(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022073823
(43)【公開日】2022-05-17
(54)【発明の名称】多機能・カップ薄フタはがし補助具
(51)【国際特許分類】
B65B 69/00 20060101AFI20220510BHJP
【ＦＩ】
B65B69/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020192069
(22)【出願日】2020-10-31
(71)【出願人】
【識別番号】514296102
【氏名又は名称】枦山 修
(72)【発明者】
【氏名】枦山 修
【テーマコード（参考）】
3E058
【Ｆターム（参考）】
3E058AA01
3E058BA01
3E058BA02
3E058CB03
3E058CB10
(57)【要約】 （修正有）
【課題】小さな力で容易に開封できる多機能カップ薄フタはがし補助具を提供する。
【解決手段】握り手の先に、棒が付いている形を基本形とし、カップ上部の薄膜のシール剥がし、注ぎ口にあるプラスチックの栓開封、缶詰の上蓋、飲み口開封用タブの開封、ペットボトルやパウチのキャップの開封等を補助する。棒の先端にワッカを設け、また、ホルダーを設け、ホルダー裏面には、強力磁石が付与し、金属部に補助具本体と一緒に貼り付けて収納できる。
【選択図】図１
【解決手段】握り手の先に、棒が付いている形を基本形とし、カップ上部の薄膜のシール剥がし、注ぎ口にあるプラスチックの栓開封、缶詰の上蓋、飲み口開封用タブの開封、ペットボトルやパウチのキャップの開封等を補助する。棒の先端にワッカを設け、また、ホルダーを設け、ホルダー裏面には、強力磁石が付与し、金属部に補助具本体と一緒に貼り付けて収納できる。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直径３０ｍｍ、長さ１２ｃｍほどの握り手の先に、直径１０ｍｍ、長さ１５ｃｍほどの棒が付いている形を基本形とし、その基本形の中に、ヨーグルトやモズク等カップ上部の薄膜のシール剥がし、ドレッシングや醤油等の注ぎ口にあるプラスチックの栓開封や、缶詰の上蓋、缶ジュース等の飲み口開封用タブの開封、そして、ペットボトルやパウチキャップの開封等を、小さな力で、かつ容易に開封できる機能を持たせる事を特徴とする、多機能カップ薄フタはがし補助具。
【請求項2】
収納性を高める為、直径１０ｍｍ、長さ１５ｃｍほどの棒の先端に、直径１０ｍｍほどのワッカを設け、キッチンの収納部やフックに掛ける様にし、又補助具本体の握り手中央部分を挟むように保持するホルダーを別部品として設け、そのホルダー裏面には強力磁石が付いており、冷蔵庫等の金属部に補助具本体と一緒に貼りつけて収納し、補助具が必要な場合、補助具本体を、貼り付いたホルダーから取り外して使用することが出来る事を特徴とする、多機能カップ薄フタはがし補助具である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に手の力が弱い子供やお年寄り、そして体の不自由な方が、ヨーグルトや、モズク等のカップに封されてる薄膜のフタを、指でつまんで、はがしたり、又ペットボトルやパウチのキャップ、缶詰やジュース缶のフタ、サラダ、ドレッシングボトル等のプラスチック栓を開ける際、大きな力とコツを要して開封しなければならない。
それらの開封を、より小さな力で、容易に開封できるように工夫した、多機能・カップ薄膜フタはがし補助具に関するものである。
それらの開封を、より小さな力で、容易に開封できるように工夫した、多機能・カップ薄膜フタはがし補助具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ペットボトルやパウチのキャップ、又缶詰やジュース缶のフタ等を小さい力で開封できる製品は、多く出されている。
しかし、ヨーグルトやモズクカップ等の薄膜フタは、ベロ状のツマミ部を指でつまんで開けなければならず、子供やお年寄りの小さい力では開けにくい所があり、それを解決する機能を備えた製品は最近まで、ほとんど出されていなかった。
しかし、ヨーグルトやモズクカップ等の薄膜フタは、ベロ状のツマミ部を指でつまんで開けなければならず、子供やお年寄りの小さい力では開けにくい所があり、それを解決する機能を備えた製品は最近まで、ほとんど出されていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録３１９２６８６号公報
