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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022073311
(43)【公開日】2022-05-17
(54)【発明の名称】マスクケース
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/18 20060101AFI20220510BHJP
   A45C 11/00 20060101ALI20220510BHJP
【FI】
B65D85/18 Z
A45C11/00 Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020183220
(22)【出願日】2020-10-30
(71)【出願人】
【識別番号】500090844
【氏名又は名称】株式会社フューチャーワークス
(74)【代理人】
【識別番号】100091292
【弁理士】
【氏名又は名称】増田 達哉
(74)【代理人】
【識別番号】100173428
【弁理士】
【氏名又は名称】藤谷 泰之
(72)【発明者】
【氏名】市川 浩
【テーマコード(参考)】
3B045
3E068
【Fターム(参考)】
3B045BA00
3B045CE00
3B045CE06
3B045DA00
3E068AA13
3E068AB03
3E068AC07
3E068BB01
3E068CC26
3E068CD01
3E068CE02
3E068CE03
3E068CE10
3E068CE20
3E068DD01
3E068DD04
3E068DD07
3E068DD34
3E068DE01
3E068DE19
3E068EE02
3E068EE17
3E068EE31
3E068EE32
3E068EE40
(57)【要約】
【課題】使用するのが楽しくなるマスクケースを提供すること。
【解決手段】シートを折り曲げて形成され、マスクを収納するマスクケースであって、前記シートは、前記マスクを収納した状態において外側に位置する部分に、インクによる印刷が施された印刷部を有し、前記インクは、芳香剤を内包するマイクロカプセルを含むことを特徴とするマスクケース。また、前記シートは、重なり部を有するように三つ折りに折り曲げられて形成されたものであり、前記印刷部は、少なくとも一部が、前記シートの平面視で、前記重なり部と重なる位置に設けられている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートを折り曲げて形成され、マスクを収納するマスクケースであって、
前記シートは、前記マスクを収納した状態において外側に位置する部分に、インクによる印刷が施された印刷部を有し、
前記インクは、芳香剤を内包するマイクロカプセルを含むことを特徴とするマスクケース。
【請求項2】
前記シートは、重なり部を有するように三つ折りに折り曲げられて形成されたものであり、
前記印刷部は、少なくとも一部が、前記シートの平面視で、前記重なり部と重なる位置に設けられている請求項1に記載のマスクケース。
【請求項3】
前記芳香剤は、果物の香りを発するものである請求項1または2に記載のマスクケース
【請求項4】
前記シートは、抗菌性を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマスクケース。
【請求項5】
前記シートは、前記マスクと接する面側に、前記芳香剤の香りとは異なる香りが付与されたものである請求項1ないし4のいずれか1項に記載のマスクケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスクケースに関する。
【背景技術】
【0002】
感染症の予防および拡大防止の目的で、マスクが日常的に使用されることが増えてきている。マスクは、ガーゼまたは不織布を素材とするものが多く、不織布製の使い捨てタイプが広く使われている。しかし、使い捨てタイプのマスクであっても、食事や、歯の治療等で一時的に外される場合には、その後に再び使用される。
【0003】
一時的に外したマスクは、例えば、特許文献1に記載されているようなマスクケースに収納される。特許文献1には、シートが折り曲げられて形成されたマスクケースが記載されている。特許文献1のマスクケースは、シートでマスクを挟み込むように折り曲げてマスクを覆った状態でマスクを保護するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第3228507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このようなマスクケースには、楽しみが無く、例えば、子供に渡したところで、子供が興味を示さないことが多々ある。この場合、子供が、マスクケースを使用するとは限らず、マスクを公共の場等に置きっぱなしにした状態となる。その結果、マスクが置かれた場所によりマスクが清潔に保たれないといった事態を招く。
【0006】
