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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022074247
(43)【公開日】2022-05-18
(54)【発明の名称】肩かけ鞄
(51)【国際特許分類】
   A47D 13/02 20060101AFI20220511BHJP
   A45C 3/00 20060101ALI20220511BHJP
【FI】
A47D13/02
A45C3/00 P
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020184128
(22)【出願日】2020-11-04
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-11-05
(71)【出願人】
【識別番号】391035164
【氏名又は名称】株式会社カワキタ
(74)【代理人】
【識別番号】100194456
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 勇
(72)【発明者】
【氏名】河北 一朗
(72)【発明者】
【氏名】木下 奈都代
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA05
3B045AA06
3B045CE07
3B045CE08
3B045CE10
(57)【要約】
【課題】 乳幼児を安心安全に抱っこできる機能を有する肩かけ鞄を提供する。
【解決手段】 肩ベルト(ショルダーベルト)(2)と鞄本体(3)とで構成される肩かけ鞄(1)において、前記肩ベルトは、前記鞄本体の上部2箇所の端部に、それぞれが取り付けられている2本のベルト(2a、2b)で構成されており、前記2箇所の端部の間に座部(蓋3c、3d))が設けられていることを特徴とする。当該構成を採用することによって、肩ベルトをクロス抱っこ紐として使用でき、更には、万が一、一方の肩ベルトが切れたときでも座部に座っている乳幼児の落下を防ぐことができる。
【選択図】図6

【特許請求の範囲】
【請求項1】
肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、
前記肩ベルト又は肩紐は、前記鞄本体の上部2箇所の端部に、それぞれが取り付けられている2本のベルト又は紐で構成されており、
前記2箇所の端部の間に座部が設けられていることを特徴とする肩かけ鞄。
【請求項2】
前記鞄本体の2箇所の端部には、輪状のカン留め具が取り付けられており、
前記2本の肩ベルト又は肩紐の両端は前記カン留め具に留められており、2本の肩ベルト又は肩紐は、一方の端部から他方の端部へと向かう途中で交差し、他方の端部において並びが逆になるように、カン留め具に留められている、ことを特徴とする請求項1に記載の肩かけ鞄。
【請求項3】
前記鞄本体は、腰巻ベルト又は腰巻紐を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の肩かけ鞄。
【請求項4】
前記座部は、前記鞄本体上部に1対に設けられているピローケースのフラップ式蓋で構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の肩かけ鞄。
【請求項5】
前記ピローケースのフラップ式蓋は、1対に設けられているフラップ式蓋の間隔を、座部に加重された時に定めた以上に開かないようにする連結部を有している、ことを特徴とする請求項4に記載の肩かけ鞄。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、肩かけ鞄(ショルダーバッグ)に関し、特に、乳幼児を抱える機能を有している鞄に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、乳幼児を抱える機能を有している肩かけ鞄として、図8に示す鞄200が提案されている(特許文献1を参照)。鞄200は、鞄本体201と、1本のショルダーベルト202とを備えている。ショルダーベルト202の鞄本体201への取り付け端203、204に、背当てベルト205が接続されている。