(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022075423
(43)【公開日】2022-05-18
(54)【発明の名称】日向ボッコ車
(51)【国際特許分類】
A47C 9/10 20060101AFI20220511BHJP
A47C 7/00 20060101ALI20220511BHJP
【FI】
A47C9/10 Z
A47C7/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020193860
(22)【出願日】2020-11-04
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(71)【出願人】
【識別番号】520458152
【氏名又は名称】小森 進
(71)【出願人】
【識別番号】520418813
【氏名又は名称】小森 功
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
【テーマコード(参考)】
3B095
【Fターム(参考)】
3B095AA09
3B095AB07
3B095AC03
3B095AC06
3B095AC08
3B095AC10
3B095CA02
(57)【要約】
【課題】従来の腰掛車は、物品を篭に収めて行動できるが、以外のことはできないという問題があった。これは、腰掛けして移動することが目的であるためである。
【解決手段】腰掛車にテーブル車を一体にして設けた日向ボッコ車において、先ず飲食物をテーブルの収容器に収めて外出して、一方の肘掛杆を跳ね上げ取外して進入して腰掛けできるように構成した。これにより、背凭れて悠悠として日光浴を、すなわち、日向ボッコをする。そしてゆっくりと足振りまた走行して軽く運動しては、お茶や水を飲んで水分を充分にとって休息して日向ボッコができるという健活度の高い日向ボッコ車を提供できて、そしてより一層の健やかなる健康生活を全うすることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輪を有する腰掛車とその前部に車輪を有するテーブル車とを各車輪上部に各支持横軸で可動可能なるように軸架するとともに、該腰掛車の柱杆の各上部に取手とブレーキを中間辺に有する肘掛杆の端部を可動可能に軸架するとともに、該各肘掛杆の他端部を緩やかに鍵状に折曲げして嵌合筒を設けるとともに、可動可能に軸架した収容器を有するテーブル車の柱杆の上部に該嵌合筒が嵌着できる被嵌合筒を形成して設けて、前各嵌合筒を該被嵌合筒に脱着可能に嵌着できるように形成して設けた日向ボッコ車。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、健康生活の活性化を図った日向ボッコ車(日光浴車)に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の椅子車は腰掛の下に篭を取付けた、腰掛けて歩行、押走する車がある。
【開発の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べた従来の椅子車では収容してある物品を移送することはできるが、その物品を活用することは難しいことである。
【0004】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を踏まえて改善を図ろうとするものであり、不備を効果的に活用して楽しい椅子車を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成するために、背凭れを有する腰掛を設けた椅子車本体と該椅子車本体の前部に飲食物や小物などを収容できるテーブル車を設けて形成したものである。
【0006】
また、第2の課題解決手段は、水分なども充分にとりながら軽い運動をして、快適に日日を送ることができるように収容器を配置した構成としたものである。
【0007】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、テーブル車を併設したことにおいて、水分を摂り乍ら日光浴が楽しくなりより充分に浴することができる。
【0008】
また、第2の課題解決手段による作用は、腰掛けをして足の振り連動をして僅少ではあるが走行もできるので足の運動にもなり、健康に有益な効果を発揮する。
【発明の効果】
【0009】
上述したように本発明の日向ボッコ車は、より充分なる日光浴を全うすることができ、健康生活度の高い日向ボッコ車を提供することができる。
【0010】
また、室内においてもテーブル車を有しているため、物品の移送できて便利に容易に有効に用立てできる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を
図1、
図2に基づいて説明する。
【0013】
図において、1は4本のパイプ状の各車輪2を有する柱杆で、その高さ腰掛けをした肩程の寸法にするとともに、横巾をゆとりある肩巾程の寸法に各設けて、そして2本の柱杆1に各車輪2の上位部と中間部と上端部との各辺部に、各横杆3を固着して設けて、次いで2本の柱杆1Aに各車輪2の上位部と上端部とに各横杆3Aを固着して設けて、該柱杆1Aと前記柱杆1の間隔間の各固着部に、支持軸杆4を可動可能に軸架5するとともに、中間部辺に取手6とブレーキレバー7を有する肘掛杆8の端部を前記柱杆1の上端部に可動可能になるようにして軸架5Aしてその他端部を緩やかに曲設して、嵌合筒9を設けて形成して、柱杆1Aの上端部に前記嵌合筒9を嵌着可能に嵌着できる被嵌合筒10を設けて、合体できるように形成して設けて、2本の短杆を可動可能に軸架5Cするとともにその縦杆11を支持軸杆4の中間部辺に可動可能なるように軸架5Dするとともに横杆12を柱杆1の中間部辺に軸架5Eして座具13を有して腰掛14を設けて、腰掛車15を形成して設けられてある。
【0014】
また、上記腰掛14を有する腰掛車15体とともに、上記柱杆1Aに車輪2Aを上部に有して設けた被嵌合筒10の下部辺に収容器17を有するテーブル18を可動可能なるように軸架5Fして、該テーブル18の下部に、緩やかに曲設した嵌合筒19固着して設けて、端部を緩やかに曲設して支持杆20の端部を被嵌合筒16に嵌入可能に嵌着するとともに、その他端部を柱杆1Aに固着した軸21に可動可能に軸架5Gしてテーブル車22を形成して設けられてある。
【0015】
ここで、上記柱杆1の肘掛杆8の嵌合筒9を各柱杆1Aの被嵌合筒10に嵌着可能に嵌着して日向ボッコ車23が構成されて設けられる。また、涼み車である。
【0016】
また、24は背凭で柱杆1の上部辺に設けられてある。
【0017】
また、25は鍵で、各嵌着部に施錠されるものである。
【0018】
また、26はブレーキである。
【0019】
また、27はブレーキレバー7とブレーキ26とを繋ぐワイヤーである。
【0020】
そして、28は可動自在の軸具である。
【0021】
以下、上記構成の動作を説明する。収容器17に、飲用水や小物などを収容して、外出して、腰掛けするときは、一方の肘掛杆8を上部に跳ね上げてそこより入って腰掛14けて背凭22れて悠悠として休息できるという効果を発揮する。
【0022】
この際、嵌合部に掛けてある鍵25は、腰掛14に出入する一方は取外してあるが、他方は常時完全に施錠しておくものである。
【0023】
また、腰掛けして足振り運動を行ったり、取手6を握って歩行して、休息しては水を飲用するなどして充分に水分を補給することができて、健やかに時を過ごすことができるという更なる効果を発揮するものである。以上のように本実施形態によれば健活効果が得られるものである。
【0024】
ここで、本発明の日向ボッコ車23(日光浴車)のようなものを広用して長寿を全うすることを願うものである。
【符号の説明】
【0025】
1 柱杆
2 車輪
3 横杆
4 支持軸杆
5 軸架
6 取手
7 ブレーキレバー
8 肘掛杆
9 嵌合筒
10 被嵌合筒
11 縦杆
12 横杆
13 座具
14 腰掛
15 腰掛車
16 被嵌合筒
17 収容器
18 テーブル
19 嵌合筒
20 支持杆
21 軸
22 テーブル車
23 日向ボッコ車
24 背凭
25 鍵
26 ブレーキ
27 ワイヤー
28 軸具