本発明の目的は、使用するのが楽しくなるマスクケースを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的は、下記に記載の本発明により達成される。
(1) シートを折り曲げて形成され、マスクを収納するマスクケースであって、
前記シートは、前記マスクを収納した状態において外側に位置する部分に、インクによる印刷が施された印刷部を有し、
前記インクは、芳香剤を内包するマイクロカプセルを含むことを特徴とするマスクケース。
【0008】
(2) 前記シートは、重なり部を有するように三つ折りに折り曲げられて形成されたものであり、
前記印刷部は、少なくとも一部が、前記シートの平面視で、前記重なり部と重なる位置に設けられている上記(1)に記載のマスクケース。
【0009】
(3) 前記芳香剤は、果物の香りを発するものである上記(1)または(2)に記載のマスクケース。
【0010】
(4) 前記シートは、抗菌性を有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のマスクケース。
【0011】
(5) 前記シートは、前記マスクと接する面側に、前記芳香剤の香りとは異なる香りが付与されたものである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のマスクケース。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、使用するのが楽しくなるマスクケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明のマスクケース(第1実施形態)の平面図である。
図2図2は、図1に示すマスクケースの斜視図である。
図3図3は、図1に示すマスクケースが備える印刷部のバリエーションを説明するための平面図である。
図4図4は、本発明のマスクケース(第2実施形態)の斜視図である。
図5図5は、本発明のマスクケース(第3実施形態)の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のマスクケース(第1実施形態)の平面図である。図2は、図1に示すマスクケースの斜視図である。図3は、図1に示すマスクケースが備える印刷部のバリエーションを説明するための平面図である。図4は、図1に示すマスクケース(第2実施形態)の斜視図である。図5は、図1に示すマスクケース(第3実施形態)の斜視図である。
【0015】
なお、以下の説明において、「上側」「下側」は、それぞれ図中における「上側」「下側」を意味し、同様に、「右側」「左側」は、それぞれ図中における「右側」「左側」を意味する。
【0016】
図1に示すように、マスクケース1は、マスク100を収納し、その収納状態でマスク100が外気や、置き場所等に直接触れないように保護するためのものである。使用者は、例えば、食事や、歯の治療等、マスク100を一時的に外した際に、マスク100をマスクケース1に収納し、机の上等、所望の置き場所に置く。
【0017】
図2に示すように、マスクケース1は、シート2が折り曲げて形成されたものであり、本実施形態では、三つ折り、すなわち、2か所を互いに接近する方向に折り曲げて形成されたものである。すなわち、シート2は、互いに平行な折り返し線2Aおよび折り返し線2Bを起点として折り曲げられたものである。
【0018】
シート2を展開した状態とし、折り返し線2Aおよび折り返し線2Bの間の部分にマスク100を配置し、折り返し線2Aおよび折り返し線2Bで折り返す。これにより、マスク100を収納状態とすることができる。
【0019】
また、図1に示すように、シート2は、折り曲げられた状態では、シート2の折り曲げられた部分同士が重なるよう構成されている。以下、重なっている部分を重なり部20と言う。この重なり部20を有することにより、収納状態において、マスク100が露出してしまうのを防止することができる。
【0020】
このようなシート2としては、特に限定されず、例えば、セルロース等の天然由来の繊維を含む紙や、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、エチレンプロピレン共重合体等のポリオレフィンからなるフィルムや、コットン等が挙げられる。これらの中でも、コスト面から、紙であるのが有利である。
【0021】
また、シート2は、抗菌性を有するのが好ましい。これにより、収納状態において、マスク100の清潔さを保つことができる。シート2に抗菌性を付与する方法としては、特に限定されないが、シート2の表面に抗菌剤を含む皮膜を形成する方法や、シート2に抗菌剤を練り込む方法が挙げられる。
【0022】
抗菌剤としては、特に限定されず、例えば、ヒバオイル、月桃オイル、ペニーロイヤル、レモングラス、レモン、スパイスクラベンダー、ナツメグ、オレガノ、セージ、ジンジャー、セーボリー、タイム、ヒノキチオール、オールスパイス、シダーウッド、シナモンバーク、クローブバッズ、カユブテ、パイン、ティートゥリー、カプサイシン、スクワレン、スクワラン、アーモンドオイル等が挙げられる。
【0023】