乳幼児250を抱っこする際は、鞄200を、図示する「斜め掛け」の状態で使用し、鞄本体201の上部を乳幼児250に跨がせ、その背を背当てベルト205でサポートする、という構成を有している。鞄200の場合、鞄本体201の上部にある開閉口を閉じた状態とすることで、乳幼児250の座部としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013-240552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乳幼児を体の側方で抱えるのではなく、正面で抱えようとすると、1本のショルダーベルト202を介して首元に乳幼児及び鞄の重さが掛かり、保護者への負担が大きくなってしまう。また、鞄200には、ショルダーベルト202が万が一切れた場合に乳幼児が落下する虞がある、という問題がある。
【0005】
本発明の肩かけ鞄は、上記従来の鞄の課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の肩かけ鞄は、肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、
前記肩ベルト又は肩紐は、前記鞄本体の上部2箇所の端部に、それぞれが取り付けられている2本のベルト又は紐で構成されており、前記2箇所の端部の間に座部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
前記鞄本体の2箇所の端部には、輪状のカン留め具が取り付けられており、前記2本の肩ベルト又は肩紐の両端は前記カン留め具に留められており、2本の肩ベルト又は肩紐は、一方の端部から他方の端部へと向かう途中で交差し、他方の端部において並びが逆になるように、カン留め具に留められていることが好ましい。
【0008】
前記鞄本体は、腰巻ベルト又は腰巻紐を備えていることが好ましい。
【0009】
前記座部は、前記鞄本体上部に1対に設けられているピローケースのフラップ式蓋で構成されていることが好ましい。
【0010】
前記ピローケースのフラップ式蓋は、1対に設けられているフラップ式蓋の間隔を、座部に加重された時に定めた以上に開かないようにする連結部を有していることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、鞄本体上部の2つの端部に、2本の肩ベルト又は紐を備え、かつ、その間に座部を備えたことによって、前向きに乳幼児を抱っこする際、肩ベルト又は紐をクロス抱っこ紐として使用でき、一方のベルト又は紐が切れても座部が大きく傾くことは無く、乳幼児の落下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施の形態に係る肩かけ鞄を正面側から見た図。
図2】同肩かけ鞄のフラップ式蓋を閉じる様子を示す図。
図3】同肩かけ鞄を背面側から見た図。
図4】同肩かけ鞄のフラップ式蓋を開け、中の様子を示す図。
図5】同肩かけ鞄の肩ベルトをクロス抱っこ紐として使用する際の様子を示す図。
図6】同肩かけ鞄の肩ベルトをクロス抱っこ紐として使用し、蓋を座部として使用して乳幼児を載せる際の様子を示す図。
図7】同肩かけ鞄の実施例を用いて実際に幼児を抱っこした状態を示す写真。
図8】従来の肩かけ鞄を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の肩かけ鞄は、肩ベルト又は肩紐を有し、いわゆるショルダーバックという分類に属し、肩ベルト又は肩紐と、鞄本体と、で構成されている。本明細書でいう肩ベルト又は肩紐(以下、単に肩ベルトという)とは、使用者が肩ベルトと鞄本体の間に腕を通し、肩ベルトを肩に掛けて鞄本体を持ち運べる長さで、かつ、鞄本体の上部に乳幼児を乗せて抱っこできるように、使用者の腰付近に鞄本体を位置し得る長さ(長さ調節可能なものを含む)を有しているものをいう。本発明の肩かけ鞄は、鞄本体上部の2つの端部に、通常であれば1本で済む肩ベルトを、2本備え、更に、2つの端部の間に座部を備えていることを特徴とする。当該構成を採用することによって、乳幼児を座部に座らせ、肩ベルトをクロス抱っこ紐として使用することができる。また、万が一、1本の肩ベルトが切れても、他方のもう1本の肩ベルトがあるので、座部が大きく傾くことが無く、乳幼児の落下を防ぐことができる。なお、本明細書でいう座部とは、乳幼児が座り易いように、無用の凸凹の無い平滑化された面(座り易く湾曲した面を含む)、好ましくはクッション性を有する面を有する部分をいう。