【特許文献2】実用新案登録３２２１３８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために、つぎのような問題点があった。
（イ）ヨーグルトやモズク等は、専用のカップに入れられており、カップの最上部の縁に、薄いシール状の薄膜を接着することにより、カップ内の食品を封止しフタとしており、中身を取り出す場合には、フタのシールに余分に張り出したベロ部を、親指と人差し指で挟んで、つまむように力を入れて、めくるように接着部分を剥がしながら開けなければならず、指の力が弱い、子供やお年寄り、又体の不自由な方等剥がすことが難しくなっている。
又シールのベロ部が、油等で滑る場合、力があっても開けられない場合が想定される。
（ロ）サラダ・ドレッシングや醤油等のボトルにおいて、購入時は、外側キャップを取ると、ボトル上部の注ぎ口には、プラスチックの栓があり、その栓には、ワッカ状の引き抜きが設けられている。
そのワッカ状の引き抜き栓に、指を掛けて引き抜くことにより、開封されて使用可能となる。
しかし、開封時にそのワッカ状の引き抜きに、指を差し込んで、引き抜くのに、指の引き抜く力と要領が必要で、力の弱い子供やお年寄り、又体の不自由な方等、栓を開封することが難しい場合が想定される。
又、缶詰のフタを開ける場合や、ジュース缶の飲み口を開ける場合、フタの上部に設けられた、金属製の開封用タブを、指で一度上方に引き上げて開封するようになっており、そのタブを指で引き上げるのに、力と要領を必要とし、やはり力の弱い方や、体の不自由な方が開封する時、難しい場合が想定される。
（二）いくら必要な補助具があっても、必要な時に即取り出して、使用できなければ飾り物と同じであり、有っても、あまり意味をなさない。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
（イ）ヨーグルトやモズク等は、専用のカップに入れられており、カップの最上部の縁に、薄いシール状の薄膜を接着することにより、カップ内の食品を封止しフタとしており、中身を取り出す場合には、フタのシールに余分に張り出したベロ部を、親指と人差し指で挟んで、つまむように力を入れて、めくるように接着部分を剥がしながら開けなければならず、指の力が弱い、子供やお年寄り、又体の不自由な方等剥がすことが難しくなっている。
又シールのベロ部が、油等で滑る場合、力があっても開けられない場合が想定される。
（ロ）サラダ・ドレッシングや醤油等のボトルにおいて、購入時は、外側キャップを取ると、ボトル上部の注ぎ口には、プラスチックの栓があり、その栓には、ワッカ状の引き抜きが設けられている。
そのワッカ状の引き抜き栓に、指を掛けて引き抜くことにより、開封されて使用可能となる。
しかし、開封時にそのワッカ状の引き抜きに、指を差し込んで、引き抜くのに、指の引き抜く力と要領が必要で、力の弱い子供やお年寄り、又体の不自由な方等、栓を開封することが難しい場合が想定される。
又、缶詰のフタを開ける場合や、ジュース缶の飲み口を開ける場合、フタの上部に設けられた、金属製の開封用タブを、指で一度上方に引き上げて開封するようになっており、そのタブを指で引き上げるのに、力と要領を必要とし、やはり力の弱い方や、体の不自由な方が開封する時、難しい場合が想定される。
（二）いくら必要な補助具があっても、必要な時に即取り出して、使用できなければ飾り物と同じであり、有っても、あまり意味をなさない。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
直径３０ｍｍ、長さ１２ｃｍほどの握り手の先に、直径１０ｍｍ、長さ１５ｃｍほどの棒が付いている形を基本形とし、その基本形の中に、ヨーグルトやモズク等カップ上部の薄膜のシール剥がし、ドレッシングや醤油等の注ぎ口にあるプラスチックの栓開封や、缶詰の上蓋、缶ジュース等の飲み口開封用タブの開封、そして、ペットボトルやパウチのキャップの開封等を、小さな力で、かつ容易に開封できる機能を持たせた。
又、収納性を高める為、直径１０ｍｍ、長さ１５ｃｍほどの棒の先端に、直径１０ｍｍほどのワッカを設け、キッチンの収納部やフックに掛ける様にし、又補助具本体の握り手中央部分を挟むように保持するホルダーを別部品として設け、そのホルダー裏面には、強力磁石が付いており、冷蔵庫等の金属部に補助具本体と一緒に貼りつけて収納し、補助具が必要な場合、補助具本体を、貼り付いたホルダーから取り外して使用することが出来る。
以上を特徴とする多機能・カップ薄膜フタはがし補助具である。
