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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022074324
(43)【公開日】2022-05-18
(54)【発明の名称】加熱撹拌調理システム
(51)【国際特許分類】
   A47J 37/04 20060101AFI20220511BHJP
【FI】
A47J37/04 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020184272
(22)【出願日】2020-11-04
(71)【出願人】
【識別番号】591136296
【氏名又は名称】株式会社大神
(74)【代理人】
【識別番号】100114661
【弁理士】
【氏名又は名称】内野 美洋
(72)【発明者】
【氏名】山田 宗弘
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040AA01
4B040AA08
4B040AC08
4B040AD09
4B040AD10
4B040AD14
4B040CA02
4B040CA16
4B040GD30
4B040LA11
(57)【要約】
【課題】食材を段階的に加熱しながら撹拌して調理を行うといった複雑な調理を容易に行わせることができる加熱撹拌調理システムを提供すること。
【解決手段】本発明では、食材を投入するドラム(6)を前高後低状に角度調節するための傾動機構(7)と、ドラム(6)を揺動させるための揺動機構(8)と、ドラム(6)の内部の食材を加熱するための加熱機構(9)と、ドラム(6)の内部の食材を撹拌するための撹拌機構(10)とを有し、ドラム(6)の長さが異なる2台の加熱撹拌調理装置(2,3)を、前後に連設した加熱撹拌調理システム(1)において、前後の加熱撹拌調理装置(2,3)を制御するためのコントローラー(C)で、前後の加熱撹拌調理装置(2,3)の傾動機構(7)と揺動機構(8)と加熱機構(9)と撹拌機構(10)とをそれぞれ独立して制御することにした。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食材を投入するドラムを前高後低状に角度調節するための傾動機構と、ドラムを揺動させるための揺動機構と、ドラムの内部の食材を加熱するための加熱機構と、ドラムの内部の食材を撹拌するための撹拌機構とを有し、ドラムの長さが異なる2台の加熱撹拌調理装置を、前後に連設した加熱撹拌調理システムにおいて、
前後の加熱撹拌調理装置を制御するためのコントローラーで、前後の加熱撹拌調理装置の傾動機構と揺動機構と加熱機構と撹拌機構とをそれぞれ独立して制御することを特徴とする加熱撹拌調理システム。
【請求項2】
前記コントローラーで、ドラムに投入する食材に応じて前後のドラムの傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の加熱撹拌調理システム。
【請求項3】
前記コントローラーで、ドラムに沿って設けられた複数の加熱機構をそれぞれ独立して制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱撹拌調理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食材を加熱しながら撹拌することで調理を行う加熱撹拌調理装置を連設した加熱撹拌調理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、炒めものや炒飯などのように食材を加熱しながら撹拌することで調理を行うための装置として、加熱撹拌調理装置が広く用いられている。
【0003】
この加熱撹拌調理装置は、基台に中空円筒状のドラムを一方向へ回転可能に取付けるとともに、基台にドラムの内部を加熱するための加熱機構を取付けた構成となっている。
【0004】
そして、従来の加熱撹拌調理装置では、中空円筒状のドラムの内部に食材を投入し、密閉したドラムを回転させながら加熱機構でドラムを外部から加熱することで、ドラムの内部の食材を加熱及び撹拌しながら調理するようにしている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009-154001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記従来の加熱撹拌調理装置では、ドラムの内部に投入した食材を単にまとめて炒める程度の調理であれば問題はないが、たとえば、炒飯のように、玉子と御飯とを加熱しながら撹拌することで炒めた後に、新たに具材を添加し、さらに新たに添加した具材とともに既