【0014】
以下、本発明の一実施形態に係る肩かけ鞄1について、添付の図面を参照しつつ説明する。図1に示す肩かけ鞄1は、肩ベルト2と、鞄本体3とで構成されている。肩ベルト2は、同一長さに調節された2本のベルト2a、2bで構成されている。例えば、ベルト2a、2bは、長さ調節穴を設けておき、バックルで長さ調節できる構成を採用しておけば、使用する人の体格等に応じて長さを調節する際に、2本を同一長さにし易い。
【0015】
肩ベルト2a、2bは、いわゆるショルダーベルトと呼ばれているもので、ショルダーストラップに比べて幅広の帯(バンド)状の長尺物のものを言う。ベルトは、通常、長さ調節機能が付いているものを指すが、本明細書では、長さ調節機能の付いていないものも含む用語として使用する。なお、変形例として2本の肩紐を使用できる。肩紐は、いわゆるショルダーストラップと呼ばれているもので、本明細書では、糸を束ねたような断面円状の長尺物、ひも状の幅の狭いバンドを含む用語として使用する。肩ベルト、肩紐、何れであっても、通常の用途に加え、乳幼児を抱っこするクロス抱っこ紐としての用途に耐える強度を有するものであれば良く、以下、肩ベルト、肩紐、2つをまとめて単に肩ベルトとだけ示す。
【0016】
鞄本体3は、天然繊維又は化学繊維製の布、ビニール、皮革等の素材で作られている。鞄本体3は、構成物3aと、当該構成物3aと同一形状で、重なっている構成物3bとをU字状に縫合又は接着して構成される、上部に開口を有している袋状の構造物である。鞄本体3の構成物3a、3bには、ピローケースのフラップ式蓋3c、3dが接続されている。鞄本体3の上部の2つの端部、本例では、蓋3c、3cの両端に位置する2つの端部T1,T2に、肩ベルト2a、2bが取り付けられている。詳しくは、2つの端部T1、T2には、輪状のカン留め具4a、4bが取り付けられている。2本の肩ベルト2a、2bの両端は、カン留め具4a、4bに取り付けられており、一方の端部T1又はT2を始点とする場合に、途中で2本の肩ベルト2a、2bは交差し、他方の端部T2又はT1において、一方の端部T1又はT2に比べて、2本の肩ベルト2a、2bのカン留め具での並びが逆になるように留められている。具体的には、図1において、カン留め具4aの手前側にベルト2aの基端部が取り付けられており、遠位側にベルト2bの終端部が取り付けられている。ベルト2a、2bは、途中で交差し、カン留め具4bでは、手前側にベルト2bの基端部が取り付けられ、遠位側にベルト2aの終端部が取り付けられている。
【0017】
輪状のカン留め具4a、4bは、プラスチック樹脂製カン留め具、カン金具、即ち、金属製の丸カン(アイアンリング等)、D型カン、O型カンを含む。
【0018】
図2に示すように、鞄本体3は、1対のピローケースのフラップ式蓋3c、3dを採用しており、この蓋3c、3dにクッション性を持たせることによって座部として使用する。
【0019】
なお、鞄本体3は、本実施形態のものに限定されず、例えば筒状、角柱状等で、側面に開閉口としてファスナーが設けられており、上部に平滑化された面、好ましくはクッション性を有する座部を備えるものでも良い。
【0020】
更には、前記定義した長さの肩ベルトを2本、2つの端部に有し、2つの端部の間に前記定義した座部を有する、という要件を満たす限りにおいて、鞄本体の形状は、ボストンバッグ、トートバッグ、ドクターバッグ等と呼ばれる種々の形状のものであっても良い。例えば、ボストンバッグは上部がファスナー開閉式で、比較的短い手提げ用の取っ手を有している。トートバッグは上部が開放されているものが多く、比較的短い手提げ用の取っ手を有している。ドクターバッグは上部ががま口状の金具で開閉するようになっており、比較的短い手提げ用の取っ手を有している。そして、これらのようなバッグであっても、本発明の特徴的構成、即ち、鞄の前後両端の2つの端部に2本の肩ベルトを有し、その間に、乳幼児が座るのに好適な座部を有している、例えば、ボストンバッグ及びドクターバッグでは取っ手を左右に折りたためば、比較的な滑らかな面が構成される場合、トートバッグの場合、上部開口をボストンバッグのように閉じるファスナーを有し、比較的滑らかな面が構成される場合、本発明の肩かけ鞄として機能し得る。