又、収納性を高める為、直径１０ｍｍ、長さ１５ｃｍほどの棒の先端に、直径１０ｍｍほどのワッカを設け、キッチンの収納部やフックに掛ける様にし、又補助具本体の握り手中央部分を挟むように保持するホルダーを別部品として設け、そのホルダー裏面には、強力磁石が付いており、冷蔵庫等の金属部に補助具本体と一緒に貼りつけて収納し、補助具が必要な場合、補助具本体を、貼り付いたホルダーから取り外して使用することが出来る。
以上を特徴とする多機能・カップ薄膜フタはがし補助具である。
【発明の効果】
（イ）カップの薄フタを、本補助具の握り手を持って、特殊針を動かすツマミをスライドさせる事で、カップ薄フタのベロ部をつかんで、補助具を回転させることで、小さな力で、簡単に剥がす事が出来る。
（ロ）サラダ・ドレッシングや醤油等を購入した場合、ボトルの注ぎ口には、ワッカのついたプラスチック栓があり、ワッカに指を入れて、引き上げる様に開けるが、指が入りにくかったり、引き上げに力が必要な場合がある。
本補助具を使用すれば、握り手前部に収納されているボトルキャップ栓開封爪を親指で出し、その出した爪に栓のワッカをかけ、補助具握り手を回転するように、小さな力で簡単に、ワッカを引き上げて、開封することが出来る。
又、缶詰やジュース缶のフタを開ける場合、フタ部に付属している、引き上げタブを指で起こし、指をタブのワッカに入れて引き上げるが、力が弱い場合、タブを起こす事が難しい。
その場合、本補助具の開封爪をタブに差し込めば、簡単にタブを起こす事が出来る。
（ハ）ペットボトルのキャップも、手の力が弱いと、開けるのが難しい為、本補助具の握り手中央下部に設けられた、ペットボトルキャップ、ホールド部に、ペットボトルのキャップを差し込んで、ワインの栓を開ける様に、握り手を回す事により、小さな力で開ける事が出来る。
又、パウチキャップについても、キャップ径が小さく、指で開ける場合、小さな力では、開けにくい場合があり、油成分等が付着すれば、なおさら開けることが難しい。
その時には、本補助具の握り手後部に設けられた、２段式のパウチキャップホールド部に、パウチキャップを差し込み、握り手を回転させる事で、小さな力で、簡単にパウチキャップを開ける事が出来る。
（二）本補助具は、多機能であるが、使用したい時に即使用出来なければ、機能を発揮できない。
その為、本補助具自体を使用勝手の良い場所に置いたり、収納することは勿論できるが、その他本補助具のカップ薄フタ巻き取り棒先端に、収納用ワッカを設け、キッチンの収納部や、フック等に掛けることが出来、又本補助具には別部品として、本体ホルダーがあり、本体ホルダーは、裏面に強力磁石を設け、冷蔵庫の壁面等に設置しておき、そのホルダーに突き出た２本の角のような部分に補助具本体を、挟むように収納でき、とても便利に使用できるようにした。
（ロ）サラダ・ドレッシングや醤油等を購入した場合、ボトルの注ぎ口には、ワッカのついたプラスチック栓があり、ワッカに指を入れて、引き上げる様に開けるが、指が入りにくかったり、引き上げに力が必要な場合がある。
本補助具を使用すれば、握り手前部に収納されているボトルキャップ栓開封爪を親指で出し、その出した爪に栓のワッカをかけ、補助具握り手を回転するように、小さな力で簡単に、ワッカを引き上げて、開封することが出来る。
又、缶詰やジュース缶のフタを開ける場合、フタ部に付属している、引き上げタブを指で起こし、指をタブのワッカに入れて引き上げるが、力が弱い場合、タブを起こす事が難しい。
その場合、本補助具の開封爪をタブに差し込めば、簡単にタブを起こす事が出来る。
（ハ）ペットボトルのキャップも、手の力が弱いと、開けるのが難しい為、本補助具の握り手中央下部に設けられた、ペットボトルキャップ、ホールド部に、ペットボトルのキャップを差し込んで、ワインの栓を開ける様に、握り手を回す事により、小さな力で開ける事が出来る。
又、パウチキャップについても、キャップ径が小さく、指で開ける場合、小さな力では、開けにくい場合があり、油成分等が付着すれば、なおさら開けることが難しい。
その時には、本補助具の握り手後部に設けられた、２段式のパウチキャップホールド部に、パウチキャップを差し込み、握り手を回転させる事で、小さな力で、簡単にパウチキャップを開ける事が出来る。
（二）本補助具は、多機能であるが、使用したい時に即使用出来なければ、機能を発揮できない。