に炒めた御飯等を加熱しながら撹拌することで再び炒めるなどといった段階的に異なる条件で加熱や撹拌を行う複雑な調理には適さないものであった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、食材を投入するドラムを前高後低状に角度調節するための傾動機構と、ドラムを揺動させるための揺動機構と、ドラムの内部の食材を加熱するための加熱機構と、ドラムの内部の食材を撹拌するための撹拌機構とを有し、ドラムの長さが異なる2台の加熱撹拌調理装置を、前後に連設した加熱撹拌調理システムにおいて、前後の加熱撹拌調理装置を制御するためのコントローラーで、前後の加熱撹拌調理装置の傾動機構と揺動機構と加熱機構と撹拌機構とをそれぞれ独立して制御することにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記コントローラーで、ドラムに投入する食材に応じて前後のドラムの傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度を制御することにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記コントローラーで、ドラムに沿って設けられた複数の加熱機構をそれぞれ独立して制御することにした。
【発明の効果】
【0010】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
【0011】
すなわち、本発明では、食材を投入するドラムを前高後低状に角度調節するための傾動機構と、ドラムを揺動させるための揺動機構と、ドラムの内部の食材を加熱するための加熱機構と、ドラムの内部の食材を撹拌するための撹拌機構とを有し、ドラムの長さが異なる2台の加熱撹拌調理装置を、前後に連設した加熱撹拌調理システムにおいて、前後の加熱撹拌調理装置を制御するためのコントローラーで、前後の加熱撹拌調理装置の傾動機構と揺動機構と加熱機構と撹拌機構とをそれぞれ独立して制御することにしているために、前後の加熱撹拌調理装置によって段階的に傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度などを変えて食材の調理を行うことができるので、複雑な調理を容易に行わせることができる。
【0012】
特に、コントローラーで、ドラムに投入する食材に応じて前後のドラムの傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度を制御することにした場合には、前後の加熱撹拌調理装置によって段階的に傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度などを変えて食材に適した調理を行うことができる。
【0013】
また、コントローラーで、ドラムに沿って設けられた複数の加熱機構をそれぞれ独立して制御することにした場合には、調理の途中で加熱温度を異ならせることができるので、これによってもより一層複雑な調理を容易に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る加熱撹拌調理システムを示す側面図。
図2】同説明図。
図3】加熱撹拌調理装置を示す側面図。
図4】同平面図。
図5】同正面図。
図6】同背面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明に係る加熱撹拌調理システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1及び図2に示すように、加熱撹拌調理システム1は、2台の加熱撹拌調理装置2,3を前後に並べて連設するとともに、加熱撹拌調理装置2,3の間に搬送装置4を介設した構成としている。
【0017】
そして、加熱撹拌調理システム1は、前側の加熱撹拌調理装置2の前側から食材を投入し、その食材を前側の加熱撹拌調理装置2で加熱しながら撹拌して前半の調理を行い、その後、前側の加熱撹拌調理装置2の後側から搬送装置4に前半の調理を終えた食材を転出し、搬送装置4で搬送し(新たに食材を加えてもよい)、食材を搬送装置4から後側の加熱撹拌調理装置3の前側に投入し、その食材を後側の加熱撹拌調理装置3で加熱しながら撹拌して後半の調理を行い、その後、調理を終えた食材を後側の加熱撹拌調理装置3の後側から搬出するようにしている。なお、加熱撹拌調理システム1は、前後の加熱撹拌調理装置2,3や搬送装置4をコントローラーCで適宜制御するようになっている。コントローラーCは、前後の加熱撹拌調理装置2,3及び搬送装置4に共通の1台のものを設けた構成でもよく、また、各加熱撹拌調理装置2,3や搬送装置4に個別のものをそれぞれ設けた構成でもよい。
