備して、鞄ベルトに取付られる背負鞄の衝撃吸収金具。
【請求項2】
請求項1に記載の背負鞄の衝撃吸収金具において、
前記衝撃吸収金具(6)は、ケーシング(2)が偏平な筒状に形成されて、その内側に複数の第1バネ座(1)が並列され、
前記ケーシング(2)の内部に偏平な枠体(4)が収納されて、
前記枠体(4)に複数の第2バネ座(3)が形成され、両バネ座(1)(3)間に複数のスプリング(5)が並列された背負鞄の衝撃吸収金具。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトにおいて、
前記ケーシング(2)が、背負鞄のベルト(7)の長手方向の中間部の一方側に、または鞄(8)に取付られ、
前記枠体(4)がベルト(7)の中間部の他方側に、またはベルト(7)の一端に取付られ、
ベルト(7)に引張り荷重が加わると、前記ケーシング(2)に対して前記枠体(4)が移動して前記スプリング(5)を圧縮するように構成した背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルト。
【請求項4】
請求項3に記載の背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトにおいて、
背負鞄のベルト(7)が、鞄(8)の上部に一端が固定される上ベルト(7a)と、
鞄(8)の下部に一端が固定される下ベルト(7b)と、
各ベルト(7a)(7b)の他端どうしを連結してベルトの長さを調節する接続金具(9)と、
を具備し、
前記衝撃吸収金具(6)の枠体(4)の一端部に前記接続金具(9)が形成され、
前記ケーシング(2)と枠体(4)との一方が上ベルト(7a)側に取付られ、他方が下ベルト(7b)側に取付られる背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ランドセルやリックサック等の背負鞄の衝撃を吸収する金具及び、同金具を有する鞄ベルトに関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のバックパック緩衝器は、バックパックを背負っての歩行時に、バックパックの重さが身体にかかる衝撃を緩和するための装置であり、バックパックのひもに取り付けて使用するものである。
このバックパック緩衝器は、緩衝器の本体に出入り自在に筒体が収納され、その筒体にスプリングが収納され、そのスプリングの両端が筒体と本体とに係止されて緩衝器を構成する。そして、緩衝器の一端がバックパックに固定され、他端が背負ひもに接続される。そこで、背負ひもにバックパックの荷重が加わるとスプリングが引き延ばされて、背負ひもに加わる荷重を吸収するものである。
また、そのスプリングの伸長長さを制限するため、掛かり段を備えた移動子が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載のバックパック緩衝器は、バックパックの背負ひもにかかる荷重を引っ張り型のスプリングによって吸収するものであるため、繰り返し荷重によりスプリングが劣化して、緩衝器を含む背負ひもが伸び切ってしまう虞がある。
また、それを防ぐためには、スプリングの引っ張り長さを制限する手段が必要となる。
さらには、十分な引っ張り長さを確保する必要から、緩衝器の長さが長くなる欠点がある。
そこで本発明は、従来型の緩衝器の上記欠点を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の本発明は、第1バネ座1を有するケーシング2と、ケーシング2に収納され、前記第1バネ座1に対向する第2バネ座3を有し、第1バネ座1側に移動する枠体4と、前記第1バネ座1と前記第2バネ座3との間に介装されて、前記移動に伴い圧縮される圧縮型のスプリング5と、を具備して、鞄ベルトに取付られる背負鞄の衝撃吸収金具である。
【0006】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の背負鞄の衝撃吸収金具において、
前記衝撃吸収金具6は、ケーシング2が偏平な筒状に形成されて、その内側に複数の第1バネ座1が並列され、前記ケーシング2の内部に偏平な枠体4が収納されて、前記枠体4に複数の第2バネ座3が形成され、両バネ座1、3間に複数のスプリング5が並列された背負鞄の衝撃吸収金具である。