その為、本補助具自体を使用勝手の良い場所に置いたり、収納することは勿論できるが、その他本補助具のカップ薄フタ巻き取り棒先端に、収納用ワッカを設け、キッチンの収納部や、フック等に掛けることが出来、又本補助具には別部品として、本体ホルダーがあり、本体ホルダーは、裏面に強力磁石を設け、冷蔵庫の壁面等に設置しておき、そのホルダーに突き出た２本の角のような部分に補助具本体を、挟むように収納でき、とても便利に使用できるようにした。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】（ａ）本発明の本体斜視図 （ｂ）手に持った所の本体と本体ホルダーの説明図
【図2】（ａ）カップ薄フタの固定用特殊針動作部の内部構造説明図 （ｂ）固定用特殊針動作部の筐体内部説明図 （ｃ）固定用特殊針動作部の部品説明図
【図3】カップ薄フタ巻き取り棒の内部構造説明図
【図4】（ａ）は、固定用特殊針先端の正面拡大説明図 （ｂ）は、固定用特殊針先端の側面拡大説明図 （ｃ）は、固定用特殊針先端の下面拡大説明図
【図5】カップ薄フタの固定用特殊針動作による薄フタ固定時の概略説明図
【図6】カップ薄フタはがし機能を、具体的に使用した時の流れを説明した図
【図7】醤油ボトル注ぎ口栓及び缶詰フタ開封タブの開封を説明した図
【図8】ペットボトルのキャップ開封を説明した図
【図9】パウチのキャップ開封を説明した図
【図10】本体を収納する時に、フックに掛ける場合を説明した図
【図11】本体を収納する時に、磁石付きホルダーを使用する場合を説明した図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）本発明品は、握り手中央右（１）、握り手中央左（２）、握り手前部（３）、握 り手後部（４）の４つの部品からなる円柱状の筐体を、持ち手（１２）で持てるように し、その先にカップ薄フタ巻き取り棒（５）を取り付けた形を基本とし、その基本の形 に様々な機能を持たせた、多機能カップ薄フタ剥がし補助具である。
（ロ）図２は、機能の一つである、カップ薄フタ剥がしの、特殊針を前後させる為の、 持ち手部分の機構を示しており、図２（ａ）は、握り手中央右（１）の内部を示してお り、図２（ｂ）は、図２（ｃ）のツマミ（６）、ツマミ戻しバネ（１０）、そして特殊 針ロッド（１３）を取り除いたものである。
握り手中央右（１）の内側には、ツマミ（６）が前後にスライドするための溝があり、ツマミの後ろには、ツマミ戻しバネ（１０）が付いており、ツマミが、常に前の位置に戻る様にしている。
そのツマミ（６）の最下段には、特殊針ロッド（１３）が、小ねじで取り付けられており、ツマミ（６）を持ち手（１２）の親指によって、前後にスライドさせると、それにつれて特殊針ロッド（１３）も、前後に動く機構になっている。
図３は、カップ薄フタのベロ部分を、薄フタ差し込み口（８）から差し込んだ後、薄フタのベロ部を、ツマミ（６）によって、特殊針先端（１４）を前に押出して、固定する為の仕組みを示す。図３（ａ）の特殊針先端（１４）は、図３（ｂ）の特殊針導き管（１５）へ挿入する。
特殊針導き管（１５）は、カップ薄フタ導きブロック（１６）の中央を通っており、又握り手前部（３）に固定する為に、特殊針導き管（１５）の右端には、特殊針導き管固定ブロック（１７）を接続している。
カップ薄フタ導きブロック（１６）には、薄フタベロ部の差し込みを容易にするよう、カップ薄フタ導き部（１８）のように、径の中心部から、外方向へ、末広がりに長方形の導き穴が、カップ薄フタ導きブロック（１６）の、両側に設けられている。
又、カップ薄フタ導きブロック（１６）の中央部を通っている特殊針導き管（１５）の両側にも、カップ薄フタ導きブロック（１６）の長四角の穴のサイズに沿って、長方形の穴が設けており、カップ薄フタのベロ部が容易に差し込めるようにしている。
特殊針先端（１４）が挿入された（ｂ）の特殊針導き管（１５）、カップ薄フタ導きブロック（１６）、そして、特殊針導き管固定ブロック（１７）は、図３（ｃ）のカップ薄フタ巻き取り棒（５）の中に挿入される。
カップ薄フタ巻き取り棒（５）は金属性のパイプとなっており、カップ薄フタ導き部（１８）の位置に合わせ、カップ薄フタベロ部が容易に差し込めるように、大きく開口部を両側に設けている。
図３（ｄ）は、カップ薄フタ導き部（１８）を拡大したものであり、中央を特殊針先端（１４）がツマミ（６）に合わせて、前後する。
図４は、特殊針先端（１４）を拡大したものであり、図４（ａ）は、針先正面から見た図、図４（ｂ）は、側面図、図４（ｃ）は、針先下面図を示している。針先先端は、カップ薄フタベロ部をつかみやすい様に、斜めに傾斜しており、図４（ｂ）の様に両側面は若干削っている。
