(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022073814
(43)【公開日】2022-05-17
(54)【発明の名称】名前ゲーム
(51)【国際特許分類】
A63F 13/80 20140101AFI20220510BHJP
A63F 13/53 20140101ALI20220510BHJP
【FI】
A63F13/80 D
A63F13/53
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020192057
(22)【出願日】2020-11-02
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(71)【出願人】
【識別番号】593031218
【氏名又は名称】田村 道雄
(72)【発明者】
【氏名】田村 道雄
(57)【要約】
【課題】人物の顔、物品、物体、生物の写真、絵、もしくは、その来歴や説明が表示されたものを見て、人物の顔、物品、物体、生物の名前を回答し、学習するゲームにおいて、名前の記憶力を向上させる。
【解決手段】名前を答える過程において、その人物、物品、物体、生物の回答の名前の頭から一文字以上が含まれる、地名、地域名もしくはその地にある施設名が、表示され、さらに他の地名、地域名もしくは、その地にある他の施設名も表示された地図を見ながら答える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人物の顔、物品、物体、生物の写真、絵、もしくは、その来歴や説明が、紙、プラスチック、木の板、金属の板の上、もしくは、コンピュータ、携帯電話の画面もしくは、プロジェクターによりスクリーンに投影された画面に表示されているものを見て、その名前を答えるゲームで、名前を答える過程において、その人物、物品、物体、生物の回答の名前の頭から一文字以上が含まれる、地名、地域名もしくはその地にある施設名が、漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベットで、紙、プラスチック、木の板、金属の板の上、もしくは、コンピュータ、携帯電話の画面、もしくは、プロジェクターによりスクリーンに投影された画面に表示され、さらに他の地名、地域名もしくは、その地にある他の施設名も表示された地図をヒントにして、名前を答え、学習するゲーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
人物の顔、物品、物体、生物の写真、絵、もしくは、その来歴や説明が表示されたものを見て、人物の顔、物品、物体、生物の名前を回答し、学習するゲームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
人物の顔、物品、物体、生物の写真、絵、もしくは、その来歴や説明が表示されたもの見て、その名前を答えるゲームがある。回答できない場合は、来歴や説明を、さらに付け加えて提示し、答を得るためヒントとしていた。
【0003】
来歴や説明のヒントは、非特許文献1にも開示されており、人物の顔の来歴や説明が付け加えて表示されている。
また口頭によるヒントとして、名前の頭から一文字を出題者に発音してもらうことも行われている。
【先行技術文献】
【0004】
【非特許文献1】「君の名は?知ってるはずの人名クイズ」、朝日新聞出版、p.58
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
来歴や説明によるヒントや、名前の頭から一文字を出題者に発音してもらうことによるヒントは、名前の思い出すことには、一定の効果があるのだが、正解の名前の記憶の維持には、強い効果を発揮できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明においては名前を答える過程において、正解の頭から一文字以上が含まれる、地名、地域名もしくはその地にある施設名が表示された地図をヒントにして、名前を答える方法をとった。
また他の問題の正解のヒントの地名、地域名もしくはその地にある施設名や日本地図での都道府県名などが同じ地図に表示されている。
質問ごとに、この地図を見ながら答えることとした。
【発明の効果】
【0007】
問題が出るたびに、この地図を見ながら回答するため、地図には、正解とは関係のない地名、地域名もしくはその地にある施設名の表示もあり、地図上の位置関係が自然と把握され、正解のヒントになる地名、地域名もしくはその地にある施設名がどこにあったかイメージできるようになり、記憶力が上昇する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【発明を実施するための形態】
)
【0009】
図1、
図2、
図3は、紙、プラスチック、木の板、金属の板の上、もしくは、コンピュータ、携帯電話の画面もしくは、プロジェクターによりスクリーンに投影された画面に表示される人物の顔であり、この人物の名前を
図4の日本地図の地名、地域名をヒントに回答するわけであるが、たとえばヒントになる地名、地域名を矢印で指示し、回答しやすくするなどをすることが出来る。
図1の顔は、長野県の頭の一文字目、長から、長嶋を導きだす。
図2の顔は、宮崎県の宮崎から、宮崎を導きだす。
図3の顔は、広島県の頭の一文字目、広から、広末を導きだす。
この関連づけを、繰り返し行うことで、効率よく、地図の地名、地域名、施設名と名前が記憶されていく。
【符号の説明】
【0010】
1 ヒントになる地名、地域名を示す矢印 長野
2 ヒントになる地名、地域名を示す矢印 宮崎
3 ヒントになる地名、地域名を示す矢印 広島