また、シート2には、各種添加剤が含まれていてもよい。添加剤としては、例えば、抗ウイルス剤、防カビ剤、紙力増強剤、保水剤、耐水化剤、着色剤、難燃剤等が挙げられる。
【0024】
このようなシート2には、インクを付与することにより印刷が施された印刷部21が形成されている。印刷部21は、外側に位置する部分に形成されている。
【0025】
印刷部21の印刷パターンとしては、特に限定されないが、図3(a)に示すような、りんご、図3(b)に示すような、ぶどう、図3(c)に示すような、バナナ、図3(d)に示すような、レモン等の果物や、その他の食品、花、文字、記号等が挙げられる。
【0026】
また、インクは、顔料または染料と、マイクロカプセルと、を含むものである。
マイクロカプセルは、直径が1μm~1000μmの大きさを有し、芳香剤を内包している。また、マイクロカプセルの膜厚は、特に限定されないが、0.1μm~10μm程度であるのが好ましい。また、マイクロカプセルの形状としては、特に限定されず、例えば、球形、不定形等、如何なる形状であってもよい。
【0027】
また、マイクロカプセルは、外的要因により破断して、内包する芳香剤を放出する。外的要因としては、所定値以上の圧力が加わること、所定温度以上の熱が加わること、液体(水、唾液等)が付与されること等が挙げられ、マイクロカプセルの構成材料、厚さ等を適宜設定することにより、どの外的要因によって破断する構成とするかを選択することができる。
【0028】
これらの中でも、マイクロカプセルは、所定値以上の圧力が加わることにより破断する構成であるのが好ましい。これにより、マスクケース1の使用者が、印刷部を、指やコイン等で、擦るまたは押圧するという簡単な方法により、芳香剤を放出させることができる。
【0029】
マイクロカプセルの構成材料としては、特に限定されず、例えば、糖類、単糖類(例えば、ブドウ糖)、二糖類(例えば、ショ糖)、多糖類(例えば、デキストリン、グルコマンナン、アルギン酸ナトリウム、水溶性でんぷん等)、ゼラチン、ゼラチン・アラビアゴム、水溶性ポリマー(例えば、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル等)、メラミン樹脂、尿素・ホルマリン樹脂、ウレタン樹脂、ポリスチレン、エチルセルロース、ポリアミド、ポリアクリル酸、シリコーン樹脂、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。
【0030】
また、マイクロカプセルに内包される芳香剤としては、天然系、合成系の香料のいずれであってもよく、揮発性の溶剤との溶液であってもよい。天然香料としては、ムスク、シベット、カストリウム等の動物性香料であってもよく、レモン油、ペパーミント油、シナモン油、ラベンダー油、ハッカ油、レモン油、オレンジ油、ローズ油、ショウノウ油、ビャクダン油、ヒノキ油等の植物性香料であってもよい。また、合成香料としては、α-ピンネン、リモネン、グラニオール、リナロール、ネロリドールなどが挙げられる。これらの中でも、芳香剤は、果物の香りを発するものであるのが好ましい。
【0031】
このような構成によれば、例えば、食事や歯医者で治療を受ける際、使用者が外したマスク100を外気や置き場所等に直接触れることなく保護することができる。よって、マスク100および置き場所の双方の清潔さを保つことができる。特に、小さい子供は、マスク100を外したら、マスクケース1に対して関心を持たず、マスクケース1を使用するとは限らない。そこで、本発明では、例えば印刷部21を擦ったり押圧することにより、マイクロカプセルを破断させて芳香剤が放出する。このため、使用者がマスクケース1に興味を示し、より確実に使用者にマスクケース1を使用させることができる。
【0032】
また、印刷部21の模様と、芳香剤の香りとが紐づけられていてもよい。例えば、図3(a)に示す模様の場合、芳香剤は、りんごの香りとし、図3(b)に示す模様の場合、芳香剤は、ぶどうの香りとし、図3(c)に示す模様の場合、芳香剤は、バナナの香りとし、図3(d)に示す模様の場合、芳香剤は、レモンの香りとする。これにより、使用者の視覚および嗅覚を紐づけることができ、マスクケース1を使用するのがより楽しくなる。
【0033】
また、印刷部21の模様と、芳香剤の香りとが紐づけられていなくてもよい。この場合、マイクロカプセルを破断させるまで、どのような香りがするのか分からないため、使用者によっては楽しみが増す場合がある。
【0034】
また、例えば、図3(a)~(d)に示す4枚のマスクケース1がセットになっていて、その中から所望のマスクケース1を使用者が選択可能なシステムにすると、使用者は、好みの香りのマスクケース1を選択することができ、使用者がマスクケース1にさらに興味を示し、より確実に使用者にマスクケース1を使用させることができる。
【0035】
また、シート2の内側の面(収納状態でマスク100と接する面)には、上述した芳香剤や、消臭剤等が付与されていてもよく、上述したような芳香剤や、消臭剤を内包するマイクロカプセルを含むインクを用いてシート2の内側の面に印刷を施していてもよい。
【0036】