【0021】
図3は、肩かけ鞄1を図1とは反対側から見た図で、乳幼児を抱っこする際に使用する腰巻ベルト5が示されている。腰巻ベルト5を使用することによって、万が一、乳幼児が鞄本体3の上部に設けてある座部(蓋3c、3dを意味する。以下同じ)から滑り落ちても、鞄と使用している保護者との間の腰巻ベルト5が乳幼児の両太もも部分を支える形になるので、落下を防ぐことができる(図6を参照)。なお、鞄1には、この腰巻ベルト5の収納ポケット6が設けてある。なお、腰巻ベルトの代わりに、腰巻紐を用いても良い。腰巻ベルトと腰巻紐の違いは、前述した肩ベルトと肩紐の定義に準じる。
【0022】
図3に示すように、2本の肩ベルト2a、2bは、2箇所の端部に、互い違いに、基端部と終端部とを有しており、一方の肩ベルト2a又は2bの基端部のカン留め具4a又は4bへの留部には、他方の肩ベルト2b又は2aの終端部分のカン留め具4a又は4bへの留部近傍を内包できる輪状部分2c、2dが設けられている。これにより、通常の鞄としての使用時に、肩ベルトが2本あることを目立たないようにでき、使用上の便を良くすることができる。なお、肩バンド2a、2bの基端側を、終端側の輪状部分2c、2dを作る側よりも幅狭の形状にすることで、鞄としての使用時にカン留め具に肩バンドが1本しか繋がっていないかのような視覚効果を得ることができる。
【0023】
図4は、鞄本体3の内側の様子を上側から見た図である。1対に設けられているフラップ式蓋3c、3dの間には、その間隔を、蓋3c、3dが座部として使用され、加重された時に定めた間隔以上に開かないようにする連結部7を有している。これにより、乳幼児を抱っこしているときに鞄本体3が大きく開口し、座部が鞄本体3の内側に入り込むといった所望しない事態を無くすことができる。なお、比較的大きくなった子供が座るときは、連結部7の長さを少し長くしておき、故意にフラップ式蓋3c、3dを凹ませ、座部への収まりをよくするという使用方法も考えられる。
【0024】
図5は、上記構成の肩かけ鞄1において、肩バンド2a、2bをクロス抱っこ紐として使用する際の様子を示す。肩かけ鞄1の使用者150の輪郭を参考のために示す。図6は、更に、乳幼児100の輪郭を参考のために示す。図6に示すように、乳幼児100は、使用者150側に向かい、フラップ式蓋3c又は3dを座部として座り、両足を使用者150の両腰付近、腰巻ベルト5の上側から両太もも150a、150bを出す。子供を抱きかかえる際は、カン留め具4cと肩バンド2bに設けてある係止部2cとの間に、背当てベルト8を取り付けて使用する。背当てベルト8は、本図では、背当てパッドを有するものとして描いてあるが、パッドの代わりに、小型のポーチ状のものを備えても良い。
【0025】
図7は、実施の形態に係る肩かけ鞄1の実施品を用いて、図6に示すように使用者150が幼児100を抱きかかえたときの様子を示す写真である。実施品では、背当てベルト8は、前述したようにポーチ状のものを備えている。フラップ式蓋3c、3dは、幼児の体重で撓み、腰の両側をサポートするように変形している。
【0026】
上記構成の肩かけ鞄1を用いれば、斜め掛けの状態から、肩ベルトを外して肩かけ鞄1を地面に置いたりすること無く、使用者の体の正面に持ってきて、肩ベルト2a、2bの間に手を差し込むだけで、クロス抱っこ紐の状態にできる。これにより、乳幼児を抱っこしても、両肩部分を通るベルトに力が分散され、首元等の1箇所に大きな負荷がかからないという利点がある。更には、2本の肩ベルト2a、2bの内の1本が、万が一切れても、いわば、2重に斜め掛けをしているような状態なので、肩かけ鞄1の座部(蓋3c、3d)が大きく傾くことが無く、乳幼児が落ちるのを防ぐことができる。
【0027】
なお、本発明の肩かけ鞄は上記構成に限定されること無く、種々の変形及び改良を施すことができる。例えば、鞄本体3の両サイドに、座部に乳幼児が座っていても鞄内部にアクセスできるようにする開口部を設けても良い。この際、鞄本体3の底よりも少し上のところまでしか開かないようにしてけば、万が一の閉め忘れがあっても、一度に中の物がこぼれ出るのを防ぐことができる。また、肩ベルト2は、ベルト穴及びバックルを用いる構成を採用しても良いが、例えば、カン留め具の数を帷子式のものを用いて調節可能としてもよい。
【0028】