それは、カップ薄フタを固定する時の逃げ部を作り、確実に固定出来る様にする為に設けた。
又針先の斜め傾斜部は、鋭利な刃物の様になり、カップ薄フタを切断してしまう事もある為、鋭利な部分が無い様に、丸みを設けている。
又、特殊針先端（１４）が挿入されている特殊針導き管（１５）は、直径３ｍｍ程のステンレス等の管を用いており、カップ薄フタ導き部（１８）には、カップ薄フタベロ部が容易に差し込める様、横幅３０ｍｍ程度で、縦幅１ｍｍ以下程度の長方形の穴が管の両側に開けられており、管に開けられた長方形の穴の内側は、特殊針先端（１４）がスライドして、カップ薄フタベロ部を挟みこんで固定する部分である為、特殊針先端部（１４）と同じように、鋭利な部分があると、カップ薄フタが切断されることがある為、丸みを持たせている。
図５は、カップ薄フタ（１９）が、カップ薄フタ導き部（１８）に差し込まれ、特殊針先端（１４）にて固定された場合の断面を簡単に描いた図である。
図６は、このカップ薄フタ剥がし機能を用いて、実際に，食品収納カップ（２０）のカップ薄フタ（１９）を剥がしていく様子を、順を追って描いている。
図６（ａ）は、持ち手（１２）で握り手本体部分を持ち、食品収納カップ（２０）のカップ薄フタベロ部（２１）を、カップ薄フタ巻き取り棒（５）に設けた、薄フタ差し込み口（８）に、差し込んだ所であり、親指で、ツマミ（６）を前に押して、特殊針先端（１４）を前にスライドさせ、カップ薄フタベロ部（２１）を固定する。
図６（ｂ）はカップ薄フタベロ部（２１）が、薄フタ差し込み口（８）の反対側に出ている拡大図である。
カップ薄フタベロ部（２１）が固定されたら、握り手本体を回転させるようにし、カップ薄フタ巻き取り棒（５）にて、カップ薄フタ（１９）を、ゆっくりと巻き取るようにして、小さな力で、容易に剥がす事が出来る。図６（ｃ）、（ｄ）、（ｅ）の順で剥がす事が出来る。
（ハ）多機能カップ薄膜フタはがし補助具は、（ロ）の機能の他に、幾種類かの機能を持たせている。
図７は、握り手前部（３）の上部にボトルキャプ栓開封爪（９）が収納されている。
この爪部品は、ボトルキャップ栓開封爪留め（２２）の穴からネジで止められており、未使用時は、握り手前部（３）上方の、切込み部に収納されており、使用する時のみ、持ち手（１２）の親指でボトルキャップ栓開封爪（９）を、図７（ａ）の様に半回転させ、図７（ｂ）の様に回し出して、醤油ボトル注ぎ口上部（２３）の、注ぎ口栓（２４）のワッカに爪を掛け、握り手本体をゆっくりとワッカを引き挙げる様に回していく事により、小さな力で簡単に栓を開封する事が出来る。
又、この爪は、缶詰や、ジュース缶を開ける時に、フタについている水平のタブを起こして、そのタブに指を掛けてフタを開けるが、力が弱いと、水平になったタブを起こすのが難しい。
そこで、このボトルキャップ栓開封爪（９）をタブ部に掛け、握り手本体を回すように、小さな力で水平のタブを起こすことが出来る。図７（ｄ）にその様子を示す。
（ニ）次に、ペットボトルの、キャップ開封機能を、図８の（ａ）、（ｂ）にて説明する。
握り手中央右（１）と、握り手中央左（２）の下側には、図８（ａ）の様に、ペットボトルキャップホールド部（２７）が儲けられており、その内側は、ペットボトルキャップ径に合わせ、かつ縦のギザギザを付して、ペットボトルキャップが滑らず、固定出来る様にした。
縦のギザギザ部の内径は、下部から上部に向かって若干小さく作っており、ペットボトルキャップが入りやすく、かつキャップが滑らないように工夫している。
又、ペットボトルキャップ上部が、ペットボトルキャップホールド部（２７）の最上部まで行った場合を想定し、ペットボトルキャップ上部回り止め（２８）として、上部面に三角形の突起上のラインを６０°間隔で設けた。
使用時の様子を図８（ｂ）に示した。握り手中央右（１）、握り手中央左（２）部分を、持ち手（１２）により握り、下部のペットボトルキャップホールド部（２７）に、ペットボトルキャップ（２９）を押し入れ、ゆっくりと回す事により、小さな力で、簡単にペットボトルキャップを開ける事が出来る。
（ホ）最後の機能として、パウチキャップ開封機能を、図９にて説明する。
図９（ａ）は、握り手後部（４）を、斜め後ろから見た図であり、最後部には、パウチキャップを開ける為の穴が開いている。
図９（ｂ）は、最後部を真後ろからとらえた図で、後部の穴は、パウチキャップのサイズにより、２段になっている。
奥側部は、図９（ｃ）で示した１６～１７ｍｍパウチキャップ（３３）用であり、パウチキャップが滑らない様に固定出来る様にギザギザを付けている。又１８．５ｍｍ八角パウチキャップ（３４）を開ける為、手前部に八角形の円錐状の穴を設け、八角形の角々には、三角形のキャプ滑り止めを設け、キャップが完全に固定出来る様にした。