【0007】
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載の背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトにおいて、
前記ケーシング2が、背負鞄のベルト7の長手方向の中間部の一方側に、または鞄8に取付られ、
前記枠体4がベルト7の中間部の他方側に、またはベルト7の一端に取付られ、
ベルト7に引張り荷重が加わると、前記ケーシング2に対して前記枠体4が移動してスプリング5を圧縮するように構成した背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトである。
【0008】
請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトにおいて、
背負鞄のベルト7が、鞄8の上部に一端が固定される上ベルト7aと、鞄8の下部に一端が固定される下ベルト7bと、各ベルト7a、7bの他端どうしを連結してベルトの長さを調節する接続金具9と、
を具備し、
前記衝撃吸収金具6の枠体4の一端部に前記接続金具9が形成され、前記ケーシング2と枠体4との一方が上ベルト7a側に取付られ、他方が下ベルト7b側に取付られた背負鞄の衝撃吸収金具を有する鞄ベルトである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明は、ケーシング2に第1バネ座1を有し、その第1バネ座1に対向する第2バネ座3を有する枠体4がケーシング2に収納され、その枠体2が第1バネ座1側に移動するものである。さらに第1バネ座1と第2バネ座3との間にスプリング5が介装されて、枠体4の前記移動に伴いスプリング5が圧縮される衝撃吸収金具6である。
そのため、衝撃吸収金具6に引張り荷重が加わると、枠体4が第1バネ座1側に移動し、スプリング5を圧縮することにより、衝撃吸収金具6に加わる衝撃を吸収することができる。
この衝撃吸収金具6を背負い鞄に取付けることにより、鞄を背負った際の、歩行や走行を容易にすることができる。
しかも、この衝撃吸収金具6の構造は鞄の荷重をスプリング5の圧縮にかえて、衝撃を吸収するため、繰り返し荷重に基づく、スプリング5へのダメージが生じないように形成されている。そのため、衝撃吸収金具6の寿命を飛躍的に向上させることができる。
一方、従来型の緩衝器(特表2020-513284号公報)のような、スプリングの伸びにより、荷重を吸収する場合、繰り返し荷重をかけるとスプリングが伸びすぎて、スプリングが元の形状に戻らなくなるおそれがあり、その緩衝器自体の寿命が短くなる。
さらに、本発明の衝撃吸収金具6は、ケーシング2と、それに挿脱自在に収納された枠体4と、圧縮型のスプリング5とからなり、構成が簡単で量産性に優れたものとなる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、衝撃吸収金具6のケーシング2が、偏平な筒状に形成されて、その内面に複数の第1バネ座1を並列し、偏平な枠体4に複数の第2バネ座3を有し、両バネ座間に複数のスプリング5を並列したものである。
このように、衝撃吸収金具6のケーシング2及び枠体4を偏平に形成したので、衝撃吸収金具6を背負い鞄に取付けた時、それがベルト7の平面に馴染み、取り扱い易い省スペースな背負鞄の衝撃吸収金具となる。また、複数のスプリング5が並列されたので、その衝撃吸収効果が高くなる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、衝撃吸収金具6のケーシング2が、背負鞄のベルト7の長手方向の中間部の一方側に、または鞄8に取付られ、中間部の他方側に、またはベルト7の一端に枠体4が取付られて、ベルト7に引張り荷重が加わると、スプリング5を圧縮してベルト7に加わる衝撃を吸収するものである。
これにより、歩行や走行を容易にすることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、衝撃吸収金具6の枠体4の一端部に、上ベルト7aと下ベルト7bの長さを調整する接続金具9が形成されている。そして、そのケーシング2と枠体4との一方が上ベルト7a側に取付られ、他方が下ベルト7b側に取付られて、負荷に対してベルト7が長手方向へ伸長するものである。