また、クロス抱っこ紐として使用する時に、肩ベルト2a、2bの背中で交差する位置に、マグネットを組み込ませておくことも考えられる。万が一、2本の肩ベルト2a、2bが故意に切られた時でも、マグネットが強力であれば、鞄本体3が急に落下するのを防ぐ落下防止手段として機能させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の肩かけ鞄は、鞄としての用途以外に、乳幼児を抱っこすることも可能な構成を採用しているが、小型の段ボール箱等、小包などを簡易に運ぶのにも使用できるので、鞄本体3に入りきらないような少し大きな荷物でも安心安全に運べる鞄としての用途が考えられる。
【符号の説明】
【0030】
1、200 肩かけ鞄
2、2a、2b、202 肩ベルト
3、201 鞄本体
3a、3b 構成物
3c、3d フラップ式蓋
4a、4b 輪状のカン留め具
5 腰巻ベルト
6 腰巻ベルト収納ポケット
7 連結部材
8、205 背当てベルト
100、250 乳幼児
150 使用者(保護者)


図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2021-02-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、
前記肩ベルト又は肩紐は2本で構成され、前記2本のそれぞれの一端が前記鞄本体の上部2箇所の端部の内の一方に取り付けられ、前記2本のそれぞれの他端が前記2箇所の端部の内の他方に取り付けられており、
前記2箇所の端部の間に座部が設けられていることを特徴とする肩かけ鞄。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
前記鞄本体の2箇所の端部には、輪状のカン留め具が取り付けられており、
前記2本の肩ベルト又は肩紐の両端は前記カン留め具に留められており、2本の肩ベルト又は肩紐は、一方の端部から他方の端部へと向かう途中で交差し、他方の端部において並びが逆になるように、前記カン留め具の輪状の部分に留められている、ことを特徴とする請求項1に記載の肩かけ鞄。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明の肩かけ鞄は、肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、前記肩ベルト又は肩紐は2本で構成され、前記2本のそれぞれの一端が前記鞄本体の上部2箇所の端部の内の一方に取り付けられ、前記2本のそれぞれの他端が前記2箇所の端部の内の他方に取り付けられており、前記2箇所の端部の間に座部が設けられていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
前記鞄本体の2箇所の端部には、輪状のカン留め具が取り付けられており、前記2本の肩ベルト又は肩紐の両端は前記カン留め具に留められており、2本の肩ベルト又は肩紐は、一方の端部から他方の端部へと向かう途中で交差し、他方の端部において並びが逆になるように、前記カン留め具の輪状の部分に留められていることが好ましい。
【手続補正書】
【提出日】2021-07-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、
前記肩ベルト又は肩紐は2本の紐で構成され、前記2本のそれぞれの一端が前記鞄本体の上部2箇所の端部の内の一方に取り付けられ、前記2本のそれぞれの他端が前記2箇所の端部の内の他方に取り付けられており、
前記2箇所の端部の間に座部が設けられており、
前記2本の肩ベルト又は肩紐は、前記座部を使用者の正面に置いた状態で、使用者の背中でクロスする、クロス抱っこ紐として使用できることを特徴とする肩かけ鞄。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明の肩かけ鞄は、肩ベルト又は肩紐と、鞄本体とで構成される肩かけ鞄において、前記肩ベルト又は肩紐は2本で構成され、前記2本のそれぞれの一端が前記鞄本体の上部2箇所の端部の内の一方に取り付けられ、前記2本のそれぞれの他端が前記2箇所の端部の内の他方に取り付けられており、前記2箇所の端部の間に座部が設けられており、前記2本の肩ベルト又は肩紐は、前記座部を使用者の正面に置いた状態で、使用者の背中でクロスする、クロス抱っこ紐として使用できることを特徴とする。