図９（ｄ）は、実際に使用している所の図で、図９（ｄ）は、（３３）１６～１７ｍｍパウチキャップが握り手後部（４）の下穴に差し込んだ所を、又図９（ｅ）は、１８．５ｍｍ八角パウチキャップ（３４）を、握り手後部（４）穴に差し込んだ所で、この状態で、握り手を回転させて、小さな力で、簡単にキャップを開ける事が出来る。
（ヘ）多機能・カップ薄膜フタはがし補助具は、大まかに４つの機能を有しているが、これらの機能は、使用されてこそ、その効果を発揮することが出来る。その為、必要な時に、即使用出来る様に、収納方法も工夫した。
本品を普通に置いたり、常時使用する引き出しの中等に置くことも出来るが、その他、図１０に示す様に、カップ薄フタ巻き取り棒（５）の先端に、図１０（ａ）のような収納用ワッカ（７）をワンタッチで取り付ける事により、キッチンの収納スペースや、図１０（ｃ）の様に、冷蔵庫側面に磁石付きフック（３７）等を設置し、それにワッカ部を掛けて収納できる様にした。
又、図１１の様に、本体ホルダー（１１）を用意し、ホルダー裏面には、図１１（ｂ）の様に、ネオジウム等の強力磁石（３８）を配し、冷蔵庫の側面等に磁石力で張り付ける。
本体ホルダー（１１）には、２本の角のような突起が設けられており、角の付け根部付近には、円形状の台があり、丁度、握り手中央下部に設けられたペットボトルキャップホールド部（２７）とマッチングするようになっており、２本の角のような突起の内側により、握り手中央部を挟むような形で、図１１（ｃ）の様に、補助具本体を固定、収納する事が出来る。
補助具本体を使用する場合は、本体ホルダー（１１）から、抜き取って使用する。このように、色々な場所で、使用者の使い勝手に対応した、収納方法を提供できるようにした。
（イ）本発明品は、握り手中央右（１）、握り手中央左（２）、握り手前部（３）、握 り手後部（４）の４つの部品からなる円柱状の筐体を、持ち手（１２）で持てるように し、その先にカップ薄フタ巻き取り棒（５）を取り付けた形を基本とし、その基本の形 に様々な機能を持たせた、多機能カップ薄フタ剥がし補助具である。
（ロ）図２は、機能の一つである、カップ薄フタ剥がしの、特殊針を前後させる為の、 持ち手部分の機構を示しており、図２（ａ）は、握り手中央右（１）の内部を示してお り、図２（ｂ）は、図２（ｃ）のツマミ（６）、ツマミ戻しバネ（１０）、そして特殊 針ロッド（１３）を取り除いたものである。
握り手中央右（１）の内側には、ツマミ（６）が前後にスライドするための溝があり、ツマミの後ろには、ツマミ戻しバネ（１０）が付いており、ツマミが、常に前の位置に戻る様にしている。
そのツマミ（６）の最下段には、特殊針ロッド（１３）が、小ねじで取り付けられており、ツマミ（６）を持ち手（１２）の親指によって、前後にスライドさせると、それにつれて特殊針ロッド（１３）も、前後に動く機構になっている。
図３は、カップ薄フタのベロ部分を、薄フタ差し込み口（８）から差し込んだ後、薄フタのベロ部を、ツマミ（６）によって、特殊針先端（１４）を前に押出して、固定する為の仕組みを示す。図３（ａ）の特殊針先端（１４）は、図３（ｂ）の特殊針導き管（１５）へ挿入する。
特殊針導き管（１５）は、カップ薄フタ導きブロック（１６）の中央を通っており、又握り手前部（３）に固定する為に、特殊針導き管（１５）の右端には、特殊針導き管固定ブロック（１７）を接続している。
カップ薄フタ導きブロック（１６）には、薄フタベロ部の差し込みを容易にするよう、カップ薄フタ導き部（１８）のように、径の中心部から、外方向へ、末広がりに長方形の導き穴が、カップ薄フタ導きブロック（１６）の、両側に設けられている。
又、カップ薄フタ導きブロック（１６）の中央部を通っている特殊針導き管（１５）の両側にも、カップ薄フタ導きブロック（１６）の長四角の穴のサイズに沿って、長方形の穴が設けており、カップ薄フタのベロ部が容易に差し込めるようにしている。
特殊針先端（１４）が挿入された（ｂ）の特殊針導き管（１５）、カップ薄フタ導きブロック（１６）、そして、特殊針導き管固定ブロック（１７）は、図３（ｃ）のカップ薄フタ巻き取り棒（５）の中に挿入される。
カップ薄フタ巻き取り棒（５）は金属性のパイプとなっており、カップ薄フタ導き部（１８）の位置に合わせ、カップ薄フタベロ部が容易に差し込めるように、大きく開口部を両側に設けている。