シート2の内側の面に付与される芳香剤は、印刷部21の芳香剤と異なっていることが好ましい。例えば、ミントの香りを付与することにより、収納状態のマスク100にミントの香りを付与することができ、マスクケース1から取り出したマスク100を装着した使用者に爽快感を与えることができる。
【0037】
また、上記消臭剤としては、天然系又は合成系の消臭剤のどちらでもよく、例えば、ヒノキ油、ローズ油、ラベンダー油、アビエス油、ベルガモット油、ビターアーモンド油、カナンガ油、カシア油、シダーリーフ油、シダーウッド油、シナモン油、シトロネラ油、ゲラニウム油、ホー油、ラバンジン油、レモン油、ライム油、ナツメグ油、オークモス油、オリガナム油、ペチグレン油、ペパーミント油、パイン油、スターアニス油、スイートオレンジ油、テレビン油、ベチバー油、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ピルビン酸エチル、マレイン酸ジメチル、亜塩素ナトリウムなどが挙げられる。
【0038】
このように、シート2のマスク100と接する面側に、印刷部21の芳香剤の香りとは異なる香りが付与されていることにより、マスク100に付与する香りと、外側から嗅いで楽しむ香りと、を別々にすることができ、それぞれの香りの選択の幅が広がる。
【0039】
また、印刷部21は、少なくとも一部が、シート2の平面視で、重なり部20と重なる位置に設けられている。これにより、収納状態において、印刷部21とマスク100との間には、シート2が二重に重なっていることとなる。よって、印刷部21の香りをマスク100に移行しにくくすることができる。
【0040】
また、印刷部21は、収納状態において、少なくとも一部が、シート2の平面視で、マスク100と重なる位置に設けられている。これにより、印刷部21を押圧してマイクロカプセルを破断させる構成である場合、その押圧力がシート2を介してマスク100に伝達される。よって、シート2の内側の面の香りをマスク100に移行させやすくすることができる。
【0041】
以上説明したように、マスクケース1は、シート2が折り曲げて形成され、マスク100を収納するものであって、シート2は、マスク100を収納した状態において外側に位置する部分に、インクによる印刷が施された印刷部21を有し、インクは、芳香剤を内包するマイクロカプセルを含む。これにより、例えば、食事や歯医者で治療を受ける際、使用者が外したマスク100を外気や置き場所等に直接触れることなく保護することができる。よって、マスク100および置き場所の双方の清潔さを保つことができる。特に、小さい子供は、マスク100を外したら、マスクケース1に対して関心を持たず、マスクケース1を使用するとは限らない。そこで、本発明では、例えば印刷部21を擦ったり押圧することにより、マイクロカプセルを破断させて芳香剤が放出される。このため、使用者がマスクケース1に興味を示し、より確実に使用者にマスクケース1を使用させることができる。
【0042】
<第2実施形態>
図4は、本発明のマスクケース(第2実施形態)の斜視図である。
【0043】
以下、この図を参照して本発明のマスクケースの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
【0044】
図4に示すように、本実施形態では、シート2は、一対の折り曲げ片22を有する。各折り曲げ片22は、折り返し線2Aおよび折り返し線2Bによって折り返された部分同士が対向する方向とは、反対の方向に対向する位置に設けられている。そして、収納状態において、各折り曲げ片22が互いに接近するように折り曲げる。
【0045】
このような、折り曲げ片22が設けられていることにより、収納状態において、マスク100がマスクケース1からはみ出すのを防止することができる。
【0046】
<第3実施形態>
図5は、本発明のマスクケース(第3実施形態)の斜視図である。
【0047】
以下、この図を参照して本発明のマスクケースの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
【0048】
図5に示すように、シート2は、挿入片23と、挿入片23が挿入されるスリット24と、を有する。挿入片23は、折り返し線2Aで折り曲げられた部分に設けられている。スリット24は、折り返し線2Bで折り曲げられた部分に設けられている。収納状態において、挿入片23をスリット24に挿入することにより、折り曲げた部分同士が重なった状態を維持することができる。これにより、収納状態において、シート2が不本意に展開してしまうのを防止することができる。
【0049】
以上、本発明のマスクケースを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、マスクケースを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 マスクケース
2 シート
2A 折り返し線
2B 折り返し線
20 重なり部
21 印刷部
22 折り曲げ片
23 挿入片
24 スリット
100 マスク
図1
図2
図3
図4
図5