このように、衝撃吸収金具6の枠体4の一端部を接続金具9とすることにより、構造が簡単で、接続金具と衝撃吸収機能を併せ持つ、量産性のよい背負鞄を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の背負鞄の衝撃吸収金具の分解斜視図。
【
図2】同衝撃吸収金具の組立て斜視図であって、上板2aを取り除いた状態を示す。
【
図3】同衝撃吸収金具の組立て状態を示す斜視図(A)及び、(A)のB-B断面図(B)並びに、その枠体4を伸長させた状態を示す説明図(C)。
【
図5】同衝撃吸収金具の作用を示し、衝撃吸収金具がない状態の上下動を示す説明図(A)及び、同衝撃吸収金具を取り付けた状態の上下動を示す説明図(B)。
【
図6】同衝撃吸収金具の作用を示し、衝撃吸収金具がない状態の左右の揺れを示す説明図(A)及び、同衝撃吸収金具を取り付けた状態の左右の揺れを示す説明図(B)。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の背負鞄の衝撃吸収金具の分解斜視図であり、
図2はその上板2aを取り除いた状態の組立て斜視図、
図3は同金具の組立て状態を示す斜視図(A)及び、(A)のB-B断面図(B)並びに、その作用を示す説明図(C)である。
また、
図4は本発明の金具の取付け状態を示す斜視図である。
【0015】
本発明の背負鞄の衝撃吸収金具6は、
図1及び
図2に示す如く、ケーシング2と枠体4と第1バネ座1、第2バネ座3及びスプリング5とを有する。
ケーシング2は、上板2aと下板2bと、それらを連結するスペーサ2cとにより形成されている。
この例では、上板2aは溝形に形成され、その両側が下板2bに被嵌されて両端が開口した偏平な筒状体が形成され、その筒状体の一端の開口にスペーサ2cが取り付けられて、有底の筒状体が形成されている。スペーサ2c、上板2a、下板2bには、スペーサ固定孔11が設けられており、それらのスペーサ固定孔11と、締結具14a(
図3(B))を介して、スペーサ2cが上板2a、下板2bに固定される。
【0016】
枠体4は、この例では方形の枠状に形成され、その幅方向の中間位置に仕切壁が形成されている。その枠体4の一端に第2バネ座3が仕切壁の左右に並列して突設されている。第1バネ座1は枠体4内の他端側に第2バネ座3に対向して収納されている。その第1バネ座1とケーシング2の他端部には、第1バネ座固定孔10が形成されており、
図3(B)の如く、第1バネ座1が締結具14を介してケーシング2の他端部に固定される。
【0017】
一対の第1バネ座1と一対の第2バネ座3間には、一対のスプリング5が介装される。
このスプリング5は、衝撃吸収金具6に荷重がかからない状態では、
図2、
図3(A)、
図3(B)に示す如く、枠体4をスペーサ2c側に付勢している。そして、衝撃吸収金具6に荷重が加わると、
図3(C)に示す如く、枠体4の第1バネ座1側への移動にともないスプリング5が圧縮される。
このスプリング5は、付勢状態と圧縮状態を繰り返す圧縮型のものであり、両端が引っ張られるものではないため、スプリング5へのダメージが減少する。その結果、衝撃吸収金具6の寿命が長くなる。
【0018】
枠体4の他端側(第1バネ座1が配置される側)には接続金具9を取り付けるための穿設孔が形成されている。接続金具9が、一対の接続片9dを介して、
図2および
図3(A)に示す如く、締結具14aにより枠体4に連結されている。
接続金具9は、この例では、ベルトのバックル状に形成され、環状の金枠9aと一対の接続片9d間に回動自在に取り付けられる係止ピン9bと、接続金具9の他端に配置された筒材9cとを有する。
【0019】
このように形成された衝撃吸収金具6は、この例では、
図4に示す如く、背負型の鞄8のベルト7に取付けられる。このベルト7は、鞄8の背当て部15の上部に一方端部が接続される上ベルト7aと、鞄8の下部に一方端部が接続される下ベルト7bとからなる。この例では、
図3に示す如く、衝撃吸収金具6のケーシング2が下ベルト7bの他方端部に固定されている。そして、枠体4は、
図4の右側のベルト7に記載されているように、接続金具9を介して上ベルト7aに取付けられる。上ベルト7aの他方端部には、その長手方向に沿って、多数の係止孔7cが形成されている。