図３（ｄ）は、カップ薄フタ導き部（１８）を拡大したものであり、中央を特殊針先端（１４）がツマミ（６）に合わせて、前後する。
図４は、特殊針先端（１４）を拡大したものであり、図４（ａ）は、針先正面から見た図、図４（ｂ）は、側面図、図４（ｃ）は、針先下面図を示している。針先先端は、カップ薄フタベロ部をつかみやすい様に、斜めに傾斜しており、図４（ｂ）の様に両側面は若干削っている。
それは、カップ薄フタを固定する時の逃げ部を作り、確実に固定出来る様にする為に設けた。
又針先の斜め傾斜部は、鋭利な刃物の様になり、カップ薄フタを切断してしまう事もある為、鋭利な部分が無い様に、丸みを設けている。
又、特殊針先端（１４）が挿入されている特殊針導き管（１５）は、直径３ｍｍ程のステンレス等の管を用いており、カップ薄フタ導き部（１８）には、カップ薄フタベロ部が容易に差し込める様、横幅３０ｍｍ程度で、縦幅１ｍｍ以下程度の長方形の穴が管の両側に開けられており、管に開けられた長方形の穴の内側は、特殊針先端（１４）がスライドして、カップ薄フタベロ部を挟みこんで固定する部分である為、特殊針先端部（１４）と同じように、鋭利な部分があると、カップ薄フタが切断されることがある為、丸みを持たせている。
図５は、カップ薄フタ（１９）が、カップ薄フタ導き部（１８）に差し込まれ、特殊針先端（１４）にて固定された場合の断面を簡単に描いた図である。
図６は、このカップ薄フタ剥がし機能を用いて、実際に，食品収納カップ（２０）のカップ薄フタ（１９）を剥がしていく様子を、順を追って描いている。
図６（ａ）は、持ち手（１２）で握り手本体部分を持ち、食品収納カップ（２０）のカップ薄フタベロ部（２１）を、カップ薄フタ巻き取り棒（５）に設けた、薄フタ差し込み口（８）に、差し込んだ所であり、親指で、ツマミ（６）を前に押して、特殊針先端（１４）を前にスライドさせ、カップ薄フタベロ部（２１）を固定する。
図６（ｂ）はカップ薄フタベロ部（２１）が、薄フタ差し込み口（８）の反対側に出ている拡大図である。
カップ薄フタベロ部（２１）が固定されたら、握り手本体を回転させるようにし、カップ薄フタ巻き取り棒（５）にて、カップ薄フタ（１９）を、ゆっくりと巻き取るようにして、小さな力で、容易に剥がす事が出来る。図６（ｃ）、（ｄ）、（ｅ）の順で剥がす事が出来る。
（ハ）多機能カップ薄膜フタはがし補助具は、（ロ）の機能の他に、幾種類かの機能を持たせている。
図７は、握り手前部（３）の上部にボトルキャプ栓開封爪（９）が収納されている。
この爪部品は、ボトルキャップ栓開封爪留め（２２）の穴からネジで止められており、未使用時は、握り手前部（３）上方の、切込み部に収納されており、使用する時のみ、持ち手（１２）の親指でボトルキャップ栓開封爪（９）を、図７（ａ）の様に半回転させ、図７（ｂ）の様に回し出して、醤油ボトル注ぎ口上部（２３）の、注ぎ口栓（２４）のワッカに爪を掛け、握り手本体をゆっくりとワッカを引き挙げる様に回していく事により、小さな力で簡単に栓を開封する事が出来る。
又、この爪は、缶詰や、ジュース缶を開ける時に、フタについている水平のタブを起こして、そのタブに指を掛けてフタを開けるが、力が弱いと、水平になったタブを起こすのが難しい。
そこで、このボトルキャップ栓開封爪（９）をタブ部に掛け、握り手本体を回すように、小さな力で水平のタブを起こすことが出来る。図７（ｄ）にその様子を示す。
（ニ）次に、ペットボトルの、キャップ開封機能を、図８の（ａ）、（ｂ）にて説明する。
握り手中央右（１）と、握り手中央左（２）の下側には、図８（ａ）の様に、ペットボトルキャップホールド部（２７）が儲けられており、その内側は、ペットボトルキャップ径に合わせ、かつ縦のギザギザを付して、ペットボトルキャップが滑らず、固定出来る様にした。
縦のギザギザ部の内径は、下部から上部に向かって若干小さく作っており、ペットボトルキャップが入りやすく、かつキャップが滑らないように工夫している。
又、ペットボトルキャップ上部が、ペットボトルキャップホールド部（２７）の最上部まで行った場合を想定し、ペットボトルキャップ上部回り止め（２８）として、上部面に三角形の突起上のラインを６０°間隔で設けた。
使用時の様子を図８（ｂ）に示した。握り手中央右（１）、握り手中央左（２）部分を、持ち手（１２）により握り、下部のペットボトルキャップホールド部（２７）に、ペットボトルキャップ（２９）を押し入れ、ゆっくりと回す事により、小さな力で、簡単にペットボトルキャップを開ける事が出来る。
（ホ）最後の機能として、パウチキャップ開封機能を、図９にて説明する。