【0018】
前側の加熱撹拌調理装置2と後側の加熱撹拌調理装置3は、食材を加熱しながら撹拌して調理することができる構成となっていればよく、それぞれ異なる構成となっていてもよいが、ここでは、長さの異なる同様の構成の加熱撹拌調理装置2,3を用いている。そのため、前側の加熱撹拌調理装置2の構成について以下に説明する。また、搬送装置4は、前側の加熱撹拌調理装置2から後側の加熱撹拌調理装置3に食材を搬送することができる構成となっていればよく、ここでは、上方を開放させたベルトコンベア式の搬送装置4を用いて新たに食材を添加することができる構成としている。そのため、搬送装置4の詳細な構成については説明を省略する。なお、搬送装置4は、前側の加熱撹拌調理装置2の後端部で支持されていてもよく、或は、後側の加熱撹拌調理装置3の前端部で支持されていてもよく、また、独立した基台で支持されていてもよい。
【0019】
加熱撹拌調理装置2は、図3図6に示すように、基台5の上部に前後方向に向けて伸延する中空円筒状のドラム6を左右揺動可能に設けている。基台5には、ドラム6を上下に傾動させる傾動機構7と、ドラム6を左右に揺動させる揺動機構8と、ドラム6の内部を加熱する加熱機構9とが設けられており、ドラム6には、内部で食材を撹拌する撹拌機構10が設けられている。なお、傾動機構7や揺動機構8や加熱機構9や撹拌機構10は、コントローラーCで適宜制御されるようになっている。
【0020】
ドラム6は、上方を開口させたパン部11と、パン部11の開口を開閉するカバー部12とで形成している。パン部11は、前後一対の半円板状の前後壁の間に半円弧断面を有する側壁を取付けることで下方に向けて凸状のハーフパイプ形状となっている。カバー部12は、前後一対の半円板状の前後壁の間に半円弧断面を有する側壁を取付けることで上方に向けて凸状のハーフパイプ形状となっている。これにより、ドラム6は、パン部11とカバー部12とで中心軸線を前後方向に伸延させた中空円筒形状となっている。このドラム6には、前端部に食材の投入口を形成するとともに後端部に食材の排出口を設けている。また、このドラム6には、パン部11に対してカバー部12を開閉するための開閉機構を設けて自動的にカバー部12を開閉できるようにしてもよい。
【0021】
傾動機構7は、基台5を床等に設置する固定台13とその固定台13に上下傾動可能に取付けた傾動台14とで構成し、固定台13の後端上部に傾動台14の後端下部をヒンジ15を介して取付けている。傾動台14には、ドラム6が左右揺動可能に設けられている。これにより、傾動台14(ドラム6)は、固定台13に対して後端部を中心にして前端部が上下に傾動できるようになっている。
【0022】
また、傾動機構7は、傾動台14の前端部に左右一対のシリンダ16,16を取付け、各シリンダ16のロッドの下端に転動輪17を取付けている。各シリンダ16のロッドは、傾動台14を貫通している。また、転動輪17は、固定台13の上面で移動可能となっている。これにより、シリンダ16のロッドを伸縮することで傾動台14ごとドラム6を上下に傾動させることができるようになっている。
【0023】
そして、傾動機構7は、シリンダ16のロッドを伸長させることで、ドラム6を前高後低状に傾斜した状態とすることができ、シリンダ16のロッドの伸縮によってドラム6の前高後低状の傾斜角度を調節することができるようになっている。なお、ドラム6の傾斜角度を調節することで、食材がドラム6の前端部から後端部まで移動する時間を調節することができ、これにより、ドラム6の内部での食材の調理時間を調節することができる。
【0024】
揺動機構8は、傾動台14の左右側前後端部に4本の支柱18を設けるとともに、左側又は右側の前後一対の支柱18,18の間に前後方向に向けて伸延させた円筒状のローラ19を回転自在に取付け、左右のローラ19の上部にドラム6を載置している。
【0025】
また、揺動機構8は、傾動台14の前端中央上部に駆動モータ20を取付けるとともに、駆動モータ20に駆動ギヤ21を取付け、一方、ドラム6のパン部11の前側外周部に半円弧状の従動ギヤ22を取付け、駆動ギヤ21と従動ギヤ22とを噛合させている。
【0026】
そして、揺動機構8は、駆動モータ20を左右に所定角度範囲で往復して回動させることで、基台5(傾動台14)に対してドラム6を左右方向に揺動させることができるようになっている。
【0027】
加熱機構9は、傾動台14の上部にドラム6のパン部11の下方を被覆するケーシング23を取付けるとともに、ケーシング23の内部に複数台(ここでは、3台)のマット型のバーナ(加熱装置)をドラム6に沿って並べて収容している。なお、バーナには、燃料供給管や排気ダクトなどが接続されている。
【0028】