接続金具9の係止ピン9bは上ベルト7aのいずれか1つの係止孔7cに挿通されて、上ベルト7aと下ベルト7bとの長さを調整する。
【0020】
この例のように、下ベルト7bには、補助環13と帯状の案内板12を取り付けることができる。
図3、
図4に示すように、衝撃吸収金具6は、下ベルト7bと案内板12の間に配置するとよい。この位置に衝撃吸収金具6を配置することで、背負い鞄8を背負う人の腕に直接その金具6が当たることを防止することができ、その金具6を取付けた背負い鞄8の安全性が向上する。また、衝撃吸収金具6の幅は、下ベルト7bのベルト幅と同程度とすると体裁がよく、コンパクトな衝撃吸収金具6となる。
なお、補助環13と帯状の案内板12は、本発明の必須の構成要件ではない。
【0021】
ベルト7に荷重が掛からないときには、
図3(B)の如く、ケーシング2に収納された枠体4はケーシング2のスペーサ2cに当接する。
次いで、ベルト7に鞄8の荷重が加わると、
図3(C)の如く、ベルト7が引き延ばされて枠体4は上ベルト7a側に移動する。それによりスプリング5が圧縮されて、ベルト7に加わる荷重を吸収する。その結果、
図5(B)の如く背負鞄の上下動を小さくすることができる。さらには、
図6(B)の如く背負鞄の左右の揺れを小さくすることができる。
【0022】
〔衝撃吸収金具6の変形例〕
衝撃吸収金具6は、上記実施例に示した構造が好ましいが、しかしこの構造に限られるものではない。衝撃吸収金具6のケーシング2の上板2aは、両側に立ち上げられた溝形に形成されているが、その両側の側面を無くしてもよい。また、ケーシング2は、その金具6の形状をコンパクトにするために、偏平な矩形の筒状体であることが好ましいが、これに限られるものではない。この形状に替えて、円筒状の筒状体であってもよい。その場合、そのケーシング2の形状に合わせて、枠体4も円筒形に変更し、その内部に2つのバネ座とスプリングを配置する。
枠体4は、その金具6の形状をコンパクトにするために上記実施例の如く、その幅方向の中間位置に1つの仕切壁を設けることが好ましいが、この形状に限られることはなく、仕切壁を無くし、スプリング5を1つにしてもよい。逆に、仕切壁を複数形成し、スプリング5の数を増設することもできる。また、第2バネ座3は、枠体4と一体に形成されていることが好ましいが、別体であってもよい。衝撃吸収金具6の各部品が締結具14若しくは締結具14aにより固定されているが、これに替えて、各接続箇所を溶接などで固定してもよい。
【0023】
〔衝撃吸収金具6の取付位置の変形例〕
図4の例では、ベルト7の上ベルト7aと下ベルト7bとの間(ベルト7の長手方向の中間位置)に接続金具9を介して衝撃吸収金具6を取り付けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、衝撃吸収金具6のケーシング2又は枠体4のいずれか一方を鞄8に取付け、他方をベルト7の一端に固定してもよい。一例として、下ベルト7bを廃止し、ケーシングを鞄8の底部に取付け、枠体4を上ベルト7aに取付けることができる。このように、この衝撃吸収金具6は背負型の鞄8とベルト7を接続する部位に取付けることができるものである。
この例の接続金具9は、金枠9a及び係止ピン9bその他を有するが、接続金具9はこれに限らず、各種公知のバックルを利用できる。この接続金具9はなくてもよい。その場合には、枠体4の一端がベルト7の一端等に直接固定される。そのとき、ケーシング2の他端は図示しない適宜な金具を介して鞄に取付けられる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明は、ランドセルやリックサックのような背負鞄の荷重を吸収する衝撃吸収金具として利用できる。
【符号の説明】
【0025】
1 第1バネ座
2 ケーシング
2a 上板
2b 下板
2c スペーサ
3 第2バネ座
4 枠体
5 スプリング
6 衝撃吸収金具
7 ベルト
7a 上ベルト
7b 下ベルト
7c 係止孔
8 鞄
【0026】
9 接続金具
9a 金枠
9b 係止ピン
9c 筒材
9d 接続片
10 第1バネ座固定孔
11 スペーサ固定孔
12 案内板
13 補助環
14 締結具
14a 締結具
15 背当て部