図９（ａ）は、握り手後部（４）を、斜め後ろから見た図であり、最後部には、パウチキャップを開ける為の穴が開いている。
図９（ｂ）は、最後部を真後ろからとらえた図で、後部の穴は、パウチキャップのサイズにより、２段になっている。
奥側部は、図９（ｃ）で示した１６～１７ｍｍパウチキャップ（３３）用であり、パウチキャップが滑らない様に固定出来る様にギザギザを付けている。又１８．５ｍｍ八角パウチキャップ（３４）を開ける為、手前部に八角形の円錐状の穴を設け、八角形の角々には、三角形のキャプ滑り止めを設け、キャップが完全に固定出来る様にした。
図９（ｄ）は、実際に使用している所の図で、図９（ｄ）は、（３３）１６～１７ｍｍパウチキャップが握り手後部（４）の下穴に差し込んだ所を、又図９（ｅ）は、１８．５ｍｍ八角パウチキャップ（３４）を、握り手後部（４）穴に差し込んだ所で、この状態で、握り手を回転させて、小さな力で、簡単にキャップを開ける事が出来る。
（ヘ）多機能・カップ薄膜フタはがし補助具は、大まかに４つの機能を有しているが、これらの機能は、使用されてこそ、その効果を発揮することが出来る。その為、必要な時に、即使用出来る様に、収納方法も工夫した。
本品を普通に置いたり、常時使用する引き出しの中等に置くことも出来るが、その他、図１０に示す様に、カップ薄フタ巻き取り棒（５）の先端に、図１０（ａ）のような収納用ワッカ（７）をワンタッチで取り付ける事により、キッチンの収納スペースや、図１０（ｃ）の様に、冷蔵庫側面に磁石付きフック（３７）等を設置し、それにワッカ部を掛けて収納できる様にした。
又、図１１の様に、本体ホルダー（１１）を用意し、ホルダー裏面には、図１１（ｂ）の様に、ネオジウム等の強力磁石（３８）を配し、冷蔵庫の側面等に磁石力で張り付ける。
本体ホルダー（１１）には、２本の角のような突起が設けられており、角の付け根部付近には、円形状の台があり、丁度、握り手中央下部に設けられたペットボトルキャップホールド部（２７）とマッチングするようになっており、２本の角のような突起の内側により、握り手中央部を挟むような形で、図１１（ｃ）の様に、補助具本体を固定、収納する事が出来る。
補助具本体を使用する場合は、本体ホルダー（１１）から、抜き取って使用する。このように、色々な場所で、使用者の使い勝手に対応した、収納方法を提供できるようにした。
【符号の説明】
１ 握り手中央右
２ 握り手中央左
３ 握り手前部
４ 握り手後部
５ カップ薄フタ巻き取り棒
６ ツマミ
７ 収納用ワッカ
８ 薄フタ差し込み口
９ ボトルキャップ栓開封爪
１０ ツマミ戻しバネ
１１ 本体ホルダー
１２ 持ち手
１３ 特殊針ロッド
１４ 特殊針先端
１５ 特殊針導き管
１６ カップ薄フタ導きブロック
１７ 特殊針導き管固定ブロック
１８ カップ薄フタ導き部
１９ カップ薄フタ
２０ 食品収納カップ
２１ カップ薄フタベロ部
２２ ボトルキャップ栓開封爪留め
２３ 醤油ボトル注ぎ口
２４ 注ぎ口栓
２５ 缶詰
２６ 缶詰フタ開封タブ
２７ ペットボトルキャップホールド部
２８ ペットボトルキャップ上部回り止め
２９ ペットボトルキャップ
３０ ペットボトル
３１ １８．５ｍｍ八角パウチキャップホールド部
３２ １６～１７ｍｍパウチキャップホールド部
３３ １６～１７ｍｍパウチキャップ
３４ １８．５ｍｍ八角パウチキャップ
３５ パウチパック部
３６ 冷蔵庫壁面
３７ 磁石付きフック
３８ 強力磁石
２ 握り手中央左
３ 握り手前部
４ 握り手後部
５ カップ薄フタ巻き取り棒
６ ツマミ
７ 収納用ワッカ
８ 薄フタ差し込み口
９ ボトルキャップ栓開封爪
１０ ツマミ戻しバネ
１１ 本体ホルダー
１２ 持ち手
１３ 特殊針ロッド
１４ 特殊針先端
１５ 特殊針導き管
１６ カップ薄フタ導きブロック
１７ 特殊針導き管固定ブロック
１８ カップ薄フタ導き部
１９ カップ薄フタ
２０ 食品収納カップ
２１ カップ薄フタベロ部
２２ ボトルキャップ栓開封爪留め
２３ 醤油ボトル注ぎ口
２４ 注ぎ口栓
２５ 缶詰
２６ 缶詰フタ開封タブ
２７ ペットボトルキャップホールド部
２８ ペットボトルキャップ上部回り止め
２９ ペットボトルキャップ
３０ ペットボトル
３１ １８．５ｍｍ八角パウチキャップホールド部
３２ １６～１７ｍｍパウチキャップホールド部
３３ １６～１７ｍｍパウチキャップ
３４ １８．５ｍｍ八角パウチキャップ
３５ パウチパック部
３６ 冷蔵庫壁面
３７ 磁石付きフック
３８ 強力磁石
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】