この加熱機構9は、傾動台14の上部に固定されており、ドラム6とともに上下に傾動するが、ドラム6だけが加熱機構9から独立して左右に揺動するようになっている。
【0029】
そして、加熱機構9は、ドラム6のパン部11を加熱することで、ドラム6の内部を加熱することができ、火力を調節することで加熱温度を調節することができるようになっている。しかも、加熱機構9は、ドラム6に沿って複数のマット型のバーナを設けることで、ドラム6の内部の加熱温度をドラム6の伸延方向(食材の搬送方向)に沿って部分的に調節することができるようになっている。
【0030】
撹拌機構10は、ドラム6のパン部11の前後壁の間にドラム6の中心軸線と平行に前後方向に伸延する回動軸24を回動自在に取付け、回動軸24の前端部にドラム6の前端部に固定した駆動モータ25を接続するとともに、回動軸24の中途部に前後に間隔をあけて複数本(ここでは、7本)のアーム26の基端部を取付け、各アーム26の先端部に撹拌羽27を取付けている。
【0031】
そして、撹拌機構10は、駆動モータ25を駆動して回動軸24を回動させることで、撹拌羽27でドラム6の内部に投入された食材を撹拌させることができるようになっている。
【0032】
加熱撹拌調理装置2,3は、以上に説明したように構成している。なお、上記加熱撹拌調理装置2,3は、本発明を適用した一実施例に過ぎず、傾動機構7や揺動機構8や加熱機構9や撹拌機構10やそれらを制御するコントローラーCなどの具体的な構成は上記構成に限られず適宜設計されるものである。
【0033】
そして、図1及び図2に示すように、加熱撹拌調理システム1では、中空状のドラム6の内部に投入した食材を撹拌機構10で撹拌するとともに加熱機構9で加熱することで食材を調理する加熱撹拌調理装置2,3を搬送装置4を介して前後に連設し、各加熱撹拌調理装置2(3)のドラム6を前高後低状に角度調節可能に傾斜させて配置して、連設した複数の加熱撹拌調理装置2,3を用いて食材を連続して投入し調理する構成となっている。
【0034】
その際に、加熱撹拌調理システム1では、コントローラーCによって、食材(メニュー)に応じて前後の加熱撹拌調理装置2,3の傾動機構7と揺動機構8と加熱機構9と撹拌機構10とをそれぞれ独立して制御し、前後の加熱撹拌調理装置2,3の傾動角度や揺動速度や加熱温度や撹拌速度をそれぞれ異ならせて食材を調理するようにしている。
【0035】
そのため、上記構成の加熱撹拌調理システム1では、たとえば炒飯のように、前側の加熱撹拌調理装置2において玉子と御飯とを加熱しながら撹拌することで炒めた後に、搬送装置4において新たに肉や野菜などの具材を添加し、さらに新たに添加した具材とともに既に炒めた御飯等を後側の加熱撹拌調理装置3において加熱しながら撹拌することで再び炒めるなどといった調理を行うことができるので、食材を段階的に加熱しながら撹拌して調理を行うことができ、複雑な調理を容易に行わせることができる。
【0036】
また、上記加熱撹拌調理システム1は、搬送装置4で搬送される食材に新たな食材を追加可能とした構成となっている。
【0037】
そのため、上記構成の加熱撹拌調理システム1では、調理の途中で食材を添加することができ、より一層複雑な調理を容易に行わせることができる。
【0038】
また、上記加熱撹拌調理システム1は、前側の加熱撹拌調理装置2又は/及び後側の加熱撹拌調理装置3に複数の加熱機構9をドラム6に沿って設けた構成となっている。
【0039】
そのため、上記構成の加熱撹拌調理システム1では、ドラム6の内部の加熱温度を部分的に調節することで、調理の途中で加熱温度を異ならせることができるので、これによってもより一層複雑な調理を容易に行わせることができる。
【0040】
さらに、上記加熱撹拌調理システム1は、前側の加熱撹拌調理装置2のドラム6の長さと後側の加熱撹拌調理装置3のドラム6の長さとを異ならせた構成となっている。なお、ここでは、前側の加熱撹拌調理装置2のドラム6の長さを後側の加熱撹拌調理装置3のドラム6の長さよりも長くしている。
【0041】
そのため、上記構成の加熱撹拌調理システム1では、調理の前半と後半とで調理時間や加熱温度を異ならせることができるので、これによってもより一層複雑な調理を容易に行わせることができる。
【符号の説明】
【0042】
1 加熱撹拌調理システム 2,3 加熱撹拌調理装置
4 搬送装置 5 基台
6 ドラム 7 傾動機構
8 揺動機構 9 加熱機構
10 撹拌機構 11 パン部
12 カバー部 13 固定台
14 傾動台 15 ヒンジ
16 シリンダ 17 転動輪
18 支柱 19 ローラ
20 駆動モータ 21 駆動ギヤ
22 従動ギヤ 23 ケーシング
24 回動軸 25 駆動モータ
26 アーム 27 撹拌羽
C コントローラー
図1
図2
図3
図4
図5
図6